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トヨタ・WiLL VS; 2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD
概要
製造国	日本国（神奈川県）
販売期間	2001年4月 - 2004年4月
デザイン	小野博央
ボディ
乗車定員	5名
ボディタイプ	ステーションワゴン
エンジン位置	フロント
駆動方式	前輪駆動方式
プラットフォーム	MCプラットフォーム
パワートレイン
エンジン	2ZZ-GE 1.795L 直列4気筒 DOHC
最高出力	140kW(190ps)/7600r.p.m.
最大トルク	180N•m(18.4kg•m)/6800r.p.m.
変速機	4速オートマチック
サスペンション
前	ストラット式コイルスプリング
後	トーションビーム式コイルスプリング
車両寸法
ホイールベース	2,600mm
全長	4,385mm
全幅	1,720mm
全高	1,430mm
車両重量	1,190kg
その他
累計生産台数	14,985台
各諸元の出典	註記なき項目は、製品カタログ（2001年4月版）より2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WDの値を引用した。
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2024年6月2日 (日) 08:47時点における版

WiLL Vi（ウィルヴイエス^[6]）は、トヨタ自動車株式会社（トヨタ）が日本国内で販売した乗用自動車である^[6]。製造はセントラル自動車株式会社が担当した^[1]。

概説

異業種7社による合同プロジェクトWiLLは、2年目を迎えるにあたり、これまでの活動からニュー・ジェネレーション層^{[注 1]}の消費行動を捉える切り口として、「リラックス」「エモーション」「クリエイティブ」「クール」を導き出した^[8]。そのWiLLの名を冠する2台目の自動車となるWiLL VSは、その「クール」商品の第1弾である^[9]^[10]。トヨタはこのモデルを作るにあたり、ターゲットである30歳代の独身男性がクルマに何を求めているかを調査、分析した^[10]。トヨタが、どういう30歳代の独身男性に調査したかは不明だが、その結果から、理屈抜きにカッコイイといえるスタイリング、クルマで遊びに行くときに友達に文句を言われない必要十分な荷物が積めるスペースとドア数、走りの面でエンジン性能もさることながら高速走行時にストレスを感じないことやワインディングを気持ちよく走れるといった高速安定性・操縦性が求められていることが明らかとなったとしている^[10]。WiLL VSは、こうしたリサーチを基にクルマのコンセプトを煮詰めた^[10]。

価格は消費税別で、もっとも高価な190psエンジン搭載車が205万円、実用エンジンである1ZZ-FE搭載車は、オーディオのヘッドユニットが未搭載ながら、FFが175万円、4WDでも190万円でお買い得だと報じられた^[10]^[11]。WiLL VSはMCプラットフォームを利用しており、このプラットフォームはカローラのほかセリカにも採用されているため、走りの性能が期待できるという者もいた^[3]^[12]。ボディサイズは全長4385mm×全幅1720mm×全高1430mm（4WDモデルは1440mm）で、全幅こそ小型乗用自動車^{[注 2]}の枠を僅かにはみ出したが概ねコンパクトにまとめられてる^[12]。サスペンションは、カローラやセリカで定評のある形式を採用し、WiLL VS向けにスポーティな専用チューニングを施したとしている^[12]。変速機は当初全モデルとも4速ATで、MTは設定されていなかった^[13]。ATユニットは高効率スーパーフロートルクコンバーターを搭載した「Super ECT」で、時に高出力な2ZZ-GEには4速が直結となることでフィーリングに優れたものを搭載し、ステアリングにはシフトスイッチも備えた^[13]。

WiLL VSの開発で最も重視されたのはスタイリングで、特にエクステリアは複数の面を貼り合わせて構成する手法で作られ、アメリカ空軍のF117ステルス戦闘機を連想させるとの指摘もあった^[14]。フロントビューはクーペのようなスペシャリティ感があり、サイドはワゴン的なイメージを感じさせるデザインで、リアビューは大胆に絞り込まれ、ホームベース型のリアウインドウや鷹の目を思わせるリアコンビネーションランプが特徴的とされた^[14]。

インテリアもエクステリアに負けない個性的なデザインといわれ、インストゥルメンタルパネルは低く構えた塊にウイング形状のアッパーパネルを組み合わせたものだった^[15]。カラーは複数のブラックを有機的に組み合わせ、メーターパネル内は艶消しカラーの紫、シフトレバーにはアルミ材が用いられた^[15]。メーターは自発光式のオプティトロンメーターで、文字は赤色に光り、シフトレバーをL字型デザインとしたのは、航空機のスロットルレバーをモチーフにしたといわれた^[15]。

