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2018年7月29日 (日) 00:06時点における版
| 上崎 洋一 | |
|---|---|
| ペンネーム |
上崎よーいち 日野百草 |
| 誕生 |
1972年5月13日（52歳） 千葉県野田市 |
| 職業 | 編集者、著作家、俳人 |
| 国籍 |
 日本 |
| 教育 | 学士（学術） |
| 最終学歴 | 大手前大学現代社会学部 |
| ジャンル | サブカルチャー[1]、俳句 |
| 主な受賞歴 | 全国俳誌協会賞（2017） |
| 公式サイト | 無中心 |
 ウィキポータル 文学 | |
上崎 洋一（うえさき ひろかず、1972年5月13日[2] - ）は、日本の編集者、著作家[3][4]、俳人。千葉県野田市生まれ[5]。元株式会社コアマガジン、海紅社編集人[6]。角川書店『コンプティーク』編集部を経てコアマガジン『G-type』『G'sister』『ティアラ』等の編集長を歴任。ペンネームは上崎よーいち[7][8]。俳号は日野百草（ひの ひゃくそう）[9]で全国俳誌協会賞受賞[5][10]。東京都日野市在住[11]。
来歴
野田市立南部中学校、常総学院高等学校卒業。デイリースポーツ、産業金融新聞、ナイタイを経て[6]、角川書店『コンプティーク』に入社[7]。上崎よーいち等の名義でパソコンゲームのリプレイ小説、ゲーム、アニメ、声優関係のコラムを執筆[12]。のち『メガストア』のアニメ担当から[13]コアマガジンの編集人となり、編集長として『G-type』[14]、姉妹誌の『G'sister』、小説レーベル『G-type NOVELS』、女児向けアニメ雑誌『ティアラ!』を創刊[15]。『シャルロット〜Charlotte〜』、『○学○年生』シリーズ等の原作、シナリオも手掛けた[16][17]。同社退職後は秋水社の漫画編集を経て独立[6]。
出版社在職中に知遇を得た社会福祉学者の李仁之の勧めで[6]、佛教大学、日本福祉大学を大学通信教育で卒業[18]。後に学士入学した大手前大学通信教育部で川本皓嗣の授業を受けたことをきっかけに俳句を始め[6]、日野百草の俳号で『ホトトギス』に俳句の投句[5]、2015年3月同大卒業、河東碧梧桐創立「海紅」編集委員に就任[19]、海紅文庫、海紅百周年記念句集編集人に就任[5]。2016年、「砲車は戦争を賛美したか 長谷川素逝と戦争俳句」で現代俳句評論賞最終候補[20]、2017年、「故郷」で第3回宝井其角大賞準賞[21]、「過去帳」で第1回全国俳誌協会賞[5][22]、この年の評価により、2017年度の第14回鷗座賞を受賞した[10][23]。
日本伝統俳句協会、現代俳句協会、新俳句人連盟会員[5]。全国俳誌協会新人賞選考委員[24]。
作品
- 空軍大戦略（挿絵：吾妻ひでお）『コンプティーク』（角川書店）1994年[25]
- 巷のメディアミックス（挿絵：羽衣翔）『コンプティーク』（角川書店）1995年
- 鉄甲旗艦アトラゴン 科学班員キビナ・サクラダ（挿絵：ふうま漣）『コンプティーク』（角川書店）1995年4月-7月号
- 天王寺＆猿のHyper Aura Animation（天王寺きつねと共著）『コンプティーク』（角川書店）1995年8月-1996年1月号
- 無人島物語2 むじんくん物語（挿絵：佐藤茂夫、ふうま漣）『コンプティーク』（角川書店）1995年8月-11月号
- シュバルツシルトEX 鉄鎖の星群（挿絵：おおつきべるの） 『コンプティーク』1995年11月-1996年2月号
- アマランスⅣ（挿絵：おおつきべるの）『コンプティーク』（角川書店）1995年10月号-1996年1月号
- 声優こだわり大作戦（協力：櫻井智、笠原弘子、横山智佐）『コンプティーク』（角川書店）1996年1月号
- びでおげーむ三昧（特別寄稿：ことぶきつかさ、蛭田昌人）『コンプティーク』（角川書店）1996年1月-10月号
- 俺様パソコン調教術（イラスト・内村かなめ）『コンプティーク』（角川書店）1996年2月号
- 三國志V 妖幻三國志（挿絵：おおつきべるの 『コンプティーク』（角川書店）1996年2月-10月号
