コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「車雨燦」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
44行目: 44行目:
群山商業高等学校から速球派左腕として[[三星ライオンズ]]に入団。三星は左の先発投手が層が薄く、将来性もあったため、球団側の期待も多かった。数年間キャリアを積み、[[2009年]][[4月25日]]の[[起亜タイガース|起亜]]戦でプロ発先発し、7回1失点と好投。[[6月2日]]には[[ネクセン・ヒーローズ|ネクセン]]戦では念願のプロ初勝利。以降は本人の逃げ腰気味の投球もあり調子を落とす。
群山商業高等学校から速球派左腕として[[三星ライオンズ]]に入団。三星は左の先発投手が層が薄く、将来性もあったため、球団側の期待も多かった。数年間キャリアを積み、[[2009年]][[4月25日]]の[[起亜タイガース|起亜]]戦でプロ発先発し、7回1失点と好投。[[6月2日]]には[[ネクセン・ヒーローズ|ネクセン]]戦では念願のプロ初勝利。以降は本人の逃げ腰気味の投球もあり調子を落とす。


{{by|2010年}}は、従来の制球難と逃げの投球をなんとか克服。[[6月27日]]のネクセン戦で先発投手として初勝利し、[[7月18日]]の[[LGツインズ|LG]]戦では初完封。監督推薦で[[7月24日]]の[[オールスター]]に出場し、優秀投手賞を受賞した。首位の[[SKワイバーンズ|SK]]を2位で猛追していたサムスンは、[[梁ジュン赫|梁埈赫]]の引退試合になった[[9月19日]]にも好投したが、SKのエース[[金廣鉉]]の前に打線が沈黙し惜敗。結果的に10勝2敗、[[勝率]]においては0.833で[[柳賢振]]の0.800を抜いてシーズン勝率1位タイトルを挙げた。また、LG戦には防御率0.28、2完封と得意とした。
{{by|2010年}}は、従来の制球難と逃げの投球をなんとか克服。[[6月27日]]のネクセン戦で先発投手として初勝利し、[[7月18日]]の[[LGツインズ|LG]]戦では初完封。監督推薦で[[7月24日]]の[[オールスター]]に出場し、優秀投手賞を受賞した。首位の[[SKワイバーンズ|SK]]を2位で猛追していたサムスンは、[[梁埈赫]]の引退試合になった[[9月19日]]にも好投したが、SKのエース[[金廣鉉]]の前に打線が沈黙し惜敗。結果的に10勝2敗、[[勝率]]においては0.833で[[柳賢振]]の0.800を抜いてシーズン勝率1位タイトルを挙げた。また、LG戦には防御率0.28、2完封と得意とした。


{{by|2011年}}は前年より投球内容は落ちたが、先発ローテーションを守り2年連続2ケタ勝利を記録し、韓国シリーズでも2勝をあげるなど優勝に貢献した。
{{by|2011年}}は前年より投球内容は落ちたが、先発ローテーションを守り2年連続2ケタ勝利を記録し、韓国シリーズでも2勝をあげるなど優勝に貢献した。

2020年8月13日 (木) 02:41時点における版

車 雨燦(チャ・ウチャン)
LGツインズ #23
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 全羅北道群山市
生年月日 (1987-05-31) 1987年5月31日(37歳)
身長
体重
185 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 1次ドラフトで三星ライオンズから指名
初出場 2006年4月9日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 大韓民国の旗大韓民国
WBC 2013年2017年
プレミア12 2015年2019年
チャ・ウチャン
各種表記
ハングル 차우찬
漢字 車雨燦
発音: チャウチャン
英語表記: Cha Woo-Chan
テンプレートを表示
車 雨燦

車 雨燦(チャ・ウチャン、韓国語:차우찬、1987年5月31日 - )は、大韓民国全羅北道群山市出身のプロ野球選手投手)。韓国プロ野球LGツインズ所属。

経歴

群山商業高等学校から速球派左腕として三星ライオンズに入団。三星は左の先発投手が層が薄く、将来性もあったため、球団側の期待も多かった。数年間キャリアを積み、2009年4月25日起亜戦でプロ発先発し、7回1失点と好投。6月2日にはネクセン戦では念願のプロ初勝利。以降は本人の逃げ腰気味の投球もあり調子を落とす。

