「はっぴいえんど」の版間の差分
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{{Otheruses|音楽グループ|同グループのデビューアルバム|はっぴいえんど (アルバム)|[[サザンオールスターズ]]の楽曲|葡萄 (アルバム)}} |
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{{出典の明記|date = 2021年4月}} |
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{{Infobox Musician <!--Wikipedia:ウィキプロジェクト 音楽家を参照--> |
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{{Infobox Musician <!-- プロジェクト:音楽家を参照 --> |
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| Name = はっぴいえんど<br />HAPPY END |
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| 名前 = はっぴいえんど |
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| 画像説明 = |
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| Background = band |
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| 背景色 = band |
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| Birth_name = <!-- 個人のみ --><!-- 出生時の名前が公表されている場合にのみ記入 --> |
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| 別名 = ヴァレンタイン・ブルー(旧名) |
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| Alias = <!-- 個人のみ --> |
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| 出身地 = {{JPN1947}}・[[東京都]][[千代田区]] |
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| Blood = <!-- 個人のみ --> |
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| ジャンル = {{Hlist-comma|[[ロック (音楽)|ロック]]<ref name="allmusic">{{AllMusic |first=Leon |last=Jackson |title=Happy End {{!}} Biography & History |class=artist |id=happy-end-mn0000553375/biography |accessdate=2020-12-12 }}</ref>|[[フォークロック]]<ref name="allmusic" />|[[サイケデリック・ミュージック|サイケデリア]]<ref name="allmusic" />}} |
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| School_background = <!-- 個人のみ --> |
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| 活動期間 = {{Plainlist| |
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| Born = <!-- 個人のみ --> |
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* {{Start date|1969}} - {{End date|1972}} |
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| Died = <!-- 個人のみ --> |
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* {{Start date|1973}} |
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| Origin = {{JPN}} |
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* {{Start date|1985}} |
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| Instrument = <!-- 個人のみ --> |
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* {{Start date|2021}} |
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| Genre = [[ロック (音楽)|ロック]] |
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| Occupation = <!-- 個人のみ --> |
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| Years_active = [[1969年]] - [[1972年]]<br />[[1973年]]<br />[[1985年]] |
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| Label = [[アングラ・レコード・クラブ|URC]]<br /><span style="font-size:90%;">(1970年 - 1971年)</span><br />[[ベルウッド・レコード (オリジナル)|Bellwood]] ⁄ [[キングレコード|KING]]<br /><span style="font-size:90%;">(1971年 - 1973年)</span> |
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| Production = マネージメント:<br />風都市<br /><span style="font-size:90%;">(1969年 - 1973年)</span><br />音楽出版:<br />アート音楽出版<br /><span style="font-size:90%;">(1969年 – 1972年)</span><br />[[シンコーミュージック・エンタテイメント|新興楽譜出版]]<br /><span style="font-size:90%;">(1973年)</span> |
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| Associated_acts = [[小倉エージ|小倉栄司]](ディレクター)<br /><span style="font-size:90%;">(1969年 - 1970年)</span><br />石浦信三(マネージメント)<br /><span style="font-size:90%;">(1971年 - 1972年)</span> |
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| Influences = [[バッファロー・スプリングフィールド]]<br />[[モビー・グレープ]] |
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| URL = |
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| Current_members = [[細野晴臣]]([[ベース (弦楽器)|ベース]]、[[ボーカル|ヴォーカル]]、[[ギター]]、[[キーボード (楽器)|キーボード]])<br />[[大瀧詠一]](ヴォーカル、ギター)<br />[[松本隆]]([[ドラムセット|ドラムス]])<br />[[鈴木茂 (ギタリスト)|鈴木茂]](ギター、ヴォーカル) |
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| Past_members = |
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| Notable_instruments = |
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| レーベル = {{Hlist-comma|[[アングラ・レコード・クラブ|URC]]|[[ベルウッド・レコード|Bellwood]] ⁄ [[キングレコード|KING]]}} |
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|事務所 = {{Plainlist| |
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* '''マネージメント''' |
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* 風都市{{Small|({{Start date|1969}} - {{End date|1973}})}} |
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* '''音楽出版''' |
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* アート音楽出版{{Small|({{Start date|1969}} - {{End date|1972}})}} |
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* [[シンコーミュージック・エンタテイメント|新興楽譜出版]]{{Small|({{Start date|1972}} - {{End date|1973}})}} |
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|共同作業者 = {{Plainlist| |
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* [[小倉エージ|小倉栄司]](ディレクター){{Small|({{Start date|1969}} - {{Start date|1970}})}} |
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* [[三浦光紀]](ディレクター){{Small|({{Start date|1971}} - {{End date|1973}})}} |
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* 石浦信三(マネージメント){{Small|({{Start date|1971}} - {{End date|1972}})}} |
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}} |
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|公式サイト = |
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|メンバー = {{Plainlist| |
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* [[細野晴臣]]([[ボーカル]]・[[エレクトリックベース|ベース]]・[[ギター]]・[[キーボード (楽器)|キーボード]]) |
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* [[大瀧詠一]](ボーカル・ギター) |
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* [[松本隆]]([[ドラムセット|ドラムス]]・[[パーカッション]]) |
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* [[鈴木茂 (ギタリスト)|鈴木茂]](ギター・ボーカル) |
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| 旧メンバー = |
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}} |
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'''はっぴいえんど'''({{Lang-en|''HAPPY END''}})は、1970年代前半に活動した[[日本]]の[[バンド (音楽)#ロックバンド|ロックバンド]]。[[細野晴臣]]、[[大瀧詠一]]、[[松本隆]]、[[鈴木茂 (ギタリスト)|鈴木茂]]によって結成された。[[日本語ロック論争|日本語ロック史]]の草創期に活動したグループの一つ。 |
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== 概要 == |
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'''はっぴいえんど'''(HAPPY END)は、[[1969年]]から[[1972年]]まで活動した[[日本]]の[[バンド (音楽)|バンド]]。 |
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バンドの[[作詞]]担当だった[[松本隆]]が、[[ダブルミーニング]]等の技法を駆使した歌詞をつくり、[[大瀧詠一]]と[[細野晴臣]]が曲にのせる事で[[日本のロック#「日本のロック」の誕生|日本語ロック]]を構築した。[[全日本フォークジャンボリー|第2回全日本フォークジャンボリー]]、[[第3回全日本フォークジャンボリー]]にも出演した。 |
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松本は後年、[[ジャックス (バンド)|ジャックス]]の楽曲「からっぽの世界」の歌詞に影響を受けたことを公言し「この曲がなければ『はっぴいえんど』はなかったかもしれない」という趣旨の発言をしている<ref>{{Cite book |和書 |title=TJ MOOK 聴け! 伝説の日本ロック1969-79 |publisher=[[宝島社]] |year=2004 |isbn=4-7966-3862-8 |page=32 }}</ref>。 |
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== 概略 == |
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バンドの作詞担当であった松本隆が、ダブルミーニングなどの技法を積極的に歌詞に取り入れ、日本語ロックと呼ばれた独特の世界を構築。松本は後年、[[ジャックス (バンド)|ジャックス]]の楽曲「からっぽの世界」の歌詞に影響を受けたことを公言し、この曲がなければはっぴいえんどはなかったかもしれないという趣旨の発言をしている<ref>『TJ MOOK 聴け! 伝説の日本ロック1969-79』(宝島社、2004年、ISBN 4-7966-3862-8)p.32</ref>。大瀧と細野は音楽性を重視していたため、ロックに日本語の歌詞をつけるこの提案に反対したらしい。またサウンド面においてはアメリカの[[バッファロー・スプリングフィールド]]や、[[モビー・グレープ]]に影響された先進的な音であった<ref>もっともこの時期には、日本でもすでに[[プログレッシブ・ロック]]が注目されており、バッファロー・スプリングフィールドは過去のものとなりつつあった節がある。しかし、1970年の洋楽専門雑誌では、特集で彼らが回顧されており、その音が全くの時代遅れではなかったことがわかる</ref>。メンバーは[[宮沢賢治]]に影響を受けており、その世界観が音楽性にも影響している<ref>劇場アニメ『[[銀河鉄道の夜]]』([[レーザーディスク|LD]]解説書の細野の発言)</ref>。 |
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細野は、メンバーは[[宮沢賢治]]に影響を受けており、その世界観がバンドの音楽性にも影響を与えていると述べている<ref>劇場版アニメ『[[銀河鉄道の夜]]』[[レーザーディスク|LD]]解説書の細野の発言から。</ref>。 |
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しかし、ブリティッシュロックの人気が絶頂期を迎えつつあった当時の日本において、これらのバンドはほぼ無名であったにも拘らず、このような音楽性を標榜したのは、ブリティッシュロックはアメリカのロックをコピーして生まれたイギリスオリジナルの音楽であるため、日本のロックを作るためにはアメリカのロックをやらなければならないという考えがあったからだという<ref>細野がアメリカ音楽からの影響を強く受けていたことや、単に売れている物を否定するというアンチの精神もある。</ref>。はっぴいえんどがとった方向性は後続のバンドに少なからぬ影響を与え、[[葡萄畑 (バンド)|葡萄畑]]や[[乱魔堂]]、[[センチメンタル・シティ・ロマンス]]などの後継者を生んだ。 |
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サウンド面においては、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[バッファロー・スプリングフィールド]]などの影響を受けていた<ref>{{Cite web|和書|author=北中正和 |title=はっぴいえんどの名曲「風をあつめて」はスタジオの廊下で生まれた |url=https://tokyo.whatsin.jp/69298 |website=WHAT's IN? tokyo |publisher=ソニー・ミュージックエンタテインメント |date=2017-03-05 |accessdate=2021-04-12 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20200412151257/https://tokyo.whatsin.jp/69298 |archivedate=2020-04-12 |url-status=dead|url-status-date=2021-08 }}</ref>。もっとも[[1960年代]]末から[[1970年代]]初頭には、日本でもすでに[[ハードロック]]や[[プログレッシブ・ロック]]が注目されていたが、1970年の[[洋楽]]専門雑誌では特集で彼らが回顧されていた。しかし、ブリティッシュロックが人気だった当時の日本で[[フォークソング]]やフォークロックの音楽性を標榜したのは、「日本のロック」を作るためにはアメリカのロックをやらなければならないという考えがあったためで、また細野がアメリカ音楽の影響を強く受けていたこともある。当初、大瀧詠一と細野晴臣は音楽性を重視していたため、ロックに日本語の歌詞を付けるという松本の提案に反対した。 |
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また、今でこそシングルとアルバムのバージョンを違えたり[[リミックス]]することは一般的になっているが、シングルカットする際にはアルバムの音源を使うのが通例だった当時において、彼らはすでにシングルとアルバムのバージョンを変えて発表していた。シングルが[[キングレコード]]から発売されたのは、当時キングレコード社員だった[[三浦光紀]]がはっぴいえんどに注目し、「12月の雨の日」のシングルバージョンのレコーディングスタジオにキングスタジオを提供したためである。 |
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はっぴいえんどが取った方向性やその音楽性は、後に続く日本のロックバンドに大きな影響を与え、[[乱魔堂]]、[[センチメンタル・シティ・ロマンス]]等の後継者を生んだ。また松本が長らく作詞を担当した[[松田聖子]]の曲は大瀧・細野・鈴木が作曲した曲が数多くあり、はっぴいえんどの方向性や音楽性は松田にも受け継がれている。 |
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代表曲「風をあつめて」は、[[2003年]]にアメリカの映画『[[ロスト・イン・トランスレーション]]』、[[2009年]]に『[[おと・な・り]]』で取り上げられた。 |
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[[遠藤賢司]]、[[岡林信康]]、[[加川良]]、[[高田渡]]、[[小坂忠]]らの[[バックバンド]]としても、コンサートやスタジオ録音 |
[[遠藤賢司]]、[[岡林信康]]、[[加川良]]、[[高田渡]]、[[小坂忠]]らの[[バックバンド]]としても、コンサートやスタジオ録音等を行っている。 |
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バンド初期には、後に[[ムーンライダーズ]]を結成する[[鈴木慶一]]がサポート(ギター&コーラス)で参加していた。メンバー入りが検討され、また鈴木自身も加入を希望したが、最終的には見送られた。その後、1973年のラスト・ライブにもはっぴいえんどのサポート(ピアノ)で参加している<ref>{{Cite web |title=haruomi hosono 1970 |url=http://www7.plala.or.jp/keeplistening/1970-2.html |website=www7.plala.or.jp |access-date=2024-10-07}}</ref><ref>{{Cite web |title=moonriders特集、鈴木慶一の自薦22曲と共にデビューから現在まで46年の歴史を語る {{!}} Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン) |url=https://rollingstonejapan.com/articles/detail/37822/3/1/1 |website=Rolling Stone Japan |date=2022-06-20 |access-date=2024-10-07 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=haiku&me: 結社誌と同人誌 |url=https://haiku-and-me.blogspot.com/2010/08/blog-post_16.html |website=haiku&me |date=2010年8月16日月曜日 |access-date=2024-10-07 |last=Sarumaru}}</ref><ref>{{Cite web |title=haruomi hosono 1973 |url=http://www7.plala.or.jp/keeplistening/1973-2.html |website=www7.plala.or.jp |access-date=2024-10-07}}</ref><ref>{{Cite web |title=続・はっぴいえんど@武道館 in 1972 ― 鈴木慶一さんのことなど |url=https://nearestfar.exblog.jp/241265308/ |website=Nearest Faraway Place |access-date=2024-10-07 |language=ja |last=hinaseno}}</ref><ref>{{Cite web |title=#18 松本隆×鈴木慶一、博文① {{!}} TBSラジオ |url=https://www.tbsradio.jp/articles/86453/ |website=TBSラジオ ときめくときを。 |date=2024-08-08 |access-date=2024-10-07 |language=ja}}</ref>(なお、このライブに前座で出演した「ムーンライダーズ」は、鈴木が1975年に始動させるムーンライダーズとは同名異バンドであり、この時点で鈴木は参加していない)。また、バンド末期の1972年には、短期間ながらベーシストとして野地義行(元[[クリエイション (バンド)|ブルース・クリエイション]])が参加していたこともあった<ref>{{Cite web |title=はっぴいえんど |url=https://sound.jp/sugarbabe/happyend.htm |website=sound.jp |access-date=2024-07-08}}</ref><ref>{{Cite web |title=haruomi hosono 1972 |url=http://www7.plala.or.jp/keeplistening/1972-1.html |website=www7.plala.or.jp |access-date=2024-07-08}}</ref><ref>{{Cite web |title=はっぴいえんど(5) |url=https://beatken.exblog.jp/11394970 |website=British Beat Club |access-date=2024-10-08 |language=ja |last=beatken}}</ref>。 |
