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Guiceでは[[インタフェース (情報技術)#ソフトウェアインタフェース|インタフェース]]と実装[[クラス (コンピュータ)|クラス]]をプログラム上で紐付け、[[コンストラクタ]]、[[メソッド (計算機科学)|メソッド]]、または[[フィールド (計算機科学)|フィールド]]に <code>@Inject</code> アノテーションを使用して注入することができる。あるインタフェースに対して1つ以上の実装が必要な場合、実装を識別するためのカスタム・アノテーションを作成し、それを用いて注入を行う。 |
Guiceでは[[インタフェース (情報技術)#ソフトウェアインタフェース|インタフェース]]と実装[[クラス (コンピュータ)|クラス]]をプログラム上で紐付け、[[コンストラクタ]]、[[メソッド (計算機科学)|メソッド]]、または[[フィールド (計算機科学)|フィールド]]に <code>@Inject</code> アノテーションを使用して注入することができる。あるインタフェースに対して1つ以上の実装が必要な場合、実装を識別するためのカスタム・アノテーションを作成し、それを用いて注入を行う。 |
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アノテーションを用いるDIフレームワークとしては早期に登場したGuiceは、[[2008年]]の第18回{{仮リンク|Jolt Awards|en|Jolt Awards}}においてLibraries, Frameworks and Components部門の勝者に上げられている<ref name="drdobbs"/><ref>[http://web.archive.org/web/20080729210549/http://www.joltawards.com/history/winners.html 18th Annual Jolt Award winners] ([[インターネット |
アノテーションを用いるDIフレームワークとしては早期に登場したGuiceは、[[2008年]]の第18回{{仮リンク|Jolt Awards|en|Jolt Awards}}においてLibraries, Frameworks and Components部門の勝者に上げられている<ref name="drdobbs"/><ref>[http://web.archive.org/web/20080729210549/http://www.joltawards.com/history/winners.html 18th Annual Jolt Award winners] ([[インターネットアーカイブ|Internet Archive]])</ref>。また[[2011年]]にリリースされたGuice 3.0は、[[Java Platform, Enterprise Edition|Java EE]]のDI仕様の一つであるJSR 330の[[リファレンス実装]]とされている。<ref>{{Cite web|url=http://www.infoq.com/jp/news/2011/04/guice_30|title=Google Guice 3.0を利用したアノテーション駆動による依存性注入|publisher=InfoQ|date=2011-04-24|accessdate=2014-02-28}}</ref> |
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標準的なJava環境用のもの以外に、[[Android]]向けの派生フレームワークとして'''RoboGuice'''(ロボジュース)が存在する。 |
標準的なJava環境用のもの以外に、[[Android]]向けの派生フレームワークとして'''RoboGuice'''(ロボジュース)が存在する。 |
2017年9月4日 (月) 17:56時点における版
開発元 | |
---|---|
初版 | 2007年 |
最新版 |
4.1
/ 2016年6月17日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | Java |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | DIフレームワーク |
ライセンス | Apache License 2.0 |
公式サイト | github.com/google/guice |
Google Guice(グーグルジュース[1])は、コンピュータのソフトウェア技術の1つであり、Google社によりApache Licenseでリリースされた、Javaプラットフォーム向けのオープンソースのソフトウェアフレームワークである。アノテーションを使用したJavaオブジェクトへの依存性の注入 (DI) をサポートしている[2]。
Guiceではインタフェースと実装クラスをプログラム上で紐付け、コンストラクタ、メソッド、またはフィールドに @Inject
アノテーションを使用して注入することができる。あるインタフェースに対して1つ以上の実装が必要な場合、実装を識別するためのカスタム・アノテーションを作成し、それを用いて注入を行う。
アノテーションを用いるDIフレームワークとしては早期に登場したGuiceは、2008年の第18回Jolt AwardsにおいてLibraries, Frameworks and Components部門の勝者に上げられている[2][3]。また2011年にリリースされたGuice 3.0は、Java EEのDI仕様の一つであるJSR 330のリファレンス実装とされている。[4]
標準的なJava環境用のもの以外に、Android向けの派生フレームワークとしてRoboGuice(ロボジュース)が存在する。
関連項目
参考文献
- ^ “第6回 DIフレームワークGuiceで,さらばXML!”. 注目のJavaフレームワーク詳細解説. ITPro (2007年7月20日). 2011年1月11日閲覧。
- ^ a b Guice (Google), Reviewed by Michael Yuan, retrieved 2010-04-09.
- ^ 18th Annual Jolt Award winners (Internet Archive)
- ^ “Google Guice 3.0を利用したアノテーション駆動による依存性注入”. InfoQ (2011年4月24日). 2014年2月28日閲覧。
- Vanbrabant, Robbie (April 21, 2008), Google Guice: Agile Lightweight Dependency Injection Framework (1st ed.), Apress, pp. 192, ISBN 978-1590599976