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2017年9月5日 (火) 03:26時点における版

橋田壽賀子ドラマ
渡る世間は鬼ばかり
ジャンル ホームドラマ
脚本 橋田壽賀子
出演者 泉ピン子
長山藍子
中田喜子
野村真美
藤田朋子
宇津井健(第8シリーズ - 2013年SP)
藤岡琢也( - 第7シリーズ)
山岡久乃( - 第3シリーズ)
ナレーター 石坂浩二
オープニング 作曲:羽田健太郎
製作
プロデューサー 石井ふく子
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
公式ウェブサイト
第1シリーズ
放送期間1990年10月11日 - 1991年9月26日
放送時間木曜日21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数48
第2シリーズ
放送期間1993年4月15日 - 1994年3月31日
放送時間木曜日21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数49
秋のスペシャル
放送期間1994年9月29日
放送時間木曜日21:00 - 22:54
放送分114分
回数1
年末スペシャル
放送期間1995年12月28日
放送時間木曜日21:00 - 22:54
放送分114分
回数1
第3シリーズ
放送期間1996年4月4日 - 1997年3月27日
放送時間木曜日21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数50
第4シリーズ
放送期間1998年10月1日 - 1999年9月30日
放送時間木曜日21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数51
二時間年末特別企画
放送期間1999年12月23日
放送時間木曜日21:00 - 22:54
放送分114分
回数1
春の二時間スペシャル
放送期間2000年4月6日
放送時間木曜日21:00 - 22:54
放送分114分
回数1
第5シリーズ
放送期間2000年10月5日 - 2001年9月27日
放送時間木曜日21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数50
第6シリーズ
放送期間2002年4月4日 - 2003年3月27日
放送時間木曜日21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数51
第7シリーズ
放送期間2004年4月1日 - 2005年3月31日
放送時間木曜日21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数51
第8シリーズ
放送期間2006年4月6日 - 2007年3月29日
放送時間木曜日21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数50
第9シリーズ
放送期間2008年4月3日 - 2009年3月26日
放送時間木曜日21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数49
最終シリーズ
放送期間2010年10月14日 - 2011年9月29日
放送時間木曜日21:00 - 21:54
放送枠TBS木曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数47
公式サイト
ただいま!!2週連続スペシャル 前後編
放送期間2012年9月17日 - 9月24日
放送時間月曜日21:00 - 22:54
放送分114分
回数2
公式サイト
2013年2時間スペシャル 前後篇
放送期間2013年5月27日 - 6月3日
放送時間月曜日21:00 - 22:54
放送分114分
回数2
公式サイト
2015年2時間スペシャル 前後篇
放送期間2015年2月16日 - 2月23日
放送時間月曜日21:00 - 22:54
放送分114分
回数2
公式サイト
2016年2時間スペシャル 前後篇
放送期間2016年9月18日 - 9月19日
放送時間前篇:日曜日21:00 - 22:48(108分)、後篇:月曜日21:00 - 22:54
放送分114分
回数2
公式ウェブサイト
2017年3時間スペシャル
放送期間2017年9月18日
放送時間月曜日 20:00 - 22:54
回数1

特記事項:
全シリーズ通算508回[1]
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橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり』(はしだすがこドラマ わたるせけんはおにばかり)は、毎週木曜日21:00 - 21:54に、TBS系の「木曜21時」枠で放送された日本のテレビドラマシリーズ。

1990年から2011年までシリーズとして断続的に制作・放送された。最終シリーズ終了後は、1~2年に一回のペースでスペシャルが放送されている。全10シリーズで、通算放送回数は508回(最終シリーズ後のスペシャルも含む)。

概要

1990年にTBSが開局40周年[2]を記念して企画された1年間シリーズとして放送したが、好評となったため断続的にシリーズ化されていった。岡倉大吉節子夫婦と5人の娘たち(弥生五月文子葉子長子)とそれぞれの家族の暮らしを描く。

通称「渡鬼(わたおに)」。

ことわざ「渡る世間に鬼はない」をもじった、とかく人間関係では苦労させられるというぼやきの意味合いを込めたタイトルである。

放送期間は各シリーズとも1年間。視聴率は全てビデオリサーチ調べ、関東地区のもの。

2010年10月14日より第10シリーズの放送がスタートし、本シリーズをもって連続ドラマでの放送は終了した。2009年春よりこれまで放送されていた木曜21時枠がバラエティ枠となり、ドラマ枠は水曜21時に移動した関係上、放送枠については未定であったが[3]、その後TBSより、木曜21時枠での放送が発表された[4]。2010年8月26日、TBSは「丸20年という節目で、出演者の皆さんが元気なうちに美しく切り上げたいという思いもあり、ここで区切りをつけようと判断した」として10月14日に始まる第10シリーズで終了することを正式に発表した。

最終シリーズ終了からおよそ1年が経過した2012年9月17日9月24日の21:00 - 22:54(通常の「月曜ゴールデン」枠)で、最終シリーズ終了から1年が経った岡倉家や「幸楽」を描いた「ただいま!!2週連続スペシャル〜前後編」が放送された。今回は全シリーズ・全単発スペシャルを通して、初めて放送曜日が月曜日となる上、解説放送も実施した。また、2013年にも5月27日6月3日に「月曜ゴールデン」枠で「2013年2時間スペシャル〜前後編」が放送された。 2014年秋にも新作スペシャルの収録が予定されていた[5] が、大吉役・宇津井健の死去に伴い、大吉が急逝した後の岡倉家を描いた「2015年2時間スペシャル〜前後編」が2015年2月16日2月23日に放送された。2016年9月18日9月19日には、中華料理店「幸楽」を改装することになる小島家を描く「2016年2時間スペシャル〜前後編」が放送された。最終シリーズ以降に放送された単発スペシャルはいずれも前後編を2週に分けての放送であったが、今回は初めて2夜連続での放送となり、日曜日に放送されるのも初めてとなる。また、テーマソングに歌詞がつき、天童よしみが歌った。 また、2017年9月18日には、「渡る世間は鬼ばかり 3時間スペシャル」が放送予定である。今回は番組史上初の3時間の放送となる。

明治座芸術座などで、舞台版も制作された。その時は、出演者の配役が違ったり(ダブルキャスト)、ドラマの舞台化もしくはドラマでは描かれなかったストーリー構成になっている。それによって、舞台のみに登場するキャラクターもいた。また、原作は橋田壽賀子だが、脚色が石井君子、演出が石井ふく子と、スタッフの違いも見られた。

前述の宇津井をはじめ藤岡琢也(第7シリーズ最終話)、森光子(第9シリーズ)、淡島千景(最終シリーズ)、杉山とく子(第7シリーズ)、河内桃子(第3シリーズ)、京唄子(最終シリーズ)、坂口良子(2012年スペシャル)などこの作品が遺作となった出演者は多い。また、節子の叔母役で杉村春子も出演している(第1シリーズ)。

第1シリーズ
  • 1990年10月11日 - 1991年9月26日(全48回、平均視聴率18.2%)
第2シリーズ
  • 1993年4月15日 - 1994年3月31日(全49回、平均視聴率23.8%)
  • 最終回(1994年3月31日)の関西地区での放送でシリーズ最高視聴率41%を記録。
第3シリーズ
  • 1996年4月4日 - 1997年3月27日(全50回、平均視聴率26.6%)
  • 最終回(1997年3月27日)の放送でシリーズ最高視聴率34.2%を記録。
  • ドラマの中心的役割を担っていた山岡久乃のレギュラー出演最後のシリーズ。
第4シリーズ
  • 1998年10月1日 - 1999年9月30日(全51回、平均視聴率24.7%)
第5シリーズ
  • 2000年10月5日 - 2001年9月27日(全50回、平均視聴率24.3%)
  • このシリーズからハイビジョン制作。
第6シリーズ
  • 2002年4月4日 - 2003年3月27日(全51回、平均視聴率23.5%)
第7シリーズ
  • 2004年4月1日 - 2005年3月31日(全51回、平均視聴率18.2%)
  • 藤岡琢也のレギュラー出演最後のシリーズ。
第8シリーズ
  • 2006年4月6日 - 2007年3月29日(全50回、平均視聴率18.2%)
第9シリーズ
  • 2008年4月3日 - 2009年3月26日(全49回、平均視聴率14.1%)[6]
最終シリーズ
  • 2010年10月14日 - 2011年9月29日(全47回、平均視聴率13.7%)[1]
  • 放送20周年を迎えるこのシリーズをもって終了することになり、「最終シリーズ」という表記が追加されている。