2010年は、従来の制球難と逃げの投球をなんとか克服。6月27日のネクセン戦で先発投手として初勝利し、7月18日LG戦では初完封。監督推薦で7月24日オールスターに出場し、優秀投手賞を受賞した。首位のSKを2位で猛追していたサムスンは、梁埈赫の引退試合になった9月19日にも好投したが、SKのエース金廣鉉の前に打線が沈黙し惜敗。結果的に10勝2敗、勝率においては0.833で柳賢振の0.800を抜いてシーズン勝率1位タイトルを挙げた。また、LG戦には防御率0.28、2完封と得意とした。

2011年は前年より投球内容は落ちたが、先発ローテーションを守り2年連続2ケタ勝利を記録し、韓国シリーズでも2勝をあげるなど優勝に貢献した。

2012年は自身初の開幕投手をつとめたがノックアウトされてしまい、不振から立ち直れなかった。

2013年はシーズン開幕前の3月に開催された第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表に選出された[1]。同大会では、1次ラウンドのオランダ戦の7回裏3番手で登板し、ロジャー・バーナディーナにタイムリーを打たれ、1アウトも取れず降板した。

2014年は9月に開催された仁川アジア競技大会の野球韓国代表に選出された。同大会では韓国が優勝したため兵役免除の恩恵を受けることになった。

2015年は193個で初の個人タイトルとなる最多奪三振を受賞した。オフの10月7日に第1回WBSCプレミア12韓国代表選手28名に選出された[2]。同大会では5試合にリリーフ登板し、韓国代表の優勝に貢献した。

2016年オフにフリーエージェント(FA)権を行使した。

ツインズ時代

2017年からLGツインズへ移籍した。彼の補償選手には李承鉉が選ばれた。

シーズン開幕前の3月に開催された第4回WBC韓国代表に選出された。同大会では1次ラウンドに3試合登板した。

2019年オフの11月に開催された第2回WBSCプレミア12韓国代表に選出された。同大会で韓国は決勝で日本に敗れ、準優勝となったが、同大会は東京オリンピック予選を兼ねており、開催国である日本を除きアジア・オセアニア最上位だったため韓国は出場権を獲得した。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2006 三星 9 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 38 7.0 10 0 4 0 1 9 0 0 4 3 3.86 2.00
2007 23 1 0 0 0 0 0 0 0 ---- 116 28.0 27 7 7 0 0 17 0 1 20 19 6.11 1.21
2008 25 0 0 0 0 0 0 1 2 ---- 166 36.2 35 3 23 0 1 28 5 0 20 17 4.17 1.58
2009 42 19 0 0 -- 6 9 0 1 .400 516 109.1 129 17 76 0 6 97 5 0 80 74 6.09 1.88
2010 37 16 2 1 -- 10 2 0 2 .833 528 126.1 106 5 51 1 5 112 3 1 35 30 2.14 1.24
2011 24 24 0 0 -- 10 6 0 0 .625 650 148.2 156 22 62 0 3 114 2 2 75 61 3.69 1.47
2012 26 11 0 0 -- 6 7 0 2 .462 377 83.2 83 11 48 0 1 52 7 0 59 56 6.02 1.57
2013 43 12 0 0 -- 10 7 0 3 .588 518 121.1 100 6 67 0 6 111 10 0 48 44 3.26 1.38
2014 69 0 0 0 0 3 4 0 21 .429 375 82.0 86 9 42 2 2 79 7 0 57 51 5.60 1.56
2015 31 29 0 0 -- 13 7 0 1 .650 743 173.0 160 28 74 1 5 194 9 1 98 92 4.79 1.35
2016 24 24 1 0 -- 12 6 0 0 .667 671 152.1 168 16 65 0 8 120 5 0 87 80 4.73 1.53
2017 LG 28 28 0 0 0 10 7 0 0 .588 732 175.2 171 20 38 0 7 157 10 0 75 67 3.43 1.19
2018 29 29 1 0 0 12 10 0 0 .545 762 170.0 177 27 79 2 10 136 10 0 119 115 6.09 1.51
2019 29 29 0 0 0 13 8 0 0 .619 730 168.1 181 16 59 0 5 124 13 0 87 77 4.12 1.43
KBO:14年 439 193 4 1 -- 105 73 1 32 .590 6992 1589 1589 187 695 6 60 1350 86 5 864 786 4.47 1.44
  • 各年度の太字はリーグ最高

代表歴

脚注

  1. ^ 2013 Tournament Roster The official site of World Baseball Classic (英語) 2015年10月22日閲覧
  2. ^ 2015 프리미어12 국가대표팀 최종 엔트리 명단 발표 The official site of Korea Baseball Organisation (朝鮮語) (2015年10月10日) 2015年10月21日閲覧

外部リンク