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「白井市」の版間の差分

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'''白井市'''(しろいし)は[[千葉県]]北西部の印旛地域に位置し[[明治]]以来、[[ナシ|梨]]の栽培が盛んなことで知られる[[市]]である。旧印旛郡。また、読みは「しらい」ではなく「'''しろい'''」である。[[東京都]]特別区部への通勤率は28.7%(平成22年国勢調査)。
'''白井市'''(しろいし)は[[千葉県]]北西部の印旛地域に位置し[[明治]]以来、[[ナシ|梨]]の栽培が盛んなことで知られる[[市]]。旧印旛郡。また、読みは「しらい」ではなく「'''しろい'''」である。[[東京都]]特別区部への通勤率は28.7%(平成22年国勢調査)。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[東京]][[都心]]から25km圏内に位置する。以前は純[[農村]]地帯であったが、[[1979年]]に[[北総鉄道北総線|北総線]]が開通し「[[千葉ニュータウン]]」への入居が開始されたことにより[[ベッドタウン]]として開発が進み人口が増加した。一方で北部では豊かな[[自然]]も多く残り、都市と自然のバランスがとれた開発が進められている。
[[東京]][[都心]]から25km圏内に位置する。以前は純農村地帯であったが、[[1979年]]に[[北総鉄道北総線|北総線]]が開通し「[[千葉ニュータウン]]」への入居が開始されたことにより[[ベッドタウン]]として開発が進み人口が増加した。一方で北部では豊かな[[自然]]も多く残り、都市と自然のバランスがとれた開発が進められている。


2017年3月に行われた知名度調査では、「白井市を知っている」と答えた者の割合は、隣接自治体でも鎌ヶ谷市が86%、印西市が85.8%、船橋市が38.6%だった。また、隣接しない千葉県内の自治体では、[[松戸市]]が40%、[[千葉市]]と[[市川市]]が20%だった。そのため市は知名度アップのための策として、2018年2月19日から26日まで全国の名前に「色」がつく8つの[[鉄道駅]]および、字が似ていることから間違えられやすい[[京成電鉄]][[臼井駅]]([[佐倉市]])に、「白井」の名を大きく書いたポスターを掲示した。<ref>{{Cite news|title=隣の船橋市民でさえ6割が知らない「千葉県白井市」 “色”がつく市のカラーポスターで知名度アップに躍起|url=http://www.sankei.com/life/news/180220/lif1802200020-n1.html|newspaper=産経ニュース|publisher=[[産業経済新聞社]]|date=2018-02-20|accessdate=2018-02-20}}</ref>。
2017年3月に行われた知名度調査では、「白井市を知っている」と答えた者の割合は、隣接自治体でも鎌ヶ谷市が86%、印西市が85.8%、船橋市が38.6%だった。また、隣接しない千葉県内の自治体では、[[松戸市]]が40%、[[千葉市]]と[[市川市]]が20%だった。そのため市は知名度アップのための策として、2018年2月19日から26日まで全国の名前に「色」がつく8つの[[鉄道駅]]および、字が似ていることから間違えられやすい[[京成電鉄]][[臼井駅]]([[佐倉市]])に、「白井」の名を大きく書いたポスターを掲示した。<ref>{{Cite news|title=隣の船橋市民でさえ6割が知らない「千葉県白井市」 “色”がつく市のカラーポスターで知名度アップに躍起|url=http://www.sankei.com/life/news/180220/lif1802200020-n1.html|newspaper=産経ニュース|publisher=[[産業経済新聞社]]|date=2018-02-20|accessdate=2018-02-20}}</ref>。


== 地理 ==
== 地理 ==

2019年5月2日 (木) 01:38時点における版

しろいし ウィキデータを編集
白井市
白井市旗 白井市章
1981年11月1日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
市町村コード 12232-7
法人番号 1000020122327 ウィキデータを編集
面積 35.48km2
総人口 61,523[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 1,734人/km2
隣接自治体 船橋市柏市鎌ケ谷市印西市八千代市
市の木 シイ
市の花 サツキ
市の鳥 ホオジロ
白井市役所
市長 笠井喜久雄
所在地 270-1492
千葉県白井市復1123番地
北緯35度47分29.3秒 東経140度3分22.7秒 / 北緯35.791472度 東経140.056306度 / 35.791472; 140.056306
外部リンク 公式ウェブサイト

白井市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト

白井市(しろいし)は、千葉県の北西部の印旛地域に位置し明治以来、の栽培が盛んなことで知られる。旧印旛郡。また、読みは「しらい」ではなく、「しろい」である。東京都特別区部への通勤率は28.7%(平成22年国勢調査)。

概要

東京都心から25km圏内に位置する。以前は純農村地帯であったが、1979年北総線が開通し「千葉ニュータウン」への入居が開始されたことによりベッドタウンとして開発が進み、人口が増加した。一方で北部では豊かな自然も多く残り、都市と自然のバランスがとれた開発が進められている。

2017年3月に行われた知名度調査では、「白井市を知っている」と答えた者の割合は、隣接自治体でも鎌ヶ谷市が86%、印西市が85.8%、船橋市が38.6%だった。また、隣接しない千葉県内の自治体では、松戸市が40%、千葉市市川市が20%だった。そのため市は知名度アップのための策として、2018年2月19日から26日まで全国の名前に「色」がつく8つの鉄道駅および、字が似ていることから間違えられやすい京成電鉄臼井駅佐倉市)に、「白井」の名を大きく書いたポスターを掲示した。[1]

