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[[スペイン]]では、アニメは2001年から放映され、LUK INTERNACIONALが2001年にライセンスを取得し、[[カタルーニャ語]]を皮切りに、[[スペイン語]]・[[バスク語]]・[[ガリシア語]]・[[バレンシア語]]の吹き替え版が放送されている。2004年以降は [[スペイン社会労働党]]に「恥知らずで教育によくない」という指摘による放送中止を要求され、一部地方は放送時間の変更、バレンシア地方では放送中止を余儀なくされたが、この年に原作単行本のプロモーションのために[[バルセロナ]]を訪問した原作者の臼井はスペインでの人気に感激し、「バルセロナでのエピソードを執筆したい」との意向を示し<ref>[http://blogs.periodistadigital.com/periodismo.php/2006/04/28/shin_chan_el_heroe_de_la_television_infa `Shin Chan´, el héroe televisivo infantil, viaja a España], Periodista Digital, 2006年4月28日</ref>、原作・アニメ版ともにそのストーリーが掲載・放送され、後にスペインでも放送された(2004年5月29日放送の「オーラッ!スペイン旅行だゾ」<ref group="注">この「オーラッ」はスペイン語のHolaを指す</ref> より)。また、2003年にはスペインのキャラクタービジネス雑誌「Licencias Actualidad」が、関係者のアンケートから選定する「最優秀エンターテインメントキャラクター賞2003」に選ばれている<ref>[https://web.archive.org/web/20040504213041/http://www.so-net.ne.jp/kids/shittoku/col040301.html KidsParty│知っトク情報](2004年5月4日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - KidsParty、2004年3月1日。</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20040404015506/http://www.excite.co.jp/News/bit/site/00081076917749.html スペインで『クレヨンしんちゃん』が最優秀キャラクター賞に](2004年4月4日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - エキサイトニュース、2004年2月16日。</ref>。同年には、バルセロナで開かれた『[[クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡|暗黒タマタマ大追跡]]』の試写会で、当時監督を務めていた[[原恵一]]が舞台挨拶に訪問してインタビューを受けた。2005年には[[ゲームボーイアドバンス]]用のゲームソフト<ref>[https://web.archive.org/web/20051017141926/http://es.atari.com/index.php?pg=product&id=159 Atari España](2005年10月17日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>、2007年と2008年に[[ニンテンドーDS]]、[[Wii]]用ソフトのスペイン語版も発売されている。また、アニメ版では日本語で書かれているところはナレーションで説明している。なお、しんのすけや野原一家などのキャラクターの名前や読みは日本と同じで「シロ」<ref group="注">シロの名前はスペイン語とガリシア語では「Nevado」、カタルーニャ語では「Nevat」、バスク語では「Elur」と変更されており、いずれも「雪」という意味である。</ref>以外は特に変更はない。 |
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[[イギリス]]と[[アイルランド]]ではアメリカのLacey Entertainment社がライセンスを取得し、同社とVitello Productions社が制作した英語吹き替え版のアニメが放送され、主題歌も独自で制作していた。2003年に、この2社と[[テレビ朝日]]とのライセンス契約が切れた後は、Phuuz Entertainment社がキャストを一新してアニメを制作したが、2005年末に放送が終了している。 |
[[イギリス]]と[[アイルランド]]ではアメリカのLacey Entertainment社がライセンスを取得し、同社とVitello Productions社が制作した英語吹き替え版のアニメが放送され、主題歌も独自で制作していた。2003年に、この2社と[[テレビ朝日]]とのライセンス契約が切れた後は、Phuuz Entertainment社がキャストを一新してアニメを制作したが、2005年末に放送が終了している。 |
2017年9月5日 (火) 09:06時点における版
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クレヨンしんちゃん | |
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春日部情報発信館に設置されているパネル。 | |
ジャンル | ファミリー・一般向けアニメ、ギャグアニメ |
アニメ | |
原作 | 臼井儀人 |
監督 | 本郷みつる→原恵一→ムトウユージ |
脚本 | 中弘子、阪口和久、川辺美奈子、清水東、 うえのきみこ、黒住光、ひるまちかこ |
キャラクターデザイン | 小川博司 |
音楽 | 荒川敏行 |
アニメーション制作 | シンエイ動画 |
製作 | テレビ朝日・ADK・シンエイ動画 |
放送局 | テレビ朝日系列 |
放送期間 | 1992年4月13日 - |
野原しんのすけ 野原みさえ 野原ひろし 野原ひまわり シロ |
矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治、森川智之(第906話より・代役) こおろぎさとみ 真柴摩利 |
テンプレート - ノート |
『クレヨンしんちゃん』は、臼井儀人(らくだ社)の同名の漫画作品を原作とし、1992年4月13日からテレビ朝日で放送されているテレビアニメ・長寿番組である。開始当初、テレビ欄では『アニメ・嵐を呼ぶ園児クレヨンしんちゃん』と表記されていた。
概要
1992年4月13日からテレビ朝日系列で月曜19:00から放送開始。2016年現在は金曜19:30から放送中。当初はシンエイ動画社内でも力を入れていた作品ではなく、上層部からも「半年持たせてくれ」と言われていたという[1]。放送初回は4.0%と低視聴率だったが、同年5月25日には10%を超え、翌年の1月11日には20%を超えた。歴代平均最高視聴率は1993年7月12日に記録された28.2%。同月、4歳 - 12歳の個人視聴率が67.6%に達した(視聴率データはすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。1993年に製作された映画第一作『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』は、22.2億円の興行収入を記録した。作品は急速に人気を獲得し、現在は国民的な人気を得ている。
文字多重放送。2002年5月25日(第415回)より、セル画での制作からデジタルによる制作へ移行した(ただし、移行後もしばらくの間は一部でセル画を使用していた)。2005年4月22日よりハイビジョン制作を開始し、アナログ放送では2010年6月11日まで14:9サイズで、7月3日から16:9サイズでの放送となっている。2013年10月18日放送分より連動データ放送、[2]2017年4月14日放送分より解説放送を開始。
2005年4月15日以降、「放送中のキャラクターデザインと声優を変更していないアニメ番組」としては、テレビ朝日系列では最長である[注 1]。最長であると同時に、放送開始(1992年4月)以降、一度もキャラクターデザインと主要キャラクターの声優を変更していない[注 2]。
2009年9月11日、原作者の臼井儀人が不慮の死を遂げ(詳細は「臼井儀人」を参照)、原作漫画は未完のまま絶筆作品となったが、同年9月29日にテレビ朝日の社長早河洋は記者会見で「(サザエさん方式で)継続の方向で話を進めている」と語り[3]、放送は継続となった。臼井死亡確認後初の放送となった2009年10月16日放送分では、冒頭にお悔やみの言葉を添えて放送された。
評価
初期の頃は視聴率が上昇するにつれて、実際にしんのすけのギャグや口調を子供が真似するという苦情が殺到した。また、日本PTA協議会主催の「小中学生と親のテレビ番組に関する意識調査」の「子どもに見せたくない番組」アンケートでは調査が中止になる2012年まで毎年上位にランクインされていた。『週刊朝日』は2003年の調査結果を受けて「クレヨンしんちゃんのどこが悪い」という反論記事を掲載している。
2006年には、青少年育成広島県民会議(青少年育成国民会議の下部団体)が、当番組と『めちゃ×2イケてるッ!』・『爆笑問題のバク天!』・『ロンドンハーツ』・『土曜ワイド劇場』などのサスペンスドラマ・『水10!』の放送自粛を求める要望書を在広局と在京キー局に提出した[4]。
このアニメに対して否定的な見解が残る一方で、「幼児の本音を表す国民的漫画」[5]などと評される場合もあり、教科書や子育て参考書への掲載、映画の評価も高まっていることもあって、「子供と一緒に見たいアニメ」という再評価もある。
アニメ監督の富野由悠季は「エンターテイメント作品として完成している」と高評価をしている。富野は『OVERMANキングゲイナー』の製作中のインタビューにおいて、「今回のライバルは、『クレヨンしんちゃん』です」「だから、目標値はものすごく高いです」と語っており、特に劇場版作品である『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』に関しては、「視聴者側が、このエンターテインメントの面白さを理解を出来ていないようではいけない」と絶賛した[6]。
作画
放送開始当初は原作に近い作画であったが、1994年ごろから、作画監督や原画によって徐々にキャラクターの作画に違いが見られるようになった。現在でも放送開始当時と同じ体制で作画が行われている。全体的には若干波のかかったような線画が特徴。なお、現在に至っても、画集や設定資料集は販売されていない(ただし2014年9月20日に発売された『湯浅政明大全』には湯浅が設定・キャラデザインとして参加したクレしん映画の画集・設定資料が載っているほか、シンエイ動画のクレヨンしんちゃんホームページには各キャラクターの紹介とともに設定資料が公開されている。劇場版の設定資料はDVDの特典として収録されている)。
作風
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基本は一話完結型だが、まれに2話以上にわたって展開する話もあり、アパート編、むさえ居候編など長期に渡って展開する話もある。時代背景はその時に放送された実世界と平行しており、登場人物が使用している道具も初期と現在では異なることがよくある。携帯電話やパソコンといった、初期('92年)には普及していなかった電子機器も世間に普及するにつれ登場するようになり、2017年現在では登場人物がスマートフォンを所持・使用している場面も多く見られる。また、野原家が薄型テレビや新車に買い換える話も存在する[7]。
ホラー系の話では1997年8月8日の『クレヨンホラー劇場』(「呪いのフランス人形だゾ」「恐怖の幼稚園だゾ」「ユーレイにさそわれちゃったゾ」の3話放送)が初放送であり、それ以来は不定期に放送されている。「クレヨンホラー劇場」の他にも、2003年から不定期に放送されている「殴られウサギシリーズ」[注 3]、2008年12月5日から不定期に放送された「しんこちゃんシリーズ」などが存在する。2013年頃からは2016年を除き『カスカベ都市伝説』というテーマで主に夏期に放送されている。
また、年明けの放送では野原家が温泉やスキー旅行に行くエピソードが、映画公開前の放送では映画に関連したエピソードがそれぞれA・Bパートにかけて放送される。
また、監督によっても作風が異なる場合もある。
- 初代監督の本郷みつるではゴールデンタイムでアニメ化することにより、青年向け漫画である原作よりも子供にも見やすく、何かをしながら見ている視聴者にもゆったりと観ることが出来るように、話のテンポをゆっくりとした配慮を取った。また、ガラス戸は透明ではなく水色にするなど、わざと凝っていない施しにしていた[8]。
