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「善見天」の版間の差分

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『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での[[天部]]の身長が8,000[[由旬]]、寿命が8,000[[劫]]とする。また『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を1,500劫とする。
『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での[[天部]]の身長が8,000[[由旬]]、寿命が8,000[[劫]]とする。また『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を1,500劫とする。


ちなみに[[帝釈天]]が所有し住居とする善見城は[[とう利天|忉利天]]にあり、[[須弥山]]の絶頂にあるとされる。
ちなみに[[帝釈天]]が所有し住居とする善見城は[[忉利天]]にあり、[[須弥山]]の絶頂にあるとされる。


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2020年7月5日 (日) 05:15時点における版

善見天(ぜんけんてん 梵:Sudassaṇā)は、三界のうち、色界18天の下位から数えて第17番目の天。色界第四禅、五浄居天の一。

この天は、障碍(さまたげ)なく、よく十方を見ること、自由自在なるがゆえに、善見天と名づく。上部の色究竟天と下部の善現天に位置する。

『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部の身長が8,000由旬、寿命が8,000とする。また『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を1,500劫とする。

ちなみに帝釈天が所有し住居とする善見城は忉利天にあり、須弥山の絶頂にあるとされる。