「桜川駅 (大阪府)」の版間の差分
どうせパスワード忘れる (会話 | 投稿記録) |
|||
132行目: | 132行目: | ||
島式ホーム1面2線を有する地下駅。ホーム[[有効長]]は21m級の[[近畿日本鉄道]]車両10両編成に対応する。駅舎のデザインテーマは「新たなゲート」。地下鉄の駅とは4番通路から、南海汐見橋駅へは1番通路から連絡する。汐見橋交差点にある4か所の出入口には全て[[エレベーター]]が設置され、南海汐見橋駅に連絡する1番通路には[[エスカレーター]]も設置されている。[[自動改札機]]は[[オムロン]]製で、[[PiTaPa]]・[[ICOCA]]出場時2枚一括処理に対応している。 |
島式ホーム1面2線を有する地下駅。ホーム[[有効長]]は21m級の[[近畿日本鉄道]]車両10両編成に対応する。駅舎のデザインテーマは「新たなゲート」。地下鉄の駅とは4番通路から、南海汐見橋駅へは1番通路から連絡する。汐見橋交差点にある4か所の出入口には全て[[エレベーター]]が設置され、南海汐見橋駅に連絡する1番通路には[[エスカレーター]]も設置されている。[[自動改札機]]は[[オムロン]]製で、[[PiTaPa]]・[[ICOCA]]出場時2枚一括処理に対応している。 |
||
ホームの壁は上下でデザインが異なる。1番線は灰色・銀色で、2番線は白色・ベージュ色が使用されている<ref>[https://web.archive.org/web/20090303201436/http://www.hanshin.co.jp/nambasen/enjoy/inside_story/08.html 阪神なんば線サイトより 駅のデザイン秘話 3 桜川駅より](2009年3月3日時点の[[インターネット |
ホームの壁は上下でデザインが異なる。1番線は灰色・銀色で、2番線は白色・ベージュ色が使用されている<ref>[https://web.archive.org/web/20090303201436/http://www.hanshin.co.jp/nambasen/enjoy/inside_story/08.html 阪神なんば線サイトより 駅のデザイン秘話 3 桜川駅より](2009年3月3日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。 |
||
計画段階の仮称は「汐見橋駅」で、乗り換えも大阪市交通局桜川駅より南海汐見橋駅の方が便利だが、地下鉄との接続を重視して桜川の名を採用した<ref>{{Cite press release |title=西大阪線及び西大阪延伸線の路線名を「阪神なんば線」に決定しました あわせて新設する3駅の駅名も決定 |publisher=阪神電気鉄道株式会社 |date=2007-08-09 |url=http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20070809.pdf |accessdate= 2015-06-09}}</ref>。 |
計画段階の仮称は「汐見橋駅」で、乗り換えも大阪市交通局桜川駅より南海汐見橋駅の方が便利だが、地下鉄との接続を重視して桜川の名を採用した<ref>{{Cite press release |title=西大阪線及び西大阪延伸線の路線名を「阪神なんば線」に決定しました あわせて新設する3駅の駅名も決定 |publisher=阪神電気鉄道株式会社 |date=2007-08-09 |url=http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20070809.pdf |accessdate= 2015-06-09}}</ref>。 |
2017年9月4日 (月) 19:02時点における版
桜川駅 | |
---|---|
さくらがわ Sakuragawa | |
所在地 | 大阪府大阪市浪速区 |
所属事業者 |
大阪市営地下鉄(駅詳細) 阪神電気鉄道(駅詳細) |
乗換 | 汐見橋駅(南海汐見橋線) |
桜川駅(さくらがわえき)は、大阪府大阪市浪速区にある大阪市営地下鉄・阪神電気鉄道の駅。大阪市営地下鉄における駅番号はS15、阪神電気鉄道における駅番号はHS 42。
駅構造
大阪市交通局
大阪市営地下鉄 桜川駅 | |
---|---|
さくらがわ Sakuragawa | |
◄S14 西長堀 (0.9 km) (1.1 km) 難波 S16► | |
所在地 | 大阪市浪速区桜川二丁目3-7 |
駅番号 | S15 |
所属事業者 | 大阪市交通局(大阪市営地下鉄) |
所属路線 | 千日前線 |
キロ程 | 3.8 km(野田阪神起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
8,311人/日(降車客含まず) -2016年- |
乗降人員 -統計年度- |
16,207人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1969年(昭和44年)4月16日 |
島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札口は東西1か所ずつ設けられており、阪神なんば線とは地下通路で連絡。当駅の前後は阪神なんば線との並走区間となっており、鶴橋駅までの各駅に行く場合は千日前線の方が運賃面で優位に立っている。
