「フランクフルト空港」の版間の差分
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2020年6月20日 (土) 11:27時点における版
フランクフルト空港 Flughafen Frankfurt am Main Frankfurt Airport | |||||||||||||||||||||
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IATA: FRA - ICAO: EDDF | |||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||
国・地域 | ドイツ | ||||||||||||||||||||
所在地 | フランクフルト・アム・マイン | ||||||||||||||||||||
種類 | 公共 | ||||||||||||||||||||
運営者 | フラポート | ||||||||||||||||||||
拠点航空会社 | |||||||||||||||||||||
標高 | 111 m (364 ft) | ||||||||||||||||||||
座標 | 北緯50度02分00秒 東経8度34分14秒 / 北緯50.03333度 東経8.57056度座標: 北緯50度02分00秒 東経8度34分14秒 / 北緯50.03333度 東経8.57056度 | ||||||||||||||||||||
公式サイト | www.frankfurt-airport.com | ||||||||||||||||||||
地図 | |||||||||||||||||||||
ドイツ内の位置 | |||||||||||||||||||||
滑走路 | |||||||||||||||||||||
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出典: ドイツ航空路誌 (EUROCONTROL)[3] | |||||||||||||||||||||
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空港の一覧 |
フランクフルト空港(フランクフルトくうこう、ドイツ語: Flughafen Frankfurt am Main)は、ドイツのフランクフルト・アム・マインにあるドイツ最大規模の国際空港である。空港コードはFRA/EDDF。
概要
ヨーロッパでは、ロンドンのヒースロー空港、パリのシャルル・ド・ゴール空港と並ぶ大規模空港であり、世界における国際線の重要なハブ空港のひとつでもある。空港の運営はフラポート株式会社(Fraport AG)が行っている。
ドイツのフラッグ・キャリアであるルフトハンザドイツ航空がメインハブ空港として使用している。しかし当空港の受け入れ能力不足のため、ミュンヘンのミュンヘン空港にも輸送を振り分けている。
当空港の半径2000km以内にヨーロッパ・地中海沿岸諸国の主要都市の多くが収まるという立地条件もあって、日本から欧州へ移動する際にも、主要な玄関口のひとつとなっている。首都圏からは羽田空港及び成田空港、中京圏からは中部国際空港との間で直行便が運航されている。
以前は関西空港からも運航されていた。
歴史
ライン=マイン空港およびライン=マイン空軍基地として1936年に開設された。第二次世界大戦中は、ベルリンのテンペルホーフ空港に次ぎ、ドイツ第2の空港として活躍した。戦後はベルリン空輸で西ドイツ政府の主要な輸送基地として使われた。
フランクフルト空港が国際的なハブ空港として使われるようになるのは、1972年に乗客用の新ターミナル(現在のターミナル1)が開設されてからである。
就航路線と就航都市
旅客
ドイツで国際線乗り入れ数、乗り入れ会社数が最多である。基本的に、スターアライアンス加盟の航空会社が第1ターミナルを使用し、第2ターミナルはスカイチームやワンワールドが使用する。第1ターミナルにスカイチームやワンワールド加盟の航空会社が使用する例外もある。
- 臨時便・不定期便・チャーター便のみの航空会社を除く。
- 太字は、フランクフルト空港をハブにしている航空会社。
- ()内の記号は、最初が航空会社の2レターコード、2つ目が航空連合(アライアンス)
- 語末の★は、格安航空会社(LCC)
第1ターミナル
第2ターミナル
航空会社 | 就航地 | コンコース |
---|---|---|
エア・リンガス (EI) | ダブリン | D |
アエロフロート・ロシア航空 (SU) (SK) | モスクワ/シェレメーチエヴォ・カザン | D |
エア・アスタナ (KC) | ヌルスルタン・オラル | D |
エールフランス (AF) (SK) | パリ/CDG | D |
アリタリア-イタリア航空 (AZ) (SK) | ローマ・ミラノ/リナーテ | D |
ベラヴィア (B2) | ミンスク | D |
チャイナエアライン (CI) (SK) | 台北/桃園 | D |
中国東方航空 (MU) (SK) | 上海/浦東 | D |
チェコ航空 (OK) (SK) | プラハ | D |
デルタ航空 (DL) (SK) | アトランタ・ミネアポリス・ニューヨーク/JFK | D・E |
ガルフ・エア (GF) | マナーマ | D |
日本航空 (JL) (OW) | 東京/成田 | D |
KLMオランダ航空 (KL) (SK) | アムステルダム | D |
大韓航空 (KE) (SK) | ソウル/仁川 | D |
モンテネグロ航空 (YM) | ポドゴリツァ | D |
サウディア (SV) (SK) | ジェッダ・リヤド | D |
