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「1924年アメリカ合衆国大統領選挙」の版間の差分

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'''1924年アメリカ合衆国大統領選挙'''(1924ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、{{Lang-en|United States presidential election, 1924}})は、[[1924年]][[11月4日]]に行われた[[アメリカ合衆国大統領選挙]](第35回)。現職[[アメリカ合衆国大統領|大統領]]で[[共和党 (アメリカ)|共和党]]候補の[[カルビン・クーリッジ]]が選ばれた。
'''1924年アメリカ合衆国大統領選挙'''(1924ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、{{Lang-en|United States presidential election, 1924}})は、[[1924年]][[11月4日]]に行われた[[アメリカ合衆国大統領選挙]](第35回)。現職[[アメリカ合衆国大統領|大統領]]で[[共和党 (アメリカ)|共和党]]候補の[[カルビン・クーリッジ]]が選ばれた。


クーリッジは国内経済の活況に功績があるとされ、外交問題でも重大なものはなかった。[[民主党 (アメリカ)|民主党]]の分裂にも助けられた。民主党の正規の候補者は、[[ウェストバージニア州]]出身で知名度の低い元下院議員かつ外交官の[[ジョン・W・デイビス]]だった。デイビスは保守派だったので、民主党の改革派が離党し、進歩党の候補者として出馬した[[ウィスコンシン州]]選出の上院議員[[ロバート・M・ラフォレット・シニア]]の第3の政党運動を支援した。この大統領選挙は[[アメリカ州の先住民族]]がすべて合衆国市民とされ投票を許されたことでは最初の機会だった。クーリッジが一般投票での得票率で25.2ポイントの差をつけたことは、これまでの大統領選挙で2番目に大きな差となった。1番大きな差は前回[[1920年アメリカ合衆国大統領選挙|1920年]]の[[ウォレン・ハーディング]]の26.2ポイント差だった。
クーリッジは国内経済の活況に功績があるとされ、外交問題でも重大なものはなかった。[[民主党 (アメリカ合衆国)|民主党]]の分裂にも助けられた。民主党の正規の候補者は、[[ウェストバージニア州]]出身で知名度の低い元下院議員かつ外交官の[[ジョン・W・デイビス]]だった。デイビスは保守派だったので、民主党の改革派が離党し、進歩党の候補者として出馬した[[ウィスコンシン州]]選出の上院議員[[ロバート・M・ラフォレット・シニア]]の第3の政党運動を支援した。この大統領選挙は[[アメリカ州の先住民族]]がすべて合衆国市民とされ投票を許されたことでは最初の機会だった。クーリッジが一般投票での得票率で25.2ポイントの差をつけたことは、これまでの大統領選挙で2番目に大きな差となった。1番大きな差は前回[[1920年アメリカ合衆国大統領選挙|1920年]]の[[ウォレン・ハーディング]]の26.2ポイント差だった。


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2024年7月18日 (木) 23:25時点における最新版

1924年アメリカ合衆国大統領選挙
United States presidential election, 1924
アメリカ合衆国
1920年 ←
1924年11月4日
→ 1928年

投票率 48.9%[1] 減少 0.3%
 
候補者 カルビン・クーリッジ ジョン・W・デイビス ロバート・M・ラフォレット・シニア
政党 共和党 民主党 進歩党
出身地域 マサチューセッツ州 ウェストバージニア州 ウィスコンシン州
副大統領候補者
チャールズ・ドーズ

チャールズ・W・ブライアン

バートン・K・ホィーラー
獲得選挙人 382 136 13
勝利地域数 35 12 1
得票数 15,723,789 8,386,242 4,831,706
得票率 54.0% 28.8% 16.6%

州別獲得選挙人分布図
  クーリッジ   デイビス   ラフォレット

選挙前大統領

カルビン・クーリッジ
共和党

選出大統領

カルビン・クーリッジ
共和党

1924年アメリカ合衆国大統領選挙(1924ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、英語: United States presidential election, 1924)は、1924年11月4日に行われたアメリカ合衆国大統領選挙(第35回)。現職大統領共和党候補のカルビン・クーリッジが選ばれた。