特徴

4クールの長期放送
この番組は1シリーズごとに1年間(4クール)のシリーズを組む大河シリーズとして放送され続けてきた。1963年から続くNHK大河ドラマや、1970年代のホームドラマ『肝っ玉かあさん』、『ありがとう』(プロデューサーは石井ふく子)などがあるが、近年(平成になってから)では珍しい。1980年代に橋田が3本の大河ドラマ(『おんな太閤記』、『いのち』、『春日局』)の脚本を書き高い視聴率を取った結果、確固としたテーマ設定があれば長期放送でも十分視聴率を確保できる見通しがあった。
キャスティング
第1シリーズのキャスティングは前年のNHK大河ドラマ『春日局』に「橋田ファミリー」が多く出演していたため、その出演者を引き継いでいる。唐沢寿明香川照之はこの関係で出演し、第2シリーズ以降は降板している。
泉ピン子と赤木春恵は、『おんな太閤記』では親子の役柄、『おんなは一生懸命』では祖母と孫の間柄で出演したが、この作品では嫁姑の役柄である。(よみうりテレビで同時間枠で放送されたテレビドラマ男はいらない』でもピン子と赤木は嫁姑役で共演している)
山岡や長山藍子沢田雅美らは橋田作品にも出演したが、石井ふく子がプロデュースしたホームドラマに数多く(ピン子や赤木よりも)レギュラー出演していた。
ナレーションは石坂浩二が一貫して担当している。なお石坂は、第1シリーズの最終回に特別出演している。
また、ジャニーズ事務所石原プロモーションオスカープロモーションとの関連も大きく、多数の役者が出演している。
サブタイトルなし
理由は不明であるが、1980年代以降の連続ドラマでは珍しい。石井ふく子製作のドラマは、原則としてサブタイトルがない。『ありがとう』・『肝っ玉かあさん』・『おんなは一生懸命』などでも同様であった。
各家族に設定されたテーマ
山岡が出演した初期のシリーズでは、5人の娘それぞれの家族にテーマが設定され、物語がほぼ均一に近い時間配分で展開されていた。また、娘の婚家と実家のそれぞれの親が対立するシーンがあった。しかし、山岡降板後の第4シリーズからは実家対婚家の構図が崩れたため、それに代わり親子問題、教育問題が扱われることが多くなった。幸楽でも聖子が加わって、単純な嫁いびりだけの話となった。しかし、第8シリーズから五月の姑の小島キミ役の赤木春恵が一時降板し、代わりに小姑の久子がレギュラー復帰した以降は嫁いびりの話も徐々に減っていき聖子の性格も第9シリーズ以降は大人しい性格になっている。それに反して主役の小島五月の性格も姑や小姑の登場の減少や貴子がレギュラーになってからは演者に近い高飛車な部分も見せている。また、五月の娘の愛も気性の激しい性格に変更されている。野々下加津も第9シリーズ以降は以前と比べると口数が少なくなり影が薄くなっていて第10シリーズは事実上レギュラー降板しイレギュラーの形での登場となった。小島家でのエピソードも「眞の結婚問題」、「愛と誠夫婦」、「おやじバンド」のエピソードがほぼメインになっていて小姑達のトラブルや嫁いびりのエピソードは減っている。物語全体的には「岡倉大吉とおかくらと本間家」「小島家とその周辺の人々」がほぼ物語のメイン、野田家が準メインとなっており、その他の家族(文子、葉子)はほぼサブ的要素となっている。
長ぜりふ
1回の台詞が長いことで有名である。台本の見開き1ページが丸々1回の台詞ということも多い。その長い台詞が終わるまで周囲の人物は相槌をほとんど打たないなど、不自然さを指摘する声もある。
一人あたりの台詞が長く、相槌が極端に少ない理由は、このドラマの主な視聴者が主婦層であり、放映時間が夕食の後片付けの時間帯と重なるという理由で、テレビ画面から目を離しても、音声だけでドラマの展開が分かるようにとの配慮(ラジオドラマ化)であると出演者の岸田敏志がラジオ番組で打ち明けている。本来は台詞と台詞の間や、登場人物の表情の動きなどはト書き(前述で表現されるべき部分の指示)で説明されることが多く、また台詞も演出や台本へのト書きの書き入れなど制作工程上の理由から、1本につき2行前後で収めるのが原則である。
リアルタイムの年月の流れ
ドラマの中の時間は放送日の数日前から当日までで、その時期に応じた季節の話題、行事を取り上げることが多い。しかし、脚本自体は数か月前には書き終えられているので、最新の話題が取り上げられるわけではない。
登場人物の多さ
シリーズを重ねるたびに登場人物が増え、人間関係を把握し切れない人は多い[7]。新しい出演者はゲスト出演ではなく、新レギュラーとして加わることが多く、それがレギュラー陣肥大化の原因となっている(特に「小島家とその周辺の人々」が多い)。
多い自営業、少ない会社員
ホームドラマで会社員を描いても面白くないために、大きな会社の事務室のシーンは少ない。そのため、第1シリーズでは、サラリーマンであった、岡倉大吉・野田良・高橋亨の3人は次々に脱サラし、レギュラー陣の職業もほとんどが小規模の自営業(商店)となっている。“会社員はつまらない” “定年後はすることがない” “手に職があれば食いっぱぐれがない”ということが役者の台詞として繰り返し主張される。
臨終シーンの少なさ
長期間に渡って放送されているため、岡倉節子や遠山昌之、高橋年子など故人となった登場人物も少なくないが、小島幸吉のように病に倒れるシーンはあるものの、多くは新シリーズ第一回で亡くなったことが台詞などで説明され、以後は遺影や回想などでの登場すらほとんどなくなる。また、秋葉時枝のように亡くなったことが本編で語られないまま、死亡したという設定にされているケースもある(この場合は、公式サイトの家系図に「死亡」と記されたのみとなっている)。
出演者のスケジュール調整
ベテランの出演が多いため、スケジュール調整が困難を極めることが多い。ストーリー上、不自然な設定がされ特定者が数か月出演しないことがしばしばあり、場合によっては降板により登場人物が死亡と設定されることもある。また、野々下隆に至っては第3シリーズ、第4シリーズ~第7シリーズ、第10シリーズでは演者が異なっている(元々第1シリーズ~第2シリーズに登場する邦子の子供自体も隆とミカではなく豊と忠という兄弟であり邦子が小島家に移住した単発スペシャル2作目から設定変更されている。)また、野田あかり役の山辺有紀は第9シリーズ開始時に妊娠の為レギュラー降板して以降、妊娠期間が過ぎてもなお再登場の機会は全くない。脚本家の橋田壽賀子も「嫌いな役者は作中で出張させたり死なせたりしていました…。」と週間新潮で発言をした事もあった。

登場する店・会社など

お食事処「おかくら」(第1シリーズでは岡倉家ダイニング。第3シリーズで改装して開業)
大吉の経営するお食事処。第2シリーズから山口商事のテナントビル内に開業するも、政子の事業失敗と葉子の機転で岡倉家に移店する。
中華「幸楽」(第1シリーズから。第2シリーズで改築、全シリーズ、SPで登場。)
五月の嫁ぎ先の中華料理店。2階は小島家の居住スペース。周平が聖子と結婚後、田島家もここに居を構えている。3階以上はマンションとなっており田口家が3階に部屋を借りている。
北川保育園(第7シリーズから)
弥生がボランティアで勤める保育園。孫の勇気が以前通っていた。
FTトラベル(第5シリーズから)
文子の経営する富裕層をターゲットにした南米や南極中心の旅行代理店。(Fumiko Takahashi)からきている。最終シリーズ序盤までは高橋家が事務所代わりとなっていたが、最終シリーズ第20話以降はテナントビルに移っている。社員は金田も含め3人だったが、最終シリーズでは5人となったが、後に亨が顧問に就任する。
和菓子「菊屋」(第7シリーズから)
みのりが奉公する和菓子店で姑のサワが営んでいる。本店は康史が経営している。
村上モータース
武の勤務先の自動車修理工場で、ごはんやの配達車、あかりの移動販売車、良の庭師用の軽トラックなどもここで改造・納品している。
北原設備工業
隆の勤務先の水道工事及びリフォーム会社。おかくらの常連客でもある。

過去の店・会社など

小料理屋「おたふく」(第1シリーズ〜第2シリーズまで)
会社員時代の大吉がこの店に通ったことがきっかけで退職、修業を積んだ。多額の借金により閉店。
化粧品店(第2シリーズ)
久子が経営する花王ソフィーナブランドの化粧品店。一時期は邦子も働いていた。幸楽と隣接するビルの1階にあった。
フランス料理「ラ・メール」(第2シリーズ〜第4シリーズまで)
弥生が勤めたことのある飲食店。経営不振により大手チェーン会社に吸収合併された。
ごはんや(第5シリーズ〜第8シリーズ冒頭まで)
弥生の夫・良たちが共同経営するご飯の製造・宅配サービス。第8シリーズで野田家の人間は全て退職している。おかくらと幸楽も主要取引先のひとつ
バー「くるみ」(第6シリーズ)
勇が通い詰めたバー。女将・里美と不倫関係になったと思われたが、実は美人局だった。後に女将は改心し勇や五月に謝罪し、郷土に帰る。
自然食品店「あさま」(第2シリーズ〜第4シリーズまで)
亨が始めた自然食品店。何だかんだ言っていた文子も手伝うようになる。
本間病院(第8シリーズまで)
常子が院長を務めていた病院。伸彦の姉が経理を一手に持ち逃げしたことにより、経営不振になり倒産。
田口宅食サービス(第8シリーズ〜第9シリーズまで)
誠が結婚後経営するお年寄りに病人食を配達するサービス会社。不況の影響により、吸収合併された上に経営方針が変わってしまった。その後、誠は、「幸楽」の3代目店主になった。
大井精機(第9シリーズ)
大井道隆が経営していた会社。不況の影響を受け、買収される。
神林クリニック(第7シリーズ~最終シリーズまで)
神林が院長を務めるお年寄り向けの医療を目指す診療所。常子が患者の相手をしている他、英作がかねてからの夢である訪問診療を行っている。神林の死後、家が売却されることになり、診療所を閉めた。なお、医療機器は英作が譲り受けた。最終シリーズ以降、神林は、亡くなっている。
洗濯代行業「らくらく」(第9シリーズ)
久子が経営する店で、健治がチェーン店で働いている。このことが久子と健治の復縁につながった。以前は邦子や加津が働いていた。一号店は幸楽と同じビルの1階にある。不況のあおりを受け閉店。

あらすじ

お食事処「おかくら」を経営する岡倉大吉節子夫婦には5人の娘がいる。上から順に、3月生まれの弥生、5月生まれの五月、7月生まれの文子、8月生まれの葉子、9月生まれの長子。弥生は夫や子供達に手を焼き、五月は姑や小姑からのいびりに悩まされ、文子は病気の姑の面倒を見た後離婚・復縁、葉子は仕事優先でなかなか男性と落ち着かず、末娘の長子は口うるさい姑にも好き放題言い返す奔放な性格。この5人が次から次へと悩みを抱えては大吉の元に相談に来る。妻の節子を亡くして以来、1人で娘達の世話に追われている大吉であるが、ぶつぶつ文句を言いながらも実は娘達が大好きでなかなか子離れができない面もある。また逆に娘達も父親が大好きでお互い忙しい時間を割いて岡倉家に集まっては一緒に食事をしたりするほどの仲。そしてそれぞれ不満を抱えながらも、自分の家族も大切にしているのである。