- 二代目監督の原恵一では一部の登場人物の性格が変わり、特に桜田ネネはおとなしい性格から凶暴な性格に変更された。
- 三代目監督のムトウユージでは一部の女性キャラの口調が柔らかくなっている傾向になり、みさえがしんのすけを呼ぶとき「しんちゃん」、マサオ君のママがマサオ君を呼ぶとき「マサオちゃん」と呼ぶようになった。上尾先生が園児に対しても「です・ます」口調で話すようになり、眼鏡を外すと性格が変わるシーンも減った。また、インタビューにて野原家は自分の家族に置き換えることができると発言し、好きなエピソードとして当時、監督ではなく絵コンテ・演出として参加した野原家の爆発回を挙げている。またずれ荘に引っ越しを決定した理由はひろしとみさえの新婚当時のアパートと似ているという設定、みさえが何度も「あなた」と呼ぶカット、またずれ荘は部屋の間取りはムトウが新婚のときに住んでいた部屋の間取りそのままであるなど、自身の経験を多く取り入れている[9]。
声の出演
- 野原しんのすけ - 矢島晶子
- 野原みさえ - ならはしみき
- 野原ひろし - 藤原啓治、森川智之(第906話より・代役)
- 野原ひまわり - こおろぎさとみ
- シロ、風間トオル - 真柴摩利
- 桜田ネネ - 林玉緒
- 佐藤マサオ - 一龍斎貞友(鈴木みえ)
- ボーちゃん - 佐藤智恵
- 園長先生〈高倉文太〉 - 納谷六朗→森田順平
- 吉永みどり - 高田由美→七緒はるひ(寺田はるひ)
- まつざか梅 - 富沢美智恵
- 上尾ますみ - 三石琴乃
- 大原ななこ - 紗ゆり→伊藤静
- 隣のおばさん〈北本〉 - 鈴木れい子
- 鳩ヶ谷ヨシりん - 阪口大助
- 鳩ヶ谷ミッチー - 草地章江→大本眞基子
- 小山むさえ - 根谷美智子
- 酢乙女あい - 川澄綾子
- ふかづめ竜子〈桶川竜子〉 - 伊倉一恵、高乃麗(第843話Aパートのみ代役)
- 魚の目お銀 - 中沢みどり→星野千寿子
- ふきでものマリー - むたあきこ
- アクション仮面 - 玄田哲章
- ぶりぶりざえもん - 塩沢兼人→神谷浩史
スタッフ
放送開始時の1992年から現在も務めているスタッフは、キャラクターデザイン(旧:作画監督)の小川博司(途中降板あり・現在は名前のみクレジット)、音楽の荒川敏行(オチのBGMだけは1度も追加されておらず、すべて荒川作成の1年目の1992年度のもので統一している、音響監督の大熊昭、美術設定の川井憲、動画検査(旧:動画チェック)の小原健二、脚本の中弘子、絵コンテ・演出のささきひろゆき、横山広行、作画監督の原勝徳、高倉佳彦、林静香、木村陽子(初期は原画)、間々田益男(初期は原画)、樋口善法(現在は原画)、原画の入江康智、音響効果の松田昭彦、タイトルの道川昭、脚本進行(旧:文芸)の金井浩である。また、本作品はTVシリーズ、劇場版を含め放送開始から現在に至るまで企画関係のスタッフが置かれておらず、近年放送されているアニメの中で唯一企画関係のスタッフが置かれていない作品である。[注 4]
- 原作 - 臼井儀人(らくだ社)
- キャラクターデザイン(旧・作画監督) - 小川博司(第1話 - 2007年7月頃)→(不在)→小川博司(第784話 - )
- 色彩設計(途中から) - 野中幸子→今泉ひろみ(833話 - )
- 美術設定 - 川井憲
- 美術監督 - 星野直美(第1話 - 第847話)→金純愛(第848話 - )
- 音響監督(旧・録音監督) - 大熊昭、浦上靖之(第747話 - 第782話)
- 音楽 - 荒川敏行
- 撮影監督 - 高橋秀子(第1話 - 第217話)→梅田俊之(第218話 - )
- 編集 - 岡安肇→村井秀明→村井秀明・三宅圭貴
- 連載 - 双葉社週刊漫画アクション→まんがタウン
- チーフプロデューサー(旧・プロデューサー→チーフプロデューサー→総合プロデューサー)
- プロデューサー
- 監督 - 本郷みつる(第1話 - SPECIAL 13)→原恵一(第203話 - 第504話)→ムトウユージ(第505話 - )
- 美術補佐 - 下山和人→浜名お孝→清水純子→鈴木聡→(不在)→金純愛→(不在)
- 背景 - アトリエローク07(旧・アトリエローク)
- コンポジット撮影(旧・撮影) - 旭プロダクション(セル)→アニメフィルム(セル→コンポジット)
- 音響制作(旧・録音制作) - AUDIO PLANNING U(当初はオーディオ・プランニング・ユー、2003年改称)
- 音響制作デスク - 山口さやか→(不在)
- 録音 - APU MEGURO STUDIO(当初はAPUスタジオ、2003年改称)
- ミキサー(旧・整音) - 柴田信弘→田中章喜、大城久典、山本寿→内山敬章→山本寿→大城久典→内山敬章→田口信孝
- アシスタントミキサー(旧・整音) - 山本寿→(不在)→小沼則義→村越直→(不在)
- 効果(旧・音響効果) - 松田昭彦(フィズサウンド・クリエイション)
- 音楽協力(現在ノンクレジット) - テレビ朝日ミュージック
- 編集スタジオ(旧・編集→オフライン編集) - 小島俊彦、三宅圭貴、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋→岡安プロモーション
- タイトル - 道川昭
- ビデオ編集(旧・現像) - 東京現像所(金高明宏、藤村政樹→菊池亮→藤田拓弥
- 編成 - 神田エミイ亜希子→平泉季里子(テレビ朝日)
- 宣伝(旧・広報担当) - 森田兆基→三輪祐見子→丹羽敦子→奥村彰浩→吉田香絵→鈴木かおり→粟井淳→松本実希子→保坂正紀→豊島晶子→曲尾有香→飯田爽→加藤二奈→千葉晶子→塚崎旬子→大川希→小枝加奈→尾木実愛→平田新子→尾木実愛(テレビ朝日)
- アシスタントプロデューサー
- テレビ朝日 - 西口なおみ→湊亜弥子→吉川大祐→不在→菅野あゆみ→中世古裕美→菅野あゆみ→遠藤一樹
- シンエイ動画 - おおさわまさたか(旧・大澤正享)→不在→馬渕吉喜→(不在)
- ADK - 佐々木沙織→(不在)→佐々木沙織→嶋根惇→(不在)
- データ放送 - テレビ朝日メディアプレックス(819話 - )
- 制作デスク - 山川順市(旧・山川順一)・和田泰→魁生聡→木野雄→馬渕吉喜→馬渕吉喜・湊亜弥子→馬渕吉喜→(不在)→山﨑智史→國安真一
- 脚本進行(旧・文芸) - 金井浩
- 制作 - テレビ朝日、ASATSU→ASATSU-DK→ADK→ADK<、シンエイ動画
各話スタッフ(現在)
- 脚本 - 中弘子、阪口和久、うえのきみこ、川辺美奈子、清水東、黒住光、ひるまちかこ
- 絵コンテ・演出(どちらか一方参加も含む) - ムトウユージ、平井峰太郎、横山広行、ささきひろゆき、高橋渉、しばたあきひさ ほか
- 演出助手 - 今村洋輝
- 作画監督 - 木村陽子、間々田益男、林静香、高倉佳彦、門脇孝一、大森孝敏、橋本とよ子、原勝徳、針金屋英郎、林一哉 ほか
- 動画検査(旧・動画チェック) - 小原健二、江野沢柚美
- 動画 - シンエイ動画(社名ノンクレジット、スタッフ名のみ)、京都アニメーション、スタジオりぶら、CJT、ライデンフィルム、夢弦館、ピー・アール・エー作画部、スノーライトスタッフ、ドラゴンプロダクション ほか
- 色指定 - トレーススタジオM(佐藤実麻)、京都アニメーション(米田侑加)、ライトフット(山崎大輔、渡邊絵梨)、Wish(孟潔)、CJT(千葉陽子)
- 仕上(旧・仕上→デジタルペイント) - 京都アニメーション、トレーススタジオM、Production I.G、ライトフット、Wish、CJTほか
- 制作協力 - CJT(2017年 - )
各話スタッフ(過去)
- 脚本 - 翁妙子、もとひら了、本郷みつる、原恵一、湯浅政明、水島努、荻田寛子、田村安彦 ほか
- 絵コンテ・演出(どちらか片方含む) - 本郷みつる、原恵一、水島努、湯浅政明、池端たかし、堤規至、貞光紳也、義野利幸(しぎのあきら)、川崎逸朗 ほか
- 作画監督 - 小川博司、湯浅政明、松山正彦、堤規至、大塚正実、樋口善法、松下佳弘、若松孝思、入江康智、荒川真嗣 ほか
- 仕上 - シマスタジオ、仙台アニメーション、スタジオトイズ、スタジオキリー、スタジオロード、オフィスフウ、グッドブック、無錫馬良動画有限公司 ほか
- 制作協力 - Production I.G(1992年 - 2014年)、ZERO.G.ROOM(第184話)、P.A.WORKS(第594話B、第595話A)、ブラボースタジオ(第836話、第840話、第843話)、グッドブック(2015年 - 2016年)、亜細亜堂(第900話、第906話B)
1回の構成
1回に放送される話数は2話(8分×2)か3話(7分×3)で、2017年現在は2話構成となっている。また、映画の時期を除き、2016年以降はOP前か本編終了後に1分前後の短編が放送されることが多くなった。話のタイトルは、通常のタイトルの文末に「たゾ」・「だゾ」のいずれかが挿入される。放送開始当初は3話であり、2001年4月13日に初めて2話として放送されてからしばらくの間は、統一されない時期があった。その後、2002年4月20日の土曜日への放送枠移動とともに3話に戻り、2004年10月22日に金曜日へ戻ると再び2話になった。2000年5月25日の「実家に帰らせていただきますだゾ」以降は1話のみの放送もある(ただし前後編または三部構成)。なお、1話の時間は8分ジャストではなく、数十秒単位で変動することがある。時間が余ったり足りなくなった場合、アイキャッチを省略したりエンディングを短縮する、または1分ほどの短い話を挿入するなどして時間を調整している。アイキャッチは放送時期によって変動する。
アイキャッチ
- 初代(1992年4月13日 - 1995年9月25日)
- しんのすけが各話終了後に「お」、「おお」、「じゃ」と言う。途中で音声が変更されている(しんのすけの声が著しく変わったため)。なお、1993年12月27日の放送分(1993年最後の放送)では「おわり」と表記され、しんのすけが「来年もみれば」と言った直後に「じゃ」と言って退場した。
- 2代目(1995年10月9日 - 1997年9月26日)
- しんのすけが各話終了後に「O(お)」「OH(おぉ!)」「Bye2(バイバーイ)」という。この代のみBGMが他と異なる。
- 3代目(1997年10月17日 - 2004年9月4日。一時期省略されていた時期あり)
- しんのすけ、ひまわり、シロが丘に座っていて(しんのすけとひまわりは後ろを向いている)、1話目終了後はひまわりが「たい」と言いながら手前に向かって仰向けになる。2話目終了後はシロが「アン!」と吠える。3話目終了後はしんのすけが手を上げ、こちらを向きながら「じゃ」と言い、「じゃじゃじゃ〜ん」と全員で歌う。2話構成の場合は1話目終了時か2話目終了時のアイキャッチが省略される。
- 2002年5月4日のセル画からデジタル彩色制作へ変更の際は、同じものが使用された上で使用された。ただし、一時期混在したセル画制作の話では従来のセル画版で放送された。
- 4代目(2004年11月26日 - 2014年6月ごろ[注 5])
- 線で書かれたしんのすけの顔が、カラー化して「おっ」と言う。線の状態では「おっ」と何回か言う、アハアハ笑う、ぐるぐる回る、キス顔でこちらに向かってくる、逆さまに落下しコブができる、などの数パターンがあり、ランダムで使用される。
スペシャル版や長編物、アニバーサリー期間では特別なアイキャッチが使用される(以下の通り)。
- スペシャル(初期)
- しんのすけが、「うま」・「たつ」など、十二支のいずれかを言う。
- グアム旅行編(1993年7月12日)
- しんのすけが、各話終了後に「ぐ」、「あ」、「む」、「とう」と言う。
- 1993年クリスマスSP(1993年12月20日)
- しんのすけが、各話終了後に「ク」、「リ」、「ス」、「マ」、「ス」、「クリスマス」と言う。
- 年末スペシャル(1994年12月26日)
- しんのすけが、各話終了後に「あ」、「か」、「ち」、「ゃ」、「ん」、「あかちゃん」と言う。
- 原始時代しんちゃんだゾ(1995年4月10日)
- 原始時代調の背景で「お」、「おお」と言う。「原始時代しんちゃんだゾ」自体は2話で完結し、その後のスペシャル内では通常の話だったため、「じゃ」はない。なお、このスペシャルでは「原始時代しんちゃんだゾ」終了後に正式なオープニングが流れる特殊フォーマットだった(番組冒頭ではタイトル部分で中断された)。
- ひまわり出産編(1996年)
- 1話目終了後、まずしんのすけが「GO」と叫ぶ。2話目終了後はひろしと加わり二人で「GO」と叫ぶ。3話目終了後には、みさえと加わって三人全員で「GO」と叫ぶ。このときのBGMは2代目と同じ。
- スペシャル(特別な日)
- しんのすけが今日は何の日かを数回に分けて言う(大晦日なら「おお」「み」「そか」の等)。近年[いつ?]では省かれている。
- 20周年バージョン(2010年8月6日 - 2011年?)
