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「グレートベースン」の版間の差分

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{{Infobox landform
[[File:APDW-en.png|thumb|[[分水界]]図 - オレンジ色がグレートベースン]]
| name = グレートベースン
[[File:greatbasinmap.png|thumb|[[ロッキー山脈]]と[[シエラネバダ山脈 (アメリカ合衆国)|シエラネヴァダ山脈]]の間に位置するグレートベースン]]
| photo = Greatbasinmap.png
| caption = グレートベースンの起伏地図
| location = アメリカ合衆国
| coordinates = {{coord|40|40|N|117|40|W|region:US-NV_type:state|display=inline,title}}
| coordinates_ref = <ref name=GNIS>{{Cite gnis |2087988|Great Basin (2087988)|accessdate=2011-10-01}}</ref>
| area = {{convert|209162|mi2|km2|abbr=on}}<ref>{{cite web|title=What is the WBD? |url=http://nhd.usgs.gov/wbd.html |publisher=U.S. Geological Survey |accessdate=2010-10-23}} [[Geographic information system|GIS]] files used for both the acreage calculations and the overlay of the above map.</ref>
| highest_point = ウィットニー山頂
| highest_elevation = {{convert|14505|ft|m|abbr=on}}
| highest_coords = {{coord|36|34|42.89|N|118|17|31.18|W|region:US-CA_type:mountain|display=inline}}
}}


'''グレートベースン'''(''Great Basin'')は、[[アメリカ合衆国]]の[[ロッキー山脈]]と[[シエラネバダ山脈 (アメリカ合衆国)|シエラネバダ山脈]]の間にある[[地形学]]的に広い[[乾燥]]した地域。「大いなる[[盆地]]」を意味する地名で、海へ注ぐ[[川]]はない。地形学、地質学、地理学的には、メキシコ中部太平洋側まで延びる更に広域な[[ベイスン・アンド・レンジ]]の北端部に位置している。
'''グレートベースン'''(''Great Basin'')は、[[アメリカ合衆国]]の[[ロッキー山脈]]と[[シエラネバダ山脈 (アメリカ合衆国)|シエラネバダ山脈]]の間にある[[地形学]]的に広い[[乾燥]]した地域([[内陸流域]])。「大いなる[[盆地]]」を意味する地名で、海へ注ぐ[[川]]はない。地形学、地質学、地理学的には、メキシコ中部太平洋側まで延びる更に広域な[[ベイスン・アンド・レンジ]]の北端部に位置している。


== 定義 ==
面積はおよそ50万km<sup>2</sup>で、[[ネバダ州]]の大部分と[[ユタ州]]の半分以上、[[カリフォルニア州]]、[[アイダホ州]]、[[オレゴン州]]、[[ワイオミング州]]の一部を含む。グレートベースンは一つの[[盆地]]ではなく、隣接した[[分水界]]の集まりであり、西は[[サクラメント川]]・[[サンワーキン川]]と[[クラマス川]]の分水界、北は[[コロンビア川]]・[[スネーク川]]の分水界、南と東は[[コロラド川]]・[[グリーン川 (ユタ州)|グリーン川]]の分水界である。
[[File:Great Basin definition map.gif|thumb|left|水文学的定義によるグレートベースン(ピンク)、[[ベイスン・アンド・レンジ]](水色)、グレートベースン砂漠(黒)]]

「グレートベースン」という用語は[[水文学]]<ref name="grba2">{{Cite web|url=http://www.nps.gov/grba/planyourvisit/the-great-basin.htm|title=What is the Great Basin?|accessdate=2015-07-14|publisher=}}</ref><ref name="Grayson93">{{cite book|last=Grayson|first=Donald K.|year=1993|title=The Desert's Past|url=|isbn=1560982225|publisher=Smithsonian Institution Press|location=Washington and London}}</ref>{{rp|11}}、[[生態学]]、[[植生地理学]]<ref name="grba2" />、[[自然地理学]]<ref name="Grayson93" />{{rp|21}}、[[地誌学]]<ref name="Grayson93" />{{rp|14}}、民族地理学<ref name="Grayson93" />{{rp|34}}で利用される用語である。この名称を初めに使用したのは探検家の[[ジョン・C・フレモント]]であった。彼は自らの探検から、この土地が「海と繋がっていない」ことを発見した<ref name="Grayson93" />{{rp|8–9}}。水文学的定義が最も利用されており<ref name="grba2" />、また唯一明確な境界が示されている。他の学問分野においても境界線の定義が試みられているが、資料によってそれが異なっている<ref name="Grayson93" />。

[[グレートベースン砂漠]]も[[国立公園局]]によって定義されており、その境界線はグレートベースンとほぼ同じであるが、唯一南方に飛び出した領域のみが除外されている<ref name="grba22">{{Cite web|url=http://www.nps.gov/grba/planyourvisit/the-great-basin.htm|title=What is the Great Basin?|accessdate=2015-07-14|publisher=}}</ref>。

