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「サンダーバード (列車)」の版間の差分

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2011年4月12日 (火) 15:38時点における版

サンダーバード・雷鳥
共通事項
運行者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
列車種別 特急列車
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サンダーバードとは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が大阪駅 - 金沢駅間を東海道本線湖西線北陸本線経由で運行する特急列車である。

本項では、かつて同一経路で運転されていた「雷鳥(らいちょう)」とともに、その周辺群の臨時列車および京阪神北陸地方を結ぶ優等列車の沿革についても記述する。

概要

特急「雷鳥」は、1964年10月1日に東海道新幹線開業に伴うダイヤ改正により、大阪駅 - 富山駅間運行の電車特急として運転を開始した。しかし、専用車両となる481系電車の落成が遅れた関係で運行開始は同年12月25日までずれ込んだ。

「サンダーバード」は1995年4月20日681系による「スーパー雷鳥(サンダーバード)」として運転を開始。全区間130km/h運転の実施により、大阪駅 - 金沢駅間を最速2時間29分、大阪駅 - 富山駅間を最速3時間7分で結んだ。 1997年3月8日のダイヤ改正で「スーパー雷鳥(サンダーバード)」を「サンダーバード」に改称した。

681系の後継車である683系の投入により、「雷鳥」の運転本数は1往復に減少した。2011年3月11日の「雷鳥33号」をもって「雷鳥」の運用が終了し、翌3月12日よりすべての列車が681系・683系に置き換えられて、「サンダーバード」として運転されている[1]

「サンダーバード」「雷鳥」の列車名の由来

「サンダーバード」のロゴ

JR西日本の公式説明によれば、「サンダーバード」 (Thunder bird) は、アメリカ先住民族スー族に伝わる神話に登場する雷光と雨を起こす巨大なワシに似た空想上の鳥であり、これに由来して命名されたものとしている。

なお「サンダーバード」は「雷鳥」の英語名(「雷鳥」の「雷」が「サンダー」、「鳥」が「バード」であるため)としばしば誤解される。実際の「雷鳥」の英語名は「Grouse(グラウス)」もしくは「Ptarmigan(ターミガン)」である。

681系が「スーパー雷鳥(サンダーバード)」として営業運転を開始した際のJR西日本のテレビコマーシャルには、1960年代イギリステレビSF人形劇ドラマサンダーバード』(国際救助隊)のキャラクターを起用していた。CMの内容は北陸エリア(カウントダウンの際に『三都へ行こう!!』と発した)と関西エリア(『北陸近し!!』と発した)とで若干異なっていた。


「雷鳥」の列車名は、富山県立山連峰の高山地帯に生息し、富山県の県鳥でもある特別天然記念物の「ライチョウ」に由来する。「雷鳥」が富山駅に乗り入れていたが、2001年3月3日に運転系統を整理したことより金沢駅までの運転となっている。

サンダーバード

運行形態

サンダーバード
683系4000番台(「サンダーバード」)
683系4000番台(「サンダーバード」)
運行区間 大阪駅 - 金沢駅・富山駅魚津駅和倉温泉駅
経由線区 東海道本線湖西線北陸本線七尾線
使用車両 681系683系
運行開始 1995年4月20日 …「スーパー雷鳥(サンダーバード)」として
備考 2011年3月12日現在
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大阪駅 - 金沢駅・富山駅魚津駅和倉温泉駅間で1日22往復運転されている。朝晩の1往復は魚津駅発着で、一部の列車は金沢駅で車両の増解結も行う。大阪駅からの所要時間は金沢駅までが2時間35 - 40分、富山駅までが3時間20分である。

全列車が湖西線経由で大阪駅を発着として運転されるが、強風などで湖西線が運転見合わせになった場合は、米原駅経由で迂回運転される。米原駅では原則として運転停車だが、事情により客扱いをすることもある。2000年代に入ってからは比良おろしとよばれる強風による運転規制の強化により迂回運転が増えていたが、防風柵の設置工事により迂回運転は減少するとしている(湖西線#路線環境を参照)。迂回運転による所要時間の増加は約30分だが、折り返しとなる列車がさらに遅れる場合も多い。風が小康状態となり、かつ運転規制が解除されると湖西線経由に戻される。

なお、何らかの理由で湖西線が不通になった事態を想定してダイヤは米原経由のものもあらかじめ設定されている[2]

681系電車または683系電車を使用し、1995年4月20日に「スーパー雷鳥(サンダーバード)」の列車名で運転を開始したが、1997年3月8日に「サンダーバード」に改称している。