室内空間は大人4人が余裕を持って座れる実用的な広さを持ち、リアシートは6対4の分割可倒式で、長いものも収納でき、リアシートを倒すとフラットになるよう設計され、これにより、2人乗りワゴンのような使い方も可能だという^[15]。

販売

2001年1月5日から開催のロサンジェルス・オート・ショーに参考出品車WiLL Concept Carとして展示した^[16]。発売は2001年4月6日からで、日本全国のトヨタビスタ店^{[注 3]}にて販売したほか、WiLL V's SQUARE AOYAMA、メガウェブ、トヨタオートサロンアムラックスの東京ならびに大阪^{[注 4]}で展示した^[6]。2004年5月の、ネッツトヨタ店とトヨタビスタ店の統合を機に、販売を終了した^[18]。

2001年4月発売モデル

グレード展開はなく、原動機と駆動方式で3種を設定した^[6]。メーカー希望小売価格は消費税込みで1ZZ-FE 1.8VVT-i 2WDが1,837,500JPY、2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WDが2,152,500JPY、1ZZ-FE 1.8VVT-i 4WDが1,995,000JPYだった^{[注 6]}^[5]。外板色はダークパープルマイカ、ブラック、シルバーメタリック、ダークレッドマイカ及びグレイッシュブルーメタリックの5色^[5]。

2002年1月発売モデル

新たに原動機が1.5Lの1NZ-FE 1.5VVT-i 2WD 4ATと、インターネット限定販売で手動変速機搭載の2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTと、その2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTの数量限定車「Red Special」を発売した^[19]^[20]。メーカー希望小売価格は消費税込みで1NZ-FE 1.5VVT-i 2WD 4ATが1,572,900JPY、2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTが2,085,300JPY、「Red Special」が2,098,950JPYで、既販車は据え置かれた^[19]^[20]。外板色はダークパープルマイカ、ブラック及びシルバーメタリックの3色に、新色のスーパーホワイトII、イエローマイカメタリック及びブルーマイカメタリックの3色を加えた6色^{[注 7]}^[20]。

2002年5月発売モデル

インターネット限定販売で手動変速機搭載の2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTの数量限定車「ホワイトスペシャル」を発売した^[23]。メーカー希望小売価格は「Red Special」と同額だった^[23]。

2002年7月発売モデル

外板色に新色のスーパーレッドII及びベージュメタリック2色を加え、既色のダークパープルマイカ、ブラック、シルバーメタリック及びスーパーホワイトIIの4色と合わせ6色の儘とした^[24]。また、1NZ-FE 1.5VVT-i 2WD 4ATの特別仕様車「ホワイトパールリミテッド」を期間限定で発売した。メーカー希望小売価格は1,572,900JPYだった^[24]。

2002年12月発売モデル

1NZ-FE 1.5VVT-i 2WD 4ATを一部改良し、環境性能を高めたことでグリーン税制の自動車税50％軽減対象車とした^[25]。メーカー希望小売価格は据え置かれた^[25]。

リコール等

前照灯スイッチ内部の接点の形状が不適切なため、接点の摩耗が早くなり、摩耗粉を伝って摺動グリースが当該接点に付着し絶縁物が生成されることがあり、そのため、前照灯が時々点灯しなくなり、そのまま使用を続けると、当該接点の電気抵抗が増加して過熱し、樹脂部が溶損して消灯するおそれがある車両が12,440台あるため、2005年10月19日にリコールを届出、当該車の前照灯スイッチを対策品に交換することとした^[26]。
かじ取装置において、ハンドルとギヤボックスを連結している継手部品（インタミエクステンションシャフト）のギヤボックス側強度が不足しているものがあるため、低速時にハンドルを強く一杯に切る操作を繰り返すと、継手部品の連結部にガタが発生することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、連結部が摩滅し、かじ取り操作ができなくなるおそれがある車両が3,193台あるため、2012年11月14日にリコールを届出、当該車の継手部品を対策品と交換することとした^[27]。
助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがあり、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火するおそれがある車両が4,403台あるため、2013年4月11日にリコールを届出、当該車のインフレータを良品に交換することとした^[28]。
助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがあり、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が死傷するおそれがある車両が3,429台あるため、2014年6月11日にリコールを届出、当該車のインフレータを良品に交換することとした^[29]。
助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、車両解体作業時にインフレータ容器の破損が発生したため、同年式で同タイプのインフレータはエアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が死傷するおそれが車両が943台あるため、2014年12月4日にリコールを届出、当該車の助手席用エアバッグインフレータを良品と交換することとした^[30]。
助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、インフレータ容器に気密不良のものがあるため、長期間使用する過程で大気中の水分がインフレータ内部に浸入し、ガス発生剤が吸湿してエアバッグ作動時に正常に展開しないおそれがある車両が177台あるため、2015年5月13日にリコールを届出、当該車のインフレータ容器の気密点検を行い、気密不良のものは、インフレータを新品と交換することとした^[31]。
助手席用一段展開制御式エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が死傷するおそれがある車両が177台あるため、2015年11月25日にリコールを届出、当該車のインフレータを新品と交換することとした^[32]。
助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化し、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある車両が2,712台あるため、2018年11月1日にリコールを届出、エアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを代替品と交換することとした^[33]。
助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがあり、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある車両が309台あるため、2019年8月28日にリコールを届出、当該車のエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを代替品と交換します^[34]。

