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ファミリートレーナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファミリートレーナー
メーカー バンダイ
種別 ゲーム機用周辺機器
発売日 1986年
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ファミリートレーナーFamily Trainer)は、バンダイ(現・バンダイナムコエンターテインメント)が1986年ファミリーコンピュータ向けに発売した体感装置。日本国外ではFamily Fun Fitness(ファミリーファンフィットネス)の名称で発売されていたが、任天堂が権利を買い取ってデザイン変更したものをPower Pad(パワーパッド)という名称で発売した。

概要

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ファミリートレーナー用に発売されたタイトルは全部で10タイトルある。付属のマットを利用してテレビ画面の前で実際に足踏みしたりジャンプしたりする事で操作する。その操作方法は、集合住宅や家屋の2階などで利用する場合、室内が大きく揺れたり騒音になったりすることがあり、また場所を取ることもあって、日本の住宅事情に則してみると実用的な利用は困難な家庭が多かった。そのため、足ではなく両手でマットを叩くなど工夫している家庭も多く存在していた。

2008年にはバンダイナムコゲームス(現・バンダイナムコエンターテインメント)より約20年ぶりの新作『ファミリートレーナー』がWii用として発売された。同作は2009年1月に、全世界で販売本数が100万本を突破した[1]2009年に発売された『ファミリートレーナー2』も全世界で60万本を記録している[2]

また、Wii版ファミリートレーナーはバンダイナムコゲームスの「ファミリーシリーズ」のラインナップに加わることになった。

2020年にはバンダイナムコエンターテインメントより『ファミリートレーナー』がNintendo Switch用として発売された。Joy-Conおよびレッグバンドによるプレイで、マットは使用しない[3]

専用ソフト

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★は日本のみで発売、それ以外のタイトルは日本国外でも発売された。◆は日本未発売。

ファミリーコンピュータ

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いずれもバンダイ発売。ソフトの開発はヒューマンが担当した。

1986年
1987年
1988年
1989年

Wii

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バンダイナムコゲームス・バンダイレーベルより発売。ソフトの開発は主にハ・ン・ドが担当している。

2008年
2009年
2010年
  • みんなで冒険!ファミリートレーナー(10月21日発売) - ファミリートレーナー同梱版あり。
2011年
  • いっしょに遊ぼう! ドリームテーマパーク(12月15日発売) - 開発はガンバリオン[4]。ファミリートレーナー同梱版あり。

Nintendo Switch

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バンダイナムコエンターテインメントより発売。ソフトの開発はWii版と同じくハ・ン・ドが担当している。

2020年

脚注

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  1. ^ Wii(R)専用体感スポーツゲーム『ファミリートレーナー』 全世界での販売本数が100万本を突破』(PDF)(プレスリリース)バンダイナムコゲームス、2009年1月23日http://www.bandainamcogames.co.jp/corporate/press/pdf/54-026.pdf2011年10月1日閲覧 
  2. ^ バンダイナムコホールディングス 2010年(平成22年)3月期 通期 決算短信 補足資料”. 株式会社バンダイナムコゲームス (2010年5月7日). 2011年9月21日閲覧。
  3. ^ Switch『ファミリートレーナー』12月17日発売決定! お家の中で楽しくアスレチック”. ファミ通.com (2020年10月7日). 2020年10月9日閲覧。
  4. ^ Wii用ソフト『いっしょに遊ぼう! ドリームテーマパーク』(12/15)発売予定”. ガンバリオン (2011年9月1日). 2011年10月1日閲覧。

関連項目

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本シリーズと上記の3作品は「スポーツわいわい」と言うシリーズでまとめられている。

外部リンク

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