コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「1932年アメリカ合衆国大統領選挙」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
 
42行目: 42行目:
'''1932年アメリカ合衆国大統領選挙'''(1932ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、{{Lang-en|United States presidential election, 1932}})は、[[1932年]][[11月8日]]に行われた[[アメリカ合衆国大統領選挙]](第37回)。[[1929年]]の株式市場の崩壊と[[世界恐慌]]の影響が国中を厳しく覆った中で行われた。
'''1932年アメリカ合衆国大統領選挙'''(1932ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、{{Lang-en|United States presidential election, 1932}})は、[[1932年]][[11月8日]]に行われた[[アメリカ合衆国大統領選挙]](第37回)。[[1929年]]の株式市場の崩壊と[[世界恐慌]]の影響が国中を厳しく覆った中で行われた。


現職[[アメリカ合衆国大統領|大統領]]で[[共和党 (アメリカ)|共和党]]の[[ハーバート・フーヴァー]]の人気は、有権者達がフーヴァーでは経済の崩壊を回復できず、禁酒法もうまく扱えないと感じるにつれて下降していった。[[民主党 (アメリカ)|民主党]]の[[フランクリン・ルーズベルト]]は、フーヴァーがこれらの問題に処せなかったことが自分の選挙運動のための綱領に利用できると考え、[[ニューディール政策]]と呼ばれる改革を公約した。ルーズベルトがどのようにして事態を変えられるかについてははっきりしていなかったが、地滑り的勝利を得た。この「時代を画した選挙」は[[第四政党制 (アメリカ合衆国)|第四政党制]]すなわち進歩主義の時代の崩壊を告げた。有権者達は間もなくルーズベルトのニューディール連合に支配される[[第五政党制 (アメリカ合衆国)|第五政党制]]に組み込まれることになった。
現職[[アメリカ合衆国大統領|大統領]]で[[共和党 (アメリカ)|共和党]]の[[ハーバート・フーヴァー]]の人気は、有権者達がフーヴァーでは経済の崩壊を回復できず、禁酒法もうまく扱えないと感じるにつれて下降していった。[[民主党 (アメリカ合衆国)|民主党]]の[[フランクリン・ルーズベルト]]は、フーヴァーがこれらの問題に処せなかったことが自分の選挙運動のための綱領に利用できると考え、[[ニューディール政策]]と呼ばれる改革を公約した。ルーズベルトがどのようにして事態を変えられるかについてははっきりしていなかったが、地滑り的勝利を得た。この「時代を画した選挙」は[[第四政党制 (アメリカ合衆国)|第四政党制]]すなわち進歩主義の時代の崩壊を告げた。有権者達は間もなくルーズベルトのニューディール連合に支配される[[第五政党制 (アメリカ合衆国)|第五政党制]]に組み込まれることになった。


== 候補者の指名 ==
== 候補者の指名 ==
148行目: 148行目:
!大統領候補者<br />出身州||党||得票数||得票率||選挙人<br>得票数||副大統領候補者<br />出身州||選挙人<br>得票数
!大統領候補者<br />出身州||党||得票数||得票率||選挙人<br>得票数||副大統領候補者<br />出身州||選挙人<br>得票数
|-
|-
| '''[[フランクリン・ルーズベルト]]''' <br /> [[ニューヨーク州]] || [[民主党 (アメリカ)|民主党]] || align=right|22,821,277 || align=right|57.41% || align=right|472 || '''[[ジョン・N・ガーナー]]''' <br /> [[テキサス州]] ||align=right| 472
| '''[[フランクリン・ルーズベルト]]''' <br /> [[ニューヨーク州]] || [[民主党 (アメリカ合衆国)|民主党]] || align=right|22,821,277 || align=right|57.41% || align=right|472 || '''[[ジョン・N・ガーナー]]''' <br /> [[テキサス州]] ||align=right| 472
|-
|-
| '''[[ハーバート・フーヴァー]]<br>(現職)''' <br /> [[カリフォルニア州]] || [[共和党 (アメリカ)|共和党]] || align=right|15,761,254 || align=right|39.65% || align=right|59 || '''[[チャールズ・カーティス]]''' <br /> [[カンザス州]] || align=right|59
| '''[[ハーバート・フーヴァー]]<br>(現職)''' <br /> [[カリフォルニア州]] || [[共和党 (アメリカ)|共和党]] || align=right|15,761,254 || align=right|39.65% || align=right|59 || '''[[チャールズ・カーティス]]''' <br /> [[カンザス州]] || align=right|59

