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S・Hは恋のイニシァル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
S・Hは恋のイニシァル
ジャンル テレビドラマ
脚本 松木ひろし
向田邦子
馬橋満
演出 秦幸三郎
岩内克己
平山晃生
坪島孝
鍛冶昇
出演者 布施明
音楽 山本直純
オープニング 「S・Hは恋のイニシァル」(布施明)
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
製作総指揮 松下幸之助
プロデューサー 工藤俊樹
逸見稔
制作 TBS
放送
放送チャンネルTBS系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1969年4月28日 - 同年7月28日
放送時間月曜20:00 - 20:56
放送枠ナショナル劇場
放送分56分
回数14回
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S・Hは恋のイニシァル』(えす・えいちはこいのいにしぁる)は、TBS1969年昭和44年)に、月曜20時の『ナショナル劇場』枠で放映された青春ドラマ。『S・Hは恋のイニシャル』と誤記されることがあるが、『―イニシァル』が正しい。

放送データ

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  • 放送期間:1969年(昭和44年)4月28日~7月28日
  • 放送時間:毎週月曜日 20:00~20:56
  • 放送回数:全14回
  • 放送形態:カラーフィルム作品

解説

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メインライターは、後に石立鉄男とのコンビで数々のヒットを飛ばした松木ひろしで、11回分を担当した。ドラマは、「主人公が大坂志郎らの家に下宿する」という松木ひろしの定番設定であり、のちの石立ドラマパターンの原型ともいえるものである。

ドラマタイトルと同名の主題歌を、主演の布施明が歌っている。

本作を最後に、『ナショナル劇場』(後に『パナソニック ドラマシアター』→『月曜ミステリーシアター』)の現代劇は2001年の「こちら第三社会部」まで、32年間にわたり途絶えることとなる[1]

1987年8月23日放送の「テレビ探偵団」(ゲスト:布施明)で、オープニングと最終回の映像が紹介された。 同番組の1989年11月12日放送分においても、ゲストとして出演したジュディ・オングの思い出の作品として本作が取り上げられ、オープニングと本編の一部の映像が紹介された。

概略・ストーリー

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毎朝新聞文化部に新米記者として採用された結城一平(布施明)は、入社式に向かう車中で、同じ新人記者の坂田龍馬とともにチンピラ達に絡まれている乗客を助けた。チンピラとの立ち回りの際に怪我をし、軽く出血した一平を見てハンカチを差し出してくれた謎の女性(伊東ゆかり)との出会いに運命的なものを感じた一平だったが、女性の名も聞けないうちに立ち去られてしまう。女性の手がかりは、ハンカチに刺繍されたS・Hのイニシャルだけ。記者となった一平は、謎の女性S・Hを捜し求めるのだが、ニアミスばかり。そんな彼の前には、同じS・Hのイニシャルを持つ魅力的な女性が次々と現れるのだった。

キャスト

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スタッフ

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主題歌

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『S・Hは恋のイニシァル』

脚注

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  1. ^ ただし当時ネットしていた朝日放送は、1975年3月31日腸捻転解消NET(現:テレビ朝日)系列に移動後、1976年4月の『金のなる樹は誰のもの』(NET制作)まで6年8ヶ月間途絶える。

外部リンク

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TBS ナショナル劇場
前番組 番組名 次番組
こんにちは!そよ風さん
(1969年1月27日 - 4月14日)
S・Hは恋のイニシァル
(1969年4月28日 - 7月28日)
水戸黄門 第1部
(1969年8月4日 - 1970年3月9日)
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