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2020年8月20日 (木) 00:00時点における版
略歴
- 1937年9月6日:岸田國士、久保田万太郎、岩田豊雄の発起にて結成。友田恭助・田村秋子夫妻を中心とした劇団として構想されたが、友田はすぐに日中戦争に召集され10月6日に戦没した。
- 11月31日、東宝の後援により[2]、田村秋子を主役とした旗揚興行を予定していたが、田村が「見世物」となることを拒否して、11月19日に上演中止に。
- 1938年3月25日:第一回公演、上演作は「みごとな女」、「我が家の平和」、「クノック」の3本。俳優としては徳川夢声、中村伸郎、森雅之、杉村春子らが参加しており、演出家にのちの久生十蘭(本名の阿部正雄で参加)、舞台監督には戌井市郎がいた[3]。
- 1938年:研究所開所。
- 1940年:森本薫入座、「富島松五郎伝」「怒濤」「女の一生」などを書き下ろす。
- 1947年:フランス演劇研究会発足。
- 1949年:巣鴨に附属演劇研究所開校。「アトリエ公演」始まる。芥川比呂志、加藤道夫、長岡輝子、加藤治子らの「麦の会」が合流。
- 1950年:信濃町にアトリエ落成、以降アトリエ公演はアトリエにて上演。座歌制定(作詞・岸田國士、作曲・早坂文雄)
- 1961年:附属演劇研究所開設(現在の研究所)。
- 1963年1月:芥川比呂志、高橋昌也、加藤和夫、高木均、仲谷昇、小池朝雄、名古屋章、神山繁、三谷昇、岸田今日子、文野朋子、加藤治子ら座員29名が脱退、福田恆存と現代演劇協会・劇団雲創立を発表
- 1963年12月:『喜びの琴』上演中止をめぐり、三島由紀夫、矢代静一、松浦竹夫、中村伸郎、北見治一、賀原夏子、丹阿弥谷津子、南美江、村松英子ら14名が脱退(のちに劇団NLT創立)
- 1977年:第11回紀伊國屋演劇賞団体賞受賞。
- 2010年:代表の戌井市郎が死去した後に加藤武が代表代行に就任。2015年5月に代表に。
- 2003年:第37回紀伊國屋演劇賞団体賞受賞。
- 2013年:「文学座アトリエの会」が、第20回読売演劇大賞芸術栄誉賞受賞。
- 2015年:第50回紀伊國屋演劇賞団体賞受賞[4]。
- 2016年:2015年に死去した加藤武の後を受け、江守徹が代表に就任[1]。
主な座員
演技部員
男優
- 川辺久造
- 江守徹
- 小林勝也
- 三木敏彦
- 鵜澤秀行
- 岡本正巳
- 坂部文昭
- 角野卓造
- 高瀬哲朗
- 田村勝彦
- 塾一久
- 鈴木弘秋
- 若松泰弘
- たかお鷹
- 浅地直樹
- 横山祥二
- 田中明生
- 松井工
- 加納朋之
- 脇田茂
- 鍛冶直人
- 原康義
- 助川嘉隆
- 得丸伸二
- 松尾勝久
- 椎原克和
- 石田圭祐
- 早坂直家
- 石川武
- 斎藤志郎
- 大原康裕
- 渡辺徹
- 大滝寛
- 押切英希
- 沢田冬樹
- 中村彰男
- 吉野正弘
- 今村俊一
- 髙橋耕次郎
- 西岡野人
- 廣田高志
- 瀬戸口郁
- 藤側宏大
- 清水明彦
- 木津誠之
- 林田一高
- 高橋ひろし
- 亀田佳明
- 松角洋平
- 石橋徹郎
- 今井朋彦
- 高塚慎太郎
- 佐川和正
- 神野崇
- 大場泰正
- 横田栄司
- 粟野史浩
- 入江修平
- 細貝光司
- 植田真介
- 清水圭吾
- 上川路啓志
- 星智也
- 反田孝幸
- 山森大輔
- 柳橋朋典
- 岸槌隆至
- 城全能成
- 浅野雅博
- 川辺邦弘
- 田中宏樹
- 釆澤靖起
- 清水幹生
- 藤川三郎
- 外山誠二
- 高橋克明
- 櫻井章喜
- 南拓哉
- 斉藤祐一
- 醍醐貢介
- 関輝雄
- 駒井健介
- 宮内克也
- 石渡一成
準所属男優
女優
- 本山可久子
- 玉井碧
- 吉野由志子
- 寺田路恵
- 立石あゆみ
- 中川雅子
- 三浦純子
- 山本あゆみ
- 神保共子
- 門美樹
- 新橋耐子
- 藤堂陽子
- 古坂るみ子
- 高橋紀恵
- 石井麗子
- 片渕忍
- 城所磨里
- 南一恵
- 北村由里
- 山谷典子
- 山本道子
- 小野洋子
- 平淑恵
- 佐藤麻衣子
- 太刀川亞希
- 千田美智子
- つかもと景子
- 東幸枝
- 田中由美子
- 藤﨑あかね
- 大野容子
- 松岡依都美
- 郡山冬果
- 清水馨
- 塩田朋子
- 鈴木亜希子
- 征矢かおる
- 渋谷はるか
- 金沢映子
- 牧野紗也子
- 赤司まり子
- 上田桃子
- 八十川真由野
- 荘田由紀
- 富沢亜古
- 倉野章子
- 渡辺多美子
- 山本郁子
- 山崎美貴
- 永川友里
- 名越志保
- 頼経明子
- 浅海彩子
- 増岡裕子
- 目黒未奈
- 奥山美代子
- 栗田桃子
- 太田志津香
- 千田美智子
- 岡寛恵
- 吉野実紗
- 金松彩夏
- 鬼頭典子
- 下池沙知
- 添田園子
- 山田里奈
- 梅村綾子
- 松山愛佳
- 福田絵里
- 伊藤安那
- 永宝千晶
準所属女優
演出部員
故人
- 杉村春子
- 小瀬格
- 三津田健