2024年7月18日 (木) 23:25時点における最新版

1932年アメリカ合衆国大統領選挙
United States presidential election, 1932
アメリカ合衆国
1928年 ←
1932年11月8日
→ 1936年

投票率 56.9%[1] 増減なし 0.0%
 
候補者 フランクリン・ルーズベルト ハーバート・フーヴァー
政党 民主党 共和党
出身地域 ニューヨーク州 カリフォルニア州
副大統領候補者
ジョン・N・ガーナー

チャールズ・カーティス
獲得選挙人 472 59
勝利地域数 42 6
得票数 22,821,277 15,761,254
得票率 57.4% 39.7%

州別獲得選挙人分布図
  ルーズベルト   フーヴァー

選挙前大統領

ハーバート・フーヴァー
共和党

選出大統領

フランクリン・ルーズベルト
民主党

1932年アメリカ合衆国大統領選挙(1932ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、英語: United States presidential election, 1932)は、1932年11月8日に行われたアメリカ合衆国大統領選挙(第37回)。1929年の株式市場の崩壊と世界恐慌の影響が国中を厳しく覆った中で行われた。

現職大統領共和党ハーバート・フーヴァーの人気は、有権者達がフーヴァーでは経済の崩壊を回復できず、禁酒法もうまく扱えないと感じるにつれて下降していった。民主党フランクリン・ルーズベルトは、フーヴァーがこれらの問題に処せなかったことが自分の選挙運動のための綱領に利用できると考え、ニューディール政策と呼ばれる改革を公約した。ルーズベルトがどのようにして事態を変えられるかについてははっきりしていなかったが、地滑り的勝利を得た。この「時代を画した選挙」は第四政党制すなわち進歩主義の時代の崩壊を告げた。有権者達は間もなくルーズベルトのニューディール連合に支配される第五政党制に組み込まれることになった。

候補者の指名

[編集]

民主党の指名

[編集]

民主党の指名候補者

1932年の春と夏を通じて、ニューヨーク州知事フランクリン・ルーズベルトは民主党の指名を得る有力候補と見られていた。しかし、1928年の大統領候補者だったアル・スミスがマサチューセッツ州予備選でルーズベルトを破るなど、予期せぬ挫折を味わった。それでもシカゴ民主党全国大会が始まったとき、ルーズベルトは他の候補者全部を合わせたよりも多くの代議員票を集めるものと思われていた。しかし、3分の2ルールのために、多くの対抗馬はルーズベルトが指名を得られないことを期待し、そうなれば後の投票で代議員達が自分達に目を転ずるものと考えた。

第1回目の投票で、ルーズペルトは対抗馬達を大きく凌ぎ、対抗馬の中ではスミスが最強だった。しかし、ルーズベルトは指名を得るために必要な3分の2を得られなかった。次の2回の投票でルーズベルトの獲得票はほんの少し増加しただけであり、そのマネジャーであるルイス・ハウとジェイムズ・ファーリーは、もし次の数回で指名を得られなければ、その強さは退潮して他の候補に動いていくのではないかと心配になった。第4回目の投票が始まる前にファーリーとハウは新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストと取引し、ルーズベルトが下院議長でやはり大統領指名候補でもあるジョン・N・ガーナーを副大統領候補にするつもりだと流した。ガーナーとそのマネジャーであるテキサス州選出の下院議員サム・レイバーンはこの取引に応じ、4回目の投票でガーナーが指名候補から降りてルーズベルトを支持した。さらに元財務長官ウィリアム・マカドゥーは、8年前に自身の大統領への野望がアル・スミスによって挫折させられたこともあり、喜んでカリフォルニア州の票をガーナーからルーズベルトに変え、このことで4回目の投票の終わりにはルーズベルトの指名に向けて大勢が動くこととなった。

