京元線

京元線
路線図
基本情報
国	大韓民国  朝鮮民主主義人民共和国
起点	龍山駅
終点	元山駅（実質的には白馬高地駅）
駅数	37
開業	1911年10月5日
運営者	韓国鉄道公社
路線諸元
路線距離	94.4 km
軌間	1,435 mm (標準軌)
線路数	複線、単線
電化区間	龍山駅 - 逍遥山駅
電化方式	交流25000V・60Hz 架空電車線方式

京元線
各種表記
ハングル：	경원선
漢字：	京元線
発音：	キョンウォンソン
日本語読み：	けいげんせん
英語：	Gyeongwon line

京元本線（キョンウォンほんせん）は、広義には大韓民国（韓国）ソウル特別市龍山区と朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）江原道元山市とを結ぶ鉄道路線。

国家の南北分断に伴い路線も分断されており、韓国側ではソウル特別市龍山区にある龍山駅から江原道鉄原郡にある白馬高地駅までの94.4kmが韓国鉄道公社によって運営されている。本稿では主に韓国側の路線について記述する。

歴史

分断前

元々は日本統治時代の朝鮮において、日本海側の港町元山とソウル（当時の呼称は「京城」）の間を結ぶための223.7kmの路線として、1910年に着工。1914年に龍山駅 - 元山駅間が全線開業した。しかし、途中で朝鮮半島の脊梁（せきりょう、背骨）に当たる太白山脈を横断する難所があり、福渓駅 - 高山駅間には25‰（パーミル、1000分の25）の急勾配が設けられたため、建設・運行には様々な苦労があった。なお、途中の鉄原駅からは私鉄路線の金剛山電気鉄道が1924年から分岐するようになり、京元線に直通して京城駅 - 内金剛駅間を結ぶ夜行臨時列車が設定されたこともあった。

後には満州（中国東北部）への連絡を図るため敷設された元山駅 - 会寧駅間の咸鏡本線（617.6km、1928年9月全通）と共に、朝鮮半島から満州へのルートの一つにもなった。そのため軍事輸送も増したことなどから、終戦間近の1944年には急勾配区間の福渓 - 高山間が直流電化(3000V)され、「デロイ型」と呼ばれる電気機関車が投入された。

1945年、第二次世界大戦において日本が敗戦した後、朝鮮半島は北緯38度線を境に南はアメリカ軍、北はソ連軍に占領され、この影響により同年9月11日に京元線は北緯38度線を境に南北に分断される。但し、当時、漣川は38度線より北の北朝鮮側であったため、朝鮮戦争が勃発するまでは東豆川駅が南側の最北端であった。しかし、朝鮮戦争勃発により、南北の占領地域が激しく変わったため、細かい運行地域は不明であるが、韓国側では朝鮮戦争終結後は長らく軍事境界線の手前の新炭里駅（京畿道漣川郡）までの営業となった。

分断後

北朝鮮

朝鮮民主主義人民共和国側では、平康より北の部分が江原線として存続した。

韓国

大韓民国側ではソウル近郊の通勤路線として発展を遂げている。1974年の一部電化複線化開業と同時に地下鉄（ソウル交通公社）1号線を介して京釜線・京仁線との直通運転を開始。その後も順次、電化複線化区間は延伸し、現在は龍山駅 - 清凉里駅 - 逍遥山駅間は広域電鉄化され、10両編成の電車が頻繁に往復している。

電鉄区間は長らく「1号線」とまとめられてきたが、2005年12月16日の中央線・清凉里駅 - 徳沼駅間の広域電鉄開通により、すでに半独立的な運転が行われてきてた龍山駅 - 回基駅間は中央電鉄線（現：京義・中央線）として分離された。

東豆川以北は単線、逍遥山以北は非電化のローカル線であり、3両編成の「通勤列車」が運転されている。2014年4月30日の京義線通勤列車廃止以降は、KORAILで唯一の通勤列車運行区間となった。