臨時列車として、1997年春季には姫路駅まで、また198年度にはシュプール号として直江津駅西明石駅まで運転されたことがある。

停車駅

富山方面
大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - (堅田駅) - (近江今津駅)- (敦賀駅) - (武生駅) - (鯖江駅) - 福井駅 - (芦原温泉駅) - (加賀温泉駅) - (小松駅) - (松任駅) - 金沢駅 - (石動駅) - 高岡駅 - (小杉駅) - 富山駅 - (魚津駅
和倉温泉方面の金沢駅からの停車駅
金沢駅 - (津幡駅) - (宇野気駅) - (高松駅) - 羽咋駅 - (良川駅) - 七尾駅 - 和倉温泉駅
  • 松任駅には金沢駅・和倉温泉駅発着列車の一部のみが停車し、富山方面へ乗り入れる列車はすべて通過。

使用車両・編成

2010年3月13日現在の編成図
サンダーバード
← 大阪
富山・和倉温泉 →
1 2 3 4 5 6 7 8 9
G W
  • 全車禁煙
凡例
G=グリーン車
指=普通車指定席
W=普通車指定席女性専用席
自=普通車自由席

金沢総合車両所・京都総合運転所[3]所属の681系電車と683系電車のT編成・R編成(これらの編成は金沢所属)、W編成・V編成(Wは京都所属の基本、Vは京都所属の付属編成)が使われるが、681系については特急「はくたか」用のW編成(WHITE-WING)が運用に入ることもある。

2009年6月1日より運転を開始した683系4000番台充当列車は1 - 9号車まで9両固定編成である。その他の列車は6両の基本編成(1 - 6号車)と3両の付属編成(7 - 9号車)で運行される。ただし19号・29号・33号・43号・8号・12号・20号・28号は平日に1 - 6号車の6両編成で運転されている。

連休・週末など多客期は和倉温泉・富山寄りに10 - 12号車(普通車指定席3両)を増結して12両編成で運転することがある。この場合は681系付属編成の両側の先頭車が貫通構造でないため7 - 9号車は必ず683系になる。

指定席の3号車と4号車(683系4000番台、従来型編成)、自由席の5号車と6号車(683系4000番台)、6号車と7号車の間(従来型の編成)および、12両編成の指定席の9号車と10号車の間には業務用スペースや運転台があるためトイレ・洗面所の設備がない。また、683系4000番台で運転される列車にはテレホンカード専用公衆電話の設備もない。

ダイヤが乱れた場合には「サンダーバード」が485系や金沢配置の489系で運転されることがある。また、金沢駅 - 富山駅・和倉温泉駅間の臨時列車のみ「しらさぎ」用の683系S編成を使用することもある。また、683系4000番台該当列車に同系0番台や681系、あるいはその逆のパターンによる代走運用が生じるケースもある。

旅客案内

行き先表示・案内

下り列車は大阪駅・新大阪駅・京都駅では、金沢駅で分割作業を行う列車は金沢・富山行きもしくは金沢・和倉温泉行きで案内されている。6号車(和倉温泉行)と7号車(金沢行)の間、または9号車(富山行)と10号車(金沢行)の間の通り抜けはできるが、分割作業の準備のため金沢駅到着10分前、手取川鉄橋を渡って美川駅を通過する頃になると通り抜けは出来なくなる。そのため、7 - 9号車または10 - 12号車での車内販売は貫通路締め切り前までとなる。また、大阪行は金沢駅発車後も連結後の貫通路整理作業は続いているため、通り抜け開始までには若干時間がかかる(時間にして西金沢駅もしくは野々市駅を通過したあたり)。全区間分割なしで運転を行う列車については通り抜けは常にできる。

車両側面にはその編成の終着駅が表示される。

編成パターンと表示

編成パターンは主に以下のものが挙げられる。号車番号案内札の色は金沢支社管内の各駅(福井駅はLED式、金沢駅は発光式)の表示による。

  1. 9両編成(駅の号車番号案内札は
  2. 12両編成(駅の号車番号案内札は
  3. 6両編成(駅の号車番号案内札は

雷鳥

雷鳥
運行区間 大阪駅 - 金沢駅
経由線区 東海道本線湖西線北陸本線
使用車両 485系電車
運行開始 1964年10月1日
運行終了 2011年3月11日
備考 廃止当時のデータ
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2010年3月12日から2011年3月11日までは大阪駅 - 金沢駅間で、8号と33号の1日1往復が運行されていた。所要時間は2時間50分である。

「雷鳥」にも食堂車が連結されていたが1985年1月に連結を中止し、同年3月14日に食堂車を改造した4人用座敷グリーン個室「和風車だんらん」としていたが、1989年3月11日からは神戸駅発着列車が1997年3月7日まで1往復設定され、また一部の列車で湖西線の最高速度を130km/hに引き上げた「スーパー雷鳥」の運転を開始時に、「ラウンジカー」(半室グリーン車)に再改造された。