大統領候補指名投票の結果(民主党、1932年)
投票回 1 2 3 4
フランクリン・ルーズベルト 666.5 677 682 945
アル・スミス 201 194 190 190
ジョン・N・ガーナー 90.25 90.25 101.3 -
ジョージ・ホワイト 52 50.5 52.5 -
ハリー・F・バード 25 24 25 -
メルビン・A・トレイラー 42.5 40 40 -
ジェイムズ・A・リード 24 18 27 -
アルバート・リッチー 21 23 23 -
ウィリアム・H・マレー 23 - - -
ウィル・ロジャース - 22 - -
ニュートン・ディール・ベイカー 8.5 8.5 8.5 -


副大統領候補指名投票の結果
投票回 1
ジョン・N・ガーナー 1154

民主党の綱領には禁酒法の撤廃が含まれた(アルコールを許可するか禁止するかは個々の州の決定に委ねられる)。

共和党の指名

[編集]

共和党の指名候補者

  • ジェイムズ・ワズワース・ジュニア、元ニューヨーク州選出のアメリカ合衆国上院議員

1932年が始まったときに、共和党は恐慌の最悪の時は過ぎたと期待した。いずれにしてもハーバート・フーヴァー大統領は党を支配していた。知名度の低い元上院議員ジョセフ・フランスがフーヴァーに対抗して予備選に出馬したが、ほとんど相手にならなかった。フーヴァーの予備選での勝利は2つの事実で強化された。1つはフーヴァーがフランスの出身州であるメリーランド州予備選でも勝利したこと、2つめは予備選で共和党全国大会の代議員がほとんど選ばれなかったことだった。

共和党全国大会におけるフーヴァーのマネジャーはしっかりとした管理を行い、国の行方に関する心配表明を許さなかった。フーヴァーは第1回目の投票で代議員の98%の票を獲得して大統領候補に指名された。

大統領候補指名投票の結果(共和党、1932年)
ハーバート・フーヴァー 1126.5
 ジョン・J・ブレイン 13
カルビン・クーリッジ 4.5
ジョセフ・フランス 4
ジェイムズ・ワズワース・ジュニア 1

共和党の農政族と極端な硬貨支持派(クーリッジの指名を望んだ)は、議事進行係を妨害し、副大統領チャールズ・カーティスの再指名に反対する投票を行った。カーティスは代議員票の丁度55%を得て指名された。

一般選挙

[編集]

選挙運動

[編集]

ルーズベルトはそのハイドパークにある地所から民主党集会まで危険な飛行機旅行をした後に、個人的に指名を受けた。その歴史的な演説の中で、「私は貴方たちに誓う。私は自分にも誓う。アメリカの人民のために新しい方法(ニューディール政策)を行うことを」と述べて、ニューディール政策でアメリカの大恐慌と自ら戦うと宣言した。ルーズベルトのシカゴ行きは、選挙における変化を与える候補者として登場させるために仕組んだ幾つかの成功を収め、前例を作る動きの始まりだった。ルーズベルトが国中を回ると、大群衆が出迎えた。その選挙歌は幸せな日々がまた現れる英語版であり、アメリカの政治史の中でも最も人気のあるものの一つとなった。

対照的にフーヴァー大統領は大恐慌のために大きな非難を浴びた。フーヴァーは2年間以上にわたって最悪の時は去ったと宣言してきたが、経済は下降線を辿るだけだった。フーヴァーの大衆に向けた選挙運動は悲惨なものとなり、都市の道路を通行中にしばしば物(腐った卵や野菜)を投げつけられた。その演説ではルーズベルトを、税金を上げ過剰な福祉と生活保護の計画に払う国債を増やすことで不況を悪化させるだけの危険な急進派として攻撃した。しかし、失業率は33%にも達し、その批判は大衆の注意を引くことにはならなかった。