'''グレートベースン植物区系'''は植物学者[[アルメン・タハタジャン]]によって定義され、その領域は水文学的定義よりも大きい。グレートベースンに加え、スネーク川平原、[[コロラド高原]]、ユンタ盆地と[[アリゾナ州]]の一部が含まれる<ref>{{cite web|archiveurl=https://web.archive.org/web/20040317091646/http://hua.huh.harvard.edu/FNA/Volume/V01/Chapter06.shtml|url=http://hua.huh.harvard.edu/FNA/Volume/V01/Chapter06.shtml|archivedate=2004-03-17|title=Phytogeography of North America North of Mexico|first=Robert F.|last=Thorne|accessdate=2020-05-08|publisher=}}</ref>。

自然地理学による定義は[[ベイスン・アンド・レンジ]]を元に1931年に行われた<ref>{{cite book|last=Fenneman|first=Nevin Melancthon|title=Physiography of western United States|url=https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.247255|year=1931|publisher=McGraw-Hill|pages=[https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.247255/page/n342 326]–328|oclc=487636}}</ref>。[[アメリカ地質調査所|地質調査所]]はこの定義を採用し、自然地理分類図を策定している<ref>{{cite web|date=2003-04-17|title=Physiographic Regions|publisher=[[United States Geological Survey]]|url=http://tapestry.usgs.gov/physiogr/physio.html|url-status=dead|archiveurl=https://web.archive.org/web/20060515044037/http://tapestry.usgs.gov/physiogr/physio.html|archivedate=2006-05-15|accessdate=2020-05-08}}</ref>。この領域は水文学的定義より少し大きい程度である。

グレートベースン文化地区はロッキー山脈とシエラネバダ山脈の間に位置する民族地理学的分類である。その面積は約100万平方キロメートルに達し<ref name="Pritzker">{{cite book|last=Pritzker|first=Barry M|year=2000|title=A Native American Encyclopedia: History, Culture, and Peoples|via=[[Internet Archive]]|url=https://archive.org/details/nativeamericanen0000prit|url-access=registration|location=Oxford|publisher=Oxford University Press|isbn=978-0-19-513877-1|page=[https://archive.org/details/nativeamericanen0000prit/page/220 220]|accessdate=2010-06-04}}</ref>、水文学的定義の2倍近くある。

== 水文学的定義 ==
[[File:APDW-en.png|thumb|[[分水界]]図 - オレンジ色がグレートベースン]][[ファイル:TuleHorses.JPG|右|サムネイル|グレートベースンの風景]]

[[水文学]]的定義によると、その面積は54万1,730平方メートルである。すべての領域が[[侵食]]によってできており、かつて湖の底であった地域が水面の低下によって現れている。フレモントの観察の通り、領域内を流れる川はいずれも[[メキシコ湾]]や[[太平洋]]には流れ込んでおらず、[[内陸流域]]となっている。境界線となるのは東では[[ワサッチ山脈]]、西では[[シエラネバダ山脈 (アメリカ合衆国)|シエラネバダ山脈]]と[[カスケード山脈]]、北では[[スネーク川|スネーク川盆地]]であるが、南側の境界線はやや曖昧である。[[ネバダ州]]のほぼ全域、[[ユタ州]]の半分、[[オレゴン州]]と[[カリフォルニア州]]の一部が含まれ、[[アイダホ州]]、[[ワイオミング州]]、そして[[メキシコ]]にもわずかにかかっている。「大いなる盆地」という名前ではあるが、実際には数多くの小さな盆地から構成されている。[[グレートソルト湖]]や[[ピラミッド湖]]、フンボルトシンクなどがグレードベースン内での雨水の主要な流入先となっている<ref name="grba23">{{Cite web|url=http://www.nps.gov/grba/planyourvisit/the-great-basin.htm|title=What is the Great Basin?|accessdate=2015-07-14|publisher=}}</ref>。

グレートベースン分水嶺によって太平洋と分水界が区切られている。グレートベースン内で最長かつ最大の川は{{仮リンク|ベア川|en|Bear River (Great Salt Lake)|label=}}であり、その長さは560キロメートルである。また、最大の流域面積を持つ川は{{仮リンク|フンボルト川|en|Humboldt River|label=}}であり、流域面積は4万4千平方キロメートルである。グレートベースンにおける降水はほとんどが雪であり、そのほとんどが[[地下水]]となる<ref name="NPS">{{cite web|title=Great Basin|url=http://www.nature.nps.gov/geology/usgsnps/province/brgrbas.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20090116142424/http://www.nature.nps.gov/geology/usgsnps/province/brgrbas.html|work=Geologic Provinces of the United States: Basin and Range Province|location=nature.nps.gov|publisher=[[National Park Service]]|accessdate=2009-01-10|archivedate=2009-01-16}}</ref>。北アメリカ最大の高山湖である[[タホ湖]]もグレートベースン中央部に位置する<ref>{{cite web|title=Amazing Lake Tahoe|url=http://www.bluelaketahoe.com/page.php?p=amaz&l=1|archiveurl=https://web.archive.org/web/20081207100140/http://www.bluelaketahoe.com/page.php?p=amaz&l=1|archivedate=2008-12-07|publisher=Lake Tahoe Visitors Authority|accessdate=2008-10-26}}</ref>。

