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「京王7000系電車」の版間の差分

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{{半保護}}
{{鉄道車両
{{鉄道車両
|車両名=京王7000系電車
| 車両名 = 京王7000系電車
|色=#B04740
| 背景 = #dd006d
| 文字色 = #FFFFFF
|画像=Model 7000-6Cars of Keio Electric Railway.JPG
| 画像 = Keio-Series7000-7805.jpg
|画像説明=7000系7702F<br />(2006年5月29日 京王多摩センター駅)
| 画像説明 = 京王7000系<br>(2023年1月25日 [[桜上水駅]])
|編成両数=2・4・6・8・10両編成
| 運用者 = [[京王電鉄]]
|起動加速度=2.5
| 製造所 = [[日本車輌製造]]<br />[[東急車輛製造]]<ref name="RP734p249-251"/>
|営業最高速度=110
| 製造年 = 1984年 - 1996年
|設計最高速度=120
| 製造数 = 190両<ref name="RP734p46"/>
|減速度(通常)=
| 運用開始 =
|減速度(非常)=
| 投入先 = [[京王線]]
|車両定員=150名(先頭車)・170名(中間車)
| 編成 = 2・4・6・8・10両編成<ref name="RF617-Ap"/>
|編成定員=
| 軌間 = 1,372 mm<ref name="RP734p82"/>([[狭軌]])
|最大寸法=20,000 / 2,844 / 4,100 (mm)
| 電気方式 = [[直流電化|直流]]1,500 [[ボルト (単位)|V]]<br/>([[架空電車線方式]])<ref name="RP734p259"/>
|車体長=
| 最高運転速度 = 110 km/h<ref name="RP734p26"/>
|車体幅=
| 設計最高速度 = 120 km/h<ref name="年鑑2004諸元"/>
|車体高=
| 起動加速度 = 2.5&nbsp;km/h/s<ref name="RP734p260"/>
|車両重量=28.0t (T) - 35.8t (M)
| 常用減速度 = 4.0&nbsp;km/h/s<ref name="RP734p260"/>
|編成重量=
| 非常減速度 = 4.5&nbsp;km/h/s<ref name="RP734p260"/>
|軌間=1,372
| 車両定員 = 150名(先頭車)・170名(中間車)<ref name="RF277p56"/>
|電気方式=[[直流]]1,500V
| 自重 =
|モーター出力=150
| 全長 = 20,000 mm<ref name="PF277付図"/>
|編成出力=モーター出力×4基×電動車両数
| 全幅 = 2,800 mm<ref name="RF277p56"/>
|歯車比=85:16=5.31(界磁チョッパ車)
| 全高 = 4,045 mm([[集電装置|パンタグラフ]]なし)<br/>4,100 mm(パンタグラフ付)<ref name="RF277p56"/>
|駆動装置=[[WN平行カルダン駆動方式|WN平行カルダン駆動]]
| 車体長 = 19,500 mm<ref name="PF277付図"/>
|電動機=[[複巻整流子電動機|直流複巻電動機]]TDK-8526A・HS-835-Jrb(界磁チョッパ車:端子電圧375V、定格電流445A、分巻界磁電流28.3A、定格回転数1500rpm)<br />
| 車体幅 = 2,770 mm<ref name="PF277付図"/>
[[かご形三相誘導電動機]]HS-33535-01RB(VVVFインバータ車)
| 車体高 =
|制御装置=[[界磁チョッパ制御]]<br />
| 車体 = [[ステンレス鋼]]<ref name="RF277p56"/>
[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]([[絶縁ゲートバイポーラトランジスタ|IGBT]][[半導体素子|素子]])
| 台車 =
|制御装置=MMC-HTR-20B(デハ7000形界磁チョッパ車:直列14段、並列11段、弱め界磁無段階。ただし1M車は永久直列制御)<br />MMC-HTR-10C(デハ7400形:永久直列14段、弱め界磁無段階)<br />VFI-HR-2815C(デハ7000形VVVFインバータユニット車)<br />VFI-HR-1415B(デハ7000形VVVFインバータ1M車)
| 主電動機 = [[複巻整流子電動機|直流複巻電動機]]<ref name="RF277p56"/>
|ブレーキ方式=[[回生ブレーキ]]併用<br />[[電気指令式ブレーキ|電気指令式空気ブレーキ]]
| 主電動機出力 = 150 [[ワット|kW]]<ref name="RF277p56"/>×4<ref name="RF277p56"/>
|保安装置=[[自動列車制御装置#京王電鉄 (京王ATC)|京王ATC]]<!--京王形ATSは2011年10月1日をもって終了-->
| 駆動方式 = [[WN駆動方式|WN平行カルダン駆動]]<ref name="RF277p56"/>
|製造メーカー=[[日本車輌製造]]、[[総合車両製作所|東急車輛製造]]
| 歯車比 = 85:16=5.31<ref name="RF277p56"/>
|備考=
| 制御方式 = リニューアル前:[[界磁チョッパ制御]]<ref name="RF277p56"/><br />リニューアル後:[[VVVFインバーター制御]]
| 制御装置 =
| 制動装置 = [[回生ブレーキ]]併用<br />[[電気指令式ブレーキ|電気指令式空気ブレーキ]]<ref name="RF277p56"/>
| 保安装置 = [[自動列車制御装置|京王形ATC]]<ref name="RF277p56"/>
| 備考 = 登場時の仕様を示す
}}
}}
'''京王7000系電車'''(けいおう7000けいでんしゃ)は、[[1984年]]([[昭和]]59年)から[[1996年]]([[平成]]8年)にかけて190両が製造された[[京王電鉄]][[京王線]]<ref group="注">新宿 - 京王八王子間の路線を指す場合もあるが、ここでは京王電鉄の1,372 mm軌間の路線の総称として用いる。</ref>用の[[通勤形車両 (鉄道)|通勤形電車]]<ref name="RP734p249-251"/><ref name="RP734p46"/>。


本稿では京王線上での東側を「[[新宿駅|新宿]]寄り」、西側を「[[京王八王子駅|京王八王子]]寄り」と表記する。[[編成 (鉄道)|編成]]単位で表記する必要がある場合は、新宿寄り先頭車の[[鉄道の車両番号|車両番号]]で代表し、7701編成の様に表現する<ref group="注">鉄道ファン向けの雑誌記事などでは「編成」をFと略して7701Fなどと表現されることや、編成中一番番号が小さい車両で代表して7001Fなどと表記されることがあるが、京王電鉄が寄稿した記事([[#鉄道ファン604|「京王7000系 VVVF化工事10両編成化工事について」]]、[[#年鑑2003|「京王電鉄7000系 VVVFインバータ化改造」]]など)では新宿寄り先頭車で代表し、7726編成などと書かれているためこちらに併せた。</ref>。京王電鉄では京王八王子駅寄りを1号車として車両に号車番号を表示しているが<ref name="ダイヤ情報310p14" />、本稿では各種文献に倣って新宿駅寄りを左側として編成表を表記し<ref name="RP734p44" /><ref name="ダイヤ情報310p90" /><ref name="RF605formation" />、文中にたとえば「2両目」と記述されている場合は新宿寄りから2両目であることを示す。
'''京王7000系電車'''(けいおう7000けいでんしゃ)は[[1984年]]([[昭和]]59年)から[[1996年]]([[平成]]8年)にかけて190両が製造された[[京王電鉄]]の[[通勤形車両 (鉄道)|通勤形電車]]。
* 本項では[[新宿駅|新宿]]方の先頭車の[[鉄道の車両番号|車両番号]]を編成名表記(例:7701F、末尾の「F」は編成を意味する''Formation''の頭文字)とする<ref>文献によっては新宿方の電動車の車両番号を編成表記とすることもあり、この場合は7701Fは7001F、7801Fは7201Fと置き換える。</ref>。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[京王線|京王線系統]]用としては初の[[オールステンレス車両|オールステンレス車体]]を採用した車両で<ref name="RF277p52" />、[[各駅停車]]のサービス向上用として導入された。当時の京王線用車両は[[優等列車|優等系列車]]に新製した車両を投入し、その時に捻出された車両を[[各駅停車]]に転用する施策が取られてきたが、7000系投入までに優等系列車の[[京王6000系電車|6000系]]への置き換えが完了していたことから、旧型車を直接置き換える方針となった<ref name="RF277p52" /><ref name="RP734p42" />。
[[京王線|京王線系統]]用の車両としては初の[[ステンレス鋼|オールステンレス]]車体を採用し、[[京王6000系電車|6000系]]に比べて車体寿命が長くなった。また、同形式と同様[[界磁チョッパ制御]]を採用している。[[エア・コンディショナー|冷房装置]]などに電力を供給する補助電源装置は7710Fまでがブラシレス[[電動発電機]] (BLMG) 、それ以外の編成は[[静止形インバータ]] (SIV) を採用しているが、更新工事の際にBLMGからSIVに交換した車両もある。[[圧縮機|空気圧縮機]] (CP) は[[1985年]]度までの新製車がHB-2000型、[[1986年]]度以降は低騒音化を図ったHS-20D型が基本だが、こちらも交換されて当てはまらない車両がある。[[鉄道車両の台車|台車]]は[[京王6000系電車|6000系]]と同系のペデスタル方式軸箱支持(軸ばね)+車体直結空気ばね懸架のTS-823型[[鉄道車両の台車|台車]]([[動力車|電動車]]、[[付随車]]用)とTS-824型台車([[制御車]]用)を用いている。


車体寸法は6000系とほぼ同一とされ<ref name="RF277p52" />。6000系のマイナーチェンジとして位置付けられる<ref name="RP578p43" />。将来の長編成化、予備部品の削減を考慮し、主要機器は6000系とほぼ同一とされた<ref name="RF277p54" />。
先頭車正面は、6000系と異なり窓サイズが左右対称である。1986年までに登場した車両は当初全面がステンレス地の[[銀色]]で、コーナー部は銀色に塗装した[[繊維強化プラスチック|FRP]]であったが、線路内保守作業者にわかりやすいように[[1990年]]までに窓下などへの[[アイボリー]]塗装を施した。当初は幌枠の部分のみ銀色とされたが、のちにこの部分もアイボリー塗装とした。前面窓上には中央に[[方向幕|行先表示器]]、車外から見て右側に種別表示器がある。[[前照灯]]と[[尾灯]]は窓下にある。[[操縦席|乗務員室]]の構造は中央貫通式だが、中央寄りに仕切り戸がなく、他の編成を連結する際に貫通路として使用することは想定されていない。[[方向幕#ヘッドマーク|ヘッドマーク]]を使用する場合は[[貫通扉]]に取り付ける。客室と乗務員室仕切りには窓が3か所あり、このうち中央の乗務員室扉は角が丸い。[[遮光幕]]など各系列の共通事項については[[京王電鉄#車両|京王電鉄の車両]]を参照。運転台は低運転台構造で、同形式の非乗り入れ車と同様に黒地の[[速度計]]([[自動列車停止装置|ATS]]照査速度表示あり)を中心にまとめられたものであり、[[京王8000系電車#運転台|TNS]]はデスク左側に置かれている。


京王では[[特定都市鉄道整備促進特別措置法]](特々法)により朝[[ラッシュ時|ラッシュ]]ピーク1時間に新宿に到着する全列車を10両編成化する輸送力増強を行い、[[1987年]](昭和62年)から工事に着手、1996年に完了した<ref name="RP734p14" />。7000系の製造期間はこの輸送力増強期間と重なり、製造の都度長編成化が行われている<ref name="RP578p40" /><ref name="ダイヤ情報310p21" />。1986年から8両編成の製造がはじまり、5両編成で製造された編成も中間車を追加製造してすべて6両または8両編成となった<ref name="RP578p236" />。8両編成の一部は後に中間車を追加して10両編成化されたほか、増結用の2両・4両編成も製造され<ref name="RP734p218" />、1996年の製造終了時には2両・4両・6両・10両編成が各5本、8両編成10本の合計190両となった<ref name="RP734p46" />。
車体側面は、6両編成の7701 - 7705Fと8両編成の7706 - 7715Fがコルゲート仕上げ、10両編成の7721 - 7725F・4両編成の7801 - 7805F・2両編成の7421 - 7425Fがビードプレス(下4本・上2本)仕上げとなっている。同様の変化は、ほぼ同時期に製造されていた[[東武10000系電車]]にも見られる<ref>本系列と異なるのはビードプレス仕上げの車体が[[東武10000系電車#10030系|10030系]]の称号を名乗る点である。</ref>。客室側窓は1枚下降式であり、1つ1つ独立している。[[戸袋]]窓は乗務員室直後部分のみ設置されていない。幕板部中央には、縦二段となった[[車側表示灯|車側灯]]を挟んで種別表示器と行先表示器が配置されている。[[転落防止幌]]は灰色のものが後付けで設置され、全車側面から見ると長方形のものである。前者と後者では、先頭車の標識灯の処理や前面[[アンチクライマー]]の構造など細部が異なる。このうち、2・4両編成と7721 - 7725Fの8→10両編成化用車両は当時投入されつつあった[[京王8000系電車|8000系]]と同様の白色系の内装<ref>それ以外の編成は濃いクリーム色で落成した。</ref>で落成した。


== 車両概説 ==
7701Fを除き、[[2002年]]に全編成の帯色を8000系と同じ京王[[コーポレートアイデンティティ|CI]]カラーの濃いピンクと紺色の2色に変更した。以前にも1990年の[[京王相模原線|相模原線]]全通に伴う記念列車運行で7724Fについても当日のみ2色帯を採用したが、現行のものとは異なっていた。7701Fは2001年に実施された更新工事により帯色の変更が実施され、7702Fの更新工事の際に帯色を変更したことで全編成の帯色の変更が完了した。この2編成以外の帯色は更新工事などとは無関係に変更された。
=== 車体 ===
[[ファイル:Keio-7000-Coupling.JPG|thumb|right|左側がビードプレス仕上げ、<br />右側がコルゲート仕上げ<br />(2007年7月 [[明大前駅]])]]
20 [[メートル|m]]両開き4扉、窓間に[[戸袋]]窓2枚、1枚下降窓2枚を、車端部に戸袋窓と1枚下降窓各1枚を備える基本配置、基本寸法は6000系と同様だが、窓がサッシレスになるとともに隅に丸みを設け、やさしさを出している<ref name="RF277p52"/><ref name="RF277p53"/>。ステンレス車で戸袋窓を備えるのは珍しく、[[# 鉄道ファン277|7000系登場当時の紹介記事]]には「20 mの軽量ステンレス車では全国初」と記載されている<ref name="RF277p52"/>。正側面窓下には当時の京王色である赤帯が巻かれた<ref name="RF277p52"/>。幕板部中央には [[車側表示灯|車側灯]]を挟んで種別表示装置と[[方向幕|行先表示装置]]が配置されている<ref name="PF277付図"/>。


初期に製造された車両はコルゲートを側面窓上下に備えていたが、8両編成で製造された編成のうち最後の5本と、すべての2両・4両編成は設計変更によりビードプレスの車体となった<ref name="RP734p220" />。増結用中間車は車体構造を組み込まれる編成に合わせたため、コルゲート車体でもビードプレス車体よりも新しい車両がある<ref name="RP734p218" />。
事故などによる[[廃車 (鉄道)|廃車]]は発生せず、初期車は新製以来20年以上が経過しているが、オールステンレスカーであるため内装も含めた大規模なリニューアルを施工している(後述)。リニューアル車以外でも検査入場時に合わせて[[集電装置|パンタグラフ]]の交換(菱形→シングルアーム式)、[[方向幕|種別・行先表示器]]の[[英語|英字]]表記入りへの交換、側面車両番号表記の[[書体]]変更<ref>一部車両は新製時、改番時から新字体を採用。</ref>を実施している。前面の車両番号表記は7725Fと2・4両編成が[[ヘルベチカ]]、それ以外の編成が角ばったオリジナル書体である。以前は側面もオリジナル書体で、また旧英文社名「''Keio Teito Electric Railway Co., Ltd.''」に由来する「K.T.R.」プレートがつけられていたが、車両番号はヘルベチカに、「K.T.R.」はKEIOロゴのプレートに付け替えられている(7724F・7725Fと2・4両編成のKEIOロゴは直接表記されている)。種別・行先表示器は全車字幕式(後述する更新工事でLED化された車両も存在する)で、書体は[[新ゴ]]<!-- [[ゴナ]]ではないか -->であり、行先([[京王新線|新線]]系統を除く)は前面の黒地に対し側面は白地で表示される。
<gallery widths="200">
ファイル:7713original.JPG|登場時のスタイル<br />(1988年 若葉台駅)
ファイル:7710Foldcolor.jpg|7710F旧塗装<br />(2002年5月19日 明大前 - 下高井戸)
ファイル:Keio-7000-Coupling.JPG|左側がビードプレス仕上げ、<br />右側がコルゲート仕上げ<br />(2007年7月5日 明大前駅)</gallery>


先頭車正面形状は6000系に類似し、中央に[[貫通扉]]が設置され、前面窓上に行先表示装置、種別表示装置、車号板、[[通過標識灯|標識灯]]がある<ref name="RF277p53"/>。窓サイズが左右同一となり、6000系運転室窓より下方に100 [[ミリメートル|mm]]拡大されている<ref name="RF277p53"/>。角形になった[[前照灯]]と[[尾灯]]が1つの箱に納められて正面赤帯下に設けられた<ref name="RF277p53"/>。正面角部には銀色に塗装された[[繊維強化プラスチック|FRP]]製カバーが取り付けられている<ref name="RF277p52"/>。
===運転台===
[[ファイル:Keio7000_Tc7760_Controler.jpg|thumb|200px|運転台(クハ7760)]]
運転台は6000系とほぼ同様のワンハンドル型[[主幹制御器]]を使用している。低運転台で、色は黒色である。ブレーキ装置は[[電気指令式ブレーキ|全電気指令式]]となっている。TNS<ref>トレイン・ナビゲーション・システム (Train Navigation System) 。次駅や停車駅、時刻を表示する画面。</ref>は6000系と同様、運転台デスクのマスコン左側に設置されている。


[[1986年]](昭和61年)までに製造された車両は側面窓の上下にコルゲートがあったが、[[1987年]](昭和62年)以降編成単位で製造された車両からビードプレス車体となり<ref name="RP578p236"/>、先頭部幌枠と桟板が廃止される<ref name="RP734p220"/>とともに前面窓下と角部FRPカバーがクリーム色に塗装され、外観の印象が変わった<ref name="年鑑1988p121"/>。1987年製造車のみ正側面窓の上に赤帯が巻かれた<ref name="年鑑1988p121"/>が、すぐに撤去されている<ref name="RP578p236"/>。{{-}}
===室内===

室内は、6000系とは異なり着席区分を明確にするため1人分ずつ縫い目が入るオレンジ色モケットの[[鉄道車両の座席#ロングシート|ロングシート]]で、冷房ダクトを埋め込んだ平天井構造となり、暖色系の床材も2色に区分した。側扉内側は更新車も含めてステンレス地で、側扉窓の支持方法は内側からの金属押さえである。更新車は配色が異なる(後述)。中間車端部は狭幅の貫通扉があり、その窓は長くないものであるが、妻窓は設置している。枕木方向の[[つり革]]はなかったが、一部の編成に三角形のつり革が枕木方向に増設されている。
; の様子
===装 ===
[[ファイル:Inside of Keio 7000.jpg|thumb|right|車内]]
<gallery>
室内の色調は当時の京王新造車の標準であるクリーム色の壁に白色の天井、レンガ色の座席モケットとされたが、[[キルト|キルティング]]により1人ずつの占有区分が明確化されたほか、座席先端から250 mmのところで床の色を変え、着座客の足位置を暗示する工夫がなされている<ref name="RF277p53"/>。[[冷房|クーラー]]吹き出し口を直線状とし、平天井を採用したことから天井高さが6000系に対して約35 mm高くなっている<ref name="RF277p53"/>。[[鉄道車両の座席#ロングシート(縦座席)|座席]]はドア間7人掛け、車端部4人掛け、1人当たりの幅は430 mmとされた<ref name="RF277p53"/>。
ファイル:Inside of Keio 7000.jpg|車内

ファイル:Seat of Keio 7000.jpg|座席
==== 乗務員室 ====
ファイル:Priority seat of Keio 7000.jpg|優先席
[[File:Keio7000 cockpit.JPG|right|thumb|200px|運転台(クハ7725)]]
</gallery>
[[操縦席|乗務員室]]は基本的に6000系と同一とされ、両手操作のワンハンドル[[マスター・コントローラー|マスコン]]が引き続き採用された<ref name="RF277p53"/>。中央部に貫通路を備えるが、編成間を貫通して使用することが製造時に想定されていなかったことから、貫通路固定仕切り戸は設けられなかった<ref name="RF277p53"/>。{{-}}

=== 主要機器 ===
ここでは製造時の機器構成について述べる。

電動車は2両1ユニット構成とされ<ref name="飯島1986p13"/>、主制御装置はデハ7000形<ref name="RF277p55"/>に[[日立製作所]](以下、日立)-HTR-20B(直列14段、並列11段、弱め界磁付)を搭載した<ref name="RF277p56"/><ref name="ダイヤ情報310p14"/>。5両・8両編成では7100番台の電動車はユニットを組む相手がいない1M構成<ref name="RF277p54"/><ref name="RP734p220"/>、直列14段で使用される<ref group="注">本稿の参考文献に挙げた書籍・記事でデハ7000形が単独で使用されるときの制御段数を記載したものはない。6000系と同じ主制御装置を使用していることから、単独で使用された場合の条件も[[#1993-6000|『鉄道ピクトリアル』通巻578号p214]]記載の6000系の条件と同一であるとここでは推定している。</ref>。2両編成は1両単独構成<ref name="RP734p219"/>とされ、デハ7400形に日立製MMC-HTR-10C(直列14段、弱め界磁付)が搭載された<ref group="注">本稿の参考文献に挙げた書籍・記事でデハ7400形のVVVF化前の主制御装置形式を記載したものはない。2M車が6000系と同じ主制御装置を使用していることから、1M車も同一であるとここでは推定している。[[#1993-6000|『鉄道ピクトリアル』通巻578号p214]]参照。</ref>。

主電動機は[[複巻整流子電動機|直流複巻電動機]]、出力150 k[[ワット|W]](定格電圧375 [[ボルト (単位)|V]]、電流440 [[アンペア|A]]、定格回転1,500 [[rpm (単位)|rpm]]、日立製HS-835Jrbまたは[[東洋電機製造]]〈以下、東洋〉製TDK-8256A)のものが電動車1両につき4台搭載された<ref name="RP578p37"/>。軽量化されたステンレス車としては当時のダイヤでは余裕があるものの、予備品の削減と寿命延長を考慮した出力とされた<ref name="RF277p54"/>。