投票は1932年11月8日に行われた。メイン州は9月に別の州単位の選挙を行った。

1932年は再構成の選挙だった。ルーズベルトと民主党はフーヴァーと共和党に対して圧倒的な勝利を挙げ、アメリカ合衆国下院では議席を伸ばし、上院では多数党となった。12年間続いた共和党の治世は終わり、その後の20年間に及ぶ民主党のホワイトハウス支配が始まった。1932年まで、1860年エイブラハム・リンカーン大統領選出以来、共和党は過去72年間のうち56年間大統領を出し続けていた。1932年以降、民主党は36年間のうち28年間大統領を出し続けることになった。その後の1968年の大統領選挙で、共和党を是とする新しい枠組みが作られた。ルーズベルトが獲得した票は、1928年のアル・スミスより800万票近く多く、増加率は52%だった。フーヴァーの一般選挙における得票は1928年より26%減った。さらに弱小政党への票が劇的に増加した。社会党は230%増加し(ノーマン・トーマス自身の選挙でも最高票)、共産党は121%、禁酒党は305%、社会主義労働者党は57%増加した。

フーヴァーが17.76%差で敗れたことは今日まで現職の大統領としては、1912年ウィリアム・タフトに次ぐ2番目に大きな得票率差による敗北となっている。

結果

[編集]
大統領選の結果
大統領候補者
出身州
得票数 得票率 選挙人
得票数
副大統領候補者
出身州
選挙人
得票数
フランクリン・ルーズベルト
ニューヨーク州
民主党 22,821,277 57.41% 472 ジョン・N・ガーナー
テキサス州
472
ハーバート・フーヴァー
(現職)

カリフォルニア州
共和党 15,761,254 39.65% 59 チャールズ・カーティス
カンザス州
59
ノーマン・トーマス
ニューヨーク州
アメリカ社会党 884,885 2.23% 0 ジェイムズ・H・モーラー
ペンシルベニア州
0
ウィリアム・Z・フォスター
イリノイ州
アメリカ共産党 103,307 0.26% 0 ジェイムズ・W・フォード
アラバマ州
0
ウィリアム・D・アップショー
ジョージア州
禁酒党 81,905 0.21% 0 フランク・S・リーガン
イリノイ州
0
ウィリアム・ホープ・ハーベイ
アーカンソー州
自由党 53,425 0.13% 0 フランク・ヘミンウェイ
ワシントン州
0
バーン・L・レイノルズ
ニューヨーク州
社会主義労働者党 34,038 0.09% 0 ジョン・W・エイケン
マサチューセッツ州
0
ジェイコブ・S・コクシー・シニア
オハイオ州
農民労働党 7,431 0.02% 0 ジュリウス・ライター
ミネソタ州
0
その他 4,376 0.01% - その他 -
合計 39,751,898 100% 531 531
選出必要数 266 266

州ごとの結果

[編集]

[2]

