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|画像説明 = 西口(2010年5月) |
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|よみがな = にしなすの |
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2020年2月15日 (土) 02:58時点における版
西那須野駅 | |
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西口(2010年5月) | |
にしなすの Nishi-Nasuno | |
◄野崎 (5.2 km) (6.0 km) 那須塩原► | |
所在地 | 栃木県那須塩原市永田町1-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線(宇都宮線) |
キロ程 |
151.8km(東京起点) 東京から尾久経由で152.0 km |
電報略号 | ナス |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線(実質2面2線) |
乗車人員 -統計年度- |
3,777人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1886年(明治19年)10月1日 |
備考 | 業務委託駅 |
西那須野駅(にしなすのえき)は、栃木県那須塩原市永田町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。「宇都宮線」の愛称区間に含まれている。
歴史
- 1886年(明治19年)10月1日:日本鉄道の那須駅として開業。
- 1891年(明治24年)5月1日:西那須野駅に改称。
- 1906年(明治39年)11月1日:鉄道国有法により国有化。
- 1908年(明治41年)7月13日:那須人車軌道(後に那須軌道と改称)が開通。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により東北本線の所属となる。
- 1912年(明治45年)7月11日:塩原軌道(後に塩原電車と改称)が開通。
- 1918年(大正7年)4月17日:東野鉄道が開通。
- 1932年(昭和7年)6月22日:那須軌道が廃止。
- 1935年(昭和10年)3月25日:二代目駅舎完成[1]。
- 1936年(昭和11年)1月14日:塩原電車が廃止。
- 1968年(昭和43年)12月16日:東野鉄道が廃止。
- 1971年(昭和46年)12月31日:みどりの窓口開設[1]。
- 1978年(昭和53年)10月2日:特急停車駅になり、特急ひばり上下2本が停車[1]。
- 1980年(昭和55年)8月1日:三代目の現駅舎完成、5日より使用開始[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物営業廃止[1]
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1992年(平成4年)3月:東口広場整備[1]
- 2004年(平成16年)10月16日:ICカードSuica供用開始。
- 2005年(平成17年)1月1日:市町村合併により那須塩原市の駅となる。
- 2013年(平成25年)
- 2018年(平成30年)3月29日:構内にあったKIOSKが閉店。
駅構造
業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託、那須塩原駅管理)[2]。Suica対応自動改札機・指定席券売機設置駅。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅であるが、2番線は架線撤去の上でホームにも柵が設置されており使用されていない。そのため事実上単式ホーム2面2線となっている。橋上駅舎を有する。
かつて改札外にKIOSKがあったが、現在は閉店し店舗設備も撤去されている。
貴賓室
- 塩原温泉郷に塩原御用邸が設置されていたため、西那須野駅には貴賓室が設けられ、調度品が備えられていた。大正天皇をはじめ多くの皇族が西那須野駅を利用していた[1]。
- 大正天皇は、大正時代前半は当駅下車後塩原軌道で関谷または新塩原へ移動し、そこから人力車か馬車で御用邸へ向かっていたが、1919年(大正8年)頃より自動車を導入し、当駅より直接自動車で御用邸へ行くようになった[1]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■宇都宮線(東北線) | 下り | 那須塩原・郡山・福島・仙台方面[注釈 1] |
3 | 上り | 宇都宮・大宮・東京・横浜・大船方面 (上野東京ライン) |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 2004年(平成16年)3月13日のダイヤ改正以降、湘南新宿ラインの列車は当駅に乗り入れなくなった。
-
改札口(2019年3月)
-
跨線橋(2019年3月)
-
ホーム(2019年3月)
-
東西自由通路(2019年3月)
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は3,777人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1887年(明治20年) | 73 | [1] |
1892年(明治25年) | 87 | |
1897年(明治30年) | 144 | |
1902年(明治35年) | 168 | |
1907年(明治40年) | 214 | |
1912年(明治45年) | 304 | |
1920年(大正 | 9年)549 | |
1926年(昭和 | 元年)657 | |
1930年(昭和 | 5年)637 | |
1936年(昭和11年) | 629 | |
1946年(昭和21年) | 2,890 | |
1950年(昭和25年) | 1,944 | |
1955年(昭和30年) | 2,421 | |
1960年(昭和35年) | 3,072 | |
1965年(昭和40年) | 4,379 | |
1970年(昭和45年) | 4,664 | |
1975年(昭和50年) | 3,883 | |
1980年(昭和55年) | 3,828 | |
1985年(昭和60年) | 3,381 | |
1990年(平成 | 2年)3,916 | |