クーリッジは国内経済の活況に功績があるとされ、外交問題でも重大なものはなかった。民主党の分裂にも助けられた。民主党の正規の候補者は、ウェストバージニア州出身で知名度の低い元下院議員かつ外交官のジョン・W・デイビスだった。デイビスは保守派だったので、民主党の改革派が離党し、進歩党の候補者として出馬したウィスコンシン州選出の上院議員ロバート・M・ラフォレット・シニアの第3の政党運動を支援した。この大統領選挙はアメリカ州の先住民族がすべて合衆国市民とされ投票を許されたことでは最初の機会だった。クーリッジが一般投票での得票率で25.2ポイントの差をつけたことは、これまでの大統領選挙で2番目に大きな差となった。1番大きな差は前回1920年ウォレン・ハーディングの26.2ポイント差だった。

候補者の指名

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共和党の指名

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共和党の指名候補者

共和党全国大会6月10日から12日までクリーブランドで開催された。現職大統領のクーリッジを彼自身の任期(1920年ではクーリッジが副大統領候補であり、1923年8月にハーディング大統領が死去したことに伴い、クーリッジが後を継いだ。従ってクーリッジはこの時点では大統領になってからまだ1年間を経過していない)に指名するという選択は容易だった。

大統領候補指名投票(1924年共和党)
投票回 1
カルビン・クーリッジ 1065
ロバート・M・ラフォレット・シニア 34
ハイラム・ジョンソン 10

元イリノイ州知事フランク・O・ローデンが副大統領候補に指名されたが、ローデンは辞退した。著名な共和党員で実業家のチャールズ・G・ドーズがその代役に指名された。

民主党の指名

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民主党の指名候補者

1924年の民主党全国大会6月24日から7月9日までニューヨーク市で開催された。有力な候補が2人おり、1人は元アメリカ合衆国財務長官、カリフォルニア州出身で、ウッドロウ・ウィルソン元大統領の義理の息子でもあるウィリアム・マカドゥーであり、もう1人は人気のある元ニューヨーク市長で現ニューヨーク州知事のアル・スミスだった。投票の結果は党内の地域的また文化的分裂を明らかに示しており、マカドゥーは南部西部それに禁酒法を支持(ドライと呼ばれた)する中西部の小さな町で、田舎のプロテスタントの代議員から多く支持された。マカドゥーを支持する代議員の中には、クー・クラックス・クランも支持する者がおり、クー・クラックス・クランは1920年代にその最盛期を迎え、全米48州に支部を持ち、会員数は4、5百万人と言われた。スミス知事は、北東部と中西部の大都市で、反禁酒法(ウェットと呼ばれた)の者、ローマ・カトリック教徒、および他の少数民族に支持され、またクー・クラックス・クランの影響力に反対する改革派からも支持された。党内の深い亀裂の一例として、クランを公に非難する提案について荒々しい議場論争が起こり、南部と西部のマカドゥー支持の代議員の大半が動議に反対し、スミス支持の大都市代議員の多くが動議を支持した。結局、動議は一回の投票で否決された。過去3回大統領候補になったウィリアム・ジェニングス・ブライアンがこの動議は党を恒久的に割る怖れがあると言ってクランに対する非難に反対した。1940年に共和党の大統領候補となるウェンデル・ウィルキーは1924年では民主党の代議員であり、クランを非難する提案に賛成した。クランを巡るマカドゥーとスミスの代議員間の苦い戦いは次の指名投票への場を作った。

指名を得るためには3分の2ルールがあったために、投票の中頃で過半数を取ったマカドゥーも、スミスも3分の2以上の票を集めることができなかった。しかし、どの候補者も降りようとはせず、行き詰まりは何日も続いて、投票が重ねられるごとにマカドゥーもスミスも指名に必要な代議員数に近づくこともなかった。結局投票回数は100回を超え、アメリカ史の中でも最長の政治集会になった。当時人気のあったコメディアンウィル・ロジャースは、ニューヨーク市が民主党代議員を訪れるために招待したのであり、住むために招待したのではないと冗談を言った。

アラバマ州選出の上院議員で民主党の上院院内総務オスカー・W・アンダーウッドも幾らかの票が入っており、この大会はアラバマのクラリオンというラジオで初めて実況中継されたものでもあったので、「オスカー...ダビャ(Wの訛り)...アンダーウッドに24票」という放送が投票ごとに行われて大会を象徴するものになった。マカドゥーもスミスも行き詰まりを打開できなかったので、103回目の投票で疲れきっていた代議員達は、ウェストバージニア州出身の元下院議員で駐英大使を務めた無名のジョン・W・デイビスを、妥協の産物として指名した。この混迷で、ウィル・ロジャースの有名な警句「私は如何なる組織された政党のメンバーでもないが、私は民主党員だ!」が生まれた。