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代表曲の「風をあつめて」は、2003年のアメリカ映画『[[ロスト・イン・トランスレーション]]』と2009年の日本映画『[[おと・な・り]]』の他、漫画『[[うみべの女の子]]』でそれぞれ取り上げられた。 |
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2013年12月30日、メンバーだった大瀧が自宅で夕食後、リンゴを食べている最中に倒れ、[[動脈瘤|解離性動脈瘤]]により死去。葬儀には細野、鈴木、松本が参列し、出棺時には3人が棺を担いだ。 |
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2021年11月5日・6日、松本隆作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト『風街オデッセイ2021』と冠したコンサートが[[日本武道館]]にて開催され、細野、松本、鈴木の3人が36年ぶりに“はっぴいえんど”として出演<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.asahi.com/articles/ASPC862Q9PC8UCVL01J.html?iref=pc_photo_gallery_bottom|title=はっぴいえんど、松本隆50周年公演で復活 日本語ロックへ開いた道|publisher=朝日新聞デジタル|date=2021-11-08|accessdate=2021-11-09}}</ref>。「花いちもんめ」「12月の雨の日」「風をあつめて」の3曲を演奏した。 |
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== メンバー == |
== メンバー == |
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* [[細野晴臣]](ほその はるおみ [[1947年]][[7月9日]] |
* [[細野晴臣]](ほその はるおみ [[1947年]][[7月9日]] - ) - [[ボーカル]]、[[エレクトリックベース|ベース]]、[[ギター]]、[[キーボード (楽器)|キーボード]]、[[作曲]] |
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**[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]]白金出身。 |
** [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[白金 (東京都港区)|白金]]出身。 |
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* [[大瀧詠一]](おおたき えいいち [[1948年]][[7月28日]] |
* [[大瀧詠一]](おおたき えいいち [[1948年]][[7月28日]] - [[2013年]][[12月30日]]) - ボーカル、ギター、作曲 |
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**[[岩手県]][[江刺郡]]梁川村(現[[奥州市]])出身。 |
** [[岩手県]][[江刺郡]][[梁川村 (岩手県)|梁川村]](現:[[奥州市]])出身。 |
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* [[松本隆]](まつもと たかし [[1949年]][[7月16日]] - ) - [[ドラムセット|ドラムス]] |
* [[松本隆]](まつもと たかし [[1949年]][[7月16日]] - ) - [[ドラムセット|ドラムス]]、[[パーカッション]]、[[作詞]] |
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** 東京都港区青山出身。 |
** 東京都港区[[青山 (東京都港区)|青山]]出身。 |
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* [[鈴木茂 (ギタリスト)|鈴木茂]](すずき しげる [[1951年]][[12月20日]] - ) - ギター、 |
* [[鈴木茂 (ギタリスト)|鈴木茂]](すずき しげる [[1951年]][[12月20日]] - ) - ギター、ボーカル、作曲 |
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** 東京都[[世田谷区]]出身。 |
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== 年表 == |
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=== 1969年 === |
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* 3月、 |
* 3月、“[[エイプリル・フール (バンド)|エイプリル・フール]]”結成。 |
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* 9月、はっぴいえんどの前身“ヴァレンタイン・ブルー”結成。 |
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* [[4月2日]]、エイプリル・フール、レコーディング(0:30~4:30、虎ノ門・テイチク・スタジオ8階)。 |
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* |
* 9月27日、エイプリル・フール、アルバム『[[APRYL FOOL (アルバム)|APRYL FOOL]]』発売。 |
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* |
* 10月、エイプリル・フール解散。 |
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* 10月28日、ヴァレンタイン・ブルー、デビュー・ライブとなる“ロックはバリケードをめざす”(全電通ホール)に出演。 |
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* [[4月5日]]、エイプリル・フール、レコーディング(0:30~4:30、虎ノ門・テイチク・スタジオ8階)。 |
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* [[4月17日]]、細野、自宅に来訪した[[大瀧詠一|大滝詠一]]に、エイプリル・フールのレコーディング・テープを聴かせる(白金・細野自宅)。 |
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* 5月、エイプリル・フール、新宿『パニック』、六本木『スピード』、渋谷『ハッピー・バレー』などのディスコやダンス・ホールでライブ活動を開始。 |
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* [[6月4日]]、細野、エイプリル・フールのライブを観に来た大滝に、バンドからの脱退の意向を漏らす(新宿・パニック)。 |
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* 夏、細野、松本 • 小坂と、新バンドの構想を話し合う(麻布・松本自宅)。 |
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* 9月、細野、ミュージカル『ヘアー』のオーディションへ小坂に同行(赤坂・国際芸術家センター)。結局、小坂が『ヘアー』のオーディションに合格。新バンド構想が頓挫する。 |
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* [[9月6日]]、エイプリル・フール、ライブ(新宿パニック)。終演後、見に来ていた大滝に細野がバンドの解散を打ち明ける。[[バッファロー・スプリングフィールド]]の良さが分かったと告げた大滝に、細野が新バンドへの加入を要請する。 |
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* 9月、細野、エイプリル・フールを観にきたアート音楽出版のディレクター[[小倉エージ|小倉栄司]]と知り合う(新宿・パニック)。 |
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* [[9月23日]]、細野、数多くのバンド名のアイデアを書き溜めたノートの中から、新バンド名を“ヴァレンタイン・ブルー”に決定。意味は「僕らはモテないから、バレンタイン・デーにはもっとブルーになる」というもの。 |
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* [[9月25日]]、[[松本隆]]宅にて、細野 • 大滝 • 松本による新バンドに関するミーティングが行われる。 |
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* [[9月27日]]、エイプリル・フール、アルバム『エイプリル・フール』発売。“レコード発売記念フリー・コンサート”(虎ノ門・日消ホール 共演:[[クリエイション (バンド)|ブルース・クリエイション]])。 |
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* 10月、この時期、細野 • 大滝 • 松本で東北を自動車で旅行。この旅行を題材に<1969年のドラッグ・レース>(大滝詠一『[[EACH TIME]]』収録曲)が出来る。 |
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* 10月、細野 • 松本、松本宅に[[鈴木茂 (ギタリスト)|鈴木茂]]を呼んでオリジナル曲<雨上がり>(後の<12月の雨の日>の仮題)のデモ・テープを制作(大滝不参加)。 |
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* [[10月7日]]、エイプリル・フール解散。 |
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* [[10月28日]]、ヴァレンタイン・ブルー、デビュー・ライヴとなる“ロックはバリケードをめざす”に出演(お茶の水全電通会館ホール 主催:日大全共闘 共演:[[遠藤賢司]]、[[早川義夫]]、他)。<12月の雨の日>、<かくれんぼ>、<春よ来い>、<ブルーバード>、<クエスチョンズ>を演奏。 |
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* [[11月23日]]、大滝 • 細野、“細野晴臣+α”名義でフォーク・コンサートに出演(代々木区民会館)。<I WAS A FLOWER ONE TIME>(細野作)、<チェルシー・モーニング>、<アイウエオの歌>を演奏。細野 • 大滝、終演後、アート音楽出版の社員[[小倉エージ|小倉栄司]]とURCのディレクター[[早川義夫]]に会いレコーディングの勧誘を受ける。 |
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=== 1970年 === |
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* 3月、ヴァレンタイン・ブルー、バンド名を“はっぴいえんど”に改名。 |
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* [[1月13日]]、“IFC(インターナショナル・フォーク・キャラバン)前夜祭”(都市センターホール 共演:[[中川五郎]]、遠藤賢司、愚、[[あがた森魚]]、[[斉藤哲夫]]、[[なぎらけんいち]]、他)。<12月の雨の日>、<春よ来い>、<ブルーバード>、<雨あがりのビル街>を演奏 + 遠藤賢司のバッキング<ref name=<happy_1<>レコード・コレクターズ8月増刊号『はっぴいな日々』2000年7月31日発行・第19巻第10号・通巻215号(ミュージック・マガジン)4~7ページ“1 細野晴臣との出会い”</ref>。 |
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* 3月6日、[[遠藤賢司]]『niyago』レコーディングに参加。 |
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* [[1月16日]]、URCからアルバム・リリース決定。 |
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* 3月23日、[[岡林信康]]『[[岡林信康アルバム第二集 見るまえに跳べ]]』レコーディングに参加。 |
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* 4月、アルバム『はっぴいえんど』レコーディング。 |
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* [[1月24日]]、“音楽会”(ポリドール本社 共演:遠藤賢司)。細野 • 大滝のみ“モーニングデュー”の名前で出演。大滝はDJも行った。 |
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* 4月12日、“ロック叛乱祭”に出演([[文京公会堂]])。 |
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* [[2月4日]]、リハーサル。岡林信康、遠藤賢司、秦政明が同席。小倉からの勧めで岡林信康のバック・バンドへの要請を受ける(御苑スタジオ)。 |
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* 8月5日、アルバム『[[はっぴいえんど (アルバム)|はっぴいえんど]]』発売。 |
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* [[3月6日]]~8日、遠藤賢司『NIYAGO』レコーディング。細野 • 松本 • 鈴木が<夜汽車のブルース>、<雨あがりのビル街>、<君がほしい>(細野(g), 鈴木(b), 松本(Ds))に参加、大滝は見学のみ(アオイスタジオ)。 |
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* |
* 8月8日、“第2回[[全日本フォークジャンボリー]]”出演。 |
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* 10月、岡林とのコンサート・ツアー開始。 |
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* [[3月18日]]、<春よ来い>、<12月の雨の日>レコーディング(アオイスタジオ)。シングル用に[[吉田保 (レコーディングエンジニア)|吉田保]]がエンジニアを務めたものの、演奏が悪くレコーディングはキャンセルされた。 |
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* 12月1日、“[[岡林信康コンサート]]”をライヴ録音。 |
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* [[3月27日]]、新宿こだま。雑誌『Guts』主催のイベントに出演。 |
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* [[4月8日]]、“音楽舎春場所第5回メッセージ・コンサート”(共立講堂)。岡林信康のバッキング。 |
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* [[4月9日]]~12日、アルバム『はっぴいえんど』レコーディング(アオイスタジオ)<ref name=<happy_9<>レコード・コレクターズ8月増刊号『はっぴいな日々』2000年7月31日発行・第19巻第10号・通巻215号(ミュージック・マガジン)44~48ページ“11 はっぴいえんどのジャケット”</ref>。当初は3日間の予定だった。 |
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* [[4月12日]]、“ロック叛乱祭”(文京公会堂 共演:[[休みの国]]、遠藤賢司、[[五つの赤い風船]]、中川五郎、[[愚 (フォークバンド)|愚]]、斉藤哲夫、若林純夫)。“はっぴいえんど”に改名後初のライヴ。<12月の雨の日>、<春よ来い>、<かくれんぼ>を演奏。 |
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* [[4月19日]]、パーティーでの演奏(六本木スピード)。 |
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* [[4月21日]]、はっぴいえんど参加による岡林信康のアルバム『見る前に跳べ』レコーディング終了。 |
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* [[4月24日]]、“岡林信康壮行会”([[渋谷公会堂]])。岡林信康のバッキング。 |
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* [[5月11日]]、[[渋谷ジァン・ジァン]]。 |
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* [[5月16日]]、“MAYカーニバル”([[西武百貨店#渋谷店|渋谷西武百貨店屋上]] 共演:[[加藤和彦]]、小野和子、若林みひろ、他)。<ブルーバード>、<かくれんぼ>、<12月の雨の日>、<ローナー>、<あやか市の動物園>を演奏<ref name=<happy_9<>レコード・コレクターズ8月増刊号『はっぴいな日々』2000年7月31日発行・第19巻第10号・通巻215号(ミュージック・マガジン)34~38ページ“9 シブヤ西武MAYカーニバル”</ref>。 |
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* [[5月17日]]、“MAYカーニバル”(渋谷西武百貨店屋上)。細野 • 大滝のみ“モーニングデュー”の名前で出演。 |
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* [[6月7日]]、“TBSラジオ公開録音”(有楽町ビデオホール)。松本隆 & 松本裕のツイン・ドラムス、中田佳彦(大滝 • 細野の友人)コーラスで参加。<シナモンガール>、<クエスチョンズ>、<ローナー>、<かくれんぼ>を演奏。 |
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* [[7月21日]]、初のワンマン・ライヴ(渋谷ヘアー)。 |
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* [[8月5日]]、アルバム『[[はっぴいえんど (アルバム)|はっぴいえんど]]』発売。 |
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* [[8月5日]]、[[文化放送]]“OH!フリー”出演。岡林信康のバッキング、<12月の雨の日>を演奏。 |
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* [[8月8日]]、“第2回全日本フォーク・ジャンボリー”(~9日まで、岐阜椛の湖畔、共演:岡林信康、五つの赤い風船、高田渡、岩井宏、遠藤賢司、早川義夫、斉藤哲夫、六文銭、加川良、赤い鳥、浅川マキ、金延幸子、なぎらけんいち、他)。<春よ来い>、<12月の雨の日>、<あやか市の動物園>、<いらいら>、<朝>、<しんしんしん>、<雨あがりのビル街>、<かくれんぼ>を演奏。 |
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* [[9月16日]]、“第1回日本語のろっくとふぉーくのコンサート”(日比谷野外音楽堂 共演:岡林信康、遠藤賢司、頭脳警察、他)。[[鈴木慶一]]、細野の誘いではっぴいえんどにギター&コーラスでゲストで参加。 |
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* [[9月19日]]、ニッポン放送“[[オールナイトニッポン]]”公開録音(ニッポン放送)。 |
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* [[10月3日]]、岡林信康のバッキング(千代田公会堂)。 |
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* [[10月9日]]、“岡林信康ろっくコンサート”(日比谷野外音楽堂)。岡林信康のバッキング、単独でも<かくれんぼ>、<12月の雨の日>を演奏。 |
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* [[10月11日]]、文化放送生出演(渋谷東急デパート)。 |
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* [[10月12日]]、文化放送“フォーク・タウン”公開録音(神田共立講堂)。 |
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* [[10月19日]]、“岡林信康ろっくコンサート”([[大阪フェスティバルホール]])。 |