グレートベースンは一つの[[盆地]]ではなく、隣接した[[分水界]]の集まりであり、西は[[サクラメント川]]・[[サンワーキン川]]と[[クラマス川]]の分水界、北は[[コロンビア川]]・[[スネーク川]]の分水界、南と東は[[コロラド川]]・[[グリーン川 (ユタ州)|グリーン川]]の分水界である。


グレートベースンに含まれる分水界は
グレートベースンに含まれる分水界は

*[[グレートソルト湖]]
*[[グレートソルト湖]]
*[[デスレー]]
*[[デスヴァレー (カリフォルニア州)|デスヴァレー]]
*[[ハニー湖]]
*[[ハニー湖]]
*[[フンボルト塩湿地]]
*[[フンボルト塩湿地]]
18行目: 49行目:
*[[ハーニー盆地]]
*[[ハーニー盆地]]
*[[サヴィア湖]]
*[[サヴィア湖]]
*[[オーエンズ・バレー]]

など
など


== 自然環境 ==
<!--グレートベースンの大部分は孤立した山脈と谷からなる。
[[ファイル:WheelerSnow.JPG|thumb|left|upright=1.4|[[ユタ州]]、[[ネバダ州]]を通るスネークバレーの吹雪]]
くわえて二つの大きなplayaがある。Bonneville湖はグレートソルト湖の原型でユタ州の大部分を占めていた湖で、現在はBonneville Salt Flatsになっている。Lahontan湖はネヴァダ州の北西を占めていた湖で、-->
水文学的定義によるグレートベースンには複数の[[砂漠]]や[[エコリージョン]]が含まれており、それぞれに異なった[[植物相]]、[[動物相]]が存在する<ref name="grba24">{{Cite web|url=http://www.nps.gov/grba/planyourvisit/the-great-basin.htm|title=What is the Great Basin?|accessdate=2015-07-14|publisher=}}</ref>。自然環境における境界線は明確ではない<ref name="sandt">{{cite book|last1=Brussard|first1=P.F.|chapterurl=http://www.nwrc.usgs.gov/sandt/Great-bn.pdf|last2=Charlet|first2=D.A.|last3=Dobkin|first3=D.S.|last4=Ball|first4=L.C.|year=1998|chapter=Great Basin-Mojave Desert Region|editor1-last=Mac|editor1-first=M.J.|editor2-last=Opler|editor2-first=P.A.|editor3-last=Puckett Haeker|editor3-first=C.E.|display-editors=3|editor4-last=Doran|editor4-first=P.D.|title=Status and trends of the nation’s biological resources|location=Reno, Nevada|publisher=U.S. Geological Survey|volume=2|date=}}</ref>。
グレートベースンにある都市は[[ソルトレイクシティ]]、[[リノ (ネバダ州)|リノ]]など。<!--

グレートベースン南部には[[モハーヴェ砂漠]]、[[コロラド砂漠]]、北部には[[グレートベースン砂漠]]、{{仮リンク|オレゴン高地砂漠|en|High Desert (Oregon)|label=}}が存在する。南部と北部の砂漠の違いはその植生に現れており、南部の砂漠にはジョシュアツリーやメキシコハマビシが生えているが、北部の砂漠にはそれが生えていない。北部砂漠の方が標高が高く、年間を通して降水量が多い<ref name="eoearth">{{cite web|url=http://www.eoearth.org/view/article/151710/|title=Deserts of North American|work=Encyclopedia of Earth|accessdate=2020-05-09|publisher=}}</ref>。

グレートベースン内での気候、植生は標高に大きく左右され、標高が高いほど気温が低下し、降水量が増加する。そのため、この地域の森林は標高の高いところに存在する。南部では[[ネズ]]や[[マツ]]の仲間が生え、北部では[[マホガニー|マウンテンマホガニー]]が生えている。また、水辺では[[ヤマナラシ]]の仲間が生えている。

これらの高地の森林の生態系が典型的な砂漠のものとは異なっているため、[[世界自然保護基金]]などではグレートベースン砂漠の山間部を個別の[[エコリージョン]]、'''グレートベースン山岳森林'''として区別している<ref name="na0515">{{WWF ecoregion|name=Great Basin montane forests|id=na0515|accessdate=2020-05-10}}</ref>。これらの山岳地域は他の地域と隔絶されているため、数多くの希少種、特有種が生息している。グレートベースンは[[最終氷期]]には水域であり、[[完新世]]に水が干上がった。そのため、氷期の間に他の動植物が入ってこず、高い遺伝的多様性を保っている<ref name="na0515" />。

他の研究者もグレートベースンを複数のエコリージョンに区分している。植物学者[[アルメン・タハタジャン]]は「グレートベースン植物地域」を設定した。また、[[アメリカ合衆国環境保護庁]]はこの地域を'''べイスン・アンド・レンジ北部'''、'''ベイスン・アンド・レンジ中部'''、'''モハーヴェ・ベイスン・アンド・レンジ'''という3つのエコリージョンに区分している。