ウィリアム・ジェニングス・ブライアンの弟でネブラスカ州知事だったチャールズ・W・ブライアンが副大統領候補に指名されたが、これはブライアンをまだ党の指導者として見ている田舎の党支持者の支持を得るためだった。

大統領候補指名投票(1924年民主党)
投票回 1 15 100 投票回 1 15 100
ウィリアム・マカドゥー 431.5 479 190 ヘンリー・T・アレン 1 1 0
アル・スミス 241 305.5 351.5 ジョン・T・バーネット 1 0 0
ジェイムズ・コックス 59 60 0 ウィリアム・ジェニングス・ブライアン 1 1 1
ジョン・W・デイビス 31 61 203.5 ジョン・M・キャラハン 0 0 1
パット・ハリソン 43.5 20.5 0 ウィリアム・コイン 0 0 1
オスカー・W・アンダーウッド 42.5 39.5 41.5 ウィリアム・ディーバー 1 1 0
ジョージ・S・シルザー 38 0 0 エドワード・L・ドーニー 0 0 1
サミュエル・M・ラルストン 30 31 0 エドワード・I・エドワーズ 1 1 0
ウッドブリッジ・ネイサン・フェリス 30 0 0 ウィリアム・A・ガストン 1 1 0
カーター・グラス 25 25 35 ギルバート・M・ヒッチコック 1 1 0
アルバート・リッチー 22.5 17.5 17.5 J・ホームズ・ジャクソン 0 0 1
ジョセフ・T・ロヴィンソン 21 20.5 46 J・リチャード・ケビン 0 1 1
マーティン・バーマン 20 18 5 ローランド・クレッズ 0 0 1
ジョナサン・M・デイビス 20 11 0 ウィリアム・マロニー 1 1 0
チャールズ・W・ブライアン 18 11 2 フレッド・マーティン 1 1 0
フレッド・H・ブラウン 17 9 0 ベル・ミラー 0 0 1
ロイアル・S・コープランド 17 12 0 アトリー・ポメリーン 1 0 0
コーデル・ハル 13 18 20 ウィル・ロジャーズ 1 0 1
ウィリアム・E・スウィート 12 0 0 トマス・J・スペラシー 1 0 0
ホーマー・S・カミングス 9 0 0 コーラ・ウィルソン・スチュワート 1 1 0
デイヴィッド・ヒューストン 9 5 2 ジョージ・L・ベリー 0 1 2
ウィラード・ソールズベリー・ジュニア 7 6 6 ニュートン・ディール・ベイカー 1 28 58
ジョン・B・ケンドリック 6 0 0 デイヴィッド・ヒューストン 0 0 9
A・A・マーフリー 4 6 2 ジェイムズ・W・ジェラード 0 0 10
ジョン・S・バトル 3 7 20 ロバート・L・オーウェン 0 0 20
トマス・R・マーシャル 3 0 0 トマス・J・ウォルシュ 33 50 123
デイビッド・I・ウォルシュ 3 5 0 ヒューストン・トンプソン 1 0 0
フランクリン・ルーズベルト 2 5 1 バートン・K・ホィーラー 2 0 0
カルビン・クーリッジ 1 0 0

進歩党の指名

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上院議員のロバート・M・ラフォレット・シニアは共和党を離党して自身の政党である進歩党をウィスコンシン州で創り、二大政党が保守的な候補者を選んでいたので不満を抱き、両政党の改革派に代案を提供するために第3の政党候補者として出馬することにした。ラフォレットはかくして進歩党の大統領候補指名を受けた。ラフォレットは長い間労働組合の擁護者であり、大企業の激しい敵であり、ウィスコンシン州の政界で20年間以上君臨した激しい演説家でもあった。改革的農夫、アメリカ労働総同盟および社会主義者にも支援され、紙巻タバコ工場やそのた大規模製造業の国有化を綱領に上げた。また富める者に対する増税と工場労働者の団体交渉権を支持した。労働者の強い支持にも拘らず、一般投票では16%を超える得票率となり、出身州のウィスコンシン州の選挙人を獲得したに留まった。