駆動装置は京王従来車と同様[[WN駆動方式]]が採用され、[[歯車比]]は85:16である<ref name="RF277p56"/>。

制動装置は[[ナブテスコ|日本エヤーブレーキ]]製[[電気指令式ブレーキ|全電気指令式電磁直通ブレーキ]] (HRD-1R) が6000系に引き続いて採用された<ref name="RF277p54"/><ref name="RP578p36"/><ref group="注">本稿の参考文献に列挙した各記事では7000系用ブレーキ指令装置の製造者名が確認できないが、HRDは[[#ナブコ72|ナブコ技報]]から日本エヤーブレーキ(ナブコを経て2003年からナブテスコ)製であることが分かる。</ref>。電動車では回生ブレーキ力が不足した時に空気ブレーキで補っている<ref name="RF277p54"/>。[[File:TS-824 Keio 7000.jpg|right|thumb|200px|TS-824台車]]
台車も6000系用を基本とする、車体直結式空気ばね式の[[東急車輛製造]](以下、東急)製TS-823動力台車、TS-824付随台車が採用された<ref name="RF277p54"/><ref name="ダイヤ情報310p14"/>。台車枠がプレス構造とされ<ref name="RF277p54"/>、TS-823の軸距は2,200 mm、TS-824は2,100 mmである<ref name="RF277p56"/>。全台車両抱式の踏面ブレーキを装備する<ref name="RF277p54"/>。サハ7550形はTS-823を装備している<ref name="RP578p237"/><ref name="ダイヤ情報154p23"/>。

パンタグラフは東洋製<ref group="注">本稿の参考文献に列挙した各記事ではパンタグラフの製造者名が確認できないが、[[#東洋技報121|東洋電機技報]]には京王にパンタグラフを納入したとの記載がある。</ref>PT-4201、ブロイメットすり板装備品<ref name="RF277p56"/>がデハ7000形とデハ7400形の全車、6・8・10両編成では京王八王子寄り先頭車の隣に連結されるデハ7050形、2両編成ではクハ7750形のそれぞれ京王八王子寄りに搭載された<ref name="RP734p44"/>。

補助電源装置は1985年以前の製造車は[[交流|AC]]200 V、出力130 k[[ボルトアンペア|VA]]のブラシレス電動発電機 (BL-MG)<ref name="RF277p56"/>がデハ7050形とクハ7750形に搭載された<ref name="RP734p44"/>。1986年以降の製造車では[[静止形インバータ]](SIV、AC200 V、出力150 kVA)<ref name="RP578p37"/>が採用され、4・8両編成ではデハ7050形に各1台、2両編成ではクハ7750形に1台となった<ref name="RP734p44"/>。

空気圧縮機は毎分吐出容量2130[[リットル]]のHB-2000形<ref name="RF277p56"/>および1986年以降の製造車では性能は同一で小型低騒音のHS-20D<ref name="RP578p215"/>が4・5両編成ではクハ7700形とデハ7050形に搭載された<ref name="RF277p52"/>。6・8・10両編成ではクハには搭載されずデハ7050形全車とサハ7550形に各1台が、2両編成ではデハ7400形に1台が搭載された<ref name="RP734p44"/>。

[[エア・コンディショナー|冷房装置]]は屋上集中式46.5 kW (40,000 kcal/h) を各車に1台搭載する<ref name="RF277p52"/>。

== 形式構成 ==
7000系は以下の形式で構成される。各形式とも固定編成中で下2桁は同番号または同番号+50となっている<ref name="RP734p44"/>。ここでは1996年の製造終了時の両数を述べ、後年の改造については各項にまとめた。「デ」は制御電動車及び[[電動車]]を、「ク」は[[制御車]]を、「サ」は[[付随車]]を、「ハ」は[[普通車 (鉄道車両)|普通座席車]]を指す略号であり、形式名の前のカタカナ2文字はこれらを組み合わせたものである。

=== デハ7000形 ===
主制御装置、[[集電装置|パンタグラフ]]を搭載する中間[[動力車|電動車]] である<ref name="RF277p55"/>。パンタグラフは京王八王子寄りに1基が搭載されている<ref name="RP734p44"/>。4両編成の2両目、5・6両編成の2・4両目、8両編成の2・4・6両目、10両編成の2・5・8両目に組み込まれ、編成位置により新宿寄りから順に百の位が0・1・2に<ref name="RP578p236"/>、4両編成は百の位が2<ref name="年鑑1993p99"/>とされた。デハ7050形とユニットを組んで使用されることが基本だが、5両編成と8両編成の4両目に組み込まれた7100番台の車両はデハ7000形単独で使用された<ref name="RP578p236"/>。初代デハ7106-デハ7112は8両編成化時にデハ7206-デハ7212に改番されている<ref name="RP578p236"/>。1985年から1994年までにコルゲート車体の40両(デハ7001-デハ7015、デハ7101-デハ7115、デハ7206-デハ7215)、ビードプレス車体の20両(デハ7021-デハ7025、デハ7121-デハ7125、デハ7201-デハ7205、デハ7221-デハ7225)の合計60両が製造された<ref name="RP734p218"/><ref name="RP734p220"/><ref name="RP734p249"/><ref name="RP734p250"/>。

=== デハ7050形 ===
デハ7000形とユニットを組む[[圧縮機|電動空気圧縮機]]を搭載する中間電動車である<ref name="RP734p44"/><ref name="RF277p54"/>。百の位はユニットを組むデハ7000形と同一<ref name="RP734p44"/>で、4・5両編成の3両目、6両編成の3・5両目、8両編成の3・7両目、10両編成の3・6・9両目に組み込まれ、6・10両編成では編成位置により新宿寄りから順に百の位が0・1・2<ref name="RP734p44"/>、4両編成は百の位が2<ref name="年鑑1993p99"/>とされた。8両編成の7100番台車は7100番台のデハ7000形が単独で使用されたため製造されず、3両目が7000番台、7両目が7200番台とされた<ref name="RP578p236"/>。初代デハ7156-デハ7162は8両編成化時にデハ7256-デハ7262に改番されている<ref name="RP578p236"/>。6両編成の7100番台、8両編成と10両編成の7200番台の京王八王子寄りにはパンタグラフ1基が搭載された<ref name="RP734p44"/>。1985年から1996年までにコルゲート車体の35両(デハ7051-デハ7065、デハ7151-デハ7155、デハ7256-デハ7265)、ビードプレス車体の15両(デハ7021-デハ7025、デハ7201-デハ7205、デハ7221-デハ7225)の合計50両が製造された<ref name="RP734p218"/><ref name="RP734p220"/><ref name="RP734p249"/><ref name="RP734p250"/>。6両編成の7150番台以外には補助電源装置が搭載されていた<ref name="RP734p44"/>。

=== デハ7400形 ===
2両編成で新宿寄りに連結される制御電動車<ref name="RP734p220"/>で、ビードプレス車体のデハ7421-7425の5両が1994年に製造された<ref name="RP734p250"/><ref name="年鑑1994p84"/>。

=== サハ7500形 ===
電動空気圧縮機がない[[付随車]] <ref name="RP734p220"/>である。10両編成の5両目に組み込まれ<ref name="RP734p44"/>、1996年にビードプレス車体のサハ7521-サハ7525の5両が製造された<ref name="RP734p250"/>。電動車化が想定されていない完全な付随車で、TS-824台車を装備する<ref name="ダイヤ情報154p23"/>。

=== サハ7550形 ===
電動空気圧縮機付きの付随車<ref name="RP734p220"/>で、8両編成の5両目と、10両編成の7両目に組み込まれる<ref name="RP734p44"/>。1987年から1992年にかけて<ref name="RP734p250"/>サハ7556-サハ7565(コルゲート車体、10両)、サハ7571-サハ7575(ビードプレス車体、5両)の計15両が製造された <ref name="RP734p218"/>。電動車化が想定されていたため、屋根上にパンタグラフ取付用の台、客室床に主電動機点検蓋があり、TS-823台車を装備している<ref name="ダイヤ情報154p23"/>。

=== クハ7700形 ===
新宿寄り[[制御車]] <ref name="RF277p53"/>である。4両編成用には電動空気圧縮機が搭載され、百の位が8<ref name="年鑑1993p99"/>。1984年から1994年にかけてクハ7701-クハ7715のコルゲート車体15両、クハ7721-クハ7725、クハ7801-クハ7805のビードプレス車体10両の合計25両が製造された<ref name="RP734p218"/><ref name="RP734p220"/><ref name="RP734p250"/><ref name="RP734p251"/>。

=== クハ7750形 ===
京王八王子寄り制御車である<ref name="RP578p189"/>。4両編成は7850番台<ref name="年鑑1993p99"/>、2両編成は7870番台<ref name="年鑑1994p84"/>。1984年から1994年にかけてクハ7751-クハ7765のコルゲート車体15両、クハ7771-クハ7775、クハ7851-クハ7855、クハ7871-クハ7875のビードプレス車体15両の合計30両が製造された<ref name="RP734p218"/><ref name="RP734p220"/><ref name="RP734p250"/><ref name="RP734p251"/>。2両編成用は京王八王子寄りにパンタグラフ1基を搭載している<ref name="RP734p44"/>。

== 新製による編成、機器の変遷 ==
ここでは製造時のバリエーションと中間車新造による機器構成変更、改番についてまとめ、後年の改造については別項にまとめた。


== 編成 ==
===5両編成として製造された車両===
最初に製造されたグループである。[[1984年]](昭和59年)3月から10月にかけて5両10編成が、1986年3月に2編成が入線した<ref name="RP578p251"/>。電動車は[[日本車輌製造]](以下、日車)製、制御車は東急製である<ref name="RP578p251"/>。1986年製造車は補助電源装置がSIVに変更された<ref name="飯島1986p13"/>。1984年3月9日から営業運転を開始し<ref name="鉄おも歴史"/>、同年4月1日に府中競馬正門前 - 新宿 - 桜上水で試乗見学会が行われた<ref name="飯島1986p17"/>。
[[2011年]]4月現在、計30本・190両が在籍しその内訳は以下のとおりである<ref name="RP864p105"/>
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
{| class="wikitable" style="font-size:90%; text-align:left; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
!6両編成
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="5"|{{TrainDirection|[[新宿駅|新宿]]|[[京王八王子駅|京王八王子]]・[[多摩センター駅|京王多摩センター]]}} |style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期<ref name="RP734p249"/><ref name="RP734p250"/><ref name="RP734p251"/>
|5本||30両||7701F・7703F - 7705F・7711F
|-
|-
!形式
!8両編成
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''デハ7000''' || '''クハ7750'''
|4本||32両||7706F - 7709F
|-
|-
!style="border-bottom:solid 3px #B04740;"|区分
!10両編成
|style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc2
|9本||90両||7721F - 7729F
|-
|-
!4編成
!番号
| '''7701'''<br/>'''7702'''<br/>'''7703'''<br/>'''7704'''<br/>'''7705'''<br/>'''7706'''<br/>'''7707'''<br/>'''7708'''<br/>'''7709'''<br/>'''7710'''<br/>'''7711'''<br/>'''7712''' || '''7001'''<br/>'''7002'''<br/>'''7003'''<br/>'''7004'''<br/>'''7005'''<br/>'''7006'''<br/>'''7007'''<br/>'''7008'''<br/>'''7009'''<br/>'''7010'''<br/>'''7011'''<br/>'''7012''' || '''7051'''<br/>'''7052'''<br/>'''7053'''<br/>'''7054'''<br/>'''7055'''<br/>'''7056'''<br/>'''7057'''<br/>'''7058'''<br/>'''7059'''<br/>'''7060'''<br/>'''7061'''<br/>'''7062''' || '''7101'''<br/>'''7102'''<br/>'''7103'''<br/>'''7104'''<br/>'''7105'''<br/>'''7106'''<br/>'''7107'''<br/>'''7108'''<br/>'''7109'''<br/>'''7110'''<br/>'''7111'''<br/>'''7112'''|| '''7751'''<br/>'''7752'''<br/>'''7753'''<br/>'''7754'''<br/>'''7755'''<br/>'''7756'''<br/>'''7757'''<br/>'''7758'''<br/>'''7759'''<br/>'''7760'''<br/>'''7761'''<br/>'''7762'''||1984年3月5日<br/>1984年3月12日<br/>1984年3月21日<br/>1984年3月27日<br/>1984年8月<br/>1984年8月<br/>1984年10月<br/>1984年10月<br/>1984年11月<br/>1984年11月<br/>1986年3月<br/>1986年3月<br/>
|7本||28両||7801F - 7806F・7811F
|-
|-
!搭載機器<ref name="RF277p52"/>
!2両編成
| CP|| CON・PT|| MG・CP || CON・PT || MG|| &nbsp;
|5本||10両||7421F - 7425F
|}
|}
; 凡例 : Mc …制御電動車、Tc …制御車、M …中間電動車、T…付随車、CON…[[主制御器|制御装置]]、MG…補助電源装置(電動発電機)、SIV…補助電源装置(静止形インバータ)、CP…電動空気圧縮機、PT…[[集電装置]](京王八王子寄り)以下同じ。


=== 8両編成として製造された車両(コルゲート車体) ===
<!--スカート([[排障器]])は後述の新造設置編成以外にも後付けで設置されて、灰色塗装で自動連結解放装置の有無にかかわらず、同装置が収まる位置に切り欠きのあるものを使用している。--><!--2両編成の京王八王子寄り以外に新造時スカートがあったか、ないかの記述がなされていないためコメント化します-->
[[ファイル:7713original.JPG|thumb|right|登場時の7000系(7713編成)<br />(1988年 若葉台駅)]]
1986年10月・11月に8両編成3本が製造された<ref name="RP578p251"/>。両先頭車とサハ7550形、デハ7050形(7200番台)が東急製、それ以外が日車製である<ref name="RP578p251"/>。新形式サハ7550形がおこされ、7200番台のデハ7050形はパンタグラフ付とされた<ref name="RP578p39"/>。デハ7050形は2両とも補助電源装置、電動空気圧縮機搭載、サハ7550形も電動空気圧縮機搭載となったため、両先頭車はこれらの機器が非搭載とされた<ref name="RP578p39"/>。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="8"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子・京王多摩センター}}|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期<ref name="RP734p249"/><ref name="RP734p250"/><ref name="RP734p251"/>
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''デハ7000''' || '''サハ7550''' || '''デハ7100''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #B04740;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| T||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc2
|-
!車両番号
| '''7713'''<br/>'''7714'''<br/>'''7715''' || '''7013'''<br/>'''7014'''<br/>'''7015''' || '''7063'''<br/>'''7064'''<br/>'''7065''' || '''7113'''<br/>'''7114'''<br/>'''7115''' || '''7563'''<br/>'''7564'''<br/>'''7565''' || '''7213'''<br/>'''7214'''<br/>'''7215''' || '''7263'''<br/>'''7264'''<br/>'''7265''' || '''7763'''<br/>'''7764'''<br/>'''7765'''||1986年10月<br/>1986年11月<br/>1986年11月
|-
!搭載機器<ref name="年鑑2004p155"/>
| &nbsp;|| CON・PT|| SIV・CP || CON・PT|| CP || CON・PT|| SIV・CP・PT || &nbsp; || &nbsp;
|}


=== 6両編成 (7701F、7703F - 7705F、7711F) ===
=== 5両編成の6両編成 ===
1987年9月から11月にかけてパンタグラフ付のデハ7050形12両が製造され、5両編成に組み込まれた<ref name="RP578p236"/>。5両編成は全編成が6両編成となった<ref name="RP578p236"/>。7151 -7156が東急製、7157-7162は日車製である<ref name="RP578p251"/>。今回の新造車を空気圧縮機付とし、クハ7700形の空気圧縮機は撤去された<ref name="RP734p44"/>。
<!--検証可能性を満たしてから編集すること-->
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
1984年に[[MT比]]3M2Tの5両編成で新造、[[1987年]]に中間電動車を挿入して6両化された。クハ7750形に補助電源装置を搭載するのが特徴である。
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="6"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子・京王多摩センター}}|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期<ref name="RP734p250"/>
|-
!形式
| '''(クハ7700)''' || '''(デハ7000)''' || '''(デハ7050)''' || '''(デハ7000)''' || '''デハ7050''' || '''(クハ7750)'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #B04740;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc2
|-
!車両番号
| '''7701'''<br/>'''7702'''<br/>'''7703'''<br/>'''7704'''<br/>'''7705'''<br/>'''7706'''<br/>'''7707'''<br/>'''7708'''<br/>'''7709'''<br/>'''7710'''<br/>'''7711'''<br/>'''7712''' || '''7001'''<br/>'''7002'''<br/>'''7003'''<br/>'''7004'''<br/>'''7005'''<br/>'''7006'''<br/>'''7007'''<br/>'''7008'''<br/>'''7009'''<br/>'''7010'''<br/>'''7011'''<br/>'''7012''' || '''7051'''<br/>'''7052'''<br/>'''7053'''<br/>'''7054'''<br/>'''7055'''<br/>'''7056'''<br/>'''7057'''<br/>'''7058'''<br/>'''7059'''<br/>'''7060'''<br/>'''7061'''<br/>'''7062''' || '''7101'''<br/>'''7102'''<br/>'''7103'''<br/>'''7104'''<br/>'''7105'''<br/>'''7106'''<br/>'''7107'''<br/>'''7108'''<br/>'''7109'''<br/>'''7110'''<br/>'''7111'''<br/>'''7112'''|| '''7151'''<br/>'''7152'''<br/>'''7153'''<br/>'''7154'''<br/>'''7155'''<br/>'''7156'''<br/>'''7157'''<br/>'''7158'''<br/>'''7159'''<br/>'''7160'''<br/>'''7161'''<br/>'''7162'''|| '''7751'''<br/>'''7752'''<br/>'''7753'''<br/>'''7754'''<br/>'''7755'''<br/>'''7756'''<br/>'''7757'''<br/>'''7758'''<br/>'''7759'''<br/>'''7760'''<br/>'''7761'''<br/>'''7762'''||1987年10月<br/>1987年10月<br/>1987年12月<br/>1987年12月<br/>1987年12月<br/>1987年12月<br/>1987年10月<br/>1987年10月<br/>1987年10月<br/>1987年10月<br/>1987年10月<br/>1987年11月
|-
!搭載機器<ref name="年鑑2004p155"/>
| &nbsp;|| CON・PT|| MG・CP || CON・PT || MG・CP・PT|| MG|| &nbsp;
|}
; 注記 : 形式に括弧がない車両が今回の製造車。以下同じ。


=== 8両編成として製造された車両(ビードプレス車体) ===
このグループと次項の8両編成のグループは前面貫通扉に幌台座を備えており、運転台仕切りを増設し貫通幌を装備すれば他編成と併結の際も全車両を貫通することが可能である。7711Fはそれぞれ8両編成だった旧7715Fの新宿寄り3両と旧7711Fの京王八王子寄り3両を組み合わせて組成したものである<ref name="RF604pp92-94"/>。
[[ファイル:Keio-Series7000-7724.jpg|thumb|right|前面幌枠・桟板が廃止されたクハ7724(10両編成化・帯色変更後)<br />(2021年11月 長沼駅)]]
1987年11月から編成単位で製造された車両はビードプレス車体となり、車両番号下2桁が20番台に区分された<ref name="RP578p236"/>。前面幌枠、渡り板廃止、前面角部FRPカバーと前面一部がクリーム塗装とされるなどの変更がある<ref name="RP734p220"/> <ref name="年鑑1988p121"/>。1987年製造の2編成は登場時正側面窓上にも赤帯があったが<ref name="年鑑1988p121"/>、すぐに撤去されている<ref name="RP578p236"/>。 [[1991年]](平成3年)12月までに8両編成5本が製造された<ref name="RP578p251"/>。最初の4編成は両先頭車とデハ7050形2両が東急製、それ以外が日車製だが、最後の1編成は編成全車が日車製である<ref name="RP578p251"/>。7725編成は同年に新製された6000系5扉車同様、車両番号の書体が京王特有の角ばったものから一般的な欧文[[フォント|書体]]に変更された<ref name="世界p74"/><ref>7724fも2010年頃に欧文書体に変更された。</ref>。4両編成・2両編成も同様の書体となっており、従来車も順次新書体に交換されている<ref name="世界p74"/>。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="8"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子・[[橋本駅 (神奈川県)|橋本]]}}|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期<ref name="RP734p249"/><ref name="RP734p250"/><ref name="RP734p251"/>
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''デハ7000''' || '''サハ7550''' || '''デハ7100''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #B04740;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| T||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc2
|-
!車両番号
| '''7721'''<br/>'''7722'''<br/>'''7723'''<br/>'''7724'''<br/>'''7725''' || '''7021'''<br/>'''7022'''<br/>'''7023'''<br/>'''7024'''<br/>'''7025'''|| '''7071'''<br/>'''7072'''<br/>'''7073'''<br/>'''7074'''<br/>'''7075'''|| '''7121'''<br/>'''7122'''<br/>'''7123'''<br/>'''7124'''<br/>'''7125'''|| '''7571'''<br/>'''7572'''<br/>'''7573'''<br/>'''7574'''<br/>'''7575''' || '''7221'''<br/>'''7222'''<br/>'''7223'''<br/>'''7224'''<br/>'''7225'''|| '''7271'''<br/>'''7272'''<br/>'''7273'''<br/>'''7274'''<br/>'''7275'''|| '''7771'''<br/>'''7772'''<br/>'''7773'''<br/>'''7774'''<br/>'''7775'''||1987年11月<br/>1987年12月<br/>1988年3月<br/>1990年2月<br/>1991年12月
|-
!搭載機器<ref name="RF277p52"/>
| &nbsp;|| CON・PT|| SIV・CP || CON・PT|| CP || CON・PT|| SIV・CP・PT || &nbsp; || &nbsp;
|}