- 「20」の「0」からシロが出てきて、それからしんのすけが「クレヨンしんちゃん20周年」と言うもの。
本編終了後
2006年以降は、本編の終了後に着ぐるみのしんのすけがさまざまな場所に行って、さまざまな体験をするコーナーが放送されていた(コーナー名はない。現在は放送されていない)。また、回によっては、テレビ朝日系で放送される番組や、同局が制作に関わっている映画とタイアップ、本編で芸能人が出演した回で、芸能人が登場することもある。
2008年6月6日以降は、毎回最後に78秒のおまけが放送される。ヤキトリ屋デスペラートのマスターヨダ(2008年6月6日の後半に初登場)と、その回の本編に登場したキャラクター1人(状況によっては複数)が出来事の後日談をしている(主役となる野原家も含む)。2013年2月15日にクレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!の宣伝として放送された「タレが命だゾ」を持って事実上終了した。
なお、2010年8月6日以降は、各話スタッフ(脚本・絵コンテ・演出・作画監督・原画)はサブタイトル画面で表示され、動画・仕上げ・背景・撮影・アフレコ系・制作部等のクレジットはオープニングに表示される。これに伴い、長らくエンディングの最後に表示されていた製作会社のクレジットもオープニングに移行した。
2010年10月15日、10月22日、11月26日は、『ちい散歩』のパロディで「しん散歩」が放送されていた。
2012年11月9日より、エンディングにてみさえの料理コーナーが開始されていた。
2013年7月5日、7月12日、8月2日はエンディングにて「野原ひろしの俺に聞け!」が放送された。
2013年10月18日より、データ放送を使ったゲームである「東西南北あっち向いてホイ!」が始まった[2]。週に1回遊ぶことができる。
2015年10月9日より、データ放送ゲームは「東西南北HIPでホイ!」に変更された。
その他
テレビシリーズのBGMは全て荒川敏行作曲。第1回から使用されている曲もあるが、リメイク曲や劇場版のBGMを採用するなど使用楽曲は順次更新されている。2003年に日本コロムビアからサウンドトラックCD『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!サウンドトラック大全集』がリリースされたが、2017年現在TVシリーズ及び2004年以降の劇場版のBGMについてはCD等で音源化されていない。
2007年6月8日には、『ドラえもん』終了直後に放送される番宣枠(15秒、同時ネット局すべてに送出)で、誤って1週前の放送分の番宣を放送する放送事故があった。2006年11月17日には2度目の番宣枠で翌週の11月24日の内容を流している。
主題歌・挿入歌
オープニングテーマ
オープニングテーマ曲は大半が女性アーティストで占められており、男性アーティストが歌った曲は現時点で第6代目「とべとべおねいさん」と第13代目「T.W.L」のみである。
曲名 | 歌手 | 作詞・作曲 | 放送話数(長さ) | 作画監督 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 動物園は大変だ | TUNE'S | 作詞 - 臼井儀人 作曲 - 織田哲郎 編曲 - 明石昌夫 |
第1話(1992年4月13日) - 第21話(1992年9月21日) | 林静香 | 原作者の臼井儀人が作詞した唯一の曲。 |
2 | 夢のENDはいつも目覚まし! | B.B.クィーンズ | 作詞 - 長戸大幸 作曲 - 織田哲郎 編曲 - 葉山たけし |
第22話(1992年10月12日) - 第57話(1993年7月5日) | ||
3 | オラはにんきもの | 野原しんのすけ(矢島晶子) 野原みさえ(ならはしみき) |
作詞 - 里乃塚玲央 作曲 - 小杉保夫 編曲 - 加藤みちあき |
SPECIAL 3(1993年7月12日) - 第161話 (1995年10月9日) | 声優が歌うアニメキャラクター名義のシングルとして史上初のオリコンのベストテン入りを果たし、『クレヨンしんちゃん』の主題歌としては一番のヒットとなった。2012年7月6日の回にて約17年ぶりにEDとして流れた。 | |
4 | パカッポでGO! | 野原しんのすけ(矢島晶子) | 作詞 - ポエム団 作曲・編曲 - 木村貴志 |
第162話(1995年10月16日) - SPECIAL 13(1996年9月27日) | 表記揺れからしばし「バカッポでGO!」と表記されることもある。このころからしんのすけのキャラクターデザインが現在と近くなっていく。また、このOPの途中から監督が原恵一に変更された。 | |
5 | 年中夢中"I WANT YOU" | Puppy[注 6] | 作詞 - C's 作曲・編曲 - 菅原サトル |
第203話(1996年10月11日) - SPECIAL 20(1998年4月17日) | 湯浅政明 | このOPからひまわりが登場した。OPの作画監督が湯浅政明に変更されたことで若干の作画の違いが生じる。2012年8月17日の回にて約14年ぶりにEDとして流れた。 |
6 | とべとべおねいさん | 野原しんのすけ(矢島晶子) アクション仮面(玄田哲章) |
作詞・作曲・編曲 - もつ | 第270話(1998年4月24日) - 第352話(2000年3月17日) | 『勇者ライディーン』のOP『勇者ライディーン』をモチーフに制作された。[要出典]歴代OP曲としては初の男性アーティストが歌った曲でもある。スペインでの放送時にはEDとして流れている。2012年7月13日の回にて約12年ぶりにEDとして流れた。 | |
7 | ダメダメのうた | LADY Q 野原しんのすけ(矢島晶子) 野原みさえ(ならはしみき) |
作詞 - LADY Q 作曲・編曲 - 森俊也 |
第353話(2000年4月14日) - 第458話(2003年1月11日) | 末吉裕一郎 | このOPからはデジタル製作。このOPと第15弾OPの「キミに100パーセント」のみ番組タイトルが曲の最後に来る演出がされている[注 7]。2012年7月27日の回にて約9年ぶりにEDとして流れた。 |
8 | PLEASURE | 華原朋美 | 作詞 - 黒須チヒロ 作曲 - 細井かおり 編曲 - 清水信之 |
第459話(2003年1月18日) - SPECIAL 43(2004年10月16日) | 林静香 | 『ボボボーボ・ボーボボ』放送期間中は全てのスタッフクレジットが表示され、曲時間も延長された。また、このOPの途中から監督がムトウユージに変更された。 |
9 | ユルユルでDE-O! | 野原しんのすけ(矢島晶子) | 作詞 - ムトウユージ 作曲・編曲 - 中村康就 |
第509話(2004年10月22日) - 第594話(2007年2月23日) 第604話(2007年7月6日) - 第681話(2009年10月16日) |
間々田益男 | 番組唯一監督が作詞している曲。OPでは一番長く使われた。2012年7月27日の回にて約3年ぶりにEDで流された。また、このOPの途中から総作画監督の小川博司が番組を降板した。放送中にHDに切り替わった為4:3版と16:9版がある。4:3版は16:9版の左右を切った物ではなく、キャラクターの位置等がワイドに合わせて変更されている。 |
10 | ユルユルでDE-O! 2007クレヨンフレンズVERSION | 野原しんのすけ(矢島晶子) クレヨンフレンズ from AKB48 |
第595話(2007年3月9日) - 第603話(2007年6月22日) | 間々田益男 若松孝思 |
劇場版『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』公開に合わせて使用された。また、歴代OP曲では一番短い曲となっている。映像ソフト未収録。CSテレ朝チャンネルの再放送では通常のユルユルでDE-O!を使用。 | |
11 | ハピハピ | ベッキー♪♯ | 作詞 - ベッキー♪♯ 作曲 - Splash Candy 編曲 - 本田優一郎 |
第682話(2009年10月23日) - 第708話(2010年7月30日) | 林静香 | バックコーラスの歌詞は歌詞カードやカラオケボックスの歌詞にでてこないが、OP映像の歌詞字幕には表示されている。 |
12 | Hey baby! | 倖田來未 | 作詞 - 倖田來未 作曲 - 井上慎二郎 編曲 - 田中直 |
第709話(2010年8月6日) - 第724話(2011年1月28日) | 末吉裕一郎 | Bメロ部分では過去のOP映像が使用されている。この曲から製作会社のクレジットがOPに表示される(EDのミニコーナーからは削除)。回によってはキャストも一括紹介される(概要参照)。 |
13 | T.W.L | 関ジャニ∞ | 作詞・作曲 - 北川悠仁 作曲 - 野間康介 |
第725話(2011年2月4日) - 第747話(2011年10月28日) | 林静香 | ジャニーズ事務所所属のグループがクレヨンしんちゃんの主題歌を歌うのはこれが初となる。 |
14 | 希望山脈 | 渡り廊下走り隊7 | 作詞 - 秋元康 作曲 - ray.m 編曲 - 増田武史 |
第748話(2011年11月4日) - SPECIAL 64(2012年3月16日) | CSテレ朝チャンネルの再放送では地上波2012年9月14日放送分まで使用。 | |
15 | キミに100パーセント | きゃりーぱみゅぱみゅ | 作詞・作曲・編曲 - 中田ヤスタカ | 第784話(2012年10月19日) - 第937話(2017年7月7日) | 原勝徳 | 使用期間は「ユルユルでDE-O!」に次いで長く、一般アーティストによる主題歌では最も長い。2017年8月4日放送分まで映画期間を除き、5年近くにわたって使用されていた。テレビ放映版及び劇場版での使用時のみしんのすけによる合いの手が入る。また、途中でアメーバピグのような演出がされている。また2014年よりL字型画面で放送予定の内容や東西南北あっちむいてホイ!の宣伝が流され、2015年からは途中からその日に放送される内容を少しだけ見せるコーナーが登場し、OP映像が一部カットされた。2016年以降は「始まるまであと○秒」と画面の端に表示されるようになった。映像制作にはサイクロングラフィックスも携わっている。OP途中に出てくるアクション仮面は監督のムトウユージが実写として演じ、その時に使用されたアクション仮面のマスクとベルトはクレヨンしんちゃん展で数量限定で50万円で販売された。 |
16 | オラはにんきもの - 25th MIX - | 野原しんのすけ(矢島晶子) 野原みさえ(ならはしみき) |
作詞 - 里乃塚玲央 作曲 - 小杉保夫 編曲 - 前山田健一 |