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* [[10月20日]]、“同志社大学学園祭”(京都新聞会館)。 |
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* [[10月23日]]、“岡林信康ろっくコンサート”(名古屋市公会堂)。 |
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* [[10月25日]]、CBCラジオ“オー・サンデー”生出演(CBCラジオ)。 |
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* [[10月28日]]、虎ノ門ホール。 |
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* [[11月1日]]、学習院女子短大学主催ライブ(千代田公会堂)。 |
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* [[11月3日]]、ニッポン放送“パンチ・パンチ・パンチ”公開録音(鈴鹿サーキット)。 |
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* [[11月4日]]、尾道女子短期大学主催ライブ(尾道公会堂)。 |
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* [[11月5日]]、大阪府立大学学園祭。 |
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* [[11月7日]]、愛知学院大学学園祭。 |
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* [[11月9日]]、大阪商科大学主催ライブ(大阪市民公会堂)。 |
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* [[11月10日]]、大阪演芸センター黒テント(大阪城前)。 |
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* [[11月16日]]、小田原反戦市民の会(小田原市民会館)。 |
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* [[11月18日]]、OBC主催ライブ(京都シルクホール 共演:高田渡、岩井宏、加川良、中川五郎) |
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* [[11月19日]]、東京薬科大学主催ライブ(豊島公会堂)。 |
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* [[11月20日]]、早稲田企画構成委員会主催ライブ(杉野講堂)。 |
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* [[12月1日]]、“岡林信康コンサート”(神田共立講堂 共演:岡林信康、高田渡、加川良)。岡林信康のバッキング。単独でも<かくれんぼ>、<はいからはくち>を演奏。 |
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* [[12月3日]]、<12月の雨の日>、<はいからはくち>レコーディング(アオイスタジオ)。シングル用として吉田保がミックス。<12月~>は未発表。<はいから~>はベストに収録。 |
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* [[12月9日]]、岡林信康<自由への長い旅>録音(場所不明)。CM“MG5”用。 |
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* [[12月12日]]、法政大学主催ライブ(小金井市民会館)。 |
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* [[12月13日]]、“はしだのりひことクライマックス結成コンサート”(神田共立講堂 出演:はしだのりひことクライマックス ゲスト:岡林信康、吉田拓郎、五つの赤い風船、ソルティー・シュガー、他)。はっぴいえんどはゲストで出演。 |
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* [[12月15日]]、“黒テント公演”(水道橋)。 |
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* [[12月18日]]、NHKラジオ公開録音(NHK内スタジオ)。<春よ来い>、<かくれんぼ>を演奏。 |
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* [[12月19日]]、早稲田東門会(横須賀市民会館)。 |
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* [[12月20日]]、渋谷公会堂。 |
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* [[12月21日]]、“はしだのりひことクライマックス結成コンサート”(京都勤労会館)。はっぴいえんどはゲストで出演。 |
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* [[12月22日]]、立教大タッカーホール。 |
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* [[12月23日]]、“ロック・カーニバル#1”ジョン・メイオール東京公演(~24日まで、日劇)。オープニング・アクトで岡林信康のバッキング。 |
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* [[12月26日]]、“遠藤賢司その世界”(日仏会館)。細野 • 鈴木のみ出演、はっぴいえんどとして演奏。 |
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* [[12月27日]]、福島文化センター。 |
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* [[12月28日]]、青森市民会館。 |
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=== 1971年 === |
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* 1月16日、[[高田渡]]『ごあいさつ』レコーディングに参加。 |
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* [[1月6日]]、“音楽舎初場所はしだのりひことクライマックス結成コンサート”(大阪フェスティバルホール 共演:岡林 & はっぴいえんど、五つの赤い風船、遠藤賢司、アテンションプリーズ、高田渡、加川良、岩井宏、斉藤哲夫)。音楽舎主催イベント。 |
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* 4月1日、シングル「[[12月の雨の日/はいからはくち]]」発売。 |
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* [[1月15日]]、フジテレビ『ナイトショー』出演(フジテレビ内スタジオ)<ref>雑誌『[[レコード・コレクターズ]]』2010年8月号表紙はこのときのもの。</ref>。<春よ来い>を演奏、テレビ初出演。 |
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* [[ |
* 4月10日、[[加川良]]『教訓』レコーディングに参加。 |
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* |
* 4月14日、“加橋かつみコンサート”出演。 |
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* 5月7日、アルバム『[[風街ろまん]]』レコーディング開始。 |
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* [[1月21日]]、“岡林信康+浅川マキ+黒田征太郎+αジョイント・コンサート”(新宿厚生年金会館)。岡林信康のバッキング。このライヴを以て岡林とのコンビ解消。 |
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* 8月7日、“[[第3回全日本フォークジャンボリー]]”出演。 |
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* [[1月31日]]、“聖ロックコンサート”(新宿厚生年金会館小ホール)。 |
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* 8月21日、“ロックアウト・ロック・コンサート”出演。 |
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* [[2月3日]]、<12月の雨の日>、<はいからはくち>、山崎聖次によるシングル用ミックス(キング・スタジオ)。これがシングルとして発売された。 |
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* 11月20日、アルバム『風街ろまん』発売。 |
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* [[3月12日]]、岡林信康<自由への長い旅>レコーディング(ビクター・スタジオ)。 |
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* 12月10日、シングル「[[花いちもんめ/夏なんです]]」、大瀧ソロ・シングル「[[恋の汽車ポッポ|恋の汽車ポッポ/それはぼくじゃないよ]]」同時発売。 |
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* [[3月23日]]、渋谷ジァンジァン(ゲスト:DEW、パフ)。 |
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* [[3月29日]]、岡林信康<私たちの望むものは>レコーディング(アオイスタジオ)。 |
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* [[3月30日]]、加川良レコーディング(アオイスタジオ)。<ゼニの効用について>他3曲録音。 |
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* [[4月1日]]、シングル「12月の雨の日/はいからはくち」発売。 |
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* [[4月1日]]、音楽舎主催イベント“音楽舎春場所コンサート”(~4日まで、神田共立講堂 共演:五つの赤い風船、加橋かつみ、長谷川きよし、クライマックス、他)。 |
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* [[4月6日]]、山野ホール(共演:遠藤賢司)。 |
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* [[4月9日]]、“BE-INN”(~11日まで、渋谷西武百貨店)。1日2ステージ。 |
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* [[4月14日]]、“加橋かつみコンサート”(サンケイ・ホール)ゲストとして出演。<いらいら>、<しんしんしん>、<12月の雨の日>、<抱きしめたい>、<はいからはくち>を演奏。 |
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* 4月、アルバム『風街ろまん』レコーディング練習スタート。 |
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* [[4月24日]]、“'71フォーク・ジャンボリー・プレコンサート”(杉野講堂 共演:岡林信康、吉田拓郎、六文銭、五つの赤い風船、斉藤哲夫、なぎらけんいち、他)。 |
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* [[4月25日]]、渋谷ジァンジァン。 |
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* [[5月5日]]、東急文化会館リトル・プレイ・ハウス(共演:斉藤哲夫、あがた森魚、さあかす、山本コータロー、パフ、鈴木慶一)。大滝のみ出演。 |
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* [[5月7日]]、アルバム『風街ろまん』レコーディング開始(目黒モウリスタジオ)。 |
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* [[5月7日]]、<抱きしめたい>、<はいからはくち>ミックス(キング・スタジオ)。山崎聖次ミックス。カラオケのみ。未発表。 |
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* [[5月16日]]、文京公会堂。 |
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* [[5月19日]]、“ウッドスモッグ”(日比谷野外音楽堂)。 |
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* [[5月22日]]、“ロックエイジ'71イン日比谷”(日比谷野外音楽堂 共演:SAMURAI、PYG、ファーラウト、エスケイプ)。 |
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* [[5月22日]]、渋谷ジァンジァン。 |
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* [[5月31日]]、“雑誌『ZINTA』創刊記念コンサート”(京都会館)。<空いろのくれよん>を演奏。 |
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* [[6月1日]]、大阪SS。ライヴ・ハウスでの演奏。 |
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* [[6月3日]]、“日本語のろっくとふぉーく”コンサート(日比谷野外音楽堂 共演:モップス、吉田拓郎、長谷川きよし、遠藤賢司、頭脳警察、他)。 |
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* [[6月5日]]、“DANCING古事記-東風”(京都大学西部講堂 共演:山下洋輔トリオ、DEW、ブルースクリエイション)。 |
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* [[6月6日]]、“風都市”(京都円山公園 共演:山下洋輔トリオ、村八分、他)。 |
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* [[6月13日]]、青山タワーホール。 |
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* [[6月19日]]、渋谷BYG。 |
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* [[6月20日]]、“ストッピングNo,1”(会場不明 共演:ハプニングス4+1、シローとブレッド&バター、ガロ、村八分、遠藤賢司)。 |
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* [[6月22日]]、同志社大学。 |
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* [[6月26日]]、銀座ヤマハホール。 |
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* [[7月2日]]、リハーサル(音羽・キングスタジオ)。 |
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* [[7月3日]]、“日比谷ロック・フェスティバル”(~4日まで、日比谷野外音楽堂 共演:SAMURAI、モップス、PYG、ゴールデン・カップス、ハプニングス・フォー+1、ブラインド・バード、トゥー・マッチ、THE M、スラッシュ、ブルース・クリエーション、成田賢、ガロ、スピード・グルー & 陳信輝、1815ロックンロール・バンド、他)。 |
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* [[7月16日]]、京都勤労会館。 |
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* [[7月17日]]、浜名湖ゆうえんちパルパル(~18日まで)。 |
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* [[7月19日]]、名古屋ヤマハホール。[[告井延隆]]がピアノで参加。 |
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* [[7月22日]]、<抱きしめたい>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
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* [[7月25日]]、<はいからはくち>、<空いろのくれよん>レコーディング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。 |
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* [[7月27日]]、ニッポン放送“オールナイトニッポン”公開録音(札幌STBホール)。 |
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* [[7月29日]]、細野 • 鈴木、札幌から空路帰京<ref>この日14:02、札幌発東京行の全日空機と自衛隊の訓練機が岩手県雫石町付近上空で衝突し、全日空機の乗員・乗客162名全員が死亡する[[全日空機雫石衝突事故]]が起きた。細野と鈴木は、事故機となった全日空機よりも東京への到着がわずかに早いという理由から偶然にも日航機を選択し、難を逃れた。</ref>。 |
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* [[8月3日]]、[[吉野金次]]とミーティング(原宿・アート音楽出版)。吉野がアルバム・レコーディングへの参加が決まる。 |
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* [[8月6日]]、“箱根アフロディーテ”(箱根芦ノ湖 共演:[[ピンクフロイド]]、1910フルーツガム・カンパニー、バフィ・セント・メリー、成毛滋、モップス、[[渡辺貞夫]]、山下洋輔トリオ、ダークダックス、他)。 |
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* [[8月7日]]、“第3回全日本フォーク・ジャンボリー”(~9日まで、岐阜椛の湖畔 共演:岡林信康、加川良、高田渡、中川五郎、斉藤哲夫、金延幸子、中川イサト、村上律、シバ、岩井宏、遠藤賢司、吉田拓郎、三上寛、友部正人、山平和彦、武蔵野たんぽぽ団、なぎらけんいち、六文銭、上條恒彦、他)サブステージ(ロック)での演奏。<抱きしめたい>、<朝>、<12月の雨の日>、<かくれんぼ>、<はいからはくち>、<春よ来い>を演奏。このとき、[[篠原章]]と[[佐野史郎]]も聴衆の中にいた。 |
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* [[8月8日]]、“第3回全日本フォーク・ジャンボリー”メイン・ステージが客に占拠され、はっぴいえんどの演奏が中止になる。このとき、暴動のどさくさに紛れて舞台の裏においてあった松本のドラムセットが盗まれた。 |
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* [[8月10日]]、アルバム・レコーディング合宿(~14日まで、合歓の郷)。 |
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* [[8月14日]]、[[福島県]][[いわき市]]へ移動。 |
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* [[8月15日]]、“IWAKI JAZZ FESTIVAL”出演(福島県平市民会館 共演:山下洋輔トリオ、ジョージ大塚クインテット、落合俊トリオ、他)。 |
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* [[8月21日]]、“ロックアウト・ロック・コンサート”(日比谷野外音楽堂 共演:岡林信康、柳田ヒロ、加川良、遠藤賢司、ガロ、他)。<春らんまん>、<空色のくれよん>、<ももんが>、<かくれんぼ>を演奏。 |
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* [[8月22日]]、<春らんまん>レコーディング(目黒モウリスタジオ(2スタ)、ミキサー:吉野金次)。 |
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* [[8月23日]]、<愛餓を>、<はいからはくち>、<空いろのくれよん>(目黒モウリスタジオ(2スタ)、ミキサー:梅津達男)。 |
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* [[8月25日]]、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[8月27日]]、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[8月29日]]、<夏なんです>、<暗闇坂むささび変化>レコーディング(目黒モウリスタジオ(2スタ)、ミキサー:吉野金次)。 |
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* [[8月30日]]、<空いろのくれよん>、<抱きしめたい>レコーディング(目黒モウリスタジオ(1スタ)、ミキサー:吉野金次)。 |
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* 9月、大滝、キングレコードのディレクター三浦光紀からソロ・アルバムのレコーディングの話を持ちかけられる。 |
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* [[9月2日]]、<あしたてんきになあれ>レコーディング(目黒モウリスタジオ、ミキサー:吉野金次)。 |
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* [[9月6日]]、<風をあつめて>レコーディング(目黒モウリスタジオ(2スタ)、ミキサー:吉野金次)。 |
