コンテンツにスキップ

全国俳誌協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

全国俳誌協会(ぜんこくはいしきょうかい)は、日本俳句団体。戦後、新俳句人連盟現代俳句協会俳人協会と分裂した俳句団体の横断的交流を目的として見學玄、池田草舎、関口比良男により1964年設立。各団体に所属する結社および会員の他、無所属の俳人も加入することができる。設立当時の参加結社は130社、最盛期は300社を超え、1973年には季刊誌『俳句展望』を創刊。以降、協会の賞として「協会賞」(新作20句詠)、「新人賞」(40歳以下)、「評論賞」(現在は廃止)、「編集賞」(結社誌)、「全国俳句コンクール」を創設。2014年に創立50周年を迎えた。現在の会長は秋尾敏(5代目)、副会長は佐怒賀正美、顧問に有馬朗人高野ムツオ大牧広能村研三

歴代会長

[編集]
  1. 見學玄(1964年就任)
  2. 池田草舎(1992年就任)
  3. 青木千秋(2000年就任)
  4. 滝沢無人(2007年就任)
  5. 秋尾敏(2009年就任)

事務局

[編集]

千葉県野田市、俳句図書館「鳴弦文庫」内。

[編集]

編集賞

[編集]

第1回(2010年度)

  • 「遊牧」(塩野谷仁 代表)

第2回(2011年度)

  • 「天爲」(有馬朗人 主宰)

第3回(2012年度)

  • 」(野村研三 主宰)

第4回(2013年度)

  • 「秋」(佐怒賀正美 主宰)

第5回(2014年度)

第6回(2015年度) 

  • 「鴻」(増成栗人 主宰)

第7回(2017年度) 

  • 「汀」(井上弘美 主宰)

協会賞・新人賞

[編集]

第1回(2016年度) 

※1973年から1983年まで設置されていた協会賞を再設[1]

第2回(2018年度) 

  • 新人賞 星野いのり
  • 新人賞準賞 原英
  • 佳作 甘利大雄
  • 佳作 井口可奈
  • 佳作 姫草尚巳

第3回(2020年度) 

第4回(2022年度) 

選考委員

脚注

[編集]
  1. ^ 「協会賞の設置について」『俳句展望』第175号、7頁

参考文献

[編集]
  • 高柳重信「全国俳誌協会について」『俳句研究』、俳句研究社、1964年
  • 『全国俳誌協会年刊句集No.13』全国俳誌協会、1988年

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]