=== 生息する動物 ===
グレートベースンには、[[プロングホーン]] 、[[ミュールジカ]]、[[ピューマ]]、[[コヨーテ]]などが生息している。また、[[ウサギ科]]のオグロジャックウサギやサバクワタオウサギなども生息している。また、[[げっ歯類]]では[[キヌゲネズミ科]]のパックラット、[[ポケットネズミ科]]のカンガルーラットなどが生息しており、その多くは夜行性である。[[アメリカアカシカ]]と[[ビッグホーン]]もまれにみることができる。

[[爬虫類]]では[[サバクツノトカゲ]]、[[ツノトカゲ科]]のグレートベースンカキネトカゲ、[[イグアナ下目]]のナガハナヒョウモントカゲなどの[[トカゲ]]が低地においてはよくみられる。また、[[ガラガラヘビ属|ガラガラヘビ]]や[[ナミヘビ科]]のゴーファーヘビも生息している。インヨヤマサンショウウオは絶滅危惧種である。

[[鳥類]]では、[[ヒレアシシギ属|ヒレアシシギ]]、ダイシャクシギなどの[[シギ科|シギ]]を湿地でみることができる。[[アメリカシロペリカン]]は[[ピラミッド湖]]に生息している。また、[[イヌワシ]]もグレートベースンで非常に一般的<ref>{{Cite journal|last=Schmitt|first=Dave N.|date=Winter 1995|title=The Taphonomy of Golden Eagle Prey Accumulations at Great Basin Roosts|url=http://ethnobiology.org/sites/default/files/pdfs/JoE/15-2/Schmitt1995.pdf|journal=J. Ethnobiol.|volume=15|issue=2|pages=237–256}}</ref>。 その他にも、[[ナゲキバト]] 、[[ニシマキバドリ]]、[[ワタリガラス]]などが一般的な種である。

また、[[オオツチグモ科|タランチュラ]]やモルモンコオロギなどの[[無脊椎動物]]も生息している。[[外来種]]では、[[イワシャコ]]、[[ヨーロッパヤマウズラ]]、[[ヒマラヤセッケイ]]などもの動物や、スズメノチャヒキなどの植物が生息している。また、野生の[[ウマ]]([[マスタング]])や[[ロバ]]は非常に繁殖力が高く、生態系にとっての脅威となっている。また、家畜の[[ウシ]]や[[ヒツジ]]も放牧されている。

== 地理 ==
[[File:Basin range province.jpg|thumb|right|ベイスン・アンド・レンジで典型的に見られる地形]]
[[File:US west coast physiographic regions map.jpg|thumb|right|upright|地形学におけるグレートベースンの領域(22a)]]
地理学的には、[[ベイスン・アンド・レンジ]]の一部である<ref>{{cite web|year=2004|title=Basin and Range Province|url=http://geomaps.wr.usgs.gov/parks/province/basinrange.html|work=Geologic Provinces of the United States|publisher=[[アメリカ地質調査所]]|accessdate=2009-01-10|url-status=dead|archivedate=2009-01-25|archiveurl=https://web.archive.org/web/20090125163038/http://geomaps.wr.usgs.gov/parks/province/basinrange.html}}</ref>。
=== グレートベースン地形区分 ===
グレートベースン地形区分は[[地形学]]における区分であり、[[ベイスン・アンド・レンジ]]に含まれている。また、グレートベースンの部分だけでなく[[オレゴン州]]東部、[[アイダホ州]]南部、[[コロラド川]]流域([[ラスベガス]]大都市圏と[[アリゾナ州]]の北西端)が含まれている<ref>{{cite web|url=http://ulpeis.anl.gov/documents/dpeis/references/pdfs/USGS_2003.pdf|work=Tapestry of Time and Terrain|title=Physiographic regions|publisher=USGS|accessdate=2020-05-12}}</ref>。ベイスン・アンド・レンジは伸長力によって地殻が引き伸ばされたことによってできた地形で、南北に数多くの山脈が走り、その間には峡谷や盆地がある。これらの特徴により、その中心である[[ネバダ州]]は全米で最も山の数が多い。

=== 主要な都市圏・都市 ===
'''都市圏'''

* [[リノ (ネバダ州)|リノ]]・[[スパークス (ネバダ州)|スパークス]][[アメリカ合衆国大都市統計地域|大都市圏]]
* {{仮リンク|ワサッチフロント|en|Wasatch Front|label=}}

'''北部'''
* [[スーザンビル (カリフォルニア州)|スーザンビル]]
* [[バーンズ (オレゴン州)|バーンズ]]
* [[ハインズ (オレゴン州)|ハインズ]]

'''中部'''
* [[エルコ (ネバダ州)|エルコ]]
* [[ウィネマッカ (ネバダ州)|ウィネマッカ]]

'''南部'''
* [[シーダーシティ (ユタ州)|シーダーシティ]]
* [[ビショップ (カリフォルニア州)|ビショップ]]

'''南端部'''
* [[パームデール]]
* [[ヴィクターヴィル]]
* [[パームスプリングス (カリフォルニア州)|パームスプリングス]]