ルーズベルト/ガーナーが勝利した州
フーヴァー/カーティスが勝利した州
フランクリン・ルーズベルト
民主党
ハーバート・フーヴァー
共和党
ノーマン・トーマス
アメリカ社会党
その他 票差 州計
選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % #
アラバマ州 11 207,910 84.74 11 34,675 14.13 - 2,030 0.83 - 739 0.30 - 173,235 70.61 245,354 AL
アリゾナ州 3 79,264 67.03 3 36,104 30.53 - 2,618 2.21 - 265 0.22 - 43,160 36.50 118,251 AZ
アーカンソー州 9 189,602 85.96 9 28,467 12.91 - 1,269 0.58 - 1,224 0.55 - 161,135 73.06 220,562 AR
カリフォルニア州 22 1,324,157 58.39 22 847,902 37.39 - 63,299 2.79 - 32,608 1.44 - 476,255 21.00 2,267,966 CA
コロラド州 6 250,877 54.81 6 189,617 41.43 - 13,591 2.97 - 3,611 0.79 - 61,260 13.38 457,696 CO
コネチカット州 8 281,632 47.40 - 288,420 48.54 8 20,840 3.45 - 3,651 0.61 - -6,788 -1.14 594,183 CT
デラウェア州 3 54,319 48.11 - 57,073 50.55 3 1,376 1.22 - 133 0.12 - -2,754 -2.44 112,901 DE
フロリダ州 7 206,307 74.68 7 69,170 25.04 - 775 0.28 - - - - 137,137 49.64 276,252 FL
ジョージア州 12 234,118 91.60 12 19,863 7.77 - 461 0.18 - 1,148 0.45 - 214,255 83.83 255,590 GA
アイダホ州 4 109,479 58.66 4 71,417 38.27 - 526 0.28 - 5,203 2.79 - 38,062 20.39 186,625 ID
イリノイ州 29 1,882,304 55.23 29 1,432,756 42.04 - 67,258 1.97 - 25,608 0.75 - 449,548 13.19 3,407,926 IL
インディアナ州 14 862,054 54.67 14 677,184 42.94 - 21,388 1.36 - 16,301 1.03 - 184,870 11.72 1,576,927 IN
アイオワ州 11 598,019 57.69 11 414,433 39.98 - 20,467 1.97 - 3,768 0.36 - 183,586 17.71 1,036,687 IA
カンザス州 9 424,204 53.56 9 349,498 44.13 - 18,276 2.31 - - - - 74,706 9.43 791,978 KS
ケンタッキー州 11 580,574 59.06 11 394,716 40.15 - 3,853 0.39 - 3,920 0.40 - 185,858 18.91 983,063 KY
ルイジアナ州 10 249,418 92.79 10 18,853 7.01 - - - - 533 0.20 - 230,565 85.77 268,804 LA
メイン州 5 128,907 43.19 - 166,631 55.83 5 2,489 0.83 - 417 0.14 - -37,724 -12.64 298,444 ME
メリーランド州 8 314,314 61.50 8 184,184 36.04 - 10,489 2.05 - 2,067 0.40 - 130,130 25.46 511,054 MD
マサチューセッツ州 17 800,148 50.64 17 736,959 46.64 - 34,305 2.17 - 8,702 0.55 - 63,189 4.00 1,580,114 MA
ミシガン州 19 871,700 52.36 19 739,894 44.44 - 39,205 2.35 - 13,966 0.84 - 131,806 7.92 1,664,765 MI
ミネソタ州 11 600,806 59.91 11 363,959 36.29 - 25,476 2.54 - 12,602 1.26 - 236,847 23.62 1,002,843 MN
ミシシッピ州 9 140,168 95.98 9 5,180 3.55 - 686 0.47 - - - - 134,988 92.44 146,034 MS
ミズーリ州 15 1,025,406 63.69 15 564,713 35.08 - 16,374 1.02 - 3,401 0.21 - 460,693 28.62 1,609,894 MO
モンタナ州 4 127,286 58.80 4 78,078 36.07 - 7,891 3.65 - 3,224 1.49 - 49,208 22.73 216,479 MT
ネブラスカ州 7 359,082 62.98 7 201,177 35.29 - 9,876 1.73 - 2 0.00 - 157,905 27.70 570,137 NE
ネバダ州 3 28,756 69.41 3 12,674 30.59 - - - - - - - 16,082 38.82 41,430 NV
ニューハンプシャー州 4 100,680 48.99 - 103,629 50.42 4 947 0.46 - 264 0.13 - -2,949 -1.43 205,520 NH
ニュージャージー州 16 806,394 49.49 16 775,406 47.59 - 42,988 2.64 - 4,719 0.29 - 30,988 1.90 1,629,507 NJ
ニューメキシコ州 3 95,089 62.72 3 54,217 35.76 - 1,776 1.17 - 524 0.35 - 40,872 26.96 151,606 NM
ニューヨーク州 47 2,534,959 54.07 47 1,937,963 41.33 - 177,397 3.78 - 38,295 0.82 - 596,996 12.73 4,688,614 NY
ノースカロライナ州 13 497,566 69.93 13 208,344 29.28 - 5,591 0.79 - - - - 289,222 40.65 711,501 NC
ノースダコタ州 4 178,350 69.59 4 71,772 28.00 - 3,521 1.37 - 2,647 1.03 - 106,578 41.58 256,290 ND
オハイオ州 26 1,301,695 49.88 26 1,227,319 47.03 - 64,094 2.46 - 16,620 0.64 - 74,376 2.85 2,609,728 OH
オクラホマ州 11 516,468 73.30 11 188,165 26.70 - - - - - - - 328,303 46.59 704,633 OK
オレゴン州 5 213,871 57.99 5 136,019 36.88 - 15,450 4.19 - 3,468 0.94 - 77,852 21.11 368,808 OR
ペンシルベニア州 36 1,295,948 45.33 - 1,453,540 50.84 36 91,223 3.19 - 18,466 0.65 - -157,592 -5.51 2,859,177 PA
ロードアイランド州 4 146,604 55.08 4 115,266 43.31 - 3,138 1.18 - 1,162 0.44 - 31,338 11.77 266,170 RI
サウスカロライナ州 8 102,347 98.03 8 1,978 1.89 - 82 0.08 - - - - 100,369 96.13 104,407 SC
サウスダコタ州 4 183,515 63.62 4 99,212 34.40 - 1,551 0.54 - 4,160 1.44 - 84,303 29.23 288,438 SD
テネシー州 11 259,473 66.49 11 126,752 32.48 - 1,796 0.46 - 2,235 0.57 - 132,721 34.01 390,256 TN
テキサス州 23 760,348 88.06 23 97,959 11.35 - 4,450 0.52 - 669 0.08 - 662,389 76.72 836,426 TX
ユタ州 4 116,750 56.52 4 84,795 41.05 - 4,087 1.98 - 946 0.46 - 31,955 15.47 206,578 UT
バーモント州 3 56,266 41.08 - 78,984 57.66 3 1,533 1.12 - 197 0.14 - -22,718 -16.58 136,980 VT
バージニア州 11 203,979 68.46 11 89,637 30.09 - 2,382 0.80 - 1,944 0.65 - 114,342 38.38 297,942 VA
ワシントン州 8 353,260 57.46 8 208,645 33.94 - 17,080 2.78 - 35,829 5.83 - 144,615 23.52 614,814 WA
ウェストバージニア州 8 405,124 54.47 8 330,731 44.47 - 5,133 0.69 - 2,786 0.37 - 74,393 10.00 743,774 WV
ウィスコンシン州 12 707,410 63.46 12 347,741 31.19 - 53,379 4.79 - 6,278 0.56 - 359,669 32.26 1,114,808 WI
ワイオミング州 3 54,370 56.07 3 39,583 40.82 - 2,829 2.92 - 180 0.19 - 14,787 15.25 96,962 WY
合計: 531 22,821,277 57.41 472 15,761,254 39.65 59 884,885 2.23 - 284,482 0.72 7,060,023 17.76 39,751,898 US