第938話(2017年8月4日) - | なし | 3代目のオープニングを25周年記念バージョンでリメイクしたものであり、この曲がオープニングとして使用されたのは約22年ぶりである。元々は「クレヨンしんちゃん」外伝シリーズのエンディングであった。しんのすけの歌声とみさえの台詞は当時のものを流用している。映像は本編のダイジェストであり、専用のアニメーションはない。 |
- 2013年10月24日放送分のオープニングでは、同年8月に実施された「夏休みアニメ祭り」の視聴者プレゼント企画に当選した応募者の通う幼稚園へしんのすけが訪問し、「キミに100パーセント」の体操を園児達と踊った時の様子が放送された。
- 映画第22作「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」の公開一週間前に当たる2014年4月11日放送分のオープニングでは、劇中のシーンは使われず、着ぐるみのしんのすけが主題歌「ファミリーパーティー」の曲に合わせて踊る映像が放送された。
- 2016年8月より韓国版OP「ブリブリダンスパーティー」オリジナルアニメーションが公開された。日本では未公開である。制作はシンエイ動画である。
エンディングテーマ
エンディングテーマは短縮される時期があり、これは監督が原恵一だったころの末期から見られる。また、この項で述べたように、土曜日に放送されていた頃は『ボボボーボ・ボーボボ』とステブレレスで接続していたためエンディングテーマがなかった。現在は、概要の項で述べたようなコーナーが2006年1月6日から放送されていてカットされていた。2014年以降「キミに100パーセント」がエンディングテーマで放送されることがある。映画公開時期の前後は劇場版主題歌がオープニングテーマ及びエンディングテーマとして流れ、エンディングテーマとして流れるときはオープニングテーマはカットされる。
- 「ママとのお約束条項の歌(ラップ)」(初期バージョン)は、一度だけ1993年のスペシャル版で挿入歌として使用された。
- 「しんちゃんのジングル・ベル'93」は1993年のクリスマススペシャルと1995年のクリスマススペシャルで使用された。
- 「動物園は大変だ」は初期のスペシャルで何度か使用され、1997年のお正月スペシャルでも使用された。
- 2012年7月6日放送回から2012年9月14日放送回までは、『オラの名曲ベストセレクション』と称して過去のオープニングおよびエンディングを当時の映像付きで流していた。
- 通常放送時
曲名 | 歌手 | 作詞・作曲 | 放送話数(長さ) | 作画監督 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | うたをうたおう | 大事MANブラザーズバンド | 作詞・作曲 - 立川俊之 編曲 - 大事MANブラザーズバンド |
第1話(1992年4月13日) - 第21話(1992年9月21日) | 小川博司 湯浅政明 |
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2 | 素直になりたい | 米村裕美 | 作詞・作曲 - 米村裕美 編曲 - 渡辺格 |
第22話(1992年10月12日) - 第57話(1993年7月5日) | ||
3 | DO-して | 桜っ子クラブさくら組 | 作詞 - 西脇唯 作曲 - 斉藤英夫 編曲 - 新川博 |
SPECIAL 3(1993年7月12日) - 第99話(1994年5月30日) | 湯浅政明 | ED最後にしんのすけがピースするバージョンと「ん〜」と画面大アップでキスしてくるバージョンの2つが存在し、ランダムで使用された。EDとしての使用終了後も一部の回で挿入歌として使用された時期があった。 |
4 | しんちゃん音頭 | ゆうこ 野原しんのすけ(矢島晶子) |
作詞 - 加茂茂一 作曲・編曲 - おづたいりく&星野やすひこ |
第100話(1994年6月6日) - 第112話(1994年8月29日) | 歴代EDでは一番短い曲となっている。映像ソフト未収録。 | |
5 | パリジョナ大作戦 | マロン公しゃく | 作詞 - マロン公しゃく 作曲・編曲 - 木村貴志 |
第113話(1994年9月5日) - 第161話(1995年10月9日) | TV版はマロン公しゃくのソロだが、CD版はマロン公しゃく & しんのすけの二人で歌っている。2012年8月31日の回にて約17年ぶりに流された。 | |
6 | REGGAE | KOTONE | 作詞 - KOTONE 作曲 - KEISUKE&山崎洋一 編曲 - 林有三 |
第162話(1995年10月16日) - 第192話(1996年6月28日) | ||
7 | しんちゃん音頭〜オラといっしょにおどろうよ〜 | 三波春夫 野原しんのすけ(矢島晶子) |
作詞 - 加茂茂一 作曲・編曲 - おづたいりく&星野やすひこ |
第193話(1996年7月5日) - SPECIAL 13(1996年9月27日) | 映像はイントロのみ新規で、残りは1994年版の流用である。映像ソフト未収録。 | |
8 | BOYS BE BRAVE〜少年よ勇気を持て〜 | 奥井亜紀 | 作詞 - 奥井亜紀&西東レモン 作曲 - 奥井亜紀 編曲 - 小野寺明敏 |
第203話(1996年10月11日) - SPECIAL 17(1997年10月10日) | 小川博司 | 映像ソフト未収録。 |
9 | 月灯りふんわり落ちてくる夜 | 小川七生 | 作詞・作曲・編曲 - RYUZI | 第249話(1997年10月17日) - 第297話(1998年11月20日) | 林静香 | このEDからひまわりが登場し、夜をテーマにした映像である。 |
10 | スキスキ♡マイガール | L'luvia | 作詞・作曲 - KAORU 編曲 - 山中剛 & L'luvia |
第298話(1998年11月27日) - 第352話(2000年3月17日) | 最も長く使われていたEDである。映像ソフト未収録。 | |
11 | 今日はデート | かまぼこ | 作詞・作曲・編曲 - けーちゃん | 第353話(2000年4月14日) - 第397話(2001年5月25日) | なし | このEDからデジタル製作。「ママとのお約束条項の歌」までスタッフクレジットがロール式になり、演奏時間が短縮された。映像は次回予告の本編映像を使用しているため、専用のアニメーションはない。映像ソフト未収録。 |
12 | 全体的に大好きです。 | シェキドル | 作詞・作曲 - つんく 編曲 - 高橋諭一 & つんく |
第398話(2001年6月1日) - SPECIAL 33(2002年9月28日) | 末吉裕一郎 | 放送時間の関係で一部歌詞をカットされていた時期がある。映像は一枚の絵の表示方法の違いで4パターンある。 |
13 | ママとのお約束条項の歌 | 野原しんのすけ(矢島晶子) 野原みさえ(ならはしみき) |
作詞 - 臼井儀人 & 浅田有理 作曲 - 小杉保夫 編曲 - 斉藤英夫 |
第452話(2002年11月2日) - SPECIAL 38(2003年9月27日)・SPECIAL 43(2004年10月16日) | なし | 本来はテレビアニメの挿入歌としてつくられた歌。映像は原作からの流用。DVD版では、DVDに収録されているエピソードのワンシーンが使用されている。2004年10月16日のスペシャルではサビの部分のみが使用され、「今日はデート」と同様にED内で次回予告が行われた。2012年9月14日の回にて約8年ぶりに流された。 |
14 | ありの歌 | やなわらばー | 作詞・作曲 - りお 編曲 - パパダイスケ |
第509話(2004年10月22日) - SPECIAL 46(2005年12月16日) | 林静香 | 「スキスキマイガール」以前の形式に戻ったが、この歌以降、正式にEDは流れていない(2017年2月現在)。映像のみハイビジョン制作。2012年11月9日放送分にて挿入歌として使用。また、2008年12月5日放送分では、ボーちゃんがこの曲を歌った。テレ朝チャンネル、DVD版、SPECIAL46以降の回でもEDとして流れている。 |
- 特別放送
- あなただけを 〜Summer Heartbreak〜 - 歌・編曲:サザンオールスターズ 作詞・作曲:桑田佳祐
クレヨンしんちゃんハワイスペシャルにて。 - 希望の轍 - 歌・編曲:サザンオールスターズ 編曲:桑田佳祐・小林武史 作詞・作曲:桑田佳祐
1999年9月3日放送「まつざか先生の恋の決着だゾ」[注 8]
挿入歌
- 「アクション仮面の唄」
- 「ふたば幼稚園の歌」
- 「ひまわり体操」
- 「立て! カンタムロボ」
- 「北埼玉ブルース」
- 「魔法をかけてあげる」
- 「ぽんぽこちん体操」
- 「せめて今夜だけは」
- 仲井戸麗市「年の瀬'93」
各話リスト
ほとんどのサブタイトルが「〜(だ)ゾ」という形式で、しんのすけがタイトルコールを行うが、一部例外あり。サブタイトル画面やBGM、タイトルフォントは放送開始以来ほぼ変わっていなかったが、タイトルフォントは859話のみ丸ゴシックに変更され、サブタイトル画面は第937話から新しいサブタイトル画面に変わり、Aパートは画面左下でしんのすけが指で秒読みの合図を送るアニメーション(939話以降は不定期にしんのすけの『3、2、1、どうぞ』の声が入る。)、Bパートはしんのすけがシロと共にケツだけ星人を行うアニメーションが追加された。
また、「シロが行方不明だゾ」というタイトルが二度使われている(二度目は「行方不明」が平仮名表記)。「赤ちゃんが生まれるゾ」も2回使われている。
ネット局
地上波では、テレビ朝日系列(クロスネット局を除く)で放送されている。ただし、劇場版公開記念の特別番組は、過去に本番組を放送していたクロスネット局や系列外局(四国放送、新局開局やネットチェンジで終了した局を除く)でも放送される。
現在のネット局
2017年5月現在。
放送対象地域 | 放送局 | 放送日時 | 系列 | 遅れ日数 | 字幕 | 解説 | 連動データ放送 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 (EX) | 金曜 19:30 - 19:54 | テレビ朝日系列 | 制作局 | ○ | ○ | ○ |
北海道 | 北海道テレビ (HTB) | 同時ネット | |||||
青森県 | 青森朝日放送 (ABA) | ||||||
岩手県 | 岩手朝日テレビ (IAT) | ||||||
宮城県 | 東日本放送 (KHB) | ||||||
秋田県 | 秋田朝日放送 (AAB) | ||||||
山形県 | 山形テレビ (YTS) | ||||||
福島県 | 福島放送 (KFB) | ||||||
新潟県 | 新潟テレビ21 (UX) | ||||||
石川県 | 北陸朝日放送 (HAB) | ||||||
長野県 | 長野朝日放送 (abn) | ||||||
静岡県 | 静岡朝日テレビ (SATV) | ||||||
中京広域圏 | メ〜テレ (NBN) | ||||||
近畿広域圏 | 朝日放送 (ABC) | ||||||