TUIフライ・ドイッチュラント (X3) ★ | ラメーツィア・テルメ・ダラマン・フンシャル・イラクリオン・ケルキラ島・パトラ・ロードス島・ コス島・パルマ・デ・マヨルカ・テネリフェ・バルセロナ・イビザ・マオー・ラス・パルマス・ フエルベテントゥラ・ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ・ランサローテ・ラルナカ・フルガダ・ ルクソール・マラサアラム・アディガール・ボア・ヴィスタ・エスパルゴス・ハンブルク・ハノーファー | D |
ウクライナ国際航空 (PS) | キエフ/ボルィースピリ | D |
ウズベキスタン (HY) | タシケント・ウルゲンチ | D |
ベトナム航空 (VN) (SK) | ハノイ・ホーチミン | D |
タロム航空 (RO) (SK) | ブカレスト | D |
エアヨーロッパ (UX) (SK) | マドリード | D |
中国南方航空 (CZ) | 広州・長沙 | D |
エア・バルティック (BT) ★ | リガ | D |
アメリカン航空 (AA) (OW) | ダラス・シャーロット | E |
ブリティッシュエアウェイズ (BA) (OW) | ロンドン/ヒースロー・ロンドン/シティ | E |
ブルガリア航空 (FB) | ソフィア | E |
キャセイパシフィック航空 (CX) (OW) | 香港 | E |
エミレーツ航空 (EK) | ドバイ | E |
エティハド航空 (ET) | アブダビ | E |
フィンエアー (AY) (OW) | ヘルシンキ | E |
イベリア航空 (IB) (OW) | マドリード | E |
アイスランド航空 (FI) | レイキャビーク | E |
ペガサス航空 (PC) ★ | イスタンブール/サビハ・アンカラ・イズミル・アンタルヤ | E |
ロイヤル・ヨルダン航空 (RJ) (OW) | アンマン | E |
サモンエア (SZ) | ドゥシャンベ | E |
ライアンエアー (FR) ★ | ダブリン | E |
ウィズエアー (W6) ★ | ブダペスト | E |
サンエクスプレス (XQ) ★ | アンカラ・イズミル・アンタルヤ・ボドルム・ダラマン・アダナ・カイセリ・カズィアンテプ | E |
サンエクスプレス・ジャーマニー (XG) ★ | ラーメツィア・テルメ・アンカラ・アンタルヤ・アダナ・サムスン・エラズー・カイセリ・ イラクリオン・ケルキラ島・ヴァルナ・フルガダ | E |
構造と機能
当空港には2つの旅客用ターミナルがあり、回廊、新交通システム(スカイライン)、バスで連絡されている。
ターミナル1
ターミナル1は1972年3月14日にオープン。A,B,Cの三つのコンコースがある。スターアライアンス各社はこのターミナル1に発着する。ルフトハンザはコンコースA、全日本空輸はコンコースBを使用している。
コンコース A
コンコース B
- エーゲ航空
- 全日本空輸
- エチオピア航空
- 中国国際航空
- アルジェリア航空
- エア・カナダ
- モルドバ航空
- ナミビア航空
- エジプト航空
- クウェート航空
- ルフトハンザドイツ航空
- ミドル・イースト航空
- カタール航空
- ロイヤル・エア・モロッコ
- 南アフリカ航空
- TAPポルトガル航空
- チュニスエア
- ターキッシュ エアラインズ
- ユナイテッド航空
コンコース C
ターミナル2
ターミナル2は1994年10月24日にオープンした新しいターミナルである。D,Eの二つのコンコースがある。日本航空はコンコースDを使用している。
コンコース D
- エアリンガス
- アエロフロート・ロシア航空
- エア・アスタナ
- エールフランス
- アリタリア-イタリア航空
- ベラヴィア
- チャイナエアライン(中華航空)
- 中国東方航空
- チェコ航空
- デルタ航空
- フリーバード航空(チャーター便)
- ガルフ・エア
- 日本航空
- KLMオランダ航空
- 大韓航空
- モンテネグロ航空
- サウディア
- TUIフライ・ドイッチュラント
- ウクライナ国際航空
- ウズベキスタン航空
- ベトナム航空
- タロム航空
- エアヨーロッパ
- 中国南方航空
- サンエクスプレス
- サンエクスプレス・ジャーマニー
- コレンドン航空(チャーター便)
- エアバルティック
コンコース E
- アメリカン航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- ブルガリア航空
- キャセイパシフィック航空
- デルタ航空
- エミレーツ航空
- エティハド航空
- フィンエアー
- イベリア航空
- アイスランド航空
- ペガサス航空
- ロイヤル・ヨルダン航空
- サモンエア
- ライアンエアー
- ウィズエアー
アクセス
フランクフルト市内と空港間は鉄道によって結ばれている。フランクフルト空港近距離駅と遠距離駅の2つが存在する。
フランクフルト空港近距離駅
フランクフルト空港近距離駅はターミナル1、コンコースBの地下に位置する。フランクフルト中央駅までS-BahnS8(ヴィースバーデン中央駅-マインツ中央駅-当駅-フランクフルト中央駅-ハーナウ)、S9(ヴィースバーデン中央駅-マインツ-カステル-当駅-フランクフルト中央駅-ハーナウ)が利用可能である。昼間時間帯は15分おきに発車する。24時間運行しているが、夜間は運転間隔が長くなる。フランクフルト中央駅からは市内交通へ乗り換えが可能である。交通連合乗車券が利用可能であり、市内までの利用であれば長距離列車よりも安価である。
フランクフルト空港遠距離駅