余聞

名称については、VSの「V」は「Vehicle」の「V」で、ブランドWiLLと繋げてWiLL Vehicleとし、ブランド商品群での位置を示しでいる^[35]。VSの「S」は、「Smart」「Sporty」といった主たるターゲット層としている「30歳代の独身男性」の嗜好にちなんだ^[10]^[35]。
2001年に公開された香港映画『2002』で、劇用車として使われている。
2004年に放送された特撮番組『特捜戦隊デカレンジャー』で、劇用車として使われている。
ビデオ・ゲーム『グランツーリスモ』シリーズで「収録車種」の一つとなっている^[36]^[37]^[38]。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、トヨタ・WiLL VSに関するカテゴリがあります。

“WiLL VS”. バーチャル・ベンチャー・カンパニー. 2001年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。
“WILL_VS（TOYOTA）の車両情報”. トヨタ認定中古車. トヨタ自動車株式会社. 2024年5月29日閲覧。
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“WiLL VS：カタログ”. 旧車カタログダウンロード. トヨタ自動車株式会社 (2002年4月). 2024年5月29日閲覧。
“WiLL VS：カタログ”. 旧車カタログダウンロード. トヨタ自動車株式会社 (2002年7月). 2024年5月29日閲覧。
“WiLL VS：カタログ”. 旧車カタログダウンロード. トヨタ自動車株式会社 (2003年11月). 2024年5月29日閲覧。
西本尚恵 (2022年7月11日). “WiLL VSをキッカケに出会い、20年大事に乗り続ける仲良しご夫婦。改めて知るその魅力とは?”. クルマ情報サイトｰGAZOO.com. トヨタ自動車株式会社. 2024年5月29日閲覧。

脚註

[脚注の使い方]

註釈

^ 1971年から1974年に生まれた団塊ジュニア世代を中心とする、当時20歳代から30歳代の若者を指しており、約800万人の市場を形成していた^[7]。
^ 小型乗用自動車とは、日本国の道路運送車両法で定義される比較的小型の乗用車のことで、その自動車登録番号に含まれる分類番号が当初はアラビア数字の5から始まったことから、俗に5ナンバー車と呼ばれる場合がある。同じ理由から、同法で定義される普通乗用自動車のことを俗に3ナンバー車と呼ばれる場合もある。
^ 沖縄県ではトヨタカローラ沖縄株式会社が販売した^[6]。
^ 2003年に閉館した^[17]。
^ 沖縄県は含まれない
^ メーカー希望小売価格は日本全国^{[注 5]}で同一としたが、北海道のみ寒冷地仕様化を施し消費税込みで1ZZ-FE 1.8VVT-i 2WDが1,846,950JPY、2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WDが2,161,950JPY、1ZZ-FE 1.8VVT-i 4WDが2,004,450JPYとした^[5]。
^ 手動変速機搭載の2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTは、ダークパープルマイカ、ブラック、シルバーメタリック及びスーパーホワイトIIの4色に、数量限定車「Red Special」のスーパーレッドVを加えた5色となる^[21]^[22]。

出典

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[8] 1971年から1974年に生まれた団塊ジュニア世代を中心とする、当時20歳代から30歳代の若者を指しており、約800万人の市場を形成していた^[7]。

[14] 小型乗用自動車とは、日本国の道路運送車両法で定義される比較的小型の乗用車のことで、その自動車登録番号に含まれる分類番号が当初はアラビア数字の5から始まったことから、俗に5ナンバー車と呼ばれる場合がある。同じ理由から、同法で定義される普通乗用自動車のことを俗に3ナンバー車と呼ばれる場合もある。