当駅は難波管区駅に所属しており、同管区駅長が、当駅と西長堀駅を管轄する。
PiTaPa、スルッとKANSAI対応各種カードの利用が可能である(相互利用が可能なIC乗車券はPiTaPaの項を参照)。
5号出入口の横にはかつて桜川バスターミナルがあった。現在では市バスの操車場として利用されている。
地下鉄千日前線は汐見橋交差点直下で方角を変えるため、桜川駅は汐見橋交差点よりかなり東、桜川2交差点と幸町1交差点の中間辺りに建設された。したがって、汐見橋交差点の南西角にある南海電気鉄道高野線(汐見橋線)汐見橋駅からはかなり離れている。建設当時、すでに阪神西大阪延伸線の計画があったため、その用地の空間を確保するために道路(千日前通)の地中北側寄りに建設された[要出典]。
のりば
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 千日前線 | なんば・鶴橋・南巽方面 |
2 | 阿波座・野田阪神方面 |
-
ホーム(2013年4月21日)
-
3番出入口(2008年11月30日)
-
桜川バスターミナル跡地(2014年7月18日)
阪神電気鉄道
阪神 桜川駅 | |
---|---|
左が阪神桜川駅出入口、右は南海汐見橋駅(2009年3月20日) | |
さくらがわ Sakuragawa | |
◄HS 43 ドーム前 (0.8 km) | |
所在地 | 大阪市浪速区桜川三丁目8-3 |
駅番号 | ○HS 42 |
所属事業者 |
阪神電気鉄道 (西大阪高速鉄道) |
所属路線 | 阪神なんば線 |
キロ程 | 9.0 km(尼崎起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,239人/日(降車客含まず) -2015年- |
乗降人員 -統計年度- |
4,532人/日 -2015年- |
開業年月日 | 2009年(平成21年)3月20日 |
備考 | 駅西側に近鉄用の引き上げ線があり、両社の乗務員交代は当駅で行う。 |
阪神桜川駅 配線図 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
島式ホーム1面2線を有する地下駅。ホーム有効長は21m級の近畿日本鉄道車両10両編成に対応する。駅舎のデザインテーマは「新たなゲート」。地下鉄の駅とは4番通路から、南海汐見橋駅へは1番通路から連絡する。汐見橋交差点にある4か所の出入口には全てエレベーターが設置され、南海汐見橋駅に連絡する1番通路にはエスカレーターも設置されている。自動改札機はオムロン製で、PiTaPa・ICOCA出場時2枚一括処理に対応している。
ホームの壁は上下でデザインが異なる。1番線は灰色・銀色で、2番線は白色・ベージュ色が使用されている[1]。
計画段階の仮称は「汐見橋駅」で、乗り換えも大阪市交通局桜川駅より南海汐見橋駅の方が便利だが、地下鉄との接続を重視して桜川の名を採用した[2]。
阪神なんば線開通時、大阪難波駅の西側にあった引き上げ線3線のうち、両端の2線が阪神なんば線の本線となった。そのため、奈良方面からの折り返しに支障が出るため、残る2本は当駅付近に移転した。近鉄の車両は、同駅の西側に残る1線と合わせ、当駅でも折り返す形で運用される。そのため、当駅にも阪神直通非対応の近鉄一般車や特急車が営業列車よりも多く入線する。大阪難波駅終着の近鉄列車(阪神車両で運用される場合を含む)は当駅にも停車するものの客扱いは行わず、西側の引き上げ線に入る。
また、近鉄と阪神の乗務員交代は当駅で行われ、列車番号も変わる。このため大阪難波駅と当駅間は営業上は阪神の扱いで、運行上は近鉄の扱いとなる。保安装置は近鉄仕様のものが設置されており、運行管理も近鉄のKOSMOSが管理する。また、当駅西方の分岐器付近にある架線にはデッドセクションも設置されている。列車によって(早朝・深夜が中心)は当駅に長時間停車する列車もある。なお、当駅始発・終着の列車は開業時点では設定されていない。運転士用の停止位置目標は尼崎方面は近鉄仕様のものが、大阪難波方面は阪神仕様のものが設置されている。ホームは次々と到着する営業列車や近鉄の折り返し列車に合わせて、交代するための乗務員が待機する姿や、交代後の乗務員が控え室に向かう姿が常に見られる。
発車メロディが使用されており、元町駅と同じく予告用のみが流れる。大阪難波方面はこのメロディとアナウンスのあとに近鉄の信号扱所による出発承認合図の点灯と、ブザーが鳴る。ただし、近鉄の回送列車の場合は出発承認合図の点灯と、アナウンスとブザーだけが鳴る。
尼崎方面からの列車では「地下鉄千日前線」への乗り換え案内があるが、奈良方面からの列車では省略されている。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■阪神なんば線 | 上り | 難波・奈良方面 |
2 | ■阪神なんば線 | 下り | 尼崎・神戸(三宮)・明石・姫路方面 |
駅周辺
- 南海高野線(汐見橋線)汐見橋駅 - 阪神なんば線の駅1番出入口に隣接(ちなみに阪神での仮駅名は汐見橋だった)。ただし阪神も地下鉄も、駅到着時の汐見橋線への乗り換え案内はないが、案内表示には汐見橋駅が掲載されている。
- なにわ病院
- 西道頓堀川
- 浪速桜川郵便局
- なにわ筋
- あみだ池筋
- りそな銀行桜川支店
- 大阪市立堀江中学校
- 大阪市立立葉小学校
- 桜川ショッピングセンター(桜川市場・桜川プラザ)
- ジャパン桜川店
- 関西スーパー南堀江店