=== 8両編成 (7706F - 7709F) ===
=== 6両編成の8両編成 ===
5両編成で製造された12編成は全編成が6両編成化されていたが、[[1990年]](平成2年)3月に7711編成・7712編成が、[[1992年]](平成4年)1月から2月に7706編成 – 7710編成の5編成がいずれも東急車輛で新製された中間車2両を編成中に組み込んで8両編成となった<ref name="RP578p236"/>。新造中間車は新宿寄りから4両目・5両目に組み込まれ、新編成で6両目・7両目となった車両は改番された<ref name="RP578p236"/>。機器配置を既存の8両編成と合わせるため、クハ7750形の補助電源装置は撤去され、デハ7050形(7200番台)に移設されている<ref name="RP578p39"/>。1987年11月以降編成単位で新造された車両についてはビードプレス車体となったが、6両編成の8両編成化中間車については既存の編成他車に合わせてコルゲート車体となった<ref name="RP734p219"/>。客用ドアは窓横にも手掛けがあるタイプとされた<ref name="RP734p219"/>。
<!--検証可能性を満たしてから編集すること-->
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
1984年に7706F - 7710Fが5両編成、1986年に7711F - 7712Fが5両編成、7713F - 7715Fが8両編成で新造された。5両編成の7706F - 7712Fは1987年に6両化、1990年には7711Fと7712F、1992年には7706F - 7710Fが、新造された中間車を組み込んで8両化された。増結用中間車は後述のビードプレス車体のグループと同時期の落成だが、編成を組む相手に合わせてコルゲート車体とされた。
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="8"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子・橋本}}|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期<ref name="RP734p250"/>
|-
!形式
| '''(クハ7700)''' || '''(デハ7000)''' || '''(デハ7050)''' || '''デハ7000''' || '''サハ7550''' || '''(デハ7100)''' || '''(デハ7050)''' || '''(クハ7750)'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #B04740;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| T||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc2
|-
!車両番号
| '''7706'''<br/><br/>'''7707'''<br/><br/>'''7708'''<br/><br/>'''7709'''<br/><br/>'''7710'''<br/><br/>'''7711'''<br/><br/>'''7712'''<br/>&nbsp;|| '''7006'''<br/><br/>'''7007'''<br/><br/>'''7008'''<br/><br/>'''7009'''<br/><br/>'''7010'''<br/><br/>'''7011'''<br/><br/>'''7012'''<br/>&nbsp;|| '''7056'''<br/><br/>'''7757'''<br/><br/>'''7758'''<br/><br/>'''7759'''<br/><br/>'''7760'''<br/><br/>'''7761'''<br/><br/>'''7762'''<br/>&nbsp;|| '''7106''' (II) <br/><br/>'''7107''' (II) <br/><br/>'''7108''' (II) <br/><br/>'''7109''' (II) <br/><br/>'''7110''' (II) <br/><br/>'''7111''' (II) <br/><br/>'''7112''' (II) <br/>&nbsp;|| '''7556'''<br/><br/>'''7557'''<br/><br/>'''7558'''<br/><br/>'''7559'''<br/><br/>'''7560'''<br/><br/>'''7561'''<br/><br/>'''7562'''<br/>&nbsp;|| '''7206'''<br/>'''<small>(7106)</small>'''<br/>'''7207'''<br/>'''<small>(7107)</small>'''<br/>'''7208'''<br/>'''<small>(7108)</small>'''<br/>'''7209'''<br/>'''<small>(7109)</small>'''<br/>'''7210'''<br/>'''<small>(7110)</small>'''<br/>'''7211'''<br/>'''<small>(7111)</small>'''<br/>'''7212''' <br/>'''<small>(7112)</small>'''|| '''7256''' <br/>'''<small>(7156)</small>'''<br/>'''7257'''<br/>'''<small>(7157)</small>'''<br/>'''7258'''<br/>'''<small>(7158)</small>'''<br/>'''7259'''<br/>'''<small>(7159)</small>'''<br/>'''7260'''<br/>'''<small>(7160)</small>'''<br/>'''7261'''<br/>'''<small>(7161)</small>'''<br/>'''7262''' <br/>'''<small>(7162)</small>'''|| '''7756'''<br/><br/>'''7757'''<br/><br/>'''7758'''<br/><br/>'''7759'''<br/><br/>'''7760'''<br/><br/>'''7761'''<br/><br/>'''7762'''<br/>&nbsp;||1992年2月<br/><br/>1992年2月<br/><br/>1992年1月<br/><br/>1992年1月<br/><br/>1992年1月<br/><br/>1990年3月<br/><br/>1990年3月<br/><br/>
|-
!搭載機器<ref name="RP578p39"/>
| &nbsp;|| CON・PT|| SIV・CP || CON・PT|| CP || CON・PT|| SIV・CP・PT || &nbsp; || &nbsp;
|}
;注記 : 7706編成 – 7710編成の補助電源装置はBL-MG<ref name="RP578p39"/>。新編成のデハ7106 – 7112は2代目。(II) と付記されている車両は同じ番号を付けた2代目の車両であることを指す。以下同じ。括弧内は旧番号。


=== 4両編成 ===
10両編成の所要数増に対応し、2010年から2011年にかけて7711F - 7715Fを10両編成に組み替え、7726F - 7728Fの10両編成3本、6両編成(7711F)と4両編成(7811F)各1本が<ref name="RF604pp92-94"/>、7710F中間に7702Fの中間車を組み込んで7729Fが組成された<ref name="RP864p105"/>。
6両編成と連結して10両編成で運用するため<ref name="RP578p236"/>、[[1993年]](平成5年)1月から[[1994年]](平成6年)3月にかけて4両5編成が製造された<ref name="RP734p249-251"/>。全車ビードプレス車体<ref name="RP734p219"/>、最初の3編成が東急製、あとの2編成が日車製である<ref name="RP734p249-251"/>。先頭車には7800番台、中間車には7200番台が附番された<ref name="年鑑1993p99"/>。1994年製の7805と7855正面には[[排障器|スカート]]が設置され、以後在来車を含む全編成に取り付けられた<ref name="年鑑1994p84"/>。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="4"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子・橋本}}|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期<ref name="RP734p250"/><ref name="RP734p251"/>
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #B04740;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc2
|-
!車両番号
| '''7801'''<br/>'''7802'''<br/>'''7803'''<br/>'''7804'''<br/>'''7805''' || '''7201'''<br/>'''7202'''<br/>'''7203'''<br/>'''7204'''<br/>'''7205'''|| '''7251'''<br/>'''7252'''<br/>'''7253'''<br/>'''7254'''<br/>'''7255'''|| '''7851'''<br/>'''7852'''<br/>'''7853'''<br/>'''7854'''<br/>'''7855'''||1993年1月<br/>1993年1月<br/>1993年2月<br/>1993年2月<br/>1994年3月
|-
!搭載機器<ref name="RP734p44"/>
|CP|| CON・PT|| SIV・CP・PT || &nbsp; || &nbsp;
|}


===2両編成===
7706F - 7712Fは、編成両数が長くなる度に補器類の機器配置の変更や改番が行われるなど、改造箇所が多いグループである。
[[File:Keio 7875.JPG |thumb|right|2両編成(VVVF化、帯色変更後)<br />(2012年11月 [[若葉台駅]] )]]
8両編成と連結して10両編成で運用するため<ref name="RP578p236"/>、1994年3月から1994年11月にかけて2両5編成が製造された<ref name="RP734p249-251"/>。全車ビードプレス車体<ref name="RP734p220"/>、東急製である<ref name="RP734p249-251"/>。新宿寄りは制御電動車デハ7400形となり、6000系2両編成同様1M方式とされた<ref name="RP734p219"/>。クハ7750形にはスカートが設置されなかった<ref name="年鑑1994p84"/>。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="2"|{{TrainDirection|<small>新宿</small>|<small>京王八王子・橋本</small>}}|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期<ref name="RP734p250"/><ref name="RP734p251"/>
|-
!形式
| '''デハ7400'''|| '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #B04740;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Mc ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc
|-
!車両番号
| '''7421'''<br/>'''7422'''<br/>'''7423'''<br/>'''7424'''<br/>'''7425''' ||'''7871'''<br/>'''7872'''<br/>'''7873'''<br/>'''7874'''<br/>'''7875'''||1994年3月<br/>1994年3月<br/>1994年11月<br/>1994年11月<br/>1994年11月
|-
!搭載機器
| CON・PT|| SIV・CP・PT|| &nbsp;
|}


=== 10両編成 (7721F - 7729F) ===
=== 8両編成の10両編成 ===
1996年2月から3月にかけて<ref name="RP734p249-251"/>ビードプレス車体の8両編成全編成にデハ7050形・サハ7500形各1両を新製して組み込み、10両編成化された<ref name="RP734p220"/>。京王初の10両固定編成であり<ref name="RP734p220"/>、これをもって7000系の製造は打ち切られた<ref name="RP734p46"/>。新製されたデハ7050形は7100番台に附番され、1Mで使用されていた7100番台のデハ7000形の京王八王子寄りに組み込まれてユニットを組んだ<ref name="RP734p44"/>。サハ7500形は電装を考慮しない付随車とされ<ref name="ダイヤ情報310p23"/>、パンタグラフ台がなく<ref name="ダイヤ情報310p24"/>、新宿寄りから4両目に組み込まれた<ref name="RP734p46"/>。番号末尾21 (71)・22 (72) が東急製、それ以外が日車製である<ref name="RP734p249-251"/>。
<!--検証可能性を満たしてから編集すること-->
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
1987年から[[1991年]]にかけて8両編成5本が新造され、[[1996年]]に中間車2両を挿入して現行の10両固定編成となった。コルゲート車体からビードプレス車体に変更し、[[通過標識灯|種別灯]]が方向幕の横に埋め込まれ、幌台座も廃止されるなど、外観上の変更点が多い。そのため俗に'''7020系'''とも呼ばれる事がある。1987年から[[1988年]]に新造された7721F - 7723Fは当初幕板部および正面窓上部にも赤い帯を入れていたが、すぐに撤去された。また、ビードプレス車体の先頭車両では前面上部の黒塗りの範囲の下隅に丸みがあるが、7721Fのみこの部分が垂直に塗り分けられている。
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="10"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子・橋本}}|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期<ref name="RP734p249"/><ref name="RP734p250"/><ref name="RP734p251"/>
|-
!形式
| '''(クハ7700)''' || '''(デハ7000)''' || '''(デハ7050)''' || '''サハ7500''' || '''(デハ7000)''' || '''デハ7050''' || '''(サハ7550)''' || '''(デハ7100)''' || '''(デハ7050)''' || '''(クハ7750)'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #B04740;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| T ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| T||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M1||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #B04740;"| Tc2
|-
!車両番号
| '''7721'''<br/>'''7722'''<br/>'''7723'''<br/>'''7724'''<br/>'''7725''' || '''7021'''<br/>'''7022'''<br/>'''7023'''<br/>'''7024'''<br/>'''7025''' || '''7071'''<br/>'''7072'''<br/>'''7073'''<br/>'''7074'''<br/>'''7075''' || '''7521'''<br/>'''7522'''<br/>'''7523'''<br/>'''7524'''<br/>'''7525''' || '''7121'''<br/>'''7122'''<br/>'''7123'''<br/>'''7124'''<br/>'''7125''' || '''7171'''<br/>'''7172'''<br/>'''7173'''<br/>'''7174'''<br/>'''7175''' || '''7571'''<br/>'''7572'''<br/>'''7573'''<br/>'''7574'''<br/>'''7575''' || '''7221'''<br/>'''7222'''<br/>'''7223'''<br/>'''7224'''<br/>'''7225''' || '''7271'''<br/>'''7272'''<br/>'''7273'''<br/>'''7274'''<br/>'''7275''' || '''7771'''<br/>'''7772'''<br/>'''7773'''<br/>'''7774'''<br/>'''7775'''||1996年2月<br/>1996年2月<br/>1996年2月<br/>1996年3月<br/>1996年3月
|-
!搭載機器
| &nbsp;|| CON・PT|| SIV・CP || &nbsp;|| CON・PT|| CP || CP || CON・PT|| SIV・CP・PT || &nbsp; || &nbsp;
|}


== 改造工事 ==
7726F - 7728Fはコルゲート車体の8両編成だった7712F - 7714Fの4両目と5両目に旧7711Fと旧7715Fの中間車を組み込んで<ref name="RF604pp92-94">[[#鉄道ファン604|「鉄道ファン」通巻604号pp92-94]]</ref>、7729Fは7710Fに7702Fの中間車を組み込んで組成されたものである<ref name="RP864p105">[[#RP864|「鉄道ピクトリアル」通巻864号p105]]</ref>。
=== 塗装変更 ===
1986年以前製造の先頭車に対して、1987年以降の製造車と同様正面窓下とFRPカバーをクリーム色に塗装する変更が1988年ごろに施工されている<ref name="年鑑1989p135"/>。


その後、2002年10月に全編成の帯色が赤から[[京王8000系電車|8000系]]と同じ京王レッドと京王ブルー<ref name="RP578p46" />に変更されている<ref name="RP734p42" />。2001年10月にリニューアル工事を行った7701編成はリニューアル工事出場時から帯色が変更されている<ref name="年鑑2002p108" />。
=== 4両編成 (7801F - 7806F、7811F) ===
<gallery widths="200px" heights="180px">
<!--検証可能性を満たしてから編集すること-->
ファイル:Keio 6742 and 7704.jpg|初期に塗装が変更された7704<br />窓上に赤帯が入っている<br/>(1988年6月 若葉台検車区)
[[1993年]]から[[1994年]]にかけて5本が新造された。車体構造は前述の10両編成のグループとほぼ同じだが、室内化粧板や機器類は同時期新製の8000系に近いなど若干の差異がある。このグループ以降は従来あった[[都営地下鉄新宿線|都営新宿線]]用[[列車無線]][[アンテナ]]の取り付け台設置が省略されている。6両編成と連結して10両編成になる場合は原則として車両番号の末尾が揃うように組成するが、これは同形式も同様である。また、7801Fと7802Fは動物園線として使用されることがあるため、ワンマン運転用の機器が搭載されている。
ファイル:7710Foldcolor.jpg|塗装変更後の7710編成<br />(2002年5月19日 明大前 - 下高井戸)
</gallery>


=== 転落防止幌取り付け ===
4両編成として製造された5本に加え、編成組替によって組成された編成があり、こちらはコルゲート車体となっている。7811Fは8両編成だった7711Fの新宿寄り3両に旧7765号車を組み合わせて<ref name="RF604pp92-94"/>、7806Fは7702Fの中間車2両を抜いて<ref name="RP864p105"/>組成されたものである。
中間連結面間に転落防止の外幌を設ける工事が1997年から2001年にかけて施工されている<ref name="RP734p49"/>。


=== 2両編成 (7421F - 7425F) ===
=== ワンマン化改造 ===
[[File:Keio 7852 operator cabin.JPG|thumb|right|ワンマン運転対応機器が搭載されたクハ7852の運転室]]
朝ラッシュ時の[[各駅停車]]10両化を推進するために、1994年に5本が新造された。同時期製造の4両編成と同型の車体を持つ。製造時から[[新宿駅|新宿]]方先頭車にスカートを装備している。7421Fと7422Fは競馬場線のワンマン運転用の機器が搭載されている。[[京王八王子駅|京王八王子]]方先頭車のクハ7871 - 7875は原則として営業運転で先頭に出ることがないため、スカートを装備していなかったが、競馬場線のワンマンで運用するクハ7871・7872にはスカートが後年装備された。<gallery>
[[京王動物園線|動物園線]]の予備車として2000年に7801編成に<ref name="RP734p220"/>、2008年に7802編成に<ref name="年鑑2009一覧"/>、[[京王競馬場線|競馬場線]]の予備車として2009年に7421編成・7422編成に[[ワンマン運転|ワンマン]]化対応改造が行われた<ref name="年鑑2010一覧"/>。7421編成・7422編成はクハ7871・クハ7872にもスカートが取り付けられた<ref name="RP893p232"/>。
ファイル:keio7711F.jpg|前面に幌台座を持つ前期製造車 (7711F)
=== リニューアル工事 ===
ファイル:keio7724.JPG|前面の幌台座がなくなった後期製造車 (7724F)
2001年から2012年にかけてリニューアル工事が行われた<ref name="年鑑2002p108"/><ref name="RF628rs"/>。床敷物、化粧板がはりかえられ、床は茶系の濃淡、壁はピンクとパープルの濃淡の模様となった<ref name="年鑑2004p156"/>。バリアフリー化のため一部車両に[[車椅子スペース]]が設けられるとともに<ref name="年鑑2004p156"/>、2002年10月の施工車から客用ドア上には[[発光ダイオード|LED]]式の案内装置が設置された<ref name="RP734p42"/>。座席表地はローズを基調とし、柄で着席区分を示すものに変更された<ref name="年鑑2004p156"/>。2003年からはVVVF化改造が併せて行われ<ref name="年鑑2004p155"/>、2007年施工車からは[[バケットシート]]化<ref name="RF604p94"/>、袖仕切りの大型化、座席部へのつかみ棒追加<ref name="年鑑2008動向"/>、[[UVカット]]ガラスの採用による巻き上げカーテン廃止などの変更が行われている<ref name="ダイヤ情報310p24"/>。リニューアル工事施工時10両編成だった編成については正側面行先・種別表示装置のLED化、車内案内装置の[[液晶ディスプレイ|LCD]]化、自動放送装置の取り付けが行われている<ref group="注">7721編成から7725編成までのビードプレス車体の車両。</ref><ref name="年鑑2009動向"/>。
ファイル:Keio7000_7021F_ume.jpg|7721Fのみ先頭車前面上部の黒塗りの範囲が異なる
{{Double image aside|left|7710Froom.jpg|200|Inside Keio 7271.JPG|200|2006年度以前リニューアル工事施行車の車内|2007年度以降リニューアル工事施行車の車内}}
</gallery>
{{Double image aside|left| LED information board of Keio 7000.jpg |200|Keio7000train renewal LCD.jpg|200| LED車内案内表示器|LCD車内案内表示器。当初は1画面だったが、2017年に2画面化された。}}
{{-}}


== 更新工事 ==
=== VVVF化工事 ===
[[ファイル:7204f lcd.jpg|220px|right|thumb|7804編成の車内情報システム(現在は消滅)]]
{{予定|section=1|date=2010年10月20日 (水) 14:50 (UTC)}}
2003年から2012年にかけて主制御装置を[[絶縁ゲートバイポーラトランジスタ|IGBT]][[半導体素子|素子]]の[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]に更新する工事がリニューアルと同時に行われた<ref name="年鑑2004p155"/><ref name="RF628rs"/>。リニューアル工事のみ施工した編成についても順次遡ってVVVF化が行われている<ref name="年鑑2010一覧"/><ref name="RP864p105"/>。電動車と付随車の比率を1:1とするため、6・8・10両編成では電動車1両が電装解除されて改番<ref name="年鑑2004p155"/><ref name="年鑑2008動向"/>、8両編成では電動車の一部、<ref name="年鑑2004p155"/>10両編成では付随車2両が改番されている<ref name="年鑑2008動向"/>。8・10両編成で電装解除されたデハ7000形のパンタグラフはデハ7050形(7000番台)に移設されている<ref name="年鑑2004p155"/><ref name="RF605formation"/>。主制御装置、主電動機は[[京王9000系電車|9000系]]用を基本としたものとされ、2両ユニットを組む電動車はVFI-HR-2815C形主制御装置がデハ7000形に、単独で使用される電動車にはVFI-HR-1415B主制御器が搭載された<ref name="年鑑2004p156"/>。主電動機は出力150 kWの[[かご形三相誘導電動機]]HS-33535-01RBが採用された<ref name="年鑑2004p156"/>。駆動装置は改造前のものが流用され、[[歯車比]]も変更されていない<ref name="年鑑2004p156"/>。従来の界磁チョッパ車と連結して運用される際は力行特性を界磁チョッパ車に近似したものに切り換えるよう設定された<ref name="年鑑2004p156"/>。BL-MGを搭載していた編成は7707編成以外VVVF化改造時に補助電源装置をSIVに変更している<ref name="ダイヤ情報310p22"/>。7803・7804編成にはLCDの車内情報システムが他車のLED式と同じ場所、大きさで搭載されていた<ref name="年鑑2013動向"/><ref name="年鑑2013一覧"/><ref name="RP893p239"/><ref group="注">その後、7803編成は2022年頃に、7804編成は2023年にLED車内案内表示器になったため現在は消滅した。</ref>。
<!--誌面で確認できてから修正-->
2001年秋から更新工事が開始されたが、年度毎に内容が変化している。更新工事は2010年度までに全編成に施工される予定であったが2012年以降までずれ込んでいる。
* 2001年度:7701F。車内の更新、座席を区分柄のある紫色のものに変更(9000系とは異なる)、[[車椅子スペース]]新設、つり革の丸形から三角形への交換<ref>[[優先席]](のちに「おもいやりぞーん」)部の交換と枕木方向のつり革設置は更新とは無関係である。</ref>
* 2002年度:7702F。[[ドアチャイム]]({{Audio|Keio 7105chime open.ogg|ドア開時}} {{Audio|Keio 7103chime close.ogg|ドア閉時}})の設置、ドア上部への[[発光ダイオード|LED]]式[[車内案内表示装置|車内案内表示器]]の設置(千鳥配置)<ref>のちに7701Fにも追設。また7721F・7723Fには2007年末時点ではLCD装置の準備工事の関係で搭載されず、また側面幕の枠拡大(本体はそのまま)が行われた状態で運用についていたが、7722Fの更新後の2009年3月にLCD装置とフルカラーLED方向幕を装備した。</ref>
* 2003年度:7703F, 7704F。7704F以降、制御装置を従来の界磁チョッパ制御から9000系と同一の[[絶縁ゲートバイポーラトランジスタ|IGBT]][[半導体素子|素子]]を用いた[[日立製作所]]製2レベル方式の[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]装置に更新。[[MT比]]は1:1に改めた。歯車比が9000系と異なるため、励磁音も9000系より大きめで、音質も微妙に異なる。
* 2004年度:7705F, 7707F, 7710F。
* 2005年度:7706F, 7708F, 7711F。
* 2006年度:7709F, 7713F, 7714F。
* 2007年度:7712F, 7721F, 7723F。座席のバケットシート化、シート仕切りの変更(パイプ→板)、窓ガラスの変更(透明→[[紫外線|UV]]カット)とそれに伴うカーテンの廃止(7721Fと7723Fのみ)、ドア接触部に黄色いテープの貼付、ドア際の滑り止めを黄色化。
* 2008年度:7722F, 7724F, 7801F, 7802F, 7805F。7722F, 7724Fと7801F, 7802F, 7805Fで更新内容が異なり、7722Fと7724Fは7721F、7723Fの更新内容にドア上部の案内表示器をLED式から[[液晶ディスプレイ|LCD]]式に変更、車外の[[方向幕|種別・行先表示器]]を幕式からフルカラーLED式に変更し、9000系9736F以降に合わせた仕様となった。一方の7801F, 7802F, 7805Fは前年の7712Fと同じ内容である。
* 2009年度:7701F, 7421F - 7425F。7701Fは2001年度に一度更新されたため、今回は制御装置の変更のみ実施。
* 2010年度:7725F, 7715F<ref name="RF605-Ap33">[[#鉄道ファン605バンク|『鉄道ファン』通巻605号付録p33]]</ref>。{{要出典範囲|7725Fは7722F, 7724Fの更新内容に加え、[[車内放送|自動放送装置]]の設置が行われた。自動放送は2010年5月より使用開始されている|date=2011年3月}}。7715Fは更新と同時に7726F、7728Fに各2両、7811Fに1両、7711Fに3両が組み込まれ、編成番号が消滅した。組み込まれた各編成は、組込先編成の改造規模を最小限とし、これと内装を併せたため、7726F(7712Fを改番)に組み込まれた車両のみ2007年度以降施工車の、それ以外は2006年度以前施工車と同様の内装・装備とされた。{{要出典範囲|また、2010年時点で未更新の7803F・7804Fも2011年3月に更新車と同じ座席モケットに張り替えられ、7000系から完全オリジナルの車内を持つ編成は消滅する。|date=2011年3月}}
* 2011年度:7806F。7702Fを4両編成化の上VVVF化、中間車は7710Fに組み込んで10両編成化の上7729Fに改番<ref name="RP864p105"/>。
加えて一部の編成では補助電源装置の交換を実施している。
* 7701F - 7703F:MG (TDK-3344A) のまま<ref name="jrr2010">『私鉄車両編成表2010』(ジェーアールアール、交通新聞社)</ref>
* 7704F - 7710F:MG (TDK-3344A) →SIV (INV146-B0) <ref name="jrr2010" />
* 7711F・7721F・7723F・7724F:SIV (SVH170-446A) →SIV (INV146-B0) に交換
* 7712F - 7714F:SIV (SVH170-446A) のまま


