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'''坂野 友香'''（さかの ゆか、[[1979年]][[10月17日]] - ）は[[東京都]]、[[劇団若草]]出身の[[俳優]]、元[[助監督]]。家族構成は、[[2010年参院選]]に出馬した実姉の[[坂野真理]]([[民進党]])、祖父に[[坂野重信]]元[[国家公安委員長]]/[[自治大臣]]([[自由民主党]])、叔父に作家[[さのまこと]]。
'''坂野 友香'''（さかの ゆか、[[1979年]][[10月17日]] - ）は[[東京都]]、[[劇団若草]]出身の[[俳優]]、元[[助監督]]。家族構成は、[[2010年参院選]]に出馬した実姉の[[坂野真理]]([[民進党]])、祖父に[[坂野重信]]元[[国家公安委員長]]/[[自治大臣]]([[自由民主党]])、叔父に作家[[さのまこと]]。


== 来歴・人物 ==
== 来歴 ==
モデルから「[[芸術座]]」で初[[舞台]]、『[[大岡越前 ]]』蛍役、平成版『[[ガメラ ]]』シリーズ雪乃役で注目を浴びる。過渡期に伸び悩み、殊に[[京都 ]][[東映]]に入りきりであった10代、「[[大岡越前]]第15部」[[レギュラー]]、[[NHK]]「[[金曜時代劇]]」[[レギュラー ]]、同じく[[NHK]]「[[春燈]]」(1989年、「[[蔵]]」「[[櫂]]」三部作・[[松たか子]])全てを降板、「[[ガメラ3 邪神覚醒]]」出演取消と共に表舞台から姿を消す。さかのともか、桜井友香(ゆうか)、櫻井ゆか、と続けて改名するもその後も恵まれず、『[[隠し砦の三悪人]]』では、[[長澤まさみ]]演じる[[雪姫]]の身代わりに自害を遂げる[[六郎太]]([[阿部寛]])の妹に粉し、そのキャスティングに当たっては旬な女優の名が何名も挙げられた。翌年の引退から数年後、自ら端役としてやり直すものの、マネージャーへ誘われ転職。しかし制作資金を不当に募ったとの冤罪により、再び業界を追放。その影では、映画デビュー作「明子のハードル」(1993年、[[神山征二郎]]監督)で[[助監督 (映画スタッフ)|助監督]]を務めた、「[[相棒]]」シリーズの[[近藤俊明]]監督による長編製作に企画として携わるなど、活動を続けていた。この企画が頓挫となったのち、東京に戻り、[[テレ東]]の[[AD]]を経、制作事務所を立ち上げる。
モデルから「[[芸術座]]」で初[[舞台]]、『[[大岡越前 ]]』蛍役、平成版『[[ガメラ ]]』シリーズ雪乃役で注目を浴びる。過渡期に伸び悩み、殊に[[京都 ]][[東映]]に入りきりであった10代、「[[大岡越前]]第15部」[[レギュラー]]、[[NHK]]「[[金曜時代劇]]」[[レギュラー ]]、同じく[[NHK]]「[[春燈]]」(1989年、「[[蔵]]」「[[櫂]]」三部作・[[松たか子]])全てを降板、「[[ガメラ3 邪神覚醒]]」出演取消と共に表舞台から姿を消す。復帰と共に芸名を、さかのともか、桜井友香(ゆうか)、櫻井ゆか、と続けて改名している。引退から数年後、自らエキストラ会社に登録し端役としてやり直すが、同時期にマネージャーへ誘われ転職。しかし制作資金を不当に募ったとの冤罪により、再び業界を追われる形となった。その影では、映画デビュー作「明子のハードル」(1993年、[[神山征二郎]]監督)で[[助監督 (映画スタッフ)|助監督]]を務めた「[[相棒]]」シリーズの[[近藤俊明]]監督による長編製作に企画として携わるなどしていた。2015年に[[テレ東]]の[[AD]]を経、制作事務所を立ち上げる。

== 人物 ==
小学校低学年で観劇した[[帝国劇場|帝劇]]「[[レ・ミゼラブル]]」に感銘を受け芸能界入り。両親は劇団合格を認めず学業優先を主としていたが、学校での苛めが酷かった為、芸能活動を認めた。映画はおろか、テレビさえ縁遠く育った家庭環境で仕事が増え出しても、ただ″芝居がしたい″の一点張り、これには事務所が手を焼いた。[[TBSビデオ問題|TBS]]系連続ドラマ「みちのく温泉逃避行」で難病を患い母を探しに東北を旅する[[大谷直子]]の子役として頭角を現し、活躍の場を徐々に広げる。１６歳で映画監督志望の俳優と婚約。その存在が人生を狂わせた。片っ端から低予算映画を観、すっかり頭でっかちとなった過渡期の娘役を誰も起用しようとはしなくなる。おまけに宗教にかぶれ、これも配偶者の影響下であったというが、その噂が広まり役を降ろされたりもしたらしい。唯一の好影響は、それまで舞台一心だったのが興味の対象を映像へと移したことだった。生まれながらに未熟児で足の障害を持ち、且つ、時期と作品に恵まれず、又、性格と人を見る目の無さが災いし29歳には既に引退。この3年前に最初の夫とは別れている。集中力だけは人並みに持ち、何に対しても必要以上に没頭してしまう傾向にあった様だ。その証拠に自害する役柄の『[[隠し砦の三悪人]]』ではクランクアップ日に自殺未遂をしている。コミュニケーション能力に問題がある、との本人の発言曰く、何度か復帰を試みるものの何れも失敗に終わっている。裏方へ転じた助監督業もうまくいかなかった様子。それでも未だ映像への未練を捨てることなく、現在も細々と自主制作での監督業を続けている。


