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2017年8月29日 (火) 09:31時点における版
FIFAクラブワールドカップ | |
---|---|
優勝クラブに贈られるトロフィー/ジ・アース | |
開始年 | 2000年 |
主催 | FIFA |
地域 | 世界 |
参加チーム数 | 7 |
加盟国 |
AFC CAF CONCACAF CONMEBOL OFC UEFA |
前回優勝 |
レアル・マドリード (2回目) |
最多優勝 |
バルセロナ (3回) |
サイト | 公式サイト |
FIFAクラブワールドカップ(英: FIFA Club World Cup)は、国際サッカー連盟 (FIFA) が主催する、クラブチームによるサッカーの世界選手権大会である。
2000年に第1回大会が開催されたが、その後中断。2005年からインターコンチネンタルカップ(トヨタカップ)を吸収し、6大陸の選手権王者がトーナメント方式で優勝を争う形となった。2005年までの大会名は「FIFAクラブ世界選手権」(英: FIFA Club World Championship)であったが、2006年以降「FIFAコンフェデレーションズカップ」を除くFIFA主催による国際大会の名称を「ワールドカップ」で統一する方針により、現在の大会名に改められた。
概要
この大会は、下記の6つの大陸における選手権大会の優勝クラブと、開催国における国内リーグの優勝クラブが一堂に会して「クラブチームの世界王者」を争う大会である。ちなみに、この大会の第1回大会は公式記録上、2000年にサンパウロとリオデジャネイロで開催された「FIFAクラブ世界選手権」(ブラジル大会)である。
なお、このフォーマットが整備されたのはトヨタカップを吸収した2005年以降の事である。2007年からは開催国の国内リーグ優勝クラブが加わることになった。ただし、その開催国の国内リーグ所属クラブが所属連盟の大会で優勝している場合は、所属連盟大会準優勝クラブが出場することになり、同一国から2クラブ以上は出場することがない規定となっている(過去に2例あり)。
大会名としては「クラブチームによるFIFAワールドカップ」だが、国別対抗戦ではなく大陸王者による対抗戦なので、性格としてはむしろ「クラブチームによるFIFAコンフェデレーションズカップ」に近いといえる。
各大陸代表選出大会
大陸連盟(地域) | 選出大会 | |
---|---|---|
AFCチャンピオンズリーグ | ||
CAFチャンピオンズリーグ | ||
CONCACAFチャンピオンズリーグ | ||
コパ・リベルタドーレス | ||
OFCチャンピオンズリーグ | ||
UEFAチャンピオンズリーグ |
歴史
前史
サッカーのクラブ世界一を決める大会は1960年代からインターコンチネンタルカップ(1981年より開催地を中立地である日本に固定した上で「トヨタカップ」の通称となる)が行われていた。同大会では欧州(UEFAチャンピオンズリーグ)と南米(コパ・リベルタドーレス)の王者同士の直接対決によって「事実上」の世界一が決められていた。その為、欧州と南米が世界のサッカーの2大中心地であった時代まではこれ以上の大会は必要なかった。
しかし、20世紀末頃からFIFAワールドカップなどで欧州や南米以外の大陸の国々の躍進も目立ち始めた。この為、当時のFIFA会長であったゼップ・ブラッターが「クラブの世界一決定戦においてもワールドカップと同じように全大陸連盟から代表を集めて、真の意味での『クラブチームの世界王者』を決めよう」と提唱した。こうした背景もあって、FIFAが創設したのがこの大会の前身にあたる「FIFAクラブ世界選手権」である。
2000年・2001年大会
2000年1月初旬にブラジルのサンパウロとリオデジャネイロで、「FIFAクラブ世界選手権2000」(第1回大会)が開催された。なお、決勝戦は南米対欧州の構図にはならず、地元ブラジルの「コリンチャンス対ヴァスコ・ダ・ガマ」となり、優勝したのはコリンチャンスであった。コリンチャンスは大陸連盟主催のクラブ選手権を勝ちあがったチームではなく、「ブラジル全国選手権リーグ」の優勝クラブであることによる開催国枠で参加していたため、大会の性格との不整合から一定の疑問が付随することになった。