このように、京元線は京義・中央線を形成する龍山駅 - 回基駅間、1号線を形成する回基駅 - 逍遥山駅間、そして気動車による一般列車が運行される東豆川駅 - 白馬高地駅間と、運行系統が三分されている。全区間を通しで運転する旅客列車は、ソウル駅 - 白馬高地駅間に1往復設定されている観光列車「平和列車（DMZ-train）」のみで、また運賃も電鉄区間と一般列車区間、観光列車でそれぞれ異なっており、乗り継ぎの際は乗車券を別に買い求める必要がある。

2006年12月15日、佳陵駅（旧：議政府北部駅） - 逍遥山駅の間が新たに広域電鉄として開業した際、以下の駅において駅名称の変更が行われた。

• 議政府北部駅（의정부북부역） → 佳陵駅（가릉역）
• 東豆川駅（동두천역）→ 東豆川中央駅（동두천중앙역）
• 東安駅（동안역）→東豆川駅（동두천역）

また、同日から佳陵駅 - 東豆川駅の間で急行電車の運転を開始した。この急行電車は佳陵駅からは仁川行きの各駅停車として、京釜線および京仁線に直通運転をしている。

2011年7月28日、集中豪雨により通勤列車区間内の路盤が豪雨により流失したため、同日より通勤列車が運休（東豆川駅 - 新炭里駅）となった。2012年3月21日に本数を6往復減便の上運転を再開し、同年7月1日に災害前の通常ダイヤに戻った。

かつて沿線だった鉄原郡では新炭里駅 - 鉄原駅までの復元開業を長らく要求してきた（廃止区間は新炭里駅 - 鉄原駅 - 月井里駅 - （軍事境界線） - 佳谷駅 - 平康駅間）。実際廃止された区間の復旧再開も京義・東海線とともに検討され、1991年にすでに用地買取や設計などが済まされていたが、地形的理由で見送られてきた。2006年6月になって新炭里駅 - 鉄原駅間9.3kmの復活が決定したが、鉄原駅が民間人出入統制区域内に位置しているため、3kmほど南の区域外に白馬高地駅を新設し、同駅までの5.6kmを建設する計画に変更された（同時に、この区間の路線を元の経路より西寄りに移している）。この区間は2007年12月31日に着工し、2012年11月20日に開業した。