接戦だった州

[編集]

青字は民主党、赤字は共和党が勝利したことを示す。

得票率差5%未満 (選挙人数74):

  1. コネチカット州, 1.14%
  2. ニューハンプシャー州, 1.43%
  3. ニュージャージー州, 1.90%
  4. デラウェア州, 2.44%
  5. オハイオ州, 2.85%
  6. マサチューセッツ州, 4.00%

得票率差5%以上10%未満 (選挙人数64):

  1. ペンシルベニア州, 5.51%
  2. ミシガン州, 7.92%
  3. カンザス州, 9.43%

参考文献

[編集]
  • Kristi Andersen, The Creation of a Democratic Majority: 1928-1936 (1979), statistical
  • James McGregor Burns, Roosevelt: The Lion and the Fox (1956)
  • Frank Freidel, Franklin D. Roosevelt: The Triumph (1956)
  • Frank Freidel, "Election of 1932", in Arthur M. Schlesinger, Jr., ed., The Coming to Power: Critical Presidential Elections in American History (1981),
  • Harold F. Gosnell, Champion Campaigner: Franklin D. Roosevelt (1952)
  • Herbert Hoover, The Memoirs of Herbert Hoover: The Great Depression, 1929-1941 (1952)
  • Roy V. Peel and Thomas C. Donnelly, The 1932 Campaign: An Analysis (1935)
  • Donald A. Ritchie, Electing FDR: The New Deal Campaign of 1932 (2007)
  • Arthur M. Schlesinger, Jr. The Crisis of the Old Order (1957),

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]