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|人名 = 宮澤 博行 |
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2015年11月19日 (木) 22:37時点における版
宮澤 博行 みやざわ ひろゆき | |
---|---|
生年月日 | 1975年1月10日(49歳) |
出生地 | 静岡県磐田郡龍山村 |
出身校 | 東京大学法学部 |
前職 | 派遣労働者[1] |
所属政党 | 自由民主党 |
称号 | 学士(法学)(東京大学・1997年) |
公式サイト | 自民党 衆議院議員 宮沢ひろゆき official website |
選挙区 | 静岡県第3区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 |
2012年12月18日[2] - 2014年11月21日 2014年12月16日[3] - 現職 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2003年 - 2012年2月 |
宮澤 博行(みやざわ ひろゆき、1975年1月10日 - )は、日本の政治家。学位は学士(法学)(東京大学・1997年)。衆議院議員(2期)、自由民主党運輸・交通関係団体委員会副委員長・青年局次長。姓の「澤」が旧字体のため、報道等においては宮沢 博行(みやざわ ひろゆき)と表記されることもある。また、選挙運動等においては宮沢 ひろゆき(みやざわ ひろゆき)名義を用いることもある。
静岡県磐田市議会議員(3期)、静岡県磐田市議会総務委員長、自民党静岡県連青年部長などを歴任した。
来歴
生い立ち
静岡県磐田郡龍山村(のちの静岡県浜松市)にて生まれた[4]。龍山村立龍山北小学校(のちの浜松市立横山小学校)、龍山村立龍山中学校(のちの浜松市立光が丘中学校)、静岡県立磐田南高等学校を経て、東京大学に進学した[5]。1997年、東京大学の法学部を卒業した[6]。その後は、派遣労働者として工場で働くなど[1]、いくつかの職に就いた。
政治家
2003年の磐田市議会議員選挙に立候補し、初当選を果たした。以降は連続3期務めたが、2012年2月に磐田市議会議員を辞職した。同年12月の第46回衆議院議員総選挙にて静岡県第3区に自由民主党から出馬、民主党前職の小山展弘らを破り初当選を果たした。同年12月18日に当選が告示された[2]。当選後は、自民党の頭髪の薄い新人議員を集めて「日本を明るくする会」を結成し[7]、幹事長に就任した[8]。
2014年12月の第47回衆議院議員総選挙でも、静岡県第3区から立候補した。民主党・維新の党との連携・一本化候補として擁立された元職の小山を破り再選を果たしたが、小山も比例復活を果たした[9]。同年12月16日に当選が告示された[3]。当選後は自民党所属議員による「文化芸術懇話会」の結成に参画しており、参加議員による言論統制発言が飛び出した2015年6月25日の会合にも出席していた[10]。
また、衆議院に設置された「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」の委員となった[11]。そのため、文化芸術懇話会での言論統制発言が問題視され、審議が紛糾した同年6月26日の委員会審議にも出席していた。最終的に、衆議院我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員長の浜田靖一が、文化芸術懇話会での言論統制発言について遺憾の意を表明する事態となった。
政策・主張
- 環太平洋戦略的経済連携協定
- 2012年に第46回衆議院議員総選挙に立候補した際は、環太平洋戦略的経済連携協定への参加について「反対」[12]と主張していた。
- 夫婦別姓
- 選択的夫婦別姓制度の導入に反対[13]。
- 女性宮家
- 女性宮家に反対[14]。
- 原子力発電所
- 原発ゼロ政策に反対[14]。
活動
- 大韓民国
- 2015年6月、中東呼吸器症候群の蔓延する大韓民国に渡航し、同国の国会議員らとサッカーに興じた[15][16]。その際の試合の状況については「ソウルにてアシスト、得点に貢献しました!」[17]と自賛している。
- ツイッター
- 情報発信のために、ツイッターを活用している。2015年6月25日には「6/26(金)9:00〜17:00 平和安全特別委員会が開催されます。総理が出席し、NHKでTV放映されます。 審議も後半にはいり重要な局面を迎えました。ぜひ、正しい理解のために関心を」[18]と呼びかけていた。ところが、その委員会審議では、宮澤自身も参加している文化芸術懇話会における言論統制発言が大きな問題となった。それ以来、宮澤のアカウントは、一切のつぶやきを行っていない。
発言
- 「選挙無効」は大歓迎
- 2011年3月、第45回衆議院議員総選挙の一票の格差に関する判決において、最高裁判所は選挙区の区割が違憲状態だとする判断を示した[19]。この判決を受け、衆議院議員選挙の区割を見直す機運が高まったものの、是正が間に合わないまま2012年12月に第46回衆議院議員総選挙が行われることになった[19]。その結果、第46回衆議院議員総選挙の一票の格差について、各地の高等裁判所で違憲状態や違憲とする判決が相次ぎ、広島高等裁判所では違憲と判断したうえで選挙無効とする判決が下された[19]。これについて宮澤は「判決に納得はいかないが、個人的には『選挙無効』は大歓迎」[20]と発言するなど、選挙無効とする判決を歓迎する意向を示した。その理由について「いまはものすごい支持率でしょ。この流れでもう1回選挙をやって、もう1度勝ちたい。政治家は常に戦い。2回連続の落選が政治生命に与える影響は大きいですからね」[20]と主張し、自分にとって有利だから再び選挙したいと主張した。
