エンジェル・ダウン
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『エンジェル・ダウン』 | ||||
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セバスチャン・バック の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ヘヴィメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | Caroline Records | |||
プロデュース | ロイ・Z | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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セバスチャン・バック アルバム 年表 | ||||
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『エンジェル・ダウン』(Angel Down)は、カナダ人のヘヴィメタル・シンガー、セバスチャン・バックが2007年に発表した、ソロ名義では初のスタジオ・アルバム[3]。
解説
[編集]ロイ・Zがプロデュース、ソングライティング、演奏で参加しており、また、ロイ・Zと共にハルフォードのメンバーとして活動していたマイク・クラシアクとボビー・ジャーゾンベクもレコーディングに参加。「アメリカン・メタルヘッド」と「リヴ&ダイ」は、クラシアクを中心に結成されたペインミュージアムのアルバム『メタル・フォー・ライフ』(2004年)に収録されていた曲の再演であり、クラシアクによれば、セバスチャン・バックが同アルバムを気に入っていたことから、本作でもこれらの曲を取り上げることになったという[4]。
「バック・イン・ザ・サドル」(エアロスミスのカヴァー)、「(ラヴ・イズ)ア・ビッチスラップ」、「スタック・インサイド」の3曲にアクセル・ローズがゲスト参加した[5]。バック自身は、ローズとのコラボレーションをボブ・ディランのアルバム『ナッシュヴィル・スカイライン』におけるディランとジョニー・キャッシュの共演になぞらえている[6]。
本作のジャケットには、バックの実父であるDavid Bierkが1990年に描いた絵画が使用されており、バックは自分の腕にこの絵のタトゥーを入れた[5]。
本作は、アメリカのBillboard 200で191位、『ビルボード』のトップ・ヒートシーカーズでは1位に達した[2]。
収録曲
[編集]- エンジェル・ダウン "Angel Down" (Adam Albright, Sebastian Bach) – 3:48
- ユー・ドント・アンダースタンド "You Don't Understand" (S. Bach, Roy Z) – 3:06
- バック・イン・ザ・サドル "Back in the Saddle" (Steven Tyler, Joe Perry) – 4:19
- (ラヴ・イズ)ア・ビッチスラップ ""(Love Is) a Bitchslap" (S. Bach, R. Z) – 3:08
- スタック・インサイド "Stuck Inside" (Johnny Chromatic, Axl Rose) – 2:57
- アメリカン・メタルヘッド "American Metalhead" (Mike Chlasciak) – 4:02
- ネガティヴ・ライト "Negative Light" (S. Bach, M. Chlasciak, Steve DiGiorgio) – 4:33
- リヴ&ダイ "Live & Die" (M. Chlasciak, Tim Clayborne) – 3:53
- バイ・ユア・サイド "By Your Side" (S. Bach, R. Z) – 5:27
- アワ・ラヴ・イズ・ア・ライ "Our Love Is a Lie" (S. Bach, M. Chlasciak, R. Z) – 3:20
- テイク・ユー・ダウン・ウィズ・ミー "Take You Down with Me" (S. Bach, S. DiGiorgio) – 4:37
- スタッビン・ダガーズ "Stabbin' Daggers" (S. Bach, J. Chromatic, Bobby Jarzombek) – 3:41
- ユー・ブリング・ミー・ダウン "You Bring Me Down" (Ralph Santolla) – 3:16
- フォーリング・イントゥ・ユー "Falling Into You" (S. Bach, Desmond Child) – 4:21
日本盤ボーナス・トラック
[編集]- (ラヴ・イズ)ア・ビッチスラップ(ジョージ・マリノ・マスター) "(Love Is) a Bitchslap (George Marino Master)" (S. Bach, R. Z) – 3:06
参加ミュージシャン
[編集]アディショナル・ミュージシャン
脚注・出典
[編集]- ^ ORICON STYLE
- ^ a b Angel Down - Sebastian Bach : Awards
- ^ 初のソロ・アルバム『ブリング・エム・バック・アライヴ!』(1998年)はライヴ・アルバムで、バックの公式サイトを通じて発売された『Bach 2: Basics』(2001年)はカヴァー・アルバム
- ^ Metal Mike Chlasciak - Guitar for Sebastian Bach, Painmuseum, and Halford - Metal Asylum - Interviewed by Rich Catino - 2012年6月12日閲覧
- ^ a b SEBASTIAN BACH And AXL ROSE's 'Back In The Saddle' Leaks To Huge Response - Blabbermouth.net - 2014年1月30日閲覧
- ^ “Axl Rose and Sebastian Bach: The New Johnny Cash and Bob Dylan?”. Rolling Stone (2007年8月20日). 2014年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月28日閲覧。