広島県 | 広島ホームテレビ (HOME) | ||||||
山口県 | 山口朝日放送 (yab) | ||||||
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 (KSB) | ||||||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ (eat) | ||||||
福岡県 | 九州朝日放送 (KBC) | ||||||
長崎県 | 長崎文化放送 (NCC) | ||||||
熊本県 | 熊本朝日放送 (KAB) | ||||||
大分県 | 大分朝日放送 (OAB) | ||||||
鹿児島県 | 鹿児島放送 (KKB) | ||||||
沖縄県 | 琉球朝日放送 (QAB) | ||||||
日本全域 | テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラティ・アニメ |
月 - 金曜 07:00 - 07:30 月 - 水曜 19:00 - 20:00 木曜 19:00 - 19:30 土曜・日曜 20:00 - 21:00[注 9] |
CS放送 | 最短約1年遅れ | × | × |
過去のネット局
系列は現在の系列。◎はテレビ朝日系新局開局やネットチェンジにより終了した局。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 | 脚注 |
---|---|---|---|---|
岩手県 | IBC岩手放送 (IBC) | TBS系列 | ◎1996年3月打ち切り 1996年4月から9月までは岩手県では未放送 |
[注 10] |
秋田県 | 秋田放送 (ABS) | 日本テレビ系列 | ◎1992年9月まで | [注 11] |
山形県 | 山形放送 (YBC) | ◎1993年3月29日まで 1993年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局 |
[注 12] | |
山梨県 | 山梨放送 (YBS) | 2006年4月打ち切り | [注 13] | |
富山県 | 北日本放送 (KNB) | 1993年夏の集中放送を経て[10] 同年9月6日より正式にネット開始[11] 2006年3月打ち切り |
||
福井県 | 福井放送 (FBC) | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
2009年3月打ち切り | |
鳥取県・島根県 | 山陰放送 (BSS) | TBS系列 | 2000年9月打ち切り | |
徳島県 | 四国放送 (JRT) | 日本テレビ系列 | 2004年3月打ち切り | [注 14][注 15] |
愛媛県 | 南海放送 (RNB) | ◎1995年3月まで | [注 16] | |
高知県 | 高知放送 (RKC) | 2002年3月打ち切り | [注 17] | |
宮崎県 | テレビ宮崎 (UMK) | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
2015年3月打ち切り | |
沖縄県 | 琉球放送 (RBC) | TBS系列 | ◎1995年9月まで | [注 18] |
放送時間の変遷
本番組は、改編に伴う時間変動が多く、本番組の移動でアニメ枠が再開または終了することも多い。
放送期間 | 時間 | 脚注 |
---|---|---|
1992年4月13日 - 1996年3月18日 | 月曜 19:00 - 19:30(30分) | [注 19][注 20] |
1996年4月12日 - 2000年3月17日 | 金曜 19:30 - 20:00(30分) | [注 21] |
2000年4月14日 - 2002年3月29日 | 金曜 19:30 - 19:54(24分) | [注 22][注 23] |
2002年4月20日 - 2003年9月27日 | 土曜 19:00 - 19:30(30分) | [注 24][注 25] |
2003年11月8日 - 2004年10月16日 | 土曜 19:00 - 19:28(28分) | [注 26] |
2004年10月22日 - | 金曜 19:30 - 19:54(24分) | [注 27][注 28] |
前述のとおり、30分枠や28分枠で放送されていたときもあれば、現在のように24分枠の時期もあり、放送時間の長さの違いによって、放送1回分の話の本数が3本(30分、28分)や2本(24分)と変動している。
また、2002年から2004年までの3年間は「傑作選」として春休み期間の3月に平日午前の再放送枠の11:00 - 11:30にて放送され、2010年・2011年の夏休みは「夏休みアニメ祭り」として、前枠・ドラえもんとのコンプレックスで放送され、その後半枠として扱われたことがあった。また、「傑作選」については、元々2002年の回については「クレしん」放送開始10周年を記念してのものであったが好評のため、2004年まで毎年放送が行われた。放送話は3年間すべてひまわりが登場した直後のものであったが、オープニングは3年間一貫して本放送と異なる「ダメダメのうた」、エンディングは一部歌詞がカットされたうえで「ママとのお約束条項」が使われた。
映像ソフト
テレビ版については、VHSとDVDで「クレヨンしんちゃんTV版傑作選 第○期シリーズ」の名称でバンダイビジュアルより販売されている。傑作選と銘打っているが実際にはほぼすべてのエピソードが収録されていて、主に既成曲が使用された一部のエピソード(C.C.ガールズやサザンオールスターズの曲)が権利上の問題から未収録となっている。
第1期シリーズは当初VHSのみでのリリースであったが、2012年に放映開始20周年を記念して「1年目シリーズ」の名称でDVD化されている[注 29][注 30]。VHS第3期シリーズ以降がDVD化される際は「DVD第◯期シリーズ」としてVHS同様のナンバリングとなっている。また、2011年に1992年度の放送回を収録したメモリアルボックスが限定発売されている。
テレビ版では上記シリーズの他に、テレビのスペシャル回などで放送されたエピソードをまとめた「クレヨンしんちゃんスペシャル」シリーズも販売されている。「TV版傑作選」と「スペシャル」でエピソードの重複収録はない。ひまわり誕生エピソードはスペシャル回放送であったが、前後の通常回との整合性もあり「TV版傑作選」に収録されている。
テレビ版のシーズン区切りを以下に示す。
- 第1期:第1話(1992年4月13日放送) - 第83話(1994年1月31日放送)(VHS全24巻)(DVDでは「1年目シリーズ」の名称で展開)
- 第2期:第84話(1994年2月7日放送) - 第169話(1995年12月4日放送)[注 31] (VHS・DVD全24巻)
- 第3期:第170話(1995年12月11日放送) - 第248話(1997年9月26日放送)(VHS・DVD全24巻)
- 第4期:第249話(1997年10月17日放送) - 第330話(1999年8月27日放送)(VHS・DVD全24巻)
- 第5期:第333話(1999年9月17日放送) - 第436話(2002年5月18日放送)(VHS・DVD全24巻)
- 第6期:第437話(2002年5月25日放送) - 第479話(2003年8月2日放送)(VHS・DVD全12巻)
- 第7期:第479話(2003年8月2日放送) - 第517話(2005年1月7日放送)(DVD全12巻)
- 第8期:第518話(2005年1月14日放送) - 第636話(2008年7月18日放送)(DVD全24巻)
- 第9期:第637話(2008年7月25日放送) - 第698話(2010年4月30日放送)(DVD全12巻)
- 第10期:第698話(2010年4月30日放送) - 第764話(2012年3月9日放送)(DVD全12巻)
- 第11期:第764話(2012年3月9日放送) - 第821話(2014年2月7日放送)(DVD全12巻)
- 第12期:第822話(2014年2月14日放送) -
映画
概要(映画)
映画は東宝が配給を行い、1作目は ニュー東宝シネマをチェーンマスターとする東宝洋画系として夏休みに公開された。2作目以降はTOHOシネマズ日劇(旧:日劇2)をチェーンマスターとする東宝邦画系としてゴールデンウィーク前に公開されている。1作目「アクション仮面VSハイグレ魔王」を公開する際、東宝・東映・松竹の三社からオファーがあり、ドラえもんでの実績があった東宝に決定した[12]。
5作目以降は、13作目を除き『劇場版名探偵コナン』(東宝洋画系)と公開日が同一である
邦画アニメ映画では『ドラえもん』『それいけ!アンパンマン』に次ぐ長寿映画シリーズである。
制作スケジュールは他の映画作品と比べて極端に短いとされているため絵コンテから作業を始めている。第13作『伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』以降の作品では、複数の脚本家と絵コンテマンが参加している。
第20作『嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセス』以降はBD版が発売されているが、それ以前の作品は未発売である。ゲスト声優には主に芸能人が起用される事が多く、近年[いつ?]の作品では前年ブレークしたお笑い芸人が本人役として起用される上、本編において本人の持ちネタがギャグシーンとして披露される。
予告について
予告編で映画本編では使用されないシーンがあり、特に第7作『爆発!温泉わくわく大決戦』では「野原一家離散」(一家全員が口論してそれぞれ旅に出るというもの)という深刻なエピソードが制作されたが、本編ではそのようなシーンは一切なかった。なお、基本的にこのような予告は公開数か月前に流れる「特報」と称されるものである。第5作-第12作まで特報を手掛けた水島努が降板した後の特報では、映画本編で使用されないシーンがある場合もあるが、本編とかけ離れたものはなくなっている。
主題歌について
オープニングテーマでは第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』のみアニメ版同様のOPを使用していたが、第2作『ブリブリ王国の秘宝』以降は、クレイアニメーターの石田卓也がねんどアニメを制作している。上映される時期にアニメ版で使用されているものが使用されている(ただし、第12作『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』では『オラはにんきもの』が使用された)。なお、「動物園は大変だ」「夢のENDはいつも目覚まし!」「Hey baby!」は使用されていない。