「スーパー雷鳥」は、大阪駅 - 金沢駅間を最速2時間39分で結んでおり、当初7両編成で運転を開始したが乗車率もよくのち9両編成に、七尾線電化時には、基本7両編成+付属3両編成の10両編成に増強されている。2001年3月3日683系が投入されたのをきっかけに、富山駅・和倉温泉駅発着の「サンダーバード」と、金沢駅発着の「雷鳥」に再編し、「スーパー雷鳥」は廃止された。このときに「雷鳥」の新潟駅発着列車も廃止された。

停車駅

大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 〈堅田駅〉 - (近江今津駅)- 敦賀駅 - 武生駅 - 鯖江駅 - 福井駅 - 芦原温泉駅 - 加賀温泉駅 - 小松駅 - 金沢駅

  • ( )内は8号のみ停車、〈 〉内は33号のみ停車。

使用車両・編成

廃止時の編成図
雷鳥
← 大阪
金沢 →
1 2 3 4 5 6
PG W
  • 全車禁煙
凡例
G=グリーン車座席指定席
P=パノラマ席
指=普通車座席指定席
W=普通車座席指定席女性専用席
自=普通車自由席

廃止される直前はには、京都総合運転所所属の485・489系電車の6両編成(489系は先頭車のみ)、多客時には9両編成が使用されていた。かつては東日本旅客鉄道(JR東日本)所有車である485系1500番台や3000番台も使用されていた。

パノラマグリーン車をはじめとするリニューアル車を組み込んだ編成も多い(妻仕切り壁の化粧版が濃い茶色なのでそれとわかる)。「雷鳥」に運用される485系電車の行先表示器字幕は日本国有鉄道(国鉄)時代からのものをそのまま用いており、JR西日本オリジナルの黒地字幕には交換されていない。指定席の2・3号車間にはトイレ洗面所の設備がない。

ダイヤが乱れた場合は「雷鳥」に681系・683系が使用されることがり、京都総合運転所配置の583系が使用されることもあるが、普通車がボックス式クロスシートであることや、485系や489系などを使用する機会が多いため、2000年代後半以降は583系が「雷鳥」に運用される機会は少なかった。581系と583系は「雷鳥」の定期列車として使用されていたこともあるが車両の陳腐化・老朽化などによって1985年3月13日限りで定期運用が終了している。

臨時列車

ビジネスサンダーバード

主に休日の翌日である平日のみ、大阪発金沢行きの1本が運転されている。京阪神から北陸地方への単身赴任者の利用を見込んで2002年度の冬から「サンダーバード」93号として運転を開始。2003年度の冬に「ビジネスサンダーバード」に列車名を変更されている。

当初基本編成単独の6両編成であったが、2009年3月14日のダイヤ変更時から付属編成単独の3両編成となった。ただし、大型連休の前後などは車両運用の都合上基本編成単独の6両編成で運転されることがある。途中の停車駅は、新大阪駅・京都駅・敦賀駅・武生駅・福井駅・芦原温泉駅・小松駅である。

ユニバーサルエクスプレス

北陸方面からユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ) への集客を目的に、富山駅 - ユニバーサルシティ駅間で運転されている臨時列車で、大阪駅を経由せず梅田貨物線大阪環状線桜島線(JRゆめ咲線)経由で運転している。

USJが開業した年の2001年7月から「サンダーバード」94号として運転を開始し、2002年の春から「ユニバーサルエクスプレス」として1日1往復が運転されるようになった。運転開始当初は通年運転で、のちに夏と冬に限定されていたが、2010年の春以降は運転されていない。

全区間基本編成単独の6両編成で、全車座席指定席となっている。途中の停車駅は、新大阪駅・京都駅・敦賀駅・武生駅・福井駅・加賀温泉駅・小松駅・金沢駅・高岡駅である。

おわら

キハ181系「おわら」

富山県富山市八尾町で「おわら風の盆」が開催される時期に合わせて運転される臨時列車で、富山駅から高山本線を経由して越中八尾駅まで運転されている。

2003年から毎年、下りは9月1日 - 9月3日、上りは9月2日 - 9月4日に運転されている。2003年から2005年は大阪駅発着が1往復(1・4号)と金沢駅発着が1往復(2・3号)運転されていたが、2006年には金沢駅発着列車を福井駅発着に変更して1往復(2・3号)運転、2008年からは福井駅発着が大阪駅発着に変更されており、2往復(1 - 4号)が運転されている。上りは越中八尾駅を日付が変わった深夜に出発し、そのうち大阪駅行きの列車(2005年までは4号、2006年は2号)に関しては夜行列車となる。