翌2001年の第2回大会は、スペインのマドリードで、出場クラブを12まで増やして、第1回大会よりも大規模な大会として開催されるはずであった。しかし、大会の運営を任されていた代理店のISL社の倒産が影響し大会スポンサーが集まらず、第2回大会は開催中止となった。その後、何度も再開のための検討が続けられたが、2005年までは同大会を開催することが出来なかった。
2005年・2006年大会
こうして再開に向けて模索を続けたFIFAクラブ世界選手権だが、その道のりは平坦ではなかった。その理由としては、大会スポンサーが思うように集まらないことと、ビッグクラブを中心とした欧州連盟の反対がある。特に後者の要素は大きく、所属選手がクラブチームと母国代表チームの試合によるハードな移動とグループリーグも含めた過密日程を毎年こなさなければならず、その影響が相次ぐケガや疲労による試合でのパフォーマンス低下という事態を招いていた。また、既に欧州王者と南米王者が対戦するトヨタカップが存在していたために、新たなFIFAの大会創設には消極的にならざるを得なかった。
しかし、交渉の結果(欧州に有利な 不公平な試合日程 を提案。後述)、2005年にトヨタカップを吸収し、同大会のフォーマットを受け継いだ上で再開を果たすこととなった。これによって、6大陸連盟のクラブ選手権の優勝クラブが出場権を獲得する現行のフォーマットが成立した。この時のクラブ世界選手権は、トヨタカップの継承大会という性格を強く持っていた。そのため、日本で開催すること、冠スポンサーであるトヨタ自動車の名を採ったトヨタカップの名称を継承することとなった[1]。また、ホスト・ブロードキャスターもトヨタカップから日本テレビを継承して、ホスト国である日本に対して配慮した。
大会名は、2005年大会が"FIFA Club World Championship TOYOTA Cup Japan 2005"であった。トヨタカップの名前が残っているのは、ホスト国の日本に対する宣伝面での配慮である。2006年大会から、FIFAのマーケティングの関係上「FIFAクラブ世界選手権」から「FIFAクラブワールドカップ」に変更された。対外的な呼称も"FIFA Club World Cup presented by TOYOTA"となった。日本語では、「TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ」が正式名称であり、ホスト・ブロードキャスターである日テレではこの正式名称を用い、宣伝番組等で「クラブのワールドカップ」という呼び方を使用しているが、一般的には「クラブワールドカップ」や「クラブW杯」という呼び方・表記をしている。
2007年大会以降
2007年以降の大会からは開催国枠が設置され、開催国の国内リーグ優勝クラブに本大会出場権が与えられることとなった。ただし、開催国の国内リーグ優勝クラブと開催国が所属する大陸連盟のクラブ選手権優勝クラブが同一国のクラブだった場合は、同一国から2チームが出場しないように配慮するため、大陸連盟のクラブ選手権で開催国以外の最上位クラブ(原則準優勝クラブ)に対して出場権が与えられることになった[2]。また、2007年のみ5位決定戦は行わなかった理由については明らかにされていないが、観客動員数が集まらないという背景が考えられる。ただし、これにより北中米カリブ海王者のパチューカが1試合で帰国という事態になったため、2008年大会では復活している。
FIFAは2008年5月27日にオーストラリアのシドニーで理事会を開き、2009年、2010年の開催地をアラブ首長国連邦、同時に2011年、2012年の開催地を日本に決定した。以降、開催地が2年毎に変更するフォーマットが続いているが、ほぼ2年ごとに日本と、日本以外の諸外国とで交互に開催する状態が続いている。このため、クラブW杯となってから、アジア・アフリカ(・南米)以外ではまだこの大会を開催した実績は一度もない。
2011年12月17日に日本の東京で行われた理事会後の記者会見で、2013年、2014年の開催地がモロッコに決まったと発表した。また同時に、2012年の日本開催についてブラッター会長は、「仙台など東日本大震災の被災地での開催を検討中だ」と述べたが、最終的には横浜国際総合競技場と豊田スタジアムの2会場で開催されることになった。