[19] 沖縄県ではトヨタカローラ沖縄株式会社が販売した^[6]。

[21] 2003年に閉館した^[17]。

[沖縄県-23] 沖縄県は含まれない

[24] メーカー希望小売価格は日本全国^{[注 5]}で同一としたが、北海道のみ寒冷地仕様化を施し消費税込みで1ZZ-FE 1.8VVT-i 2WDが1,846,950JPY、2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WDが2,161,950JPY、1ZZ-FE 1.8VVT-i 4WDが2,004,450JPYとした^[5]。

[29] 手動変速機搭載の2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTは、ダークパープルマイカ、ブラック、シルバーメタリック及びスーパーホワイトIIの4色に、数量限定車「Red Special」のスーパーレッドVを加えた5色となる^[21]^[22]。

[トヨタ自動車75年史-1] “WiLL VS”. トヨタ自動車75年史. トヨタ自動車株式会社 (2012年). 2024年5月29日閲覧。

[2] “【WiLL第2弾デビュー】イメージスケッチそのままの『VS』デザイン”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2001年4月11日). 2003年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

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[4] “トヨタ自動車東日本株式会社”. トヨタ自動車75年史. トヨタ自動車株式会社 (2012年). 2024年5月29日閲覧。

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[プレス・リリース2001-04-06-6] 『異業種合同プロジェクト『WiLL』の新型車第2弾『WiLL VS』を発売』（プレスリリース）トヨタ自動車株式会社、2001年4月6日。2024年5月29日閲覧。

[7] 滝本優枝「WiLLはなぜ失敗したのか」『大阪経済法科大学経済学論集』第35巻第1号、大阪経済法科大学経法学会、八尾、2011年12月20日、17-36頁、ISSN 0386-0329、全国書誌番号:00030489。

[9] 『異業種合同プロジェクト『WiLL』に江崎グリコ(株)が参画』（プレスリリース）アサヒビール株式会社，花王株式会社，近畿日本ツーリスト株式会社，江崎グリコ株式会社，コクヨ株式会社，トヨタ自動車株式会社，松下電器産業株式会社、2000年6月22日。2024年5月29日閲覧。

[10] 高木啓 (2001年4月6日). “【WiLL第2弾デビュー】メガウェブでデビューした『VS』、これがクールなんですよ”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー. 2003年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

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[12] 陶山拓 (2001年4月6日). “【WiLL第2弾デビュー】少量多品種生産、『カローラ』ベースで『VS』低価格化”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー. 2003年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[レスポンス2001-04-06c-13] “【WiLL第2弾デビュー】カローラベース、だがサスペンションは専用チューン”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2001年4月6日). 2003年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[レスポンス2001-04-06d-15] “【WiLL第2弾デビュー】エンジンラインナップは2種類、どちらも1.8リットル”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2001年4月6日). 2003年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[レスポンス2001-04-06f-16] “【WiLL第2弾デビュー】『WiLL』ならではの過激エクステリア”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2001年4月6日). 2003年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[レスポンス2001-04-06g-17] “【WiLL第2弾デビュー】過激な外観を見るとちょっと心配なインテリア”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2001年4月6日). 2003年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[18] “【ロサンゼルス・ショー2001速報】WiLL第2弾現る!!”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2001年1月5日). 2003年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[20] 大洞和彦 (2021年12月1日). “2021年12月の館長コラム”. トヨタ産業技術記念館. トヨタ産業技術記念館運営組合. 2024年5月29日閲覧。

[22] “新ネッツ発進…スタートは取扱い21車種”. レスポンス. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2004年3月29日). 2004年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[レスポンス2002-01-09-25] “要望の多かったアレを設定---トヨタ『WiLL VS』にインターネット限定車”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2002年1月9日). 2003年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[プレス・リリース2002-01-09-26] 『ＷｉＬＬＶＳに１.５リットル車を新設定』（プレスリリース）トヨタ自動車株式会社、2002年1月9日。2024年5月29日閲覧。

[27] “ＷｉＬＬＶＳ(2002年1月～2002年7月) ２ＺＺ－ＧＥ１．８ＶＶＴＬ－ｉ２ＷＤ”. トヨタ認定中古車. トヨタ自動車株式会社. 2024年5月29日閲覧。

