「今藤長十郎 (3代目)」の版間の差分
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2016年6月7日 (火) 23:19時点における版
さんだいめ いまふじ ちょうじゅうろう 三代目 今藤長十郎 | |
---|---|
本名 | 坂田牧助 |
生年月日 | 1915年10月22日 |
没年月日 | 1984年8月24日(68歳没) |
出生地 |
東京市 |
死没地 | 東京都 |
国籍 | |
職業 | 江戸長唄三味線 |
活動期間 | 1920年-1984年 |
活動内容 | 江戸長唄三味線 |
配偶者 | 妻:坂田なほみ |
著名な家族 |
父:二代目今藤長十郎 姉:今藤綾子 三女:四代目今藤長十郎。 |
主な作品 | |
『藤船頌』 『こころの四季』 『阿吽』 『しづかな流れ』 『蝉丸逢坂秘曲伝』 『榎』 『旅』 『山郷の四季』 『静』 『那須野』 『電光石火』 『富士太鼓』 『海の曙』 『中尊寺幻想』 『菊の泉』 『鬼の少々夜長話』 『都たより』 『雪』 『一の谷』 『道芝』ほか | |
受賞 | |
1959年 芸術祭賞 1977年 紫綬褒章 1982年 モービル音楽賞 1983年 日本芸術院賞 |
三代目 今藤 長十郎(さんだいめ いまふじ ちょうじゅうろう、大正4年1915年(大正4年)10月22日 - 1984年(昭和59年)8月4日)は、長唄三味線方の奏者。本名は坂田 牧助(さかた まきすけ)。東京市生まれ。
父が二代目今藤長十郎、三女が四代目今藤長十郎。 姉は女流長唄三味線の第一人者で人間国宝の今藤綾子。歌舞伎役者の十一代目市川團十郎・八代目松本幸四郎・二代目尾上松緑の三兄弟は従兄弟にあたる。
来歴
- 1920年 5歳のとき『雛鶴三番叟』で初舞台。
- 1929年 四代目今藤佐太郎を襲名。同年NHKで初放送。新曲『ラジオの光』を発表。
- 1942年 三代目今藤長十郎を襲名。
- 1946年 杵屋佐之助、杵屋宇太蔵らと長唄協会を復活。理事に就任。
- 1956年 芸術祭、音楽祭、各種コンクールに作曲・演奏部門で参加。1972年までに芸術祭賞2回、芸術祭奨励賞6回をはじめ、民放祭賞、国際テレビ、映画祭グランプリなど、受賞は10回以上に及ぶ。
- 1964年 邦楽の垣根を越えて、清元榮三郎・四代目清元梅吉・常磐津英寿らと邦楽研究会を結成。
- 1969年 長唄協会副会長。
- 1982年 清元志寿太夫と芸遊会を開催。志寿太夫の節付け、自身の作曲による『豊後道成寺』を発表。
- 1983年 大阪芸術大学教授に就任。
- 1984年 人間国宝。同年8月4日死去、満68歳。
受賞
主な作曲
- 『藤船頌』
- 『こころの四季』
- 『しづかな流れ』
- 『阿吽』
- 『蝉丸逢坂秘曲伝』
- 『榎』
- 『旅』
- 『山郷の四季』