フランクフルト空港近距離駅に隣接して位置し両者は連絡通路で結ばれている。ケルン-ライン=マイン高速線の一部としてドイツ各地とICEやICで結ばれている。
利用状況
当空港からの発着先は、現在のところロンドンのヒースロー空港からの発着先より多い。しかし旅客の輸送量では依然としてヒースロー空港が優位にあり、当空港はこの点でパリのシャルル・ド・ゴール国際空港に並んでいる。2003年にフランクフルト空港を使用した旅客は48,351,664人に上るが、ヒースロー空港では63,487,136人、シャルル・ド・ゴール空港では48,220,436人である。
航空機の移動に関しては、同年当空港を発着した航空機は458,865機でヨーロッパ第3位である(シャルル・ド・ゴール空港で515,025機、ヒースロー空港で463,650機)。貨物輸送では、当空港の扱い量は1,548,014トンでヨーロッパ第2位である(シャルル・ド・ゴール空港で1,723,700トン、ヒースロー空港で1,300,420トン)。2001年の同時多発テロ以降、貨物取扱量や旅客数は一時減少したが現在は再び増加傾向である。この為、当空港の処理能力は限界に達しつつある。
年 | 旅客数 | 貨物取扱量(t) | 航空郵便取扱量(t) | 航空機発着回数 |
---|---|---|---|---|
2011 | 56,443,657 | 2,169,304 | 82,314 | 487,162 |
2010 | 53,013,771 | 2,231,348 | 76,445 | 464,432 |
2009 | 50,937,897 | 1,837,054 | 80,174 | 463,111 |
2008 | 53,472,915 | 2,133,293 | 90,346 | 485,783 |
2007 | 54,167,817 | 2,095,293 | 95,168 | 492,569 |
2006 | 52,821,778 | 2,057,175 | 96,889 | 489,406 |
2005 | 52,230,323 | 1,892,100 | 99,437 | 490,147 |
2003 | 48,351,664 | 1,548,014 | 126,726 | 458,865 |
2000 | 49,369,429 | 1,589,428 | 141,011 | 458,731 |
1990 | 29,631,427 | 1,176,055 | 152,317 | 324,387 |
1980 | 17,664,171 | 642,850 | 91,918 | 222,293 |
1970 | 9,401,842 | 327,323 | 59,353 | 195,802 |
1960 | 2,172,494 | 46,910 | 11,875 | 85,257 |
1950 | 195,330 | 3,652 | 1,616 | 13,076 |
出典
拡張
近年、利用者が増加傾向にあり、現状のままでは2020年に第1、第2ターミナルだけでは増加する乗客に対応できなくなると予想されていたため、新たに第3ターミナル建設が計画されている。第3ターミナルはフランクフルト空港の南側に位置し、最初に中央ターミナル施設と、24カ所の駐機スポットを備えた2つのピアが建設される予定。完成は2021年の予定で、1年間に1400万人の旅客に対応することができる。[4]
税関トラブル
当空港の構造上、ターミナル1Bに到着の場合、機内持込荷物と機内預入荷物のあわせて2回の税関への申告が必要な場合があり、申告を忘れたり正確な申告をせずに通関したことによって、多額の税または反則金の支払いを命じられるトラブルが多数発生している[5][6]。
脚注
- ^ 1999年から2004年まで、25Cとの同時着陸の際の後方気流を減少させ着陸便数の増加が可能か調べる目的で滑走路端とは別の着陸地点として滑走路長が2500mとなる地点に26Lが存在したが、2009年初頃に撤去された。HALS/DTOP
- ^ 滑走路18/36の36側は使用されていない(滑走路36側には、滑走路の路面表記等も存在しない)。
- ^ EAD Basic
- ^ フランクフルト国際空港、第3ターミナルを建設へ Fly Team
- ^ フランクフルト国際空港における税関トラブルに関する注意事項 在ルクセンブルク日本国大使館
- ^ ドイツの国際空港における税関検査に関する注意事項 在ドイツ日本国大使館
関連項目
外部リンク
- Frankfurt International Airport
- Frankfurt Airport (FrankfurtAirport) - Facebook
- Fraport AG (@Airport_FRA) - X(旧Twitter)
- Frankfurt Airport (FRA) (@frankfurtairport) - Instagram
- Frankfurt Airport - YouTubeチャンネル
- エアポートガイド フランクフルト空港 一覧 (日本語版…2012年8月発行) ※ 現在はインターネットアーカイブ内に残存
- 日本語による当空港案内ページ
- ハブ空港 フランクフルト空港 - ルフトハンザドイツ航空・日本語版Webサイトより
- フランクフルト国際空港(空港情報) - 日本航空(JAL)Webサイトより
- フランクフルト空港の施設案内 - 全日本空輸(ANA)Webサイトより
- フランクフルト・マイン国際空港 - 『トラベル・ヨーロッパ』(ANA、ルフトハンザ等スターアライアンス加盟4社協力運営)より
- OpenNav: FRA / EDDF 空域と航空地図