テレビ放送では、2007年に放送された『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』以降、オープニング・エンディングと本編の一部シーンをカットして放送されるようになっていたが、2014年に放送された『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』以降は、本編はノーカットで放送され、オープニングがカットされていた。2015年以降はオープニングもノーカット、エンディングは2014年同様、短く編集して放送された。
受賞
第10作目『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』は以下の賞を受賞した。
- 第6回文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門大賞[13]
- 2002年度ニフティ映画大賞・邦画部門賞
- 2002年 第7回アニメーション神戸個人賞[14]
- 第57回毎日映画コンクールアニメーション映画賞[15]
- 東京国際アニメフェア2003・劇場部門優秀作品賞
- 東京国際アニメフェア2003・個人賞部門監督賞
- 第22回藤本賞[16]
作品一覧
日本国外での展開
海外でも単行本販売やアニメ版の放送、劇場版が公開されている。なお、主題歌は一部の国を除いてオープニングは「オラはにんきもの」、エンディングは「パリジョナ大作戦」の吹き替え版が使用されている[注 32][注 33]。
アジア
韓国ではアニメは1999年から放映されている。『짱구는 못말려』(チャングヌンモンマルリョ、和訳:チャングは止められない)というタイトルだが、儒教主義勢力からの反発により、過去には原作単行本は19歳未満視聴不可となっていた(なお、不適切なシーンを修正した12歳以上観覧可も同時並行で発売されていた。現在は別の出版社により『크레용 신짱』(クレヨンシンチャン)のタイトルで年齢制限なしで出版されている)、アニメ版でもしんのすけが下品なシーンが削除されている。日本語で書かれているところは消去されている、またはハングルに書き換えられている。しんのすけの名前は신짱구(シン・チャング、「しんちゃん」のハングル読み)で、짱구(チャング)は韓国語で「突き出た額」という意味。舞台が日本の埼玉県春日部市ではなく韓国の「ソウル」に変更され、登場人物が韓国人という設定になっている。なお、2006年版の東京書籍発行の英語の教科書「NEW HORIZON 2年」には、韓国版の日本のアニメが掲載され、この作品も対象となっている。また、野原しんのすけ役の声優は 1998年から2012年6月までパク・ヨンナム、2012年7月からはジョン・ソンヒェが一時的に担当したが、2013年にパク・ヨンナムが再び担当することになった。映画版は日本と同時公開である。
さらには韓国限定の新規書き下ろしオープニングが2016年から放送されるようになった(制作はシンエイ動画)。
中国でも原作単行本が発売され、『蠟筆小新』(ラービーシァォシン)というタイトルの広東語吹き替え版も放送されている。しかし1997年に、地元の企業数社がこの作品の絵柄や中国語名で商標登録を行ったため、2004年に双葉社が中国でキャラクター商品を売り出した際、商標登録の影響で海賊版として撤去されてしまっている(クレヨンしんちゃん#中国を参照)。
フィリピンでは2002年から放映され、フィリピン語吹き替え版が無検閲で放送されている。しんのすけの声優は、地元のラッパーであるAndrew E.が務めている。
マレーシアでは、原作単行本は『Dik Cerdas』(和訳:才気溢れる少年)に改題されて発売されている。アニメは2002年から放映され、マレー語吹き替え版のアニメでは、しんのすけが「ぞうさん」をしているシーンがすべて削除されている。
インドネシアでは、しんのすけそっくりとも評される風貌をしたインドネシア人の俳優・オニー・シャリアルがしんのすけの声優を務めている。アニメ版は2000年から放映され、映画のレイティングシステムのPG(親の同伴指定)に相当するBOが指定され(初期のみ)、原作単行本は15歳未満の購入を禁止している。なお、テーマ曲は『動物園は大変だ』のインドネシア語バージョンである。
2014年9月22日、テレビ番組を監督している政府の放送委員会 (KPI) はしんのすけが子どもの視聴にふさわしくないと、放送しているテレビ局に改善を求める警告を出し、一部描写の削除や、放送時間を深夜に変えるなどの対応を求めている[出典無効]。
インドでは、ヒンディー語吹き替え版が放送されている。ボーちゃんの名前は「スズキ」に変えられており、下品なシーンはカットされている時がある。主題歌はボリウッド映画の曲に変えられているが現在は「オラはにんきもの」のヒンディー語バージョンになっている。2008年12月にインドの情報放送省が「子供に悪影響を与える」と考え、今後インド国内での放送を禁止する方針であると伝えている[20]。
ヨーロッパ
スペインでは、アニメは2001年から放映され、LUK INTERNACIONALが2001年にライセンスを取得し、カタルーニャ語を皮切りに、スペイン語・バスク語・ガリシア語・バレンシア語の吹き替え版が放送されている。2004年以降は スペイン社会労働党に「恥知らずで教育によくない」という指摘による放送中止を要求され、一部地方は放送時間の変更、バレンシア地方では放送中止を余儀なくされたが、この年に原作単行本のプロモーションのためにバルセロナを訪問した原作者の臼井はスペインでの人気に感激し、「バルセロナでのエピソードを執筆したい」との意向を示し[21]、原作・アニメ版ともにそのストーリーが掲載・放送され、後にスペインでも放送された(2004年5月29日放送の「オーラッ!スペイン旅行だゾ」[注 34] より)。また、2003年にはスペインのキャラクタービジネス雑誌「Licencias Actualidad」が、関係者のアンケートから選定する「最優秀エンターテインメントキャラクター賞2003」に選ばれている[22][23]。同年には、バルセロナで開かれた『暗黒タマタマ大追跡』の試写会で、当時監督を務めていた原恵一が舞台挨拶に訪問してインタビューを受けた。2005年にはゲームボーイアドバンス用のゲームソフト[24]、2007年と2008年にニンテンドーDS、Wii用ソフトのスペイン語版も発売されている。また、アニメ版では日本語で書かれているところはナレーションで説明している。なお、しんのすけや野原一家などのキャラクターの名前や読みは日本と同じで「シロ」[注 35]以外は特に変更はない。
イギリスとアイルランドではアメリカのLacey Entertainment社がライセンスを取得し、同社とVitello Productions社が制作した英語吹き替え版のアニメが放送され、主題歌も独自で制作していた。2003年に、この2社とテレビ朝日とのライセンス契約が切れた後は、Phuuz Entertainment社がキャストを一新してアニメを制作したが、2005年末に放送が終了している。
主題歌は現地の曲に変更されていることが多く、独自のBGMを使用している。また、「ゾウさん」をするシーンは削除されたり、モザイクがかけられている。
北アメリカ
アメリカでは単行本はDCコミックス社から発売されている。アニメ版は2006年初め FUNimationが英語吹き替え版のライセンスを取得、カートゥーン ネットワークの深夜枠「アダルトスイム」でテストランとして2006年8月に1か月限定で放送された。また、本放送(シーズン1とシーズン2)も2007年4月18日から8月まで放送された。テレビでの放送に加え「アダルトスイム」のホームページでも一部の回がストリーミング配信されていた(他国では、イタリア、スペイン、ブラジルのカートゥーン ネットワークでも放送されている)。レイティングは「TV14」(14歳未満の視聴を制限)。また、FUNimationより、DVDも2007年5月より順次発売され、同社のホームページでも米国内限定で全シーズン�計78話がストリーミング配信されている。これらにおけるレイティングは「TV-MA」(成人向けで、17歳未満の視聴を制限)。
映像は日本語のテロップが書かれているところが英語に書き換えられ、(「げんこつ」を「POW!」に)、しんのすけが「ゾウさん」をしている部分をモザイクがつく(例外あり)[25]、一部のセリフで放送禁止用語に使う「ピー音」が付け加えられるなどの修正がなされている。しんのすけの声優はローラ・ベイリーが担当。また、キャラクターの名前をアメリカ人の名前にし、舞台はアメリカに変更されている。内容は視聴層に合わせて制作されているため、現地の文化や社会情勢などに関する風刺が織り込まれたブラックジョークが多く含まれている。エピソードの順番は日本版に沿っていないため、同じシーズンでも制作手法や舞台設定がバラバラな場合がある。テレビ放送終了後も、2011年春にFUNimationよりシーズン3の制作が開始され、現地のHuluやNetflixで配信された(現在は終了)。DVDは同年7月と9月末に2つのパートに分けて発売。このシーズンをもって、FUNimationによる吹き替え版の制作は終了した。ハワイでは1992年から2001年まで英語字幕付きのアニメ版が放送されていた。
南アメリカ
ラテンアメリカやブラジルでは、吹き替え版がアニマックスで平日に1日3、4回放送されている。
外伝
※以下の作品は2016年8月3日よりAmazonプライムビデオで毎週水曜日に独占配信されているウェブアニメ。本作としては初の連続ドラマ形式である。
特記事項
コラボレーション
テレビアニメ・特撮とでは同じテレビ朝日系列の『美少女戦士セーラームーン』や、『ドラえもん』、『あたしンち』、『釣りバカ日誌』、『ボボボーボ・ボーボボ』と果たしている。主にシンエイ動画・東映アニメーション制作作品とのコラボが多い。
ABC制作の日曜8時30分枠の作品とは、1993年のスペシャル版『春一番!日本一のアニメ祭り』で『スーパービックリマン』のフェニックスと共演[注 36]2006年12月15日のスペシャル版では『ふたりはプリキュア Splash Star』との共演を(着ぐるみ同士ではあったが)果たした。
2007年8月3日の放送では、『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』の宣伝で『仮面ライダー電王』の出演者佐藤健・白鳥百合子・秋山莉奈・石丸謙二郎、着ぐるみキャラのモモタロス(声:関俊彦)と果たした。逆に、実写で電王と着ぐるみのしんのすけの共演もあった(仮面ライダー電王+しん王も参照のこと)。2007年12月30日に『電王+しん王』が再放送された際は、佐藤とモモタロスとの再共演を行い、電王の後番である『仮面ライダーキバ』の出演者瀬戸康史、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のメンバーとその後番である『炎神戦隊ゴーオンジャー』のメンバーとも共演している。
2012年には『仮面ライダーフォーゼ』とお互いの番組に出演し合った。
2010年10月には『映画あたしンち3D』の宣伝を行った。