車両は、京都総合運転所配置のキハ181系気動車の5両編成で運転され、全車座席指定席となっている。

停車駅は次の通り。

  • 大阪駅発着列車(2008年の2・3号をのぞく): 大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 越中八尾駅
  • 金沢駅発着列車:金沢駅 - 越中八尾駅
  • 福井駅発着列車:福井駅 - 芦原温泉駅 - 加賀温泉駅 - 小松駅 - 松任駅 - 金沢駅 - 高岡駅 - 越中八尾駅
  • 2008年の2・3号:大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 敦賀駅 - 福井駅 - 芦原温泉駅 - 加賀温泉駅 - 小松駅 - 松任駅 - 金沢駅 - 高岡駅 - 越中八尾駅

ふるさと雷鳥

2001年3月ダイヤ改正により、かつて大阪駅 - 青森駅間で運転していた「白鳥」1往復と、新潟駅発着の「雷鳥」3往復の金沢駅以東を「北越」に編入する形で新潟駅発着の「雷鳥」が廃止された。しかし、大阪駅 - 新潟駅間で旧盆年末年始ゴールデンウイークなど多客時に運転する臨時列車として、2001年秋に「雷鳥」として設定されていたが、2002年の夏から「ふるさと雷鳥」として2009年ゴールデンウィークまで運転されていた。車輌は、当初は京都総合運転所の485系、2005年夏の運転より金沢総合車両所所属の489系ボンネット車が使用された。

途中の停車駅は、新大阪駅・京都駅・敦賀駅・福井駅・小松駅・金沢駅・高岡駅・富山駅・魚津駅糸魚川駅直江津駅柏崎駅長岡駅見附駅東三条駅加茂駅新津駅であったが、2003年度から大阪駅 - 金沢駅間は「雷鳥」の基本の停車駅になり、金沢駅以東は停車駅に泊駅が追加された。

エキスポ雷鳥

1990年4月1日 - 9月30日大阪市鶴見区および守口市にある鶴見緑地で行われた国際花と緑の博覧会(花博)へのアクセスを図るため大阪駅を経由せず、梅田貨物線大阪環状線天王寺駅を経由して京橋駅まで運転する臨時列車が設定されていた。

また、直線距離での最寄り駅である茨木駅に一部の「雷鳥」が臨時停車していた。

富山地方鉄道直通列車

京阪神地区から立山黒部アルペンルートを結ぶ列車として、富山駅から富山地方鉄道に直通運転していた時があった。大阪駅 - 富山地方鉄道立山線立山駅間では「サンダーバード立山」が1往復、「リゾート立山」が大阪発立山行で1本と、大阪駅 - 宇奈月温泉駅間で「サンダーバード宇奈月」が1往復運転されていた。

サンダーバードは681系を使用した昼行列車で定期列車の「サンダーバード」1・40号(立山)、7・34号(宇奈月)に併結して1998年11月まで運転、「リゾート立山」は485系を使用した夜行列車で1997年11月まで運転されていた。

シュプール雷鳥信越

信州方面へのスキー客輸送のため、2004年度・2005年度は、黒姫駅→大阪駅間で「シュプール雷鳥信越」が運転されていた。途中の停車駅は、新大阪駅・京都駅・糸魚川駅直江津駅新井駅妙高高原駅で、列車の運転時刻に合わせて主要駅からスキー場までのスキーバスに接続していた。

信州号・トレッキングエクスプレス

信州方面への登山トレッキングへのアクセスとして、2002年のお盆を除く夏休み期間中の日曜日に信州方面から京阪神地区へ「信州号」が、妙高高原発大阪行として1本運転されていた(往路は急行「信州トレッキング号」として運転)。2003年は「トレッキングエクスプレス」に改められ、大阪駅 - 糸魚川駅間で運転を行い、土曜日に大阪発糸魚川行きが、日曜日に糸魚川発大阪行きがそれぞれ、485系6両編成(全車指定席)により運転されていた。

糸魚川駅では白馬方面からのバスに接続するなど、信州地区の観光地とのアクセスも強化していた。

その他の列車

以上のほか、次の列車も運転されていた。

  • 「フードピア雷鳥」:1998年2月13日 - 15日
  • 「ホームズ雷鳥」:1990年3月 - 1994年12月
  • 「スーパー雷鳥立山」
  • 「スーパー雷鳥宇奈月」

利用状況と競合交通機関

京阪神と北陸間の流動は用務客や観光客など多く、北陸と大阪・京都とを結ぶ高速バスと比較すると本数・所要時間の面で優位なこともあって安定した利用がある。しかし週末と週半ばでは乗客数に大きな差があり、金曜日の夕方から夜間などを中心に12両編成の「サンダーバード」を運転し、また週末に「雷鳥」を増発して対応している。「サンダーバード」の方が所要時間が短く車両も新しいため好まれていることから、「雷鳥」に乗車を限った企画商品利用のツアーなども発売されている。さらに「雷鳥指定席割引きっぷ」を期間限定で発売しているが、本券では「サンダーバード」ならびに指定席券の交付を受けてない「雷鳥」には乗車できない。

