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「中ノ沢駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:45時点における版

中ノ沢駅
駅舎(2018年6月)
なかのさわ
Nakanosawa
H49 国縫 (4.9 km)
(4.6 km) 長万部 H47
地図
所在地 北海道山越郡長万部町字中ノ沢
北緯42度28分40.5秒 東経140度20分46.0秒 / 北緯42.477917度 東経140.346111度 / 42.477917; 140.346111 (中ノ沢駅)
駅番号 H48
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 107.7 km(函館起点)
電報略号 ナワ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1904年明治37年)10月15日
備考 無人駅
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中ノ沢駅(なかのさわえき)は、北海道山越郡長万部町字中ノ沢にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線駅番号H48電報略号ナワ

快速アイリス」の停車駅であった。

歴史

1976年の中ノ沢駅と周囲約750m範囲。下が函館方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

旧駅名「紋別」はアイヌ語の「モペッ(mo-pet)」に由来し[1][8]、1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』では「子なる川、すなわち支流[1]」の意と紹介しているが、永田方正山田秀三は同音の「静かな・川」の意としている[8]。この名称は現在も河川名として残っている[8]

現駅名は、道内に同様の地名が多かったことを理由に改名されたもので、同地が和類川、紋別川の中間にあり、沢を成していることによる[1][9]

駅構造

地上駅。混合ホーム2面3線のうち真ん中の線路を取り払ったために生じた、ホーム・線路・ホーム・線路の順に並ぶ特異な構造を持つ。ヨ3500形[10]車掌車改造の待合所が設置される無人駅である。構内踏切が現存している。

利用状況

  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[11]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「3名以下」[12]

駅周辺

  • 中ノ沢市街
  • 国道5号
  • 青華堂
  • はっぴーディアーズ(青華堂のお菓子直売所)
  • ステイタス新函館ゴルフ場跡地
  • 旧長万部町立中ノ沢小学校
  • 中の沢振興会館
  • 函館バス「中ノ沢駅前」停留所
  • 旧中ノ沢簡易郵便局

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
国縫駅 (H49) - 中ノ沢駅 (H48) - 長万部駅 (H47)

脚注

  1. ^ a b c d 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、11頁。ASIN B000J9RBUY 
  2. ^ a b c 停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II、P809。
  3. ^ 大正3年8月29日付官報(第625号) 鉄道院告示七十三号
  4. ^ 北海道鉄道百年史 下巻、P58 及び巻末年表。
  5. ^ a b 札幌工事局70年史 P194-198。複線-単線部分にポイントを設け、手作業で切り替えを行った。2段階で複線化されたのは土地買収が遅れたためで、土地収用法が適用された例となった。
  6. ^ a b c 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行。
  7. ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧
  8. ^ a b c アイヌ語地名リスト モク~リ P131-140”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2019年3月23日閲覧。
  9. ^ 札幌鉄道局 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、6頁。NDLJP:1029473 
  10. ^ 書籍『ダルマ駅へ行こう!』(著:笹田昌宏、小学館文庫2007年)101ページより。
  11. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  12. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。

関連項目

外部リンク