「鶯谷駅」の版間の差分
Tokyo-Good (会話 | 投稿記録) m 業務委託化について出典も併せて追加。 |
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|画像説明 = 南口(2009年7月) |
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|よみがな = うぐいすだに |
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|ローマ字 = Uguisudani |
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2020年2月14日 (金) 22:06時点における版
鶯谷駅 | |
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南口(2009年7月) | |
うぐいすだに Uguisudani | |
所在地 | 東京都台東区根岸一丁目4-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ウス |
駅構造 | 地上駅(一部橋上駅) |
ホーム | 2面4線(通過線6線)[1] |
乗車人員 -統計年度- |
26,148人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1912年(明治45年)7月11日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■京浜東北線* |
駅番号 | □JK 31 |
キロ程 |
4.7km(東京起点) 大宮から25.6 km |
◄JK 30 上野 (1.1 km) (1.1 km) 日暮里 JK 32► | |
所属路線 | ■山手線* |
駅番号 | □JY 06 |
キロ程 | 4.7 km(東京起点) |
◄JY 05 上野 (1.1 km) (1.1 km) 日暮里 JY 07► | |
備考 |
業務委託駅 東京山手線内・東京都区内駅 |
*いずれも正式には東北本線 |
鶯谷駅(うぐいすだにえき)は、東京都台東区根岸一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である[1]。駅番号は京浜東北線がJK 31、山手線がJY 06。東北本線において、東京駅から起算して乗り換えのない(品川駅 - 田端駅間停車駅が同一である山手線・京浜東北線間を除く)最初の単独駅でもある。
乗り入れ路線
乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線1路線のみである(詳細は路線記事および鉄道路線の名称参照)が、当駅には電車線を走る京浜東北線電車および山手線電車のみが停車し、旅客案内では「東北(本)線」とは案内されていない。また当駅は、特定都区市内における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。
歴史
- 1912年(明治45年)7月11日:鉄道院東北本線の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日:京浜東北線の快速運転開始に伴い、日中は京浜東北線が通過するようになる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2017年(平成29年)4月10日:業務委託化[2]。
- 2019年(平成31年)3月20日:北口が駅遠隔操作システム導入に伴い終日無人化[3]。
駅構造
JR東日本ステーションサービスが駅管理を受託している上野駅管理の業務委託駅[2]。島式ホーム2面4線の地上駅である。北側市街地と上野公園を結ぶ陸橋がこれらを跨いでいる[1]。出口は北口と南口の2ヶ所がある。北口は地上駅舎のようになっているが、南口は橋上駅舎になっている。南口の駅舎は1927年に造られた。
みどりの窓口はないが、南口に設置されている指定席券売機で指定席券などが購入できる。
駅名の「うぐいす」にあやかって、朝の時間帯にはプラットホーム上のスピーカーから、鶯の鳴き声を流している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 京浜東北線 | 北行 | 田端・赤羽・大宮方面 |
2 | 山手線 | 内回り | 池袋・新宿・渋谷方面 |
3 | 外回り | 東京・品川・目黒方面 | |
4 | 京浜東北線 | 南行 | 東京・品川・横浜方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
京浜東北線快速運転時間帯(10時 - 15時の間)は全列車が当駅を通過するため、この時間帯に乗り降りできるのは2・3番線の山手線のみである。京浜東北線の王子・赤羽・南浦和・大宮方面を利用する場合は2番線の山手線を利用して、田端で、蒲田・鶴見・東神奈川方面を利用する場合は3番線の山手線を利用して、上野で乗り換えとなる。快速電車通過時には自動放送でその旨が案内される。
中距離電車(宇都宮線・高崎線・常磐線)および常磐線快速電車・上野東京ラインはホームがないため全列車が通過する。そのため、当駅を含む上野駅 - 日暮里駅間に特定の分岐区間に対する区間外乗車(東北本線内折り返し乗車)の特例が設けられている。
バリアフリー設備
発車メロディ
1 | 春NewVer |
---|---|
2 | 春トレモロVer |
3 | せせらぎ |
4 | 教会の見える駅 |
-
北口改札(2019年6月)
-
南口改札(2019年6月)
-
1・2番線ホーム(2019年6月)
-
3・4番線ホーム(2019年6月)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は26,148人である。山手線の駅の中では最も少なく、京浜東北線の駅の中でも東十条駅に次いで4番目に少ない。