=== 主要な道路 ===

* [[州間高速道路]]
** [[州間高速道路15号線|15号線]]
** [[州間高速道路70号線|70号線]]
** [[州間高速道路80号線|80号線]]
** [[州間高速道路84号西線|84号西線]]
* [[アメリカ国道]]
** {{仮リンク|アメリカ国道6号線|en|U.S. Route 6|label=6号線}}
** {{仮リンク|アメリカ国道50号線|en|U.S. Route 50|label=50号線}}
** {{仮リンク|アメリカ国道93号線|en|U.S. Route 93|label=93号線}}
** [[アメリカ国道95号線|95号線]]
** {{仮リンク|アメリカ国道395号線|en|U.S. Route 395|label=395号線}}

=== 主要な鉄道 ===

* [[ユニオン・パシフィック鉄道]]
** オーバーランド線
** フェザー川線
** セントラルコリダー線
* {{仮リンク|ロサンゼルス・アンド・ソルトレイク鉄道|en|Los Angeles and Salt Lake Railroad|label=}}

==歴史==
==歴史==
グレートベースンに人が住み始めたのは少なくとも12000年前である。
グレートベースンに人が住み始めたのは少なくとも12000年前である。


ヨーロッパ人が到達した頃、この地域にはShoshoneUtePaiuteなどの[[ネイティブアメリカン]]の[[部族]]が住んでいた。
ヨーロッパ人が到達した頃、この地域には[[ショショーニ族]]ユート族北部パイユート族などの[[ネイティブアメリカン]]の[[部族]]が住んでいた。18世紀に[[スペイン]]人の[[探検家]]たちがヨーロッパ人で最初にこの地域に入った。

18世紀に[[スペイン]]人の[[探検家]]たちがヨーロッパ人で最初にこの地域に入った。
[[1827年]]、[[ジェデダイア・スミス]]が最初の入植者としてシエラネバダ山脈を越えてこの地にたどり着いた<ref>Morgan (1953, 1964), ''Jedediah Smith and the Opening of the West'', p. 7</ref>。さらに、1820年後半には、[[ハドソン湾会社]]のピーター・オグデンが[[グレートソルト湖]]とフンボルト川流域を探検した<ref>[http://www.biographi.ca/009004-119.01-e.php?&id_nbr=4109 Ogden, Peter Skene], Dictionary of Canadian Biography Online</ref>。さらに、[[1932年]]にはベンジャミン・ボンビルが北東部を探検した。アメリカ合衆国は[[1819年]]にスペインと[[アダムズ=オニス条約|アダムス=オニス条約]]を結んで[[北緯42度線]]以北の領有権を確定、[[1846年]]にイギリスと[[オレゴン条約]]を結んで[[北緯49度線]]以南の領有権を確定させた。さらに、[[1848年]]には[[メキシコ割譲地]]を取得し、グレートベースン全域の領有を達成した。また、[[1847年]]には[[モルモン教徒]]がグレートソルトレイクバレーに入植、[[1849年]]には現在のユタ州全域とネバダ州北部にあたる土地に[[デザレット州]]の創設を宣言した。その後の定住は[[1848年]]に発生した[[カリフォルニア・ゴールドラッシュ]]によるもので、移民たちは[[カリフォルニア・トレイル]]を通って'''グレートベースン'''を渡って行った。1848年、オレゴン準州が設立され、1850年にはユタ準州が設立された。
19世紀初頭、Hudson's Bay Companyからのfur trappersがOregon Countryのupper Basinを探検した。

この地域の広範で正確な[[地図]]は1840年代にJohn C. Frémontにより作製された。
== 気候 ==
[[File:Rain in the Wah Wah Valley.jpg|thumb|[[ユタ州]]で見られる雷雨]]
グレートベースンにおける気候は、標高、緯度、その他の要素に左右されるが、標高の高いところほど気温が低く、降水量が多い傾向がある。また、西部は[[シエラネバダ山脈 (アメリカ合衆国)|シエラネバダ山脈]]の[[雨陰]]にあたるため、東部よりも乾燥している。ほとんどの地域は乾燥地域か半乾燥地域であるが、高地では[[高山気候]]も見られる。標高の高さと乾燥した気候により、この地域では気温の[[日較差]]が非常に大きい。

== 国立公園など ==

* [[グレートベースン国立公園]]:[[1922年]][[7月24日]]国定記念物登録、[[1986年]][[10月27日]]に国立公園に昇格。
* [[デスヴァレー国立公園]]:[[1933年]]に国定記念物登録、[[1994年]]に国立公園化<ref>{{cite book|title=The National Parks Index|url=http://www.nps.gov/history/history/online_books/index/index1.pdf|publisher=National Park Service, U.S. Department of the Interior|accessdate=2008-10-05|author=NPS contributors|location=Washington, D.C.|date=2003|page=26|url-status=bot: unknown|archiveurl=https://web.archive.org/web/20081219084532/http://www.nps.gov/history/history/online_books/index/index1.pdf|archivedate=2008-12-19}}</ref>。
* [[ジョシュア・ツリー国立公園]]:[[1936年]][[10月10日]]に国定記念物登録。[[1994年]][[10月31日]]に砂漠保護法によって国立公園に昇格
* [[オールド・スパニッシュ・トレイル]]:[[2002年]]に登録

