「ニンテンドーDS Lite」の版間の差分
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: 『[[ワールドサッカーウイニングイレブンDS]]』と同梱。本体色はジェットブラックと同様。 |
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; ノーブルピンクオシャレ魔女バージョン(2006年11月22日 - ) |
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: 『[[オシャレ魔女♥ラブandベリー|オシャレ魔女♥ラブandベリー ~DSコレクション~]]』と同梱。本体色はノーブルピンクと同様。 |
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; スカイパイレーツエディション(2007年4月26日 - ) |
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: 『[[ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング]]』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。 |
: 『[[ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング]]』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。 |
2020年7月11日 (土) 10:24時点における版
メーカー | 任天堂 |
---|---|
種別 | 携帯型ゲーム機 |
世代 | 第6世代 |
発売日 |
2006年3月2日 2006年6月1日 2006年6月11日 2006年6月11日 2006年6月23日 2006年6月25日 2006年6月29日 2006年7月20日(大元C&A) 2007年1月18日(韓国任天堂) |
CPU | 100MHzデュアルコア(ARM946-S 67MHz + ARM7TDMI 33MHz) |
対応メディア |
ニンテンドーDSカード GBA用カセット |
対応ストレージ |
DSカード(フラッシュメモリ) GBA用カセット(バッテリーバックアップ・フラッシュメモリ) |
外部接続 | IEEE 802.11、独自プロトコル |
オンラインサービス | ニンテンドーWi-Fiコネクション |
売上台数 |
1,820万台 3,644万台 9,386万台[1] |
互換ハードウェア |
ニンテンドーDS ニンテンドーDSi |
後方互換 | ゲームボーイアドバンス |
前世代ハードウェア | ゲームボーイアドバンス |
次世代ハードウェア | ニンテンドー3DS |
ニンテンドーDS Lite(ニンテンドーディーエスライト)は、任天堂から発売された携帯型ゲーム機。ニンテンドーDSの上位モデルに位置づけられている。希望小売価格は当初16,800円(税込)だったが、2010年6月19日からオープン価格となった。2008年11月1日には、上位モデルのニンテンドーDSiが発売された。
ニンテンドーDSと同様に、生産終了となっている。修理受付は2017年4月30日をもって終了した[2]。
概要
基本性能をそのままに、携帯性を高めるよう一回り小型軽量化がなされ、デザインも一新された。発売当初は「ニンテンドーDSの上位機種」として、従来のDSも並行して販売されていたが、DSの爆発的なヒットも手伝い、同様の経緯で発売されたゲームボーイアドバンスとゲームボーイアドバンスSPと同様に、ニンテンドーDSの後継機として生産・普及が進んだ。
日本で2006年3月2日に、オーストラリアでは6月1日に、米国では6月11日に、欧州では6月23日に、中国ではiQue DS Liteという名称で6月29日に、韓国では2006年7月20日に大元C&Aによって発売され、2007年1月18日に韓国任天堂によって発売された。
仕様・変更された点
ニンテンドーDSから変更された仕様のみを記す。下記以外は従来型のDSと同じ。
- 画面
- 3インチ(対角)透過型バックライト付きTFTカラー液晶ディスプレイ 2枚、4段階の輝度調整可能
- 半透過反射型カラーTFT液晶から、携帯電話などで主流の透過型カラーTFT液晶に変更された。また、4段階の輝度調整機能を持ち、従来型よりも画面の輝度を明るくすることができる。より鮮明な画面でゲームを楽しめるようになったが、輝度をあげるほど、内蔵電池での使用時間は短くなる。解像度・表示色数・画面サイズはDSと同じ。
- 入力
- 十字キー+6ボタン (A/B/X/Y/L/R) +START/SELECTボタン+タッチスクリーン+マイク(音声入力用)
- 入力デバイスの種類・数は変わらず。配置が異なり、START/SELECTボタンの位置がA/B/X/Yボタンの下側に、マイクおよび電源ランプ・充電ランプはヒンジ部分に移動した。