第1シリーズ

岡倉夫婦(シリーズテーマ「サラリーマンの退職後」)
大吉は親会社を定年退職後、子会社の重役になる。しかしその境遇に不満を持ち、人に使われない生活を夢見ている。しかし、妻の節子には大吉の不満は理解できず、このままサラリーマン生活を続けていくことを願っている。五月の遺産相続問題で退職金が必要になり、大吉は会社を辞める。そして、通い慣れた小さな居酒屋の板前になる。節子は大吉の夢が理解できずなおさら不満が募る。
野田家(シリーズテーマ「専業主婦の自立、老人介護」)
弥生は長年専業主婦をつとめていたが、夫の良は仕事人間であり、二人の子供は自立しつつあり、家で孤独を味わっている。ふとしたことで結婚前にやっていた看護師の仕事に戻ることを決心する。しかし、良も子供たちも仕事に就くという弥生の気持ちが理解できず、日々の暮らしが変わることに文句を言う。半年後、大阪の長男夫婦宅に住む姑のハナが倒れ半身麻痺になる。弥生は看護師を辞めてハナを野田家に引き取り自分で介護をすることに決める。
小島家(シリーズテーマ「遺産相続」)
五月の舅・幸吉が急に亡くなる。遺言状がないため、嫁いだ妹たちは財産を等分することを主張する。しかし、土地の評価価格は高いものの貯金もないために、実際に分けるには店を売るしか方法がない。姑のキミは夫と築いた店を残すことにこだわる。その事があって五月とキミの仲は、一時的に良くなった。しかし、妹たちは納得せず次々と問題を持ち込んでくる。
高橋家(シリーズテーマ「共働き夫婦の子育てと親との関係」)
文子は食品会社で研究職に勤務するキャリアウーマン。職種こそ違うものの同じ会社に勤務する夫の亨以上の仕事をしていた。そのため子育ての時間がとれない。それを姑の年子はいつも厳しく批判した。しかし、問題が続出し離婚問題にまで発展する。
葉子(シリーズテーマ「結婚の条件」)
葉子はハワイで暮らしている間に裕福な家の御曹司である太郎と交際していた。しかし、婚家に縛られる生活を嫌い、結婚後も職業を持ち続けたいと考える葉子は太郎との結婚に疑問を持つ。日本に帰り働き始めた葉子はそこで竹原洋次と知り合う。財産もない三男坊の洋次だったが、仕事上の夢を共有できる洋次は太郎以上の相手に見えてくる。葉子は洋次と結婚することを選択し、ハワイへ移住する。
長子(シリーズテーマ「就職と結婚」)
長子は大学卒業を控えている。大吉節子夫婦は葉子か長子が岡倉家に残ってくれると信じているが、長子には全くその気はない。大学卒業後は一流銀行に就職。大学時代から交際していた加納竜一と結婚の約束もしていたが、同期入行した女性に奪われ失恋。交通事故に遭い、その加害者遠山昌之と知り合う。昌之には死別した妻との間に子供がいた。しかし、長子は次第に昌之に惹かれていき、結婚を決意する。大吉夫婦は子連れの昌之との結婚に大反対する。

第2シリーズ

岡倉夫婦(シリーズテーマ「おかくら開店」)
大吉は調理師試験を受けて、将来は自分の店を出したいと考えている。しかし妻の節子は事業の失敗を心配して賛成しない。試験に不合格になったことを内心喜ぶ。大吉の勤める「おたふく」が借金のため閉店し、大吉は職を失う。しかし、調理師試験に合格後、山口政子の援助を受けて小料理屋「おかくら」を開店する。最初は絶対に協力しないと言った節子だが、開店するとかいがいしく女将として振る舞うようになる。
野田家(シリーズテーマ「夫の単身赴任」)
弥生の夫、良が突然いわきへ転勤になる。身体の不自由な姑をかかえ、子供たちの学校の問題もあるため、弥生は良に単身赴任を要求する。今まで専業主婦の弥生に全てを頼っていた良は不安を隠せない。弥生はこれをきっかけに夫との新しい関係を築けるのではないかと期待する。また娘のあかりは、弥生のような平凡な主婦になるのは嫌、女優になりたいと言い、家を出て行く。
小島家(シリーズテーマ「姑との同居、小姑との同居」)
幸楽の店舗が古い木造から鉄筋のビルに変わる。2階は3世代2世帯が住める広い住居になる。五月は姑・キミと完全同居し、小姑の久子家族とも同居することになる。幸楽の前に邦子が化粧品店を開く。キミは何かと久子や久子の子供たちを可愛がる。そして愛や眞には孫は平等であるべきだと辛くあたる。五月は子供たちの将来を守るため、キミに逆らうようになる。
高橋家(シリーズテーマ「夫の脱サラ、親との同居」)
夫の亨が会社の処遇に不満を持ち、脱サラを図る。そのためにマンションを売り、母親の年子と同居すると言い出す。同居当初は、年子が息子の望を過保護に扱ったりなど問題が発生したが、文子が亨に関する不満や自分の考えを年子にぶつけたことが逆に年子に好感を持たれ「親は親の生活を、子供は子供の生活」との希望に協力してもらえる。当初、亨が始めた自然食品販売店経営に反対していた文子だったが、ひょんなことから亨の店を手伝うことになり、その甲斐あって軌道に乗り始める。
葉子(シリーズテーマ「仕事か結婚か」)
ハワイで暮らしていた葉子は洋次に捨てられ、失意のうちに帰国し岡倉家へ戻る。葉子との結婚を諦め一度は結婚した山口太郎も、やはり離婚していた。政子は二人を別れさせたことを後悔し、葉子を太郎の嫁にと望む。太郎も葉子が結婚後も仕事をすることに理解を示すが、葉子は結婚よりも仕事に打ち込む生活を選ぶ。
長子(シリーズテーマ「バツイチの結婚」)
長子の夫遠山昌之が、連れ子の遊を残して突然死ぬ。昌之の兄から遺産相続放棄をさせられ、遠山家を追い出されてしまう。路頭に迷った長子は岡倉家に戻り、夫の主治医であった本間栄作の口利きで病院の医院長秘書に就職。英作は長子に惹かれるが、母の常子は強引に病院長の娘との縁談を進める。長子は、引き取られた福島県の昌之の兄の家から家出し岡倉家を訪ねて来た遊を保護。冷遇の末、施設に送られそうになった遊を引き取り育てる決意をしていた。英作は結婚式の当日、式場から逃げ出して長子に結婚を申し込む。遊は長崎県雲仙で女将として温泉旅館を切盛りする、裕福で心優しい伯母(昌之の先妻の姉)に引き取られる。

秋のスペシャル

大吉の店は、節子の手伝いもあり軌道に乗り出した。長子と英作の結婚式が近づき、葉子もニューヨークから帰国した。しかし、当の長子の表情は冴えない。聞けば「英作との結婚を考え直したい」という。英作の母・常子が長子のことをお手伝い代わりと見ているというのだ。娘のわがままに呆れた節子は、嫁としての自覚を促すが、その気持ちは長子には伝わらない。一方、五月は店を休み、勇と式に出席するのを楽しみにしていた。しかし勇は「店は休めない」と言うし、キミも式の当日に、大量の弁当を受注してしまっている。なんとか夫を説得した五月だが、キミは店を休むことに大反対し、ついに仙台に住む娘・邦子の元へ家出してしまう。[8]

年末スペシャル

大吉と節子は小料理屋を営みながら夫婦水入らずの生活を送っていた。二人の41回目の結婚記念日を祝うため、久しぶりに五人の娘が集まることになった。五女の長子は臨月の体での里帰りで、お産が済むまで滞在すると告げる。「大吉と節子の努力で小料理屋「おかくら」も軌道に乗ってきて一安心。そんな中、大吉夫婦の41回目の結婚記念日を祝うため娘たちが集まることになった。最初に訪れた五女・長子は臨月間近の里帰りだったが、姑と折り合いが合わずに「お産がすむまで岡倉家にいる」と言い出した。一方、幸楽へ嫁いだ次女・五月も小姑の邦子が仙台から上京し一緒に住むと言い出したため悩んでいた。5人の娘たちはそれぞれに悩みを抱えてはいたが、自分たちの家族の大切さを再確認し、新しい生活の一歩を踏み出していく。[8]

第3シリーズ

岡倉夫婦(シリーズテーマ「おかくら改装」)
山口政子の事業が失敗し、おかくらは閉店せざるをえなくなる。新店舗購入の資金もなく、大吉は商売を諦める。しかし、葉子が自宅を改装して住宅地にある落ち着いた店としておかくらを再開することを提案する。改装の期間、大吉節子夫婦は暮らす場所を求めて娘たちの家を順番に訪れる。台所とリビングと和室を店舗用に改装し、新しいおかくらが開店する。
野田家(シリーズテーマ「娘の結婚」)
女子大を卒業したあかりは、単身赴任中の良の看病のため訪れたいわきで、梨農家の息子和夫と知り合う。弥生の反対にもかまわず、あかりは和夫と結婚する。いわきの工場が閉鎖されるのに伴い、良は東京へ戻ってくるが、仕事を持つ弥生とのすれ違いが目立つようになる。会社の再建のため、良は重役へと昇進する。一方武志は大学進学を嫌い、好きな仕事をしたいと自動車修理工になるため家を出て行く。
小島家(シリーズテーマ「小姑との同居、小姑の不倫」)
五月は相変わらず姑のキミと、離婚して出戻ってきた邦子の機嫌を伺いながら生活している。小姑の久子家族は幸楽を辞めてアメリカ・ニューヨークへ移住した。邦子は子供には父親が必要だと考え、妻のある立石一茂と不倫関係に陥る。立石との再婚を目指した邦子だったが、立石は癌にかかり、結局は死亡する。
高橋家(シリーズテーマ「アルツハイマーの姑の介護」)
亨の母年子がアルツハイマーになる。文子は献身的に介護をするが、年子の状態は一向によくならない。
葉子(シリーズテーマ「二度目の婚約破棄」)
葉子はこれからは照明デザイナーよりも一級建築士の時代であると言い、資格取得に懸命になる。山口商事の業績悪化に伴い、山口太郎との婚約が破棄となる。
本間家(シリーズテーマ「嫁姑問題」)
長子は英作と結婚し、大阪の本間病院で暮らすが常子とうまくいかず離婚覚悟で東京に戻ってくる。英作との二人だけの生活が始まるが、なにかにつけ常子が現れて本間家の嫁の立場を説く。