地理

隣接している自治体

歴史

  • 市町村名の由来:木下道の宿場が置かれた白井地区にちなむ。

沿革

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、白井橋本村、神々廻村、根村、名内村、富塚村、折立村、腹村、木村、中村、中村新田、今井新田が合併し印旛郡白井村が発足[2]。同時に隣接する谷清村と共に白井村谷清村組合村を発足。
  • 1912年(大正2年)4月1日 - 谷清村が永治村に編入されたため白井村谷清村組合村を廃止し、単独村制となる(なお、昭和30年まで千葉県下には同名の村、千葉郡白井村が存在した)。
  • 1954年(昭和29年)12月1日 - 永治村の一部(平塚と旧谷清村)を編入。
  • 1964年(昭和39年)9月1日 - 町制施行し、白井町になる。
  • 1965年(昭和40年) - 工業団地が造成される。
  • 1979年(昭和54年)3月9日 - 北総開発鉄道北総線が開通。千葉ニュータウンへの入居開始。
  • 2001年(平成13年)4月1日 - 市制施行し、白井市になる。

市域の変遷

1868年
以前
1872年
(明治5)
1874年
(明治7)
1875年
(明治8)
1889年
(明治22)
4月1日
1913年
(大正2)
4月1日
1954年
(昭和29)
12月1日
1964年
(昭和39)
9月1日
2001年
(平成13)
4月1日
現在
軽井沢新田 根村 東葛飾郡
鎌ケ谷村
東葛飾郡
鎌ケ谷村
東葛飾郡
鎌ケ谷村
東葛飾郡
鎌ケ谷町
鎌ケ谷市 鎌ケ谷市
白井木戸新田 白井村 白井谷清村組合村 白井村
組合村
解消
白井村 町制 市制 白井市
中木戸新田
七次村
白井橋本村
神々廻村
名内村
冨塚村
折立村
長殿村 復村
法目村
富ヶ谷村
富ヶ沢村
所沢村 木村
野口村
中村新田 中村
中村新田
今井新田
印西牧
の一部
十余一村 谷清村 永治村
に編入
組合村
解消
白井村
に編入
谷田村
清戸村
平塚村 永治村 永治村
浦部村 印西町 印西町 印西市 印西市
小倉村
和泉村
白幡村
浦幡新田
浦部新田
高西新田

合併構想

2003年、印西市・印旛村・本埜村と2市2村の合併が検討され、2003年4月1日には「印西市・白井市・印旛村・本埜村合併協議会」が設立されていたが、2004年7月の住民投票で反対票が賛成票の倍以上を占める結果となり、合併計画は白紙となった。

人口

平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.20%増の61,674人であり、増減率は県下54市町村中7位、60行政区域中9位。

白井市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 10,509人
1975年(昭和50年) 12,968人
1980年(昭和55年) 24,974人
1985年(昭和60年) 32,214人
1990年(平成2年) 37,082人
1995年(平成7年) 47,450人
2000年(平成12年) 50,431人
2005年(平成17年) 53,005人
2010年(平成22年) 60,345人
2015年(平成27年) 61,674人
2020年(令和2年) 62,441人
総務省統計局 国勢調査より


行政

警察

  • 印西警察署管轄
    • 西白井駅前交番
    • 白井駅前交番
    • 白井交番

計画

  • 白井警察署
    • 市役所を改築の際に分署を市役所内に建設する計画がある。

消防

行政機関

  • 白井市役所
  • 白井市役所派出所
    • 白井駅前センター
    • 西白井複合センター
    • 富士センター
    • 桜台センター

郵便局

銀行

経済

  • 主な産業:果樹栽培(耕地面積の1/3を果樹が占める)
    • ナシブドウキウイフルーツクリ
      • ナシ栽培は明治時代に始まり、現在は栽培農家数・栽培面積・生産量とも県内最大[3]
      • 1995年には、ナシを擬人化した「なし坊ファミリー」を市のマスコットキャラクターに定めている[4]

姉妹都市・提携都市

日本国外

地域

西白井・白井地区

桜台地区

北部地区

住宅団地

  • 堀込団地
  • 堀込第二団地
  • 南山団地
  • 大山口団地
  • 清水口団地

商業

市内に本社がある企業

市内に事業所または工場がある企業

市内の主な商業施設

教育

高等学校

中学校

小学校

廃校

学校教育以外の施設

交通

白井駅の近代的な駅舎

鉄道

  • 中心となる駅:白井駅

未成線

バス

道路

一般国道

都道府県道

観光

名所・旧跡

  • 滝田家住宅(国の重要文化財)
    • 種別:有形文化財(建造物) 所在地:平塚
    • 桁行9間(17.3m)、梁間5間(10.4m)の規模を有し、寄棟(よせむね)造、茅葺屋根
  • 「清戸の泉」
    • 清戸の泉には、平安時代初期の竜神伝説が伝わっている。そして、その伝説を祀った弁財天も存在する。さらに、白井というこの地名もこの伝説からつけられているという。
  • 木下道(現木下街道・県道市川印西線)の宿場、「鮮魚道(なまみち)」
  • 今井の桜
  • 薬王寺
    • 薬王寺は市内で最古の寺で、平安時代前期に開基されたと伝えられる。
  • 延命寺
  • 来迎寺
  • 秋本寺
  • 神宮寺
  • 東光院
  • 長楽寺
  • 宗像神社
  • 天神社
  • 愛宕神社
    • また、このあたりの神社には生食(いけづき)と言う平安時代末期に活躍した名馬が祀られているものが多数ある。
  • みたらし様

博物館,資料館

  • 白井市郷土資料館
  • 白井そろばん博物館

出身著名人

脚注

関連項目

外部リンク

行政
観光