2012年7月5日、スイス・チューリッヒの国際サッカー連盟 (FIFA) 本部で行われたサッカーのルールを決める機関である国際サッカー評議会 (IFAB) 特別会合において、満場一致で「ホークアイ (Hawk-Eye) システム」と「ゴールレフ (GoalRef) 」の両方のゴール機械判定技術(ゴールライン・テクノロジー、略称GLT)採用が決定され、FIFA主催の大会ではFIFAクラブワールドカップ2012から初めて採用された。2012年11月27日、FIFAは2012年クラブワールドカップで導入するGLTについて、横浜国際総合競技場で「ゴールレフ」、豊田スタジアムで「ホークアイ」を採用すると発表した[3]。なお、GLTをその試合で実際に使用するかどうかは、試合開始90分前に審判団が判断する[4]。2012年12月6日、横浜国際総合競技場で行われた2012年クラブワールドカップ開幕戦サンフレッチェ広島対オークランド・シティ戦で、史上初めて公式戦でGLTの1つであるゴールレフが使用された。その後、FIFA主催大会では、GLTとしては4番目に認可された「ゴールコントロール4D (GoalControl-4D)[5]」[6]が、FIFAコンフェデレーションズカップ2013、FIFAクラブワールドカップ2013で採用された。クラブワールドカップ2013準々決勝ラジャ・カサブランカ対モンテレイ戦では角度のない所からのシュートのゴールイン有無を判定するためにGLT(ゴールコントロール4D)が使用された[7]。2014 FIFAワールドカップでもGLTの「ゴールコントロール4D」が採用される。
2014年大会を最後に、トヨタは前身であるトヨタカップ開始の1981年から継続していた冠スポンサーから撤退した[8]。これに代わり、2015年(日本大会)からは、中華人民共和国の情報技術メーカーである阿里巴巴集団 (Alibaba E-Auto)[9]が協賛スポンサーに就くことになり、題を「FIFAクラブワールドカップ20xx presented by Alibaba E-Auto[10]」と改めた。協賛契約期間は2022年までの8年間が予定されている。阿里巴巴集団は、中国最大の自動車メーカーの一つで、中国スーパーリーグのクラブ・広州恒大の母体スポンサーでもある上海汽車を傘下に持っており、2016年からインターネットとの融合による新しい自動車の製造・販売サービス「インターネットカー・Alibaba E-Auto」を始める計画があり、そのブランドの周知という狙いもあるとされている[11]。
問題点と課題
FIFAクラブワールドカップには、以下の問題点、解決が期待される課題がいくつか取りざたされている。
大陸間の格差
FIFAクラブワールドカップとなってからの問題としては欧州・南米王者とその他の大陸王者の競技レベルの格差、特にオセアニアサッカー連盟(OFC)所属クラブの競技レベルの低さが挙げられる。オーストラリアがOFCからアジアサッカー連盟(AFC)へ転籍したことでこの傾向は顕著となり、以降、OFCチャンピオンズリーグはニュージーランドのアマチュアクラブが2009-10シーズンを除いて全て制覇している[12]。そのため、他の地域のプロクラブとのレベルの差が顕著となっていて、オセアニアのアマチュアクラブの参加意義について問われかねない状況が続いている。2007年12月7日の試合を観戦した日本サッカー協会(JFA)の川淵三郎会長(当時)は「オセアニアをどう考えるか、クラブW杯の問題になる」と発言している。
なお、2009年大会ではオセアニア代表のオークランド・シティがプレーオフで開催国代表のアル・アハリ、5位決定戦でアフリカ代表のマゼンベを下し、オーストラリアのAFC転籍後、オセアニア勢として同大会での初勝利と他大陸代表クラブへの初勝利を挙げた。2010年大会ではアフリカ代表のマゼンベが南米代表のインテルナシオナルを下し、初めて決勝が欧州と南米代表の対戦ではなくなった。
更に2013年大会では開催国代表のラジャ・カサブランカが南米代表のアトレチコ・ミネイロを下し、2005年大会に現方式になって以降初めて開催国代表として決勝へ進出した。2014年大会ではオセアニア王代表オークランド・シティが初めて準決勝に進出し、そして3位決定戦でも勝利してオセアニア勢として初めて3位に輝いた。2016年大会では開催国代表の鹿島アントラーズがアジア勢として初めて決勝に進出した。決勝ではレアル・マドリードと延長まで戦うなど健闘したが、2-4で敗れた。なお鹿島が外国人枠を使わずスターティングメンバーの全員が日本人であったことも注目された[13]。
興業面での不振