== 脚注 ==
<references />

== 外部リンク ==
*{{commonscat-inline}}
* [http://historytogo.utah.gov/utah_chapters/the_land/greatbasin.html "Great Basin"] ゲーリー・B・ピーターソンによる記事
* {{Cite NIE|wstitle=Great Basin|short=x}}


1846年の[[オレゴン条約]]と1848年の[[グアダルーペ・ヒダルゴ条約]]でこの地域は完全にアメリカ領となった。
大規模な白人の居住は、1840年代後半に[[モルモン教徒]]によりソルトレイクシティ、Cache Valley周辺でおこなわれた。
モルモン教徒はすぐに臨時の政府を作り、グレートベースン全体を含むState of Deseretと呼ばれる新州設立の計画を起草した。
1848年にOregon Territoryがつくられ、1850年にはカリフォルニアが合衆国編入を承認され、また同年Utah Territoryがつくられた。
1848年、カリフォルニアで[[金]]が発見され、多くの移民がやってきた。-->


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2024年11月15日 (金) 20:30時点における最新版

グレートベースン
グレートベースンの起伏地図
場所 アメリカ合衆国
座標 北緯40度40分 西経117度40分 / 北緯40.667度 西経117.667度 / 40.667; -117.667座標: 北緯40度40分 西経117度40分 / 北緯40.667度 西経117.667度 / 40.667; -117.667[1]
最高地点
 – 標高
 – 座標
ウィットニー山頂
14,505 ft (4,421 m)
北緯36度34分42.89秒 西経118度17分31.18秒 / 北緯36.5785806度 西経118.2919944度 / 36.5785806; -118.2919944
面積 209,162 sq mi (541,730 km2)[2]

グレートベースンGreat Basin)は、アメリカ合衆国ロッキー山脈シエラネバダ山脈の間にある地形学的に広い乾燥した地域(内陸流域)。「大いなる盆地」を意味する地名で、海へ注ぐはない。地形学、地質学、地理学的には、メキシコ中部太平洋側まで延びる更に広域なベイスン・アンド・レンジの北端部に位置している。

定義

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水文学的定義によるグレートベースン(ピンク)、ベイスン・アンド・レンジ(水色)、グレートベースン砂漠(黒)

「グレートベースン」という用語は水文学[3][4]:11生態学植生地理学[3]自然地理学[4]:21地誌学[4]:14、民族地理学[4]:34で利用される用語である。この名称を初めに使用したのは探検家のジョン・C・フレモントであった。彼は自らの探検から、この土地が「海と繋がっていない」ことを発見した[4]:8–9。水文学的定義が最も利用されており[3]、また唯一明確な境界が示されている。他の学問分野においても境界線の定義が試みられているが、資料によってそれが異なっている[4]

グレートベースン砂漠国立公園局によって定義されており、その境界線はグレートベースンとほぼ同じであるが、唯一南方に飛び出した領域のみが除外されている[5]

グレートベースン植物区系は植物学者アルメン・タハタジャンによって定義され、その領域は水文学的定義よりも大きい。グレートベースンに加え、スネーク川平原、コロラド高原、ユンタ盆地とアリゾナ州の一部が含まれる[6]

自然地理学による定義はベイスン・アンド・レンジを元に1931年に行われた[7]地質調査所はこの定義を採用し、自然地理分類図を策定している[8]。この領域は水文学的定義より少し大きい程度である。

グレートベースン文化地区はロッキー山脈とシエラネバダ山脈の間に位置する民族地理学的分類である。その面積は約100万平方キロメートルに達し[9]、水文学的定義の2倍近くある。

水文学的定義

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分水界図 - オレンジ色がグレートベースン
グレートベースンの風景

水文学的定義によると、その面積は54万1,730平方メートルである。すべての領域が侵食によってできており、かつて湖の底であった地域が水面の低下によって現れている。フレモントの観察の通り、領域内を流れる川はいずれもメキシコ湾太平洋には流れ込んでおらず、内陸流域となっている。境界線となるのは東ではワサッチ山脈、西ではシエラネバダ山脈カスケード山脈、北ではスネーク川盆地であるが、南側の境界線はやや曖昧である。ネバダ州のほぼ全域、ユタ州の半分、オレゴン州カリフォルニア州の一部が含まれ、アイダホ州ワイオミング州、そしてメキシコにもわずかにかかっている。「大いなる盆地」という名前ではあるが、実際には数多くの小さな盆地から構成されている。グレートソルト湖ピラミッド湖、フンボルトシンクなどがグレードベースン内での雨水の主要な流入先となっている[10]

