「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」の版間の差分
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2020年8月19日 (水) 23:59時点における版
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS | |
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Godzilla : Tokyo S.O.S. | |
監督 | 手塚昌明 |
脚本 |
横谷昌宏 手塚昌明 |
製作 | 富山省吾 |
出演者 |
金子昇 吉岡美穂 虎牙光揮 大塚ちひろ 長澤まさみ 中尾彬 小泉博 |
音楽 | 大島ミチル |
撮影 |
関口芳則(本編) 江口憲一(特撮) |
編集 | 普嶋信一 |
制作会社 | 東宝映像美術 |
製作会社 | 東宝映画 |
配給 | 東宝 |
公開 | 2003年12月13日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 13億円[1] |
前作 | ゴジラ×メカゴジラ |
次作 | ゴジラ FINAL WARS |
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(ゴジラ モスラ メカゴジラ とうきょうエス・オー・エス)は、2003年(平成15年)12月13日に公開された日本映画で、「ゴジラシリーズ」の第27作である。併映は『とっとこハム太郎 ハムハムハグランプリン オーロラ谷の奇跡』。興行収入は13億円で、観客動員数は110万人(平成ゴジラ映画作品の中で観客動員数は次回作のゴジラファイナルウォーズに次いで2番目に少ない作品となった)。
概要
第3期ゴジラシリーズ(ミレニアムシリーズ)の第5作である本作は、前年に公開された『ゴジラ×メカゴジラ』の好評を受けて製作された、同作の直接の続編である[2][3]。制作の富山省吾は、製作報告会見で本作を新世紀のゴジラシリーズのゴールと位置づけていた[3]。
前作で主人公を演じた釈由美子も少し登場するが、本作の主人公は金子昇が演じる3式機龍の整備士となる。また、金子は『百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える』でも主演しているが、これは上映時間が短いため、長編映画としては本作が初である[3]。
前作に引き続き、自衛隊の全面協力が行われており、主演の金子昇も整備士の役作りのため航空自衛隊に体験入隊をしている。C-1輸送機の整備作業に参加させてもらい、そこで整備士として必要な敬礼の仕方や工具の使い方を教わったうえに、「どうして整備士になったのか?」という経験を聞かせてもらい、外面だけでなく内面でも整備士らしく演じることができている。[4]
前作でも作中で語られたように1961年の映画『モスラ』と直接つながった世界であり、共通人物として小泉博が同じ中條信一役で出演している。モスラが卵、幼虫、成虫でそれぞれ登場した。モスラの登場は配給側からの要請によるもので[2]、メカゴジラとモスラは共に「ゴジラシリーズ」での再登場の多い怪獣だが、本作で初共演となる。ストーリー上は『モスラ対ゴジラ』のオマージュも散見される[2]。
劇中では「メカゴジラ」の名称は一切出てこない(タイトルは「ゴジラ モスラ 機龍」と出た後に「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ」に変わってから本編が始まる、という形になっている)。