[28] “ＷｉＬＬＶＳ(2002年1月～2002年7月) レッドスペシャル”. トヨタ認定中古車. トヨタ自動車株式会社. 2024年5月29日閲覧。

[レスポンス2002-05-09-30] “好評だったから第2弾を……トヨタ『WiLL VS』に6MT搭載のネット限定車”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2002年5月9日). 2003年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[レスポンス2002-07-30-31] “トヨタWiLL『VS』に特別仕様車---夏にまぶしいホワイト”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2002年7月30日). 2003年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[レスポンス2002-12-04-32] “弟分の『サイファ』には負けない。トヨタ/WiLL『VS』も超-低排出ガス車に”. auto-ASCII. 株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー (2002年12月4日). 2003年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月29日閲覧。

[33] “カローラ、ヴィッツなど 17車種のリコール”. アフターサービス. トヨタ自動車株式会社 (2005年). 2024年5月29日閲覧。

[34] “プリウス、ウィッシュなど 13車種のリコール”. アフターサービス. トヨタ自動車株式会社 (2012年). 2024年5月29日閲覧。

[35] “カローラなど 21車種のリコール”. アフターサービス. トヨタ自動車株式会社 (2013年). 2024年5月29日閲覧。

[36] “カローラなど 19車種のリコール”. アフターサービス. トヨタ自動車株式会社 (2014年). 2024年5月29日閲覧。

[37] “カローラなどのリコール”. アフターサービス. トヨタ自動車株式会社 (2014年). 2024年5月29日閲覧。

[38] “カローラなど 22車種のリコール”. アフターサービス. トヨタ自動車株式会社 (2015年). 2024年5月29日閲覧。

[39] “ヴィッツなど２２車種のリコール”. アフターサービス. トヨタ自動車株式会社 (2015年). 2024年5月29日閲覧。

[40] “カローラなどのリコール”. アフターサービス. トヨタ自動車株式会社 (2018年). 2024年5月29日閲覧。

[41] “カローラなどのリコール”. アフターサービス. トヨタ自動車株式会社 (2019年). 2024年5月29日閲覧。

[よくあるご質問-42] “WiLL VSの車名の由来は何ですか？”. お問い合わせ・よくあるご質問. トヨタ自動車株式会社. 2024年5月29日閲覧。

[43] “『グランツーリスモ』PSP®版 - 収録車種一覧”. グランツーリスモ. 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント. 2024年5月29日閲覧。

[44] “『グランツーリスモ５』 - 収録車種一覧”. グランツーリスモ. 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント. 2024年5月29日閲覧。

[45] “『グランツーリスモ６』 - 収録車種一覧”. グランツーリスモ. 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント. 2024年5月29日閲覧。

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[注 7]

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[注 5]