朝の上り、夜の下りを中心に湖西線内の大津京駅・堅田駅・近江今津駅に停車する列車があり、湖西線から大阪方面の通勤利用に対応している。湖西線内では定期券回数券との組み合わせ限定の「湖西通勤回数特急券」(特急回数券)も発売されている。

一方、北陸と新潟間には一定の流動があり、系統分離後も北陸地区で特急同士の乗り継ぎも可能な「新潟往復きっぷ」が発売されている。

同じように高速バスと競合する「しらさぎ」と違い、名神高速道路京都大阪市内での渋滞などでバスが定時性に劣ることや、北陸自動車道の経路上米原JCT経由となり所要時間で倍近くの差があること、さらに冬季の豪雪による遅延・運休が多く見られることなどの短所があり、大阪 - 福井大阪 - 富山間の高速バスは開業後しばらくで撤退を余儀なくされ、京都 - 金沢線西日本ジェイアールバス京阪バス共同運行・昼行)も北陸鉄道の撤退や減便される結果になった。

運賃・料金面でJR特急利用はバスより高価ではあるが、運行本数の多さによる利便性などもあり同様にバスとの競合のある関西圏の他の在来線特急に比較すると「サンダーバード」「雷鳥」利用者は堅調に推移している。

しかしその後名神高速道路の拡幅工事完了や、2000年代に入ってからの新たな高速バス路線開業ブームにより、2003年12月には大阪 - 金沢・富山線(昼行・夜行)の運行開始や、2007年12月には再度大阪 - 福井線も運行を開始した。これらの関係に加え、2000年代以降のバス事業の規制緩和による都市間格安ツアーバスの進出もあり、回数券や自由席往復での「シティ・ハイクきっぷ」以外に継続する割引切符が設定されていなかった「雷鳥」「サンダーバード」に対して「関西往復フリーきっぷ」や「大阪ぐるりんパス」といった大幅割引の企画乗車券が設定されるようになっている。

京阪神対北陸優等列車沿革

戦後・復興とその後

  • 1949年昭和24年)7月1日上野駅 - 金沢駅間を運行していた夜行急行列車601・602列車の運行区間を大阪駅まで延長。翌1950年(昭和25年)に「北陸」(ほくりく)の名称が与えられる。
  • 1952年(昭和27年)10月1日:週末運行の臨時準急列車として「ゆのくに」が大阪駅 - 金沢駅間で運行される。
  • 1955年(昭和30年)7月20日:「ゆのくに」を定期列車化。
  • 1956年(昭和31年)11月19日:「北陸」の運行区間を上野駅 - 福井駅間に短縮し、大阪駅 - 富山駅間を分離。急行列車として「立山」(たてやま)の名称が与えられる。
  • 1959年(昭和34年)10月1日:大阪駅 - 金沢駅間を週末に運行する臨時準急列車として「加賀」(かが)が運行を開始。
  • 1961年(昭和36年)10月1日:北陸本線初の特別急行列車である「白鳥」(はくちょう)が運行を開始。
  • 1962年(昭和37年)6月10日:大阪駅 - 金沢駅間を運行する準急列車として「越前」(えちぜん)が気動車により運行される。

北陸本線電化とその後の展開

1964年12月25日時点の編成図[4]
雷鳥
← 大阪
富山 →
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
凡例
=一等車
二=二等車
食=食堂車
  • 1963年(昭和38年)4月20日:同年4月4日に北陸本線福井駅 - 金沢駅間交流電化完成および15日の武生駅 - 鯖江駅間複線化完成により、以下のように変更される。
    1. 大阪駅 - 新潟駅間運行の気動車急行列車「きたぐに
    2. 大阪駅 - 富山駅間運行の客車急行列車「立山」(変更なし)
    3. 大阪駅 - 金沢駅間運行の電車急行列車「ゆのくに」「加賀
      • 「ゆのくに」と「加賀」の差異は「ゆのくに」が全車両座席指定制であった。また、「加賀」のうち1往復は夜行運転であった。
    4. 米原駅 - 金沢駅間運行の電車準急列車「越前
    5. 大阪駅 - 七尾線和倉駅(現在の和倉温泉駅)間運行の気動車急行列車「奥能登」(おくのと)。
      • ただし、「奥能登」の上り始発駅は輪島駅であり、かつ金沢駅以遠は準急列車として運行。また、大阪駅 - 金沢駅間は「きたぐに」と併結運転とした。
  • 1964年(昭和39年)10月1日:東海道新幹線開業に伴うダイヤ改正により、以下のようにダイヤを変更する。
    1. 大阪駅 - 富山駅間運行の電車特別急行列車雷鳥」(らいちょう)を新設。
      • ただし、専用車両となる481系電車の落成が遅れた関係で運行開始は同年12月25日までずれ込む。また、名古屋駅発着の「しらさぎ」も設定されるが、同様に運行開始が遅れた。
    2. 大阪駅 - 富山駅間運行の電車急行「越山」(えつざん)運行開始。
    3. 大阪駅 - 金沢駅間を運行する急行列車の名称を昼行列車に「越前」「ゆのくに」、夜行列車を「加賀」に変更(きたぐに_(列車)を参照)。
    4. 米原駅 - 金沢駅間を運行する「越前」の名称を「くずりゅう」に変更。
  • 1965年(昭和40年)10月1日:ダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    1. 「白鳥」の上野駅発着編成を「はくたか」として分離。
    2. 大阪駅 - 富山駅間運行の急行列車を全て電車化。列車名を「立山」に統一。
    3. 大阪駅 - 金沢駅間運行の昼行急行列車名称を「加賀」に統一。
  • 1966年(昭和41年)
    • 3月5日:準急制度の変更に伴い、「奥能登」の全区間を急行列車化。
    • 10月1日:「加賀」1往復を「雷鳥」に格上げ。
  • 1967年(昭和42年)