2010年7-8月には前枠・ドラえもんとのコラボレーションによる「夏休みアニメ祭り」として放送され、番組中で視聴者プレゼントを行った。
- 番組中の「夏休みアイテム」を探し出す(キーワードと同等)。それを見つけて番組終了後の電話応募で両番組の関連グッズを抽選でプレゼントする
- またこの夏休みアイテムを全10個見つけるとその応募者の通っている学校・幼稚園・保育園にドラえもんかしんのすけが訪れるという企画があった。
2011年7-8月ではドラえもんはなぞなぞ、クレヨンしんちゃんはしんのすけが間違えた言葉を当てる問題になっており、それ以外は2010年と同様である。
2011年以降は両作品の映画公開前である3月・4月に合体特番『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り』を放送している。2011年は4月のみ放送され、19:00 - 19:29に『ドラえもん』を、19:29 - 21:48に『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』を初放送した。2012 - 2014年は3月に放送され、19:00 - 19:35に『クレヨンしんちゃん』を、19:35 - 21:48に前年の映画『ドラえもん』を放送した。2015年以降はそれぞれの映画公開前に2回放送されている。
テレビ朝日系のバラエティー番組などでしんのすけが(着ぐるみで)特別出演するときがある(『新タイムショック』など)。
タレントとでは「藤岡弘、探検シリーズ」のパロディ「野原ひろし探検隊」で藤岡弘、が本人役として出演した。
2012年3月には渡り廊下走り隊7とのコラボレーションが行われた。
スポーツ選手とでは2006年トリノ五輪のシーズン中、上村愛子、今井メロ、皆川賢太郎、佐々木明ら五輪選手と果たした。
2007年メルボルン世界水泳直前の2007年3月9日放送「オラ流世界水泳だゾ」では、デュエットの鈴木絵美子・松村亜矢子組らシンクロナイズドスイミング日本代表と果たした。
2010年の南アフリカワールドカップ開幕当日の放送では、サッカー日本代表の中澤佑二と果たした。
2011年10月21日放送「オラはプロ野球選手だゾ」でしんのすけが埼玉西武ライオンズのマスコットに起用されていることから、おかわり君こと中村剛也とコラボしている。
2005年12月16日放送の「男たちの大和だゾ」では、男たちの大和/YAMATOのロケシーンが扱われ、反町隆史や中村獅童が登場した。
2006年7月14日の放送では『ラブ★コン』(映画)とコラボレーションし、藤澤恵麻と小池徹平が劇中の役柄でそのままで出演した。
2006年8月11日の放送では「よゐこをプロデュースするゾ」によゐこが本人役で出演した(漫画旧45巻にも掲載)。
2008年4月25日の「スシ王子!だゾ」の放送では、『銀幕版 スシ王子! 〜ニューヨークへ行く〜』に出演する堂本光一と中丸雄一が本人役で登場した。
2008年9月26日のスペシャル版の放送では映画『フレフレ少女』に主演する新垣結衣と行われ、「フレフレ少女だゾ」で劇中の役で出演した。また、実写で「オラ応援団になったゾ!!」で着ぐるみのしんのすけと帝京中学・高校女子柔道部へ応援に行くという企画が放送された(共演の染谷将太・斎藤嘉樹・柄本時生・永山絢斗が同行)。
2012年12月7日には放送終了直前の枠で2012年フィギュアスケートグランプリファイナル大会キャスターの松岡修造と着ぐるみのしんのすけが同大会の告知をスタジオセットの中で行った。
2012年12月31日には、『お願い!ランキング』年またぎスペシャル(21:00 - 1月1日1:30)にしんのすけとみさえがCGアニメキャラで登場し、番組キャラの「おねがい戦士」「ナイスラビット」や、ハイジ(『アルプスの少女ハイジ』)・ドロンボー一味(『ヤッターマン』)・アムロ・レイ(『機動戦士ガンダム』)などの懐かしアニメキャラ、更にはCGアニメキャラ化された黒柳徹子(『徹子の部屋』)、加山雄三(『若大将のゆうゆう散歩』)・濱口優(『いきなり!黄金伝説。』)などのテレビ朝日系番組出演者や、『相棒』(season11) の杉下右京(声 - 水谷豊)と甲斐亨(声 - 成宮寛貴)、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(第1シリーズ)の大門未知子(声 - 米倉涼子)と毒島隆之介(声 - 伊東四朗)といったテレビ朝日系ドラマキャラと共演した。
テレビ朝日のマスコットキャラクター『ゴーちゃん。』とでは、キャラクター開発元のサンリオが2013年に実施した「サンリオキャラクター大賞」における企画で第9位にランクインし、掲げていた公約が「トップ10入りしたら『クレヨンしんちゃん』に出演する」だった事から実現となったものである[26]。その後の2014年2月28日放送の「ゴーちゃん。が来たゾ」では、『ゴーちゃん。』とテレビ朝日アナウンサー・久冨慶子も本人役で出演した[27]。
2015年5月29日・6月5日の2週連続で、ドラマ『アイムホーム』とのコラボ企画で、木村拓哉が約1分間のショートアニメと、データ放送企画「東西南北あっちむいてホイ!」で野原家のキャラクターと本人のコラボレーションしたキャラクターで声優を務めた[28]。
2015年6月12日には、春日部市出身かつ臼井儀人の高校の後輩に当たる山崎弘也が、本人をモデルとした幼児役でゲスト出演した[29]。
2015年11月20日と11月27日の2週にかけ、エンディングのミニコーナーにテレビ時代劇『必殺仕事人2015』とのコラボとして、東山紀之が出演した[30]。
2016年4月22日から4月30日までの間、本作とスーパーロボット大戦シリーズ生誕25周年記念、映画最新作公開のコラボとして、『スーパーロボット大戦X-Ω』に期間限定参戦作品として特別参戦した[31]。
2016年7月22日には、日本のテレビアニメでは約30年ぶり[注 37]にゴジラとのコラボとして、「しんのすけ対シン・ゴジラだゾ」が放送された[32]。
2017年7月7日には、紀行情報番組『じゅん散歩』とのコラボレーションとして、同番組の散歩人を務める高田純次が本人役でゲスト出演し「じゅん散歩がやってきたゾ」が放送された[33]。また同日および前日の同番組では春日部を散歩、しんのすけがゲストして登場した。
ラジオ番組への出演
1993年、TOKYO FMの当時の人気番組『赤坂泰彦のミリオンナイツ』にしんのすけが出演している。また、2007年4月13日にも同局、赤坂泰彦が司会の別番組『ディア・フレンズ』に出演した。2006年にも、シンエイ動画の所在地である西東京市のコミュニティFM局エフエム西東京の番組にもアニメ15周年の宣伝でしんのすけが出演した。
2001年4月18日放送のTBSラジオ『コサキンDEワァオ!』に、シロを除く野原一家がゲストとして登場した。パーソナリティの関根勤はファンで野原ひろしのモノマネを持ちネタとして度々披露していたこと、原作者の臼井儀人がコサキンの筋金入り超ヘビーリスナーであること、嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲に関根勤と小堺一機がゲスト出演したことから実現したものである。なお、番組内ではゲストトークのコーナーだけでなく、「コサキンコント劇場」(2人によるコントコーナー)において、「野原家に家庭教師が来た」という設定でスペシャルコントが行われた。原作には、頻繁にコサキン番組内でよく使われる用語が引用されることがある。
その他
- 2005年には公共広告機構(現:ACジャパン)の新聞広告にしんのすけが起用されたり、2007年には内閣府・気象庁の緊急地震速報の一般情報提供開始の児童向け予告リーフレットに野原一家とかすかべ防衛隊が採用されたりするなど[34]、官公庁や放送関連団体のイメージキャラクターとしても採用されることもある[注 38]。
- 初代監督の本郷みつるが同番組を降板した理由は、視聴率低迷のテコ入れ手段として「ひまわり」を登場させることに反発していたためであると言われていたが、自身のブログにおいてそれを否定していた。
- ポケモンショック以来視聴上の注意を喚起するテロップが出ている(なお、再放送では各局出しとなるため局によっては表記しない場合もある)。これに伴い、1998年まで「げんこつ」のシーンでは黄色とオレンジ色の背景に赤と青い字が交互に出る形式だったが、それ以降は赤と紫が混じった背景に太い黒文字がズームイン後に揺れる形式となった。また、効果音も「コキーン!」といった軽い音から、「ガキン!」といった重い音[注 39]に変更された。
- 2015年2月27日Aパート放送時に一度だけ放送をネット上に無断でアップロードすると法律違反となる旨を画面下のテロップで行われたことがある。
- 2009年からは、視聴率が一桁となる回が出始めたが、アニメの中では高い部類であり、近畿(ABC)では毎回15%前後の高視聴率を記録。また、2016年5月16日から22日分の視聴率では近年のアニメではトップの視聴率である『サザエさん』を超えた(この週はサザエさんと同時に放送していた『笑点』スペシャルに視聴者が流れたため)。
- 過去に放送された話は以前「テレ朝bb」にて『クレヨンしんちゃん ぶろーどばんど』というサイトで配信していた(毎週水曜3話入れ替え更新)。現在は「テレ朝動画」や、「AbemaTV」の「家族アニメ」チャンネルで配信されている。なお、AbemaTVでは、当初は2004年ごろに放送されたものや初期に放送されたもの、現在は2006年に放送されたものが配信されている。オープニングとエンディングはカットされている。CMでは最近放送のカットを使用し、BGMには当初は「オラはにんきもの」が使われていたが、現在は「キミに100パーセント」が使用されている。
- 臼井が描いた最後の作品がアニメで放送された際、原作はみさえが尾てい骨骨折で入院してしまう所で終了したが、アニメではその後のエピソードが数回にかけて放送された。
脚注
注釈
- ^ 放送期間としては『ドラえもん』が該当するが、2005年の4月15日をもってキャラクターデザインと声優、および主要スタッフが一新されている。
- ^ 他には1988年10月より放送の日本テレビ制作『それいけ!アンパンマン』がある。ただしこちらはサブキャラクターの声優を登場の度に変更し、キャラクターデザインは山田みちしろ単独から開始当時より総作画監督で参加している前田実との共同で担当するようになっている。
- ^ 桜田家が所有する「しあわせウサギ」を題材とした話。
- ^ 2017年現在、「企画」担当のスタッフは『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』以外の全てのアニメに置かれており、また『ドラえもん』にもかつて「企画協力」といったスタッフが置かれていたため。
- ^ しばらくは廃止されていたが、2008年8月8日放送分から復活したものの、2009年より再び省略されることが多くなった。2014年まで映画の時期を除き、不定期で使用されていたが、現在はアイキャッチはなくなっている。
