大田原駅
大田原駅 | |
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現在は車道となっている線路跡地から駅跡地(撮影時はトライアル大田原店)方向を望む | |
おおたわら ŌTAWARA | |
◄大高前 (0.9 km) (1.7 km) 中田原► | |
所在地 | 栃木県大田原市山の手2-15-1[注釈 1][1] |
所属事業者 | 東野鉄道(現・関東自動車) |
所属路線 | 東野鉄道線 |
キロ程 | 4.6 km(西那須野起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1918年(大正7年)4月17日 |
廃止年月日 | 1968年(昭和43年)12月16日 |
大田原駅(おおたわらえき)は、かつて栃木県大田原市にあった東野鉄道の駅(廃駅)である。東野鉄道の廃止に伴い1968年(昭和43年)に廃止された。
跡地は「東野第一ビル(大田原108ビル)」が建設されショッピングセンターとして複数のテナントが入っていた(後述)。
歴史
[編集]駅構造
[編集]単式ホームと島式ホームの複合2面3線を持つ地上駅だった。また貨物の取り扱いもしていた。
駅周辺
[編集]当駅開業時には既に那須軌道の大田原駅が存在していたが、当駅付近ではなく現在の国道461号寺町商店街通り交差点近辺にあり、当駅と離れていた。なお、那須軌道は1921年(大正10年)頃に運行停止、1932年(昭和7年)に廃業となっている。
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光真寺大門(2006年8月)
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大田原市役所旧庁舎(2008年8月)
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大田原市役所現庁舎(2019年7月)
駅廃止後
[編集]廃止後更地となり一時バス営業所として使用[4]後、東野第一ビルが建設され1979年(昭和54年)に「オータワラaiaiタウン エドヤと30の専門店[5]」オープン。1993年(平成5年)には大田原サティとして再オープンしたものの、2003年(平成15年)10月に閉店。その後、2004年(平成16年)6月にスーパーセンタートライアル大田原店がオープンしたが、2014年(平成26年)5月に閉店した[6]。建物を解体後、敷地の一部を使用し2019年(令和元年)6月にはクスリのアオキ山の手店(住所は大田原市山の手2-15-29[7])が新築オープンした。
aiaiタウン時代には1階に東野交通の営業所と東野観光が入り、バスターミナルとしても使用されていた[8]。バス営業所は後に大田原市浅香に移転したため、大田原サティ時代は営業所の入居はなかったがバスターミナルは「大田原」バス停留所として残存し[9]。当地点に最後まで乗り入れていた宇都宮東武 - 大田原線の運行終了[10]をもって廃止となった。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 大田原108ビルの所在地
出典
[編集]- ^ 大田原108ビル 三和住宅 2017年5月28日閲覧
- ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1918年4月20日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 3 関東1、新潮社、2008年、27頁。ISBN 978-4-10-790021-0。
- ^ 『住宅地図 大田原市 1977年』
- ^ 『住宅地図 大田原市 1986年』別記4
- ^ スーパーセンタートライアル大田原店は、中田原地区に移転し2017年再オープン届出概要(新設) 栃木県
- ^ 山の手店クスリのアオキ
- ^ 『住宅地図 大田原市 1984年』
- ^ 『住宅地図 大田原市 1994年』P54
- ^ 『Bus Japan ハンドブックシリーズ 89 東武バス 東野バス』(星雲社発行、2015年) P51
参考文献
[編集]他の駅との距離については以下の文献を用いた。
- 那須野ヶ原の鉄道100年史編集委員会 編『那須野ヶ原の鉄道100年史』那須野ヶ原開拓史研究会、1986年12月1日、138頁。