{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
2012年4月1日時点で4両編成2本、6両編成1本の計14両(電動車は8両)が界磁チョッパ制御で、7803Fと7804Fが未更新車、7703Fは界磁チョッパ制御の更新車となっている。
|+6両編成
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="6"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子・橋本}}|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''サハ7550''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #d07;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc2
|-
!車両番号
| '''7701'''<br/>&nbsp;<br/>'''7703'''<br/>&nbsp;<br/>'''7704'''<br/>&nbsp;<br/>'''7705'''<br/>&nbsp; || '''7001'''<br/>&nbsp;<br/>'''7003'''<br/>&nbsp;<br/>'''7004'''<br/>&nbsp;<br/>'''7005'''<br/>&nbsp; || '''7551'''<br/>'''<small>(7051)</small>'''<br/>'''7553'''<br/>'''<small>(7053)</small>'''<br/>'''7554'''<br/>'''<small>(7054)</small>'''<br/>'''7555'''<br/>'''<small>(7055)</small>''' || '''7101'''<br/>&nbsp;<br/>'''7103'''<br/>&nbsp;<br/>'''7104'''<br/>&nbsp;<br/>'''7105'''<br/>&nbsp; || '''7151'''<br/>&nbsp;<br/>'''7153'''<br/>&nbsp;<br/>'''7154'''<br/>&nbsp;<br/>'''7155'''<br/>&nbsp; || '''7751'''<br/>&nbsp;<br/>'''7753'''<br/>&nbsp;<br/>'''7754'''<br/>&nbsp;<br/>'''7755'''<br/>&nbsp;||2009年6月<ref name="年鑑2010一覧"/><br/><br/>2012年7月<ref name="年鑑2013一覧"/><br/><br/>2004年3月<ref name="年鑑2004p218"/><br/><br/>2004年12月<ref name="年鑑2005p216"/><br/><br/>
|-
!搭載機器<ref name="年鑑2004p155"/>
| &nbsp;|| CON・PT|| SIV・CP || CON・PT || CP・PT|| SIV || &nbsp;
|}
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|+8両編成
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="8"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子・橋本・高尾山口}}|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''サハ7500''' || '''サハ7550''' || '''デハ7100''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #d07;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc2
|-
!車両番号
| '''7706'''<br/><br/>'''7707'''<br/><br/>'''7708'''<br/><br/>'''7709'''<br/><br/>'''7710'''<br/><br/>'''7711'''<br/><br/>'''7712'''<br/><br/>'''7713'''<br/><br/>'''7714'''<br/>&nbsp; || '''7006'''<br/><br/>'''7007'''<br/><br/>'''7008'''<br/><br/>'''7009'''<br/><br/>'''7010'''<br/><br/>'''7011'''<br/><br/>'''7012'''<br/><br/>'''7013'''<br/><br/>'''7014'''<br/>&nbsp; || '''7056'''<br/><br/>'''7057'''<br/><br/>'''7058'''<br/><br/>'''7059'''<br/><br/>'''7060'''<br/><br/>'''7061'''<br/><br/>'''7062'''<br/><br/>'''7063'''<br/><br/>'''7064'''<br/>&nbsp; || '''7506'''<br/>'''<small>(7106)</small>'''<br/>'''7507'''<br/>'''<small>(7107)</small>'''<br/>'''7508'''<br/>'''<small>(7108)</small>'''<br/>'''7509'''<br/>'''<small>(7109)</small>'''<br/>'''7510'''<br/>'''<small>(7110)</small>'''<br/>'''7511'''<br/>'''<small>(7111)</small>'''<br/>'''7512'''<br/>'''<small>(7112)</small>'''<br/>'''7513'''<br/>'''<small>(7113)</small>'''<br/>'''7514'''<br/>'''<small>(7114)</small>''' || '''7556'''<br/><br/>'''7557'''<br/><br/>'''7558'''<br/><br/>'''7559'''<br/><br/>'''7560'''<br/><br/>'''7561'''<br/><br/>'''7562'''<br/><br/>'''7563'''<br/><br/>'''7564'''<br/>&nbsp;|| '''7106''' (III) <br/>'''<small>(7206)</small>'''<br/>'''7107''' (III) <br/>'''<small>(7207)</small>'''<br/>'''7108''' (III) <br/>'''<small>(7208)</small>'''<br/>'''7109''' (III) <br/>'''<small>(7209)</small>'''<br/>'''7110''' (III) <br/>'''<small>(7210)</small>'''<br/>'''7111''' (III) <br/>'''<small>(7211)</small>'''<br/>'''7112''' (III) <br/>'''<small>(7212)</small>'''<br/>'''7113''' (II) <br/>'''<small>(7213)</small>'''<br/>'''7114''' (II) <br/>'''<small>(7214)</small>''' || '''7156''' (II) <br/>'''<small>(7256)</small>'''<br/>'''7157''' (II) <br/>'''<small>(7257)</small>'''<br/>'''7158''' (II) <br/>'''<small>(7258)</small>'''<br/>'''7159''' (II) <br/>'''<small>(7259)</small>'''<br/>'''7160''' (II) <br/>'''<small>(7260)</small>'''<br/>'''7161''' (II) <br/>'''<small>(7261)</small>'''<br/>'''7162''' (II) <br/>'''<small>(7262)</small>'''<br/>'''7163''' (II) <br/>'''<small>(7263)</small>'''<br/>'''7164''' (II) <br/>'''<small>(7264)</small>'''|| '''7756'''<br/><br/>'''7757'''<br/><br/>'''7758'''<br/><br/>'''7759'''<br/><br/>'''7760'''<br/><br/>'''7761'''<br/><br/>'''7762'''<br/><br/>'''7763'''<br/><br/>'''7764'''<br/>&nbsp;||2005年7月<ref name="年鑑2006p209"/><br/><br/>2004年6月<ref name="年鑑2005p216"/><br/><br/>2005年7月<ref name="年鑑2006p209"/><br/><br/>2006年10月<ref name="年鑑2007p225"/><br/><br/>2005年7月<ref name="年鑑2006p209"/><br/><br/>2006年2月<ref name="年鑑2006p209"/><br/><br/>2008年1月<ref name="年鑑2008p245"/><br/><br/>2006年7月<ref name="年鑑2007p225"/><br/><br/>2007年2月<ref name="年鑑2007p225"/><br/><br/>
|-
!搭載機器<ref name="年鑑2004p155"/>
| &nbsp;|| CON・PT|| SIV・CP・PT|| &nbsp;|| CP || CON・PT|| SIV・CP・PT || &nbsp; || &nbsp;
|}
;注記 : デハ7106 – 7112(3代目)、デハ7156 – 7162(2代目)は製造時の番号に戻った。デハ7113・デハ7114・デハ7163・デハ7164は2代目。(III) と付記されている車両は同じ番号を付けた3代目の車両であることを指す。以下同じ。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|+10両編成
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="10"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子・橋本・高尾山口}}|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''サハ7500'''|| '''デハ7000''' || '''サハ7550''' || '''サハ7550''' || '''デハ7100''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #d07;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc2
|-
!車両番号
| '''7721'''<br/><br/>'''7722'''<br/><br/> '''7723'''<br/><br/>'''7724'''<br/><br/>'''7725'''<br/>&nbsp;
|| '''7021'''<br/><br/>'''7022'''<br/><br/> '''7023'''<br/><br/>'''7024'''<br/><br/>'''7025'''<br/>&nbsp;
|| '''7071'''<br/><br/>'''7072'''<br/><br/> '''7073'''<br/><br/>'''7074'''<br/><br/>'''7075'''<br/>&nbsp;
|| '''7521'''<br/><br/>'''7522'''<br/><br/> '''7523'''<br/><br/>'''7524'''<br/><br/>'''7525'''<br/>&nbsp;
|| '''7121'''<br/><br/>'''7122'''<br/><br/> '''7123'''<br/><br/>'''7124'''<br/><br/>'''7125'''<br/>&nbsp;
|| '''7571''' (II) <br/>'''<small>(7171)</small>'''<br/> '''7572''' (II) <br/>'''<small>(7172)</small>'''<br/> '''7573''' (II) <br/>'''<small>(7173)</small>'''<br/> '''7574''' (II) <br/>'''<small>(7174)</small>'''<br/>'''7575''' (II) <br/>'''<small>(7175)</small>'''
|| '''7671'''<br/>'''<small>(7571)</small>'''<br/> '''7672'''<br/>'''<small>(7572)</small>'''<br/> '''7673'''<br/>'''<small>(7573)</small>'''<br/> '''7674'''<br/>'''<small>(7574)</small>'''<br/>'''7675'''<br/>'''<small>(7575)</small>'''
|| '''7221'''<br/><br/>'''7222'''<br/><br/> '''7223'''<br/><br/>'''7224'''<br/><br/>'''7225'''<br/>&nbsp;
|| '''7271'''<br/><br/>'''7272'''<br/><br/> '''7273'''<br/><br/>'''7274'''<br/><br/>'''7275'''<br/>&nbsp;
|| '''7771'''<br/><br/>'''7772'''<br/><br/> '''7773'''<br/><br/>'''7774'''<br/><br/>'''7775'''<br/>&nbsp;
||2007年6月<ref name="年鑑2008p245"/><br/><br/>2008年10月<ref name="年鑑2009一覧"/><br/><br/>2007年10月<ref name="年鑑2008p245"/><br/><br/>2009年2月<ref name="年鑑2009一覧"/><br/><br/>2010年3月<br/><br/>
|-
!搭載機器
| &nbsp;|| CON・PT|| SIV・CP・PT|| &nbsp;|| CON・PT|| CP || CP || CON・PT|| SIV・CP・PT || &nbsp; || &nbsp;
|}
;注記 : サハ7571 – 7575は2代目。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|+4両編成
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="4"|{{TrainDirection|新宿・多摩動物公園|京王八王子}}|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #d07;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc2
|-
!車両番号
| '''7801'''<br/>'''7802'''<br/>'''7803'''<br/>'''7804'''<br/>'''7805''' || '''7201'''<br/>'''7202'''<br/>'''7203'''<br/>'''7204'''<br/>'''7205'''|| '''7251'''<br/>'''7252'''<br/>'''7253'''<br/>'''7254'''<br/>'''7255'''|| '''7851'''<br/>'''7852'''<br/>'''7853'''<br/>'''7854'''<br/>'''7855'''||2008年5月<ref name="年鑑2009一覧"/><br/>2008年7月<ref name="年鑑2009一覧"/><br/>2012年10月<ref name="年鑑2013一覧"/><br/>2012年9月<ref name="年鑑2013一覧"/><br/>2009年3月
|-
!搭載機器<ref name="RP734p44"/>
|CP|| CON・PT|| SIV・CP・PT || &nbsp; || &nbsp;
|}
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|+2両編成
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="2"|{{TrainDirection|<small>新宿</small>|<small>京王八王子<br/>府中競馬正門前</small>}}|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期<ref name="年鑑2010一覧"/>
|-
!形式
| '''デハ7400'''|| '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #d07;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #d07;;"| Mc ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc
|-
!車両番号
| '''7421'''<br/>'''7422'''<br/>'''7423'''<br/>'''7424'''<br/>'''7425''' ||'''7871'''<br/>'''7872'''<br/>'''7873'''<br/>'''7874'''<br/>'''7875'''||2009年11月<br/>2009年12月<br/>2009年7月<br/>2009年9月<br/>2009年10月
|-
!搭載機器
| CON・PT|| SIV・CP・PT|| &nbsp;
|}


=== パンタグラフ換装 ===
; 更新工事施工車における変更点
[[File:A single arm pantograph on Keio 7000.JPG|thumb|150px|right|PT-7110パンタグラフ]]
<gallery>
2005年ごろに全車のパンタグラフが東洋製PT-7110シングルアーム形に換装されている<ref name="年鑑2006動向"/><ref name="年鑑2012諸元"/>。
ファイル:7710Froom.jpg|2006年度まで施行の更新工事後の車内

ファイル:Seat of Keio 7000-Renewal.jpg|座席
=== ATC設置工事 ===
ファイル:Priority seat of Keio 7000-Renewal.jpg|優先席
[[自動列車制御装置#京王電鉄(京王ATC)|ATC]]車上装置の設置工事がATC運用開始に先立つ2008年度前後に行われている<ref name="年鑑2009動向"/>。
ファイル:LED information board of Keio 7000.jpg|LED車内案内表示器

ファイル:デハ7271 リニューアル後の車内.JPG|2007年度施行の更新工事後の車内
=== 自動放送装置設置 ===
ファイル:Keio7000Train_7022F.jpg|2008年度に更新を施工した7722F。種別・行先表示がフルカラーLED化されている。
一部編成に自動放送装置が設置され、2010年5月1日から使用されている。
ファイル:Keio7000train_renewal_LCD.jpg|2008年度施工の7722Fに設置されたLCD車内案内表示器

</gallery>
=== 編成組み替え ===
[[ファイル:Keio-Series7000-7727.jpg|thumb|right|10両編成化後の7727編成<br />(2021年11月 長沼駅)]]
10両編成での運用増加と共通化のため8両5編成を10両3編成、4両・6両各1編成に組み替える工事が2010年度に<ref name="RF604p92"/>、6両・8両各1編成を4両・10両編成に組み替える工事が2011年度に行われている<ref name="RP864p105"/>。4両・10両編成は機器配置を既存編成とあわせている<ref name="RF604p92"/>が、6両編成は改造範囲を最小限とするため機器配置が既存編成と異なる<ref name="RF604p92"/>。10両編成は既存の編成の続き番号とされた<ref name="RF604p92"/>。旧7715編成はリニューアル工事、VVVF改造と同時施工<ref name="RF604p93"/>、旧7702編成はVVVF改造と同時施工<ref name="RP864p105"/>であり、旧7715編成の2両のデハ7050形、旧7702編成のデハ7152は電装解除され、サハ7550形となった<ref name="RF604p94"/><ref name="RF604p93"/>。旧7711編成のサハ7511はVVVF改造時に電装解除されていたが、今回の工事で再電装されている<ref name="RF604p94"/>。2010年度施工車は7726編成以外改造前編成に併せて編成組み替え時にはバケットシート化が行われなかったが、2010年度下期にバケットシート化が行われている<ref name="年鑑2012p140"/>。2011年度施工車は組み替え時にバケットシート化と袖仕切りの大型化が行われている<ref name="年鑑2012p140"/>。

7726編成 - 7728編成は8両編成だった旧7712編成 - 旧7714編成の4両目と5両目に旧7711編成と旧7715編成の中間車を組み込んで<ref name="RF604p94"/><ref name="RF604p93"/>、7729編成は旧7710編成に旧7702編成の中間車を組み込んで組成されたものである<ref name="RP864p105"/>。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="10"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子}}|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''サハ7500''' || '''デハ7000''' || '''サハ7550''' || '''サハ7550''' || '''デハ7100''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #d07;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc2
|-
!車両番号<ref name="RF617-Ap"/>
| '''7726'''<br/>'''<small>(7712)</small>'''<br/>'''7727'''<br/>'''<small>(7713)</small>'''<br/>'''7728'''<br/>'''<small>(7714)</small>'''<br/>'''7729'''<br/>'''<small>(7710)</small>''' || '''7026'''<br/>'''<small>(7012)</small>'''<br/>'''7027'''<br/>'''<small>(7013)</small>'''<br/>'''7028'''<br/>'''<small>(7014)</small>'''<br/>'''7029'''<br/>'''<small>(7010)</small>''' || '''7076'''<br/>'''<small>(7062)</small>'''<br/>'''7077'''<br/>'''<small>(7063)</small>'''<br/>'''7078'''<br/>'''<small>(7064)</small>'''<br/>'''7079'''<br/>'''<small>(7060)</small>''' || '''7526'''<br/>'''<small>(7512)</small>'''<br/>'''7527'''<br/>'''<small>(7513)</small>'''<br/>'''7528''' <br/>'''<small>(7514)</small>'''<br/>'''7529'''<br/>'''<small>(7510)</small>''' || '''7126'''<br/>'''<small>(7115)</small>'''<br/>'''7127'''<br/>'''<small>(7511)</small>'''<br/>'''7128'''<br/>'''<small>(7215)</small>'''<br/>'''7129'''<br/>'''<small>(7102)</small>''' || '''7576'''<br/>'''<small>(7565)</small>'''<br/>'''7577'''<br/>'''<small>(7561)</small>'''<br/>'''7578'''<br/>'''<small>(7265)</small>'''<br/>'''7579'''<br/>'''<small>(7152)</small>'''|| '''7676'''<br/>'''<small>(7562)</small>'''<br/>'''7677'''<br/>'''<small>(7563)</small>'''<br/>'''7678'''<br/>'''<small>(7564)</small> '''<br/>'''7679'''<br/>'''<small>(7560)</small>''' || '''7226'''<br/>'''<small>(7212)</small>'''<br/>'''7227'''<br/>'''<small>(7213)</small>'''<br/>'''7228'''<br/>'''<small>(7214)</small>''' <br/>'''7229'''<br/>'''<small>(7210)</small>'''|| '''7276'''<br/>'''<small>(7262)</small>'''<br/>'''7277'''<br/>'''<small>(7263)</small>'''<br/>'''7278''' <br/>'''<small>(7264)</small>'''<br/>'''7279'''<br/>'''<small>(7260)</small>''' || '''7776'''<br/>'''<small>(7762)</small>'''<br/>'''7777'''<br/>'''<small>(7763)</small>'''<br/>'''7778'''<br/>'''<small>(7764)</small>'''<br/>'''7779'''<br/>'''<small>(7760)</small>'''
||2010年10月<ref name="年鑑2011一覧"/><br/><br/>2011年1月<ref name="年鑑2011一覧"/><br/><br/>2010年11月<ref name="年鑑2011一覧"/><br/><br/>2012年3月<ref name="年鑑2012一覧"/><br/><br/>
|-
!搭載機器
| &nbsp;|| CON・PT|| SIV・CP・PT || &nbsp;|| CON・PT|| CP || CP || CON・PT|| SIV・CP・PT || &nbsp; || &nbsp;
|}
7711編成はそれぞれ8両編成だった旧7715編成の新宿寄り3両と旧7711編成の京王八王子寄り3両を組み合わせて組成したものである<ref name="RF604p92"/><ref name="RF604p93"/>。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="6"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子}}|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''サハ7550''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #d07;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc2
|-
!車両番号<ref name="RF617-Ap"/>
| '''7711''' (II) <br/>'''<small>(7715)</small>'''|| '''7011''' (II) <br/>'''<small>(7015)</small>'''|| '''7561''' (II) <br/>'''<small>(7065)</small>''' || '''7111'''<br/>&nbsp; ||'''7161'''<br/>&nbsp; ||'''7761'''<br/>&nbsp; ||2010年8月<ref name="年鑑2011一覧"/><br/><br/>
|-
!搭載機器
| &nbsp;|| CON・PT|| SIV・CP || CON・PT || SIV・CP・PT|| &nbsp; || &nbsp;
|}
;注記 : クハ7711・デハ7011・サハ7561は2代目。
7811編成は8両編成だった旧7711編成の新宿寄り3両に旧7765号車を組み合わせて<ref name="RF604p92"/><ref name="RF604p93"/>、7806編成は旧7702編成の中間車2両を抜いて<ref name="RP864p105"/>組成されたものである。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="4"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子}}|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #d07;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc2
|-
!車両番号<ref name="RF617-Ap"/>
| '''7806'''<br/>'''<small>(7702)</small>'''<br/> '''7811'''<br/>'''<small>(7711)</small>'''|| '''7206''' (II) <br/>'''<small>(7002)</small>'''<br/> '''7211''' (II) <br/>'''<small>(7011)</small>'''|| '''7256''' (II) <br/>'''<small>(7052)</small>'''<br/> '''7261''' (II) <br/>'''<small>(7061)</small>'''|| '''7856'''<br/>'''<small>(7752)</small>'''<br/> '''7861'''<br/>'''<small>(7765)</small>'''||2012年3月<ref name="年鑑2012一覧"/><br/><br/>2010年8月<ref name="年鑑2011一覧"/><br/><br/>
|-
!搭載機器
| CP|| CON・PT|| SIV・CP・PT ||&nbsp; ||&nbsp;
|}
;注記 : デハ7206・デハ7211・デハ7256・デハ7261は2代目。

=== 補助電源装置移設 ===
7701編成は2011年12月に、7703編成は2012年11月にクハ7750形からデハ7050形に補助電源装置を移設している<ref name="年鑑2013動向"/><ref name="DJ339p125"/>。{{-}}

=== 戸閉保安装置更新 ===
[[File:7779 door indicator.JPG|thumb|150px|right|7729編成のドア開閉予告表示灯]]
7729編成は10両編成化時に、7803編成はVVVF化改造時に戸閉保安装置を間接制御方式に更新し、各客用ドアにLED式開閉予告表示灯を取り付けた<ref name="年鑑2013一覧"/><ref name="年鑑2012p141"/>。

=== 改番 ===
2014年3月24日付で7711編成と7811編成がそれぞれ7702編成と7807編成に改番された<ref name="RF640-Ap"/><ref name="年鑑2014動向1"/>。新デハ7102と新デハ7152は3度目の改番である<ref name="年鑑2014動向2"/>。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="6"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子}}
|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|改番時期
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''サハ7550''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #d07;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| T ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc2
|-
!車両番号<ref name="RP893p260"/>
| '''7702''' (II) <br/>'''<small>(7711)</small>'''|| '''7002''' (II) <br/>'''<small>(7011)</small>'''|| '''7552'''<br/>'''<small>(7561)</small>''' || '''7102''' (II) <br/>'''<small>(7111)</small>'''||'''7152'''<br/>'''<small>(7161)</small>'''||'''7752''' (II) <br/>'''<small>(7761)</small>'''||2014年3月<ref name="RF640-Ap"/><ref name="年鑑2014一覧"/><br/><br/>
|-
!搭載機器<ref name="RP893p260"/>
| &nbsp;|| CON・PT|| SIV・CP || CON・PT || SIV・CP・PT|| &nbsp; || &nbsp;
|}
;注記 : クハ7702・デハ7002・デハ7102・クハ7752は2代目。
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A; background-color:#ccc;"|&nbsp;
|style="border-bottom:solid 3px #7B766A;" colspan="4"|{{TrainDirection|新宿|京王八王子}}
|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
|-
!形式
| '''クハ7700''' || '''デハ7000''' || '''デハ7050''' || '''クハ7750'''
|-
!style="border-bottom:solid 3px #d07;"|区分
|style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M1 ||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| M2||style="border-bottom:solid 3px #d07;"| Tc2
|-
!車両番号<ref name="RP893p260"/>
| '''7807'''<br/>'''<small>(7811)</small>'''|| '''7207''' (II)<br/>'''<small>(7211)</small>'''|| '''7257''' (II)<br/>'''<small>(7261)</small>'''|| '''7857'''<br/>'''<small>(7861)</small>'''||2014年3月<ref name="RF640-Ap"/><ref name="年鑑2014一覧"/><br/>
|-
!搭載機器<ref name="RP893p260"/>
| CP|| CON・PT|| SIV・CP・PT ||&nbsp; ||&nbsp;
|}
注記:デハ7207・デハ7257は2代目。