開催回数を重ねる毎に若干の改善傾向にあるが、興業面においては欧州大陸王者の試合を除けば、観客動員数やテレビ視聴率が依然として芳しくないという問題がある。これは参加チームの知名度が高くなく、欧州クラブの参加意欲でも取り上げられた大会の存在意義の問題に起因するところがある。日本においては放映権を持ち、かつ大会のホスト・ブロードキャスターである日本テレビは各大陸のクラブ選手権を頻繁に取り上げるものの、2009年大会と2010年大会では時差の影響で試合の放送が全て日本時間の深夜もしくは翌日未明・早朝という事態になっている。日本のスポンサー撤退後の2016年では日本開催にも関わらず、地上波では準決勝(2試合とも)・3位決定戦・決勝のみの放送にとどまり、残り4試合はBSデジタル放送での放送となった。他のメディアがこれらをニュース番組のスポーツコーナー等でしかあまり取り上げない状況が続いている。ただ、UEFAチャンピオンズリーグの地上波独占放映権を獲得しているフジテレビでは、自局で放送する大陸別の各大会を自局のスポーツニュース番組やサッカー番組で積極的に取り上げている。
不公平な試合日程
欧州と南米王者は2試合、アジアとアフリカ、北中米カリブ海王者は3試合、開催国とオセアニア王者は4試合と、王座に到達するまでの試合数が大陸ごとによって異なる。これは欧州と南米の競技レベルが依然として他を圧倒していることと、大会開催時期が欧州サッカーのシーズン真っ只中であるために欧州王者への優遇処置として試合数を減らしていることによる(出場を渋る欧州クラブ側に、「欧州クラブにとっては前身のトヨタカップから1試合増えるだけなので参加して欲しい」と説得した)。 また、トーナメントの組み方にも問題があり、組み合わせ次第では同じ大陸に属するクラブ同士の対戦というのもまれではない。2007年の大会では浦和レッズとセパハンとの試合が、2008年の大会ではガンバ大阪とアデレード・ユナイテッドとの試合が、AFCチャンピオンズリーグ決勝戦から数えて短期間で3試合目となり、新鮮味に欠けてしまうという問題が生じた。以上の例は開催国・日本のチームがACLに優勝し、出場チームの規定(同一国2クラブ以上は出場不可)の関係で、本来J1リーグ優勝クラブに与えられる「開催国出場枠」がACL2位のクラブに代替出場になったことも起因している。
開催方式
- 90分(45分ハーフ)で決着が付かない場合は30分(15分ハーフ)の延長戦を実施。それでも決着が付かない場合はPK戦で勝敗を決定する。但し、決勝戦および準決勝の試合開始時間の調整上、3位決定戦と5位決定戦に限り延長戦は行わず、90分で同点の場合はそのままPK戦を行う。
結果
年度 | 開催国 | 決勝戦 | 3位決定戦 | 出場 クラブ数 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 結果 | 準優勝 | 3位 | 結果 | 4位 | ||||||
2000 | ブラジル | コリンチャンス[14] | 0 - 0 aet (PK 4 - 3) |
ヴァスコ・ダ・ガマ | ネカクサ | 1 - 1 aet (PK 4 - 3) |
レアル・マドリード | 8 | |||
2001 | ( スペイン) | 広告代理店ISL社の倒産により開催中止 | (12) | ||||||||
2005 | 日本 | サンパウロ | 1 - 0 | リヴァプール | サプリサ | 3 - 2 | アル・イテハド | 6 | |||
2006 | 日本 | インテルナシオナル | 1 - 0 | バルセロナ | アル・アハリ | 2 - 1 | クラブ・アメリカ | 6 | |||
2007 | 日本 | ミラン | 4 - 2 | ボカ・ジュニアーズ | 浦和レッズ | 2 - 2 (PK 4 - 2) |
エトワール・サヘル | 7 | |||
2008 | 日本 | マンチェスターU. | 1 - 0 | LDUキト | ガンバ大阪 | 1 - 0 | パチューカ | 7 | |||
2009 | アラブ首長国連邦 | バルセロナ | 2 - 1 aet | エストゥディアンテス | 浦項スティーラース | 1 - 1 (PK 4 - 3) |
アトランテ | 7 | |||
2010 | アラブ首長国連邦 | インテル | 3 - 0 | マゼンベ | インテルナシオナル | 4 - 2 | 城南一和天馬 | 7 | |||
2011 | 日本 | バルセロナ | 4 - 0 | サントス | アル・サッド | 0 - 0 (PK 5 - 3) |
柏レイソル | 7 | |||
2012 | 日本 | コリンチャンス | 1 - 0 | チェルシー | モンテレイ | 2 - 0 | アル・アハリ | 7 | |||