モスラの小美人はこれまでの作品と異なり、箱や籠に入って人間に運ばれる等の物理的な移動はせず、どこからともなく現れては消えるといったより妖精らしく神秘的な演出がされている。双子であるがそれぞれに名前もあり、衣装は昭和の小美人に近い南方風のものとなっている(ただしセパレート)。小美人を演じる大塚ちひろと長澤まさみはどちらも東宝シンデレラ出身である。
特撮パートでは、東京タワーと国会議事堂の破壊シーンが大きな見せ場として用意された[2]。タワーは1961年の『モスラ』を、議事堂は1954年の『ゴジラ』を、それぞれ踏襲した選定である。ゴジラが東京タワーを破壊したのは今作が初となる。富山によると、日本を代表する建物の国会議事堂と東京タワーがゴジラのゴールとして壊すのにふさわしいとして選ばれた[3]。
ストーリー
かつてインファント島を調査し、モスラの日本襲撃の際に尽力した中條信一の元に小美人が現れる。彼女たちは死んだ生物に人間が手を加えてはならないとして、機龍を海に帰すよう勧告、その代わりにモスラが命をかけてゴジラを食い止めることを約束する。しかし、その場に居合わせた信一の甥・義人にとって、それは受け入れられない要請だった。なぜなら彼は機龍の整備士なのである。
信一が旧友でもある五十嵐隼人首相に直接、この件を請願に行ったことから、事態は問題化することになる。政府にとって機龍はゴジラ対策の要であり、モスラは先般日本を襲撃した敵にほかならないからだ。政府はこの請願を拒否し、先の対ゴジラ戦で大きく損傷した機龍の整備を急がせる。
ゴジラの脅威は再び日本に迫りつつあった。九十九里浜ではゴジラに襲われたと推測される巨大生物カメーバの死体が打ち上げられ、グアム島沖ではアメリカの原子力潜水艦がゴジラに襲撃される。政府は1年前に対ゴジラ戦で破壊し尽され、再開発途中の品川地区で迎撃することを決定する。
そしてついにゴジラが東京に上陸する。その進路上には機龍の設けられている八王子駐屯地がある。一方、信一の孫・瞬はモスラを呼び寄せるため、学校の校庭に机を持ち出してインファントの紋章を描く。ゴジラが品川埠頭の防衛ラインを突破したその時、どこからともなくモスラが飛来、ゴジラと激突する。
五十嵐は機龍の出動を待機させるも、モスラはゴジラの攻撃に傷ついていく。その姿を見た五十嵐は機龍の出動を決意する。東京を舞台に、決戦の火蓋が切られる。
ゴジラと死闘の中、モスラが倒され、機龍もゴジラとの近接戦闘で回路を破壊され起動停止に陥るが、義人の修理により再起動。ゴジラとの戦いは終盤へ向かう。
そんな中、モスラの子供の幼虫が生まれ、東京へ向かう。そして、ゴジラに大量の糸を吐きかけ、動きを封じる。その時、小美人が人間たちにゴジラの骨を海に沈める(=機龍を海に沈める)よう訴える。その時機龍が再び暴走し、ゴジラを抱えて海へ飛行し始めた。義人は機龍とともに海に沈もうとするが、機龍はそれを拒むように非常口を開き、機龍は義人に、義人は機龍へ別れを告げ、義人は機龍から脱出した。
ゴジラを抱えたまま機龍は海へ身を投げ、ゴジラの骨と魂は静かに沈んでいった。そうして物語は終局を迎える。
登場怪獣
- ゴジラ
- モスラ
- 3式機龍
- 前作の3式絶対零度砲(アブソリュート・ゼロ)が破損したため、右腕に4式対獣掘削装置(スパイラル・クロウ)と胸部に4式3連装ハイパーメーサー砲が新たに装備される。
- カメーバ
- 九十九里浜に打ち上げられた死体として登場。
登場人物
- 中條 義人
- 本作の主人公。特生自衛隊(特自)一曹。3式機龍整備士。26歳[5]。中條信一の甥で、信一の弟である信次の息子。「機械の心が分かり、声を聞くことができる」と豪語するほど機体整備を生き甲斐とする熱血漢。初めて整備した機体はF-1支援戦闘機で、この機体にも相当な思い入れを持つ。休暇中に出会った小美人が機龍を破棄するように警告した際には機龍を守りたい一心で反対するが、機龍が戦いを望んでいないのかと思い始める。