=== 車内ラッピング・補助電源装置更新 ===
[[File:Inside Keio 7251.JPG|thumb|150px|right|デハ7251の車内]]
7801編成の車内に動物をデザインした装飾を施すとともに、デハ7251の補助電源装置を出力210 kVAのものに更新し、[[2015年]](平成27年)3月22日から運行を行っている<ref name="年鑑2015p127"/><ref name="年鑑2015p240"/>。

=== 改番履歴 ===
7000系では、80両に対し、のべ116回の改番が行われている<ref name="年鑑2012一覧"/><ref name="RP893p272"/><ref name="RP893p273"/><ref name="RP893p274"/>。
{| class="sortable wikitable" style="text-align:center; font-size:80%"
|+7000系改番履歴
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''製造年月日'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''製造者'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''製造時<br/>形式'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''製造時<br/>車号'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''改番年月日'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''改番後<br/>形式'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''改番後<br/>番号'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''内容'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''改番年月日'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''改番後<br/>形式'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''改番後<br/>番号'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''内容'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''改番年月日'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''改番後<br/>形式'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''改番後<br/>番号'''
!style="border-bottom:solid 3px #B04740"|'''内容'''
|-
|1984年3月12日||東急||クハ7700||7702||style="background-color:#87cefa"|2012年3月22日||style="background-color:#87cefa"|クハ7700||style="background-color:#87cefa"|7806||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1984年11月19日||東急||クハ7700||7710||style="background-color:#87cefa"|2012年3月28日||style="background-color:#87cefa"|クハ7700||style="background-color:#87cefa"|7729||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年3月20日||東急||クハ7700||7711||style="background-color:#87cefa"|2010年8月25日||style="background-color:#87cefa"|クハ7700||style="background-color:#87cefa"|7811||style="background-color:#87cefa"|改番||style="background-color:#8fbc8f"|2014年3月24日||style="background-color:#8fbc8f"|クハ7700||style="background-color:#8fbc8f"|7807||style="background-color:#8fbc8f"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年3月24日||東急||クハ7700||7712||style="background-color:#87cefa"|2010年10月14日||style="background-color:#87cefa"|クハ7700||style="background-color:#87cefa"|7726||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年10月30日||東急||クハ7700||7713||style="background-color:#87cefa"|2011年1月20日||style="background-color:#87cefa"|クハ7700||style="background-color:#87cefa"|7727||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年11月12日||東急||クハ7700||7714||style="background-color:#87cefa"|2011年11月29日||style="background-color:#87cefa"|クハ7700||style="background-color:#87cefa"|7728||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年11月25日||東急||クハ7700||7715||style="background-color:#87cefa"|2010年8月25日||style="background-color:#87cefa"|クハ7700||style="background-color:#87cefa"|7711(II)||style="background-color:#87cefa"|改番||style="background-color:#8fbc8f"|2014年3月24日||style="background-color:#8fbc8f"|クハ7700||style="background-color:#8fbc8f"|7702(II)||style="background-color:#8fbc8f"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1984年3月12日||東急||クハ7750||7752||style="background-color:#87cefa"|2012年3月22日||style="background-color:#87cefa"|クハ7750||style="background-color:#87cefa"|7856||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1984年11月19日||東急||クハ7750||7760||style="background-color:#87cefa"|2012年3月28日||style="background-color:#87cefa"|クハ7750||style="background-color:#87cefa"|7779||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年3月20日||東急||クハ7750||7761||style="background-color:#8fbc8f"|2014年3月24日||style="background-color:#8fbc8f"|クハ7750||style="background-color:#8fbc8f"|7752(II)||style="background-color:#8fbc8f"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年3月24日||東急||クハ7750||7762||style="background-color:#87cefa"|2010年10月14日||style="background-color:#87cefa"|クハ7750||style="background-color:#87cefa"|7776||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年10月30日||東急||クハ7750||7763||style="background-color:#87cefa"|2011年1月20日||style="background-color:#87cefa"|クハ7750||style="background-color:#87cefa"|7777||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年11月12日||東急||クハ7750||7764||style="background-color:#87cefa"|2011年11月29日||style="background-color:#87cefa"|クハ7750||style="background-color:#87cefa"|7778||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年11月25日||東急||クハ7750||7765||style="background-color:#87cefa"|2010年8月25日||style="background-color:#87cefa"|クハ7750||style="background-color:#87cefa"|7861||style="background-color:#87cefa"|改番||style="background-color:#8fbc8f"|2014年3月24日||style="background-color:#8fbc8f"|クハ7750||style="background-color:#8fbc8f"|7857||style="background-color:#8fbc8f"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1992年1月26日||東急||サハ7550||7560||style="background-color:#87cefa"|2012年3月28日||style="background-color:#87cefa"|サハ7550||style="background-color:#87cefa"|7679||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1990年3月5日||東急||サハ7550||7561||style="background-color:#87cefa"|2011年1月20日||style="background-color:#87cefa"|サハ7550||style="background-color:#87cefa"|7577||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1990年3月12日||東急||サハ7550||7562||style="background-color:#87cefa"|2010年10月14日||style="background-color:#87cefa"|サハ7550||style="background-color:#87cefa"|7676||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年10月30日||日車||サハ7550||7563||style="background-color:#87cefa"|2011年1月20日||style="background-color:#87cefa"|サハ7550||style="background-color:#87cefa"|7677||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年11月12日||日車||サハ7550||7564||style="background-color:#87cefa"|2010年11月29日||style="background-color:#87cefa"|サハ7550||style="background-color:#87cefa"|7678||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年11月25日||日車||サハ7550||7565||style="background-color:#87cefa"|2010年10月14日||style="background-color:#87cefa"|サハ7550||style="background-color:#87cefa"|7576||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1996年2月14日||日車||サハ7550||7571||style="background-color:#ffc0cb"|2007年6月26日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7671||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1996年2月21日||日車||サハ7550||7572||style="background-color:#ffc0cb"|2008年10月21日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7672||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1996年2月8日||日車||サハ7550||7573||style="background-color:#ffc0cb"|2007年10月16日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7673||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1996年3月6日||日車||サハ7550||7574||style="background-color:#ffc0cb"|2009年2月12日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7674||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1996年3月13日||日車||サハ7550||7575||style="background-color:#ffc0cb"|2010年4月25日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7675||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年3月12日||日車||デハ7000||7002||style="background-color:#87cefa"|2013年3月22日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7006(II)||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年11月19日||日車||デハ7000||7010||style="background-color:#87cefa"|2012年3月28日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7029||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年3月20日||日車||デハ7000||7011||style="background-color:#87cefa"|2010年8月25日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7211(II)||style="background-color:#87cefa"|改番||style="background-color:#8fbc8f"|2014年3月24日||style="background-color:#8fbc8f"|デハ7000||style="background-color:#8fbc8f"|7207(II)||style="background-color:#8fbc8f"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年3月24日||日車||デハ7000||7012||style="background-color:#87cefa"|2010年10月24日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7026||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年10月30日||日車||デハ7000||7013||style="background-color:#87cefa"|2011年1月20日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7027||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年11月22日||日車||デハ7000||7014||style="background-color:#87cefa"|2010年11月29日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7028||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年11月25日||日車||デハ7000||7015||style="background-color:#87cefa"|2010年8月25日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7011(II)||style="background-color:#87cefa"|改番||style="background-color:#8fbc8f"|2014年3月24日||style="background-color:#8fbc8f"|デハ7000||style="background-color:#8fbc8f"|7002(II)||style="background-color:#8fbc8f"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年3月12日||日車||デハ7000||7102||style="background-color:#87cefa"|2012年3月28日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7129||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年8月20日||日車||デハ7000||7106||style="background-color:#dcdcdc"|1992年2月20日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7000||style="background-color:#dcdcdc"|7206||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2005年7月6日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7000||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7106(III)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年10月24日||日車||デハ7000||7107||style="background-color:#dcdcdc"|1992年2月8日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7000||style="background-color:#dcdcdc"|7207||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2004年6月25日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7000||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7107(III)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年10月31日||日車||デハ7000||7108||style="background-color:#dcdcdc"|1992年1月31日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7000||style="background-color:#dcdcdc"|7208||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2005年10月11日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7000||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7108(III)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年11月9日||日車||デハ7000||7109||style="background-color:#dcdcdc"|1992年1月25日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7000||style="background-color:#dcdcdc"|7209||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2006年10月25日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7000||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7109(III)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年11月19日||日車||デハ7000||7110||style="background-color:#dcdcdc"|1992年1月16日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7000||style="background-color:#dcdcdc"|7210||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2005年3月15日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7000||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7110(III)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||style="background-color:#87cefa"|2012年3月28日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7229||style="background-color:#87cefa"|改番
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|1986年3月20日||日車||デハ7000||7111||style="background-color:#dcdcdc"|1990年3月5日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7000||style="background-color:#dcdcdc"|7211||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2006年2月13日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7000||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7111(III)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||style="background-color:#8fbc8f"|2014年3月24日||style="background-color:#8fbc8f"|デハ7000||style="background-color:#8fbc8f"|7102(II)||style="background-color:#8fbc8f"|改番
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|1986年3月24日||日車||デハ7000||7112||style="background-color:#dcdcdc"|1990年3月15日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7000||style="background-color:#dcdcdc"|7212||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2008年1月30日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7000||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7112(III)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||style="background-color:#87cefa"|2010年10月14日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7226||style="background-color:#87cefa"|改番
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|1986年10月30日||日車||デハ7000||7113||style="background-color:#ffc0cb"|2006年7月10日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7500||style="background-color:#ffc0cb"|7513||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||style="background-color:#87cefa"|2011年1月20日||style="background-color:#87cefa"|サハ7500||style="background-color:#87cefa"|7527||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年11月12日||日車||デハ7000||7114||style="background-color:#ffc0cb"|2007年2月2日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7500||style="background-color:#ffc0cb"|7514||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||style="background-color:#87cefa"|2010年11月29日||style="background-color:#87cefa"|サハ7500||style="background-color:#87cefa"|7528||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年11月25日||日車||デハ7000||7115||style="background-color:#87cefa"|2010年10月14日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7126||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年10月30日||日車||デハ7000||7213||style="background-color:#ffc0cb"|2006年7月10日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7000||style="background-color:#ffc0cb"|7113(II)||style="background-color:#ffc0cb"|改番||style="background-color:#87cefa"|2011年1月20日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7227||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年11月12日||日車||デハ7000||7214||style="background-color:#ffc0cb"|2007年2月2日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7000||style="background-color:#ffc0cb"|7114(II)||style="background-color:#ffc0cb"|改番||style="background-color:#87cefa"|2010年11月29日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7228||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年11月25日||日車||デハ7000||7215||style="background-color:#87cefa"|2010年11月29日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7228||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1992年2月20日||東急||デハ7000||7106(II)||style="background-color:#ffc0cb"|2005年7月6日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7500||style="background-color:#ffc0cb"|7506||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1992年2月8日||東急||デハ7000||7107(II)||style="background-color:#ffc0cb"|2004年6月25日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7500||style="background-color:#ffc0cb"|7507||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1992年1月31日||東急||デハ7000||7108(II)||style="background-color:#ffc0cb"|2005年10月11日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7500||style="background-color:#ffc0cb"|7508||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1992年1月25日||東急||デハ7000||7109(II)||style="background-color:#ffc0cb"|2006年10月25日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7500||style="background-color:#ffc0cb"|7509||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1992年1月16日||東急||デハ7000||7110(II)||style="background-color:#ffc0cb"|2005年3月15日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7500||style="background-color:#ffc0cb"|7510||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||style="background-color:#87cefa"|2012年3月28日||style="background-color:#87cefa"|サハ7500||style="background-color:#87cefa"|7529||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1990年3月5日||東急||デハ7000||7111(II)||style="background-color:#ffc0cb"|2006年2月13日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7500||style="background-color:#ffc0cb"|7511||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||style="background-color:#87cefa"|2011年1月20日||style="background-color:#87cefa"|デハ7000||style="background-color:#87cefa"|7127||style="background-color:#87cefa"|電装||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1990年3月12日||東急||デハ7000||7112(II)||style="background-color:#ffc0cb"|2008年1月30日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7500||style="background-color:#ffc0cb"|7512||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||style="background-color:#87cefa"|2010年10月14日||style="background-color:#87cefa"|サハ7500||style="background-color:#87cefa"|7526||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年3月5日||日車||デハ7050||7051||style="background-color:#ffc0cb"|2009年6月19日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7551||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年3月12日||日車||デハ7050||7052||style="background-color:#87cefa"|2012年3月22日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7256(II)||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年3月21日||日車||デハ7050||7053||style="background-color:#ffc0cb"|2012年11月25日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7553||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年3月27日||日車||デハ7050||7054||style="background-color:#ffc0cb"|2004年3月31日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7554||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年8月10日||日車||デハ7050||7055||style="background-color:#ffc0cb"|2004年12月27日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7555||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1984年11月19日||日車||デハ7050||7060||style="background-color:#87cefa"|2012年3月28日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7079||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年3月20日||日車||デハ7050||7061||style="background-color:#87cefa"|2010年8月25日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7261(II)||style="background-color:#87cefa"|改番||style="background-color:#8fbc8f"|2014年3月24日||style="background-color:#8fbc8f"|デハ7050||style="background-color:#8fbc8f"|7257(II)||style="background-color:#8fbc8f"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年3月24日||日車||デハ7050||7062||style="background-color:#87cefa"|2010年10月14日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7076||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年10月30日||日車||デハ7050||7063||style="background-color:#87cefa"|2011年1月20日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7077||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年11月12日||日車||デハ7050||7064||style="background-color:#87cefa"|2010年11月29日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7078||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1986年11月25日||日車||デハ7050||7065||style="background-color:#87cefa"|2010年8月25日||style="background-color:#87cefa"|サハ7550||style="background-color:#87cefa"|7561(II)||style="background-color:#87cefa"|電装解除||style="background-color:#8fbc8f"|2014年3月24日||style="background-color:#8fbc8f"|サハ7550||style="background-color:#8fbc8f"|7552||style="background-color:#8fbc8f"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1987年10月5日||東急||デハ7050||7152||style="background-color:#87cefa"|2012年3月28日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7179||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1987年12月24日||東急||デハ7050||7156||style="background-color:#dcdcdc"|1992年2月20日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7050||style="background-color:#dcdcdc"|7256||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2005年7月6日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7050||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7156(II)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1987年10月9日||日車||デハ7050||7157||style="background-color:#dcdcdc"|1992年2月8日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7050||style="background-color:#dcdcdc"|7257||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2004年6月25日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7050||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7157(II)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1987年10月15日||日車||デハ7050||7158||style="background-color:#dcdcdc"|1992年1月31日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7050||style="background-color:#dcdcdc"|7258||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2005年10月11日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7050||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7158(II)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
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|1987年10月21日||日車||デハ7050||7159||style="background-color:#dcdcdc"|1992年1月25日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7050||style="background-color:#dcdcdc"|7259||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2006年10月25日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7050||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7159(II)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1987年10月26日||日車||デハ7050||7160||style="background-color:#dcdcdc"|1992年1月16日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7050||style="background-color:#dcdcdc"|7260||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2005年3月15日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7050||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7160(II)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||style="background-color:#87cefa"|2012年3月28日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7279||style="background-color:#87cefa"|改番
|-
|1987年10月30日||日車||デハ7050||7161||style="background-color:#dcdcdc"|1990年3月5日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7050||style="background-color:#dcdcdc"|7261||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2006年2月13日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7050||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7161(II)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||style="background-color:#8fbc8f"|2014年3月24日||style="background-color:#8fbc8f"|デハ7050||style="background-color:#8fbc8f"|7152(II)||style="background-color:#8fbc8f"|改番
|-
|1987年11月6日||日車||デハ7050||7162||style="background-color:#dcdcdc"|1990年3月15日||style="background-color:#dcdcdc"|デハ7050||style="background-color:#dcdcdc"|7262||style="background-color:#dcdcdc"|改番||style="background-color:#ffc0cb"|2008年1月31日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7050||style="background-color:#ffc0cb"|<u>7162(II)</u>||style="background-color:#ffc0cb"|改番||style="background-color:#87cefa"|2010年10月14日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7276||style="background-color:#87cefa"|改番
|-
|1996年2月14日||東急||デハ7050||7171||style="background-color:#ffc0cb"|2007年6月26日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7571(II)||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1996年2月21日||東急||デハ7050||7172||style="background-color:#ffc0cb"|2008年10月21日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7572(II)||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1996年2月8日||日車||デハ7050||7173||style="background-color:#ffc0cb"|2007年10月16日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7573(II)||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1996年3月6日||日車||デハ7050||7174||style="background-color:#ffc0cb"|2009年2月12日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7574(II)||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1996年3月13日||日車||デハ7050||7175||style="background-color:#ffc0cb"|2010年4月25日||style="background-color:#ffc0cb"|サハ7550||style="background-color:#ffc0cb"|7575(II)||style="background-color:#ffc0cb"|電装解除||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年10月30日||東急||デハ7050||7263||style="background-color:#ffc0cb"|2006年7月10日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7050||style="background-color:#ffc0cb"|7163||style="background-color:#ffc0cb"|改番||style="background-color:#87cefa"|2011年1月20日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7277||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年11月12日||東急||デハ7050||7264||style="background-color:#ffc0cb"|2007年2月2日||style="background-color:#ffc0cb"|デハ7050||style="background-color:#ffc0cb"|7164||style="background-color:#ffc0cb"|改番||style="background-color:#87cefa"|2010年11月29日||style="background-color:#87cefa"|デハ7050||style="background-color:#87cefa"|7278||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|-
|1986年11月25日||東急||デハ7050||7265||style="background-color:#87cefa"|2010年11月29日||style="background-color:#87cefa"|サハ7550||style="background-color:#87cefa"|7578||style="background-color:#87cefa"|改番||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;||&nbsp;
|}
; 凡例 : 下線付は製造時の番号に復帰したもの、灰色地は6両編成の8両編成化によるもの、赤地はVVVF改造に関連するもの、青地は10両編成化組み替えによるもの、緑地はその後の改番を指す。
{{-}}


== 運用 ==
== 運用 ==
[[File:Keio 9000 series and 7000 series sagamihara line 20170605.jpg|thumb|right|7000系(写真右)と9000系(写真左)の併結運転<br />(2017年6月5日 / 稲城 - 京王よみうりランド)]]
6000系と同等の性能を持つ7000系であるが、いわゆる「グリーン車<ref>[[京王2000系電車|2000系]]や[[京王2000系電車|2010系]]など[[京王5000系電車|5000系]]よりも前に製造された旧型車の俗称。車体を緑色に塗装していたことに由来する。</ref>」の置き換えを目的に新製された経緯がある。そのため、長期にわたって各駅停車専用車という位置付けにあり、都営新宿線への[[直通運転|乗り入れ]]には使用していない。しかし、2001年3月のダイヤ改定で車両の運用方針を変更した関係で、[[特別急行列車|特急]]や[[準特急]]にも使用される機会が増えた。運用方針は編成によって異なる。編成を組む場合は6・8両編成が下り方、4・2両編成が上り方である。
当初は各駅停車用として製造されたが<ref name="RF277p52"/>、2001年のダイヤ改定で列車種別を限定しない運用となった<ref name="とれいん397p34"/>こともあり、京王線の各駅停車から特急まで全線で幅広く運用されている<ref name="年鑑2004p156"/><ref name="RP734p260"/><ref name="RP734p8"/>。6000系全廃以降、競馬場線と動物園線のワンマン運行は7000系のワンマン対応車で運転されている<ref name="railf20110401"/><ref name="railf20110202"/>。かつては6両編成単独での運用もあった。7000系は6000系と併結運転が可能である<ref name="RP734p46"/>が、2010年[[8月22日]]に7423編成+6717編成の回送列車が運転されたのみに留まっている<ref>{{Cite web |url=https://railf.jp/news/2010/08/23/102800.html |title=京王6000系6717編成が若葉台へ - 鉄道ファン |access-date=2024-12-10 |publisher=鉄道ファン - railf.jp (交友社)}}</ref>。9000系は6000系・7000系と連結して運用できるよう読替装置を備えているため、9000系8両編成と7000系2両編成が併結して運転されることがある<ref name="RP734p47"/>。


=== 6編成 ===
=== ラッピング車両 ===
==== 動物園線 ====
4両編成と組んだ10両で本線優等運用や一部の各駅停車に使用される。また、2両編成と連結して8両の運用にも入ることがある<ref>これは1または2運用で、朝は6両編成+4両編成で組成される。</ref>。
[[File:Keio 7801 Tama Zoo.JPG|thumb|200px|left|ラッピングが施工された7801編成(2013年1月 [[高幡不動駅]])|代替文=]]6000系の全廃により動物園線専用となった7801編成に2011年3月28日より動物のラッピングが施された<ref name="railf20110401" />。また2018年3月13日から、同日に多摩動物公園駅前に開業した子供向け全天候型遊戯施設「京王あそびの森 HUGHUG」及び、[[京王れーるランド]]・[[多摩動物公園]]との3施設合同企画により、ピンクを基調としたフルラッピング電車に改められた<ref>[https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2017/nr180214_hughug.pdf 「京王あそびの森 HUGHUG<ハグハグ>」開業記念イベントを実施します!] - 京王電鉄 2018年2月14日</ref>。{{-}}
[[File:7000系ラッピング2.png|thumb|left|200px|上右記ラッピング編成(左:7722編成、右:7801編成)<br>(2019年6月 高幡不動駅)]]


==== ラグビーワールドカップ ====
=== 8両編成 ===
[[ワールドラグビー]]主催[[ラグビーワールドカップ2019]]の開催と、[[飛田給駅]]が最寄りの[[東京スタジアム (多目的スタジアム)|東京スタジアム]]<ref group="注">同会場は[[命名権|施設命名権]]が導入され、通常は「味の素スタジアム」の名称で使用されているが、ラグビーワールドカップではFIFA([[国際サッカー連盟]])主催サッカー国際試合と同様の[[ワールドラグビー#クリーンスタジアム|クリーンスタジアム規定(施設命名権行使禁止規定)]]が適用されるため、大会開催時は正式名称で使用される。</ref>が開催会場となったことから、7722編成に大会PRのためのラッピングが施され、[[2018年]][[9月22日]]から[[2019年]][[11月2日]](大会閉幕日)まで運行された<ref>[http://tokyorugby.metro.tokyo.jp/news/2018/0914_393.html 大会開催1年前に合わせ幅広くPR事業を展開します!] - 東京都ラグビー情報 2018年9月14日</ref>。
おもに各停の運用がメインである。また、一部運用では2両編成と組んで10両を組成する。[[2006年]][[6月]]まで存在していたシーズンダイヤでは、[[多摩動物公園駅]]発着の急行にも使われていた。