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* [[9月7日]]、リハーサル(麻布アオイスタジオ)。 |
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* [[9月8日]]、リハーサル(麻布アオイスタジオ)。 |
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* [[9月10日]]、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[9月11日]]、<花いちもんめ>、<颱風>レコーディング(12日まで、目黒モウリスタジオ(2スタ)、ミキサー:吉野金次)。 |
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* [[9月14日]]、愛知文化会館。 |
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* [[9月17日]]、<抱きしめたい>編集(ビクタースタジオ、ミキサー:梅津達男)。ジェットマシーンを使用。 |
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* 9月、細野、大滝からソロ・アルバム制作の相談を受ける。 |
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* [[10月2日]]、“ウディ・ガスリー追悼公演”(杉野講堂 共演:乱魔堂、小坂忠、高田渡、加川良、友部正人、シバ、岩井宏、武蔵野たんぽぽ団、他)。新曲の<颱風>と<春らんまん>を演奏。 |
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* [[10月5日]]、アルバム『風街ろまん』ミックス・ダウン(~6日、目黒モウリスタジオ)。メンバー全員が立ち会う。 |
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* [[10月8日]]、アルバム『風街ろまん』マスタリング(広尾・吉野金次の事務所)。 |
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* [[10月9日]]、大滝詠一ソロ・シングル<それはぼくじゃないよ<、<恋の汽車ポッポ<レコーディング(目黒モウリスタジオ、ミキサー:吉野金次) 。 |
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* [[10月13日]]、アルバム『風街ろまん』カッティング立会い(朝霞・東京電化)。 |
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* [[10月17日]]、“第3回日本語のろっくとふぉーく”コンサート”(日比谷野外音楽堂 主催:マットルーム 共演:RCサクセション、遠藤賢司、小野和子、かまやつひろし、加橋かつみ、吉田拓郎、六文銭、加川良、頭脳警察、THE M、DEW、南正人、成田賢、金延幸子、クリンカム・クランカム、ゲッセマネ、トップギャラン、町田義人、MUTATION 9 BAND)。 |
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* [[10月19日]]、大滝詠一、シングル・ジャケットの撮影(青梅鉄道公園)。 |
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* [[10月21日]]、大滝詠一ソロ・シングル<それはぼくじゃないよ<レコーディング(目黒モウリスタジオ) 。 |
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* [[10月23日]]、大滝詠一、ソロ・シングルのカッティングに立ち会う(キングの工場)。 |
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* [[11月2日]]、立正大学“橘花祭”出演(15:00~、立正大学中庭)、早稲田大学“早稲田祭”出演(17:00~、西早稲田・早稲田大学)。 |
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* [[11月3日]]、多摩美術大学“芸術祭”出演(上野毛・多摩美術大学)。 |
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* [[11月4日]]、神戸大学学園祭(六甲台・神戸大学)。 |
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* [[11月5日]]、近畿大学学園祭(東大阪・近畿大学)。 |
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* [[11月6日]]、慶応義塾大学“三田祭”(三田・慶応義塾大学 共演:はちみつぱい、頭脳警察、吉田拓郎、他)。先に出演していた頭脳警察の演奏が予定時間を大幅にオーバーしたため、<はいからはくち>一曲のみで終わった<ref name=<happy_10<>レコード・コレクターズ8月増刊号『はっぴいな日々』2000年7月31日発行・第19巻第10号・通巻215号(ミュージック・マガジン)39~43ページ“10三田祭前夜祭 ”</ref>。 |
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* [[11月11日]]、渋谷BYG。大滝ソロで出演。 |
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* [[11月14日]]、“全日本ロック・フェア”(茂原市民会館)。 |
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* [[11月20日]]、アルバム『[[風街ろまん]]』発売。東京理科大学“理大祭”(神楽坂・東京理科大学)。その後、FM東京公開録音。 |
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* [[11月22日]]、渋谷BYG(共演:小坂忠)。 |
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* [[11月24日]]、渋谷BYG。ワンマン・ライブ |
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* [[11月26日]]、NHKラジオ第一「若いこだま」収録(NHK505スタジオ 出演:吉見祐子、渡辺武信)。 |
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* [[11月27日]]、京都体育館。 |
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* [[12月3日]]、NHKラジオ第一「若いこだま」放送。 |
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* [[12月5日]]、青森のレコード店主催のコンサート(~6日まで)。 |
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* [[12月9日]]、“全日本ロック・フェア”(甲府市民会館)。 |
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* [[12月10日]]、シングル「花いちもんめ/夏なんです」発売。大滝ソロ・シングル「[[恋の汽車ポッポ|恋の汽車ポッポ/それはぼくじゃないよ]]」発売。 |
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* [[12月11日]]、渋谷BYG。 |
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* [[12月17日]]、“風都市”(文京公会堂 主催:風都市)。 |
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* [[12月18日]]、渋谷BYG。 |
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* [[12月19日]]、“全日本ロック・フェア”(名古屋市港湾会館)。 |
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* [[12月24日]]、岡山市民会館。 |
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* [[12月26日]]、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[12月31日]]、“第1回全日本フォーク・フェスティバル 71-72”(両国・日大講堂)。 |
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=== 1972年 === |
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* 5月6日、“第2回春一番コンサート”出演。 |
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* [[1月14日]]、音楽舎初場所番外コンサート“花いちもんめ猿飛佐助をたたえても でも満足できるかな”(霞ヶ関・虎ノ門ホール 共演:遠藤賢司、サンズ・オブ・サン)。 |
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* 6月25日、大瀧、ソロ・シングル「空飛ぶくじら/五月雨」発売。 |
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* [[1月16日]]、“聖ロック祭”(日本青年館ホール 共演:頭脳警察、村八分、遠藤賢司、ロスト・アラーフ、あんぜんバンド)。 |
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* 7月1日、“ラスト・はっぴいえんどツアー”開始。 |
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* [[1月22日]]、ヤマハ主催のイベント(ライヴ名称不明 青山タワーホール)に出演。 |
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* 10月、渡米して[[ロサンゼルス]]でアルバム『[[HAPPY END (アルバム)|HAPPY END]]』をレコーディング。 |
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* [[1月23日]]、“はっぴいえんどコンサート”(新潟六日町(会場不明))。松本がドラムのタムに穴を開けたため、生ギター3本による変則スタイルで演奏。 |
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* 11月25日、大瀧、ソロ・アルバム『[[大瀧詠一 (アルバム)|大瀧詠一]]』発売。 |
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* [[1月24日]]、“マッシュルーム・コンサートVol,2”(六本木俳優座劇場 共演:小坂忠 & フォージョーハーフ、かののぶさちこ、吉田美奈子、ブルース・バウアー、ガロ、他)。終演後、細野は六本木の喫茶店ビクトリアで奥村靫正・野上眞宏らとお茶をする。 |
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* 12月31日、はっぴいえんど、正式解散。 |
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* [[1月26日]]、“風都市”(池袋・豊島公会堂 主催:風都市、共演:蜂蜜ぱい、吉田美奈子、高田渡、乱魔堂、小坂忠 & フォージョーハーフ、遠藤賢司、友部正人、かねのぶさちこ、シバ)。 |
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* [[1月29日]]、新潟市民会館(主催:音楽舎)に出演。 |
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* [[2月13日]]、TBSラジオ公開録音(中野丸井本店屋上)。 |
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* [[2月15日]]、渋谷ジァンジァン。 |
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* [[3月3日]]、大滝、リハーサル(~4日まで、新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[3月6日]]、大滝、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[3月11日]]、大滝、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[3月12日]]、大滝詠一ソロ・シングル<五月雨>、<空飛ぶくじら>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
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* [[3月17日]]、加川良<靴ひもむすんで>レコーディング(目黒アオイスタジオ)。細野がベース、松本がドラムス、大滝がコーラスでそれぞれ参加。 |
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* [[3月18日]]、エレック・レコードのイベント“唄の市”(渋谷公会堂)に出演。 |
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* [[3月19日]]、ベルウッド所属アーティスト総出演による“ベルウッド発足記念コンサート”(池袋西武百貨店前特設ステージ 共演:六文銭、高田渡、あがた森魚、岩井宏、中川五郎、山平和彦、友部正人、シティライツ、我夢土下座、他)。 |
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* [[3月20日]]、大阪PLランド。 |
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* [[3月29日]]、“We Insist”(神田共立講堂 共演:小坂忠、六文銭、カルメン・マキ & OZ、はちみつぱい、あがた森魚、[[武蔵野たんぽぽ団]]、他)。 |
|||
* [[3月30日]]、マッシュルーム・コンサート“小坂忠リサイタル”(郵便貯金ホール 共演:小坂忠 & フォー・ジョー・ハーフ(小坂忠(vo,g)、駒沢裕城(st.g)、林立夫(ds)、後藤次利(b)、松任谷正隆(banjo)、細野晴臣(g,vo))、ガロ、成田賢)。 |
|||
* [[3月31日]]、“聖ロック祭”(愛知県体育館)。 |
|||
* 3月、三浦光紀とアルバム・レコーディングでアメリカに行く話を高田渡から聞いた大滝が、細野に一緒に行かないかと誘う。これがメンバー全員で行くことに発展する。 |
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* [[4月1日]]、“エイプリル・フール・コンサート”(大宮市民会館 共演:安全バンド、他)。 |
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* [[4月2日]]、テレビ神奈川『ヤングインパルス』に出演。松本欠席のため3人ギターによる変則スタイルでの演奏。 |
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* [[4月4日]]、“聖ロック祭・パートIII”(日比谷野外音楽堂 主催:メロディーハウス 共演:遠藤賢司、井上陽水、RCサクセション、中川五郎、あんぜんバンド、梅雨前線、サユリグループ)。野地義行がベースで参加、細野ギターによるトリプル・ギターの5人編成。 |
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* [[4月6日]]、“ONLY ONE EARTH CONCERT”(宇都宮公会堂)に出演。野地ベース、細野ギターによる5人編成。 |
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* [[4月7日]]、大阪高島屋。野地ベース、細野ギターによる5人編成。 |
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* [[4月8日]]、“はっぴいな拓郎たちの一日”(神田共立講堂 共演:吉田拓郎、泉谷しげる、五輪真弓)。 |
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* [[4月9日]]、大滝ソロ<びんぼう><ウララカ>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
|||
* [[4月11日]]、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
|||
* [[4月13日]]、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[4月16日]]、大滝詠一ソロ<空飛ぶくじら>、<五月雨>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
|||
* [[4月22日]]、“ふぉーく・オールスター夢の競演音搦大歌合”([[日本武道館]] 主催:音楽舎 共演:岡林信康、吉田拓郎+猫、遠藤賢司、六文銭、五つの赤い風船、井上堯之+かまやつひろし+ガロ、加川良、三上寛、高田渡+武蔵野たんぽぽ団、山下洋輔トリオ)。TBSラジオのイベント、野地ベース、細野ギターによる5人編成。<それはぼくじゃないよ>、<空いろのくれよん>、<春らんまん>、<びんぼう>、<はいからはくち>を演奏。この時期、大滝ソロ曲もバンドのレパートリィとともに演奏された。 |
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* [[5月5日]]、夜、大阪に向けてバスで移動。 |
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* [[5月6日]]、“第2回春一番コンサート”(~7日まで、大阪天王寺公演野外音楽堂 主催:福岡風太 共演:はちみつぱい、あがた森魚、遠藤賢司、高田渡、武蔵野たんぽぽ団、小坂忠 & フォー・ジョー・ハーフ、友部正人、五つの赤い風船、ごまのはえ、加川良、ザ・ディランII、他)。野地ベース、細野ギターによる5人編成。<びんぼう>、<はいからはくち>を演奏。 |
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* [[5月11日]]、文京公会堂。野地ベース、細野ギターによる5人編成。大滝、内田裕也と雑誌『ヤングギター』用の対談。 |
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* [[5月12日]]、豊島公会堂。野地ベース、細野ギターによる5人編成。 |
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* [[5月14日]]、“第3回日本語のふぉーくとろっくのコンサート”第2部(日比谷野外音楽堂 主催:マットルーム 共演:モップス、かまやつひろし、加橋かつみ、南高節とかぐや姫、RCサクセション、遠藤賢司、クニ河内、ガロ、頭脳警察、武蔵野たんぽぽ団、小坂忠、中川五郎、ジプシー・ブラッド、乱魔堂、他)。野地ベース、細野ギターによる5人編成。<春らんまん>、<五月雨>を演奏。 |
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* [[5月15日]]、大滝ソロ<びんぼう>、<それはぼくぢゃないよ>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
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* [[5月22日]]、大滝ソロ・レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
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* [[5月27日]]、“サンシャイン・コンサート No.4”(静岡駿府会館 共演:小坂忠、他)。野地ベース、細野ギターによる5人編成。 |
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* [[5月28日]]、“フォークビレッジ”(日比谷野外音楽堂)。野地ベース、細野ギターによる5人編成。 |
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* [[6月3日]]、“聖ロック祭”(日比谷野外音楽堂 共演:頭脳警察、蜂蜜ぱい、RCサクセション、井上陽水、友部正人、小坂忠、あがた森魚、中川五郎、なぎらけんいち)。野地ベース、細野ギターによる5人編成。 |
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* [[6月5日]]、大滝ソロ<指切り>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
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* [[6月6日]]、渋谷東急本店5階。 |
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* [[6月10日]]、“日本アマチュア・ロック祭”(日本青年館)にゲスト出演、審査員も務める。その後、はっぴいえんどのメンバーと石浦信三による“日本アマチュア・ロック祭”をめぐる座談会を雑誌『ヤングギター』用に行う。 |
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* [[6月11日]]、細野ソロ・ライブ(中野丸井本店)。 |
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* [[6月12日]]、大滝ソロ<いかすぜ!この恋>レコーディング(音羽キングスタジオ)。 |
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* [[6月17日]]、大滝ソロ<指切り>、<いかすぜ!この恋>ヴォーカル・パート・レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
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* [[6月20日]]、大滝ソロ<おもい>、<水彩画の街>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
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* [[6月25日]]、大滝詠一ソロ・シングル「空飛ぶくじら/五月雨」発売。 |
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* [[6月29日]]、大滝、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[6月30日]]、大滝ソロ・レコーディング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。 |