- 機龍がゴジラとの戦闘中、機駆動系統の故障でコントロール出来なくなった際、自ら戦地に赴き修理に当たったり、メンテナンスハッチの故障によって機龍から出られなくなるが、作戦に支障が出てはいけないと嘘の退避報告をするなど自衛隊員としての使命感も強い。
- ゴジラとの決着に至って機龍がゴジラとの戦いを望まず静かに眠りたい本意を知り、機龍から脱出する際「SAYONARA YOSHITO」という別れのメッセージを受け取って機龍との別れを告げる。
- 如月 梓
- 特自・機龍隊、しらさぎ2号機のパイロット(葉山進の後任)。26歳[5]。4年前は整備士で、航空自衛隊での義人の親しい同僚だった。空を飛びたいという思いから機龍隊に志願し、茜たちの壮行会の日に第1機龍隊の一員に任命される。
- 朗らかで義人に好意を寄せているらしいが、義人がそれに気付かないほど鈍感なことに少々不満な様子である。怪獣にも詳しく、漂着した怪獣の死骸がカメーバだと機龍隊の中で真っ先に認識している。
- ゴジラとの戦いでは、義人の頼みを受けて機龍を操縦する秋葉をサポートし、その後は機龍から出られなくなった義人を救うために奮闘する。
- 秋葉 恭介
- 特自・機龍隊、機龍正オペレーター(家城茜の後任)。26歳[5]。元空自のトップガン。世界でたった1機しかない機龍を自らの手で動かしたいという思いから第1機龍隊に志願し入隊した。
- 機龍の操縦技量は十分だが荒々しく自意識過剰な性格で、自分の操縦するメカには乱暴な扱いをしていることで、義人とは不仲でたびたび対立する。しかし義人が父親の功の気持ちを知ってからは心配されるようになり、義人が機龍から脱出する際は梓と協力して命がけの救出を行う。
- 富樫
- 特自二佐。機龍隊隊長。37歳[6]。引き続き機龍の現場指揮を執る。前作に比べると出番と台詞が少ない。
- 神崎
- 特自・機龍整備班班長。47歳[5]。土橋が機龍の修復について質問した際に義人の主張を尊重しながら返答する。
- 秋葉と揉め合ったことを不問としたり、信一と瞬の捜索に自身の愛車を貸し与えるなど、義人にとって良き上司である。
- 一柳
- 特自幕僚長。55歳。前作に引き続き3式機龍司令室より直接指示を出す。ゴジラの再上陸が決定した際には、更地となったままの品川で再戦すると強引に決断する。
- 土橋
- 防衛庁長官。前作に引き続き五十嵐の下で務める。
- 秋葉 功
- 防衛庁長官政務官。恭介の父親。息子が機龍のオペレーターであることには内心反対しており、モスラが代わりに戦うことに関心を持ち、義人に休暇中の出来事を尋ねた。しかし結局出動を決定した機龍を見守る。
- 二階堂
- 特自・特殊作業班の責任者。42歳。九十九里海岸に漂着したカメーバの死骸の検分と回収作業を担当する。カメーバについての知識も持ち、カメーバを知る梓に関心を示す。
- 菅野 吾郎
- 低温物理学の権威。アブソリュート・ゼロの修復は不可能と断言したが、機龍は動くと信じている。
- 前作で機龍を開発した4人の権威たちの中では唯一前作に引き続いての登場だが、出番はワンシーンのみである。
- 田所
- 特自・機龍整備班整備士。27歳。義人の友人でもあり、機龍整備中に呆然としていた義人に気付き理由を尋ねる。
- 望月
- 特自・機龍整備班整備士。28歳。田所と同様に義人の友人でもあり、義人が機龍を現地で応急修理した際には、通信を受けながら田所たちと共に全力でサポートする。
- 中條 瞬