- START/SELECTボタンを除いたボタンの内部構造はDSと異なり、旧来のシリコンゴムの接点を使用しているため、DSと異なりクリック感はなくなっている。
- 電源
- 内蔵リチウムイオンバッテリー (3.7V/1000mAh)、付属ACアダプタ(ゲームボーイアドバンスSP・ニンテンドーDSのACアダプタ使用不可)、パワーマネジメント機能搭載(DS用ソフト使用時のみ)
- 従来のDSに比べ充電時間が減り、最長使用時間が増えている。
- サイズ
- 縦73.9mm×横133.0mm×厚み21.5mm
- 従来モデルに比べ、それぞれ10.8mm、15.7mm、7.4mmの小型化。
- 重量
- 約218g
- 従来のDSより約57gの軽量化。
- タッチペン
- 従来型に比べて1cm長くなり、直径も1mm太くなった。本体への挿入口は右側面になった。
- GBAカートリッジスロット
- ニンテンドーDSよりもスロット部が浅くなり、通常のGBAソフトを挿入すると1cmほどはみ出る。専用カバーが付属しており、ホコリ避けとして使用できる。
- なお、専用カバーには基板が内蔵されているが拡張機能の類は実装されていない。
- はみ出さずに装着できるDS Lite専用カートリッジ[3]も存在するが、それらは従来のDSやGB/GBAシリーズのスロットでは基板が届かず装着できない。
- ストラップの仕様変更
- DSには「タッチストラップ」が付属していたが、DS Liteでは通常のストラップになった。なお、日本国外版ではストラップは付属していない。
バリエーション
以下の記述は特記事項の無い限りは日本での発売日。
オリジナルカラー
- クリスタルホワイト(2006年3月2日 - )
- アイスブルー(2006年3月11日 - )
- 当初はクリスタルホワイトと同時発売の予定だったが、製造上の問題により若干延期された。
- エナメルネイビー(2006年3月11日 - )
- アイスブルーと同様に発売が延期された。日本でのみ販売されたカラーバリエーションである。
2007年夏に生産終了し、任天堂発行の「ソフトカタログ2007年・冬」以降ラインナップから削除された。
- アイスブルーと同様に発売が延期された。日本でのみ販売されたカラーバリエーションである。
- ノーブルピンク(2006年7月20日 - )
- ジェットブラック(2006年9月2日 - )
- メタリックロゼ(2007年6月23日 - )
- グロスシルバー(2007年6月23日 - )
- クリムゾン/ブラック(2007年10月4日 - )
- 2007年8月20日にアメリカとカナダでゲーム同梱のパックとして先行販売された。
限定モデル
ポケモンセンター・ポケモンだいすきクラブオリジナル以外はいずれも、上記オリジナルカラー機種の上面カバーに印刷を施した仕様になっている。
- クリスタルエディション(2006年8月24日 - )
- 『ファイナルファンタジーIII』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。
- ディアルガ・パルキアエディション(2006年9月28日 - )
- ポケモンセンター・ポケモンだいすきクラブオリジナル。ジェットブラックとは異なる独自色で、メタリックブラックの塗装が施されている。販売終了。
- ジェットブラック特別仕様(2006年11月2日 - )
- 『ワールドサッカーウイニングイレブンDS』と同梱。本体色はジェットブラックと同様。
- ノーブルピンクオシャレ魔女バージョン(2006年11月22日 - )
- 『オシャレ魔女♥ラブandベリー ~DSコレクション~』と同梱。本体色はノーブルピンクと同様。
- スカイパイレーツエディション(2007年4月26日 - )
- 『ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。
- クリスタルホワイト桃太郎バージョン(2007年4月26日 - )
- 『桃太郎電鉄DS TOKYO&JAPAN』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。
- ピカチュウエディション(2007年7月20日 - )
- ポケモンセンター・ポケモンだいすきクラブオリジナル。本体色は独自色の黄色。抽選販売。
- Wonderful World Edition(2007年7月27日 - )
- 『すばらしきこのせかい』と同梱。本体色はグロスシルバーと同様。
- νガンダムバージョン(2007年8月9日 - )
- 『SDガンダム GGENERATION CROSS DRIVE』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。
- Gemini Edition(2007年8月23日 - )
- 『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。
- ギラティナエディション(2008年9月13日 - )