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* [[7月1日]]、“ラスト・はっぴいえんどツアー”開始(福岡(会場不明))。 |
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* [[7月2日]]、“牛にひかれて善光寺参りのコンサート”(長野市民会館 共演:あがた森魚、[[山平和彦]]、はちみつぱい、中川五郎)。 |
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* [[7月5日]]、大滝ソロ<乱れ髪>レコーディング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。 |
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* [[7月6日]]、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[7月7日]]、“花のフォークタウン・コンサート”(渋谷公会堂 主催:文化放送 共演:高田渡)。はっぴいえんどは高田のバッキングも担当。 |
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* [[7月8日]]、同志社大学学園祭(京都・同志社大学)。 |
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* [[7月10日]]、大滝ソロ<あつさのせい>レコーディング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。 |
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* [[7月12日]]、大滝ソロ<水彩画の街>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
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* [[7月14日]]、渋谷ジァンジァン。 |
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* [[7月16日]]、大滝ソロ<乱れ髪>、<朝寝坊>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。 |
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* 7月、メンバーからはっぴいえんどの解散話が出る。 |
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* [[7月18日]]、ミーティング。 |
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* [[7月19日]]、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[7月22日]]、仙台電力ホール。 |
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* [[7月23日]]、名古屋愛知講堂。 |
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* [[7月24日]]、大滝ソロ・レコーディング(目黒モウリスタジオ(2スタ))。 |
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* [[7月25日]]、リハーサル(四谷スタジオ)。 |
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* [[7月26日]]、“コンサート・コンサート#2”(芝・郵便貯金ホール 共演:かまやつひろし、加藤和彦、小坂忠 & フォー・ジョー・ハーフ、遠藤賢司、吉田美奈子)。<花いちもんめ>、<暗闇坂むささび変化>、<夏なんです>、<風をあつめて>他を演奏。はっぴいえんどはフォー・ジョー・ハーフと共演の他、遠藤賢司のバッキングも担当<ref name=<happy_11<>レコード・コレクターズ8月増刊号『はっぴいな日々』2000年7月31日発行・第19巻第10号・通巻215号(ミュージック・マガジン)30~33ページ“8 サイケデリック・ライティング”</ref>。 |
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* [[7月28日]]、大滝の結婚式(半蔵門会館)。 |
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* [[7月29日]]、NETテレビ「土曜ショー」出演。<夏なんです>を演奏。その後文化放送主催イベント「晴海ハルミナ」(晴海)出演。このイベント会場内で大滝が文化放送放出品のレコード・セールを発見。メンバーに教え、全員で10円の輸入シングルを買い漁る。 |
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* [[7月30日]]、静岡・沼津公会堂。 |
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* [[7月31日]]、“白樺湖高原音楽祭”(白樺高原 共演:高田渡、モップス、他)。 |
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* [[8月1日]]、“痴物狂(しにものぐるい)コンサート”(八王子市民会館 共演:あがた森魚)。 |
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* [[8月4日]]、小倉市民会館。 |
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* [[8月5日]]、“大震祭Vol,3”(長崎市公会堂 主催:20世紀FUCKS社 & SOON! 共演:布谷文夫、精神発見同盟、アゼリア、NJC、スコーピオン、シーホース、いとうたかお)。夜、SOON!の長門芳郎の運転で福岡まで車移動。 |
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* [[8月6日]]、“ノコの島民芸博覧会”(博多・[[能古島]] 共演:小坂忠 & フォー・ジョー・ハーフ、頭脳警察、高田渡、ザ・ディランII、友部正人、遠藤賢司、井上陽水、他)。5日16:00~6日20:00まで、オールナイトで行われたイベント。このライヴを、当時高校生だった[[甲斐よしひろ]]が見ている。 |
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* [[8月11日]]、心斎橋・ヤマハレコード。 |
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* [[8月12日]]、関西テレビ。 |
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* [[8月15日]]、熊本(会場不明)。 |
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* [[8月17日]]、静岡駿府会館。 |
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* 8月、盛岡・岩手放送。大滝は、アンコールで観客から「(ソロの)<空飛ぶくじら>やれ!」と言われ、惨たんたる思いがしたという。 |
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* [[8月20日]]、“ジョイパーク野外コンサート”(10:00~、浜松・ジョイパーク四ツ池内ゴルフ場 共演:はちみつぱい、小坂忠、頭脳警察、フラワー・トラヴェリン・バンド、THE M、エディ藩、スピード・グルー & 陳信輝、友部正人、他)。 |
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* [[8月21日]]、大滝ソロ・アルバム『大滝詠一』ミックス・ダウン(目黒モウリスタジオ(1スタ))。 |
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* [[8月23日]]、大滝ソロ・アルバム『大滝詠一』ミックス・ダウン(目黒モウリスタジオ(1スタ))。 |
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* [[8月24日]]、FM東京。 |
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* [[8月25日]]、名古屋勤労会館。<抱きしめたい>、<はいからはくち>、<ちぎれ雲>(未発表曲)他を演奏。 |
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* [[8月29日]]、大阪厚生年金会館。 |
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* [[8月30日]]、徳島文化センター。解散決定前最後のステージ。 |
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* [[9月1日]]、大滝ソロ・レコーディング(目黒モウリスタジオ(2スタ))。 |
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* [[9月4日]]、ニッポン放送。 |
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* 9月、旅行で行くはずだった[[ロサンゼルス]]での、はっぴいえんどのレコーディングが決まる。 |
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* [[9月11日]]、大滝ソロ・レコーディング(目黒モウリスタジオ(2スタ))。 |
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* [[9月12日]]、大滝ソロ・レコーディング(目黒モウリスタジオ(2スタ))。 |
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* [[9月13日]]、ミーティング(目黒モウリスタジオ)。はっぴいえんどの解散が決定する。 |
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* [[9月16日]]、大滝ソロ・レコーディング。 |
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* [[9月20日]]、大滝ソロ・レコーディング。 |
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* [[9月22日]]、大滝ソロ・レコーディング。 |
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* [[9月24日]]、大滝ソロ・レコーディング。アルバム・ジャケット撮影。 |
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* [[9月25日]]、FM東京の番組収録。 |
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* [[9月26日]]、TBSラジオの番組収録。 |
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* [[9月27日]]、大滝、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[9月29日]]、大滝ソロ<おもい>、<五月雨>、<あつさのせい>レコーディング。 |
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* [[10月1日]]、大滝、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[10月2日]]、大滝、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。 |
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* [[10月3日]]、大滝ソロ・レコーディング完了。 |
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* [[10月4日]]、大滝ソロ・アルバムのカッティングに立ち会う。その後、アルバム・レコーディングのため羽田空港に集合(19:00)。細野、大滝、鈴木、松本の他、三浦光紀、山本隆士(『ヤングギター』編集長)、上村律夫(風都市スタッフ)らスタッフ5名。21:40空路、ロサンゼルスに出発(LAほかホノルルに滞在)。 |
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* 10月4日夕方、はっぴいえんど、ロサンゼルス着。滞在用に借りたハリウッドのアパートに移動。 |
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* [[10月5日]]、スタッフを含む全員でミーティング。細野と鈴木は曲を用意してきたが、ソロ・アルバムで曲を出し切った大滝はまったく曲が用意できていなかった。大滝は、細野や鈴木に「もっと作れば…」と言ったものの、結局作ることになった。 |
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* 10月5日、たまたま同じスタジオでアルバム『[[ディキシー・チキン]]』収録曲<トゥー・トレインズ>と<ディキシー・チキン>をレコーディング中だった[[リトル・フィート]]を見学<ref>細野と山本隆士がサンセット・サウンド・レコーダーズ、鈴木と大滝がクローヴァー・スタジオとそれぞれ異なる回想している。また、見学はLA到着直後とする山本に対し、細野や鈴木は、はっぴいえんどのレコーディング後とする証言も残しているため、複数回見学している可能性が考えられる。</ref>。 |
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* [[10月6日]]、朝、貸楽器屋から運搬された楽器がセッティングされ、細野 • 鈴木 • 松本の3人でリハーサル(サンセット・サウンド・レコーダーズ(2スタ))。 |
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* [[10月7日]]、レコーディング開始(10:00~、サンセット・サウンド・レコーダーズ(2スタ))。 |
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* [[10月12日]]、<田舎道>、<外はいい天気だよ>レコーディング(サンセット・サウンド・レコーダーズ(2スタ))。 |
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* [[10月12日]]、<さよならアメリカ さよならニッポン>レコーディング(サンセット・サウンド・レコーダーズ(2スタ))。[[ヴァン・ダイク・パークス]]がレコーディングに参加。 |
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* [[10月13日]]、ブラス・セクションを中心に、現地ミュージシャンによるダビング開始。ブラスのアレンジはカービー・ジョンソンが手がけた。 |
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* [[10月16日]]、レコーディングの合間に、はっぴいえんどのメンバーと[[ポコ (バンド)|ポコ]]の事務所を訪問。[[リッチー・フューレイ]]らと会う。山本隆士が同行。この会見の模様は後に雑誌『ヤングギター』1973年1月号に掲載された。 |
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* [[10月18日]]、レコーディング終了(サンセット・サウンド・レコーダーズ(2スタ))。 |
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* [[10月22日]]、サンフランシスコの日系人向けテレビ局KEMOの番組に出演。<田舎道>を演奏。 |
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* [[10月25日]]、はっぴいえんど、帰国。 |
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* 秋、細野、狭山市鵜木のアメリカ村に移住。 |
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* [[11月22日]]、“コンサート・コレクション・パート1”。(目黒・杉野講堂 共演:加川良、泉谷しげる、小坂忠)。松本欠席によりドラムスは林立夫が担当。 |
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* [[11月25日]]、大滝ソロ・アルバム『[[大瀧詠一 (アルバム)|大瀧詠一]]』発売。 |
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* 11月、細野、鈴木と林立夫から新バンドのベーシストとして誘われる。細野のソロ・アルバムのレコーディングに、鈴木 • 林 • 松任谷正隆の参加が決まる。 |
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* 12月、細野、ソロ・アルバムのレコーディングを狭山市鵜木の自宅で行うことが決まる。 |
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* 12月、大滝、三浦光紀と大阪高槻市の学園祭に“ごまのはえ”のコンサートを見に行き、[[伊藤銀次]]と意気投合。プロデュースの約束をする。 |
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* [[12月31日]]、はっぴいえんど、正式に解散。 |
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=== 1973年 === |
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* 2月25日、アルバム『HAPPY END』、シングル「[[さよならアメリカ さよならニッポン/無風状態]]」同時発売。 |
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* 1月、大滝、東京都福生市に引っ越す。 |
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* 5月25日、細野ソロ・アルバム『[[HOSONO HOUSE]]』発売。 |
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* [[2月15日]]、細野、ソロ・アルバムのレコーディング開始([[3月16日]]~まで)。機材が狭山市鵜木の自宅に運び込まれる。このレコーディング中、細野 • 鈴木 • 林 • 松任谷とのバンドが“キャラメル・ママ”と命名される。 |
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* 9月1日、[[ベスト・アルバム]]『[[CITY (はっぴいえんどのアルバム)|CITY ⁄ HAPPY END BEST ALBUM]]』発売。 |
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* [[2月16日]]、細野ソロ・アルバムのレコーディング。機材の設置とサウンド・チェック。音楽ライター北中正和が見学に訪れる(狭山市鵜木自宅)。 |
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* 9月21日、はっぴいえんどラスト・ライブ“CITY-Last Time Around”に出演。 |
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* [[2月17日]]、細野、ソロ・アルバムの本格的なレコーディング開始(13:00~18:00、狭山市鵜木自宅)。自宅でメンバーが合宿状態でレコーディングを行うことは、正味に使える時間が長いという利点とともに、一つ間違うとしまりなくダラダラやってしまう危険性を感じた細野は、レコーディング時間を1時から6時までと区切り、3日やったら1日休むことにした。 |
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* 9月25日、細野ソロ・シングル「恋は桃色/福は内鬼は外」発売。 |
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* [[2月25日]]、アルバム『[[HAPPY END (アルバム)|HAPPY END]]』、シングル<さよならアメリカ さよならニッポン>同時発売。 |
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* [[3月10日]]、細野、ソロ・アルバムのレコーディング。ホーン・セクションのダビング(13:00~18:00、狭山市鵜木自宅)。 |
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* [[3月11日]]、細野、ソロ・アルバムのミックス・ダウン(~12日2:00頃、狭山市鵜木自宅)。 |
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* [[3月12日]]、細野、ソロ・アルバムのレコーディング完了(狭山市鵜木自宅)。 |
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* 3月、細野、アルバム『HOSONO HOUSE』のためのフォト・セッションを野上眞宏と行う。(狭山・WORKSHOP MU!!)。 |
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* [[4月19日]]、細野、ソロ・アルバムのカッティングに立ち会う。吉野金次、北中正和らが同行(キングレコード埼玉工場)。 |
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* 4月、キャラメル・ママ、バンド活動の他にプロデュース・チームとしてヴォーカリストのバッキング活動も行う方針が固まる。 |
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* 春、[[松任谷由実|荒井由実]]のアルバム・レコーディングが決まり、[[アルファレコード]]社長[[村井邦彦]]のところに、風都市の石浦と[[キティ・レコード|キティ]]の[[多賀英典]]の両方からプロデュースの売り込みがあり、村井の判断でキャラメル・ママがレコーディングに参加することが決まる。 |
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* [[5月25日]]、細野ソロ・アルバム『[[HOSONO HOUSE]]』発売。 |
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* [[9月10日]]、ベスト・アルバム『CITY -はっぴいえんどベスト・アルバム』発売。 |
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* [[9月19日]]、キャラメル・ママ、リハーサル。 |