- 信一の孫で義人の甥の小学生。10歳[5]。義人を「義おじちゃん」と呼ぶ。祖父から43年前の出来事を聞き、ゴジラが現われた際、モスラを呼ぼうと当時と同じモスラの紋章を港区立田町小学校の校庭に多数の机を並べて形作り、モスラを呼び寄せた。後に信一と共に避難していた際に、2人で瓦礫の下敷きとなってしまうが、駆けつけた義人に救われて日比谷公園の指揮所に避難し、機龍の応急修理へ向かう義人を見送る。
- 関根 健二
- 特自一尉。28歳。フルネームは本作で判明。茜や葉山と同じく本作で研修のためアメリカに派遣される。台詞は一言のみ。
- 葉山 進
- 特自二尉。26歳。フルネームは本作で判明。茜や関根と同じく本作で研修のためアメリカに派遣される。現在は茜と打ち解け、壮行会ではさりげない気遣いも見せる。台詞は一言のみ。
- 小美人(ヒオ・マナ)
- かつて43年前に中條信一ら人間の前に現われた小美人の同族。その時に小美人を救った信一を信用して、機龍(厳密にはゴジラの骨)を破棄するよう警告に来た。その見返りとしてゴジラはモスラが倒すことを約束する。2人が一緒に念じることで、プラモデル程度の物体を浮遊させる念力を使うことができる。なお、右に腕輪をしているのがヒオで、左に腕輪をしているのがマナ。
- 家城 茜
- 前作の主人公。特自二尉。29歳[6]。1年前のゴジラとの戦いで機龍に直接乗り込み、引き分けた。本作では研修のため葉山や関根と共にアメリカに派遣される。
- 派遣前夜の壮行会後に機龍のドックで義人に会った際、彼と似た部分があると感じると同時に、「機龍を残して日本を離れるのは残念」「機龍はもう戦いたくないのかもしれない」と思いを語り、機龍の後見を託す。
- 中條 信一
- 言語学者で、義人の伯父であり瞬の祖父。74歳[5]。43年前のインファント島調査で小美人と出会い、悪徳興行師のネルソンによって誘拐され見世物にされてしまった小美人を救った過去がある。五十嵐とは個人的な友人でもある。
- 悩む義人にアドバイスしたり、モスラを呼ぶためにいなくなってしまった瞬を単身で探しに行き、瓦礫が自分たちに降り注いだ時にも身を挺して瞬をかばおうとする、温厚で甥・孫思いな人物である。
- 劇中での初登場シーンでは読書中の本で顔が隠れているが、これは『モスラ』作中での「カメラ嫌いで、撮られそうになると本で顔を隠す」という設定のオマージュである。
- 五十嵐 隼人
- 内閣総理大臣で、機龍プロジェクトの総責任者。58歳[6]。信一が伝えた小美人の警告は真摯に受け止めながらも、ゴジラに対抗しうる手段が機龍しかない現状と、警告を伝えに来たモスラがかつて東京を破壊した怪獣であったことから放棄には態度を保留する。しかし、ゴジラを駆逐した後は、機龍を即刻破棄するつもりだった。
- 機龍に代わってゴジラと戦うモスラを見て、機龍の最後の出動を決定する。ゴジラと機龍が海底深く沈んだ後は「自らの過ちに気付き、その過ちを認める勇気を得た。その勇気こそが勝利だろう」と語る。
登場兵器
架空
- 3式機龍
- AC-3 しらさぎ
- 90式メーサー殺獣光線車
- 73式小型車
- イージス護衛艦「あいづ」
- 艦番号DD-147。太平洋上にて、日本へと向かうゴジラを迎撃する。『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場した巡洋艦「あいづ」のプロップ(撮影用のミニチュア)を改装したものである。
- 原子力潜水艦
- アメリカ海軍の原子力潜水艦。艦名は不明。グアム島沖でゴジラの襲撃を受けて撃沈される。プロップは『ゴジラ』でソ連原潜、『ゴジラvsキングギドラ』で「むさし2号」として使用されたもの。
- 監視衛星
- 特生自衛隊が運用している光学偵察衛星。番号はE-03。小笠原諸島上空を飛ぶモスラの羽を撮影している。作中には撮影した画像のみが登場した。