グレートベースン分水嶺によって太平洋と分水界が区切られている。グレートベースン内で最長かつ最大の川はベア川英語版であり、その長さは560キロメートルである。また、最大の流域面積を持つ川はフンボルト川英語版であり、流域面積は4万4千平方キロメートルである。グレートベースンにおける降水はほとんどが雪であり、そのほとんどが地下水となる[11]。北アメリカ最大の高山湖であるタホ湖もグレートベースン中央部に位置する[12]

グレートベースンは一つの盆地ではなく、隣接した分水界の集まりであり、西はサクラメント川サンワーキン川クラマス川の分水界、北はコロンビア川スネーク川の分水界、南と東はコロラド川グリーン川の分水界である。

グレートベースンに含まれる分水界は

など

自然環境

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ユタ州ネバダ州を通るスネークバレーの吹雪

水文学的定義によるグレートベースンには複数の砂漠エコリージョンが含まれており、それぞれに異なった植物相動物相が存在する[13]。自然環境における境界線は明確ではない[14]

グレートベースン南部にはモハーヴェ砂漠コロラド砂漠、北部にはグレートベースン砂漠オレゴン高地砂漠英語版が存在する。南部と北部の砂漠の違いはその植生に現れており、南部の砂漠にはジョシュアツリーやメキシコハマビシが生えているが、北部の砂漠にはそれが生えていない。北部砂漠の方が標高が高く、年間を通して降水量が多い[15]

グレートベースン内での気候、植生は標高に大きく左右され、標高が高いほど気温が低下し、降水量が増加する。そのため、この地域の森林は標高の高いところに存在する。南部ではネズマツの仲間が生え、北部ではマウンテンマホガニーが生えている。また、水辺ではヤマナラシの仲間が生えている。

これらの高地の森林の生態系が典型的な砂漠のものとは異なっているため、世界自然保護基金などではグレートベースン砂漠の山間部を個別のエコリージョングレートベースン山岳森林として区別している[16]。これらの山岳地域は他の地域と隔絶されているため、数多くの希少種、特有種が生息している。グレートベースンは最終氷期には水域であり、完新世に水が干上がった。そのため、氷期の間に他の動植物が入ってこず、高い遺伝的多様性を保っている[16]

他の研究者もグレートベースンを複数のエコリージョンに区分している。植物学者アルメン・タハタジャンは「グレートベースン植物地域」を設定した。また、アメリカ合衆国環境保護庁はこの地域をべイスン・アンド・レンジ北部ベイスン・アンド・レンジ中部モハーヴェ・ベイスン・アンド・レンジという3つのエコリージョンに区分している。

生息する動物

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グレートベースンには、プロングホーンミュールジカピューマコヨーテなどが生息している。また、ウサギ科のオグロジャックウサギやサバクワタオウサギなども生息している。また、げっ歯類ではキヌゲネズミ科のパックラット、ポケットネズミ科のカンガルーラットなどが生息しており、その多くは夜行性である。アメリカアカシカビッグホーンもまれにみることができる。

爬虫類ではサバクツノトカゲツノトカゲ科のグレートベースンカキネトカゲ、イグアナ下目のナガハナヒョウモントカゲなどのトカゲが低地においてはよくみられる。また、ガラガラヘビナミヘビ科のゴーファーヘビも生息している。インヨヤマサンショウウオは絶滅危惧種である。

鳥類では、ヒレアシシギ、ダイシャクシギなどのシギを湿地でみることができる。アメリカシロペリカンピラミッド湖に生息している。また、イヌワシもグレートベースンで非常に一般的[17]。 その他にも、ナゲキバトニシマキバドリワタリガラスなどが一般的な種である。

また、タランチュラやモルモンコオロギなどの無脊椎動物も生息している。外来種では、イワシャコヨーロッパヤマウズラヒマラヤセッケイなどもの動物や、スズメノチャヒキなどの植物が生息している。また、野生のウママスタング)やロバは非常に繁殖力が高く、生態系にとっての脅威となっている。また、家畜のウシヒツジも放牧されている。

地理

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ベイスン・アンド・レンジで典型的に見られる地形
地形学におけるグレートベースンの領域(22a)

地理学的には、ベイスン・アンド・レンジの一部である[18]

グレートベースン地形区分

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グレートベースン地形区分は地形学における区分であり、ベイスン・アンド・レンジに含まれている。また、グレートベースンの部分だけでなくオレゴン州東部、アイダホ州南部、コロラド川流域(ラスベガス大都市圏とアリゾナ州の北西端)が含まれている[19]。ベイスン・アンド・レンジは伸長力によって地殻が引き伸ばされたことによってできた地形で、南北に数多くの山脈が走り、その間には峡谷や盆地がある。これらの特徴により、その中心であるネバダ州は全米で最も山の数が多い。

主要な都市圏・都市

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都市圏

北部

中部

南部

南端部

主要な道路

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主要な鉄道

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歴史

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グレートベースンに人が住み始めたのは少なくとも12000年前である。

ヨーロッパ人が到達した頃、この地域にはショショーニ族、ユート族、北部パイユート族などのネイティブアメリカン部族が住んでいた。18世紀にスペイン人の探検家たちがヨーロッパ人で最初にこの地域に入った。