2013 | モロッコ | バイエルン・ミュンヘン | 2 - 0 | ラジャ・カサブランカ | アトレチコ・ミネイロ | 3 - 2 | 広州恒大 | 7 | |||
2014 | モロッコ | レアル・マドリード | 2 - 0 | サン・ロレンソ | オークランド・シティ | 1 - 1 (PK 4 - 2) |
クルス・アスル | 7 | |||
2015 | 日本 | バルセロナ | 3 - 0 | リーベル・プレート | サンフレッチェ広島 | 2 - 1 | 広州恒大 | 7 | |||
2016 | 日本 | レアル・マドリード | 4 - 2 aet | 鹿島アントラーズ | アトレティコ・ナシオナル | 2 - 2 (PK 4 - 3) |
クラブ・アメリカ | 7 | |||
2017 | アラブ首長国連邦 | 7 | |||||||||
2018 | アラブ首長国連邦 | 7 |
統計
クラブ別成績
クラブ名 | 優 | 準 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
---|---|---|---|---|
バルセロナ | 3 | 1 | 2009,2011,2015 | 2006 |
コリンチャンス | 2 | 0 | 2000,2012 | |
レアル・マドリード | 2 | 0 | 2014,2016 | |
サンパウロ | 1 | 0 | 2005 | |
インテルナシオナル | 1 | 0 | 2006 | |
ミラン | 1 | 0 | 2007 | |
マンチェスターU. | 1 | 0 | 2008 | |
インテル | 1 | 0 | 2010 | |
バイエルン・ミュンヘン | 1 | 0 | 2013 | |
ヴァスコ・ダ・ガマ | 0 | 1 | 2000 | |
リヴァプール | 0 | 1 | 2005 | |
ボカ・ジュニアーズ | 0 | 1 | 2007 | |
LDUキト | 0 | 1 | 2008 | |
エストゥディアンテス | 0 | 1 | 2009 | |
マゼンベ | 0 | 1 | 2010 | |
サントス | 0 | 1 | 2011 | |
チェルシー | 0 | 1 | 2012 | |
ラジャ・カサブランカ | 0 | 1 | 2013 | |
サン・ロレンソ | 0 | 1 | 2014 | |
リーベル・プレート | 0 | 1 | 2015 | |
鹿島アントラーズ | 0 | 1 | 2016 |
クラブ所在国別成績
国・地域名 | 優 | 準 | 三 | 四 |
---|---|---|---|---|
スペイン | 5 | 1 | 0 | 1 |
ブラジル | 4 | 2 | 2 | 0 |
イタリア | 2 | 0 | 0 | 0 |
イングランド | 1 | 2 | 0 | 0 |
ドイツ | 1 | 0 | 0 | 0 |
アルゼンチン | 0 | 4 | 0 | 0 |
日本 | 0 | 1 | 3 | 1 |
エクアドル | 0 | 1 | 0 | 0 |
コンゴ民主共和国 | 0 | 1 | 0 | 0 |
モロッコ | 0 | 1 | 0 | 0 |
メキシコ | 0 | 0 | 2 | 5 |
エジプト | 0 | 0 | 1 | 1 |
韓国 | 0 | 0 | 1 | 1 |
コスタリカ | 0 | 0 | 1 | 0 |
カタール | 0 | 0 | 1 | 0 |
ニュージーランド | 0 | 0 | 1 | 0 |
コロンビア | 0 | 0 | 1 | 0 |
中国 | 0 | 0 | 0 | 2 |
サウジアラビア | 0 | 0 | 0 | 1 |
チュニジア | 0 | 0 | 0 | 1 |
クラブ所在大陸別成績
大陸名 | 優 | 準 | 三 | 四 |
---|---|---|---|---|
UEFA | 9 | 3 | 0 | 1 |
CONMEBOL | 4 | 7 | 3 | 0 |
CAF | 0 | 2 | 1 | 2 |
AFC | 0 | 1 | 5 | 5 |
CONCACAF | 0 | 0 | 3 | 5 |
OFC | 0 | 0 | 1 | 0 |
表彰
ゴールデンボール
得点王
年度 | 選手名 | 所属クラブ | 得点数 |
---|---|---|---|
2000 | ロマーリオ | ヴァスコ・ダ・ガマ | 3 |
ニコラ・アネルカ | レアル・マドリード | ||
2005 | マルシオ・アモローゾ | サンパウロ | 2 |