年表

• 1910年10月 - 京元線が着工。
• 1911年10月15日 - 龍山～議政府間が開業。
• 1912年7月25日 - 議政府～漣川間が開業。
• 1912年10月21日 - 漣川～鉄原間が開業。
• 1913年7月10日 - 鉄原～福渓間が開業。
• 1913年8月21日 - 龍池院～元山間が開業。
• 1913年9月25日 - 福渓～剣払浪間が開業。
• 1913年10月21日 - 高山～龍池院間が開業。
• 1914年4月11日 - 葛麻駅が開業、纛島を往十里へ改称。
• 1914年6月21日 - 剣払浪～洗浦（現：洗浦青年）間が開業。
• 1914年8月16日 - 洗浦～高山間が開業し、京元線が全通。
• 1917年10月1日 - 西氷庫駅が開業。
• 1928年5月16日 - 安辺を培花へ改称。
• 1928年9月1日 - 安辺駅が開業。
• 1931年6月15日 - 漢江里駅が開業。
• 1931年8月1日 - 三防峡（現：三防）駅が開業。
• 1935年1月16日 - 水鉄里駅が開業。
• 1936年12月1日 - 梨木駅が開業。
• 1938年5月1日 - 清凉里を東京城へ改称。
• 1938年6月1日 - 佳谷駅が開業。
• 1939年6月1日 - を硯村（現：光云大）が開業。
• 1941年7月1日 - 城山駅が開業。
• 1942年6月1日 - 東京城を清凉里へ改称。
• 1942年12月1日 - 新炭里信号場が開業。
• 1944年3月31日 - 漢江里駅、水鉄里駅が廃止。
• 1944年4月 - 福渓～高山間が直流3000Vで電化。
• 1945年8月24日 - ソ連軍が東豆川～全谷間を封鎖。
• 1948年12月25日 - 州内（現：楊州）駅が開業。
• 1950年10月5日 - 哨城里駅が開業。
• 1954年7月1日 - 新炭里信号場を新炭里駅へ昇格。新炭里～平康間が廃止。
• 1955年（推定） - を御水洞（現：東豆川中央）駅が開業。
• 1956年8月21日 - 新望里駅が開業。
• 1963年3月5日 - 硯村を城北（現：光云大）へ改称。
• 1966年6月21日 - 望月寺駅が開業。
• 1974年8月15日 - 地下鉄1号線が開業、清凉里～城北（現：光云大）間が電化・複線化開業し、地下鉄1号線、京釜線を経由して京仁線仁川駅まで直通運転開始。徽慶（現：外大前）駅が開業。
• 1975年6月28日 - 漢灘江駅が開業。
• 1978年12月9日 - 龍山～清凉里間が電化・複線化開業し、龍山～清凉里～回基～城北（現：光云大）間の直通運転を開始。二村、聖水（現：鷹峰）駅が開業。
• 1980年1月5日 - 新里門駅が開業。
• 1980年4月1日 - 西氷庫駅（広域電鉄の駅として）、漢南駅、回基駅が開業。
• 1980年7月10日 - 聖水を鷹峰に改称。
• 1984年2月10日 - 御水洞を東豆川（旧）へ、東豆川（新）を東安へそれぞれ改称。
• 1985年1月14日 - 石渓駅が開業。
• 1985年4月20日 - 城北（現：光云大）～倉洞間が電化・複線化開業。
• 1985年8月22日 - 月渓駅、鹿川駅が開業。
• 1985年10月18日 - 玉水駅が開業。
• 1986年9月2日 - 倉洞～議政府間が電化・複線化開業。放鶴駅、道峰駅、樓阮（現：道峰山）駅、回龍駅が開業。
• 1987年10月5日 - 議政府～議政府北部（現：佳陵）間が電化開業。
• 1988年1月1日 - 樓阮を道峰山へ改称。
• 1996年1月1日 - 徽慶を外大前へ改称。
• 2005年1月30日 - 紙杏駅が開業。
• 2005年12月16日 - 中央線（●中央電鉄線）が開業し龍山～清凉里～回基～徳沼間での直通運転を開始。龍山～清凉里～回基～城北（現：光云大）間の直通運転を廃止。
• 2006年12月15日 - 議政府～佳陵（旧：議政府北部）間が複線化、佳陵～東豆川（旧：東安）間が電化・複線化、東豆川～逍遥山間が電化開業。議政府北部を佳陵へ、東豆川（旧）を東豆川中央へ、東安を東豆川（新）へそれぞれ改称。麻田信号場を設置。同日より急行の運転を開始。緑楊駅、保山駅が開業。
• 2007年12月28日 - 徳渓駅が開業、州内を楊州に改称。
• 2011年7月28日 - 集中豪雨による線路流失のため東豆川～新炭里間の通勤列車の運行を中止。
• 2011年9月下旬 - 線路流失区間の復旧工事開始。
• 2011年10月5日 - ソウルメトロ所属車両の運用区間を楊州まで延長。
• 2012年2月28日 - 準高速列車ITX-青春の運行を開始。
• 2012年3月21日 - 東豆川～新炭里間の通勤列車の運行を一部再開。
• 2012年7月1日 - 東豆川～新炭里間の通勤列車の運行を全て再開。
• 2012年11月20日 - 新炭里～白馬高地間が開業。
• 2013年2月25日 - 城北を光云大に改称。
• 2014年12月27日 - 龍山線孔徳～龍山間の開通に伴い、中央電鉄線と京義電鉄線の相互直通運転を開始、京義・中央線となる。
• 2019年4月1日 - 逍遥山 - 漣川間複線電化工事のため、東豆川 - 白馬高地間の一般列車運転を休止し、バス代行とする。通勤列車の運転終了。
• 2021年 - 東豆川～漣川が電化予定。哨城里駅を移設し、漢灘江駅を廃止する予定。
• 未定 - 白馬高地～月井里が復元開業予定。