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* [[9月20日]]、はっぴいえんど、リハーサル(場所不明)。 |
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* [[9月21日]]、はっぴいえんどラスト・ライヴ“CITY -Last Time Around”([[文京公会堂]] 出演:大瀧詠一、ムーンライダース、ココナツ・バンク、西岡恭蔵、吉田美奈子、南佳孝 他)。ピアノで[[鈴木慶一]]が参加。<田舎道>、<氷雨月のスケッチ>、<夏なんです>、<はいからはくち>、<12月の雨の日>、<かくれんぼ>、<抱きしめたい>、<春よ来い>を演奏。後に『ライブ・はっぴいえんど』として発売<ref>1974年[[1月15日]]発売 BELLWOOD LP:OFL-20</ref>。 |
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* [[9月25日]]、細野ソロ・シングル「恋は桃色/福は内鬼は外」発売。 |
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=== 1974年 === |
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* |
* 1月15日、“CITY-Last Time Around”での模様を収録した[[ライブ・アルバム]]『[[ライブ!! はっぴいえんど]]』発売。 |
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* |
* 6月25日、編集盤『[[SINGLES (はっぴいえんどのアルバム)|SINGLES]]』発売。 |
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=== 1985年 === |
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* 6月15日、“[[国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW]]”に出演。 |
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*[[6月15日]]、“ALL TOGETHER NOW”([[国立競技場]])。再結成ライヴ。メドレー<12月の雨の日>~<風をあつめて>~<花いちもんめ>と<さよならアメリカ、さよならニッポン>を演奏。サポートとして、ワールド・スタンダード、[[ピチカート・ファイヴ]]、福原まりが参加。 |
|||
* 9月5日、“ALL TOGETHER NOW”での模様を収録したライブ・アルバム『[[THE HAPPY END]]』発売。 |
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* [[7月17日]]、記者会見。“はっぴいえんど宣言”を発表。 |
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* [[9月5日]]、“ALL TOGETHER NOW”での入場・音合わせから演奏後、退場するまでの一部始終を収録したライヴ・アルバム『[[THE HAPPY END]]』発売。 |
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=== 2015年 === |
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== ディスコグラフィー == |
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* 6月24日、松本隆の作詞家活動45周年記念[[トリビュート・アルバム]]『[[風街であひませう]]』発売。スペシャル・トラックとして松本と細野、鈴木の演奏で再レコーディングされた未発表曲「驟雨の街」を収録<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/music/news/146240 |title=松本隆トリビュートに細野晴臣、YUKI、マサムネ、小山田壮平ら参加 |work=[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]] |publisher=株式会社ナターシャ |date=2015-05-04 |accessdate=2020-05-05}}</ref>。 |
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=== シングル === |
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* 8月21日・22日、[[東京国際フォーラム]]で開催された松本隆作詞活動45周年記念コンサート『風街レジェンド2015』に松本、細野、鈴木が揃って出演<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/music/news/147147 |title=松本隆の作詞曲を豪華ゲスト&風街ばんどが実演!フォーラムで2日公演 |work=ナタリー |publisher=株式会社ナターシャ |date=2015-05-14 |accessdate=2020-05-05}}</ref>。 |
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;[[キングレコード|KING]] |
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# 12月の雨の日 ([[1971年]][[4月1日]]) - EP:BS-1366 ※両曲ともアルバムとは別ヴァージョン |
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#* 12月の雨の日 |
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#* はいからはくち |
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# 花いちもんめ (1971年[[12月10日]]) EP:BS-1467 |
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#* 花いちもんめ |
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#* 夏なんです |
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=== 2021年 === |
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;[[ベルウッド・レコード (オリジナル)|Bellwood]] ⁄ KING |
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* 11月5日・6日、松本隆作詞活動50周年記念オフィシャルプロジェクトの集大成ともいえるコンサート『風街オデッセイ2021』が[[日本武道館]]にて開催。細野、松本、鈴木の3人が36年ぶりに“はっぴいえんど”名義でステージに上がり3曲を演奏<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/music/news/443455 |title=はっぴいえんどと豪華ゲストが歌い紡ぐ、松本隆の50周年記念コンサートを日本武道館で2DAYS開催 |work=音楽ナタリー |publisher=株式会社ナターシャ |date=2021-09-02 |accessdate=2021-09-04}}</ref>。 |
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# さよならアメリカ さよならニッポン ([[1973年]][[2月25日]]) - EP:OF-10 |
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#* さよならアメリカ さよならニッポン |
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#* 無風状態 |
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== ディスコグラフィー == |
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;[[アングラ・レコード・クラブ|URC]] ⁄ [[EMIミュージック・ジャパン|TOSHIBA-EMI]] |
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=== シングル === |
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# [[あしたてんきになあれ]] ([[1999年]][[11月26日]]) - CD-S:TOCT-22045 |
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{|class="wikitable" style="font-size:90%;" |
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#* あしたてんきになあれ ※[[宝島社]]『[[smart (雑誌)|smart]]』CMソング |
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|+ |
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#* 風をあつめて |
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! # !! タイトル !! 発売日 !! 規格 !! [[規格品番|品番]] !! {{Nowrap|収録曲}} !! {{Nowrap|備考}} |
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#* あやか市の動物園(ライヴ・ヴァージョン) ※[[全日本フォークジャンボリー|第2回全日本フォークジャンボリー]]([[1970年]][[8月9日]])より |
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! colspan="7" style="background-color:##e6e6e6;"|[[キングレコード|KING]] |
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! rowspan="2"| 1 |
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| rowspan="2"| [[12月の雨の日/はいからはくち|'''12月の雨の日 / はいからはくち''']] || rowspan="2"| {{Start date|1971|4|1}} || rowspan="2"| {{Nowrap|7inch}} || rowspan="2"| BS-1366 || 12月の雨の日 || rowspan="2"| 両曲ともアルバムとは別ヴァージョン |
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| はいからはくち |
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! rowspan="2"| 2 |
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| rowspan="2"| [[花いちもんめ/夏なんです|'''花いちもんめ / 夏なんです''']] || rowspan="2"| {{Nowrap|{{Start date|1971|12|10}}}} || rowspan="2"| 7inch || rowspan="2"| BS-1467 || 花いちもんめ || rowspan="2"| 両曲とも[[スタジオ・アルバム|アルバム]]『[[風街ろまん]]』からのリカット |
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| 夏なんです |
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! colspan="7" style="background-color:##e6e6e6;"|[[ベルウッド・レコード|Bellwood]] ⁄ KING |
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! rowspan="2"| 3 |
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| rowspan="2"| [[さよならアメリカ さよならニッポン/無風状態|'''さよならアメリカ さよならニッポン / 無風状態''']] || rowspan="2"| {{Start date|1973|2|25}} || rowspan="2"| 7inch || rowspan="2"| OF-10 || さよならアメリカ さよならニッポン || rowspan="2"| 両曲ともアルバム『[[HAPPY END (アルバム)|HAPPY END]]』からのリカット |
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| 無風状態 |
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! colspan="7" style="background-color:##e6e6e6;"|[[アングラ・レコード・クラブ|URC]] ⁄ [[EMIミュージック・ジャパン|TOSHIBA-EMI]] |
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! rowspan="3"| 4 |
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| rowspan="3"| '''[[あしたてんきになあれ]]''' || rowspan="3"| {{Start date|1999|11|26}} || rowspan="3"| {{Center|CD}} || rowspan="3"| {{Nowrap|TOCT-22045}} || あしたてんきになあれ || {{unbulleted list|[[宝島社]]『[[smart (雑誌)|smart]]』CMソング|アルバム『風街ろまん』からのリカット}} |
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| [[風をあつめて (はっぴいえんどの曲)|風をあつめて]] || アルバム『風街ろまん』からのリカット |
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| あやか市の動物園(ライブ・ヴァージョン) || [[全日本フォークジャンボリー|第2回全日本フォークジャンボリー]]({{Start date|1970|8|9}})より |
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=== オリジナル・アルバム === |
=== オリジナル・アルバム === |
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;URC |
; URC |
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# [[はっぴいえんど (アルバム)|はっぴいえんど]] |
:# [[はっぴいえんど (アルバム)|'''はっぴいえんど''']]([[1970年]][[8月5日]])- LP:URL-1015 |
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# [[風街ろまん]] |
:# '''[[風街ろまん]]'''([[1971年]][[11月20日]])- LP:URG-4009 |
||
:<!-- バグ回避。「Help:箇条書き」を参照。 --> |
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;Bellwood ⁄ KING |
; Bellwood ⁄ KING |
||
# [[HAPPY END (アルバム)|HAPPY END]] |
:# [[HAPPY END (アルバム)|'''HAPPY END''']]([[1973年]][[2月25日]])- LP:OFL-8 |
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=== ベスト・アルバム === |
=== ベスト・アルバム === |
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;Bellwood ⁄ KING |
; Bellwood ⁄ KING |
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# CITY |
:# [[CITY (はっぴいえんどのアルバム)|'''CITY ⁄ HAPPY END BEST ALBUM''']]([[1973年]][[9月1日]])- LP:OFL-15 |
||
:#*コーラスに[[小坂忠]]参加の「はいからはくち」の別ヴァージョン、[[第3回全日本フォークジャンボリー]]のライブ音源の「かくれんぼ」を収録。 |
|||
# [[SINGLES (はっぴいえんどのアルバム)|SINGLES]] ([[1974年]][[6月25日]]) - LP:OFL-26 |
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=== 編集盤 === |
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#: A面に大瀧詠一と細野晴臣それぞれのシングル、B面にはっぴいえんどのシングル曲を集めたベストアルバム。 |
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# [[SINGLES (はっぴいえんどのアルバム)|'''SINGLES''']]([[1974年]][[6月25日]])- LP:OFL-26 |
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#* A面に大瀧詠一と細野晴臣それぞれのシングル、B面にはっぴいえんどのシングル曲を集めた編集盤。 |
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# '''はっぴいえんど & 風街ろまん'''([[1986年]][[3月30日]]) |
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#* 『はっぴいえんど』と『風街ろまん』全曲を一枚のCDに収めた、2 in 1のCD。 |
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=== ライブ・アルバム === |
=== ライブ・アルバム === |
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# ライブ |
# '''[[ライブ!! はっぴいえんど]]'''({{Start date|1974|1|15}})- Bellwood ⁄ KING LP:OFL-20 |
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# |
#* {{Start date|1973|9|21}}に[[文京公会堂]]で行われた“CITY -LAST TIME AROUND”での模様を収録した、1970年代に発表された唯一のライブ盤。前年の時点でバンドは既に解散していたので、一時的な再編という色合いが濃い。三部構成だったイベントの出演者のうち、はっぴいえんどのメンバーがプロデュースを務め、風都市(音楽事務所)がこれから売り出そうとする[[吉田美奈子]]、[[南佳孝]]、[[ムーンライダーズ|ムーンライダース]]、ココナツ・バンクの曲は、同日発売の[[ライブ・アルバム]]『[[1973.9.21 SHOW BOAT 素晴しき船出]]』<ref group="注釈" name="show_boat">V.A.『[[1973.9.21 SHOW BOAT 素晴しき船出]]』 {{Start date|1974|1|15}}発売 SHOW BOAT ⁄ [[アートユニオン|TRIO]] LP:3A-1014</ref> に収録された。 |
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# [[THE HAPPY END]] |
# '''[[THE HAPPY END]]'''(LP:[[1985年]][[9月5日]] CT:1985年[[11月3日]])- [[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|CBS/SONY]] LP:18AH-1933, CT:18KH-11755 |
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# |
#* {{Start date|1985|6|15}}[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場|国立競技場]]で行われたイベント“[[国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW|ALL TOGETHER NOW]]”での再結成ライブを収録。LPは45回転盤。初回特典として7/12はっぴいえんど宣言や6/15再結成ライブの座談会などが収録されている24ページのブックレット「THE HAPPY END パンフレット」を同封。 |
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# はっぴいえんど GREEEATEST LIVE! ON STAGE |
# '''はっぴいえんど GREEEATEST LIVE! ON STAGE'''(1986年7月15日) |
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#* 「[[ロック叛乱祭]]」(1970年4月12日)、「第3回全日本フォークジャンボリー」(1971年8月7日)、「[[加橋かつみ]]コンサート」(1971年4月14日)での演奏を収録。 |
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# はっぴいえんど LIVE ON STAGE |
# '''はっぴいえんど LIVE ON STAGE'''(1989年8月25日) |
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# |
#* CDでのみ発売。「第2回全日本フォークジャンボリー」(1970年8月9日)、「ロック・アウト・ロック・コンサート」(1971年8月21日)、「加橋かつみコンサート」(1971年4月14日)、「第3回全日本フォーク・ジャンボリー」(1971年8月7日)での演奏を収録。 |
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=== ボックス・セット === |