第4シリーズ

岡倉夫婦(シリーズテーマ「節子の死」)
ニューヨーク旅行中の節子が現地で急死する。近所に住む節子の親友タキがおかくらを手伝うことになる。一人になった大吉は深夜急に気分が悪くなり救急車で病院に運ばれる。5人の子供たちはそれぞれ心配する。ハワイから珠子が大吉の70歳の古稀を祝うため帰国する。珠子はニューヨークから宛てた節子のメールを披露する。
野田家(シリーズテーマ「息子の結婚相手」)
武志は進学せず静岡の自動車整備工場に就職する。そして既に妊娠している佐枝と結婚する。弥生夫婦は自分たちの孫でない子供が生まれることに失望する。しかし、佐枝の気だての良さに気付き二人の子供の出産を祝福する。一方、あかりは秋葉家で過酷な農作業に従事していた。夫の和夫は水耕栽培に農家としての夢を賭ける。その資金をタキが出資するという。
小島家(シリーズテーマ「小姑の再婚」)
眞はインターネットにのめりこみ、高校進学をしないと言い出す。久子家族が去った後には離婚した邦子家族が住んでいた。ところが、健治が久子と離婚して帰ってくる。邦子は生活のためクレーン車の免許を取り働き始める。そこで離婚して一人暮らしの野々下と知り合い結婚する。母親に捨てられた野々下の娘の加津が現れる。野々下が引き取ることを邦子が拒否したため、五月夫婦が面倒を見ることになる。
高橋家(シリーズテーマ「復縁」)
亨は自然食品の店をやめてハワイでホテル経営を始める。夫婦で協力し介護してきた年子は亡くなり、文子は亨と協議離婚する。しかし、望が起こす問題を文子一人では解決できない。そこへ亨の友人宗方が現れる。宗方は離婚した二人の仲を元に戻そうと画策する。望が別れた夫の亨と隠れて会っていることに文子は愕然とする。望の問題を話し合っていくうちに文子は亨ともう一度やりなおす気持ちになる。
葉子(シリーズテーマ「元婚約者との関係」)
葉子は太郎の妻・美智と会う。美智は二人の交際を非難するどころか、自分が山口家の嫁として不出来なことを詫びる。葉子は美智に自分の仕事を手伝うことで視野を広げることを提案する。
本間家(シリーズテーマ「姑の交際、跡継ぎ問題」)
長子は一人暮らしになった大吉を心配して一緒に暮らし始める。しかし、常子は英作を婿に取られたようで気持ちが納まらない。常子は神林と交際を始める。英作は母親が父親以外の男と付き合うことが許せずに悩む。常子は本間病院の跡継ぎとなるよう英作に何度なく強要していたが、妹の由紀が失恋を機に病院勤めをやめて本間病院に戻る。

年末二時間特別企画

周平が聖子にプロポーズした。今まで聖子にお金を貢ぎ続けた周平はいい返事を期待したが、聖子は結婚を断る。何とか二人を結婚させようとしていたキミはそのことを知ってショックを受ける。どうしても心の整理がつかない周平は不注意からボヤ騒ぎを起こす。周平をかばう五月と聖子の肩を持つキミが徹底的に対立し始める。一方、英作の母・常子が、英作の妹・由紀のフィアンセ・伸彦を紹介するため上京、岡倉へやって来た。英作は2人が結婚すれば、自分の居場所がなくなってしまうと複雑な心境になる。[8]

春の二時間スペシャル

五月の長女・愛が大学に進学することになった。キミは4年間も高い学費を払うことに不快感を示し、嫌味を言い出した。五月は愛の夢を叶えるため、お金のことでキミに迷惑をかけないと宣言し必死に戦った。一方、新婚の周平と聖子は部屋探しをしていたが、このことを聞いたキミは、以前邦子が使っていて現在は加津が使っている部屋に住むように提案する。一方、岡倉では、長子の長女・日向子の教育問題で家族がもめていた。近所の幼稚園に通わせるという長子と英作に対し、有名私立幼稚園に入れて英才教育を受けさせると張り切る常子。大吉は、長子と常子の言い争いにほとほとうんざりしていた。[8]

第5シリーズ

岡倉大吉とおかくら
おかくらにタキの息子の青山久光が現れる。インドで絵を描いてきたというので、おかくらの店舗で個展を開く。タキは久光と葉子の結婚を危ぶみ、二人の結婚を阻止する。
野田家
良はリストラ担当重役として同僚社員の首切りを行う。そして自分自身も会社に辞表を出す(本人曰く「リストラ担当として自分自身をリストラした」)。あかりは妊娠し病院に入るが、姑の満枝に甘えていると嫌味を言われる。出産を終えたあかりは息子勇気を連れて東京に戻る。水耕栽培の夢を捨てた和夫を許せず、離婚を決意する。
小島家
愛は親に隠れてコンパニオンのバイトを始める。そこで城代正則と知り合い交際を始める。最初は反対していた五月と勇であったが、勇が城代の父親に惚れ込んでしまい逆に愛に早く結婚するように勧めるまでになる。聖子はキミのご機嫌取りに励んでいたが、ある日銀行通帳と印鑑を渡された時に魔が差し、預金を引き出して逃亡する。
眞はインターネットにはまったまま高校進学に悩む。ネットで知り合ったサチに説得され高校受験を決心する。眞は従兄弟の隆と同時期に受験するが、隆は落ちてしまう。隆は荒れて野々下を父親として認めないという。邦子は全て眞と五月が悪いと罵る。隆は高校に進まずに水道工事屋になるというが邦子は外聞が悪く、それを許さない。加津は眞の同級生で、父親に捨てられた森山壮太が気になる。
高橋家
文子は旅行代理店を開くために資格を取ろうとする。努力の結果、旅行業務取扱主任となった文子は望を大吉に預けて南米に視察旅行に出かける。亨は文子が旅行代理店を始めることに反対する。
葉子
葉子のところには太郎の母政子が押し掛けてきて同居する。太郎の嫁の美智と顔を合わせたくないからである。政子はお気に入りの宗方を葉子と結婚させて、3人で暮らすことを望んだ。一方、葉子はタキの息子久光に惹かれていく。
本間家
英作は妹夫婦が大阪の本間病院を継いだことで自分の不甲斐無さに悩む。由紀夫婦と暮らしていた常子が折り合いが合わずに東京に出てくる。一度は由紀と和解し大阪に戻るが、今度は由紀が常子とは一緒に暮らせないので病院を出て行くと長子夫婦のところに相談に来る。

第6シリーズ

岡倉大吉とおかくら
大吉は行くあてのない森山壮太をおかくらで雇う。タキは調理師免許の試験を受けて合格する。壮太の父がおかくらを訪ねて来て、高校を続けさせたいという。しかし、壮太は立派な板前になることが夢だと言って断る。
野田家
あかりは息子の勇気と二人で自立して生活するために、おむすびの移動販売を考える。元夫の和夫が現れて復縁を願うが頑として聞き入れない。良と弥生のごはんやは順調に営業していたが、突然良は経営困難になっている会社の女社長の手伝いをすると言って仙台へ行ってしまう。二人の仲を心配した良の母ハナは自ら説得して連れ帰ると仙台へ旅立つ。
小島家
五月のところへ健治が結婚するといって光子を連れてくる。やり手の光子は幸楽の弁当販売の得意先を増やし始める。眞と加津は行方不明になった森山壮太を見つけ出し、大吉に身の振り方を依頼する。
ニューヨークから健治と久子の娘である加奈がやってきて幸楽をかき回す。久子の境遇が心配になったキミは単身ニューヨークに渡る。そして小さな喫茶店を開く開店資金として2000万円を渡す。それに不満を持った勇はバーのママ里美の元に毎晩通い続け、仕事に手がつかなくなってしまう。
加津がインターネットに書いていた小説が認められ、単行本として出版される。大きな話題になり、幸楽にファンの客が押し寄せる。古い旅館で仲居をしている加津の母もその本を知り、加津と会うためにインターネットで連絡をとり始める。
愛はアナウンサーを目指し、城代に英語のレッスンを頼む。そして両親に内緒で放送局にADとしてアルバイトに行く。
高橋家
望が自分の娘にストーカーをしていると金田利子が訴えてきた。実は音大を目指す友人同士だった。突然家に駆け込み怪我を負わさせられる。怪我の功名それを機会に文子と利子は仲良くなる。
葉子
葉子はいまだに政子と暮らしている。仕事の関係上、宗方との付き合いはあるが結婚までは踏み込めない。仕事以外のことに時間を取られることがいやなのである。宗方もそれを理解しつつも、葉子にプロポーズする。太郎の妻美智は自分の存在が太郎の邪魔になると考え、離婚を申し出る。しかし、太郎も葉子もその必要はないと美智を説得する。葉子は宗方のプロポーズを断る決心をする。
本間家
英作は病院をやめて救急センターで働いていた。しかし、激務のため身体をこわし入院する。常子は日向子を本間病院の後継ぎにしようと教育熱を上げていたが、由紀の妊娠を知り手のひらを返すように日向子への関心をなくす。由紀の夫伸彦は、出産と子育てのために仕事ができなくなる由紀の代わりに自分の姉を本間病院に入れるという。しかし、由紀も常子もそれを伸彦の本間病院の乗っ取りと疑う。