実在
- 自衛隊
- 90式戦車
- 96式装輪装甲車
- 89式装甲戦闘車
- 87式偵察警戒車
- 82式指揮通信車
- 73式大型トラック
- 73式中型トラック
- 73式小型トラック
- 1/4tトラック
- 軽装甲機動車
- 高機動車
- 偵察用オートバイ
- 1 1/2t救急車
- 88式地対艦誘導弾(SSM-1)
- はたかぜ型護衛艦「はたかぜ」
- はつゆき型護衛艦「さわゆき」
- F-15J戦闘機
- F-1支援戦闘機(模型)
- P-3C対潜哨戒機
- AH-1S対戦車ヘリコプター
- 89式5.56mm小銃
- 64式7.62mm小銃
- 敷設機雷
- アメリカ軍
キャスト
- 中條義人:金子昇
- 如月梓:吉岡美穂
- 秋葉恭介:虎牙光揮
- 小美人:大塚ちひろ(ヒオ)・長澤まさみ(マナ)
- 中條瞬:大森樹
- 関根健二:水野純一
- 葉山進:友井雄亮
- 富樫隊長:高杉亘
- 二階堂隊員:升毅
- 防衛庁内局部員:山田辰夫
- ワイドショーのコメンテーター(機龍擁護派):飯星景子
- ワイドショーのコメンテーター(機龍反対派):峰岸徹
- 報道ヘリのカメラマン:林田河童
- 自衛隊員:小池章之
- 護衛艦艦長:宮脇敏基
- 護衛隊員:宮下敬夫
- 自衛隊員:冨留田恭由
- 記者:小林太樹
- 堀井(しらさぎ1号機パイロット):青木淳
- 特自分析中隊通信士:飯泉征貴
- 記者:芦原あかね
- 濱田(しらさぎ4号機パイロット):三宅法仁
- 特自分析中隊通信士:都築あこ
- 記者:田村円
- 武川(しらさぎ4号機オペレーター):中江寿
- 特自分析中隊通信士:松崎早人
- 哨戒機担当官:田島俊弥
- F15パイロット:高木博安
- 機龍司令室通信士:江見啓志
- 護衛艦ソナー担当:滝藤賢一
- F15パイロット:飯島壮
- 機龍司令室通信士:真家瑠美子
- NWKアナウンサー:井出勝巳
- 米軍潜水艦艦長:ジェフリー・ウォーターズ
- 米軍潜水艦ソナー担当官:ジャック・ウッドヤード、スティーブ・ライヤン
- 米軍中央監視室職員:ポール・カミンスキ、デビット・ポールマン、ノーマン・イングランド
- 東京タワーの自衛隊員:新藤栄作
- 文部科学省の役人:並樹史朗
- 三式機龍司令室通信士:湯江健幸
- 田所(特生自衛隊整備士):本郷慎一郎
- 赤塚(特生自衛隊整備士):内浦純一
- 防衛庁内局部員:江連健司
- 千葉(特生自衛隊整備士、チビスケ):服部沙智子
- 特自分析中隊通信担当官:坂田雅彦
- 特自幕僚副長:赤川蓮
- 整備士:遠藤公太朗、海老根正人、笹木明子、田中智広、横山毅
- 機龍隊員:福田大久
- 整備士:大坪武司、小野寺和光
- 機龍隊員:長友健太
- 整備士:加藤展義、平澤貴行
- 機龍隊員:古川康
- 整備士:松岡努、五十嵐寛晃
- 機龍隊員:本村聡
- 整備士:山川竜也、鈴木章久
- 機龍隊員:松山浩晃
- 整備士:六ッ崎武至、角誉志明
- 機龍隊員:佐藤善裕
- 整備士:大貝充、:島崎大輔
- 機龍隊員:鴛田祐次
- 整備士:矢研田龍也、川口広太
- 機龍隊員:小田篤
- 神崎班長:益岡徹
- 菅野吾郎:六平直政
- 秋葉功:清水綋治
- 土橋長官:上田耕一
- 家城茜:釈由美子
- 瞬の母:渡辺典子
- 五十嵐隼人:中尾彬
- 中條信一:小泉博
- ワイドショーの司会:朝岡聡
- 報道ヘリのレポーター:彦麻呂
- リポーター:阿部祐二(横須賀)、倉敷保雄(九十九里海岸)
- 放映プロジェクト
- 稲川素子事務所
- 劇団青年座
- アーツビジョン
- 山本寿夫
- ゴジラサポーターのみなさん
- スーツアクター
スタッフ
- 監督:手塚昌明
- 製作:富山省吾
- プロデューサー:山中和成