禁酒党・共産党の指名

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禁酒党は、活動家のハーマン・プレストン・ファリスを大統領候補に、婦人参政権運動家だったマリー・キャロラインブレームを副大統領候補としてそれぞれ指名した。

この大統領選挙では、1919年に結成されたアメリカ共産党が初参加した。大統領候補となったのは1919年の鉄鋼ストライキを指導したウィリアム・Z・"ビル"=フォスターで、ベンジャミン・ギトロウが副大統領候補となった。フォスターは、1928年1932年の大統領選にも出馬し、また翌1924年からは議長として党を指導した。一方ギトロウは、後に「右翼」反対派として共産党を離れ、さらに転向して反共活動に従事した。

一般選挙

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秋の選挙運動

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悲惨な民主党全国大会の結果、民主党は分裂し、クーリッジが選挙戦に勝利することを疑う者はほとんどいなかった。その選挙スローガン「クーリッジで冷静に(クール)」が非常に人気を呼んだ。デイビスは伝統的な民主党の地盤であるソリッド・サウスとオクラホマ州を制したに留まった。民主党の改革派がラフォレットに投票したので、デイビスは一般投票でクーリッジに25ポイントの差を付けられた。共和党はうまく運んでニューヨーク市も制し、これ以降再現できないくらいの偉業となった。

結果

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大統領選の結果
大統領候補者
出身州 
党   得票数 得票率 選挙人得票数 副大統領候補者
出身州
選挙人得票数 
カルビン・クーリッジ
マサチューセッツ州
共和党 15,723,789 54.0% 382 チャールズ・G・ドーズ
イリノイ州
382
ジョン・W・デイビス
ウェストバージニア州
民主党 8,386,242 28.8% 136 チャールズ・W・ブライアン
ネブラスカ州
136
ロバート・M・ラフォレット・シニア
ウィスコンシン州
進歩党 4,831,706 16.6% 13 バートン・K・ホィーラー
モンタナ州
13
ハーマン・P・ファリス
ミズーリ州
禁酒党 55,951 0.2% 0 マリー・C・ブレーム
カリフォルニア州
0
ウィリアム・Z・フォスター
マサチューセッツ州
共産党 38,669 0.1% 0 ベンジャミン・ジットロー
ニューヨーク州
0
ギルバート・ネイションズ
アメリカ党 24,325 0.1% 0 チャールズ・H・ランドール
カリフォルニア州
0
その他 - 60,750 0.2% 0 - 0
合計 29,121,432 100% 531 - 531
選出必要数 266 - 266

州ごとの結果

[編集]

[2]

