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2016年11月10日 (木) 15:59時点における版
伊東ゆかり | |
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1963年(キングレコードの広告) | |
基本情報 | |
出生名 | 伊東信子 |
生誕 | 1947年4月6日(77歳) |
出身地 | 日本・東京都品川区 |
ジャンル | 和製ポップス、シャンソン |
職業 | 歌手・女優 |
担当楽器 | 歌 |
活動期間 | 1958年 - |
事務所 | 夢みぃな |
公式サイト | 伊東ゆかり公式サイト |
伊東 ゆかり(いとう ゆかり、1947年4月6日 - )は、日本の女性歌手・女優。 本名:伊東 信子(いとう のぶこ)。
東京都品川区出身。1960年代から1970年代に掛けて一世を風靡した和製ポップス歌手の一人。現在も現役歌手として音楽番組への出演やコンサート活動のほか、女優としても活躍中。
略歴
幼少期から進駐軍キャンプで唄い始め、11歳のとき(1958年6月)「かたみの十字架/クワイ河マーチ(映画『戦場にかける橋』テーマソング」)でキングレコードより本格デビュー[1]。これは美空ひばりのデビュー年齡(12歳)よりも早い。
その後、一時芸能活動を休止するが、渡辺プロダクションに移籍し活動を再開。ポップスを得意とした中尾ミエ、園まりと三人で“スパーク3人娘”を結成。『シャボン玉ホリデー』や『歌え!一億』に出演し、知名度を全国区にした。1967年にリリースした「小指の想い出」は爆発的なヒットとなり、その後も長く歌い継がれている。その後も「恋のしずく」「朝のくちづけ」「知らなかったの」と立て続けにヒット曲を飛ばした。この頃、巨人軍選手の柴田勲との交際が話題となり、一時は柴田との結婚話まで浮上した(詳細は柴田勲#交友関係を参照)。1969年には映画『愛するあした』に主演、また第20回NHK紅白歌合戦の紅組司会を務めた。
1970年、シングル「結婚」を最後に渡辺プロダクションから独立。1971年に「誰も知らない」がヒットするものの、大手プロダクションの後ろ盾を失った厳しさや、結婚・出産・離婚の経験。さらには“スパーク3人娘”の自然解散や“新三人娘”・“花の中三トリオ”等の後輩歌手が台頭してきたために、その後は一時的に低迷する。しかし、1977年から1981年までメイン司会を務めたTBSの音楽番組『サウンド・イン"S"』が一つの転機となり、“大人の歌手”として再評価されるようになる[2]。この番組は彼女が得意とする洋楽を中心とした構成で、時には自らもゲストとデュエットしつつ、エンディングで世良譲のピアノにのせスタンダード・ナンバーを歌い上げていた。同番組は2007年までCS放送のTBSチャンネルで再放送された。
この他にも単独での出演のほか、近年は上記の“スパーク3人娘”でのツアーの他、揃ってテレビ出演することも多くなってきている。
前夫は歌手で俳優の佐川満男で、その間に生まれた実娘が歌手の宙美(親権は伊東が持っている)。所属レコード会社はキングレコード⇒日本コロムビア⇒ビクターインビテーションレーベル⇒アルファレコード⇒キングレコード⇒ユニバーサルミュージック⇒BMG JAPANを経て、現在はフリー。所属事務所は小澤音楽事務所。2010年より、(株)夢みぃなhttp://yumemiina.com/所属。
2010年10月13日の『徹子の部屋』では、娘の宙美と共演し、さらに二人でデュエットソングも披露した。
歌手生活60周年を迎えた2013年4月20日には、渋谷の大和田さくらホールにてコンサートを開催。MJQ(マンハッタン・ジャズ・クインテッド)のデビッド・マシューズをプロデューサーに迎え、歌手生活60周年記念アルバム『メモリーズ・オブ・ミー』を同年4月3日にリリースした。
主なシングル
カヴァー・ポップス作品
- クワイ河マーチ
- ラリパップ (Lollipop)
- ロコ・モーション (The Loco-Motion)
- 夢みる想い(ジリオラ・チンクェッティの同名曲のカヴァー)
- 夢みる片想い(上記の夢みる想いとは全く別の楽曲である)
- ネイビー・ブルー(九重佑三子との競作)
- ボーイ・ハント -この曲で17年振りに紅白歌合戦(第43回)に復帰した
- あなたしか見えない - メリサ・マンチェスターのカバー
- 渚のデイト(日本ボサノバのマエストロである中村善郎とのデュオ)
- 1990年(韓国のジャズ奏者吉屋潤が作曲、当時の妻であるトロット歌手パティ・キムが歌った。同曲は他に菅原洋一もカヴァーしている)
- 砂に消えた涙(ミーナの同名曲のカヴァー)