=== 10両編成 ===
== 廃車 ==
[[2017年]](平成29年)11月に7708編成と7709編成の中間の付随車が編成から抜き取られ、6両編成化された<ref name="RP943p95" />。この際に余剰となった付随車は廃車となり、同形式初の廃車となった。その後、同年12月には7706編成が初の編成単位での廃車となった。そのうち、7706号車の前頭部は[[2018年]][[10月11日]]にオープンした[[京王れーるランド#アネックス|京王れーるランドアネックス]]において[[京王8000系電車|8000系]]の8809(→8559)号車から切断された元先頭車の運転台部分と共に保存されている。
主に特急や準特急および相模原線快速に使われている。このため、2001年3月ダイヤ改定で本線特急として9年ぶりに8000系以外の系列が通常運用で使用されることになった。前後運用の関係で各駅停車や朝夕ラッシュ時の急行・[[列車種別#通勤種別|通勤快速]]にも使われる。


[[2019年]]1月には、7707編成が編成単位で廃車となり、8両編成が消滅した。[[2020年]]1月には7729編成が編成単位で廃車となり、10両編成初の廃車となった<ref name=":0">鉄道ファン2020年8月号・付録の「私鉄車両編成表」より</ref>。
=== 4・2両編成 ===
[[ファイル:Keio7000_7801F_Tama-zoo.jpg|thumb|200px|right|ラッピングが施工された7801F(2011年4月3日、[[高幡不動駅|高幡不動]]-[[多摩動物公園駅|多摩動物公園]]間)]]
4両編成は、前述の通り6両編成と連結した10両で本線優等列車や一部の各駅停車の運用に使われる。7801F、7802Fは[[ワンマン運転]]に対応しており[[京王動物園線|動物園線]]で使用される。2011年3月28日より7801Fに6000系とは異なる動物のラッピングが施された<ref>{{cite web|url = http://railf.jp/news/2011/04/01/204600.html|publisher=railf.jp|title = 京王7000系7801編成が「TAMA ZOO TRAIN」に
|accessdate=2011-04-01}}</ref>。


その後はしばらく廃車がなかったが、2022年9月には7708編成の残りの6両も廃車となり、系列全体では2年8ヶ月ぶりの廃車が発生した。
2両編成は、前述の通り8両編成と連結し10両で運用されるほか、1または2運用は6両編成と組成して8両で運用される。7421F、7422Fはワンマン運転に対応しており、[[京王競馬場線|競馬場線]]で使用される。また、9000系は本系列と併結可能な設計となっているため、9000系と連結したうえで試運転・営業運転を行った事例がある。ただし、{{要出典範囲|9000系と本系列との併結は電気的な相性があまり良くなく|date=2011年7月}}、その形態で営業運転する機会は極めて少なかったが、2両編成が更新を完了した2009年からは9000系8両編成に7000系2両編成を併結しての営業運転が多くなった。


また、2023年7月には7705編成が、同年9月には7806編成<ref group="注">旧7702編成。</ref>が、2024年2月には7709編成の残りの6両が廃車となっている。
7000系同士でも界磁チョッパ制御車とVVVFインバータ制御車とを連結して運行した場合、性能特性の違いから加減速時に前後動が発生することがある。


2024年6月には7804編成が、ビードプレス車として初の廃車となった。
== その他 ==

* 2006年から10両編成と8両編成においてブレーキ排気口の形状を変更した関係で、ブレーキ緩解時の排気音がほとんど聞こえなくなった。これは6000系にも共通する。
その後、同年9月には2代目7702編成が廃車されている。
* 2011年2月28日から[[監視カメラ|防犯カメラ]]が1編成に設置され、3月下旬から2編成で防犯カメラが運用される<ref>[http://www.keio.co.jp/news/update/announce/nr110216v02/index.html 車内防犯カメラシステムの試験導入について(2月28日〜)]京王電鉄</ref>。

==今後==
京王電鉄は、2021年10月に発生した[[京王線刺傷事件]]、2022年7月に発生した京王八王子駅危険物所持者侵入事件を受けて、2026年度までに「駅構内・車内における防犯・セキュリティ対策」として、車両新造により「非貫通車両」、もとい分割編成を解消する方針を示しており、主に本系列の2・4・6両編成の廃車が予定されている<ref>{{Cite web|和書|url= https://trafficnews.jp/post/125100|title= 電車の「顔と顔の連結」無くします 京王線の「非貫通車両」廃止へ 車両移動できない不便解消|publisher= 乗りものニュース|accessdate=2023-04-04}}</ref>。また、京王電鉄では2026年度から新形式2000系の導入を予定しており、これにより主に本系列の分割編成の置き換えを進める方針が示されている<ref>{{Cite web|和書|url= https://trafficnews.jp/post/132862/2|title= 「まるで古代魚」京王の新型車両、デザインどう決まった? 置き換え車両は? 地下鉄直通は? いろいろ聞いてみた|publisher= 乗りものニュース|accessdate=2024-09-02}}</ref>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
{{commonscat|Keio 7000 series}}
{{Reflist|group="注"}}

=== 出典 ===
{{Reflist|refs=
<ref name="RF277p52">[[#鉄道ファン277|『鉄道ファン』通巻277号p52]]</ref>
<ref name="RF277p53">[[#鉄道ファン277|『鉄道ファン』通巻277号p53]]</ref>
<ref name="RF277p54">[[#鉄道ファン277|『鉄道ファン』通巻277号p54]]</ref>
<ref name="RF277p55">[[#鉄道ファン277|『鉄道ファン』通巻277号p55]]</ref>
<ref name="RF277p56">[[#鉄道ファン277|『鉄道ファン』通巻277号p56]]</ref>
<ref name="PF277付図">[[#RF22217|『鉄道ファン』通巻277号付図]]</ref>

<ref name="飯島1986p13">[[#飯島1986|飯島1986 p13]]</ref>
<ref name="飯島1986p17">[[#飯島1986|飯島1986 p17]]</ref>

<ref name="年鑑1988p121">[[#年鑑1988動向|『新車年鑑1988年版』p121]]</ref>
<ref name="年鑑1989p135">[[#年鑑1989動向|『新車年鑑1989年版』p135]]</ref>

<ref name="RP578p36">[[#1993総説|『鉄道ピクトリアル』通巻578号p37]]</ref>
<ref name="RP578p37">[[#1993総説|『鉄道ピクトリアル』通巻578号p37]]</ref>
<ref name="RP578p39">[[#1993総説|『鉄道ピクトリアル』通巻578号p39]]</ref>
<ref name="RP578p40">[[#1993総説|『鉄道ピクトリアル』通巻578号p40]]</ref>
<ref name="RP578p43">[[#1993-8000|『鉄道ピクトリアル』通巻578号p43]]</ref>
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<ref name="RP578p215">[[#1993-6000|『鉄道ピクトリアル』通巻578号p215]]</ref>
<ref name="RP578p236">[[#1993めぐり|『鉄道ピクトリアル』通巻578号p236]]</ref>
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<ref name="年鑑1993p99">[[#年鑑1993動向|『鉄道車両年鑑1993年版』p99]]</ref>

<ref name="年鑑1994p84">[[#年鑑1994動向|『鉄道車両年鑑1994年版』p84]]</ref>

<ref name="ダイヤ情報154p23">[[#DJ154カタログ|『鉄道ダイヤ情報』通巻154号p23]]</ref>

<ref name="年鑑2002p108">[[#年鑑2002動向|『鉄道車両年鑑2002年版』p108]]</ref>

<ref name="RP734p8">[[#2003-7000|『鉄道ピクトリアル』通巻734号p8]]</ref>
<ref name="RP734p14">[[#2003京王|『鉄道ピクトリアル』通巻734号p14]]</ref>
<ref name="RP734p26">[[#2003輸送|『鉄道ピクトリアル』通巻734号p26]]</ref>
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<ref name="RP734p220">[[#2003プロフィール|『鉄道ピクトリアル』通巻734号p220]]</ref>
<ref name="RP734p249">[[#2003車歴|『鉄道ピクトリアル』通巻734号p249]]</ref>
<ref name="RP734p250">[[#2003車歴|『鉄道ピクトリアル』通巻734号p250]]</ref>
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<ref name="年鑑2004諸元">[[#年鑑2004諸元|『鉄道車両年鑑2004年版』p187]]</ref>
<ref name="年鑑2004p218">[[#年鑑2004一覧|『鉄道車両年鑑2004年版』p218]]</ref>

<ref name="年鑑2005p216">[[#年鑑2005一覧|『鉄道車両年鑑2005年版』p216]]</ref>

<ref name="年鑑2006動向">[[#年鑑2006動向|『鉄道車両年鑑2006年版』p124]]</ref>
<ref name="年鑑2006p209">[[#年鑑2006一覧|『鉄道車両年鑑2006年版』p209]]</ref>

<ref name="年鑑2007p225">[[#年鑑2007一覧|『鉄道車両年鑑2007年版』p225]]</ref>

<ref name="とれいん397p34">[[#とれいん397|『とれいん』通巻397号p34]]</ref>

<ref name="年鑑2008動向">[[#年鑑2008動向|『鉄道車両年鑑2008年版』p130]]</ref>
<ref name="年鑑2008p245">[[#年鑑2008一覧|『鉄道車両年鑑2008年版』p245]]</ref>

<ref name="年鑑2009動向">[[#年鑑2009動向|『鉄道車両年鑑2009年版』p115]]</ref>
<ref name="年鑑2009一覧">[[#年鑑2009一覧|『鉄道車両年鑑2009年版』p219]]</ref>

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<ref name="railf20110202">{{Cite web|和書|url=http://railf.jp/news/2011/02/02/093700.html|title=京王7000系,競馬場線で運用開始|publisher=railf.jp (交友社)|date=2011-02-02|accessdate=2012-08-12}}</ref>
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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
=== 書籍 ===
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=== 雑誌記事 ===
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* 『鉄道ピクトリアル』通巻896号「鉄道車両年鑑2014年版」(2014年10月・電気車研究会)
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* 『鉄道ピクトリアル』通巻943号(2018年3月・電気車研究会)
** {{Cite journal ja-jp|和書|author=小林 範夫|year= |month= |title=京王7000系6両編成を増強|journal= |issue= |pages= 95|publisher= |ref = RP943p95}}


== 関連項目 ==
== 外部リンク ==
[https://web.archive.org/web/20010502225516/http://www.keio.co.jp/museum/guide/70/index.htm 車両ガイド7000系](京王車両図巻・インターネットアーカイブ・2001年時点の版)
{{commonscat|Keio 7000 series}}
{{京王電鉄の車両}}
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[[Category:京王電鉄の電車|7000]]
[[Category:京王電鉄の電車|7000]]
[[Category:1984年製の鉄道車両|けいおう電7000]]
[[Category:1984年製の鉄道車両]]
[[Category:東急車輛製造製の電車]]

[[Category:日本車輌製造製の電車]]
[[en:Keio 7000 series]]
[[Category:鉄道車両関連]]

2024年12月10日 (火) 01:32時点における最新版

京王7000系電車
京王7000系
(2023年1月25日 桜上水駅
基本情報
運用者 京王電鉄
製造所 日本車輌製造
東急車輛製造[1]
製造年 1984年 - 1996年
製造数 190両[2]
投入先 京王線
主要諸元
編成 2・4・6・8・10両編成[3]
軌間 1,372 mm[4]狭軌
電気方式 直流1,500 V
架空電車線方式[5]
最高運転速度 110 km/h[7]
設計最高速度 120 km/h[8]
起動加速度 2.5 km/h/s[9]
減速度(常用) 4.0 km/h/s[9]
減速度(非常) 4.5 km/h/s[9]
車両定員 150名(先頭車)・170名(中間車)[10]
全長 20,000 mm[6]
車体長 19,500 mm[6]
全幅 2,800 mm[10]
車体幅 2,770 mm[6]
全高 4,045 mm(パンタグラフなし)
4,100 mm(パンタグラフ付)[10]
車体 ステンレス鋼[10]
主電動機 直流複巻電動機[10]
主電動機出力 150 kW[10]×4[10]
駆動方式 WN平行カルダン駆動[10]
歯車比 85:16=5.31[10]
制御方式 リニューアル前:界磁チョッパ制御[10]
リニューアル後:VVVFインバーター制御
制動装置 回生ブレーキ併用
電気指令式空気ブレーキ[10]
保安装置 京王形ATC[10]
備考 登場時の仕様を示す
テンプレートを表示

京王7000系電車(けいおう7000けいでんしゃ)は、1984年昭和59年)から1996年平成8年)にかけて190両が製造された京王電鉄京王線[注 1]用の通勤形電車[1][2]

本稿では京王線上での東側を「新宿寄り」、西側を「京王八王子寄り」と表記する。編成単位で表記する必要がある場合は、新宿寄り先頭車の車両番号で代表し、7701編成の様に表現する[注 2]。京王電鉄では京王八王子駅寄りを1号車として車両に号車番号を表示しているが[11]、本稿では各種文献に倣って新宿駅寄りを左側として編成表を表記し[12][13][14]、文中にたとえば「2両目」と記述されている場合は新宿寄りから2両目であることを示す。

概要

京王線系統用としては初のオールステンレス車体を採用した車両で[15]各駅停車のサービス向上用として導入された。当時の京王線用車両は優等系列車に新製した車両を投入し、その時に捻出された車両を各駅停車に転用する施策が取られてきたが、7000系投入までに優等系列車の6000系への置き換えが完了していたことから、旧型車を直接置き換える方針となった[15][16]

車体寸法は6000系とほぼ同一とされ[15]。6000系のマイナーチェンジとして位置付けられる[17]。将来の長編成化、予備部品の削減を考慮し、主要機器は6000系とほぼ同一とされた[18]

京王では特定都市鉄道整備促進特別措置法(特々法)により朝ラッシュピーク1時間に新宿に到着する全列車を10両編成化する輸送力増強を行い、1987年(昭和62年)から工事に着手、1996年に完了した[19]。7000系の製造期間はこの輸送力増強期間と重なり、製造の都度長編成化が行われている[20][21]。1986年から8両編成の製造がはじまり、5両編成で製造された編成も中間車を追加製造してすべて6両または8両編成となった[22]。8両編成の一部は後に中間車を追加して10両編成化されたほか、増結用の2両・4両編成も製造され[23]、1996年の製造終了時には2両・4両・6両・10両編成が各5本、8両編成10本の合計190両となった[2]

車両概説

車体

左側がビードプレス仕上げ、
右側がコルゲート仕上げ
(2007年7月 明大前駅

20 m両開き4扉、窓間に戸袋窓2枚、1枚下降窓2枚を、車端部に戸袋窓と1枚下降窓各1枚を備える基本配置、基本寸法は6000系と同様だが、窓がサッシレスになるとともに隅に丸みを設け、やさしさを出している[15][24]。ステンレス車で戸袋窓を備えるのは珍しく、7000系登場当時の紹介記事には「20 mの軽量ステンレス車では全国初」と記載されている[15]。正側面窓下には当時の京王色である赤帯が巻かれた[15]。幕板部中央には 車側灯を挟んで種別表示装置と行先表示装置が配置されている[6]

初期に製造された車両はコルゲートを側面窓上下に備えていたが、8両編成で製造された編成のうち最後の5本と、すべての2両・4両編成は設計変更によりビードプレスの車体となった[25]。増結用中間車は車体構造を組み込まれる編成に合わせたため、コルゲート車体でもビードプレス車体よりも新しい車両がある[23]

先頭車正面形状は6000系に類似し、中央に貫通扉が設置され、前面窓上に行先表示装置、種別表示装置、車号板、標識灯がある[24]。窓サイズが左右同一となり、6000系運転室窓より下方に100 mm拡大されている[24]。角形になった前照灯尾灯が1つの箱に納められて正面赤帯下に設けられた[24]。正面角部には銀色に塗装されたFRP製カバーが取り付けられている[15]

1986年(昭和61年)までに製造された車両は側面窓の上下にコルゲートがあったが、1987年(昭和62年)以降編成単位で製造された車両からビードプレス車体となり[22]、先頭部幌枠と桟板が廃止される[25]とともに前面窓下と角部FRPカバーがクリーム色に塗装され、外観の印象が変わった[26]。1987年製造車のみ正側面窓の上に赤帯が巻かれた[26]が、すぐに撤去されている[22]

内装

車内

室内の色調は当時の京王新造車の標準であるクリーム色の壁に白色の天井、レンガ色の座席モケットとされたが、キルティングにより1人ずつの占有区分が明確化されたほか、座席先端から250 mmのところで床の色を変え、着座客の足位置を暗示する工夫がなされている[24]クーラー吹き出し口を直線状とし、平天井を採用したことから天井高さが6000系に対して約35 mm高くなっている[24]座席はドア間7人掛け、車端部4人掛け、1人当たりの幅は430 mmとされた[24]

乗務員室

運転台(クハ7725)

乗務員室は基本的に6000系と同一とされ、両手操作のワンハンドルマスコンが引き続き採用された[24]。中央部に貫通路を備えるが、編成間を貫通して使用することが製造時に想定されていなかったことから、貫通路固定仕切り戸は設けられなかった[24]

主要機器

ここでは製造時の機器構成について述べる。

電動車は2両1ユニット構成とされ[27]、主制御装置はデハ7000形[28]日立製作所(以下、日立)-HTR-20B(直列14段、並列11段、弱め界磁付)を搭載した[10][11]。5両・8両編成では7100番台の電動車はユニットを組む相手がいない1M構成[18][25]、直列14段で使用される[注 3]。2両編成は1両単独構成[29]とされ、デハ7400形に日立製MMC-HTR-10C(直列14段、弱め界磁付)が搭載された[注 4]

主電動機は直流複巻電動機、出力150 kW(定格電圧375 V、電流440 A、定格回転1,500 rpm、日立製HS-835Jrbまたは東洋電機製造〈以下、東洋〉製TDK-8256A)のものが電動車1両につき4台搭載された[30]。軽量化されたステンレス車としては当時のダイヤでは余裕があるものの、予備品の削減と寿命延長を考慮した出力とされた[18]

駆動装置は京王従来車と同様WN駆動方式が採用され、歯車比は85:16である[10]

制動装置は日本エヤーブレーキ全電気指令式電磁直通ブレーキ (HRD-1R) が6000系に引き続いて採用された[18][31][注 5]。電動車では回生ブレーキ力が不足した時に空気ブレーキで補っている[18]

TS-824台車

台車も6000系用を基本とする、車体直結式空気ばね式の東急車輛製造(以下、東急)製TS-823動力台車、TS-824付随台車が採用された[18][11]。台車枠がプレス構造とされ[18]、TS-823の軸距は2,200 mm、TS-824は2,100 mmである[10]。全台車両抱式の踏面ブレーキを装備する[18]。サハ7550形はTS-823を装備している[32][33]

パンタグラフは東洋製[注 6]PT-4201、ブロイメットすり板装備品[10]がデハ7000形とデハ7400形の全車、6・8・10両編成では京王八王子寄り先頭車の隣に連結されるデハ7050形、2両編成ではクハ7750形のそれぞれ京王八王子寄りに搭載された[12]

補助電源装置は1985年以前の製造車はAC200 V、出力130 kVAのブラシレス電動発電機 (BL-MG)[10]がデハ7050形とクハ7750形に搭載された[12]。1986年以降の製造車では静止形インバータ(SIV、AC200 V、出力150 kVA)[30]が採用され、4・8両編成ではデハ7050形に各1台、2両編成ではクハ7750形に1台となった[12]

空気圧縮機は毎分吐出容量2130リットルのHB-2000形[10]および1986年以降の製造車では性能は同一で小型低騒音のHS-20D[34]が4・5両編成ではクハ7700形とデハ7050形に搭載された[15]。6・8・10両編成ではクハには搭載されずデハ7050形全車とサハ7550形に各1台が、2両編成ではデハ7400形に1台が搭載された[12]

冷房装置は屋上集中式46.5 kW (40,000 kcal/h) を各車に1台搭載する[15]

形式構成

7000系は以下の形式で構成される。各形式とも固定編成中で下2桁は同番号または同番号+50となっている[12]。ここでは1996年の製造終了時の両数を述べ、後年の改造については各項にまとめた。「デ」は制御電動車及び電動車を、「ク」は制御車を、「サ」は付随車を、「ハ」は普通座席車を指す略号であり、形式名の前のカタカナ2文字はこれらを組み合わせたものである。

デハ7000形

主制御装置、パンタグラフを搭載する中間電動車 である[28]。パンタグラフは京王八王子寄りに1基が搭載されている[12]。4両編成の2両目、5・6両編成の2・4両目、8両編成の2・4・6両目、10両編成の2・5・8両目に組み込まれ、編成位置により新宿寄りから順に百の位が0・1・2に[22]、4両編成は百の位が2[35]とされた。デハ7050形とユニットを組んで使用されることが基本だが、5両編成と8両編成の4両目に組み込まれた7100番台の車両はデハ7000形単独で使用された[22]。初代デハ7106-デハ7112は8両編成化時にデハ7206-デハ7212に改番されている[22]。1985年から1994年までにコルゲート車体の40両(デハ7001-デハ7015、デハ7101-デハ7115、デハ7206-デハ7215)、ビードプレス車体の20両(デハ7021-デハ7025、デハ7121-デハ7125、デハ7201-デハ7205、デハ7221-デハ7225)の合計60両が製造された[23][25][36][37]

デハ7050形

デハ7000形とユニットを組む電動空気圧縮機を搭載する中間電動車である[12][18]。百の位はユニットを組むデハ7000形と同一[12]で、4・5両編成の3両目、6両編成の3・5両目、8両編成の3・7両目、10両編成の3・6・9両目に組み込まれ、6・10両編成では編成位置により新宿寄りから順に百の位が0・1・2[12]、4両編成は百の位が2[35]とされた。8両編成の7100番台車は7100番台のデハ7000形が単独で使用されたため製造されず、3両目が7000番台、7両目が7200番台とされた[22]。初代デハ7156-デハ7162は8両編成化時にデハ7256-デハ7262に改番されている[22]。6両編成の7100番台、8両編成と10両編成の7200番台の京王八王子寄りにはパンタグラフ1基が搭載された[12]。1985年から1996年までにコルゲート車体の35両(デハ7051-デハ7065、デハ7151-デハ7155、デハ7256-デハ7265)、ビードプレス車体の15両(デハ7021-デハ7025、デハ7201-デハ7205、デハ7221-デハ7225)の合計50両が製造された[23][25][36][37]。6両編成の7150番台以外には補助電源装置が搭載されていた[12]