1827年ジェデダイア・スミスが最初の入植者としてシエラネバダ山脈を越えてこの地にたどり着いた[20]。さらに、1820年後半には、ハドソン湾会社のピーター・オグデンがグレートソルト湖とフンボルト川流域を探検した[21]。さらに、1932年にはベンジャミン・ボンビルが北東部を探検した。アメリカ合衆国は1819年にスペインとアダムス=オニス条約を結んで北緯42度線以北の領有権を確定、1846年にイギリスとオレゴン条約を結んで北緯49度線以南の領有権を確定させた。さらに、1848年にはメキシコ割譲地を取得し、グレートベースン全域の領有を達成した。また、1847年にはモルモン教徒がグレートソルトレイクバレーに入植、1849年には現在のユタ州全域とネバダ州北部にあたる土地にデザレット州の創設を宣言した。その後の定住は1848年に発生したカリフォルニア・ゴールドラッシュによるもので、移民たちはカリフォルニア・トレイルを通ってグレートベースンを渡って行った。1848年、オレゴン準州が設立され、1850年にはユタ準州が設立された。

気候

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ユタ州で見られる雷雨

グレートベースンにおける気候は、標高、緯度、その他の要素に左右されるが、標高の高いところほど気温が低く、降水量が多い傾向がある。また、西部はシエラネバダ山脈雨陰にあたるため、東部よりも乾燥している。ほとんどの地域は乾燥地域か半乾燥地域であるが、高地では高山気候も見られる。標高の高さと乾燥した気候により、この地域では気温の日較差が非常に大きい。

国立公園など

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脚注

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  1. ^ "Great Basin (2087988)". Geographic Names Information System. U.S. Geological Survey. 2011年10月1日閲覧
  2. ^ What is the WBD?”. U.S. Geological Survey. 2010年10月23日閲覧。 GIS files used for both the acreage calculations and the overlay of the above map.
  3. ^ a b c What is the Great Basin?”. 2015年7月14日閲覧。
  4. ^ a b c d e f Grayson, Donald K. (1993). The Desert's Past. Washington and London: Smithsonian Institution Press. ISBN 1560982225 
  5. ^ What is the Great Basin?”. 2015年7月14日閲覧。
  6. ^ Thorne, Robert F.. “Phytogeography of North America North of Mexico”. 2004年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月8日閲覧。
  7. ^ Fenneman, Nevin Melancthon (1931). Physiography of western United States. McGraw-Hill. pp. 326–328. OCLC 487636. https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.247255 
  8. ^ Physiographic Regions”. United States Geological Survey (2003年4月17日). 2006年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月8日閲覧。
  9. ^ Pritzker, Barry M (2000). A Native American Encyclopedia: History, Culture, and Peoples. Oxford: Oxford University Press. p. 220. ISBN 978-0-19-513877-1. https://archive.org/details/nativeamericanen0000prit 2010年6月4日閲覧。 
  10. ^ What is the Great Basin?”. 2015年7月14日閲覧。
  11. ^ Great Basin”. Geologic Provinces of the United States: Basin and Range Province. nature.nps.gov: National Park Service. 2009年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年1月10日閲覧。
  12. ^ Amazing Lake Tahoe”. Lake Tahoe Visitors Authority. 2008年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月26日閲覧。
  13. ^ What is the Great Basin?”. 2015年7月14日閲覧。
  14. ^ Brussard, P.F.; Charlet, D.A.; Dobkin, D.S.; Ball, L.C. (1998). “Great Basin-Mojave Desert Region”. In Mac, M.J.; Opler, P.A.; Puckett Haeker, C.E. et al.. Status and trends of the nation’s biological resources. 2. Reno, Nevada: U.S. Geological Survey. http://www.nwrc.usgs.gov/sandt/Great-bn.pdf 
  15. ^ Deserts of North American”. Encyclopedia of Earth. 2020年5月9日閲覧。
  16. ^ a b "Great Basin montane forests". Terrestrial Ecoregions. World Wildlife Fund. 2020年5月10日閲覧
  17. ^ Schmitt, Dave N. (Winter 1995). “The Taphonomy of Golden Eagle Prey Accumulations at Great Basin Roosts”. J. Ethnobiol. 15 (2): 237–256. http://ethnobiology.org/sites/default/files/pdfs/JoE/15-2/Schmitt1995.pdf. 
  18. ^ Basin and Range Province”. Geologic Provinces of the United States. アメリカ地質調査所 (2004年). 2009年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年1月10日閲覧。
  19. ^ Physiographic regions”. Tapestry of Time and Terrain. USGS. 2020年5月12日閲覧。
  20. ^ Morgan (1953, 1964), Jedediah Smith and the Opening of the West, p. 7
  21. ^ Ogden, Peter Skene, Dictionary of Canadian Biography Online
  22. ^ NPS contributors (2003). The National Parks Index. Washington, D.C.: National Park Service, U.S. Department of the Interior. p. 26. オリジナルの2008-12-19時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20081219084532/http://www.nps.gov/history/history/online_books/index/index1.pdf 2008年10月5日閲覧。 

外部リンク

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