- すてきな16歳(ニール・セダカの同名曲のカヴァー)
- ナポリは恋人(ジリオラ・チンクェッティの同名曲のカヴァーで弘田三枝子、ザ・ピーナッツとの競作)
- マリソルの初恋 (1966.02.01)
- 花のささやき (1966.04.20ウィルマ・ゴイクが歌ってヒットした)
- 花咲く丘に涙して (ウィルマ・ゴイクの同名曲のカヴァー)
オリジナル作品
- 恋する瞳(カヴァー曲ではない。1965年本人がイタリア・サンレモ音楽祭に出場し、3位入賞した楽曲。後に竹内まりやがカヴァー)
- おしゃべりな真珠 (1965.06.20)
- 花の落ちる時 (1965.08.20)
- すてきなカプチーノ (1965.12.20)
- この気持を (1966.07.01)
- 幸福(しあわせ)くん (1966.07.01)
- ちいさな恋 (1966.09.10)
- 小指の想い出 (1967.02.10)
- あの人の足音 (1967.09.01)
- 恋のしずく (1968.01.20) 最高位1位
- 星を見ないで (1968.06.01) 最高位5位
- 朝のくちづけ (1968.10.10) 最高位6位
- 知らなかったの (1969.02.01) 最高位3位
- 愛して愛して (1969.06.01) 最高位17位
- 朝を返して (1969.09.25)
- 青空のゆくえ (1969.10.20) 最高位15位
- 裸足の恋 (1970.01.20) 最高位12位
- 結婚 (1970.05.01)
- わたしだけのもの (1970.06.25) 最高位19位
- さすらい (1970.10.01)
- 瞳の中から (1970.11.10)
- 信頼 (1971.03.25)
- 明日をめざして (1971.07.10)
- グリーン・ジンジャー・フライング (1971.09.10)
- 誰も知らない (1971.10.25) 最高位9位。紅白歌合戦の連続出場はこの曲を最後に一旦途切れる(翌1972年の第23回は落選)
- 彼 (1972.03.10)
- 陽はまた昇る (1972.05.25)
- 朝が来たら (1972.09.10)
- わかれの詩 (1973.01.10)
- 或る手紙 (1973.05.10)
- あのひと (1973.10.25)
- 季節風 (1974.07.01)
- 深夜放送 (1975.01.01)
- わたし女ですもの (1975.08.01)-この曲で4年振りに紅白歌合戦(第26回)に復帰した
- わかれ雪 (1976.01.01)
- 悲しみの出発 (1976.06.10)
- 逢いびき (1976.08.01)
- かわいた女に雨が降る (1977.04.01)
- ロマンチスト (1977.12.01)
- あなたの隣りに (1978.08.25)
- あなたしか見えない (1979.03.25)
- エンドレス (1979.10)
- もう一度 (1980.02.21)
- 強がり (1981.02.25)
- 約束だけロマンティック (1981.08.21)
- ふぁど(Fado) (1984.09.05)
- 1990年 (1985.09.21)
- 誘われて (1988.09.25)
- セレナーデ (1989.01.25)
- MY DEAR! (1989.11.28)
- もう誰も愛さない (1991.10.21)
- あなたのすべてを (1992.03.21)
- 愛は限りなく-DIO, COME TI AMO!- (1992.11.1)
- いつか もしか まさか (1994.08.19)
- 「伊東ゆかり・小堺一機」名義のデュエット曲。
- 明日、めぐり逢い (1994.08.31)
- 心に愛を瞳に夢を (1994.11.02)
- 愛はいりませんか (1997.11.06)
- かんにんしてや (2001.05.21)
- 「佐川満男 with 伊東ゆかり」名義のデュエット曲。
主なアルバム
- ゆかりのヒット・パレード 第1集 (1962)
- ゆかりのヒット・パレード 第2集 (1963)
- ゆかりのヒット・パレード 第3集 (1964)
- ゆかりのヒット・パレード 第4集 (1964)
- サン・レモのゆかり (1965)
- ゆかりのニュー・ヒット・パレード (1966)
- 小指の想い出 (1967)
- ゆかり ダブルデラックス (1969.10)
- ゆかりの贈りもの (1970.08.01)
- ゆかりの新しい世界 (1970.11)
- LOVE (1971)
- 「伊東ゆかりとグリーン・ジンジャー」名義。
- 旅 (1972)
- ふたたび愛を~伊東ゆかり・筒美京平 Love Sounds (1972)