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-'''WiLL VS''' （ウィル ブイエス）とは、[[トヨタ自動車]]から[[WiLL (異業種合同プロジェクト)|WiLL]]ブランド第2弾として販売された[[自動車]]である。
 {{Infobox_自動車のスペック表
-| 車種=普通自動車
+| 車種 = <!--普通自動車 / 軽自動車 / 競技車両 3種いずれかを選択-->
-| 車名補= NZE127/ZZE127/ZZE128/ZZE129H型
+| 車名補 = <!--車名註釈用-->2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD
-| 1枚目画像の説明=フロント<br />1500ccモデル
+| 1枚目画像の説明 =
-| 1枚目画像名=Toyota WiLL VS 1NZ-FE 1.5VVT-i 2WD (front).jpg
+| 1枚目画像名 = 2001 Toyota WiLL VS Hatchback (6598962777).jpg
-| 2枚目画像の説明=リア<br/>1500ccモデル
+| 2枚目画像の説明 =
-| 2枚目画像名=Toyota WiLL VS 1NZ-FE 1.5VVT-i 2WD (rear).jpg
+| 2枚目画像名 =
-| 3枚目画像の説明=
+| 3枚目画像の説明 =
-| 3枚目画像名=
+| 3枚目画像名 =
+| 販売期間 = [[2001年]]4月 - [[2004年]]4月
-| 販売期間=[[2001年]]4月-[[2004年]]4月<ref>{{cite web|url=https://gazoo.com/catalog/maker/TOYOTA/WILL_VS/|title=WiLL VS|トヨタ自動車のクルマ情報サイト-GAZOO|publisher=トヨタ自動車|date=2020-1-11|accessdate=2020-1-11}}</ref>
-| 乗車定員=5人
+| 乗車定員 = 5名
-| ボディタイプ=5ドア[[ハッチバック]]
+| ボディタイプ = ステーションワゴン<ref name="トヨタ自動車75年史" />
-| エンジン=[[トヨタ・1NZ-FE|1NZ-FE型]] 1.5L [[直列4気筒|直4]] [[DOHC]]<br />[[トヨタ・1ZZ-FE|1ZZ-FE型]] 1.8L 直4 DOHC<br />[[トヨタ・2ZZ-GE|2ZZ-GE型]] 1.8L 直4 DOHC
+| エンジン = [[トヨタ・2ZZ-GE|2ZZ-GE]] 1.795L 直列4気筒 DOHC
-| トランスミッション=4[[オートマチックトランスミッション|AT]]/6[[マニュアルトランスミッション|MT]]
+| トランスミッション = 4速[[オートマチックトランスミッション|オートマチック]]
-| 駆動方式=[[前輪駆動|FF]]/[[四輪駆動|4WD]]
+| 駆動方式 = [[前輪駆動|前輪駆動方式]]
-| 全長=4,385mm
+| 全長 = 4,385mm
-| 全幅=1,720mm
+| 全幅 = 1,720mm
-| 全高=1,430mm-1,440mm
+| 全高 = 1,430mm
+| 車名 = <!--未記入で記事名が入ります-->
-| 最低地上高=165mm-175mm
-| ホイールベース=2,600mm
+| ホイールベース = 2,600mm
-| 車両重量=1,090-1,220kg
+| 車両重量 = 1,190kg
-| 自由項目1（項目名）= 新車登録台数の累計
+| 自由項目1（項目名） = 累計生産台数
+| 自由項目1（内容） = 14,985台<ref>{{Cite web |url=https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/data/automotive_business/production/production/japan/general_status/toyota_motor_east_japan.html |title=トヨタ自動車東日本株式会社 |date=2012 |work=トヨタ自動車75年史 |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>
-| 自由項目1（内容）= 1万4950台<ref>デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第57号13ページより。</ref>
-| 自由項目2（項目名）=
+| 自由項目2（項目名） = 各諸元の出典
+| 自由項目2（内容） = 註記なき項目は、製品カタログ（2001年4月版）<ref name="カタログ2001-04">{{Cite web |url=http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/willvs-s/willvs-s_200104.pdf |title=ｶﾀﾛｸﾞ_WiLL VS H1304新～_1.xdw |date=2001-04 |work=旧車カタログダウンロード |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>より2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WDの値を引用した。
-| 自由項目2（内容）=
-| プラットフォーム=[[トヨタ・MCプラットフォーム|MCプラットフォーム]]
+| プラットフォーム = [[トヨタ・MCプラットフォーム|MCプラットフォーム]]<ref name="ベストカー2018-09-26">{{Cite journal |和書 |date=2018-09-26 |title=メーカー&クルマ コラボレーション研究 |journal=ベストカー |volume=41 |issue=18 |pages=40-51 |publisher=株式会社講談社 |location=東京 |id={{全国書誌番号|00044935}} |url=https://bestcarweb.jp/news/44382?prd=3 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>
+| 別名 =  <!--現地名、地域を記入-->
-|  後期＝なし
+| サス前 = ストラット式コイルスプリング
-|サス前=[[ストラット式サスペンション|マクファーソンストラット]]|サス後=[[トーションビーム式サスペンション|トーションビーム]]/[[ダブルウィッシュボーン式サスペンション|ダブルウィッシュボーン(4WD)]]}}
+| サス後 = トーションビーム式コイルスプリング