デハ7400形

2両編成で新宿寄りに連結される制御電動車[25]で、ビードプレス車体のデハ7421-7425の5両が1994年に製造された[37][38]

サハ7500形

電動空気圧縮機がない付随車 [25]である。10両編成の5両目に組み込まれ[12]、1996年にビードプレス車体のサハ7521-サハ7525の5両が製造された[37]。電動車化が想定されていない完全な付随車で、TS-824台車を装備する[33]

サハ7550形

電動空気圧縮機付きの付随車[25]で、8両編成の5両目と、10両編成の7両目に組み込まれる[12]。1987年から1992年にかけて[37]サハ7556-サハ7565(コルゲート車体、10両)、サハ7571-サハ7575(ビードプレス車体、5両)の計15両が製造された [23]。電動車化が想定されていたため、屋根上にパンタグラフ取付用の台、客室床に主電動機点検蓋があり、TS-823台車を装備している[33]

クハ7700形

新宿寄り制御車 [24]である。4両編成用には電動空気圧縮機が搭載され、百の位が8[35]。1984年から1994年にかけてクハ7701-クハ7715のコルゲート車体15両、クハ7721-クハ7725、クハ7801-クハ7805のビードプレス車体10両の合計25両が製造された[23][25][37][39]

クハ7750形

京王八王子寄り制御車である[40]。4両編成は7850番台[35]、2両編成は7870番台[38]。1984年から1994年にかけてクハ7751-クハ7765のコルゲート車体15両、クハ7771-クハ7775、クハ7851-クハ7855、クハ7871-クハ7875のビードプレス車体15両の合計30両が製造された[23][25][37][39]。2両編成用は京王八王子寄りにパンタグラフ1基を搭載している[12]

新製による編成、機器の変遷

ここでは製造時のバリエーションと中間車新造による機器構成変更、改番についてまとめ、後年の改造については別項にまとめた。

5両編成として製造された車両

最初に製造されたグループである。1984年(昭和59年)3月から10月にかけて5両10編成が、1986年3月に2編成が入線した[41]。電動車は日本車輌製造(以下、日車)製、制御車は東急製である[41]。1986年製造車は補助電源装置がSIVに変更された[27]。1984年3月9日から営業運転を開始し[42]、同年4月1日に府中競馬正門前 - 新宿 - 桜上水で試乗見学会が行われた[43]

 
新宿
竣工時期[36][37][39]
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 デハ7000 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 M1 Tc2
車両番号 7701
7702
7703
7704
7705
7706
7707
7708
7709
7710
7711
7712
7001
7002
7003
7004
7005
7006
7007
7008
7009
7010
7011
7012
7051
7052
7053
7054
7055
7056
7057
7058
7059
7060
7061
7062
7101
7102
7103
7104
7105
7106
7107
7108
7109
7110
7111
7112
7751
7752
7753
7754
7755
7756
7757
7758
7759
7760
7761
7762
1984年3月5日
1984年3月12日
1984年3月21日
1984年3月27日
1984年8月
1984年8月
1984年10月
1984年10月
1984年11月
1984年11月
1986年3月
1986年3月
搭載機器[15] CP CON・PT MG・CP CON・PT MG  
凡例
Mc …制御電動車、Tc …制御車、M …中間電動車、T…付随車、CON…制御装置、MG…補助電源装置(電動発電機)、SIV…補助電源装置(静止形インバータ)、CP…電動空気圧縮機、PT…集電装置(京王八王子寄り)以下同じ。

8両編成として製造された車両(コルゲート車体)

登場時の7000系(7713編成)
(1988年 若葉台駅)

1986年10月・11月に8両編成3本が製造された[41]。両先頭車とサハ7550形、デハ7050形(7200番台)が東急製、それ以外が日車製である[41]。新形式サハ7550形がおこされ、7200番台のデハ7050形はパンタグラフ付とされた[44]。デハ7050形は2両とも補助電源装置、電動空気圧縮機搭載、サハ7550形も電動空気圧縮機搭載となったため、両先頭車はこれらの機器が非搭載とされた[44]

 
← 新宿
京王八王子・京王多摩センター →
竣工時期[36][37][39]
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 デハ7000 サハ7550 デハ7100 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号 7713
7714
7715
7013
7014
7015
7063
7064
7065
7113
7114
7115
7563
7564
7565
7213
7214
7215
7263
7264
7265
7763
7764
7765
1986年10月
1986年11月
1986年11月
搭載機器[45]   CON・PT SIV・CP CON・PT CP CON・PT SIV・CP・PT    

5両編成の6両編成化

1987年9月から11月にかけてパンタグラフ付のデハ7050形12両が製造され、5両編成に組み込まれた[22]。5両編成は全編成が6両編成となった[22]。7151 -7156が東急製、7157-7162は日車製である[41]。今回の新造車を空気圧縮機付とし、クハ7700形の空気圧縮機は撤去された[12]

 
← 新宿
京王八王子・京王多摩センター →
竣工時期[37]
形式 (クハ7700) (デハ7000) (デハ7050) (デハ7000) デハ7050 (クハ7750)
区分 Tc1 M1 M2 M1 M2 Tc2
車両番号 7701
7702
7703
7704
7705
7706
7707
7708
7709
7710
7711
7712
7001
7002
7003
7004
7005
7006
7007
7008
7009
7010
7011
7012
7051
7052
7053
7054
7055
7056
7057
7058
7059
7060
7061
7062
7101
7102
7103
7104
7105
7106
7107
7108
7109
7110
7111
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7151
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7153
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7155
7156
7157
7158
7159
7160
7161
7162
7751
7752
7753
7754
7755
7756
7757
7758
7759
7760
7761
7762
1987年10月
1987年10月
1987年12月
1987年12月
1987年12月
1987年12月
1987年10月
1987年10月
1987年10月
1987年10月
1987年10月
1987年11月
搭載機器[45]   CON・PT MG・CP CON・PT MG・CP・PT MG  
注記
形式に括弧がない車両が今回の製造車。以下同じ。

8両編成として製造された車両(ビードプレス車体)

前面幌枠・桟板が廃止されたクハ7724(10両編成化・帯色変更後)
(2021年11月 長沼駅)

1987年11月から編成単位で製造された車両はビードプレス車体となり、車両番号下2桁が20番台に区分された[22]。前面幌枠、渡り板廃止、前面角部FRPカバーと前面一部がクリーム塗装とされるなどの変更がある[25] [26]。1987年製造の2編成は登場時正側面窓上にも赤帯があったが[26]、すぐに撤去されている[22]1991年(平成3年)12月までに8両編成5本が製造された[41]。最初の4編成は両先頭車とデハ7050形2両が東急製、それ以外が日車製だが、最後の1編成は編成全車が日車製である[41]。7725編成は同年に新製された6000系5扉車同様、車両番号の書体が京王特有の角ばったものから一般的な欧文書体に変更された[46][47]。4両編成・2両編成も同様の書体となっており、従来車も順次新書体に交換されている[46]

 
← 新宿
京王八王子・橋本
竣工時期[36][37][39]
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 デハ7000 サハ7550 デハ7100 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号 7721
7722
7723
7724
7725
7021
7022
7023
7024
7025
7071
7072
7073
7074
7075
7121
7122
7123
7124
7125
7571
7572
7573
7574
7575
7221
7222
7223
7224
7225
7271
7272
7273
7274
7275
7771
7772
7773
7774
7775
1987年11月
1987年12月
1988年3月
1990年2月
1991年12月
搭載機器[15]   CON・PT SIV・CP CON・PT CP CON・PT SIV・CP・PT    

6両編成の8両編成化

5両編成で製造された12編成は全編成が6両編成化されていたが、1990年(平成2年)3月に7711編成・7712編成が、1992年(平成4年)1月から2月に7706編成 – 7710編成の5編成がいずれも東急車輛で新製された中間車2両を編成中に組み込んで8両編成となった[22]。新造中間車は新宿寄りから4両目・5両目に組み込まれ、新編成で6両目・7両目となった車両は改番された[22]。機器配置を既存の8両編成と合わせるため、クハ7750形の補助電源装置は撤去され、デハ7050形(7200番台)に移設されている[44]。1987年11月以降編成単位で新造された車両についてはビードプレス車体となったが、6両編成の8両編成化中間車については既存の編成他車に合わせてコルゲート車体となった[29]。客用ドアは窓横にも手掛けがあるタイプとされた[29]

 
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京王八王子・橋本 →
竣工時期[37]
形式 (クハ7700) (デハ7000) (デハ7050) デハ7000 サハ7550 (デハ7100) (デハ7050) (クハ7750)
区分 Tc1 M1 M2 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号 7706

7707

7708

7709

7710

7711

7712
 
7006

7007

7008

7009

7010

7011

7012
 
7056

7757

7758

7759

7760

7761

7762
 
7106 (II)

7107 (II)

7108 (II)

7109 (II)

7110 (II)

7111 (II)

7112 (II)
 
7556

7557

7558

7559

7560

7561

7562
 
7206
(7106)
7207
(7107)
7208
(7108)
7209
(7109)
7210
(7110)
7211
(7111)
7212
(7112)
7256
(7156)
7257
(7157)
7258
(7158)
7259
(7159)
7260
(7160)
7261
(7161)
7262
(7162)
7756

7757

7758

7759

7760

7761

7762
 
1992年2月

1992年2月

1992年1月

1992年1月

1992年1月

1990年3月

1990年3月

搭載機器[44]   CON・PT SIV・CP CON・PT CP CON・PT SIV・CP・PT    
注記
7706編成 – 7710編成の補助電源装置はBL-MG[44]。新編成のデハ7106 – 7112は2代目。(II) と付記されている車両は同じ番号を付けた2代目の車両であることを指す。以下同じ。括弧内は旧番号。

4両編成

6両編成と連結して10両編成で運用するため[22]1993年(平成5年)1月から1994年(平成6年)3月にかけて4両5編成が製造された[1]。全車ビードプレス車体[29]、最初の3編成が東急製、あとの2編成が日車製である[1]。先頭車には7800番台、中間車には7200番台が附番された[35]。1994年製の7805と7855正面にはスカートが設置され、以後在来車を含む全編成に取り付けられた[38]

 
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京王八王子・橋本 →
竣工時期[37][39]
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 Tc2
車両番号 7801
7802
7803
7804
7805
7201
7202
7203
7204
7205
7251
7252
7253
7254
7255
7851
7852
7853
7854
7855
1993年1月
1993年1月
1993年2月
1993年2月
1994年3月
搭載機器[12] CP CON・PT SIV・CP・PT    

2両編成

2両編成(VVVF化、帯色変更後)
(2012年11月 若葉台駅

8両編成と連結して10両編成で運用するため[22]、1994年3月から1994年11月にかけて2両5編成が製造された[1]。全車ビードプレス車体[25]、東急製である[1]。新宿寄りは制御電動車デハ7400形となり、6000系2両編成同様1M方式とされた[29]。クハ7750形にはスカートが設置されなかった[38]

 
新宿
京王八王子・橋本
竣工時期[37][39]
形式 デハ7400 クハ7750
区分 Mc Tc
車両番号 7421
7422
7423
7424
7425
7871
7872
7873
7874
7875
1994年3月
1994年3月
1994年11月
1994年11月
1994年11月
搭載機器 CON・PT SIV・CP・PT  

8両編成の10両編成化

1996年2月から3月にかけて[1]ビードプレス車体の8両編成全編成にデハ7050形・サハ7500形各1両を新製して組み込み、10両編成化された[25]。京王初の10両固定編成であり[25]、これをもって7000系の製造は打ち切られた[2]。新製されたデハ7050形は7100番台に附番され、1Mで使用されていた7100番台のデハ7000形の京王八王子寄りに組み込まれてユニットを組んだ[12]。サハ7500形は電装を考慮しない付随車とされ[48]、パンタグラフ台がなく[49]、新宿寄りから4両目に組み込まれた[2]。番号末尾21 (71)・22 (72) が東急製、それ以外が日車製である[1]

 
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京王八王子・橋本 →
竣工時期[36][37][39]
形式 (クハ7700) (デハ7000) (デハ7050) サハ7500 (デハ7000) デハ7050 (サハ7550) (デハ7100) (デハ7050) (クハ7750)
区分 Tc1 M1 M2 T M1 M2 T M1 M2 Tc2
車両番号 7721
7722
7723
7724
7725
7021
7022
7023
7024
7025
7071
7072
7073
7074
7075
7521
7522
7523
7524
7525
7121
7122
7123
7124
7125
7171
7172
7173
7174
7175
7571
7572
7573
7574
7575
7221
7222
7223
7224
7225
7271
7272
7273
7274
7275
7771
7772
7773
7774
7775
1996年2月
1996年2月
1996年2月
1996年3月
1996年3月
搭載機器   CON・PT SIV・CP   CON・PT CP CP CON・PT SIV・CP・PT    

改造工事

塗装変更

1986年以前製造の先頭車に対して、1987年以降の製造車と同様正面窓下とFRPカバーをクリーム色に塗装する変更が1988年ごろに施工されている[50]

その後、2002年10月に全編成の帯色が赤から8000系と同じ京王レッドと京王ブルー[51]に変更されている[16]。2001年10月にリニューアル工事を行った7701編成はリニューアル工事出場時から帯色が変更されている[52]

転落防止幌取り付け

中間連結面間に転落防止の外幌を設ける工事が1997年から2001年にかけて施工されている[53]

ワンマン化改造

ワンマン運転対応機器が搭載されたクハ7852の運転室

動物園線の予備車として2000年に7801編成に[25]、2008年に7802編成に[54]競馬場線の予備車として2009年に7421編成・7422編成にワンマン化対応改造が行われた[55]。7421編成・7422編成はクハ7871・クハ7872にもスカートが取り付けられた[56]

リニューアル工事

2001年から2012年にかけてリニューアル工事が行われた[52][57]。床敷物、化粧板がはりかえられ、床は茶系の濃淡、壁はピンクとパープルの濃淡の模様となった[58]。バリアフリー化のため一部車両に車椅子スペースが設けられるとともに[58]、2002年10月の施工車から客用ドア上にはLED式の案内装置が設置された[16]。座席表地はローズを基調とし、柄で着席区分を示すものに変更された[58]。2003年からはVVVF化改造が併せて行われ[45]、2007年施工車からはバケットシート[59]、袖仕切りの大型化、座席部へのつかみ棒追加[60]UVカットガラスの採用による巻き上げカーテン廃止などの変更が行われている[49]。リニューアル工事施工時10両編成だった編成については正側面行先・種別表示装置のLED化、車内案内装置のLCD化、自動放送装置の取り付けが行われている[注 7][61]

2006年度以前リニューアル工事施行車の車内 2007年度以降リニューアル工事施行車の車内
2006年度以前リニューアル工事施行車の車内
2007年度以降リニューアル工事施行車の車内
LED車内案内表示器 LCD車内案内表示器。当初は1画面だったが、2017年に2画面化された。
LED車内案内表示器
LCD車内案内表示器。当初は1画面だったが、2017年に2画面化された。

VVVF化工事

7804編成の車内情報システム(現在は消滅)

2003年から2012年にかけて主制御装置をIGBT素子VVVFインバータ制御に更新する工事がリニューアルと同時に行われた[45][57]。リニューアル工事のみ施工した編成についても順次遡ってVVVF化が行われている[55][62]。電動車と付随車の比率を1:1とするため、6・8・10両編成では電動車1両が電装解除されて改番[45][60]、8両編成では電動車の一部、[45]10両編成では付随車2両が改番されている[60]。8・10両編成で電装解除されたデハ7000形のパンタグラフはデハ7050形(7000番台)に移設されている[45][14]。主制御装置、主電動機は9000系用を基本としたものとされ、2両ユニットを組む電動車はVFI-HR-2815C形主制御装置がデハ7000形に、単独で使用される電動車にはVFI-HR-1415B主制御器が搭載された[58]。主電動機は出力150 kWのかご形三相誘導電動機HS-33535-01RBが採用された[58]。駆動装置は改造前のものが流用され、歯車比も変更されていない[58]。従来の界磁チョッパ車と連結して運用される際は力行特性を界磁チョッパ車に近似したものに切り換えるよう設定された[58]。BL-MGを搭載していた編成は7707編成以外VVVF化改造時に補助電源装置をSIVに変更している[63]。7803・7804編成にはLCDの車内情報システムが他車のLED式と同じ場所、大きさで搭載されていた[64][65][66][注 8]

6両編成
 
← 新宿
京王八王子・橋本 →
竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 サハ7550 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号 7701
 
7703
 
7704
 
7705
 
7001
 
7003
 
7004
 
7005
 
7551
(7051)
7553
(7053)
7554
(7054)
7555
(7055)
7101
 
7103
 
7104
 
7105
 
7151
 
7153
 
7154
 
7155
 
7751
 
7753
 
7754
 
7755
 
2009年6月[55]

2012年7月[65]

2004年3月[67]

2004年12月[68]

搭載機器[45]   CON・PT SIV・CP CON・PT CP・PT SIV  
8両編成
 
← 新宿
京王八王子・橋本・高尾山口 →
竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 サハ7500 サハ7550 デハ7100 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 T T M1 M2 Tc2
車両番号 7706

7707

7708

7709

7710

7711

7712

7713

7714
 
7006

7007

7008

7009

7010

7011

7012

7013

7014
 
7056

7057

7058

7059

7060

7061

7062

7063

7064
 
7506
(7106)
7507
(7107)
7508
(7108)
7509
(7109)
7510
(7110)
7511
(7111)
7512
(7112)
7513
(7113)
7514
(7114)
7556

7557

7558

7559

7560

7561

7562

7563

7564
 
7106 (III)
(7206)
7107 (III)
(7207)
7108 (III)
(7208)
7109 (III)
(7209)
7110 (III)
(7210)
7111 (III)
(7211)
7112 (III)
(7212)
7113 (II)
(7213)
7114 (II)
(7214)
7156 (II)
(7256)
7157 (II)
(7257)
7158 (II)
(7258)
7159 (II)
(7259)
7160 (II)
(7260)
7161 (II)
(7261)
7162 (II)
(7262)
7163 (II)
(7263)
7164 (II)
(7264)
7756

7757

7758

7759

7760

7761

7762

7763

7764
 
2005年7月[69]

2004年6月[68]

2005年7月[69]

2006年10月[70]

2005年7月[69]

2006年2月[69]

2008年1月[71]

2006年7月[70]

2007年2月[70]

搭載機器[45]   CON・PT SIV・CP・PT   CP CON・PT SIV・CP・PT    
注記
デハ7106 – 7112(3代目)、デハ7156 – 7162(2代目)は製造時の番号に戻った。デハ7113・デハ7114・デハ7163・デハ7164は2代目。(III) と付記されている車両は同じ番号を付けた3代目の車両であることを指す。以下同じ。
10両編成
 
← 新宿
京王八王子・橋本・高尾山口 →
竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 サハ7500 デハ7000 サハ7550 サハ7550 デハ7100 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 T M T T M1 M2 Tc2
車両番号 7721

7722

7723

7724

7725
 
7021

7022

7023

7024

7025
 
7071

7072

7073

7074

7075
 
7521

7522

7523

7524

7525
 
7121

7122

7123

7124

7125
 
7571 (II)
(7171)
7572 (II)
(7172)
7573 (II)
(7173)
7574 (II)
(7174)
7575 (II)
(7175)
7671
(7571)
7672
(7572)
7673
(7573)
7674
(7574)
7675
(7575)
7221

7222

7223

7224

7225
 
7271

7272

7273

7274

7275
 
7771

7772

7773

7774

7775
 
2007年6月[71]

2008年10月[54]

2007年10月[71]

2009年2月[54]

2010年3月

搭載機器   CON・PT SIV・CP・PT   CON・PT CP CP CON・PT SIV・CP・PT    
注記
サハ7571 – 7575は2代目。
4両編成
 
← 新宿・多摩動物公園
京王八王子 →
竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 Tc2
車両番号 7801
7802
7803
7804
7805
7201
7202
7203
7204
7205
7251
7252
7253
7254
7255
7851
7852
7853
7854
7855
2008年5月[54]
2008年7月[54]
2012年10月[65]
2012年9月[65]
2009年3月
搭載機器[12] CP CON・PT SIV・CP・PT    
2両編成
 
新宿
京王八王子
府中競馬正門前
竣工時期[55]
形式 デハ7400 クハ7750
区分 Mc Tc
車両番号 7421
7422
7423
7424
7425
7871
7872
7873
7874
7875
2009年11月
2009年12月
2009年7月
2009年9月
2009年10月
搭載機器 CON・PT SIV・CP・PT  

パンタグラフ換装

PT-7110パンタグラフ

2005年ごろに全車のパンタグラフが東洋製PT-7110シングルアーム形に換装されている[72][73]

ATC設置工事

ATC車上装置の設置工事がATC運用開始に先立つ2008年度前後に行われている[61]

自動放送装置設置

一部編成に自動放送装置が設置され、2010年5月1日から使用されている。

編成組み替え

10両編成化後の7727編成
(2021年11月 長沼駅)

10両編成での運用増加と共通化のため8両5編成を10両3編成、4両・6両各1編成に組み替える工事が2010年度に[74]、6両・8両各1編成を4両・10両編成に組み替える工事が2011年度に行われている[62]。4両・10両編成は機器配置を既存編成とあわせている[74]が、6両編成は改造範囲を最小限とするため機器配置が既存編成と異なる[74]。10両編成は既存の編成の続き番号とされた[74]。旧7715編成はリニューアル工事、VVVF改造と同時施工[75]、旧7702編成はVVVF改造と同時施工[62]であり、旧7715編成の2両のデハ7050形、旧7702編成のデハ7152は電装解除され、サハ7550形となった[59][75]。旧7711編成のサハ7511はVVVF改造時に電装解除されていたが、今回の工事で再電装されている[59]。2010年度施工車は7726編成以外改造前編成に併せて編成組み替え時にはバケットシート化が行われなかったが、2010年度下期にバケットシート化が行われている[76]。2011年度施工車は組み替え時にバケットシート化と袖仕切りの大型化が行われている[76]

7726編成 - 7728編成は8両編成だった旧7712編成 - 旧7714編成の4両目と5両目に旧7711編成と旧7715編成の中間車を組み込んで[59][75]、7729編成は旧7710編成に旧7702編成の中間車を組み込んで組成されたものである[62]

 
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竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 サハ7500 デハ7000 サハ7550 サハ7550 デハ7100 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 T M T T M1 M2 Tc2
車両番号[3] 7726
(7712)
7727
(7713)
7728
(7714)
7729
(7710)
7026
(7012)
7027
(7013)
7028
(7014)
7029
(7010)
7076
(7062)
7077
(7063)
7078
(7064)
7079
(7060)
7526
(7512)
7527
(7513)
7528
(7514)
7529
(7510)
7126
(7115)
7127
(7511)
7128
(7215)
7129
(7102)
7576
(7565)
7577
(7561)
7578
(7265)
7579
(7152)
7676
(7562)
7677
(7563)
7678
(7564)
7679
(7560)
7226
(7212)
7227
(7213)
7228
(7214)
7229
(7210)
7276
(7262)
7277
(7263)
7278
(7264)
7279
(7260)
7776
(7762)
7777
(7763)
7778
(7764)
7779
(7760)
2010年10月[77]