「ヨンサントオ」改正とその後

  • 1968年(昭和43年)10月1日:「ヨンサントオ」と称されるダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    1. 「雷鳥」1往復増発し3往復体制となる。
    2. 夜行列車であった「つるぎ」の名称を「立山」に吸収し、大阪駅 - 富山駅間を運行する急行列車の総称となる。
    3. 「加賀」「奥能登」の名称廃止し、「ゆのくに」に名称を統一。
    4. 「きたぐに」の名称を「越後」(えちご)に変更する。
  • 1969年(昭和44年)10月1日:ダイヤ改正により「雷鳥」1往復増発し4往復体制となる。ただし、増発列車は大阪駅 - 金沢駅間の運行となる。また、大阪駅 - 新潟駅間に臨時特急列車として「北越」(ほくえつ)運行開始。
  • 1970年(昭和45年)
  • 1971年(昭和46年)4月26日:「ゆのくに」の七尾線乗り入れ列車の上り列車の始発駅を珠洲駅に変更する。
  • 1972年(昭和47年)
    • 3月15日ダイヤ改正に伴い、以下のように変更される。
      1. 「雷鳥」2往復増発。ただし、1往復は増発に際して車両の手配が間に合わず運行開始は6月4日からとなる。
      2. 「立山」1往復が富山地方鉄道線宇奈月温泉駅まで観光シーズンに限り乗り入れ。
      3. 「ゆのくに」の七尾線乗り入れ列車の急行運行区間を穴水駅までとする。
    • 10月2日:「ゆのくに」「立山」の季節列車を格上げする形で「雷鳥」2往復増発。10往復体制となる。
  • 1973年(昭和48年)3月1日:「北越」を毎日運転の臨時列車として2往復増発。ただし、増発した1往復は金沢駅 - 新潟駅間運行列車。なお、この臨時列車は10月1日付けで定期列車化される。

湖西線開業と総特急化

475系 急行「立山」(1982年、大阪駅)
富山地方鉄道に入る 475系急行「立山」(1982年、富山駅)
  • 1975年(昭和50年)3月10日ダイヤ改正に伴い、以下のように変更される。
    1. 大阪駅発着の大部分の特急・急行列車の経由地を従来の米原駅経由から湖西線経由に変更。
    2. 「立山」「ゆのくに」1往復を「雷鳥」に吸収し12往復となり、エル特急に指定される。
    3. 「ゆのくに」七尾線発着の1往復を「越後」に併結。なお、「ゆのくに」「越後」は湖西線経由ではなく米原駅経由で運行された。
    4. 1の経路に移行したことに伴い、米原駅に出入りする対北陸特急(=新幹線連絡特急)の本数を確保するため、同駅始発の「加越」を新設した。
  • 1978年(昭和53年)10月2日:「ゴーサントオ」と称されるダイヤ改正に伴い以下のように変更する。
    1. 「北越」の大阪駅発着列車を「雷鳥」に編入。この結果「雷鳥」は16往復で運行される。
    2. 七尾線乗り入れの「ゆのくに」と「越後」廃止。これにより、「ゆのくに」は大阪駅 - 金沢駅間運行の電車列車1往復のみとなる。
    3. 「雷鳥」4往復に583系使用開始。また、「雷鳥」の583系運用列車と485系クハ481形200・300番台先頭の車両にイラストマークを使用開始。
      • ただし当時「雷鳥」で使用されている485系先頭車は初期のボンネット型車両が多く、485系でイラストマークが見られる機会は少なかった。その後1982年頃からボンネット形車両にもイラストマークが用意される。
  • 1981年(昭和56年)3月20日 - 9月15日神戸ポートアイランド博覧会観客輸送用に臨時特急「ポートピア」が富山駅 - 三宮・神戸駅間に運行される。
  • 1982年(昭和57年)11月15日上越新幹線開業に伴うダイヤ改正に伴い以下のように変更。
    1. 昼行「立山」2往復は「雷鳥」に格上げしたが、これまで「立山」1往復が停車していた安曇川駅が急行・特急停車駅でなくなる。
    2. 「ゆのくに」を廃止、「立山」は夜行急行として臨時列車化。大阪駅発着の北陸本線方面の昼行急行列車を全廃。
  • 1985年(昭和60年)
    • 1月:「雷鳥」食堂車の連結を中止。
    • 3月14日:ダイヤ改正により次のように変更。
      1. 「雷鳥」に食堂車を改造した4人用座敷グリーン個室「和風車だんらん」を一部列車に連結。この時点で16往復で運行。
      2. 583系が定期運用から撤退。
      3. 「立山」を廃止。
  • 1986年(昭和61年)12月27日:「雷鳥」に大阪駅 - 金沢駅間で併結する形で、七尾線に乗り入れ大阪駅 - 和倉温泉駅間に臨時特急「ゆぅトピア和倉」を運行開始。なお当時の七尾線は非電化であったためキハ65形気動車によるジョイフルトレインゆぅトピア」を用い、大阪駅 - 金沢駅間では「雷鳥」に無動力で牽引される形態をとった。車両の送り込みのために臨時特急「ゆぅトピアライナー」も大阪駅-金沢駅間で運転された。

