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乃木神社 (那須塩原市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
乃木神社
乃木神社境内。左端は乃木希典像、下を流れているのは蟇沼用水。
乃木神社境内
所在地 栃木県那須塩原市石林795
位置 北緯36度53分15秒 東経140度00分10秒 / 北緯36.88750度 東経140.00278度 / 36.88750; 140.00278 (乃木神社)座標: 北緯36度53分15秒 東経140度00分10秒 / 北緯36.88750度 東経140.00278度 / 36.88750; 140.00278 (乃木神社)
主祭神 乃木希典将軍
乃木静子夫人
社格県社
創建 大正5年(1916年
例祭 9月13日
地図
乃木神社の位置(栃木県内)
乃木神社
乃木神社
地図
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乃木神社(のぎじんじゃ)は、栃木県那須塩原市にある神社である。旧社格は県社。

概要

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明治期の軍人、乃木希典と、その夫人である乃木静子の夫妻を祀る。日清戦争後に乃木が閑居した別邸の敷地内にある。 乃木夫妻は明治天皇崩御の後を追う形で殉死し、1912年(大正元年)9月18日に葬祭が執り行われた。当地の住民は別邸前でその遥拝式を行い、式の終了後、乃木希典を祀る神社を創立しようという声が上がった[1]1915年(大正4年)に創立が許可され、1916年(大正5年)4月13日に社殿が竣工、鎮座が行われた。

境内および別邸跡とその周辺は乃木公園となっている。参道には約100本ものソメイヨシノの桜並木が800mに渡って連なり、桜の季節には花見客で賑わう。境内を貫いて蟇沼用水が流れをつくり、その一部は静子夫人の名を冠した「静沼」へと引かれている。

敷地の裏手に湧く、乃木の自慢であった湧泉(乃木清水)から発見された淡水産紅藻類ノギカワモズクは、1984年(昭和59年)に新品種として登録され、市指定の天然記念物となっている[2]

乃木希典那須野旧宅

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乃木希典那須野旧宅(復元)。神社の建物とは別になっている。

乃木公園内には、1892年(明治25年)に乃木が自ら設計した、農家風造りの木造平屋建て別邸「乃木希典那須野旧宅」(乃木別邸)跡があり、栃木県指定史跡となっている[3]。乃木は1892年(明治25年)、1898年(明治31年)、および1901年(明治34年)から1904年(明治37年)の間、この別邸に閑居し、農業に従事して休職の期間を過ごした。現在の静沼は、乃木の生前には彼の水田であったという。

乃木別邸は1990年(平成2年)10月28日の不審火によって焼失し、乃木神社ではこれを過激派による放火であるとしている。乃木別邸はその後1993年(平成5年)に復元されている[3]

アクセス

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ギャラリー

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脚注

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  1. ^ 神社の由緒”. 那須乃木神社(公式サイト). 乃木神社. 2009年9月24日閲覧。
  2. ^ ノギカワモズク”. 那須塩原市ホームページ. 那須塩原市. 2009年9月24日閲覧。
  3. ^ a b 乃木希典那須野旧宅”. 那須塩原市ホームページ. 那須塩原市. 2009年9月24日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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