== 主な出演作品 ==
== 主な出演作品 ==

2017年2月15日 (水) 08:59時点における版

坂野 友香（さかの ゆか、1979年10月17日 - ）は東京都、劇団若草出身の俳優、元助監督。家族構成は、2010年参院選に出馬した実姉の坂野真理(民進党)、祖父に坂野重信元国家公安委員長/自治大臣(自由民主党)、叔父に作家さのまこと。

来歴

モデルから「芸術座」で初舞台、『大岡越前 』蛍役、平成版『ガメラ 』シリーズ雪乃役で注目を浴びる。過渡期に伸び悩み、殊に京都 東映に入りきりであった10代、「大岡越前第15部」レギュラー、NHK「金曜時代劇」レギュラー 、同じくNHK「春燈」(1989年、「蔵」「櫂」三部作・松たか子)全てを降板、「ガメラ3 邪神覚醒」出演取消と共に表舞台から姿を消す。復帰と共に芸名を、さかのともか、桜井友香(ゆうか)、櫻井ゆか、と続けて改名している。引退から数年後、自らエキストラ会社に登録し端役としてやり直すが、同時期にマネージャーへ誘われ転職。しかし制作資金を不当に募ったとの冤罪により、再び業界を追われる形となった。その影では、映画デビュー作「明子のハードル」(1993年、神山征二郎監督)で助監督を務めた「相棒」シリーズの近藤俊明監督による長編製作に企画として携わるなどしていた。2015年にテレ東のADを経、制作事務所を立ち上げる。

人物

小学校低学年で観劇した帝劇「レ・ミゼラブル」に感銘を受け芸能界入り。両親は劇団合格を認めず学業優先を主としていたが、学校での苛めが酷かった為、芸能活動を認めた。映画はおろか、テレビさえ縁遠く育った家庭環境で仕事が増え出しても、ただ″芝居がしたい″の一点張り、これには事務所が手を焼いた。TBS系連続ドラマ「みちのく温泉逃避行」で難病を患い母を探しに東北を旅する大谷直子の子役として頭角を現し、活躍の場を徐々に広げる。１６歳で映画監督志望の俳優と婚約。その存在が人生を狂わせた。片っ端から低予算映画を観、すっかり頭でっかちとなった過渡期の娘役を誰も起用しようとはしなくなる。おまけに宗教にかぶれ、これも配偶者の影響下であったというが、その噂が広まり役を降ろされたりもしたらしい。唯一の好影響は、それまで舞台一心だったのが興味の対象を映像へと移したことだった。生まれながらに未熟児で足の障害を持ち、且つ、時期と作品に恵まれず、又、性格と人を見る目の無さが災いし29歳には既に引退。この3年前に最初の夫とは別れている。集中力だけは人並みに持ち、何に対しても必要以上に没頭してしまう傾向にあった様だ。その証拠に自害する役柄の『隠し砦の三悪人』ではクランクアップ日に自殺未遂をしている。コミュニケーション能力に問題がある、との本人の発言曰く、何度か復帰を試みるものの何れも失敗に終わっている。裏方へ転じた助監督業もうまくいかなかった様子。それでも未だ映像への未練を捨てることなく、現在も細々と自主制作での監督業を続けている。

主な出演作品

テレビドラマ

櫻井ゆか

坂野友香

特撮

ラジオ

青春アドベンチャー「死神の精度」（2006年、NHK-FM放送）-藤木和恵 役

雑誌

週刊アスキー(2004年8月)

映画秘宝(2009年7月)

映画

CM

  • 学研マイコーチ
  • SEGAポケットトーク
  • グリコアーモンドチョコレート
  • SEGAフェリエ
  • 中古車情報誌Goo（1998年）
  • トライグループ　家庭教師のトライ
  • 資生堂フェルゼア（2004年）
  • AIU保険（2006年）
  • Docomo「ファミリー割引」（2006年）
  • 富士フイルム（2007年）
  • サラリーマン金太郎（2009年）
  • NEC Lavie（2009年）
  • 全宅連 宅建協会（2007年）
  • ヘルシーホーム（2012年）
  • KEIRIN 00（2013年）

監督作品

ーMeMeー13年の軌跡～光と影(2006～2016年)

外部リンク

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