略歴
- 1975年 - 静岡県磐田郡龍山村にて誕生。
- 1993年 - 静岡県立磐田南高等学校卒業。
- 1997年 - 東京大学法学部卒業。
- 2003年 - 磐田市議会議員選挙当選。
- 2012年 - 第46回衆議院議員総選挙当選。
- 2014年 - 第47回衆議院議員総選挙当選。
所属団体・議員連盟
著書
- 『日本未来図2030』(ISBN 4822225194)(寄稿)、日経BP社・刊、2014年12月。
脚注
- ^ a b 「国会議員」『宮澤 博行 | 国会議員 | 議員情報 | 議員・役員情報 | 自由民主党』自由民主党。
- ^ a b 平成24年(2012年)12月18日静岡県選挙管理委員会告示第66号。
- ^ a b 平成26年(2014年)12月16日静岡県選挙管理委員会告示第66号。
- ^ 「宮澤博行(みやざわひろゆき)」『宮澤博行君』衆議院。
- ^ 「生い立ち」『宮沢ひろゆき 自民党 衆議院議員|生い立ち』宮沢ひろゆき事務所。
- ^ 「略歴」『宮沢ひろゆき 自民党 衆議院議員|プロフィール』宮沢ひろゆき事務所。
- ^ 松本浩史「頭髪が気になり出した議員親ぼく会って? 日本を明るくするらしいけど…」『【松本浩史の政界走り書き】(番外編) 頭髪が気になり出した議員親ぼく会って? 日本を明るくするらしいけど…+(1/2ページ) - MSN産経ニュース』産経デジタル、2013年11月23日。
- ^ a b 中村裕之「日本を明るくする会――北海道余市町街頭演説会」『【動画】日本を明るくする会 北海道余市町街頭演説会 H26.7.30(No288) | 衆議院議員 中村裕之 オフィシャルWEBサイトへようこそ』中村裕之事務所、2014年7月30日。
- ^ 「先手自民手堅く 野党連携も後手 ― 3区・宮沢さん 古里に若者を戻す」 『中日新聞』(中日新聞東海本社) 2014年12月15日朝刊 第12版 pp.18-19
- ^ a b 「自民勉強会発言――安保国会新たな火種」『毎日新聞』50135号、14新版、毎日新聞東京本社、2015年6月27日、3面。
- ^ 「衆院平和安全法制特別委員会の委員」『安保法案:与野党、冒頭から対立 審議日程や出席閣僚巡り - 毎日新聞』毎日新聞社、2015年5月25日。
- ^ 「宮沢博行(37)」『2012衆院選 静岡3区 宮沢 博行 - 毎日jp(毎日新聞)』毎日新聞社。
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ a b 2012年衆議院選挙候補者アンケート、毎日新聞
- ^ 「本日6月16日、18:20からTBS Nスタで日韓国会議員サッカー交流が取り上げられます。」『宮沢ひろゆき 自民党 衆議院議員|お知らせ » 本日6月16日、18:20からTBS Nスタで日韓国会議員サッカー交流が取り上げられます。』宮沢ひろゆき事務所。
- ^ 정상윤, "한일 국회의원 축구대회 참석한 김현의원", [포토] 한일 국회의원 축구대회 참석한 김현의원 - Save Internet 뉴데일리, 뉴데일리, 2015년6월13일.
- ^ 「日韓国会議員親善サッカー@韓国ソウルにてアシスト、得点に貢献しました!」『宮沢ひろゆき 自民党 衆議院議員|活動報告 » 平成27年6月13日 日韓国会議員親善サッカー@韓国ソウルにてアシスト、得点に貢献しました!』宮沢ひろゆき事務所、2015年6月13日。
- ^ 宮澤博行『宮澤博行さんはTwitterを使っています: "お知らせ更新: 6/26(金)9:00〜17:00 平和安全特別委員会が開催されます。総理が出席し、NHKでTV放映されます。 審議も後半にはいり重要な局面を迎えました。ぜひ、正しい理解のために関心を... http://t.co/1rI1atAGqP"』ツイッター、2015年6月25日。
- ^ a b c 滝口亜希「猶予なしの立法府――判断は『違憲状態』『有効だが違憲』…」『【選挙無効判決】猶予なしの立法府 判断は「違憲状態」「有効だが違憲」…+(1/2ページ) - MSN産経ニュース』産経デジタル、2013年3月26日。
- ^ a b 「衝撃走る永田町――『僕らのせいじゃない』『大歓迎。もう1度勝ちたい』」『【選挙無効判決】衝撃走る永田町 「僕らのせいじゃない」「大歓迎。もう1度勝ちたい」+(2/2ページ) - MSN産経ニュース』産経デジタル、2013年3月26日。
- ^ http://www.sinseiren.org/ouenshiteimasu/ouensimasu.htm
- ^ 「新会員名簿」『会員名簿|TPP参加の即時撤回を求める会 公式ブログ』TPP参加の即時撤回を求める会、2013年2月22日。
- ^ 森島賢「改訂版『TPP参加の即時撤回を求める会』の会員と未会員」『改訂版「TPP参加の即時撤回を求める会」の会員と未会員|コラム|JAcom 農業協同組合新聞』農協協会、2013年2月19日。