第7シリーズ

岡倉大吉とおかくら
おかくらに壮太の父が現れる。金持ちの会社経営者と再婚するので壮太を引き取りたいという。しかし、壮太は板前を続けたいと言って断る。葉子の結婚がとうとう決まり、岡倉の名前とおかくらの店を継ぐ者がなくなったため、大吉は意欲をなくし店を続けていくことを迷う。
野田家
あかりの元へ和夫が訪れる。いわきの土地家屋は全て処分したので、これからは東京で一緒に暮らしたいという。しかし、あかりは固辞する。希望をなくし和夫は自殺を図る。孫の勇気が和夫を慕う姿を不憫に思い、弥生と良はごはんやで和夫を雇う。勇気が幼稚園に入りたいと願っていることを知り、和夫と弥生夫婦はあかりを説得するが、あかりは承知しない。やっとのことで勇気を幼稚園に入園させる。父親を慕う勇気を見ているうちに、いつしかあかりは和夫を許すようになる。あかりが和夫に復縁話を持ち出した時、和夫は自分の父親としての役目は終わったと言ってあかりのもとを去る。
小島家
健治のケータリング事業が伸びていた。しかし、無理な営業がたたってか食中毒事件に巻き込まれる。
愛は銀行へ就職する。しかし勇から帰りが遅いと叱られ、そして一人暮らしをしたいと家を出て行く。しかし銀行の上司とのセクハラ事件に巻き込まれ窓口業務をはずされたことで希望をなくし銀行をやめる。インターネットを使ったホームページ製作の小さな会社を仲間と作るが回転資金が用意できず倒産させる。失意の愛は城代正則との結婚を決断するが、城代は既に別の女性との結婚を決めていた。
加津は母親と連絡を取っていたことを野々下に知られる。加津の母みのりは旅館をやめて東京に移り、老舗の和菓子屋に住み込みではたらく。そしてそこの女主人に気に入られる。
キミは脳血栓を患い不自由な身体になる。一緒にリハビリをしようと久子がアメリカ・ニューヨークから迎えに来る。
高橋家
音大を目指しているはずの望は路上ライブをやっていた。文子は驚くが、望は大学へは行かずにプロのミュージシャンになると言い出す。
葉子
葉子は仕事の便宜上、宗方と付き合い続けていた。しかし、政子や宗方との関係を清算しようとした時、宗方の膵臓ガンが発見される。病気を隠し通すために葉子は宗方との結婚を決意する。葉子の努力の甲斐あって、宗方の手術は成功し全快する。しかし結婚したとたん、政子と宗方の嫁としての役割を求める無言の圧力を感じ、葉子は宗方との結婚を後悔する。
本間家
大阪から由紀がやってきて、伸彦とその姉が本間病院の経理を一手に握り、利益を持ち出して姉名義の新しい病院を作っていると訴える。そして由紀は伸彦との離婚を決意する。常子は行き場を失い、神林からの求婚を受けることを決める。英作はそれが面白くない。長子は婿同様の気分で岡倉家で小さくなっている英作のために近所に小さなマンションを借りる。

第8シリーズ

岡倉大吉とおかくら(シリーズテーマ「勉の辞職」「娘との仕事」「壮太の失踪」)
勉が結婚のためおかくらを去る。翻訳家としての才能に限界を感じた長子がおかくらを手伝い始める。壮太の父が再婚相手の死をきっかけに自殺を図る。壮太はリハビリ費用を稼ぐためおかくらを辞めて、ホストになる。
野田家(シリーズテーマ「夫婦の転職」「娘の再婚問題」)
良はごはんやでの仕事は終わったと言って、今後は自然を相手にできる庭師になるという。弥生もごはんやの仕事に疑問を持ち、結婚前に看護師だったことを生かして幼稚園でボランティアを始める。あかりは息子勇気の幼稚園の友達はるかを通じて、その父親浅田和久と知り合う。お互いに子供を持つ親ということで、二人は好意を抱き始める。
小島家(シリーズテーマ「小姑との確執」「小姑との同居」「娘の結婚」「息子の恋人」「加津の進路」)
姑キミの代わりに幸楽の経理を見ると言って、アメリカ・ニューヨークから小姑の久子が帰ってくる。健治夫婦はケータリング事業を独立させて幸楽を出て行く。しかし、久子は裏で資金を健治に渡し、ケータリング事業の乗っ取りと健治との復縁を画策する。愛は派遣の仕事で忙しい毎日だったが、そこで知り合った田口誠と結婚しすぐに妊娠する。眞は同級生の吉野杏子と仲良くなり、あちこちに遊びに出かけるようになる。そんな眞を加津は妬ましく思い、悩みを募らせる。
高橋家(シリーズテーマ「息子との別居」)
息子の望がハワイの大学に転学すると言って、日本から出て行く。一人になった文子は寂しさのあまりアルコール依存症になって荒れた生活を送る。友人の金田はそれを心配し大吉に相談する。
大原家(葉子)(シリーズテーマ「二度目の離婚」「三度目の再婚」「初の妊娠」「子供の親権」)

宗方との生活に不満を持った葉子は離婚を決意する。そして、仕事仲間の若い大原透と暮らし始める。すぐに妊娠するが、離婚直後なので婚姻届を出すことができない。妊娠中にもかかわらず葉子は仕事三昧の生活を送り、周囲を心配させる。

本間家(シリーズテーマ「翻訳の仕事の辞職」「父親との仕事」「本間病院の倒産」)

長子は翻訳の仕事をやめて、おかくらを手伝う。大阪の本間病院の経営状況が悪化したため、常子は由紀に会いに大阪へ戻る。英作も東京の病院を辞めて本間病院の建て直しに奔走する。しかし、本間病院は倒産してしまう。倒産後、由紀は英作を頼って東京に移住する。

第9シリーズ

岡倉大吉とおかくら(シリーズテーマ「大吉の想い人」)
大吉は店で酔い潰れた小宮怜子という女性を介抱する。大吉は怜子を気に行った様子で、その後も何度か会っていた。そんな中、長子に常子の看病させるために出した求人募集を見て怜子がやってくる。長子の反対を押し切り怜子を雇うことに。それから大吉と怜子はお互いに惹かれあっていき、再婚の話までに至り、弥生・文子・葉子・長子は賛成するが、五月は亡き母の節子の気持ちを考えてほしいと再婚に反対する。
野田家(シリーズテーマ「娘の失踪」「息子夫婦との同居」)
あかりは恋人に会いにいくため、勇気を残して海外に旅立つ。そして入れ替わるように武志一家が同居することになる。しかし、武志は仕事がうまくいっていないようでほとんど家に戻らずにいた。そんな中、弥生夫婦は佐枝を大切にし、勇気と佐枝の息子・良武を平等に育てることを決心する。
小島家(シリーズテーマ「小姑の帰還」「小姑の事業」「息子の恋人」「娘婿の失業」)
眞は大井精機の社長令嬢・大井貴子を両親に紹介する。五月は社長令嬢という肩書きを気にして貴子に冷たく接していたが、彼女の人柄を気に入る。しかし大井精機は、金融危機の影響によりファンドに買収される事となり、大井精機社長夫妻は離婚し、結局貴子も父と中国に渡る事になる。
勇は幼馴染の源太・哲也と再会し、ギターを弾いていた頃を思い出す。そして誠や典介も加わり、五月達に内緒で「おやじバンド」を結成する。そのことを知った愛が五月に言ってしまったものの「趣味とかやりたいことがあるのはいい」と賛成する。しかし、典介が海外転勤をしてしまう。
高橋家(文子)(シリーズ「夫との離婚」)
望が突然ハワイから帰国する。望は亨に女性がいるかも知れないというのだが、文子は気にせずにいた。その後に帰国した亨にハワイに来るように言われ、ハワイの家に行って見るとそこには亨が雇ったメイドのナンシーがいた。それを見た文子は本当に本当の離婚を決意し、亨に望の全てを託した。
大原家(シリーズテーマ「三度目の離婚の危機」「夫の資格試験」)
葉子と透は想いのすれ違いから離婚の危機にさらされる。透が一級建築士の資格を取れなかったら別れるという。そんな中、透は姿を消してしまう。
本間家(シリーズテーマ「姑と旦那の病気」「姑との同居」「姑と娘の確執」「旦那の仕事」)
常子が突然脳卒中で倒れ、長子は昼間のおかくらを休んで看病をすることになる。さらに英作も病院で倒れ、脳外科の手術に参加できなくなる。長子は二人の看病をするために岡倉家を出て、一軒家を借りることに。偶然再会した神林に、家に来ないかと勧められ、5人で暮らすことに。それと同時に英作が神林クリニックから訪問医療を始めた。