- ポケモンだいすきクラブオリジナル。本体色はクリスタルホワイトとは異なる独自色。『ポケットモンスタープラチナ』とのセットで抽選販売。
キャンペーン限定モデル
外装のカバー部分だけ別に用意すれば良いため少量の品にも対応しやすく、プレゼント品などでは数十個程度しか存在しないものもある。
- リラックマ3周年記念キャンペーンプレゼント[4]
- サンエックスが主催したキャンペーンのプレゼント品のひとつ。本体色はクリスタルホワイトと同様。他のモデルと区別するための名称があるかは不明。
- オリジナルちゃおバージョン・オリジナルちゅちゅバージョン
- 小学館の少女漫画誌『ちゃお』・『ChuChu』、および両誌の単行本でのプレゼント。前者にはきらりん☆レボリューションのイラストが、後者には四葉のクローバーがプリントされている。本体色はどちらもクリスタルホワイト・アイスブルー・ノーブルピンクの3種類。
- 2006年12月から2007年2月に発行された両誌および新刊単行本に応募券が付属、単行本のものを含む3枚で応募できた。どちらのモデルを希望するかは応募時に指定(色指定は不可)。各モデル・各色とも50台、計300台がプレゼントされた。
- 年賀オリジナル
- お年玉付郵便はがきの'08お年玉賞品。「年賀オリジナル賞」で100万本に4本(16172本)。
- 本体色は独自色の赤。
- プレミアムDSLite
- クラブニンテンドーのキャンペーン賞品。色はプレミアムシルバー・プレミアムブラック・プレミアムロゼがあり、各色1000名にプレゼントされた。
- 通常カラーのグロスシルバー・ジェットブラック・メタリックロゼの上蓋の外装部分が鏡面風のつやがある素材に変更されたもの。
日本未発売
- コバルト/ブラック
- クリムゾン/ブラックの赤い部分が濃い青色に置き換わっている色違いバージョン。北米と韓国で発売された。登場時期もクリムゾン/ブラックと同時期とみられる。
- パッションレッド、シャンパンゴールド
- 共に2011年3月に香港と台湾で発売された追加オリジナルカラー。
周辺機器
以下は任天堂からDS Lite用として発売されている物。初代DS用の周辺機器も一部を除いて使用可能。
型番 | 名称 | 備考 |
---|---|---|
USG-001 | ニンテンドーDS Lite本体 | DSカードとGBAソフトが使用可能。 |
USG-002 | ニンテンドーDS Lite専用ACアダプタ | ニンテンドーDS Lite専用のACアダプタ。 |
USG-003 | ニンテンドーDS Lite専用バッテリーパック | ニンテンドーDS Lite専用バッテリーパック。本体内蔵。 |
USG-004 | ニンテンドーDS Lite専用タッチペン | ニンテンドーDS用の物よりサイズアップし、持ちやすくなっている。本体同梱。 |
USG-005 | ニンテンドーDS Lite専用GBAコネクタカバー | 空のGBAコネクタ用のカバー。 |
USG-006 | DS Lite振動カートリッジ | DS LiteのGBAスロットにジャストフィットする。 旧型DSでは使用不可。 |
USG-007 | DS Liteメモリー拡張カートリッジ | DS Lite専用のニンテンドーDSブラウザーに付属する。 旧型DSでは使用不可。 |
問題点
ヒンジ割れ問題
米国では、2006年6月の発売直後から、DS Liteのヒンジ(つなぎ目)のパーツが割れる報告が購入した顧客から多数寄せられた[5]。
任天堂米国法人(NOA)はこの報告について7月23日に、「アメリカ出荷分で0.02パーセントの割合で同様の現象が起こるDS Liteがある」として無償修理を行うとした[6]。
ACアダプターの不具合
ニンテンドーDS・DS Lite用のACアダプターの一部に不具合があり、任天堂が無償交換に当たっている。
日本以外での発売日
- オーストラリア - 2006年6月1日
- アメリカおよびカナダ - 2006年6月11日
- ヨーロッパ - 2006年6月23日、限定カラー「スリークブラック」「レッド」「グリーン」あり
- 中国 - 2006年6月29日、使用言語:中国語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語
- 韓国 - 2007年1月18日、使用言語:韓国語、英語、日本語、ドイツ語、スペイン語、フランス語
脚注
- ^ “株主・投資家向け情報:IRライブラリー - ヒストリカルデータ”. 2018年8月8日閲覧。
- ^ “ニンテンドーDS Liteの修理受付終了に関するお知らせ”. 2017年4月4日閲覧。
- ^ 例えば振動カートリッジやメモリー拡張カートリッジではDS Lite専用の製品も用意された。
- ^ San-Xネット『リラックマ3周年記念キャンペーン』
- ^ Engadget Japanese DS Liteにヒンジ割れ問題?
- ^ Engadget Japanese 任天堂:ヒンジ割れDS Liteは0.02%、無償修理