近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)23,641 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)23,975 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)24,951 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)25,085 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)24,816 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)24,500 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)24,247 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)24,331 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 24,099 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 24,046 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]24,225 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]24,572 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]24,478 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]24,266 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]23,814 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]23,666 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]23,877 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]23,932 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]23,707 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]23,388 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]23,599 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]23,734 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]24,174 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]24,481 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]24,444 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]24,447 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]24,611 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]25,375 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]26,148 |
駅周辺
駅の西側は上野恩賜公園(上野の山)の北側に位置し、高級住宅街の上野桜木や東京芸術大学の最寄り駅である(以前は上野桜木にも京成線の駅があった)。寛永寺、東京国立博物館、国際子ども図書館、大名時計博物館、東京文化財研究所が近い。例年、七夕の前後3日間に下谷七福神と当駅近郊の商店街で、入谷朝顔市が開かれ、下町の夏の風物詩として賑わう。
東側は屋台や居酒屋が点在し、ホテル街を形成している。小さな路地が多い。
警視庁の犯罪情報マップによると、山手線の他駅と比べても治安は悪くない。上野駅入谷口~鶯谷駅~入谷駅のエリアは警察のパトロールと監視カメラが強化されている。鶯谷駅構内でのキャッチセールスなども固く禁じられている。
駅正面にラブホテルがあるが、風俗店舗そのものはない。
近年古い建物は次第に姿を消し、新築マンションが竣工されている。東京芸大や専門学校の学生、マンション購入者の家族が多く、北口は上野桜木(高級住宅街)の住民も多い。
- 入谷鬼子母神
- 下谷七福神
- 下谷病院
- 寛永寺霊園
- 徳川家霊廟
- 東京文化財研究所
- 東京国立博物館
- 下町風俗資料館
- 台東区立江戸下町伝統工芸館
- 上野の森美術館
- 大名時計博物館
- 日本美術院
- 書道博物館
- 子規庵
- 黒田清輝記念館
- 朝倉彫塑館
- 横山大観記念館
- 一葉記念館
- 台東区立忍岡中学校
- 上野郵便局
- 入谷駅(東京地下鉄日比谷線)
- 根津駅(東京地下鉄千代田線)
- 業務スーパー河内屋
- いなげや
- ゲオ
- 東横イン鶯谷駅前
- 台東区立根岸小学校
- 東京芸術大学
- 東京都立上野高等学校
- 東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校
- 東京キネマ倶楽部
バス路線
最寄りの停留所は、言問通りにある都営バスの「鶯谷駅前」と「下谷二丁目」および台東区コミュニティバス「めぐりん」の「鶯谷駅北」「鶯谷駅南」、「ぐるーりめぐりん」の「根岸三丁目」となる。
- 鶯谷駅前
- 下谷二丁目(鶯谷駅入口)
- 上26:根津駅経由 上野公園行/とうきょうスカイツリー駅・押上・亀戸天神経由 亀戸駅行
- 草41:三河島駅・町屋駅・千住桜木経由 足立梅田町行/浅草寿町行
- 鶯谷駅南
- 北めぐりん(根岸回り):生涯学習センター北・台東病院方面
- 東西めぐりん:上野桜木・谷中・千駄木駅・根津駅・京成上野駅・台東区役所・浅草駅方面
- 鶯谷駅北
- 北めぐりん:生涯学習センター北・台東病院方面
- 根岸三丁目
隣の駅
脚注
記事本文
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)