最終シリーズ

岡倉大吉とおかくら(シリーズテーマ「孫の婚約者」)
大吉が80歳の誕生日を迎えることになる。大吉は板前になる日向子を応援するが、長子と意見が合わず喧嘩をしてしまう。大吉は五月からのお願いで貴子をおかくらの従業員として働かせる。壮太は貴子の父・道隆のリハビリを手伝うことに。
野田家(シリーズテーマ「血の繋がりのない家族との暮らし」)
弥生は医療事務の資格を持ち、病院に勤務したまま家事を厳かにしている嫁・佐枝の事が気に入らない。弥生は良に佐枝を働かした自分に後悔しているという。やがて、弥生は北川保育園で再び働き始める。正月、浜松にいる武志が佐枝と離婚してほしいと頼みに来る。良は武志とは疎遠になる。そして武志は姉・あかりに会いに行くため、再婚相手と共に海外へ旅立つ。その後、弥生は北川保育園に入園し、母親が迎えに来ないという竹下春菜の面倒を見ることに。春菜は武志と佐枝の離婚が原因で情緒不安定になっていた良武の心を開く人物になった。春菜の母親・美雨を見つけた弥生。良は美雨を庭師として共に働かないかと誘う。勇気の友達・篤の母親が亡くなり、弥生と良は篤の里親となり、篤を引き取ることになる。
小島家(シリーズテーマ「小姑との同居」「小姑の事業」「息子の婚約者」「幸楽の後継者」「姑の帰還」)
典介がインドから帰国し勇たちは、おやじバンドを再開する。そして加津の働きによって、おやじバンドがメジャーデビューすることになる。誠は愛の尻に敷かれ、ラーメン屋の屋台を閉めることにする。誠は、勇によって三代目の幸楽の主人になる。そして新しい幸楽ラーメン、幸楽ソースなどの商品を発明する。おやじバンドの影響で、幸楽は行列のできる店となる。
加津は幸楽を出て行き、父親・長太と暮らすことになる。
誠は工事現場で働いてる貴子を見つけ、眞に教える。貴子の父・道隆が脳梗塞で倒れ、二人で中国から戻ってきた。眞は貴子と縒りを戻すことにするが、貴子は今でも眞に好意を抱いているものの、病気の父親を抱える自分が眞の重荷になると気にして、その気ではなかった。眞が働いている監査事務所の先輩・長谷部力矢は、眞を祖母・マキに会わせたいと言ってマキと会うことになる。マキは勘違いして力矢の妹・まひると眞が付き合っていると思い、幸楽に向かい、五月や勇と会うことになる。
久子は長太と離婚した邦子とともにインターネットで幸楽の餃子を売ることにする。やがて、規模を大きくするため工場を作ると勇や五月に相談をする久子。1000万円が必要となり、その借金の担保として幸楽の名義にすることを頼み込む。このことに愛は猛反対。
やがて、キミが日本に帰りたいと言っていることを聞いた久子は、キミのために中古マンションを買いリフォームすると五月や勇に相談をする。五月は姑・キミが帰って来ることに不安を抱いていた。しかし、キミは本当は幸楽に帰りたいと言っていることを知った久子は勇や五月にまた相談する。五月は不安を抱きつつ、キミのためにキミの部屋をリフォームしてもらうことを決意する。やがて、キミが加奈に付き添われて幸楽へ帰ってくる。そして、最終的にキミは幸楽で暮らすことになる。さらに、眞も壮太とまひるの強い後押しもあり、貴子との結婚に至る。
文子(高橋家)(シリーズテーマ「元夫の病気」「元夫との仕事」)
文子は、相変わらず旅行会社で忙しい思いをしていた。そんな中、典介と共にインドから帰国した利子が再び旅行会社で働きだす。その後、旅行会社を大きなオフィスの一角に置くことにする。そんな中、肺癌で一年の余命宣告された亨が帰って来る。再婚相手のナンシーの家族がハワイのホテルの経営に口出ししてきたのが嫌になり、ハワイに一人望をおいたまま、一人で帰ってきた。文子は、良い妻になれなかった罪滅ぼしとして亨を介抱することに。やがて、亨の病気は誤診だったことが分かる。文子は、亨と縒りを戻さないまま、旅行会社の社員には元夫婦だということは内緒という条件で、亨を旅行会社の顧問として働かせることにする。
大原家(シリーズテーマ「二度目の妊娠」)
葉子も透も、設計の仕事で忙しい思いをしていた。そんな中、葉子が双子を妊娠していることが分かる。葉子には仕事をしないようにしていたが、葉子は軽いうつ状態になってしまう。やがて、葉子は大事を取って早めに入院することに。葉子は双子を帝王切開で出産する。
本間家(シリーズテーマ「姑の老後」「娘の進路」)
神林が亡くなり、常子は孤独な思いをしていた。神林の籍に入っていない常子は、相続権などの問題で長子、英作、日向子と共に神林の自宅を追い出されることになる。おかくらの近くのマンションに住むことになる。長子は再度おかくらで働き始める。そして日向子は、高校には行かず、壮太のような板前になると言い出す。英作は賛成するものの、長子は大学を卒業するまでは駄目だと反対する。

ただいま!!2週連続スペシャル

キミが「幸楽」で転倒して足を骨折した。キミは店に出られないなら「幸楽」にいる意味はないと言って、久子たちのマンションで暮らすことになるが、久子たちは仕事が忙しいとキミの面倒を見ようとせず、勇がキミの暮らしの世話やリハビリに付き添うことになる。 岡倉では、壮太と婚約したまひるが夜の店を手伝っていた。そんな中、まひるの母・里子が上京してくる。里子はまひるたちの祖母・マキが余命宣告されたことから、壮太とまひるが将来、長谷部家が営む有馬の旅館を継ぐ意志に変わりはないのならば、マキが健在のうちに結婚式だけでも挙げてくれないかと言う。まひる・壮太とともに力矢も彼女である金沢育美にプロポーズし、二組同時に結婚式を挙げることになった。 同じ頃、望もハワイのホテル王の娘・ルリと結婚することになり、ハワイから帰国し、大吉や弥生たちを訪ね、結婚の報告をする。

2013年スペシャル

文子・亨の再々婚と眞・貴子の離婚騒動。

2015年スペシャル

岡倉大吉が心筋梗塞で他界した後暫くして、遺産相続について話し合うために姉妹が集まる。大吉には約1億円の遺産があった。遺産は大吉と共に暮してきた長子が1人で相続すべきであると考えていた弥生、五月、文子、葉子の4人は相続権を放棄するつもりでいたが、長子は「おかくら」を閉めるつもりになっていた。だが最終的に、板前になる夢を持つ日向子の為に「おかくら」は存続させることになり、「株式会社岡倉」を設立し、姉妹たちは株主としてそれぞれの相続分を投資するという形をとることになった。

2016年スペシャル

幸楽が店を改装をする事になった。勇の後を継ぐ誠と愛が、使わなくなった住居部分を客席にして店を大きくするというもので、勇は理解を示すが、何の相談も無く勝手に店の事を決められた事後承諾に五月は激怒する。だが、愛はすでに2人が一ヶ月の工事中の間に暮らすマンションを手配しており、更に働きずくめであった勇と五月に30万円の小遣いを用意していた。結果的に五月は渋々承諾するが、工事の間、勇はおやじバンドの活動が出来ると喜び、五月をマンションに残してさっさと練習に出かけてしまう。家族からも見放され、気軽に話せる友達もおらず、孤立してしまった五月は、様々な所を勝手に訪ねて世話を焼こうとするが全て裏目に出てしまい、勇には「余計な事はするな」と釘を刺される始末。そんな中、おやじバンドが原因で愛と夫婦喧嘩になった誠が「離婚する」と宣言して行方不明となってしまう。

2017年スペシャル

眞がついにパパになり、仕事と育児の両立の難しさに直面。一方、五月たち姉妹は父が遺した店の利益配当金である一人100万円の使い道を思案。橋田壽賀子が現代のイクメン問題や、中高年女性の幸せについて提言する。眞の妻・貴子が「子育てに疲れた」と置手紙をし、家出。乳飲み子を連れて働く弟を見かねた愛が赤ん坊の面倒を見るが、五月は離婚すべきだと譲らない。その頃、自宅で世話をしていた子どもたちが成長して手を離れた弥生と、在宅医療で忙しい夫とすれ違いの毎日を送る長子は寂しさを感じていた。そしてほかの姉妹たちも…。

登場人物

岡倉家

岡倉節子(おかくら せつこ)
演 - 山岡久乃(第1 - 3シリーズ)
本作の主人公。岡倉大吉の妻で5人の娘の母。1933年9月生まれ、旧姓は不明。
ものごとをハキハキ言うかなり厳しい性格である。「娘なんて育ててもちっとも面白くないですね」というのが口癖。大吉が仕事ばかりに打ち込み、家のことに何も関心を持たなかったことを根に持っている。しかし、婚家で娘たちや孫が(特に五月)が理不尽な仕打ちを受けると、自ら婚家に乗り込んで行って姑と対等に渡り合うこともしばしばある。夢を追う大吉が心配で、不安に感じることが多い。
1998年9月末、娘たちにプレゼントしてもらったニューヨーク旅行中に心筋梗塞を起こし、急死した(第4シリーズ第1話)。
岡倉大吉(おかくら だいきち)
演 - 藤岡琢也(第1 - 7シリーズ) → 宇津井健(第8シリーズ - 2013年スペシャル)
岡倉節子の夫、元会社員、お食事処「おかくら」の主人。5人の娘の父。生年月日は1929年6月20日
娘たちや孫たちがトラブルになるたびに娘および孫たちから代わる代わる泣きつかれては相談に乗り、時には問題解決のために奔走している。その度に文句を言いながらも、本心では自分のことを頼ってくれる人がたくさんいることを嬉しく、誇りに思っている。そしてそれぞれ不満を抱えながらも、自分の家族も大切にしている。
2014年12月30日、心筋梗塞で急逝(2015年スペシャル)。

親族

森山珠子(もりやま たまこ)
演 - 森光子特別出演
大吉の姉で5人の娘の伯母。ハワイ在住。1926年8月生まれ。大吉とは2歳年が離れている。
両親を若くして亡くし、自分が働いて大吉を大学まで出した(その恩義で大吉は今でも珠子に頭が上がらない)。その後、肺結核を患った男性とともに結婚してハワイに移住。子どもはいない。しかし、夫は莫大な遺産を残して肺結核で他界し、現在はいくつものビジネスを興して悠々自適の暮らしをしている。5人の姪の中では、特に葉子を一番可愛がっており、いつも葉子の心強い存在である。ただ帰国する度に、騒動を持ち込んでくるので大吉たちは不安でもある。それでも大吉や節子、5人姉妹の一番の味方である。
立花ワカ(たちばな わか)
演 - 杉村春子(特別出演)
節子の叔母(節子の母親の妹)。呉服店を営んでいる。