2011年1月[77]

2010年11月[77]

2012年3月[78]

搭載機器   CON・PT SIV・CP・PT   CON・PT CP CP CON・PT SIV・CP・PT    

7711編成はそれぞれ8両編成だった旧7715編成の新宿寄り3両と旧7711編成の京王八王子寄り3両を組み合わせて組成したものである[74][75]

 
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竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 サハ7550 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号[3] 7711 (II)
(7715)
7011 (II)
(7015)
7561 (II)
(7065)
7111
 
7161
 
7761
 
2010年8月[77]

搭載機器   CON・PT SIV・CP CON・PT SIV・CP・PT    
注記
クハ7711・デハ7011・サハ7561は2代目。

7811編成は8両編成だった旧7711編成の新宿寄り3両に旧7765号車を組み合わせて[74][75]、7806編成は旧7702編成の中間車2両を抜いて[62]組成されたものである。

 
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竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 Tc2
車両番号[3] 7806
(7702)
7811
(7711)
7206 (II)
(7002)
7211 (II)
(7011)
7256 (II)
(7052)
7261 (II)
(7061)
7856
(7752)
7861
(7765)
2012年3月[78]

2010年8月[77]

搭載機器 CP CON・PT SIV・CP・PT    
注記
デハ7206・デハ7211・デハ7256・デハ7261は2代目。

補助電源装置移設

7701編成は2011年12月に、7703編成は2012年11月にクハ7750形からデハ7050形に補助電源装置を移設している[64][79]

戸閉保安装置更新

7729編成のドア開閉予告表示灯

7729編成は10両編成化時に、7803編成はVVVF化改造時に戸閉保安装置を間接制御方式に更新し、各客用ドアにLED式開閉予告表示灯を取り付けた[65][80]

改番

2014年3月24日付で7711編成と7811編成がそれぞれ7702編成と7807編成に改番された[81][82]。新デハ7102と新デハ7152は3度目の改番である[83]

 
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改番時期
形式 クハ7700 デハ7000 サハ7550 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号[84] 7702 (II)
(7711)
7002 (II)
(7011)
7552
(7561)
7102 (II)
(7111)
7152
(7161)
7752 (II)
(7761)
2014年3月[81][85]

搭載機器[84]   CON・PT SIV・CP CON・PT SIV・CP・PT    
注記
クハ7702・デハ7002・デハ7102・クハ7752は2代目。
 
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竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 Tc2
車両番号[84] 7807
(7811)
7207 (II)
(7211)
7257 (II)
(7261)
7857
(7861)
2014年3月[81][85]
搭載機器[84] CP CON・PT SIV・CP・PT    

注記:デハ7207・デハ7257は2代目。

車内ラッピング・補助電源装置更新

デハ7251の車内

7801編成の車内に動物をデザインした装飾を施すとともに、デハ7251の補助電源装置を出力210 kVAのものに更新し、2015年(平成27年)3月22日から運行を行っている[86][87]

改番履歴

7000系では、80両に対し、のべ116回の改番が行われている[78][88][89][90]

7000系改番履歴
製造年月日 製造者 製造時
形式
製造時
車号
改番年月日 改番後
形式
改番後
番号
内容 改番年月日 改番後
形式
改番後
番号
内容 改番年月日 改番後
形式
改番後
番号
内容
1984年3月12日 東急 クハ7700 7702 2012年3月22日 クハ7700 7806 改番                
1984年11月19日 東急 クハ7700 7710 2012年3月28日 クハ7700 7729 改番                
1986年3月20日 東急 クハ7700 7711 2010年8月25日 クハ7700 7811 改番 2014年3月24日 クハ7700 7807 改番        
1986年3月24日 東急 クハ7700 7712 2010年10月14日 クハ7700 7726 改番                
1986年10月30日 東急 クハ7700 7713 2011年1月20日 クハ7700 7727 改番                
1986年11月12日 東急 クハ7700 7714 2011年11月29日 クハ7700 7728 改番                
1986年11月25日 東急 クハ7700 7715 2010年8月25日 クハ7700 7711(II) 改番 2014年3月24日 クハ7700 7702(II) 改番        
1984年3月12日 東急 クハ7750 7752 2012年3月22日 クハ7750 7856 改番                
1984年11月19日 東急 クハ7750 7760 2012年3月28日 クハ7750 7779 改番                
1986年3月20日 東急 クハ7750 7761 2014年3月24日 クハ7750 7752(II) 改番                
1986年3月24日 東急 クハ7750 7762 2010年10月14日 クハ7750 7776 改番                
1986年10月30日 東急 クハ7750 7763 2011年1月20日 クハ7750 7777 改番                
1986年11月12日 東急 クハ7750 7764 2011年11月29日 クハ7750 7778 改番                
1986年11月25日 東急 クハ7750 7765 2010年8月25日 クハ7750 7861 改番 2014年3月24日 クハ7750 7857 改番        
1992年1月26日 東急 サハ7550 7560 2012年3月28日 サハ7550 7679 改番                
1990年3月5日 東急 サハ7550 7561 2011年1月20日 サハ7550 7577 改番                
1990年3月12日 東急 サハ7550 7562 2010年10月14日 サハ7550 7676 改番                
1986年10月30日 日車 サハ7550 7563 2011年1月20日 サハ7550 7677 改番                
1986年11月12日 日車 サハ7550 7564 2010年11月29日 サハ7550 7678 改番                
1986年11月25日 日車 サハ7550 7565 2010年10月14日 サハ7550 7576 改番                
1996年2月14日 日車 サハ7550 7571 2007年6月26日 サハ7550 7671 改番                
1996年2月21日 日車 サハ7550 7572 2008年10月21日 サハ7550 7672 改番                
1996年2月8日 日車 サハ7550 7573 2007年10月16日 サハ7550 7673 改番                
1996年3月6日 日車 サハ7550 7574 2009年2月12日 サハ7550 7674 改番                
1996年3月13日 日車 サハ7550 7575 2010年4月25日 サハ7550 7675 改番                
1984年3月12日 日車 デハ7000 7002 2013年3月22日 デハ7000 7006(II) 改番                
1984年11月19日 日車 デハ7000 7010 2012年3月28日 デハ7000 7029 改番                
1986年3月20日 日車 デハ7000 7011 2010年8月25日 デハ7000 7211(II) 改番 2014年3月24日 デハ7000 7207(II) 改番        
1986年3月24日 日車 デハ7000 7012 2010年10月24日 デハ7000 7026 改番                
1986年10月30日 日車 デハ7000 7013 2011年1月20日 デハ7000 7027 改番                
1986年11月22日 日車 デハ7000 7014 2010年11月29日 デハ7000 7028 改番                
1986年11月25日 日車 デハ7000 7015 2010年8月25日 デハ7000 7011(II) 改番 2014年3月24日 デハ7000 7002(II) 改番        
1984年3月12日 日車 デハ7000 7102 2012年3月28日 デハ7000 7129 改番                
1984年8月20日 日車 デハ7000 7106 1992年2月20日 デハ7000 7206 改番 2005年7月6日 デハ7000 7106(III) 改番        
1984年10月24日 日車 デハ7000 7107 1992年2月8日 デハ7000 7207 改番 2004年6月25日 デハ7000 7107(III) 改番        
1984年10月31日 日車 デハ7000 7108 1992年1月31日 デハ7000 7208 改番 2005年10月11日 デハ7000 7108(III) 改番        
1984年11月9日 日車 デハ7000 7109 1992年1月25日 デハ7000 7209 改番 2006年10月25日 デハ7000 7109(III) 改番        
1984年11月19日 日車 デハ7000 7110 1992年1月16日 デハ7000 7210 改番 2005年3月15日 デハ7000 7110(III) 改番 2012年3月28日 デハ7000 7229 改番
1986年3月20日 日車 デハ7000 7111 1990年3月5日 デハ7000 7211 改番 2006年2月13日 デハ7000 7111(III) 改番 2014年3月24日 デハ7000 7102(II) 改番
1986年3月24日 日車 デハ7000 7112 1990年3月15日 デハ7000 7212 改番 2008年1月30日 デハ7000 7112(III) 改番 2010年10月14日 デハ7000 7226 改番
1986年10月30日 日車 デハ7000 7113 2006年7月10日 サハ7500 7513 電装解除 2011年1月20日 サハ7500 7527 改番        
1986年11月12日 日車 デハ7000 7114 2007年2月2日 サハ7500 7514 電装解除 2010年11月29日 サハ7500 7528 改番        
1986年11月25日 日車 デハ7000 7115 2010年10月14日 デハ7000 7126 改番                
1986年10月30日 日車 デハ7000 7213 2006年7月10日 デハ7000 7113(II) 改番 2011年1月20日 デハ7000 7227 改番        
1986年11月12日 日車 デハ7000 7214 2007年2月2日 デハ7000 7114(II) 改番 2010年11月29日 デハ7000 7228 改番        
1986年11月25日 日車 デハ7000 7215 2010年11月29日 デハ7000 7228 改番                
1992年2月20日 東急 デハ7000 7106(II) 2005年7月6日 サハ7500 7506 電装解除                
1992年2月8日 東急 デハ7000 7107(II) 2004年6月25日 サハ7500 7507 電装解除                
1992年1月31日 東急 デハ7000 7108(II) 2005年10月11日 サハ7500 7508 電装解除                
1992年1月25日 東急 デハ7000 7109(II) 2006年10月25日 サハ7500 7509 電装解除                
1992年1月16日 東急 デハ7000 7110(II) 2005年3月15日 サハ7500 7510 電装解除 2012年3月28日 サハ7500 7529 改番        
1990年3月5日 東急 デハ7000 7111(II) 2006年2月13日 サハ7500 7511 電装解除 2011年1月20日 デハ7000 7127 電装        
1990年3月12日 東急 デハ7000 7112(II) 2008年1月30日 サハ7500 7512 電装解除 2010年10月14日 サハ7500 7526 改番        
1984年3月5日 日車 デハ7050 7051 2009年6月19日 サハ7550 7551 電装解除                
1984年3月12日 日車 デハ7050 7052 2012年3月22日 デハ7050 7256(II) 改番                
1984年3月21日 日車 デハ7050 7053 2012年11月25日 サハ7550 7553 電装解除                
1984年3月27日 日車 デハ7050 7054 2004年3月31日 サハ7550 7554 電装解除                
1984年8月10日 日車 デハ7050 7055 2004年12月27日 サハ7550 7555 電装解除                
1984年11月19日 日車 デハ7050 7060 2012年3月28日 デハ7050 7079 改番                
1986年3月20日 日車 デハ7050 7061 2010年8月25日 デハ7050 7261(II) 改番 2014年3月24日 デハ7050 7257(II) 改番        
1986年3月24日 日車 デハ7050 7062 2010年10月14日 デハ7050 7076 改番                
1986年10月30日 日車 デハ7050 7063 2011年1月20日 デハ7050 7077 改番                
1986年11月12日 日車 デハ7050 7064 2010年11月29日 デハ7050 7078 改番                
1986年11月25日 日車 デハ7050 7065 2010年8月25日 サハ7550 7561(II) 電装解除 2014年3月24日 サハ7550 7552 改番        
1987年10月5日 東急 デハ7050 7152 2012年3月28日 デハ7050 7179 改番                
1987年12月24日 東急 デハ7050 7156 1992年2月20日 デハ7050 7256 改番 2005年7月6日 デハ7050 7156(II) 改番        
1987年10月9日 日車 デハ7050 7157 1992年2月8日 デハ7050 7257 改番 2004年6月25日 デハ7050 7157(II) 改番        
1987年10月15日 日車 デハ7050 7158 1992年1月31日 デハ7050 7258 改番 2005年10月11日 デハ7050 7158(II) 改番        
1987年10月21日 日車 デハ7050 7159 1992年1月25日 デハ7050 7259 改番 2006年10月25日 デハ7050 7159(II) 改番        
1987年10月26日 日車 デハ7050 7160 1992年1月16日 デハ7050 7260 改番 2005年3月15日 デハ7050 7160(II) 改番 2012年3月28日 デハ7050 7279 改番
1987年10月30日 日車 デハ7050 7161 1990年3月5日 デハ7050 7261 改番 2006年2月13日 デハ7050 7161(II) 改番 2014年3月24日 デハ7050 7152(II) 改番
1987年11月6日 日車 デハ7050 7162 1990年3月15日 デハ7050 7262 改番 2008年1月31日 デハ7050 7162(II) 改番 2010年10月14日 デハ7050 7276 改番
1996年2月14日 東急 デハ7050 7171 2007年6月26日 サハ7550 7571(II) 電装解除                
1996年2月21日 東急 デハ7050 7172 2008年10月21日 サハ7550 7572(II) 電装解除                
1996年2月8日 日車 デハ7050 7173 2007年10月16日 サハ7550 7573(II) 電装解除                
1996年3月6日 日車 デハ7050 7174 2009年2月12日 サハ7550 7574(II) 電装解除                
1996年3月13日 日車 デハ7050 7175 2010年4月25日 サハ7550 7575(II) 電装解除                
1986年10月30日 東急 デハ7050 7263 2006年7月10日 デハ7050 7163 改番 2011年1月20日 デハ7050 7277 改番        
1986年11月12日 東急 デハ7050 7264 2007年2月2日 デハ7050 7164 改番 2010年11月29日 デハ7050 7278 改番        
1986年11月25日 東急 デハ7050 7265 2010年11月29日 サハ7550 7578 改番                
凡例
下線付は製造時の番号に復帰したもの、灰色地は6両編成の8両編成化によるもの、赤地はVVVF改造に関連するもの、青地は10両編成化組み替えによるもの、緑地はその後の改番を指す。

運用

7000系(写真右)と9000系(写真左)の併結運転
(2017年6月5日 / 稲城 - 京王よみうりランド)

当初は各駅停車用として製造されたが[15]、2001年のダイヤ改定で列車種別を限定しない運用となった[91]こともあり、京王線の各駅停車から特急まで全線で幅広く運用されている[58][9][92]。6000系全廃以降、競馬場線と動物園線のワンマン運行は7000系のワンマン対応車で運転されている[93][94]。かつては6両編成単独での運用もあった。7000系は6000系と併結運転が可能である[2]が、2010年8月22日に7423編成+6717編成の回送列車が運転されたのみに留まっている[95]。9000系は6000系・7000系と連結して運用できるよう読替装置を備えているため、9000系8両編成と7000系2両編成が併結して運転されることがある[96]

ラッピング車両

動物園線

ラッピングが施工された7801編成(2013年1月 高幡不動駅

6000系の全廃により動物園線専用となった7801編成に2011年3月28日より動物のラッピングが施された[93]。また2018年3月13日から、同日に多摩動物公園駅前に開業した子供向け全天候型遊戯施設「京王あそびの森 HUGHUG」及び、京王れーるランド多摩動物公園との3施設合同企画により、ピンクを基調としたフルラッピング電車に改められた[97]

上右記ラッピング編成(左:7722編成、右:7801編成)
(2019年6月 高幡不動駅)

ラグビーワールドカップ

ワールドラグビー主催ラグビーワールドカップ2019の開催と、飛田給駅が最寄りの東京スタジアム[注 9]が開催会場となったことから、7722編成に大会PRのためのラッピングが施され、2018年9月22日から2019年11月2日(大会閉幕日)まで運行された[98]

廃車

2017年(平成29年)11月に7708編成と7709編成の中間の付随車が編成から抜き取られ、6両編成化された[99]。この際に余剰となった付随車は廃車となり、同形式初の廃車となった。その後、同年12月には7706編成が初の編成単位での廃車となった。そのうち、7706号車の前頭部は2018年10月11日にオープンした京王れーるランドアネックスにおいて8000系の8809(→8559)号車から切断された元先頭車の運転台部分と共に保存されている。

2019年1月には、7707編成が編成単位で廃車となり、8両編成が消滅した。2020年1月には7729編成が編成単位で廃車となり、10両編成初の廃車となった[100]

その後はしばらく廃車がなかったが、2022年9月には7708編成の残りの6両も廃車となり、系列全体では2年8ヶ月ぶりの廃車が発生した。

また、2023年7月には7705編成が、同年9月には7806編成[注 10]が、2024年2月には7709編成の残りの6両が廃車となっている。

2024年6月には7804編成が、ビードプレス車として初の廃車となった。

その後、同年9月には2代目7702編成が廃車されている。

今後

京王電鉄は、2021年10月に発生した京王線刺傷事件、2022年7月に発生した京王八王子駅危険物所持者侵入事件を受けて、2026年度までに「駅構内・車内における防犯・セキュリティ対策」として、車両新造により「非貫通車両」、もとい分割編成を解消する方針を示しており、主に本系列の2・4・6両編成の廃車が予定されている[101]。また、京王電鉄では2026年度から新形式2000系の導入を予定しており、これにより主に本系列の分割編成の置き換えを進める方針が示されている[102]

脚注

注釈

  1. ^ 新宿 - 京王八王子間の路線を指す場合もあるが、ここでは京王電鉄の1,372 mm軌間の路線の総称として用いる。
  2. ^ 鉄道ファン向けの雑誌記事などでは「編成」をFと略して7701Fなどと表現されることや、編成中一番番号が小さい車両で代表して7001Fなどと表記されることがあるが、京王電鉄が寄稿した記事(「京王7000系 VVVF化工事10両編成化工事について」「京王電鉄7000系 VVVFインバータ化改造」など)では新宿寄り先頭車で代表し、7726編成などと書かれているためこちらに併せた。
  3. ^ 本稿の参考文献に挙げた書籍・記事でデハ7000形が単独で使用されるときの制御段数を記載したものはない。6000系と同じ主制御装置を使用していることから、単独で使用された場合の条件も『鉄道ピクトリアル』通巻578号p214記載の6000系の条件と同一であるとここでは推定している。
  4. ^ 本稿の参考文献に挙げた書籍・記事でデハ7400形のVVVF化前の主制御装置形式を記載したものはない。2M車が6000系と同じ主制御装置を使用していることから、1M車も同一であるとここでは推定している。『鉄道ピクトリアル』通巻578号p214参照。
  5. ^ 本稿の参考文献に列挙した各記事では7000系用ブレーキ指令装置の製造者名が確認できないが、HRDはナブコ技報から日本エヤーブレーキ(ナブコを経て2003年からナブテスコ)製であることが分かる。
  6. ^ 本稿の参考文献に列挙した各記事ではパンタグラフの製造者名が確認できないが、東洋電機技報には京王にパンタグラフを納入したとの記載がある。
  7. ^ 7721編成から7725編成までのビードプレス車体の車両。
  8. ^ その後、7803編成は2022年頃に、7804編成は2023年にLED車内案内表示器になったため現在は消滅した。
  9. ^ 同会場は施設命名権が導入され、通常は「味の素スタジアム」の名称で使用されているが、ラグビーワールドカップではFIFA(国際サッカー連盟)主催サッカー国際試合と同様のクリーンスタジアム規定(施設命名権行使禁止規定)が適用されるため、大会開催時は正式名称で使用される。
  10. ^ 旧7702編成。

出典

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  2. ^ a b c d e f 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p46
  3. ^ a b c d 『鉄道ファン』通巻617号付録
  4. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p82
  5. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p259
  6. ^ a b c d 『鉄道ファン』通巻277号付図
  7. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p26
  8. ^ 『鉄道車両年鑑2004年版』p187
  9. ^ a b c d 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p260
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『鉄道ファン』通巻277号p56
  11. ^ a b c 『鉄道ダイヤ情報』通巻310号p14
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p44
  13. ^ 『鉄道ダイヤ情報』通巻310号p90
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  15. ^ a b c d e f g h i j k l 『鉄道ファン』通巻277号p52
  16. ^ a b c 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p42
  17. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻578号p43
  18. ^ a b c d e f g h i 『鉄道ファン』通巻277号p54
  19. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p14
  20. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻578号p40
  21. ^ 『鉄道ダイヤ情報』通巻310号p21
  22. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『鉄道ピクトリアル』通巻578号p236
  23. ^ a b c d e f g 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p218
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  31. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻578号p37
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  33. ^ a b c 『鉄道ダイヤ情報』通巻154号p23
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  35. ^ a b c d e 『鉄道車両年鑑1993年版』p99
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  37. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p250
  38. ^ a b c d 『鉄道車両年鑑1994年版』p84
  39. ^ a b c d e f g h 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p251
  40. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻578号p189
  41. ^ a b c d e f g 『鉄道ピクトリアル』通巻578号pp251-252
  42. ^ 『京王だいすき』p49
  43. ^ 飯島1986 p17
  44. ^ a b c d e 『鉄道ピクトリアル』通巻578号p39
  45. ^ a b c d e f g h i 『鉄道車両年鑑2004年版』p155
  46. ^ a b 『京王電鉄の世界』 p74
  47. ^ 7724fも2010年頃に欧文書体に変更された。
  48. ^ 『鉄道ダイヤ情報』通巻310号p23
  49. ^ a b 『鉄道ダイヤ情報』通巻310号p24
  50. ^ 『新車年鑑1989年版』p135
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  54. ^ a b c d e 『鉄道車両年鑑2009年版』p219
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  57. ^ a b 『鉄道ファン』通巻628号付録 車両配置表
  58. ^ a b c d e f g h 『鉄道車両年鑑2004年版』p156
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  102. ^ 「まるで古代魚」京王の新型車両、デザインどう決まった? 置き換え車両は? 地下鉄直通は? いろいろ聞いてみた”. 乗りものニュース. 2024年9月2日閲覧。

参考文献

書籍

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雑誌記事

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    • 京王電鉄広報部「総説:京王電鉄」 pp. 10-16
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    • 藤田 吾朗「京王電鉄 現有車両プロフィール 2014」 pp. 225-259
    • 「京王電鉄 列車編成図」 pp. 260-261
    • 「京王電鉄 主要車歴表」 pp. 262-284
    • 「京王電鉄 現有車両諸元表」 pp. 285-289
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻896号「鉄道車両年鑑2014年版」(2014年10月・電気車研究会)
    • 岸上 明彦「2013年度民鉄車両動向」 pp. 114-145
    • 「各社別新造・改造・廃車一覧」 pp. 224-235
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻909号「鉄道車両年鑑2015年版」(2015年10月・電気車研究会)
    • 岸上 明彦「2014年度民鉄車両動向」 pp. 119-151
    • 「車両データ 2014年度民鉄車両」 pp. 237-248
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻943号(2018年3月・電気車研究会)
    • 小林 範夫「京王7000系6両編成を増強」 pp. 95

関連項目

外部リンク

車両ガイド7000系(京王車両図巻・インターネットアーカイブ・2001年時点の版)