- 伊東ゆかりのすばらしい世界 (1973)
- あのひと (1973)
- わたし女ですもの (1975.11.20)
- やさしい女 (1976.04.25)
- わかれ雪 (1976)
- yukari あなたの隣りに (1978)
- あなたしか見えない (1979.07.25)
- 素描(Sketch) (1980.06.21)
- 愛する嘘を知ってますか。女に関する10章 (1981.10.15)
- MISTY HOUR (1982.12.16)
- fado (1984.09.05)
- HANAGUMORI (1986.04.01)
- 誘われて (1988.09.25)
- Because You Are (1990.01.25)
- ラヴ・アフェア~アメリカン・ソング・バラード (1991.10.21)
- MY HAPPINESS~SINGS THE BEAUTIFUL DAYS (1992.11.01)
- Beautiful Days (1995.10.18)
- Stage Doors (1999.10.09)
- Touch Me Lightly (2002.12.25)
- あなたのわたし (2005.05.25)
- メモリーズ・オブ・ミー (2013.04.03)
- メモリーズ・オブ・ミー2~sings bossa (2014.11.19)
出演
テレビ番組
ほか
ドラマ
- てなもんや三度笠 (1962年 - 1968年、ABC)
- チャコちゃん社長 (1964年、TBS)
- S・Hは恋のイニシャル (1969年 TBS)
- もういちど春 (1981年、TBS)
- 土曜ワイド劇場「美しい人妻・六年目の殺意」 (1985年、テレビ朝日)
- 時にはいっしょに (1986年、フジテレビ)
- 乱歩賞作家サスペンス「美談の裏側」(1989年、関西テレビ)
- 愛はどうだ (1992年、TBS)
- ひらり(1992年 - 93年 NHK連続テレビ小説)
- いつも心に太陽を (1994年、TBS)
- みのもんたの人生相談デカ 〜おもいッきりテレビ殺人事件〜(2002年、日本テレビ)
- 火曜サスペンス劇場「警部補 佃次郎20 望郷」 (2005年、日本テレビ)
- 連続テレビ小説・おひさま(2011年4月4日 - 10月1日、NHK)(陽子の教え子)
ほか
映画
- ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗(1964年、東宝)
- 愛するあした(1969年、芸映プロ・日活) - 水沢洋子 役
- 僕達急行 A列車で行こう(2012年、東映) - 大空ふらの 役
ほか
紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 | 備考 |
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1963年(昭和38年)/第14回 | 1 | キューティ・パイ・メドレー[3] | 24/25 | 植木等 | 中尾ミエ、園まりと出演。トリ前 |
1964年(昭和39年)/第15回 | 2 | 夢みる想い | 03/25 | 芦野宏 | 中尾ミエ、園まりと出演。 |
1965年(昭和40年)/第16回 | 3 | 恋する瞳 | 11/25 | 三田明 | |
1966年(昭和41年)/第17回 | 4 | 愛はかぎりなく | 19/25 | デューク・エイセス | |
1967年(昭和42年)/第18回 | 5 | 小指の想い出 | 10/23 | 菅原洋一 | |
1968年(昭和43年)/第19回 | 6 | 恋のしずく | 08/23 | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | |
1969年(昭和44年)/第20回 | 7 | 宿命の祈り | 09/23 | 菅原洋一(2) | 紅組司会も兼任 |
1970年(昭和45年)/第21回 | 8 | さすらい | 22/24 | 菅原洋一(3) | |
1971年(昭和46年)/第22回 | 9 | 誰も知らない | 15/25 | アイ・ジョージ | |
1975年(昭和50年)/第26回 | 10 | わたし女ですもの | 13/23 | 菅原洋一(4) | 4年ぶりに復帰出場 |
1992年(平成4年) /第43回 | 11 | ボーイ・ハント | 07/28 | 舟木一夫 | 17年ぶりに復帰出場 |
(注意点)
- 対戦相手の歌手名の()内の数字はその歌手との対戦回数、備考のトリ等の次にある()はトリ等を務めた回数を表す。
- 出演順は「(出演順)/(出場者数)」で表す。