野田家

野田弥生(のだ やよい)
演 - 長山藍子
大吉・節子夫婦の長女。1955年3月27日生まれ。
おっとりした性格である。
野田良(のだ りょう)
演 - 前田吟
弥生の夫。大阪に長兄がいる。1950年生まれ。大阪生まれではあるが関西弁ではなく標準語で話す。
野田あかり(のだ あかり)
演 - 山辺有紀
良・弥生夫婦の長女。1975年3月生まれ。
野田武志(のだ たけし)
演 - 岩渕健
良・弥生夫婦の長男。1978年生まれ。

小島家

小島五月(こじま さつき)
演 - 泉ピン子
大吉・節子夫婦の次女。1957年5月29日生まれ。
家族思いで勝ち気だが我慢強い性格である。姉妹の中でただ一人勉強が苦手。高校生の時に不登校になり、大吉に叱られて高校を中退し家出。その後、保証人もないまま、中華料理店「幸楽」に住み込みで雇われる。最初は給料さえまともに貰えず、自由に使える金もなかった。「幸楽」の改築後は姑・キミと同居し、嫁として耐えるだけの生活を送っているが、子供の将来に関わる問題では自分の希望を押し通すこともしばしばある。
小島勇(こじま いさむ)
演 - 角野卓造
幸吉・キミ夫婦の長男、五月の夫。中華料理店「幸楽」2代目店主。1953年生まれ。
亭主関白風だが、実は優しい性格。五月の考えを理解する良き夫であるが、母に頭が上がらないため五月をかばえず、無言になったり逃げ出したりする。妹たちのわがままには最初は反対するも、結局は大抵振り回されるため妹たちにもほとんど頭が上がらない状態である。
小島キミ(こじま きみ)
演 - 赤木春恵
勇と久子と邦子の母、五月の姑。中華料理店「幸楽」女将→大女将。1928年2月18日生まれ。
昔気質の人間で、嫁の五月や孫である愛や眞には厳しい。二人の娘やその子供たちに対してはほとんど甘く見ている。逆に娘の姑や婚家、五月の姉妹たちや実家である岡倉家を批判するが、自分自身の五月への態度には問題を感じていない。教育などは無用で、手に職をつけ真面目に働くのが一番という考えの持ち主。
人生の半分以上を「幸楽」で過ごしてきたが、喜寿を迎えた翌日、脳血栓で倒れ、右半身に軽度の麻痺が残る不自由な身体となり(第7シリーズ第47話)、その後久子と邦子によってアメリカ・ニューヨークへ移住し、リハビリ生活を送る(第7シリーズ最終回)。
6年半後、久子の発言から日本に帰りたいとの旨の発言をしており、その後加奈に付き添われて日本に帰国。最終的には「幸楽」で再び暮らす(最終シリーズ最終回)。しかし1年後、「幸楽」の店内で転倒し足を怪我してしまい、リハビリのため「幸楽」を出て久子と邦子の住むマンションで暮らす(2012年スペシャル前篇)。
小島幸吉(こじま こうきち)
演 - 佐藤英夫
キミの夫で勇と久子と邦子の父、五月の舅。中華料理店「幸楽」初代店主。
舅として時には五月に厳しく接し、口数が少なく物言いもぶっきらぼうだったが、自分勝手な主張からではなく五月や孫たちを思っての発言だった。五月が大吉や節子に会いに行く際には、大吉たちへの気遣いも忘れなかった。
1990年11月22日、店内で突然倒れ、脳出血で急死した(第1シリーズ第7話)。
小島愛(こじま あい)/田口愛(たぐち あい)
演 - 吉村涼
勇・五月夫婦の長女。1982年生まれ。
母親思いの優しい性格であるが、主張すべきことははっきりと言う。長女・さくらを出産後は短気で攻撃的な性格となり、ことある事に周囲に歯向かうこともしばしばある。
小島眞(こじま しん)
演 - えなりかずき
勇・五月夫婦の長男。1985年生まれ。
同居する祖母・キミや叔母の久子や邦子に辛く当たられる両親や姉を常に助ける。実家の「幸楽」が忙しい時は積極的に手伝うなど思いやりのある性格。長男であるが「幸楽」は継がず、公認会計士の資格を取得し、「かすみ監査法人」で働いている。

勇の妹たち

山下久子(やました ひさこ)/ 小島久子(こじま ひさこ)
演 - 沢田雅美
幸吉・キミ夫婦の長女、五月の小姑。
わがままで自己中心的な性格。第8シリーズ後半から多少丸くなっている。何かとトラブル等があるたびに兄・勇や五月らを非難する。邦子と共に何かにつけては、自分たちが遺産相続を放棄したことを理由に勇から金をせびっている。
「幸楽」改築後は夫・健治と一緒に働き、アメリカ・ニューヨークへ移住(第3シリーズ第1話)。9年後、邦子からの連絡を受け、キミをリハビリのために引き取るために帰国し、キミを自分の元に引き取った(第7シリーズ最終回)。
1年後帰国し、「幸楽」の大女将代理となる(第8シリーズ第1話)が、1年後再びアメリカへ帰るも、1年後に日本に再び帰国(第9シリーズ第1話)。洗濯代行の店を始めるも不況のあおりで閉店し、その後は幸楽餃子のインターネット販売部門を展開する。
小島邦子(こじま くにこ)/小川邦子(おがわ くにこ)/野々下邦子(ののした くにこ)
演 - 東てる美
幸吉・キミ夫婦の次女、五月の小姑。
姉・久子と同様自分勝手でわがままな性格。久子同様、何かとトラブルが起きるたびに兄・勇や五月らを非難する。その自分勝手な性格が災いしてトラブルを引き起こすことも度々ある。

高橋家

高橋文子(たかはし ふみこ)/岡倉文子(おかくら ふみこ)
演 - 中田喜子
大吉・節子夫婦の三女。1961年7月18日生まれ。
姉妹の中では最も勉強ができて、国立大学をストレートで合格。旅行代理店「FTトラベル」を経営している。
高橋亨(たかはし とおる)
演 - 三田村邦彦
文子の夫。1958年生まれ。文子とは三度離婚している。元々は文子と同じ会社で営業関係の仕事をしており、文子のほうが社内での地位が高かったものの、文子の仕事に対して理解ある夫だった。
高橋望(たかはし のぞみ)
演 - 冨田真之介
文子と亨の長男。1986年生まれ。親思いの優しい子であるが、成長するにつれて親に反発したり自分の意見を主張するようになる。学力も眞と引けを取らない位に優秀。

大原家

大原葉子(おおはら ようこ)/岡倉葉子(おかくら ようこ)
演:野村真美
大吉・節子夫婦の四女。1967年8月11日生まれ。
一級建築士。ハワイに住む伯母の珠子に一番かわいがられている。

本間家

本間長子(ほんま ながこ)/岡倉長子(おかくら ながこ)
演 - 藤田朋子
大吉・節子夫婦の五女。1969年9月15日生まれ。
末娘らしいちゃっかりした甘えん坊の性格である。英語が得意。
本間英作(ほんま えいさく)
演 - 植草克秀少年隊
長子の二度目の夫で、本間病院の跡取り息子。1967年9月生まれ。
本間病院を継ぐよりも大学病院で脳外科を極める。学生時代は家の近所の『幸楽』の常連客の一人で、キミに食事の世話をしてもらっていた。そのため今でも『幸楽』との関係は深い。ストレスがたまると、勇のところに出かけて泥酔するまで飲み明かし、周囲の人への不満を吐きまくることがしばしばある。長子の我がままを許し、長子に理解ある風を見せるが本心ではかなり不満がたまっている。大吉のもとで婿養子同然の生活を送っていることにも、自分の不甲斐なさを感じていた。
本間日向子(ほんま ひなこ)
演 - 土江海鈴(第3シリーズ) → 高塚麻衣(第3シリーズ) → 日野美紀(第4シリーズ) → 大谷玲凪(第5シリーズ - )
1995年スペシャルで誕生した、長子・英作の長女。1995年12月6日生まれ。
家族からは「ひな」と呼ばれている。両親が仕事で忙しく相手にしてもらえないため、大吉や常子と遊びに行くことがあった。
本間由紀(ほんま ゆき)
演 - 片岡京子(第2シリーズ) → 小林綾子(第4シリーズ - )
英作の妹。不妊治療を専門とする医師。
本間常子(ほんま つねこ)
演 - 京唄子
英作・由紀の母。1939年12月24日生まれ。本間病院を医師である夫と助産師(産婦人科医)であった常子の二人で築き上げる。息子の英作、娘の由紀の双方が継いでくれることを望むが、どちらもその気がないことが不満である。

スタッフ

  • 作 - 橋田壽賀子
  • 音楽 - 羽田健太郎
  • ナレーション - 石坂浩二
  • 歌 - 天童よしみ「人生讃歌 〜渡る世間は鬼ばかり〜」(2016年スペシャル~)
    • 作詞 - Satomi、作曲 - 羽田健太郎
  • プロデューサー - 石井ふく子
  • 演出 - 清弘誠、荒井光明
  • 演出補 - 山崎統司、阿南昭宏
  • 技術 - 太田博
  • カメラ - 大熊正浩
  • 照明 - 今井尚人
  • 音声 - 石鍋邦広、妹川英明
  • 映像 - 荒井秀訓
  • 音響効果 - 牧瀬能彦
  • 編集 - 大塚民生
  • MA - 武藤康一
  • 美術プロデューサー - 矢郷進
  • デザイン - 椎葉禎介、中村綾香
  • 装置 - 滝沢博史
  • 操作 - 綱島広明
  • 装飾 - 栗本誠治
  • 衣裳 - 吉川茂雄、西留由起子
  • 化粧 - 中田マリ子、佐藤有紀、大江明子
  • 持道具 - 赤松慶人
  • 電飾 - 三沢靖明、今村和之
  • 建具 - 大崎健一
  • 生花 - 遠山徹
  • 植木装飾 - 西村尚樹
  • 番組宣伝 - 反町浩之
  • スチル - 加藤徹
  • 和食所作指導 - 柳原尚之
  • 医療指導 - 指方梢
  • タイトル - 篠原榮太
  • 衣裳協力 - 鈴乃屋小泉清子、千原初江)
  • 協力 - 東通アックス緑山スタジオ・シティ
  • 製作補 - 室谷拡
  • 記録 - 市島恵子
  • 製作著作 - TBS