+| 製造国 = 日本国（[[神奈川県]]）<ref name="トヨタ自動車75年史">{{Cite web |url=https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/vehicle_lineage/car/id60000312/index.html |title=WiLL VS |date=2012 |work=トヨタ自動車75年史 |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>
+| 設計統括 =
+| デザイン = 小野博央<ref>{{Cite web |url=http://www.autoascii.jp/issue/2001/0411/article8358_1.html |title=【WiLL第2弾デビュー】イメージスケッチそのままの『VS』デザイン |date= 2001-04-11 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20030703004613/http://www.autoascii.jp/issue/2001/0411/article8358_1.html |archivedate=2003-07-03 }}</ref>
+| エンジン位置 = フロント
+| モーター =
+| 最高出力 = 140kW(190ps)/7600r.p.m.
+| 最大トルク = 180N•m(18.4kg•m)/6800r.p.m.
+| 最大積載量 =
+| 先代 =
+| 後継 =
+}}
+'''WiLL Vi'''（ウィル ヴイエス<ref name="プレス・リリース2001-04-06">{{Cite press release |title=異業種合同プロジェクト『WiLL』の新型車 第2弾 『WiLL VS』を発売 |publisher=トヨタ自動車株式会社 |date=2001-04-06 |url=https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/vehicle_lineage/car/id60000312/news/60000312.pdf |language=ja |accessdate=2024-05-29 }}</ref>）は、[[トヨタ自動車|トヨタ自動車株式会社]]（トヨタ）が日本国内で販売した乗用自動車である<ref name="プレス・リリース2001-04-06" />。製造は[[セントラル自動車|セントラル自動車株式会社]]が担当した<ref name="トヨタ自動車75年史" />。
-== 概要 ==
+==概説==
+異業種7社による合同プロジェクト[[WiLL (異業種合同プロジェクト)|WiLL]]は、2年目を迎えるにあたり、これまでの活動からニュー・ジェネレーション層{{Efn2|1971年から1974年に生まれた団塊ジュニア世代を中心とする、当時20歳代から30歳代の若者を指しており、約800万人の市場を形成していた<ref>{{Cite journal |和書 |author=滝本優枝 |date=2011-12-20 |title=WiLLはなぜ失敗したのか |journal=大阪経済法科大学経済学論集 |volume=35 |issue=1 |pages=17-36 |publisher=大阪経済法科大学経法学会 |location=八尾 |issn=0386-0329 |id={{全国書誌番号|00030489}} }}</ref>。}}の消費行動を捉える切り口として、「リラックス」「エモーション」「クリエイティブ」「クール」を導き出した<ref>{{Cite press release |title=異業種合同プロジェクト『WiLL』に江崎グリコ(株)が参画 |publisher=アサヒビール株式会社，花王株式会社，近畿日本ツーリスト株式会社，江崎グリコ株式会社，コクヨ株式会社，トヨタ自動車株式会社，松下電器産業株式会社 |date=2000-06-22 |url=https://global.toyota/jp/detail/12918033 |language=ja |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。そのWiLLの名を冠する2台目の自動車となるWiLL VSは、その「クール」商品の第1弾である<ref>{{Cite web |url=http://www3.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8269_1.html |title=【WiLL第2弾デビュー】メガウェブでデビューした『VS』、これがクールなんですよ |author=高木啓 |date=2001-04-06 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030723144024/http://www3.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8269_1.html |archivedate=2003-07-23 }}</ref><ref name="レスポンス2001-04-06b">{{Cite web |url=http://www3.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8249_1.html |title=【WiLL第2弾デビュー】気になる価格はバーゲンプライス |date=2001-04-06 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030723140423/http://www3.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8249_1.html |archivedate=2003-07-23 }}</ref>。トヨタはこのモデルを作るにあたり、ターゲットである30歳代の独身男性がクルマに何を求めているかを調査、分析した<ref name="レスポンス2001-04-06b" />。トヨタが、どういう30歳代の独身男性に調査したかは不明だが、その結果から、理屈抜きにカッコイイといえるスタイリング、クルマで遊びに行くときに友達に文句を言われない必要十分な荷物が積めるスペースとドア数、走りの面でエンジン性能もさることながら高速走行時にストレスを感じないことやワインディングを気持ちよく走れるといった高速安定性・操縦性が求められていることが明らかとなったとしている<ref name="レスポンス2001-04-06b" />。WiLL VSは、こうしたリサーチを基にクルマのコンセプトを煮詰めた<ref name="レスポンス2001-04-06b" />。