- 天然温泉スパディオ - カプセルホテル併設、地下鉄案内放送あり。
- OCAT・JR難波駅 - 大阪市営地下鉄の駅の7番出入り口(なにわ筋寄り)から東へ徒歩数分。
- 株式会社ライフアップ
- 大野記念病院
- 富永病院
バス路線
最寄り停留所は地下鉄桜川と幸町一丁目となる。以下の路線が乗り入れ、大阪市交通局により運行されている。
地下鉄桜川・幸町一丁目両方の停留所に停車する路線
- 29号系統:なんば行/地下鉄住之江公園行
- 60号系統:なんば(高島屋前)行/天保山行
- 71号系統:なんば行/大正橋・大正区役所前経由 鶴町四丁目行
- 87号系統:なんば行/大正橋・新千歳経由 鶴町四丁目行
地下鉄桜川停留所のみ停車する路線
幸町一丁目停留所のみ停車する路線
利用状況
- 阪神電気鉄道 - 2015年度の1日平均乗降人員は4,532人(乗車人員:2,239人、降車人員:2,293人)である。
- 大阪市営地下鉄 - 2016年11月8日の1日乗降人員は16,207人(乗車人員:8,311人、降車人員:7,896人)である[3]。
- 阪神なんば線が開業した2009年以降も、地下鉄の利用者数はさほど減少していない。
各年度の1日乗車・乗降人員数は下表の通り。
- 阪神のデータは1日平均乗降・乗車人員である。
- 大阪市営地下鉄のデータは交通調査に基づく特定の1日の乗降・乗車人員である。
年度 | 大阪市営地下鉄 | 阪神電気鉄道 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|---|
乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗車人員 | ||
1995年(平成 | 7年)15,398 | 7,935 | 未 開 業 |
[4] | |
1996年(平成 | 8年)- | [5] | |||
1997年(平成 | 9年)- | [6] | |||
1998年(平成10年) | 13,571 | 6,914 | [7] | ||
1999年(平成11年) | - | [8] | |||
2000年(平成12年) | - | [9] | |||
2001年(平成13年) | - | [10] | |||
2002年(平成14年) | - | [11] | |||
2003年(平成15年) | - | [12] | |||
2004年(平成16年) | - | [13] | |||
2005年(平成17年) | - | [14] | |||
2006年(平成18年) | - | [15] | |||
2007年(平成19年) | 13,362 | 6,749 | [16] | ||
2008年(平成20年) | 13,747 | 6,965 | [17] | ||
2009年(平成21年) | 12,903 | 6,599 | 2,553 | 1,282 | [18] |
2010年(平成22年) | 12,212 | 6,237 | 3,104 | 1,516 | [19] |
2011年(平成23年) | 12,331 | 6,278 | 3,123 | 1,525 | [20] |
2012年(平成24年) | 13,313 | 6,834 | 3,831 | 1,842 | [21] |
2013年(平成25年) | 13,497 | 6,913 | 4,120 | 2,052 | [22] |
2014年(平成26年) | 13,367 | 6,793 | 4,360 | 2,163 | [23] |
2015年(平成27年) | 16,109 | 8,298 | 4,532 | 2,239 | [24] |
2016年(平成28年) | 16,207 | 8,311 |
歴史
- 1969年(昭和44年)4月16日 - 5号線(現在の千日前線)の野田阪神駅 - 桜川駅間開通と同時に同線の終着駅として開業。
- 1970年(昭和45年)3月11日 - 千日前線が当駅から谷町九丁目駅まで延伸し新深江駅まで直結、中間駅となる。
- 2009年(平成21年)3月20日 - 阪神なんば線の西九条駅 - 大阪難波駅間延伸に伴い同線の駅が開業。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 阪神電気鉄道に駅番号導入。
- 10月 - 千日前線プラットホームにホーム柵を設置[25]。
駅名の由来
大坂城下の幸町と西成郡難波村との間を流れていた「桜川」に由来する。幸町が堀江新地33町のうちに数えられることから、桜川も堀江川と同時期の1698年(元禄11年)頃の開削とされている。桜川は湊町の西で道頓堀川から分岐して木津川へと流れる堀川であったが、1914年(大正3年)頃に大阪市電九条高津線の敷設に伴い埋立てられ、現在は千日前通の一部となっている。
隣の駅
脚注
- ^ 阪神なんば線サイトより 駅のデザイン秘話 3 桜川駅より(2009年3月3日時点のアーカイブ)
- ^ "西大阪線及び西大阪延伸線の路線名を「阪神なんば線」に決定しました あわせて新設する3駅の駅名も決定" (PDF) (Press release). 阪神電気鉄道株式会社. 9 August 2007. 2015年6月9日閲覧。
- ^ 路線別駅別乗降人員(2016年11月8日) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 可動式ホーム柵 - 大阪市交通局
関連項目
外部リンク