- コンピューターゲームクロス・レビュー（荻窪圭、スタパ斎藤と共著）『コンプティーク』（角川書店）1996年2月-10月号
- パワードール2 オーディンの侍女 『コンプティーク』（角川書店）1996年10月-1997年1月号[26]
- ブランディッシュVT 優しすぎのsummoner（挿絵：おおつきべるの）『コンプティーク』（角川書店）1996年11月号-1997年1月号
- 水谷優子 フィクションの波を泳ぐ人魚 『MPEG SPECIAL Vol.3』（アスキー）1996年12月[28]
- 『銀河お嬢様伝説ユナ on animation 哀しみのセイレーン-Official guide mook』（メディアワークス、主婦の友社） 1997年
- 信長の野望・将星録 無垢の夢 『コンプティーク』（角川書店）1997年2-5月号
- よーいちの代々々ライターズ学院（イラスト:榊原薫奈緒子 ）『コンプティーク』（角川書店）1997年6月号-1998年8月号
- 『サクラ大戦2～君、死にたもうことなかれ～ 花組浪漫画報』（講談社）1998年
- アダルトアニメの歴史『ビデオボーイ』（英知出版）1998年4月号
- 『サイレントメビウスキャラクターブック 香津美・リキュール』（富士見書房）1999年
- 『殻の中の小鳥 雛鳥の囀 メイド白書』（コアマガジン）2000年
- ○学○年生シリーズ（挿絵：vogue、あきら、あぼしまこ）『G-type』（コアマガジン）2001-2010年[16]
- 2004年、ソフト・オン・デマンドよりソフト化（監督・脚本）
- シャルロット〜Charlotte〜（挿絵：ズンダレぽん）『G-type』（コアマガジン）2004年10月号-2007年4月号[17]
- 異教徒合神ミコシスター（挿絵：さんとおたけし）『G-type』（コアマガジン）2004年10月号-2007年6月号[17]
- 皇女フランチェスカ（挿絵：ズンダレぽん）『G-type』（コアマガジン）2007年6月号-2008年4月号[17]
- ティアラ名作劇場 『ティアラ!』（コアマガジン）2007年8月
- ふたりのジャンヌ（挿絵：ズンダレぽん）『G-type』（コアマガジン）2008年6月号-2009年12月号[17]
- 世界はわたしにひざまずく!（挿絵：ズンダレぽん）『G-type』（コアマガジン）2010年2月-10月号
- めりけんじゃっぷ（挿絵：ズンダレぽん）『G-type』（コアマガジン）2010年12月号-2011年2月号
- パゾリーニに花束を（挿絵：ズンダレぽん）『G-type』（コアマガジン）2011年2月-4月号
- フランチェスカ～Francesca～（挿絵：ズンダレぽん）『G-type』（コアマガジン）2011年4月号
- 『碧梧桐句集』（海紅社）2015年10月
- 俳句 文学と芸術、或いは芸事 『祭演』第52号 2015年12月[29]
- 『中塚一碧楼句集 -冬海-』（海紅社）2015年12月
- アイヒマン 「年代別作家特集Ⅳ 40代作家」 『俳句人』（新俳句人連盟）2016年6月号。[30]
- 難民行 『新俳句人連盟70年 -歴史と作品-』（新俳句人連盟）2016年10月。[2]
- 『層雲第一・第二句集 自然の扉・生命の木』荻原井泉水著（青穂社）2016年11月
- 夏炉燃ゆ 『俳句四季』(東京四季出版）2017年8月号[31]
- 悔も若し－赤城さかえ評伝 『鷗座』[5] 2017年2月号 -
- 戦前の自由律における社会性俳句 『橋本夢道の獄中句・戦中日記』（勝どき書房）2017年8月[32]
- 新興俳句弾圧事件の恐怖 －夢道、そして栄坊 『鷗座』2017年10月号[33]
- 『無中心 日野百草句集』（第三書館）2018年1月（序文：星野高士、解説：秋尾敏、編集：松田ひろむ）[34][35]
- 天皇制はサブカルで「サザエさん」並みのマンガ 『天皇制と共和制の狭間で』（第三書館）2018年3月（共著：小沢信男、重信房子、山本健治、藤田真利子、天野恵一、高橋武智、鹿島正裕、他）[36]
- 我らの時代 『現代俳句精鋭選集17』（東京四季出版）2018年3月[9][37]
- 二河白道 『俳句展望』「協会賞受賞作家特集』（全国俳誌協会）第179号、2018年6月
脚注
- ^ 『天皇制と共和制の狭間で』（第三書館）2018年3月、プロフィール。