JR化以降の高速化

485系 特急「スーパー雷鳥」(運転開始時の7両編成、1989年)
485系 特急「スーパー雷鳥」(10両編成、2000年)
  • 1989年平成元年)3月11日:「スーパー雷鳥」が4往復の運転を開始、パノラマグリーン車と「和風車だんらん」を再改造した「ラウンジカー」(半室グリーン車)を連結。また1往復を神戸駅まで延長し、区別するためにスーパーを名乗らない「雷鳥」は11号から始まることとなった。
  • 1990年(平成2年)4月1日 - 9月30日国際花と緑の博覧会へのアクセスを図るため、京橋駅発着の「エキスポ雷鳥」を運転。また、単身赴任者向けに早朝に金沢発大阪行、金曜日の夜間に大阪発金沢行「ホームズ雷鳥」を設定していたこともあった。
  • 1991年(平成3年)9月1日:七尾線電化により、「スーパー雷鳥」「雷鳥」が和倉温泉駅まで乗入れ。「ゆぅトピア和倉」廃止。七尾線乗り入れにともない、付属編成による分割併合を実施。基本7両+付属3両の10両編成となる。「スーパー雷鳥」はこの時点で7往復。
  • 1992年(平成4年)12月頃:臨時「雷鳥」として、同年7月に落成され試運転などを続けていた681系の試作編成での運行を開始。
    • 時刻表などには「ニュー雷鳥」や「ハイスピード雷鳥」などと記されていた。この681系試作編成での運行は1995年(平成7年)にデビューする同系量産車登場まで運行された。
  • 1995年(平成7年)4月20日681系車両愛称:サンダーバード)による「スーパー雷鳥(サンダーバード)」の運転を開始。全区間130km/h運転の実施により、大阪駅 - 金沢駅間を最速2時間29分、大阪駅 - 富山駅間を同3時間7分に短縮。
    • 当初3月のダイヤ改正を予定していたが1月17日に発生した阪神・淡路大震災により車両の竣工遅れなどが発生し、ダイヤ改正実施は4月に延期されたものである。なおこの阪神・淡路大震災では当時神戸駅発着であった「スーパー雷鳥」1号の送り込みとして鷹取駅へ回送中の10両編成が東海道本線(JR神戸線灘駅 - 三ノ宮駅間で脱線する被害を受けている。また「スーパー雷鳥」のグリーン車が「サンダーバード」と同じく大阪寄りを向くようになる(「雷鳥」は変わらず)。同時に愛称別の号数区分を廃止し、3者共通の通し番号に戻る。
  • 1997年(平成9年)3月8日:「スーパー雷鳥(サンダーバード)」を「サンダーバード」に改称。この時点で、「雷鳥」11往復、「スーパー雷鳥」4往復、「サンダーバード」8往復となる。また、神戸駅発着を終了[5]
    • なお大阪駅 - 和倉温泉駅・富山駅間を運行する「雷鳥」「サンダーバード」は当初和倉温泉発着編成に基本編成を充当していたが、利用率などを考慮し富山駅編成に充当されるようになる。
  • 1998年(平成10年)7月1日:「サンダーバード」に初めて、湖西線内主要駅停車列車が設定される(2号の近江今津駅停車がその草分け。ただし当時は暫定扱い。)。
  • 1999年(平成11年):臨時列車の富山地方鉄道への乗り入れを廃止。
  • 2001年(平成13年)
    • 3月3日:ダイヤ改正より以下のように変更[6]
      1. 683系の投入により、「スーパー雷鳥」を廃止して「サンダーバード」化。
      2. 「雷鳥」の系統を富山駅・和倉温泉駅発着の「サンダーバード」と、金沢駅発着の「雷鳥」に整理し。
      3. 「雷鳥」の新潟駅発着列車を廃止し、金沢駅 - 新潟駅間は「北越」とする。なお、新潟駅発着は多客期のみ「ふるさと雷鳥」として運行。
      4. 「雷鳥」の自由席がこれまでの7 - 9号車から「サンダーバード」と同じ5 - 7号車に統一される。
    • 7月:「ユニバーサルエクスプレス」運行開始。
  • 2003年(平成15年)
    • 9月1日:「おわら」運行開始。
    • 9月20日:「雷鳥」の定期列車における485系のボンネット型先頭車の使用を終了[7]。代わりにパノラマグリーン車が復活し、「雷鳥」のグリーン車も「サンダーバード」と同じく大阪寄りを向くようになる。「加越」から転用された非パノラマグリーン車も「雷鳥」ファミリーに同時追加。
    • 12月:「ビジネスサンダーバード」運行開始。
