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2016年11月18日 (金) 08:02時点における版
ロイ・Z | |
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出生名 | Roy Ramirez |
別名 | Roy Zerimar |
生誕 | 1963年6月30日(61歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス |
ジャンル | ヘヴィメタル、ラテン・ロック |
職業 | ギタリスト、音楽プロデューサー |
担当楽器 | ギター、ベース、キーボード |
共同作業者 | トライブ・オブ・ジプシーズ、ブルース・ディッキンソン、ロブ・ハルフォード、ロブ・ロック他 |
公式サイト | www.royzmusic.com |
ロイ・Z(Roy Z、1963年6月30日 - )は、アメリカ合衆国のギタリスト、音楽プロデューサー。主にヘヴィメタルの分野で活動。ブルース・ディッキンソンとの仕事で知名度を高めた後、1996年、自分のバンドであるトライブ・オブ・ジプシーズを率いてデビュー。
来歴
カリフォルニア州ロサンゼルス出身。ロイはメキシコ系アメリカ人で、出生名はRoy Ramirezだったが、後にRoy Zerimarと改名。この名前を短縮したロイ・Zという芸名で知られていくこととなる。
地元ロサンゼルスやコネチカット州での音楽活動を経て、1990年代初頭に故郷ロサンゼルスで、ヘヴィメタルとラテン音楽を融合した音楽性のバンド、トライブ・オブ・ジプシーズを結成。同バンドは、当時アイアン・メイデンを脱退していたブルース・ディッキンソンのアルバム『ボールズ・トゥ・ピカソ』(1994年)に参加し、ロイは作曲家としても、収録曲の大部分をブルースと共作した。その後、トライブ・オブ・ジプシーズはマーキュリー・レコードからメジャー・デビューを果たす予定だったが、その話は立ち消えとなり[1]、日本のビクターエンタテインメントとの契約を得て、1996年9月にデビュー・アルバム発表。1997年には、再びブルースのアルバム『アクシデント・オブ・バース』に、エイドリアン・スミスとのツイン・リード・ギターという形で参加し、同作ではプロデュースも担当。
トライブ・オブ・ジプシーズは2000年に活動を一度停止するが、ロイはその後も様々なミュージシャンと仕事を行う。2000年以降は、1980年代からの友人であったロブ・ロックのバンドに参加。2003年には、ロサンゼルスを訪れた世良公則のレコーディングに参加[2]。また、プロデューサーとしてもハルフォード、ハロウィン、ジューダス・プリースト等、多くの著名なアーティストの作品に関わった。2008年には、かつてロブ・ロックと活動していたユニットであるドライヴァーとしての活動を再開させ、『Sons of Thunder』発表。
ディスコグラフィ
ブルース・ディッキンソン
『ボールズ・トゥ・ピカソ』を除く作品ではプロデュースも担当。
- ボールズ・トゥ・ピカソ - Balls to Picasso(1994年)
- アクシデント・オブ・バース - Accident of Birth(1997年)
- ケミカル・ウェディング - The Chemical Wedding(1998年)
- スクリーム・フォー・ミー・ブラジル - Scream for Me Brazil(1999年、ライヴ・アルバム)
- ティラニー・オブ・ソウルズ - Tyranny of Souls(2005年)
トライブ・オブ・ジプシーズ
- トライブ・オブ・ジプシーズ - Tribe of Gypsies(1996年)
- Nothing Lasts Forever(1997年、ミニ・アルバム)
- レヴォルシオン・サーティーン - Revolucion 13(1998年)
- スタンディング・オン・ザ・ショルダーズ・オブ・ジャイアンツ - Standing on the Shoulders of Giants(2000年)
- ドゥエラー・オン・ザ・スレショールド - Dweller on the Threshold(2006年)
ロブ・ロック
- レイジ・オブ・クリエイション - Rage of Creation(2000年)
- アイズ・オブ・エタニティ - Eyes of Eternity(2003年)
- ホーリー・ヘル - Holy Hell(2005年)
- ガーデン・オヴ・ケイオス - Garden of Chaos(2007年)
ドライヴァー
- サンズ・オブ・サンダー - Sons of Thunder(2008年)
プロデュース作品
- ハルフォード - 『Resurrection』(2000年)、『Live Insurrection』(2001年)、『Crucible 』(2002年)
- ハロウィン - 『The Dark Ride』(2000年)
- ジューダス・プリースト - 『Angel of Retribution』(2005年)
- セバスチャン・バック - 『Angel Down』(2007年)
- アンドレ・マトス - 『Time to Be Free』(2007年)
- セパルトゥラ - 『Kairos』(2011年)
他多数
その他
- グレン・ヒューズ - 『From the Archives Volume I - Incense & Peaches』(2000年)
- アウトテイク集。一部楽曲でロイがギターを担当。
- W.A.S.P. - 『Unholy Terror』(2001年)
- ギタリストとしてゲスト参加。
- 世良公則 - 『照 TWIST SONGS』(2003年)
- ギタリストとしてゲスト参加。
- イングヴェイ・マルムスティーン - 『Perpetual Flame』(2008年)
- ミキシングを担当。
脚注
- ^ 『トライブ・オブ・ジプシーズ』日本盤CD(VICP-5773)ライナーノーツ(伊藤政則、1996年8月11日)
- ^ “SERA Project 世良公則オフィシャルサイト:TWIST INTERNATIONAL / with Eric Gorfain”. 2009年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月21日閲覧。