ピーター・クラウチ | リヴァプール | ||
アルバロ・サボリオ | サプリサ | ||
モハメド・ヌール | アル・イテハド | ||
2006 | モハメド・アブトレイカ | アル・アハリ | 3 |
2007 | ワシントン | 浦和レッズ | 3 |
2008 | ウェイン・ルーニー | マンチェスターU. | 3 |
2009 | デニウソン | 浦項スティーラース | 4 |
2010 | マウリシオ・モリーナ | 城南一和天馬 | 3 |
2011 | アドリアーノ・コレイア | バルセロナ | 2 |
リオネル・メッシ | |||
2012 | セサル・デルガド | モンテレイ | 3 |
佐藤寿人 | サンフレッチェ広島 | ||
2013 | ムフシン・ヤジュール | ラジャ・カサブランカ | 2 |
ロナウジーニョ | アトレチコ・ミネイロ | ||
ダリオ・コンカ | 広州恒大 | ||
セサル・デルガド | モンテレイ | ||
2014 | セルヒオ・ラモス | レアル・マドリード | 2 |
ガレス・ベイル | |||
ヘラルド・トラード | クルス・アスル | ||
2015 | ルイス・スアレス | バルセロナ | 5 |
2016 | クリスティアーノ・ロナウド | レアル・マドリード | 4 |
フェアプレー賞
年度 | 受賞クラブ |
---|---|
2000 | アル・ナスル |
2005 | リヴァプール |
2006 | バルセロナ |
2007 | 浦和レッズ |
2008 | アデレード・ユナイテッド |
2009 | アトランテ |
2010 | インテル |
2011 | バルセロナ |
2012 | モンテレイ |
2013 | バイエルン・ミュンヘン |
2014 | レアル・マドリード |
2015 | バルセロナ |
2016 | 鹿島アントラーズ |
試合中継
2003年大会から、国際映像の製作・配信は、FIFA主催大会でこれを行うホスト・ブロードキャスティング・サービセズ (Host Broadcast Services : HBS) ではなく、前身のトヨタカップから継続して日本テレビが大会ホスト・ブロードキャスターとして行っている(2014年大会まで協賛者のトヨタ自動車が筆頭提供していた[15])。このため、日本テレビはほぼすべてのサッカー関連番組でクラブワールドカップを頻繁に宣伝する傾向にある。また旧トヨタ杯同様全世界130カ国以上(2011年現在209の国と地域)に向けて実況されている。
なお、2009年[16]・2010年[17]・2013年[18]・2014年[19]については日本での放送は日本テレビが行ったが、現地の放送局がホスト放送局となったかどうかについては現在も不明(2009年・2010年ともに副音声で英語放送=二ヶ国語放送が実施されている)。
2003年大会から2015年大会までは日本テレビ系列(地上波)にて全試合全国放送されていた(原則生放送、海外開催の一部試合は編成の都合上録画放送)。2016年大会では、全国向けの放送はこれまでとは異なり、日本テレビ系列(地上波)では準決勝全2試合・3位決定戦・決勝のみの生中継に縮小され、残り4試合はBS日テレにて生中継が行われ、さらに日本テレビの子会社huluにおいて、地上波とは異なる国際映像を用いた全試合の生配信も実施された[20][21]。
日本国内で開催される場合、本大会関連の話題を扱うため、「NEWS ZERO」(通常編成時には月曜 - 金曜[22])・「Going!Sports&News」(通常編成時には土曜・日曜[23])について、大会開始直前から「決勝戦・閉会式」の翌日未明まで、臨時に10分後拡大とし、「news every.」の第2部を5分早終了の上、第3部を5分前拡大する(第3部のNNN枠も同様)。また、「NEWS ZERO」または「Going! Sports&News」に引き続いて、左記番組ネット局全局でハイライト番組(前日に試合開催の有無により30-60分程度)も別途放送される。試合日の翌日未明は原則として前日の試合のハイライト、非開催日の翌日未明はこの大会に出場する注目チームについて取り上げた特集を主体としている。
関連商品
本大会のDVD作品は2000年大会を除きバップ、2009年大会からは東宝が発売した。
脚注