- ^ Groovy Boyfriendsの覆面ユニット
- ^ Bメロの部分を入れなければ「Hey baby!」も同様。
- ^ 原作では単行本24巻収録。
- ^ 木曜夜は2015年7月まで19:00 - 20:00の2話連続放送。土曜・日曜は2016年4月から。過去には金曜 17:30 - 18:30にも放送。
- ^ 岩手朝日テレビ開局準備に伴う打ち切り。1996年10月11日に岩手朝日テレビで半年ぶりに岩手県で放送再開。
- ^ 秋田朝日放送開局前までは日曜11:00 - 11:30で6日遅れのスポンサードネットで放送されていた(ただし提供クレジットはブルーバックで、エンドカードは自社出し)。
- ^ 山形放送では同時ネットで放送されていた。山形テレビのフジテレビ系からのネットチェンジに伴う放映権移行。
- ^ 1992年5月17日に放送開始。当初は日曜朝に放送していたが、火曜16:00-16:30→木曜16:00-16:30を経て、再び日曜朝に戻って放送
- ^ 月曜19:00 - 19:30時代 (1996年3月18日まで) は同時ネット、テレビ朝日系列での枠移行後はそのまま月曜19:00 - 19:30で打ち切りまで遅れネット。
- ^ 番組初回からネットスポンサー付きで放送され、本放送時での提供スポンサーのテロップもそのままの状態で、全てのスポンサーのCMが流れていた。番組末期はスポンサーは一部のみとなり、提供スポンサーもブルーバックに差し替えていた。
- ^ 水曜17:00-17:30に放送。1993年10月時点では半年以上の遅れが生じていた
- ^ 当初は夕方に放送していたが、1997年の時点では水曜5:30 - 6:00に放送。1999年4月以降は土曜5:15 - 5:45に放送
- ^ ネット開始時期はテレビ朝日での放送開始からほぼ1年後の1993年4月からであった
- ^ 30分枠で放送開始。『ピーコック劇場』から長年に渡ってアニメ・特撮を放送してきたテレビ朝日の月曜19時前半枠のアニメは、本作が事実上最後となった。
- ^ 系列外ネット局では四国放送もネットしてきたが、テレビ朝日におけるゴールデンタイムで系列外ネット局も配信する番組はこの番組が最後になった。
- ^ 放送枠を移動。当該枠でのアニメは『宇宙船サジタリウス』以来、8年半ぶり。なお、四国放送はこの時期から2004年3月までも月曜19:00ままの放送だった。
- ^ 『ニュースステーション』のフライングスタートに伴い、次番組『ミュージックステーション』が19:54 - のフライングスタートとなったため、放送枠を6分短縮して24分枠に。なお、『ミュージックステーション』のフライングスタートは2000年9月15日まで続き、10月20日以降は再び20:00からのスタートに戻り、19:54 - 20:00は各局ミニ番組となっている。
- ^ 2001年4月13日 - 5月4日、7月6日 - 2002年3月29日放送分は2話へ短縮された。
- ^ 『あたしンち』の放送開始により移動。当該枠でのアニメは『キューティーハニーF』以来、4年半ぶり。
- ^ この時期の土曜19:30からの枠は『クイズ!バーチャQ』→『釣りバカ日誌』を放送。30分枠に戻り、1回2話から3話へ。
- ^ 『釣りバカ日誌』の放送が終了し『ボボボーボ・ボーボボ』が放送開始。ステブレレスのフライングスタートのため2分短縮して28分枠となる。この時期はエンディングテーマが省略された。
- ^ 『スイスペ!』の枠を移動し『ドスペ!』の枠を設けるために時間移動。金曜19時30分枠の『あたしンち』はローカルセールス枠となった。
- ^ 『ミュージックステーション』のフライングスタートにより24分に短縮されたため、2話へ短縮。2000年4月14日 - 2002年3月29日末の放送時間に戻る形に。
- ^ DVD版は1期13巻に収録されていた第43話Cパート「地震がきたゾ」が欠番となっている。(DVD発売前に東日本大震災が起きたため)
- ^ 同時期に、「DVD傑作選」の名称で販売されていた第2期シリーズのDVDも「2年目シリーズ」に改称して再発売されている。
- ^ ただし、第168話(1995年11月27日放送)のみ第3期シリーズでリリースされている。
- ^ アジア版では、主題歌を現地語に吹き替えか日本語のままであることが多い(韓国は一部除く)。
- ^ ただし、スペインは放送時期によって異なっており、オープニングが「オラはにんきもの」のニューリミックスバージョンが使用したり、エンディングでは「DO-して」、「とべとべおねいさん」(日本ではオープニング)などが使われることがあった。ヨーロッパ版ではオープニングアニメーションとその音楽はヨーロッパ各地で共通しており、オープニングは日本版のオープニング・エンディングアニメーションを使ったものと日本版と大きく変更がある。
- ^ この「オーラッ」はスペイン語のHolaを指す
- ^ シロの名前はスペイン語とガリシア語では「Nevado」、カタルーニャ語では「Nevat」、バスク語では「Elur」と変更されており、いずれも「雪」という意味である。
- ^ なお同番組では、同じ朝日放送作品『クッキングパパ』の荒岩一味とも共演している。
- ^ 『Dr.スランプ アラレちゃん』が先例であり、モスラやキングギドラも登場し、東宝の許可を得たものである。また、劇場アニメでは『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』などの先例が存在している。
- ^ 気象庁の場合、前述のコーナーで着ぐるみのしんのすけが2007年6月に、この宣伝をかねて気象庁へ訪問した。その後、気象庁が全国の学校に配布した「緊急地震速報のお知らせ」には、しんのすけ・みさえ・ひまわりが登場し、しんのすけが緊急地震速報について伝えている。
- ^ 「ガキン!」音はもともと大人キャラ用のげんこつ音だったが、現在は子供キャラでも使用されている。
出典
- ^ 『アニメーション監督 原恵一』(晶文社)より
- ^ a b “「クレヨンしんちゃん」を見て“あっちむいてホイ”! データ放送対応の新ゲームが登場!!”. KADOKAWA (2013年10月18日). 2017年4月18日閲覧。
- ^ 「クレヨンしんちゃん」番組は継続の方向 テレビ朝日 産経ニュース 2009年9月29日
- ^ “広島県民会議が放送自粛要請”. 中国新聞社 (Internet Archive) (2006年2月3日). 2013年11月2日閲覧。
- ^ 岩壁下の遺体「クレヨンしんちゃん」作者と判明 読売新聞 2009年9月20日
- ^ 「オーバーマン・キングゲイナー・イントロダクション―富野由悠季、新作を語る!!」インタビューより
- ^ 2011年6月24日放送「地デジになったゾ」、2014年12月5日「スマホにするゾ」、2016年12月2日「野原家新車を買うシリーズ③ とうとう車を買うゾ」など。
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- ^ 第6回文化庁メディア芸術祭公式サイト
- ^ アニメーション神戸公式サイト
- ^ 毎日映画コンクール公式サイト
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- ^ Atari España(2005年10月17日時点のアーカイブ)
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- ^ “テレ朝・久冨アナ、ゴーちゃん。と『クレヨンしんちゃん』にゲスト出演”. -ORICON STYLE-. (2014年2月14日) 2016年12月4日閲覧。
- ^ “木村拓哉、『クレヨンしんちゃん』にゲスト出演 野原一家全員を演じる”. ORICON (2015年5月21日). 2015年5月21日閲覧。
- ^ “「クレヨンしんちゃん」に幼稚園児・ザキヤマが登場”. KADOKAWA. (2015年6月4日) 2017年4月18日閲覧。
- ^ “東山紀之、『クレヨンしんちゃん』に出演「娘にかなり自慢できる」”. -ORICON STYLE-. (2015年11月13日) 2016年12月4日閲覧。
- ^ “『スパロボX-Ω』で『クレヨンしんちゃん』野原しんのすけ&カンタム・ロボが参戦!?”. ファミ通App. (2016年4月11日) 2016年12月4日閲覧。
- ^ “ゴジラ、カスカベ来襲 日本のテレビアニメに初登場””. -ORICON STYLE-. (2016年7月3日) 2016年12月4日閲覧。
- ^ “高田純次が本人役でクレヨンしんちゃん登場「実物のほうがいい男だな」”. お笑いナタリー (ナタリー). (2017年7月6日) 2017年7月7日閲覧。
- ^ 子ども用リーフレット 「緊急地震速報って知ってる!?」 - 内閣府・気象庁
関連項目
- テレビ朝日系アニメ
- ファミリー・一般向けアニメ
- ドラえもん - 金曜19時台前半に放送。同じシンエイ動画制作のアニメ。
外部リンク
- クレヨンしんちゃん|テレビ朝日
- クレヨンしんちゃん★商品情報★バンダイビジュアル
- 映画クレヨンしんちゃん 公式サイト
- シンエイ動画 - クレヨンしんちゃん
- クレヨンしんちゃん公式 (@crayon_official) - X(旧Twitter)
テレビ朝日系列 月曜19:00 - 19:30枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
痛快!いたずらジャジャンボ
(1992年1月6日 - 1992年3月16日) |
クレヨンしんちゃん
(1992年4月13日 - 1996年3月18日) |
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テレビ朝日系列 金曜19:30 - 19:54枠 | ||
クレヨンしんちゃん(第1期)
(1996年4月12日 - 2002年3月29日) |
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あたしンち
(2002年4月19日 - 2004年9月24日) 【土曜11:15 - 11:20枠へ移動】 【ローカルセールス枠に降格】 |
クレヨンしんちゃん(第2期)
(2004年10月22日 - ) |
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テレビ朝日 金曜19:54 - 20:00枠 | ||
はなきんデータランドH
※19:30 - 19:58 (1995年4月21日 - 1996年3月22日) 天気予報 ※19:58 - 20:00 |
クレヨンしんちゃん
(1996年4月12日 - 2000年3月17日) |
|
テレビ朝日系列 土曜19:00 - 19:30枠 | ||
クレヨンしんちゃん
(2002年4月20日 - 2004年10月16日) |