クーリッジ/ドーズが勝利した州
デイビス/ブライアンが勝利した州
ラフォレット/ホィーラーが勝利した州
カルビン・クーリッジ
共和党
ジョン・W・デイビス
民主党
ロバート・ラフォレット
進歩党
ハーマン・ファリス
禁酒党
ウィリアム・フォスター
共産党
フランク・ジョンズ
社会主義労働者党
票差 州計
選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % 選挙人数 # % #
アラバマ州 12 45,005 27.01 - 112,966 67.81 12 8,084 4.85 - 538 0.32 - - - - - - - -67,961 -40.79 166,593 AL
アリゾナ州 3 30,516 41.26 3 26,235 35.47 - 17,210 23.27 - - - - - - - - - - 4,281 5.79 73,961 AZ
アーカンソー州 9 40,564 29.28 - 84,795 61.21 9 13,173 9.51 - - - - - - - - - - -44,231 -31.93 138,532 AR
カリフォルニア州 13 733,250 57.20 13 105,514 8.23 - 424,649 33.13 - 18,365 1.43 - - - - - - - 308,601 24.07 1,281,900 CA
コロラド州 6 195,171 57.02 6 75,238 21.98 - 69,945 20.44 - 966 0.28 - 562 0.16 - 378 0.11 - 119,933 35.04 342,260 CO
コネチカット州 7 246,322 61.54 7 110,184 27.53 - 42,416 10.60 - - - - - - - 1,373 0.34 - 136,138 34.01 400,295 CT
デラウェア州 3 52,441 57.70 3 33,445 36.80 - 4,979 5.48 - - - - - - - - - - 18,996 20.90 90,885 DE
フロリダ州 6 30,633 28.06 - 62,083 56.88 6 8,625 7.90 - 5,498 5.04 - - - - - - - -31,450 -28.81 109,154 FL
ジョージア州 14 30,300 18.19 - 123,200 73.96 14 12,691 7.62 - 231 0.14 - - - - - - - -92,900 -55.77 166,577 GA
アイダホ州 4 69,879 47.12 4 24,256 16.36 - 54,160 36.52 - - - - - - - - - - 15,719 10.60 148,295 ID
イリノイ州 29 1,453,321 58.84 29 576,975 23.36 - 432,027 17.49 - 2,367 0.10 - 2,622 0.11 - 2,334 0.09 - 876,346 35.48 2,470,067 IL
インディアナ州 15 703,042 55.25 15 492,245 38.69 - 71,700 5.64 - 4,416 0.35 - 987 0.08 - - - - 210,797 16.57 1,272,390 IN
アイオワ州 13 537,635 55.03 13 162,600 16.64 - 272,243 27.87 - - - - 4,037 0.41 - - - - 265,392 27.17 976,960 IA
カンザス州 10 407,671 61.54 10 156,319 23.60 - 98,461 14.86 - - - - - - - - - - 251,352 37.94 662,454 KS
ケンタッキー州 13 398,966 48.93 13 374,855 45.98 - 38,465 4.72 - - - - - - - 1,499 0.18 - 24,111 2.96 815,332 KY
ルイジアナ州 10 24,670 20.23 - 93,218 76.44 10 - - - - - - - - - - - - -68,548 -56.21 121,951 LA
メイン州 6 138,440 72.03 6 41,964 21.83 - 11,382 5.92 - - - - - - - 406 0.21 - 96,476 50.20 192,192 ME
メリーランド州 8 162,414 45.29 8 148,072 41.29 - 47,157 13.15 - - - - - - - 987 0.28 - 14,342 4.00 358,630 MD
マサチューセッツ州 18 703,476 62.26 18 280,831 24.86 - 141,225 12.50 - - - - 2,635 0.23 - 1,668 0.15 - 422,645 37.41 1,129,837 MA
ミシガン州 15 874,631 75.37 15 152,359 13.13 - 122,014 10.51 - 6,085 0.52 - 5,330 0.46 - - - - 722,272 62.24 1,160,419 MI
ミネソタ州 12 420,759 51.18 12 55,913 6.80 - 339,192 41.26 - - - - 4,427 0.54 - 1,855 0.23 - 81,567 9.92 822,146 MN
ミシシッピ州 10 8,494 7.55 - 100,474 89.34 10 3,494 3.11 - - - - - - - - - - -91,980 -81.79 112,462 MS
ミズーリ州 18 648,486 49.58 18 572,753 43.79 - 84,160 6.43 - 1,418 0.11 - - - - 883 0.07 - 75,733 5.79 1,307,958 MO
モンタナ州 4 74,138 42.50 4 33,805 19.38 - 66,123 37.91 - - - - 357 0.20 - - - - 8,015 4.60 174,423 MT
ネブラスカ州 8 218,585 47.09 8 137,289 29.58 - 106,701 22.99 - 1,594 0.34 - - - - - - - 81,296 17.51 464,173 NE
ネバダ州 3 11,243 41.76 3 5,909 21.95 - 9,769 36.29 - - - - - - - - - - 1,474 5.48 26,921 NV
ニューハンプシャー州 4 98,575 59.83 4 57,201 34.72 - 8,993 5.46 - - - - - - - - - - 41,374 25.11 164,769 NH
ニュージャージー州 14 675,162 62.17 14 297,743 27.41 - 108,901 10.03 - 1,337 0.12 - 1,540 0.14 - 819 0.08 - 377,419 34.75 1,086,079 NJ