路線データ

韓国側のみ

• 路線距離：94.4km
• 軌間：1435mm (標準軌)
• 駅数：37（始終点駅含む）
• 複線区間：龍山駅～東豆川駅（旧：東安駅） 53.1km
• 電化区間：龍山駅～逍遥山駅 55.6km（交流25kV, 60Hz）

運行概要

1942年10月改正当時

• 列車本数
  • 京城～元山間直通列車：急行2往復、普通4往復
  • 京城～福渓間区間列車：普通2往復半
  • 福渓～元山間区間列車：元山方面のみ普通1本
• 所要時間：京城～元山間急行：4時間40分～5時間15分、普通：6時間20分～7時間50分

韓国側の運行形態

韓国側では以下のように区分されている。

• 龍山 - 清凉里 - 回基：●京義・中央線
• （清凉里） - 回基 - 逍遥山：●1号線（京元電鉄線）
• 東豆川 - 白馬高地：一般列車区間（通勤列車）

また、全線にわたって運行される列車として、観光列車「DMZ-train（平和列車）」が1日1往復、ソウル - 白馬高地間（京元線起点の龍山には停車しない）運行されている。なお、火曜日は運休となる。

駅一覧

• ●：全列車停車、▲：一部列車停車、▼：下りのみ設定、|：全列車通過
• 平和列車：DMZ-train
• 緩行、龍山急行は各駅停車であるため省略。

広域電鉄京義・中央線区間（龍山～清凉里～回基）

駅番号	駅名			駅間キロ (km)	累計キロ (km)	駅 等級	駅種別	平和列車	ITX-青春	中央急行	接続路線	所在地
	日本語	ハングル	英語
京義・中央線は龍山線経由京義本線汶山まで DMZ-trainは京釜本線ソウルまでそれぞれ直通運転
K110	龍山駅	용산역	Yongsan	0.0	0.0	1級	管理駅	|	●	●	韓国鉄道公社：KTX（湖南本線方面）・京釜本線 ●1号線（京釜電鉄線） (135) ●京義・中央線（龍山線）（直通運転） 新盆唐線（企業）：新盆唐線 （D01、接続予定）	ソウル特別市	龍山区
K111	二村駅	이촌역	Ichon	1.9	1.9	無配置簡易駅		|	|	●	ソウル交通公社：●4号線（地下鉄4号線） (430) 新盆唐線（企業）：新盆唐線 （D02、接続予定）
K112	西氷庫駅	서빙고역	Seobinggo	1.7	3.6	3級	普通駅	|	|	|	新盆唐線（企業）：新盆唐線 （D03、接続予定）
K113	漢南駅	한남역	Hannam	1.9	5.5	無配置簡易駅		|	|	|
K114	玉水駅	옥수역	Oksu	1.6	7.1	配置簡易駅		|	▲	●	ソウル交通公社：●3号線（地下鉄3号線） (335)		城東区
K115	鷹峰駅	응봉역	Eungbong	1.8	8.9	無配置簡易駅		|	|	|
K116	往十里駅	왕십리역	Wangsimni	1.4	10.3	3級	普通駅	|	▲	●	ソウル交通公社：●2号線 (208) ソウル交通公社：●5号線 (540) 韓国鉄道公社：●盆唐線 (K210)
K117	清凉里駅	청량리역	Cheongnyangni	2.4	12.7	1級	管理駅	●	●	●	韓国鉄道公社：中央本線 ●1号線（京元電鉄線） (124) ソウル交通公社：●1号線（地下鉄1号線） (124)		東大門区
K118	回基駅	회기역	Hoegi	1.4	14.1	3級	配置簡易駅	|	|	●	韓国鉄道公社：●1号線（京元電鉄線） (123) ●京義・中央線（中央本線）（直通運転）
京義・中央線は中央本線龍門まで ITX-青春は中央本線経由京春線春川までそれぞれ直通運転