過去のスタッフ

  • 演出補 - 戸高正啓、田澤保之、宇田川尚良、酒井聖博、大久保竜、吉川厚志
  • カメラ - 西舘博光
  • 編集 - 田口正樹
  • 美術プロデューサー - 丸谷時茂
  • デザイン - 清水袈裟寿
  • 装飾 - 加藤義和
  • 化粧 - 真鍋知子、山下恵子、近藤篤子
  • 電飾 - 井上昇
  • スチル - 龍田浩之、斉藤和己
  • ディレクター - 山田錦
  • 製作補 - 芦田健治、早川信雄
  • 記録 - 稲葉明子

放送日程

  • 量が多いためシリーズは、伸縮型のメニューとして掲載する。
  • 右にある [表示] をクリックすると一覧表示される。
秋のスペシャル(1994年)
放送日 演出 視聴率
1994年9月29日 井下靖央
年末スペシャル(1995年)
放送日 演出 視聴率
1995年12月28日 井下靖央
二時間年末特別企画(1999年)
放送日 演出 視聴率
1999年12月23日 井下靖央 23.0%
春の二時間スペシャル(2000年)
放送日 演出 視聴率
2000年4月6日 井下靖央 20.9%
第8シリーズ(2006年 - 2007年)
  • 第1回・第26回・第50回は2時間スペシャル。
  • 今シリーズから、岡倉大吉役が宇津井健に交代した。
  • 今シリーズから、オープニングのクレジット映像の背景が、不定期で違うものに切り替えられるようになった。
第9シリーズ(2008年 - 2009年)
  • 第1回・第26回・第38回・第49回は2時間スペシャル。
  • 2008年8月14日は北京五輪中継の為、休止。
  • 第20回(2008年8月21日)の放送でシリーズ最低視聴率10.7%を記録。
最終シリーズ(2010年 - 2011年)
  • 第1回・第11回・第23回・第46回・第47回は2時間スペシャル。
  • 2010年11月4日は橋田が脚本を担当したドラマ「TBS開局60周年記念5夜連続企画『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』第2話」の放送のため休止。
  • 2011年3月17日は3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震福島第一原子力発電所の爆発事故などの最新情報などを流すため、L字形の画面方式で放送された。
  • 2011年9月1日は世界陸上韓国テグ6日目中継のため休止。
  • 2011年8月25日放送分から、次回予告にて「あと3回!」などと、最終回までのカウントダウンをするようになった。
  • 今シリーズでは特にオープニングのクレジット画面の背景が頻繁に変わることが多く、特に季節の花などをあしらったものが多く登場し、時にはひと月強で新しい背景が登場することもあった。
  • 最終回放送と同日の2011年9月29日に、「スパモク!!」枠で最終回直前スペシャルを放送。
  • シリーズの中では全47回と話数が少なく、初回視聴率及び平均視聴率はシリーズ最低視聴率であったが、最終回は第8シリーズの第20回以来に20%を超えた。
ただいま!!2週連続スペシャル(2012年)
話数 放送日 演出 視聴率
前編 2012年9月17日 清弘誠 11.8%
後編 9月24日 13.9%
2013年2時間スペシャル
話数 放送日 演出 視聴率
前篇 2013年5月27日 荒井光明 13.5%
後篇 6月03日 清弘誠 15.6%
2015年2時間スペシャル
話数 放送日 演出 視聴率
前篇 2015年2月16日 清弘誠 10.4%
後篇 2月23日 12.5%
2016年2時間スペシャル
話数 放送日 演出 視聴率
前篇 2016年9月18日 清弘誠 12.6%
後篇 9月19日 13.0%
2017年3時間スペシャル
放送日 演出 視聴率
2017年9月18日 清弘誠
助監督:唐沢(『A LIFE 〜愛しき人〜』『表参道高校合唱部!』)

特番枠

  • 2004年1月2日 『渡る世間は鬼ばかり!夢のスペシャル新年会』
  • 2006年12月28日 『渡る世間は鬼ばかり 番外編』(「橋田壽賀子バラエティ 渡る世間は鬼ばかり・来年も続きますよSP」、視聴率14.8%)

放送局

  • JNN各局(新作)および(再放送)。
  • 福井放送 福井県にJNN系列の放送局がないため月曜9:55 - に放送。
  • 秋田放送 秋田県にJNN系列の放送局がないため土曜16:00 - 16:54に放送。
  • KIKU-TV (ハワイ地上波) 1年 - 1年半遅れ。毎週日曜20:00 - 。

関連商品

書籍

ドラマ内に登場した料理のレシピを紹介した書籍が飛鳥新社より発売されている。

  • 橋田寿賀子ドラマ渡る世間は鬼ばかり お食事処「おかくら」レシピ ISBN 978-4870314948
  • 橋田寿賀子ドラマ渡る世間は鬼ばかり 中華「幸楽」レシピ ISBN 978-4870314931

パチンコ

  • ぱちんこCR渡る世間は鬼ばかり(2017年、サミー

脚注

  1. ^ a b “赤木春恵&上戸彩、『渡鬼』最終話に再出演 9年ぶりに揃って“帰国””. ORICON STYLE. (2011年7月14日). http://www.oricon.co.jp/news/89776/full/ 2015年1月14日閲覧。 
  2. ^ ラジオ部門(現:TBSラジオ)の開局と法人(現:東京放送ホールディングス)の設立。TBSテレビの開局は1955年4月1日
  3. ^ “渡鬼復活!今秋に第10シリーズ”. 日刊スポーツ. (2010年5月5日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100505-625931.html 2010年5月6日閲覧。 
  4. ^ 究極の大河ホームドラマ、ついにフィナーレ!!”. 2015年1月14日閲覧。
  5. ^ “宇津井さん、亡くなる1週間前まで「渡鬼の特番あるから頑張る」”. 日刊スポーツ. (2014年3月16日). http://www.sanspo.com/geino/news/20140316/oth14031604580015-n1.html 2014年3月24日閲覧。 
  6. ^ 最終回2時間スペシャルのみ午後8時54分開始だった。
  7. ^ 第9シリーズ終了時点で、登場人物がすでに50人を突破している。
  8. ^ a b c d TBSチャンネル広報資料より引用。

関連項目

外部リンク

TBS 木曜21時枠連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
芸能社会
(1990.7.5 - 1990.9.27)
渡る世間は鬼ばかり
第1シリーズ
(1990.10.11 - 1991.9.26)
次男次女ひとりっ子物語
(1991.10.17 - 1991.12.26)
家栽の人
(1993.1.7 - 1993.3.25)
渡る世間は鬼ばかり
第2シリーズ
(1993.4.15 - 1994.3.31)
HOTEL 第3シリーズ
(1994.4.7 - 1994.9.22)
3年B組金八先生 第4シリーズ
(1995.10.12 - 1996.3.28)
渡る世間は鬼ばかり
第3シリーズ
(1996.4.4 - 1997.3.27)
新幹線'97恋物語
(1997.4.3 - 1997.6.26)
ひとりぼっちの君に
(1998.7.2 - 1998.9.17)
渡る世間は鬼ばかり
第4シリーズ
(1998.10.1 - 1999.9.30)
3年B組金八先生 第5シリーズ
(1999.10.14 - 2000.3.30)
20歳の結婚
(2000.7.6 - 2000.9.14)
渡る世間は鬼ばかり
第5シリーズ
(2000.10.5 - 2001.9.27)
3年B組金八先生 第6シリーズ
(2001.10.11 - 2002.3.28)
3年B組金八先生 第6シリーズ
(2001.10.11 - 2002.3.28)
渡る世間は鬼ばかり
第6シリーズ
(2002.4.4 - 2003.3.27)
ホットマン
(2003.4.10 - 2003.6.19)
サラリーマン金太郎4
(2004.1.15 - 2004.3.18)
渡る世間は鬼ばかり
第7シリーズ
(2004.4.1 - 2005.3.31)
夢で逢いましょう
(2005.4.14 - 2005.6.23)
白夜行
(2006.1.12 - 2006.3.23)
渡る世間は鬼ばかり
第8シリーズ
(2006.4.6 - 2007.3.29)
夫婦道 第1シリーズ
(2007.4.12 - 2007.6.21)
3年B組金八先生 第8シリーズ
(2007.10.11 - 2008.3.20)
渡る世間は鬼ばかり
第9シリーズ
(2008.4.3 - 2009.3.26)
【ここまで連続ドラマ枠
ザ・イロモネア
(2009.4.16 - 2010.3.18)
【土曜19時台から移動、ここからバラエティ枠
笑撃!ワンフレーズ
(2010.8.12 - 2010.9.16)
【ここまでバラエティ枠】
渡る世間は鬼ばかり
最終シリーズ
(2010.10.14 - 2011.9.29)
【ここから連続ドラマ枠】
ランナウェイ〜愛する君のために
(2011.10.27 - 2011.12.22)
【ここから『木曜ドラマ9』枠】
TBS 月曜ゴールデン月曜名作劇場
前番組 番組名 次番組
?
(2012.9.10)
渡る世間は鬼ばかり
ただいま!!2週連続スペシャル
(2012.9.17・9.24)
?
(2012.10.1)
?
(2013.5.20)
渡る世間は鬼ばかり
2013年2時間スペシャル
(2013.5.27・6.3)
?
(2013.6.10)
?
(2015.2.9)
渡る世間は鬼ばかり
2015年2時間スペシャル
(2015.2.16・2.23)
?
(2015.3.2)
?
(2016.9.12)
渡る世間は鬼ばかり
2016年2時間スペシャル 後編
(2016.9.19)
?
(2016.9.26)