- 七尾伶子
- 北村和夫
- 戌井市郎
- 荒木道子
- 飯沼慧
- 高原駿雄
- 麻志那恂子
- 松下砂稚子
- 稲野和子
- 今福将雄
- 加藤武
- 八木昌子
- 戸井田稔
- 矢吹寿子
- 坂口芳貞[5]
- 金内喜久夫[6]
かつて所属した主な俳優(元・文学座座員)
- 劇団雲参加者
- 徳川夢声
- 中村伸郎
- 宮口精二
- 南美江
- 賀原夏子
- 北城真記子
- 青野平義
- 北見治一
- 奥野匡
- 宮内順子
- 金子信雄
- 丹阿弥谷津子
- 大泉滉
- 高木均
- 斎藤邦唯
- 高橋幸治
- しめぎしがこ
- 樹木希林(1期生)
- 岸田森(1期生)
- 草野大悟(1期生)
- 小川眞由美(1期生)
- 寺田農(1期生)
- 橋爪功(1期生)
- 石立鉄男
- 細川俊之
- 加藤嘉
- 高橋悦史
- 下川辰平
- 大出俊
- 小野武彦
- 竜崎勝
- 赤座美代子
- 三浦真弓
- 服部妙子
- 藤田弓子(5期生)
- 宇津宮雅代(7期生)
- 村野武範(8期生)
- 西岡徳馬(9期生)
- 木村夏江
- 矢野間啓治
- 松田優作(12期生)
- 中村雅俊(13期生)
- 竹本和正(15期生)
- 森田順平(16期生)
- 山口裕章(元:ジャニーズJr.)
- 二宮さよ子
- 鈴鹿景子
- 田中裕子(18期生)
- 寺島しのぶ
- 白鳥哲(2006年11月より大沢事務所へ移籍)
- 冷泉公裕
- 吉水慶
- 長谷川博己(41期生)
- 香月弥生(2006年11月より劇団四季に所属)
- 佐藤淳
- 内野聖陽(2011年12月よりスターダストプロモーションと業務提携)
- 福田裕子
- 林昭夫
- 平野正人
- 菅生隆之(2017年6月よりフクダ&Co.に移籍)
- 村治学(2018年9月よりフリーランス)
- 佐古真弓(2017年6月よりフクダ&Co.に移籍)
- 山像かおり(2017年6月よりフクダ&Co.に移籍)
文学座演劇研究所出身者
- 小林千登勢
- 北村総一朗(1期生)
- 菅野菜保之(1期生)
- 寺田農(1期生)
- 樹木希林(1期生)
- 浜田晃(3期生)
- 桂玲子(3期生)
- 黒柳徹子(3期生)
- 宮本信子(3期生)
- 中山仁(4期生)
- 出口典雄(5期生)
- 吉田日出子
- 清水綋治
- 串田和美
- 小島敏彦(7期生)
- 原田大二郎(7期生)
- 峰岸徹(7期生)
- 横光克彦(8期生) 政治家に転身し、政界引退後俳優復帰。(オフィス斬所属)
- 市毛良枝(9期生)
- 北村明子(10期生)
- 弥永和子(10期生)
- 滝田栄(10期生)
- 桃井かおり(11期生)
- 阿川泰子(12期生)ジャズシンガー
- 山西道広(12期生)
- 梅沢昌代(12期生)
- 本田博太郎(13期生)
- 神田紫(13期生)
- 宮内淳(14期生)
- 田山涼成(15期生)
- 内藤剛志(16期生)
- たいらいさお歌手、NHK「おかあさんといっしょ」3代目うたのおにいさん
- 堀尾正明(俳優座→NHKアナウンサー→フリーアナウンサー)
- 松澤一之(17期生)
- 山下真司(17期生)
- 松本修(19期生)
- 渡辺徹(20期生)
- 小川菜摘(20期生)
- 大塚明夫(22期生)
- 又野誠治(22期生)
- 佐藤尚宏(22期生)
- 黒田崇矢(23期生)俳優、声優 (アクセルワン所属)
- 宇垣秀成(23期生)声優 (81プロデュース所属)
- 鈴木砂羽(33期生)
- 波岡一喜(39期生)
- 斉藤慎二(43期生)芸人、ジャングルポケット(吉本興業所属)
- 堀口茉純(45期生)女優、歴史作家
- 花田ゆういちろう(54期生)NHK「おかあさんといっしょ」12代目うたのおにいさん
- チョー
- 三雲孝江(合格したが、アナウンサーになる道を選んだ)
- 川口雅代
- 高杉亘
- 佐藤二朗
- 上田陽司
- 高乃麗
- 村松えり
- 尾崎右宗
- 藤敏也
- 上楽敦子
- 松野芳子
- 勅使瓦武志
- 大滝進矢
脚注
- ^ a b 江守徹が文学座 新代表に就任 - シアターガイド 2016年4月6日
- ^ 大笹吉雄『女優 杉村春子』(集英社)P.117
- ^ 大笹吉雄『女優 杉村春子』(集英社)P.119-120
- ^ 第五十回 紀伊國屋演劇賞決定のお知らせ(紀伊国屋書店)
- ^ “坂口芳貞さん、大腸がんで死去…モーガン・フリーマン吹き替えなど数多く担当”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2020年2月15日) 2020年4月29日閲覧。
- ^ “文学座俳優の金内喜久夫さん死去、87歳 がんのため”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2020年4月29日) 2020年4月29日閲覧。
外部リンク
- 公式サイト
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