広域電鉄1号線区間（清凉里～回基～逍遥山）

駅 番号	駅名			駅間キロ (km)	累計キロ (km)	駅 等級	駅種別	平和列車	京元急行	接続路線	所在地
	日本語	ハングル	英語
ソウル交通公社1号線・KORAIL京釜本線経由長項本線新昌・餅店基地線西東灘・京仁線仁川まで直通運転
124	清凉里駅 (ソウル市立大入口)	청량리역 (서울시립대입구)	Cheongnyangni (Univ. of Seoul)	2.4	12.7				●	韓国鉄道公社：中央本線 ●京義・中央線（京元本線・中央本線） (K117) ソウル交通公社：●1号線（直通運転）	ソウル特別市	東大門区
123	回基駅	회기역	Hoegi	1.4	14.1	3級	配置簡易駅	|	●	韓国鉄道公社：●京義・中央線（中央本線） (K118)
122	外大前駅	외대앞역	Hankuk Univ. of Foreign Studies	0.8	14.9	3級	配置簡易駅	|	●
121	新里門駅 (韓国芸術 総合学校)	신이문역 (한국예술 종합학교)	Sinimun (Korea Nat'l Univ. of Arts)	0.8	15.7	3級	配置簡易駅	|	●
120	石渓駅	석계역	Seokgye	1.4	17.1	3級	配置簡易駅	|	●	ソウル交通公社：●6号線 (644)		芦原区
119	光云大駅	광운대역	Kwangwoon Univ.	1.1	18.2	3級	管理駅	|	●	韓国鉄道公社：●京春線（忘憂線）
118	月渓駅 (仁徳大学)	월계역 (인덕대학)	Wolgye (Induk Institute of Technology)	1.1	19.3	3級	無配置簡易駅	|	|
117	鹿川駅	녹천역	Nokcheon	1.4	20.7	無配置簡易駅		|	|			道峰区
116	倉洞駅	창동역	Chang-dong	1.0	21.7	3級	普通駅	|	●	ソウル交通公社：●4号線（地下鉄4号線） (412)
115	放鶴駅 (道峰区庁)	방학역 (도봉구청)	Banghak (Dobong-gu Office)	1.7	23.4	3級	配置簡易駅	|	|
114	道峰駅	도봉역	Dobong	1.3	24.7	3級	無配置簡易駅	|	|
113	道峰山駅	도봉산역	Dobongsan	1.2	25.9	配置簡易駅		|	●	ソウル交通公社：●7号線 (710)
112	望月寺駅 (信興大学)	망월사역 (신흥대학)	Mangwolsa (Shinheung College)	2.3	28.2	無配置簡易駅		|	|		京畿道	議政府市
111	回龍駅	회룡역	Hoeryong	1.4	29.6	配置簡易駅		|	●	議政府軽電鉄：●議政府軽電鉄 (U111)
110	議政府駅	의정부역	Uijeongbu	1.6	31.2	2級	管理駅	●	●	韓国鉄道公社：ソウル郊外線（旅客営業休止）
109	佳陵駅	가능역	Ganeung	1.2	32.4	3級	無配置簡易駅	|	|
108	緑楊駅	녹양역	Nogyang	1.3	33.7	無配置簡易駅		|	|
107	楊州駅	양주역	Yangju	1.6	35.3	3級	配置簡易駅	|	●			楊州市
	麻田信号場	마전신호장	Majeon	2.2	37.5	信号場		|	|
106	徳渓駅	덕계역	Deokgye	3.1	40.6	無配置簡易駅		|	|
105	徳亭駅 (瑞靖大学)	덕정역 (서정대학)	Deokjeong (Seojeong College)	2.9	43.5	3級	普通駅	|	●
104	紙杏駅	지행역	Jihaeng	5.6	49.1	無配置簡易駅		|	|			東豆川市
103	東豆川中央駅 (漢北大)	동두천중앙역 (한북대)	Dongducheonjungang (Hanbuk Univ.)	1.0	50.1	3級	配置簡易駅	|	●
102	保山駅	보산역	Bosan	1.4	51.5	無配置簡易駅		|	|
101	東豆川駅	동두천역	Dongducheon	1.6	53.1	3級	管理駅	●	●
100	逍遥山駅	소요산역	Soyosan	2.5	55.6	3級	配置簡易駅	●	▼