- ^ a b 『新俳句人連盟70年 -歴史と作品-』（新俳句人連盟）2016年10月、237頁。
- ^ 「80年代マンガ“セクシーヒロイン”ランキング」上崎洋一氏『アサヒ芸能』、2013年5月7日。
- ^ 「マスオ的人生っていいかもね」上崎洋一『東京スポーツ』、2013年7月11日。
- ^ a b c d e f g 全国俳誌協会 協会賞 全国俳誌協会
- ^ a b c d e 『無中心』略歴（第三書館）2018年1月。
- ^ a b 『コンプティーク』「よーいちの代々々ライターズ学院」第14回、「もろもろライター、きっかけ編」、1998年8月号、149頁。
- ^ 「大人が愉しいゲーム教えます」上崎よーいち『宝島』、1998年2月18日。
- ^ a b 『現代俳句精鋭選集17』（東京四季出版）2018年3月、158頁。
- ^ a b 『新俳句年鑑2018』（北溟社）、2018年1月1日、205頁。
- ^ 初参加の上崎洋一は俳人日野百草 夢道サロン（月島・橋本夢道の会）。
- ^ 『コンプティーク』「よーいちの代々々ライターズ学院」第11回、「おおつきべるのインタビュー」、1998年5月号、151頁。
- ^ ボクらの時代のエロ・イノベーション大全、『週刊SPA!』、1999年12月27日号、40頁。
- ^ ロフトプラスワン G-type編集長：上崎洋一氏「ショタナイト」 (ナチュラルハイ) 。
- ^ 日本における Charles Lutwidge Dodgson 関係文献目録 小原俊一（盛岡大学文学部准教授）。
- ^ a b 「祝・○学○年生誕生5周年！」『G-type』2006年8月号、51頁。
- ^ a b c d e 10周年記念スペシャル「また、会えたね！」『G-type』2009年6月号、30頁。
- ^ 「怪物君あらわれる!」吉平たもつ（『俳句人』2018年6月号）、40-41頁。
- ^ 海紅百周年記念大会
- ^ 長谷川素逝と戦争俳句、「夢道サロン」で日野百草さん語る 勝どき書房（「夢道サロン」）。
- ^ 第3回 2017 宝井其角俳句大会入賞入選者発表
- ^ 日野百草「玉砕の島より鷲の羽ばたけり」(『俳誌展望』第175号） 大井恒行の日々彼是。
- ^ 第十四回鷗座賞受賞「－無中心－ 日野百草の俳文学館」。
- ^ 日野百草さん、赤羽根めぐみさんとともに審査員をつとめた全国俳誌協会新人賞（15句作品応募）、結果速報出ました。 神野紗希Twitter、2018年6月13日ツイート。
- ^ 猿1号、或いは上崎よーいちとして吾妻ひでお先生。
- ^ イラスト・コミック制作の萌画舎LLP パワードール2 「オーディンの侍女」。
- ^ 『POWER DoLLS2 COMPLETE BOX』豪華特典の詳細が判明 ファミ通.COM、2008年6月11日。
- ^ 人気声優アイドルの実像『MPEG SPECIAL Vol.3』（アスキー）1996年12月、26頁。
- ^ 「祭宴」52号 大井恒行の日々彼是。
- ^ 『俳句人』2016年6月号、27頁。
- ^ 俳句四季2017年8月号目次 (PDF)
- ^ 鋸研究家で俳人・栃木の吉川金次が昭和俳句弾圧事件で検挙 殿岡駿星「日野百草さんが「夢道の獄中句・日記」に寄稿」。
- ^ 最新ニュース（勝どき書房・夢道サロン） 「鷗座」10月号に日野百草さんが評論。
- ^ 日野百草「狐火の赤か救急車の赤か」（『無中心』） 大井恒行の日々彼是、2018年2月6日更新。
- ^ 水仙と同じ高さの心電図 日野百草 (PDF) 続・らくだ日記（四十九）佐怒賀正美、2018年3月19日更新。
- ^ 30代～90代の日本エンペラー論 模索舎、2018年3月8日更新。
- ^ 東京四季出版の出版案内 東京四季出版。
参考文献
- 角川書店『コンプティーク』1995年4月号-1998年8月号
- コアマガジン『G-type』2006年8月号、2009年6月号、2011年2-4月号
- 第三書館『無中心 日野百草句集』2018年1月
外部リンク
- 無中心 - Ameba Blog
- 日野百草＠上崎洋一 (hyakuso) - note
- 上崎洋一（日野百草） (uesaki) - Facebook