- ^ なお、前年までのトヨタカップの会場は横浜国際総合競技場であったが、2005年に同競技場はトヨタ自動車のライバル企業である日産自動車にネーミングライツを売却して「日産スタジアム」と改称していたため、大会の開催が危ぶまれた。結局、「FIFA主催試合では企業名の付いたスタジアム名は使用できない」という規定を適用して「横浜国際総合競技場」の名称をこの大会の期間中のみ復活させ、スタジアムや付属のプール施設(日産ウォーターパーク)の入口などにある「NISSAN」の文字は布などで覆う「クリーンスタジアム」の手法を採る事で、同スタジアムでの大会開催が合意された。
- ^ なお、2007年と2008年(ともに日本開催)はJリーグチームの浦和レッズとガンバ大阪がAFCチャンピオンズリーグを制覇したため、開催国枠の適用はされず、代わりにAFCチャンピオンズリーグ準優勝クラブのセパハンとアデレード・ユナイテッドが出場した。2009年と2010年(アラブ首長国連邦開催)においては、AFCチャンピオンズリーグはともに韓国のクラブが優勝しており、開催国枠でUAEリーグ王者が出場権を得た。
- ^ ゴール判定で審判補助の新技術導入…クラブW杯-読売新聞2012年11月28日
- ^ FIFA事務局長、ゴール判定システムに自信-サンスポ2012年12月5日
- ^ “Goal-line technology set to make its African debut”. FIFA.com (2013年12月10日). 2013年12月14日閲覧。
- ^ “About GoalControl-4D”. GoalControl. 2013年12月15日閲覧。
- ^ “This is what goal-line technology looks like”. soccer.si.com (2013年12月14日). 2013年12月15日閲覧。
- ^ トヨタ、クラブW杯冠スポンサーから撤退 日刊スポーツ-2015年4月29日
- ^ China's Alibaba E-Auto signs 8-yr deal to sponsor Club WCup(英語。 AP通信2015年12月9日 12月11日閲覧)
- ^ 2016年、冠ブランド名を「YunOS Auto」に変更
- ^ クラブW杯、トヨタに代わる新冠スポンサーが決定!やっぱり車系だった(Qoly 2015年12月9日 12月12日閲覧)
- ^ ニュージーランドにもプロサッカークラブのウェリントン・フェニックスが存在するが、AFCに所属するオーストラリアのプロリーグであるAリーグに参加しているため、OFCチャンピオンズリーグには出場できない
- ^ 鹿島のアジア初の快挙を中国人も絶賛!「日本人選手だけ」でつかんだ決勝進出に、“爆買い”中国クラブは何を思う? 2016年12月15日
- ^ 2007年12月15日のFIFA理事会で、コリンチャンスが初代王者に認定された。
- ^ 2009年はゆうちょ銀行、2012年にはネスレ日本、HTC、ジャパンゲートウェイも準筆頭協賛でクレジットされている。
- ^ 2009年は12月16日(現地時間)に5位決定戦と準決勝第2試合の順で行われていたにも関わらず、日本時間17日未明は準決勝第2試合のみを放送し、5・6位決定戦は実際の試合が終了した後のあくる日本時間18日未明に撮って出し録画中継した。
- ^ 2010年は12月15日(現地時間)に5位決定戦と準決勝第2試合の順で行われていたにも関わらず、日本時間16日未明は準決勝第2試合のみを放送し、5・6位決定戦は実際の試合が終了した後のあくる日本時間17日未明に一部編集の上録画中継した(PK戦までもつれたため)。
- ^ 2013年は12月11日(現地時間)にプレーオフ(開幕戦)が行われるが、日本時間12日早朝には放送せず、実際の試合が終了した後のあくる日本時間13日未明に録画中継した。
- ^ 2014年は12月10日(現地時間)にプレーオフ(開幕戦)が行われるが、日本時間11日早朝には放送せず、実際の試合が終了した後のあくる日本時間12日未明に録画中継した。
- ^ FIFAクラブワールドカップジャパン 2016 BS日テレ 2016年11月30日閲覧。
- ^ Hulu、クラブチーム世界決定戦を配信 日テレNEWS24 2016年10月31日発行、同年11月14日閲覧。
- ^ 金曜版は編成の都合で土曜になってからの放送となることがある。
- ^ 決勝戦・閉会式当日には『日曜版』の放送はなく、繰り下げ編成の関係から翌日になってからの放送となる。
関連項目
外部リンク
- 大会公式サイト - FIFA.com
- FIFAクラブワールドカップ番組公式ページ - 日本テレビ放送網
- RSSSFによる記録