東豆川～白馬高地

• 通勤列車は各駅停車であるため省略。

駅名			駅間キロ (km)	累計キロ (km)	駅 等級	駅種別	平和列車	接続路線	所在地
日本語	ハングル	英語
東豆川駅	동두천역	Dongducheon	1.6	53.1	3級	管理駅	●	韓国鉄道公社：●1号線（京元電鉄線） (101)	京畿道	東豆川市
逍遥山駅	소요산역	Soyosan	2.5	55.6	3級	配置簡易駅	●	韓国鉄道公社：●1号線（京元電鉄線） (100)
哨城里駅	초성리역	Choseong-ri	4.1	59.7	3級	配置簡易駅	|			漣川郡
漢灘江駅	한탄강역	Hantangang	3.0	62.7	無配置簡易駅		|
全谷駅	전곡역	Jeongok	2.5	65.2	3級	配置簡易駅	|
漣川駅	연천역	Yeoncheon	8.6	73.8	3級	普通駅	●
新望里駅	신망리역	Sinmang-ri	3.6	77.4	無配置簡易駅		|
大光里駅	대광리역	Daegwang-ri	7.0	84.4	3級	無配置簡易駅	|
新炭里駅	신탄리역	Sintan-ri	4.4	88.8	3級	普通駅	●
白馬高地駅	백마고지역	Baengmagoji	5.6	94.4	無配置簡易駅		●		江原道 鉄原郡

• 龍山 - 清凉里 - 東豆川 - 逍遥山間の広域電鉄と、東豆川 - 逍遥山 - 白馬高地間の通勤列車、ソウル - 白馬高地間のDMZ-trainとは料金体制も全く別である。
• 哨城里 - 漢灘江間（龍山起点62.2km付近）で北緯38度線を跨ぐ。それを示す標柱なども建っている。

廃駅

• 鉄原駅(철원역) - 新炭里駅と江原線平康駅との間に存在した。廃止当時は江原道鉄原郡に位置していた。金剛山電気鉄道が接続していた。（龍山起点98.1km）
• 月井里駅(월정리역) - 新炭里駅と江原線平康駅との間に存在した。廃止当時は江原道鉄原郡に位置していた。（龍山起点103.1km）
• 佳谷駅(가곡역) - 新炭里駅と江原線平康駅との間に存在した。廃止当時は江原道平康郡に位置していた。（龍山起点113.1km）

北朝鮮側の現状

江原線の項目を参照。

使用車両

一般列車

• 9501系気動車

広域電鉄

全て電車

自社車両

1号線

• 1000系
• 311000系

中央線

• 321000系

乗り入れ車両

1号線

• ソウル交通公社
  • 旧1000系
  • 1000系
    • いずれも楊州駅までの運行

関連項目

• 首都圏電鉄1号線
• 京元線龍山-城北間運行系統
• 通勤列車
• 大韓民国の鉄道
• 韓国鉄道公社
• 朝鮮民主主義人民共和国の鉄道
• 南北分断路線
• 京義線
• 東海線
• 金剛山電気鉄道