  • 2005年(平成17年)4月:「サンダーバード」の運転開始から10年を記念して「サンダーバード10周年キャンペーン」が実施される。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月18日:指定席の8号車が禁煙車化され、喫煙車両は指定席・自由席1両ずつとなる。
    • 10月1日:6両または9両編成のうち、指定席12席が女性専用指定席となる。
  • 2009年(平成21年)
    • 5月:ゴールデンウィークに運転されたのを最後に「ふるさと雷鳥」は以後、設定されなくなる。
    • 6月1日:683系4000番台の運転開始。また、全ての列車が禁煙となる。
    • 10月1日:683系4000番台を追加導入。これにより、「雷鳥」5号・33号・41号・12号・30号・48号の3往復が「サンダーバード」に置き換えられ、2001年3月改正以来の減便となった[8]。ただし「サンダーバード」化による所要時間の変更はない。なお、「雷鳥」については10月1日以降は基本的にパノラマ型グリーン車を連結した編成のみを使用[9][10]。「サンダーバード」にも大津京駅・松任駅に停車する列車が設定される。
  • 2010年(平成22年)3月13日:引き続き683系4000番台を追加導入するほか、運転体系が以下のように変更される[11][12]
    1. 「雷鳥」4往復を「サンダーバード」に置き換えることで、「雷鳥」は1往復のみの運転に。
    2. 土曜・日曜運転の「雷鳥」23・22号、日曜運転の「雷鳥」29・42号を廃止。
    3. 七尾線に乗り入れる「サンダーバード」4往復が大阪駅 - 和倉温泉駅の列車として独立、3両編成から6両編成に変更されグリーン車の連結が復活。
    4. 「サンダーバード」3往復を平日9両編成から6両編成に減車、また「雷鳥」は6両編成となり多客期のみ9両編成での運転となる。
    • また、この改正と同時に「雷鳥」は市販の時刻表上でのエル特急表記を特急表記に変更、雷鳥レールゴーサービスの取り扱いも廃止される。
  • 2010年(平成22年)12月17日:2011年3月のダイヤ改正で「雷鳥」を廃止することがJR西日本から発表[1]
  • 2011年(平成23年)3月12日:「雷鳥」が廃止され、すべて「サンダーバード」で運転されるようになる[1]

脚注

  1. ^ a b c 平成23年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年12月17日
  2. ^ 鉄道ジャーナル』2011年2月号 p.87
  3. ^ 同所配置の車両は485系の代替として金沢総合車両所から転配された。
  4. ^ 『鉄道ピクトリアル 2011年4月号』電気車研究会、2011年、p.74頁。 
  5. ^ 平成9年3月ダイヤ改正(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 1996年12月6日
  6. ^ -平成13年3月 ダイヤ改正について- I 在来線特急・急行(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2000年12月8日
  7. ^ A08編成組込クハ481-120が最終運用となった。
  8. ^ 新製「サンダーバード号」の本数拡大について - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年7月3日
  9. ^ 鉄道ダイヤ情報2009年9月号(交通新聞社
  10. ^ 所定運用数6に対してパノラマ型グリーン車を連結した編成がA01 - A06編成の6本と予備が無かったため、非パノラマ型グリーン車連結のA10編成が雷鳥運用に入ることが有った。
  11. ^ 平成22年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年12月18日
  12. ^ 平成22年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道金沢支社プレスリリース 2009年12月18日

参考文献

関連項目

外部リンク