台東区立書道博物館
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台東区立書道博物館 | |
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施設情報 | |
専門分野 | 書道関係の作品 |
収蔵作品数 | 約16000点(重要文化財11件12点、重要美術品5件) |
事業主体 | 台東区 |
管理運営 | 公益財団法人台東区芸術文化財団 |
開館 | 1936年(2000年再開館) |
所在地 |
〒110-0003 東京都台東区根岸2-10-4 |
位置 | 北緯35度43分28.9秒 東経139度46分35.2秒 / 北緯35.724694度 東経139.776444度座標: 北緯35度43分28.9秒 東経139度46分35.2秒 / 北緯35.724694度 東経139.776444度 |
アクセス |
JR鶯谷駅(北口)より徒歩または 東西めぐりんバス入谷区民館根岸分館下車 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
台東区立書道博物館(たいとうくりつ しょどうはくぶつかん)は、東京都台東区根岸にある中国および日本の書道に関する博物館。
概要
[編集]本館および中村不折記念館よりなる。 洋画家中村不折が蒐集した甲骨文、青銅器、石経、墓誌、拓本、法帖などの書道史研究上重要な資料約16000点を収蔵する。収蔵品には重要文化財11件(12点)、重要美術品5件を含む。収蔵品の大部分には何らかの形で文字が書かれ、または刻まれていることが特色で、紙に書かれた作品以外に、在銘の中国の石仏や銅鏡なども含まれる。
沿革
[編集]- 1936年(昭和11年) 書道博物館開館。初代館長中村不折。
- 1943年(昭和18年) 中村不折逝去。第2代館長中村丙午郎。
- 1952年(昭和27年) 博物館法指定博物館となる。中村不折宅址として東京都史跡指定をうける。
- 1990年(平成2年) 中村丙午郎逝去。第3代館長中村初子。
- 1995年(平成7年) 書道博物館閉館し台東区へ寄贈。
- 1999年(平成11年) 中村不折記念館完成。
- 2000年(平成12年) 台東区立書道博物館として開館。
- 2013年(平成25年) 庭園内に明治時代に建てられた不折の蔵を復元[1][2]。
主な収蔵品
[編集]重要文化財
[編集]- 春秋左氏伝残巻 紙背妙法蓮華経馬明菩薩品第三十 1枚 晋[3]
- 論語鄭注残巻 1巻 唐
- 三国志 呉志第十二残巻 1巻 晋
- 三国志 呉志第廿残巻 1巻 唐
- 抱朴子 内篇巻第一残巻 1巻 六朝
- 荘子 天運篇第十四、知北遊篇第廿二 2巻 唐
- 法句譬喩経 巻第三残巻 甘露元年奥書 1巻 姚秦
- 菩薩蔵経 第一残巻 承平十五年大涼王大且渠安周所供養経 1巻 北魏
- 摩訶般若波羅蜜経 巻第十四残巻 梁達安王蕭偉願経 1巻 梁
- 宋版十誦尼律 巻第四十六 開宝七年奉勅雕造の記並びに大観二年の印造記あり 1巻 宋
- 捜神記 句道興撰 敦煌出土 1巻 唐
重要美術品
[編集]- 銅製神獣鏡 呉建興二年銘
- 銅製獣首鏡 魏甘露五年銘
- 銅製戈 廿九年偸氏云々の銘
- 銅製戈 廿九年武脩云々の銘
- 瓦缾(瓦瓶)永寿二年漆書銘
その他
[編集]中村不折作品
[編集]- 臨顔真卿裴将軍詩軸、春江釣魚、他多数
所在地・アクセス
[編集]開館時間・休館日・料金などの詳細は公式サイトを参照のこと。
参考文献
[編集]- 『台東区立書道博物館パンフレット』
脚注
[編集]- ^ 中村不折が建てた明治時代のお蔵が、書道博物館の庭園に復原されました
- ^ 書道博物館に明治時代の蔵が復原されました
- ^ 令和4年3月22日文部科学省告示第43号で名称変更・員数訂正。
外部リンク (公式サイト以外)
[編集]- 台東区文化ガイドブック・書道博物館に学ぶ
- 台東区ヴァーチャル美術館
- ACT-台東区芸術文化財団
- ウィキメディア・コモンズには、台東区立書道博物館に関するカテゴリがあります。