2000年(平成12年) | 3,791 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 3,731 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 3,625 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 3,649 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 3,657 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 3,618 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 3,587 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 3,565 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 3,608 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 3,570 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 3,570 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 3,527 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 3,621 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 3,687 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 3,561 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 3,665 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 3,687 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 3,731 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 3,777 | [利用客数 1] |
駅周辺
大田原市には野崎駅が存在するが、当駅のほうが大田原市中心部により近い。
駅西側
- ジェイアールバス関東 西那須野支店
- 那須塩原警察署 西那須野駅前交番
- 西那須野駅前郵便局
- 那須疏水第三分水路(深川堀)
- 栃木県道306号西那須野下石上線
- 栃木県道317号西那須野停車場線
- 国道4号(陸羽街道)
- 国道400号(会津東街道)
- 西那須野郵便局
- 那須塩原市役所 西那須野支所(旧・西那須野町役場)
- 栃木県道259号折戸西那須野線
- 東北自動車道 西那須野塩原インターチェンジ
- 千本松牧場
- 能開センター 西那須野校
- 地方競馬教養センター
- トライアルマート西那須野店(そすいスクエアアクアス)
駅東側
- 国道400号(黒羽街道)
- 国道461号(日光北街道)
- 栃木県道48号大田原氏家線(旧陸羽街道)
- 栃木県道53号大田原高林線
- 大山元帥墓所
- 乃木神社
- 西那須野下永田郵便局
- 大田原市役所
- 大田原警察署
- 宇都宮地方検察庁大田原支部
- 宇都宮家庭裁判所大田原支部
- 大田原簡易裁判所
- 宇都宮地方裁判所大田原支部
- 栃木県那須庁舎・県庁舎別館
- 大田原税務署
- 大田原県税事務所
- 大田原郵便局
- 那須赤十字病院
- 東野交通大田原営業所
- 国際医療福祉大学
- 栃木県立大田原高等学校
- 能開センター 大田原校
バス路線
一般乗合バス
駅西口から塩原温泉郷および那須塩原市内(那須塩原駅・黒磯駅方面)、駅東口から那須塩原市内循環線と大田原市市街地への路線バスが運行されている。
西口発着
乗り場 | 運行事業者 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
西那須野駅西口 | JRバス関東 | 塩原線 | 千本松・アグリパル塩原・塩原福渡 | 塩原温泉バスターミナル | [3] | |
西富山 | 那須塩原駅 | |||||
那須塩原地域バス | ■西那須野外循環線 | 三島中学校入口・国際医療福祉大学病院前・西小学校・南小学校前 | 西那須野駅東口 | [4] | ||
■西那須野内循環線 | 西那須野庁舎・那須野が原博物館・乃木神社参道入口 | 西那須野駅東口 | ||||
■黒磯・西那須野線 | 西那須野庁舎・三島・国際医療福祉大学病院前・イオンタウン那須塩原店・那須塩原駅・黒磯南高校前・市役所 | 黒磯駅 | 朝1便は黒磯南高校前止まり 早朝便はイオンタウン那須塩原店通過 |
東口発着
乗り場 | 運行事業者 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
西那須野駅東口 | 関東自動車 | 大田原・馬頭線 | 大田原市役所入口・トコトコ大田原前・倉骨・佐良土小学校前・なかがわ水遊園・小川仲町・馬頭役場前 | 馬頭車庫 | なかがわ水遊園休園日は なかがわ水遊園通過 |
[5] |
大田原市役所入口・トコトコ大田原前・倉骨・佐良土小学校前・なかがわ水遊園・小川仲町 | 三輪 | なかがわ水遊園休園日は なかがわ水遊園通過 | ||||
大田原市役所入口・トコトコ大田原前・那須庁舎前 | 大田原営業所 | |||||
黒羽線 | 大田原市役所入口・トコトコ大田原前・国際医療福祉大学・黒羽出張所・黒羽高校 | 五峰の湯 | ||||
大田原市役所入口・トコトコ大田原前・国際医療福祉大学 | 黒羽出張所 | |||||
大田原高校前 | 那須赤十字病院 | |||||
那須塩原地域バス | ■西那須野外循環線 | 常盤ヶ丘・南小学校前・西小学校・国際医療福祉大学病院前 | 西那須野駅西口 | [4] | ||
■西那須野内循環線 | 那須清峰高校入口・乃木神社参道入口・那須野が原博物館 | 西那須野駅西口 | ||||
大田原市営バス | 大田原市内循環線 | 東武百貨店前・那須赤十字病院・大田原市役所・那須庁舎前 | 大田原市役所 | [6] |
高速バス
新宿駅発着の高速バス路線が1往復乗り入れている。
乗り場 | 運行事業者 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
西那須野駅(西口) | 関東自動車 | 那須・塩原号 | 王子駅・池袋駅東口 | バスタ新宿(新宿駅新南口) | 朝1便 | [7] |
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
出典
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 金色夜叉 - 尾崎紅葉の小説作品。尾崎は本作を塩原温泉・清琴楼にて起草。シリーズの一『続続金色夜叉』で、「車は馳せ、景は移り、境は転じ、客は改まれど、貫一は易らざる其の悒鬱を抱きて、遣る方無き五時間の独に倦み憊れつゝ、始て西那須野の駅に下車せり。直に西北に向ひて、今尚茫々たる古の那須野原に入れば、天は濶く、地は遐に、唯平蕪の迷ひ、断雲の飛ぶのみにして、三里の坦途、一帯の重巒、塩原は其処ぞと見えて、行くほどに跡は窮らず、漸く千本松を過ぎ、進みて関谷村に到れば、人家の尽る処に淙々の響有りて、これに架かれるを入勝橋と為す。」とあるように、主人公・間貫一は西那須野駅から塩原に向かう。