=== ボックス・セット === |
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# '''はっぴいえんど〜HAPPY END'''(1993年5月25日) |
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#* レコード各社共同企画の“ソングライター・ルネッサンス”の一環として発売された4枚組ボックス・セット。ライブも含めたオリジナル・アルバム4作とブックレット付き。その内『風街ろまん』『HAPPY END』の2枚は、[[吉野金次]]によるオリジナル・マルチトラック・マザー・テープを使用したリミックス盤で、発売当時、物議を醸した。またこのリミックス盤については、その内の数曲が細野のボックス・セット『HOSONO BOX 1969-2000』に収録されたのみで以後、再発売されていない。 |
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# '''[[はっぴいえんどBOX]]'''(2004年3月31日) |
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#* オリジナル・アルバム『[[はっぴいえんど (アルバム)|はっぴいえんど]]』『[[風街ろまん]]』『[[HAPPY END]]』、ライブアルバム『[[ライブ!! はっぴいえんど]]』『[[THE HAPPY END]]』と、はっぴいえんどがバックで演奏を務めた楽曲を集めた『バッキング音源集』、未発表ライブ音源を多数収録した『ライブ・ヒストリーVOL.1』『同VOL.2』がセットになったボックス・セット。 |
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* はっぴいえんどBOX (2004年3月31日) |
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# '''[[はっぴいえんどマスターピース]]'''(2014年12月26日) |
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*: ボックスセット。オリジナル・アルバム『[[はっぴいえんど (アルバム)|はっぴいえんど]]』『[[風街ろまん]]』『[[HAPPY END]]』、ライブアルバム『ライブ・はっぴいえんど』『[[THE HAPPY END]]』と、はっぴいえんどがバックで演奏を務めた楽曲を集めた『バッキング音源集』、未発表ライブ音源を多数収録した『ライブ・ヒストリーvol. 1』『同vol. 2』がセットになっている。 |
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#* URCレコードより発売したオリジナル・アルバム『はっぴいえんど』と『風街ろまん』のアナログ・マスターからのダイレクト・カッティングによるアナログ完全復刻盤に加え、メンバー公認でデジタル・リマスタリングしたCDを付属したボックス・セット。94k 24bitの[[ハイレゾリューションオーディオ|ハイレゾ音源]]を期間中ダウンロードできるダウンロード・カード、当時のレコーディング資料や、[[野上眞宏]]所蔵の写真等を掲載した資料集、松本隆作詞ノート・レプリカを併せて収納。 |
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# '''[[岡林信康withはっぴいえんど 7インチBOX]]'''(2018年7月25日) |
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#* はっぴいえんどが[[岡林信康]]と共にURC時代にリリースしたシングル盤を収納した限定7インチBOXセット。ボーナス・レコードとして、岡林との最後のスタジオ録音となった「私たちの望むものは」を加えた6枚組。 |
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== 関連作品 == |
== 関連作品 == |
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* |
* はっぴいえんど(1983年6月) |
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** [[センチメンタル・シティ・ロマンス]]による[[カバー]]・アルバム<ref group="注釈">ファースト・アルバム『センチメンタル・シティ・ロマンス』(1975年)では細野がチーフ・オーディエンスとしてクレジットされている。</ref>。 |
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*: [[渡辺満里奈]]「空いろのくれよん」など、[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|SME]]所属アーティストによるカバーを収録。ジャケットのイラストは、[[つげ義春]]の短編漫画「[[紅い花]]」の主人公キクチサヨコ。2010年12月15日にボーナスディスクを追加した2枚組CD「はっぴいえんどに捧ぐ +」として再々発。[[吉田美奈子]]、[[矢野顕子]]、[[清水ミチコ]]、[[太田裕美]]、[[ピチカート・ファイヴ]]、[[小坂忠]]、[[葡萄畑]]などがライヴでカバーした曲を追加収録。[[ブルースペックCD]]仕様。 |
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* |
* はっぴいえんどに捧ぐ(1993年9月9日、再発:2004年11月3日、再々発:2010年12月15日) |
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** [[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|SME]]所属アーティストによるカバーを収録。ジャケットのイラストは、[[つげ義春]]の短編漫画『[[紅い花]]』の主人公キクチサヨコ。2010年12月15日にボーナス・ディスクを追加した2枚組CD『はっぴいえんどに捧ぐ +』として再々発。[[吉田美奈子]]、[[矢野顕子]]、[[清水ミチコ]]、[[太田裕美]]、[[ピチカート・ファイヴ]]、[[小坂忠]]、[[葡萄畑]]などがライブでカバーした曲を追加収録。[[ブルースペックCD]]仕様。 |
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* '''はっぴいえんどかばあぼっくす''' (2002年5月31日) |
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* [[佐野史郎]]とライスカレー(2001年12月5日) |
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*: 5枚組CDボックスセット。はっぴいえんどが現役当時に発表した3枚のスタジオアルバムと1枚のライヴアルバムを、[[山本精一]]、[[大友良英]]などの様々なアーティストが全曲カバーしている(参加アーティストの多くは、本ボックス発売元のOZ discに所属)。さらにボックスセット収録の未発表曲までカバーされている。ライヴアルバム「ライブ・はっぴいえんど」のカヴァーについては、1973年9月21日に行われたライヴ「CITY - LAST TIME AROUND」を、2002年1月10日に同じ文京公会堂(現:文京シビックホール)にて完全再現またはカバーを行っている。ライヴアルバムに未収録となっている「CITY - LAST TIME AROUND」参加アーティストの曲もカバーされている。それらのカバーは「-はっぴいえんどかばあぼっくす外伝-素晴らしき船出かな」に収録されている。ボックスには収蔵されていない。また、「レア・トラックス」と題されたボーナスCDには、はっぴいえんどが当時ライヴで演奏していた曲のカバーが収録されている。Oz discで予約注文および注文を行うと、はっぴいえんどのシングル3枚をカバーしたアナログシングル盤3枚と、ベスト盤「CITY」のカヴァーを収録したCD-Rが特典として配布された。 |
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**はっぴいえんどの未発表曲、「ちぎれ雲」(作詞:松本隆、作曲:鈴木茂)を収録(初収録)、鈴木茂参加。 |
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*'''CITY COVER BOOK'''(2010年12月15日) |
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* [[HAPPY END PARADE|HAPPY END PARADE〜tribute to はっぴいえんど〜]](2002年5月22日) |
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*:はっぴいえんどのベストアルバム「CITY」を丸ごとカヴァーしたアルバム。[[泉谷しげる]]、[[和田アキ子]]、[[センチメンタル・シティ・ロマンス]]、[[ジム・オルーク]]、[[カヒミ・カリィ]]、[[栗コーダーカルテット]]などによるカバーを収録。 |
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* はっぴいえんどかばあぼっくす(2002年5月31日) |
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** 5枚組CDボックス・セット。はっぴいえんどが発表した3枚のスタジオ・アルバムと1枚のライブ・アルバム全曲を、本ボックス発売元のOZ disc所属アーティストを中心に、様々なアーティストがカバー。さらにボックス・セット収録の未発表曲までカバーされている。ライブ・アルバム『ライブ・はっぴいえんど』のカバーについては、1973年9月21日に行われたライブ「CITY - LAST TIME AROUND」を、2002年1月10日に同じ[[文京シビックホール]]にて完全再現またはカバーが行なわれた。ライブ・アルバム未収録の「CITY - LAST TIME AROUND」参加アーティストの曲もカバー。それらは『-はっぴいえんどかばあぼっくす外伝-素晴らしき船出かな』に収録され、ボックスには未収録。また、「レア・トラックス」と題されたボーナスCDには、はっぴいえんどが当時ライブで演奏していた曲のカバーが収録されている。Oz discで予約注文および注文を行うと、はっぴいえんどのシングル3枚をカバーしたアナログシングル盤3枚と、ベスト盤『CITY』のカバーを収録したCD-Rが特典として配布された。 |
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*: [[センチメンタル・シティ・ロマンス]]による[[カバー]]・アルバム<ref>ファースト・アルバム『センチメンタル・シティ・ロマンス』(1975年)では細野がチーフ・オーディエンスとしてクレジットされている。</ref>。 |
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* 風街クロニクル 〜another side of happy end〜(2004年11月3日、MHCL-427) |
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* '''ひっぴいえんど'''(2009年2月18日、CD+DVD:COZP-354【初回限定盤】,CD:COCP-35382【通常盤】) |
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** 解散後に細野・大瀧・鈴木のいずれかが作曲、松本が作詞を手掛けた各メンバーのソロ、他者提供曲、カバーなどを収録した2枚組コンピレーション・アルバム。 |
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*: [[加藤和彦]]と[[坂崎幸之助]]のユニット「[[和幸 (ユニット)|和幸]]」(かずこう)の2枚目のアルバム。はっぴいえんどのバンド名や曲名、アルバム名をもじった「ひっぴいえんど」、「タイからパクチ」、「ナスなんです」、「あたし元気になれ」、「花街ロマン」が収録されている。 |
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* ひっぴいえんど(2009年2月18日、CD+DVD:COZP-354【初回限定盤】、CD:COCP-35382【通常盤】) |
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** [[加藤和彦]]と[[坂崎幸之助]]のユニット「[[和幸 (ユニット)|和幸]]」(かずこう)のセカンド・アルバム。はっぴいえんどのバンド名や曲名、アルバム名をもじった曲を収録。 |
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* CITY COVER BOOK(2010年12月15日) |
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** ベスト・アルバム『CITY』全収録曲をカバーしたアルバム。 |
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* SKYE(2021年10月27日〈CD〉、11月10日〈LP〉) |
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** 鈴木茂、小原礼、林立夫、松任谷正隆のバンド「[[SKYE]]」がリリースしたアルバム。はっぴいえんどの未発表曲『ちぎれ雲』(作詞:松本隆、作曲:鈴木茂)を収録<ref>{{Cite web|和書|url=https://tower.jp/article/feature_item/2021/09/13/0704?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=yss&utm_term=s11&yclid=YSS.1000425119.EAIaIQobChMI0aaB5KWYggMVzFgPAh2dIgdgEAAYAyAAEgL_p_D_BwE|title=SKYE(鈴木茂、小原礼、林立夫、松任谷正隆)|デビューアルバム『SKYE』CDが10月27日、アナログ盤が11月10日発売|website=TOWER RECORDS ONLINE|publisher=タワーレコード|data=2021-09-13|accessdate=2023-10-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.asahi.com/articles/DA3S15776607.html?iref=pc_rensai_long_693_article|title=(書きかけの…:24)純粋な気持ち、昔なじみと曲に 松本隆|website= 朝日新聞デジタル|publisher=朝日新聞|date=2023-10-28|accessdate=2023-10-28}}</ref>。 |
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== |
== 出演 == |
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* TDKトップ・オブ・ジャパン([[エフエム東京]]) |
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* [[小坂忠]] |
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* [[鈴木慶一]] |
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== 書籍 == |
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* [[ティン・パン・アレー (バンド)|ティン・パン・アレイ]] |
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* はっぴいえんど伝説―細野晴臣・大滝詠一・松本隆・鈴木茂の世界([[1983年]]1月1日、八曜社、著:[[萩原健太]]) |
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* [[ハックルバック]] |
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* 定本はっぴいえんど([[1986年]]12月1日、SFC音楽出版、共著:[[大川俊昭]]・[[高護]]) |
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* [[日本語ロック論争]] |
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* はっぴいえんどコンプリート([[2008年]]3月20日、株式会社[[シンコーミュージック・エンタテイメント]]、監修:[[木村ユタカ]]) |
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* [[ニュー・ロック (音楽)|ニュー・ロック]] |
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* [[野上眞宏]] 写真集『ゆでめん』({{Start date|2021|8|5}}、株式会社[[ミュージック・マガジン]]、{{ISBN2|978-4943959359}}){{Ndash}} 『ゆでめん』の通称で知られるアルバム『はっぴいえんど』のレコーディングに密着した野上眞宏が、新しい音楽の創造と向き合うメンバーの姿をファインダー越しに記録した写真集。監修・鈴木茂<ref name="item_5217930">{{Cite web|和書|url=https://tower.jp/item/5217930/ |title=野上眞宏/野上眞宏 写真集 『ゆでめん』 |work=TOWER RECORDS ONLINE |publisher=[[タワーレコード#タワーレコード株式会社(日本フランチャイジー)|タワーレコード株式会社]] |language=ja-p |date= |accessdate=2021-08-12}}</ref>。 |
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<!--* [[WORKSHOP MU!!]]--> |
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* はっぴいえんどの原像(2023年1月20日〈予定〉、[[リットーミュージック]]、共著:[[サエキけんぞう]]・[[篠原章]]) |
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* [[奥村靫正]] |
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<!--* [[野上眞宏]]--> |
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* [[吉野金次]] |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
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=== 注釈 === |
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=== 出典 === |
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== 関連項目 == |
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* [[日本語ロック論争]] |
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* [[ニュー・ロック (音楽)]]<!--* [[WORKSHOP MU!!]]--> |
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* [[佐野史郎]] - 俳優。はっぴいえんどの大ファン。ライブを見に行ったり、所有するLPにメンバーからサインを書いて貰う等リアルタイムで接していた。細野と「細野晴臣イエローマジックショー」にて共演を果たす。 |
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* [[松田聖子]] - はっぴいえんどのメンバー全員から楽曲提供を受けた唯一のアイドルy歌手。 |
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== 外部リンク == |
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; SonyMusic |
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:* {{URL |1=https://www.sonymusic.co.jp/artist/HappyEnd/ |2=はっぴいえんど}} {{Ndash}} ソニー・ミュージック内のアーティストページ |
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:<!-- バグ回避。「Help:箇条書き」を参照。 --> |
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; KING RECORDS |
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:* {{URL |1=https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=11394 |2=はっぴいえんど}} {{Ndash}} キングレコード内のアーティストページ |
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: |
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; その他 |
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:* {{Discogs artist|type=ja|145186|name=Happy-End}} |
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{{はっぴいえんど}} |
{{はっぴいえんど}} |
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{{細野晴臣}} |
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{{大瀧詠一}} |
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{{デフォルトソート:はつひいえんと}} |
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[[Category:はっぴいえんど|*]] |
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[[Category:日本のロック・バンド]] |
[[Category:日本のロック・バンド]] |
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[[Category:日本のフォークグループ]] |