ニューメキシコ州 3 54,745 48.52 3 48,542 43.02 - 9,543 8.46 - - - - - - - - - - 6,203 5.50 112,830 NM
ニューヨーク州 45 1,820,058 55.76 45 950,796 29.13 - 474,913 14.55 - - - - 8,244 0.25 - 9,928 0.30 - 869,262 26.63 3,263,939 NY
ノースカロライナ州 12 191,753 39.73 - 284,270 58.89 12 6,651 1.38 - 13 0.00 - - - - - - - -92,517 -19.17 482,687 NC
ノースダコタ州 5 94,931 47.68 5 13,858 6.96 - 89,922 45.17 - - - - 370 0.19 - - - - 5,009 2.52 199,081 ND
オハイオ州 24 1,176,130 58.33 24 477,888 23.70 - 357,948 17.75 - - - - - - - 3,025 0.15 - 698,242 34.63 2,016,237 OH
オクラホマ州 10 226,242 42.82 - 255,798 48.41 10 46,375 8.78 - - - - - - - - - - -29,556 -5.59 528,415 OK
オレゴン州 5 142,579 51.01 5 67,589 24.18 - 68,403 24.47 - - - - - - - 917 0.33 - 74,176 26.54 279,488 OR
ペンシルベニア州 38 1,401,481 65.34 38 409,192 19.08 - 307,567 14.34 - 9,779 0.46 - 2,735 0.13 - 634 0.03 - 992,289 46.26 2,144,850 PA
ロードアイランド州 5 125,286 59.63 5 76,606 36.46 - 7,628 3.63 - - - - 289 0.14 - 268 0.13 - 48,680 23.17 210,115 RI
サウスカロライナ州 9 1,123 2.21 - 49,008 96.56 9 620 1.22 - - - - - - - - - - -47,885 -94.35 50,752 SC
サウスダコタ州 5 101,299 49.69 5 27,214 13.35 - 75,355 36.96 - - - - - - - - - - 25,944 12.73 203,868 SD
テネシー州 12 130,882 43.59 - 158,537 52.80 12 10,656 3.55 - 100 0.03 - - - - - - - -27,655 -9.21 300,275 TN
テキサス州 20 130,023 19.78 - 484,605 73.70 20 42,881 6.52 - - - - - - - - - - -354,582 -53.93 657,509 TX
ユタ州 4 77,327 49.26 4 47,001 29.94 - 32,662 20.81 - - - - - - - - - - 30,326 19.32 156,990 UT
バーモント州 4 80,498 78.22 4 16,124 15.67 - 5,964 5.79 - 326 0.32 - - - - - - - 64,374 62.55 102,917 VT
バージニア州 12 73,312 32.79 - 139,716 62.48 12 10,377 4.64 - - - - - - - 197 0.09 - -66,404 -29.70 223,602 VA
ワシントン州 7 220,224 52.24 7 42,842 10.16 - 150,727 35.76 - - - - 761 0.18 - 1,004 0.24 - 69,497 16.49 421,549 WA
ウェストバージニア州 8 288,635 49.45 8 257,232 44.07 - 36,723 6.29 - - - - - - - - - - 31,403 5.38 583,662 WV
ウィスコンシン州 13 311,614 37.06 - 68,115 8.10 - 453,678 53.96 13 2,918 0.35 - 3,773 0.45 - 458 0.05 - -142,064 -16.90 840,826 WI
ワイオミング州 3 41,858 52.39 3 12,868 16.11 - 25,174 31.51 - - - - - - - - - - 16,684 20.88 79,900 WY
合計: 531 15,723,789 54.04 382 8,386,242 28.82 136 4,831,706 16.61 13 55,951 0.19 - 38,669 0.13 - 28,633 0.10 - 7,337,547 25.22 29,097,107 US

接戦だった州

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青字は民主党、赤字は共和党が勝利したことを示す。数字は得票率の差。

得票率差5%未満 (選挙人数30):

  1. ノースダコタ州, 2.52%
  2. ケンタッキー州, 2.96%
  3. メリーランド州, 4.00%
  4. モンタナ州, 4.60%

得票率差5%以上10%未満 (選挙人数69):

  1. ウェストバージニア州, 5.38%
  2. ネバダ州, 5.48%
  3. ニューメキシコ州, 5.50%
  4. オクラホマ州, 5.59%
  5. アリゾナ州, 5.79%
  6. ミズーリ州, 5.79%
  7. テネシー州, 9.21%
  8. ミネソタ州, 9.92%

参考文献

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  • Hicks, John Donald. Republican Ascendancy 1921-1933 (1955)
  • K. C. MacKay, The Progressive Movement of 1924 (1947)
  • Donald R. McCoy, Calvin Coolidge: The Quiet President (1967)
  • Murray, Robert K. The 103rd Ballot: Democrats and Disaster in Madison Square Garden (1976),
  • Nancy C. Unger. Fighting Bob LaFollette: The Righteous Reformer (2000)

脚注

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外部リンク

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