- 脚本:横谷昌宏、手塚昌明
- 音楽:大島ミチル
- 演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
- 撮影:関口芳則
- 照明:望月英樹
- 美術:瀬下幸治
- 編集:普嶋信一
- 助監督:村上秀晃
- サウンドエフェクト・デザイン:佐々木英世
- 音響効果:伊藤進一、柴崎憲治
- アクションコーディネーター:村上潤
- 劇用車スタント:スーパードライバーズ
- <特殊技術>
- <視覚効果>
- プロデュース:小川利弘
- スーパーバイザー:泉谷修
挿入歌
映像ソフト化
- DVDは2枚組スペシャル・エディションとして2004年7月30日に発売。
- 2005年4月22日発売のゴジラ生誕50周年・DVD30枚組ボックス「GODZILLA FINAL BOX」には、前述のスペシャル・エディションのDisc 1のみが収納されている。
- 2014年5月14日には「ゴジラ60周年記念版」として期間限定の廉価版が発売。
- 2016年6月15日に東宝DVD名作セレクションにて発売。
- Blu-rayディスクは2014年7月16日に発売。
その他
- ラストのDNA保管庫のシーンはゴジラとカメーバのネームプレートのみ確認できるが、実際はバラン、サンダ、ガイラ、ガニメ、エビラ、テズーカ、フターミのネームプレートも作成されている。
- 当初、海岸に打ち上げられた死骸は首長竜(リオプレウロドン)の予定だったが、リオプレウロドン→アンギラス→カメーバという経緯で変更された。
- モスラの幼虫の双子は設定上、雄と雌であり、現場ではそれぞれ「太郎」「花子」と呼ばれていた[7](なお、『おはスタ』で募集した名前では「モス」と「ララ」であった)。
- 公開と同時期に放送していた『超星神グランセイザー』にも小泉博が中條役で特別出演した。
- 前作に登場した機龍開発者・湯原の自宅リビングに飾られていたドン・キホーテとサンチョ・パンサらしきオブジェと同じものが主人公、中條義人の伯父、中條信一の自宅リビングにも飾られている。
- 監督の手塚昌明のカメオ出演は、これまでの作品と同様にエンドクレジット後のシーンである[6]。また、プロデューサーの富山省吾も避難民としてカメオ出演している[6]。
- エキストラには漫画家の矢吹健太朗も参加している[8]。
脚注
- ^ “2004年(平成16年)興収10億円以上番組” (PDF). 日本映画製作者連盟. 2016年7月31日閲覧。
- ^ a b c d 『東宝特撮映画大全集』ヴィレッジブックス、2012年、280 - 283頁。ISBN 9784864910132。
- ^ a b c d “映画トピックス 今年は人気3大怪獣が大暴れ! 「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」製作報告会見”. 東宝 (2003年8月4日). 2013年12月22日閲覧。
- ^ 本作のパンフレットに記載。
- ^ a b c d e f ファンタスティックコレクション 2003, p. 40.
- ^ a b c d e ファンタスティックコレクション 2003, p. 41.
- ^ ファンタスティックコレクション 2003, p. 30.
- ^ 『BLACK CAT』第16巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、ISBN 4-08-873535-8、表紙そで
参考文献
- 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、2003年。ISBN 4-257-03688-5。