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[[Category:サイケデリック・ロック・バンド]] |
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[[Category:フォーク・ロック・バンド]] |
[[Category:フォーク・ロック・バンド]] |
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[[Category:1969年に結成した音楽グループ]] |
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[[Category:1972年に解散した音楽グループ]] |
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[[de:Happy End (Band)]] |
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[[Category:1973年に再結成した音楽グループ]] |
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[[en:Happy End (band)]] |
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[[Category:1985年に再結成した音楽グループ]] |
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[[fr:Happy End (groupe)]] |
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[[Category:松本隆]] |
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[[ko:해피엔드 (밴드)]] |
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[[sv:Happy End (musikgrupp)]] |
2024年12月15日 (日) 20:18時点における最新版
はっぴいえんど | |
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別名 | ヴァレンタイン・ブルー(旧名) |
出身地 | 日本・東京都千代田区 |
ジャンル | |
活動期間 |
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レーベル | |
事務所 |
|
共同作業者 | |
メンバー |
はっぴいえんど(英語: HAPPY END)は、1970年代前半に活動した日本のロックバンド。細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂によって結成された。日本語ロック史の草創期に活動したグループの一つ。
概要
[編集]バンドの作詞担当だった松本隆が、ダブルミーニング等の技法を駆使した歌詞をつくり、大瀧詠一と細野晴臣が曲にのせる事で日本語ロックを構築した。第2回全日本フォークジャンボリー、第3回全日本フォークジャンボリーにも出演した。
松本は後年、ジャックスの楽曲「からっぽの世界」の歌詞に影響を受けたことを公言し「この曲がなければ『はっぴいえんど』はなかったかもしれない」という趣旨の発言をしている[2]。
細野は、メンバーは宮沢賢治に影響を受けており、その世界観がバンドの音楽性にも影響を与えていると述べている[3]。
サウンド面においては、アメリカのバッファロー・スプリングフィールドなどの影響を受けていた[4]。もっとも1960年代末から1970年代初頭には、日本でもすでにハードロックやプログレッシブ・ロックが注目されていたが、1970年の洋楽専門雑誌では特集で彼らが回顧されていた。しかし、ブリティッシュロックが人気だった当時の日本でフォークソングやフォークロックの音楽性を標榜したのは、「日本のロック」を作るためにはアメリカのロックをやらなければならないという考えがあったためで、また細野がアメリカ音楽の影響を強く受けていたこともある。当初、大瀧詠一と細野晴臣は音楽性を重視していたため、ロックに日本語の歌詞を付けるという松本の提案に反対した。
はっぴいえんどが取った方向性やその音楽性は、後に続く日本のロックバンドに大きな影響を与え、乱魔堂、センチメンタル・シティ・ロマンス等の後継者を生んだ。また松本が長らく作詞を担当した松田聖子の曲は大瀧・細野・鈴木が作曲した曲が数多くあり、はっぴいえんどの方向性や音楽性は松田にも受け継がれている。
遠藤賢司、岡林信康、加川良、高田渡、小坂忠らのバックバンドとしても、コンサートやスタジオ録音等を行っている。
バンド初期には、後にムーンライダーズを結成する鈴木慶一がサポート(ギター&コーラス)で参加していた。メンバー入りが検討され、また鈴木自身も加入を希望したが、最終的には見送られた。その後、1973年のラスト・ライブにもはっぴいえんどのサポート(ピアノ)で参加している[5][6][7][8][9][10](なお、このライブに前座で出演した「ムーンライダーズ」は、鈴木が1975年に始動させるムーンライダーズとは同名異バンドであり、この時点で鈴木は参加していない)。また、バンド末期の1972年には、短期間ながらベーシストとして野地義行(元ブルース・クリエイション)が参加していたこともあった[11][12][13]。
代表曲の「風をあつめて」は、2003年のアメリカ映画『ロスト・イン・トランスレーション』と2009年の日本映画『おと・な・り』の他、漫画『うみべの女の子』でそれぞれ取り上げられた。
2013年12月30日、メンバーだった大瀧が自宅で夕食後、リンゴを食べている最中に倒れ、解離性動脈瘤により死去。葬儀には細野、鈴木、松本が参列し、出棺時には3人が棺を担いだ。
2021年11月5日・6日、松本隆作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト『風街オデッセイ2021』と冠したコンサートが日本武道館にて開催され、細野、松本、鈴木の3人が36年ぶりに“はっぴいえんど”として出演[14]。「花いちもんめ」「12月の雨の日」「風をあつめて」の3曲を演奏した。
メンバー
[編集]- 細野晴臣(ほその はるおみ 1947年7月9日 - ) - ボーカル、ベース、ギター、キーボード、作曲
- 大瀧詠一(おおたき えいいち 1948年7月28日 - 2013年12月30日) - ボーカル、ギター、作曲
- 松本隆(まつもと たかし 1949年7月16日 - ) - ドラムス、パーカッション、作詞
- 東京都港区青山出身。
- 鈴木茂(すずき しげる 1951年12月20日 - ) - ギター、ボーカル、作曲
- 東京都世田谷区出身。
年表
[編集]1969年
[編集]- 3月、“エイプリル・フール”結成。
- 9月、はっぴいえんどの前身“ヴァレンタイン・ブルー”結成。
- 9月27日、エイプリル・フール、アルバム『APRYL FOOL』発売。
- 10月、エイプリル・フール解散。
- 10月28日、ヴァレンタイン・ブルー、デビュー・ライブとなる“ロックはバリケードをめざす”(全電通ホール)に出演。
1970年
[編集]- 3月、ヴァレンタイン・ブルー、バンド名を“はっぴいえんど”に改名。
- 3月6日、遠藤賢司『niyago』レコーディングに参加。
- 3月23日、岡林信康『岡林信康アルバム第二集 見るまえに跳べ』レコーディングに参加。
- 4月、アルバム『はっぴいえんど』レコーディング。
- 4月12日、“ロック叛乱祭”に出演(文京公会堂)。
- 8月5日、アルバム『はっぴいえんど』発売。
- 8月8日、“第2回全日本フォークジャンボリー”出演。
- 10月、岡林とのコンサート・ツアー開始。
- 12月1日、“岡林信康コンサート”をライヴ録音。
1971年
[編集]- 1月16日、高田渡『ごあいさつ』レコーディングに参加。
- 4月1日、シングル「12月の雨の日/はいからはくち」発売。
- 4月10日、加川良『教訓』レコーディングに参加。
- 4月14日、“加橋かつみコンサート”出演。
- 5月7日、アルバム『風街ろまん』レコーディング開始。
- 8月7日、“第3回全日本フォークジャンボリー”出演。
- 8月21日、“ロックアウト・ロック・コンサート”出演。
- 11月20日、アルバム『風街ろまん』発売。
- 12月10日、シングル「花いちもんめ/夏なんです」、大瀧ソロ・シングル「恋の汽車ポッポ/それはぼくじゃないよ」同時発売。
1972年
[編集]- 5月6日、“第2回春一番コンサート”出演。
- 6月25日、大瀧、ソロ・シングル「空飛ぶくじら/五月雨」発売。
- 7月1日、“ラスト・はっぴいえんどツアー”開始。
- 10月、渡米してロサンゼルスでアルバム『HAPPY END』をレコーディング。
- 11月25日、大瀧、ソロ・アルバム『大瀧詠一』発売。
- 12月31日、はっぴいえんど、正式解散。
1973年
[編集]- 2月25日、アルバム『HAPPY END』、シングル「さよならアメリカ さよならニッポン/無風状態」同時発売。
- 5月25日、細野ソロ・アルバム『HOSONO HOUSE』発売。
- 9月1日、ベスト・アルバム『CITY ⁄ HAPPY END BEST ALBUM』発売。
- 9月21日、はっぴいえんどラスト・ライブ“CITY-Last Time Around”に出演。
- 9月25日、細野ソロ・シングル「恋は桃色/福は内鬼は外」発売。
1974年
[編集]- 1月15日、“CITY-Last Time Around”での模様を収録したライブ・アルバム『ライブ!! はっぴいえんど』発売。
- 6月25日、編集盤『SINGLES』発売。
1985年
[編集]- 6月15日、“国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW”に出演。
- 9月5日、“ALL TOGETHER NOW”での模様を収録したライブ・アルバム『THE HAPPY END』発売。
2015年
[編集]- 6月24日、松本隆の作詞家活動45周年記念トリビュート・アルバム『風街であひませう』発売。スペシャル・トラックとして松本と細野、鈴木の演奏で再レコーディングされた未発表曲「驟雨の街」を収録[15]。
- 8月21日・22日、東京国際フォーラムで開催された松本隆作詞活動45周年記念コンサート『風街レジェンド2015』に松本、細野、鈴木が揃って出演[16]。
2021年
[編集]- 11月5日・6日、松本隆作詞活動50周年記念オフィシャルプロジェクトの集大成ともいえるコンサート『風街オデッセイ2021』が日本武道館にて開催。細野、松本、鈴木の3人が36年ぶりに“はっぴいえんど”名義でステージに上がり3曲を演奏[17]。
ディスコグラフィー
[編集]シングル
[編集]# | タイトル | 発売日 | 規格 | 品番 | 収録曲 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
KING | ||||||
1 | 12月の雨の日 / はいからはくち | 1971年4月1日 | 7inch | BS-1366 | 12月の雨の日 | 両曲ともアルバムとは別ヴァージョン |
はいからはくち | ||||||
2 | 花いちもんめ / 夏なんです | 1971年12月10日 | 7inch | BS-1467 | 花いちもんめ | 両曲ともアルバム『風街ろまん』からのリカット |
夏なんです | ||||||
Bellwood ⁄ KING | ||||||
3 | さよならアメリカ さよならニッポン / 無風状態 | 1973年2月25日 | 7inch | OF-10 | さよならアメリカ さよならニッポン | 両曲ともアルバム『HAPPY END』からのリカット |
無風状態 | ||||||
URC ⁄ TOSHIBA-EMI | ||||||
4 | あしたてんきになあれ | 1999年11月26日 | CD |
TOCT-22045 | あしたてんきになあれ | |
風をあつめて | アルバム『風街ろまん』からのリカット | |||||
あやか市の動物園(ライブ・ヴァージョン) | 第2回全日本フォークジャンボリー(1970年8月9日 )より |
オリジナル・アルバム
[編集]- URC
- Bellwood ⁄ KING
ベスト・アルバム
[編集]- Bellwood ⁄ KING
-
- CITY ⁄ HAPPY END BEST ALBUM(1973年9月1日)- LP:OFL-15
- コーラスに小坂忠参加の「はいからはくち」の別ヴァージョン、第3回全日本フォークジャンボリーのライブ音源の「かくれんぼ」を収録。
- CITY ⁄ HAPPY END BEST ALBUM(1973年9月1日)- LP:OFL-15
編集盤
[編集]- SINGLES(1974年6月25日)- LP:OFL-26
- A面に大瀧詠一と細野晴臣それぞれのシングル、B面にはっぴいえんどのシングル曲を集めた編集盤。
- はっぴいえんど & 風街ろまん(1986年3月30日)
- 『はっぴいえんど』と『風街ろまん』全曲を一枚のCDに収めた、2 in 1のCD。
ライブ・アルバム
[編集]- ライブ!! はっぴいえんど(1974年1月15日 )- Bellwood ⁄ KING LP:OFL-20
- THE HAPPY END(LP:1985年9月5日 CT:1985年11月3日)- CBS/SONY LP:18AH-1933, CT:18KH-11755
- 1985年6月15日国立競技場で行われたイベント“ALL TOGETHER NOW”での再結成ライブを収録。LPは45回転盤。初回特典として7/12はっぴいえんど宣言や6/15再結成ライブの座談会などが収録されている24ページのブックレット「THE HAPPY END パンフレット」を同封。
- はっぴいえんど GREEEATEST LIVE! ON STAGE(1986年7月15日)
- はっぴいえんど LIVE ON STAGE(1989年8月25日)
- CDでのみ発売。「第2回全日本フォークジャンボリー」(1970年8月9日)、「ロック・アウト・ロック・コンサート」(1971年8月21日)、「加橋かつみコンサート」(1971年4月14日)、「第3回全日本フォーク・ジャンボリー」(1971年8月7日)での演奏を収録。
ボックス・セット
[編集]- はっぴいえんど〜HAPPY END(1993年5月25日)
- レコード各社共同企画の“ソングライター・ルネッサンス”の一環として発売された4枚組ボックス・セット。ライブも含めたオリジナル・アルバム4作とブックレット付き。その内『風街ろまん』『HAPPY END』の2枚は、吉野金次によるオリジナル・マルチトラック・マザー・テープを使用したリミックス盤で、発売当時、物議を醸した。またこのリミックス盤については、その内の数曲が細野のボックス・セット『HOSONO BOX 1969-2000』に収録されたのみで以後、再発売されていない。
- はっぴいえんどBOX(2004年3月31日)
- オリジナル・アルバム『はっぴいえんど』『風街ろまん』『HAPPY END』、ライブアルバム『ライブ!! はっぴいえんど』『THE HAPPY END』と、はっぴいえんどがバックで演奏を務めた楽曲を集めた『バッキング音源集』、未発表ライブ音源を多数収録した『ライブ・ヒストリーVOL.1』『同VOL.2』がセットになったボックス・セット。
- はっぴいえんどマスターピース(2014年12月26日)
- 岡林信康withはっぴいえんど 7インチBOX(2018年7月25日)
- はっぴいえんどが岡林信康と共にURC時代にリリースしたシングル盤を収納した限定7インチBOXセット。ボーナス・レコードとして、岡林との最後のスタジオ録音となった「私たちの望むものは」を加えた6枚組。
関連作品
[編集]- はっぴいえんど(1983年6月)
- センチメンタル・シティ・ロマンスによるカバー・アルバム[注釈 2]。
- はっぴいえんどに捧ぐ(1993年9月9日、再発:2004年11月3日、再々発:2010年12月15日)
- 佐野史郎とライスカレー(2001年12月5日)
- はっぴいえんどの未発表曲、「ちぎれ雲」(作詞:松本隆、作曲:鈴木茂)を収録(初収録)、鈴木茂参加。
- HAPPY END PARADE〜tribute to はっぴいえんど〜(2002年5月22日)
- はっぴいえんどかばあぼっくす(2002年5月31日)
- 5枚組CDボックス・セット。はっぴいえんどが発表した3枚のスタジオ・アルバムと1枚のライブ・アルバム全曲を、本ボックス発売元のOZ disc所属アーティストを中心に、様々なアーティストがカバー。さらにボックス・セット収録の未発表曲までカバーされている。ライブ・アルバム『ライブ・はっぴいえんど』のカバーについては、1973年9月21日に行われたライブ「CITY - LAST TIME AROUND」を、2002年1月10日に同じ文京シビックホールにて完全再現またはカバーが行なわれた。ライブ・アルバム未収録の「CITY - LAST TIME AROUND」参加アーティストの曲もカバー。それらは『-はっぴいえんどかばあぼっくす外伝-素晴らしき船出かな』に収録され、ボックスには未収録。また、「レア・トラックス」と題されたボーナスCDには、はっぴいえんどが当時ライブで演奏していた曲のカバーが収録されている。Oz discで予約注文および注文を行うと、はっぴいえんどのシングル3枚をカバーしたアナログシングル盤3枚と、ベスト盤『CITY』のカバーを収録したCD-Rが特典として配布された。
- 風街クロニクル 〜another side of happy end〜(2004年11月3日、MHCL-427)
- 解散後に細野・大瀧・鈴木のいずれかが作曲、松本が作詞を手掛けた各メンバーのソロ、他者提供曲、カバーなどを収録した2枚組コンピレーション・アルバム。
- ひっぴいえんど(2009年2月18日、CD+DVD:COZP-354【初回限定盤】、CD:COCP-35382【通常盤】)
- CITY COVER BOOK(2010年12月15日)
- ベスト・アルバム『CITY』全収録曲をカバーしたアルバム。
- SKYE(2021年10月27日〈CD〉、11月10日〈LP〉)
出演
[編集]- TDKトップ・オブ・ジャパン(エフエム東京)
書籍
[編集]- はっぴいえんど伝説―細野晴臣・大滝詠一・松本隆・鈴木茂の世界(1983年1月1日、八曜社、著:萩原健太)
- 定本はっぴいえんど(1986年12月1日、SFC音楽出版、共著:大川俊昭・高護)
- はっぴいえんどコンプリート(2008年3月20日、株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント、監修:木村ユタカ)
- 野上眞宏 写真集『ゆでめん』(2021年8月5日 、株式会社ミュージック・マガジン、ISBN 978-4943959359) – 『ゆでめん』の通称で知られるアルバム『はっぴいえんど』のレコーディングに密着した野上眞宏が、新しい音楽の創造と向き合うメンバーの姿をファインダー越しに記録した写真集。監修・鈴木茂[20]。
- はっぴいえんどの原像(2023年1月20日〈予定〉、リットーミュージック、共著:サエキけんぞう・篠原章)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ V.A.『1973.9.21 SHOW BOAT 素晴しき船出』 1974年1月15日 発売 SHOW BOAT ⁄ TRIO LP:3A-1014
- ^ ファースト・アルバム『センチメンタル・シティ・ロマンス』(1975年)では細野がチーフ・オーディエンスとしてクレジットされている。
出典
[編集]- ^ a b c Jackson, Leon. Happy End | Biography & History - オールミュージック. 2020年12月12日閲覧。
- ^ 『TJ MOOK 聴け! 伝説の日本ロック1969-79』宝島社、2004年、32頁。ISBN 4-7966-3862-8。
- ^ 劇場版アニメ『銀河鉄道の夜』LD解説書の細野の発言から。
- ^ 北中正和 (2017年3月5日). “はっぴいえんどの名曲「風をあつめて」はスタジオの廊下で生まれた”. WHAT's IN? tokyo. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2020年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月12日閲覧。
- ^ “haruomi hosono 1970”. www7.plala.or.jp. 2024年10月7日閲覧。
- ^ “moonriders特集、鈴木慶一の自薦22曲と共にデビューから現在まで46年の歴史を語る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)”. Rolling Stone Japan (2022年6月20日). 2024年10月7日閲覧。
- ^ Sarumaru (2010年8月16日月曜日). “haiku&me: 結社誌と同人誌”. haiku&me. 2024年10月7日閲覧。
- ^ “haruomi hosono 1973”. www7.plala.or.jp. 2024年10月7日閲覧。
- ^ hinaseno. “続・はっぴいえんど@武道館 in 1972 ― 鈴木慶一さんのことなど”. Nearest Faraway Place. 2024年10月7日閲覧。
- ^ “#18 松本隆×鈴木慶一、博文① | TBSラジオ”. TBSラジオ ときめくときを。 (2024年8月8日). 2024年10月7日閲覧。
- ^ “はっぴいえんど”. sound.jp. 2024年7月8日閲覧。
- ^ “haruomi hosono 1972”. www7.plala.or.jp. 2024年7月8日閲覧。
- ^ beatken. “はっぴいえんど(5)”. British Beat Club. 2024年10月8日閲覧。
- ^ “はっぴいえんど、松本隆50周年公演で復活 日本語ロックへ開いた道”. 朝日新聞デジタル (2021年11月8日). 2021年11月9日閲覧。
- ^ “松本隆トリビュートに細野晴臣、YUKI、マサムネ、小山田壮平ら参加”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年5月4日). 2020年5月5日閲覧。
- ^ “松本隆の作詞曲を豪華ゲスト&風街ばんどが実演!フォーラムで2日公演”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年5月14日). 2020年5月5日閲覧。
- ^ “はっぴいえんどと豪華ゲストが歌い紡ぐ、松本隆の50周年記念コンサートを日本武道館で2DAYS開催”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2021年9月2日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ “SKYE(鈴木茂、小原礼、林立夫、松任谷正隆)|デビューアルバム『SKYE』CDが10月27日、アナログ盤が11月10日発売”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2023年10月28日閲覧。
- ^ “(書きかけの…:24)純粋な気持ち、昔なじみと曲に 松本隆”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞 (2023年10月28日). 2023年10月28日閲覧。
- ^ “野上眞宏/野上眞宏 写真集 『ゆでめん』” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2021年8月12日閲覧。
関連項目
[編集]- 日本語ロック論争
- ニュー・ロック (音楽)
- 佐野史郎 - 俳優。はっぴいえんどの大ファン。ライブを見に行ったり、所有するLPにメンバーからサインを書いて貰う等リアルタイムで接していた。細野と「細野晴臣イエローマジックショー」にて共演を果たす。
- 松田聖子 - はっぴいえんどのメンバー全員から楽曲提供を受けた唯一のアイドルy歌手。