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神丘駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神丘駅
かみおか
Kamioka
今金 (3.3 km)
(3.5 km) 丹羽
所在地 北海道瀬棚郡今金町字神丘
北緯42度25分12.1秒 東経139度58分31.6秒 / 北緯42.420028度 東経139.975444度 / 42.420028; 139.975444座標: 北緯42度25分12.1秒 東経139度58分31.6秒 / 北緯42.420028度 東経139.975444度 / 42.420028; 139.975444
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 瀬棚線
キロ程 33.9 km(国縫起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1961年昭和36年)4月1日
廃止年月日 1987年(昭和62年)3月16日
備考 瀬棚線廃線に伴い廃駅
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1976年の神丘駅と周囲約500m範囲。左が瀬棚方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

神丘駅(かみおかえき)は、北海道瀬棚郡今金町字神丘にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)瀬棚線廃駅)である。事務管理コードは▲141610[1]

歴史

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駅名の由来

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所在地名より[2]。「神のいる丘」の意から名づけられた[2][5]

1892年(明治25年)より埼玉県などから、キリスト教徒10名が入植・開拓した集落が近隣にあり[6]、当初は地名も「インマヌエル」と称したが、1933年(昭和8年)に現在の「神丘」に改名を余儀なくされた[7]。当地の開拓初期には荻野吟子の夫である志方之善が関わっている。

駅構造

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廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[8]。ホームは、線路の南側(瀬棚方面に向かって左手側)に存在した。瀬棚方がスロープになっており、道路に連絡した[8]

開業時からの無人駅であった。駅舎は存在せず、地元住人が建築した小さな待合室を有していた[8]。ホームは荒い砂敷きであった[8]

利用状況

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  • 1981年度の1日乗降客数は8人[8]

駅周辺

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駅跡

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2010年(平成22年)時点でホーム跡が土盛りとして残り、ホームに植えられていた樹木も残っていた。また瀬棚寄りには25キロの速度制限表も残存していた[9]。2011年(平成23年)時点でも同様であった[10]

隣の駅

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日本国有鉄道
瀬棚線
今金駅 - 神丘駅 - 丹羽駅

脚注

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  1. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、220頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  2. ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、25頁。ASIN B000J9RBUY 
  3. ^ a b 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行。
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第97号」『官報』1961年3月29日。
  5. ^ アイヌ語地名リスト オニシベ~キタ P31-40P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  6. ^ インマヌエルの丘 / 檜山を旅しよう”. 北海道 檜山振興局. 2021年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月4日閲覧。
  7. ^ 今金インマヌエル教会”. 北海道教区 教会と施設. 日本聖公会北海道教区. 2021年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月4日閲覧。
  8. ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)65ページより。
  9. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)164ページより。
  10. ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)77ページより。

関連項目

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