-[[トヨタ・MCプラットフォーム|MCプラットフォーム]]を用いたスポーティーな3ナンバー登録のボディを持った5ドア[[ハッチバック]]<ref group="注釈">ただしトヨタは[[ステーションワゴン]]<!--どちらかといえばショートワゴン-->としてカテゴライズしていた。</ref>で、一連のWiLLシリーズの車種としては唯一、[[トヨタ・カローラ|カローラ系]]の系譜に属した車種となる<ref group="注釈">一方、先行投入されたWiLL Viと最後に投入されたWiLL サイファはいずれも[[トヨタ・ヴィッツ|ヴィッツ系]]の系譜に属している。</ref>。先に発売された[[トヨタ・WiLL Vi|WiLL Vi]]とは異なり、全高は低く鋭い表情が与えられ、車の性格としては実用性よりも独特のスタイリッシュさに重きを置いており、特に後方に向かうにつれて小さくなるドアガラスは当時は賛否両論であった。デザインコンセプトは「[[ステルス機|ステルス戦闘機]]」であり、指針のゼロが真下にくるメーターは[[レーダー]]スコープ、チェンジレバーは[[スロットルレバー]]、ハンドルは[[操縦桿]]をイメージしたものである。
+価格は消費税別で、もっとも高価な190psエンジン搭載車が205万円、実用エンジンである[[トヨタ・1ZZ-FE|1ZZ-FE]]搭載車は、オーディオのヘッドユニットが未搭載ながら、FFが175万円、4WDでも190万円でお買い得だと報じられた<ref name="レスポンス2001-04-06b" /><ref>{{Cite web |url=http://www.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8283_1.html |title=【WiLL第2弾デビュー】少量多品種生産、『カローラ』ベースで『VS』低価格化 |author=陶山拓 |date=2001-04-06 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030629023214/http://www.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8283_1.html |archivedate=2003-06-29 }}</ref>。WiLL VSはMCプラットフォームを利用しており、このプラットフォームはカローラのほかセリカにも採用されているため、走りの性能が期待できるという者もいた<ref name="ベストカー2018-09-26" /><ref name="レスポンス2001-04-06c">{{Cite web |url=http://www.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8250_1.html |title=【WiLL第2弾デビュー】カローラベース、だがサスペンションは専用チューン |date=2001-04-06 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030723140423/http://www3.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8249_1.html |archivedate=2003-07-23 }}</ref>。ボディサイズは全長4385mm×全幅1720mm×全高1430mm（4WDモデルは1440mm）で、全幅こそ小型乗用自動車{{Efn2|小型乗用自動車とは、日本国の道路運送車両法で定義される比較的小型の乗用車のことで、その自動車登録番号に含まれる分類番号が当初はアラビア数字の5から始まったことから、俗に5ナンバー車と呼ばれる場合がある。同じ理由から、同法で定義される普通乗用自動車のことを俗に3ナンバー車と呼ばれる場合もある。}}の枠を僅かにはみ出したが概ねコンパクトにまとめられてる<ref name="レスポンス2001-04-06c" />。サスペンションは、カローラやセリカで定評のある形式を採用し、WiLL VS向けにスポーティな専用チューニングを施したとしている<ref name="レスポンス2001-04-06c" />。変速機は当初全モデルとも4速ATで、MTは設定されていなかった<ref name="レスポンス2001-04-06d">{{Cite web |url=http://www.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8251_1.html |title=【WiLL第2弾デビュー】エンジンラインナップは2種類、どちらも1.8リットル |date=2001-04-06 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030703042301/http://www.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8251_1.html |archivedate=2003-07-03 }}</ref>。ATユニットは高効率スーパーフロートルクコンバーターを搭載した「Super ECT」で、時に高出力な[[トヨタ・2ZZ-GE|2ZZ-GE]]には4速が直結となることでフィーリングに優れたものを搭載し、ステアリングにはシフトスイッチも備えた<ref name="レスポンス2001-04-06d" />。
-エンジンは[[トヨタ・1NZ-FE|1NZ-FE]]型 1.5L [[直列4気筒]]、[[トヨタ・1ZZ-FE|1ZZ-FE]]型 1.8L 直列4気筒と、スポーティーな吹け上がりの[[トヨタ・2ZZ-GE|2ZZ-GE]]型 1.8L 直列4気筒エンジンの3種類が用意され、特に2ZZ-GEはバルブリフト量も可変制御する[[VVTL-i]]を採用している。
+WiLL VSの開発で最も重視されたのはスタイリングで、特にエクステリアは複数の面を貼り合わせて構成する手法で作られ、アメリカ空軍のF117ステルス戦闘機を連想させるとの指摘もあった<ref name="レスポンス2001-04-06f">{{Cite web |url=http://www.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8254_1.html |title=【WiLL第2弾デビュー】『WiLL』ならではの過激エクステリア |date=2001-04-06 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030528074202/http://www.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8254_1.html |archivedate=2003-05-28 }}</ref>。フロントビューはクーペのようなスペシャリティ感があり、サイドはワゴン的なイメージを感じさせるデザインで、リアビューは大胆に絞り込まれ、ホームベース型のリアウインドウや鷹の目を思わせるリアコンビネーションランプが特徴的とされた<ref name="レスポンス2001-04-06f" />。
-トランスミッションは4速[[オートマチックトランスミッション|AT]](1NZ-FE,1ZZ-FE,2ZZ-GE)と6速[[マニュアルトランスミッション|MT]](2ZZ-GE)である。
+インテリアもエクステリアに負けない個性的なデザインといわれ、インストゥルメンタルパネルは低く構えた塊にウイング形状のアッパーパネルを組み合わせたものだった<ref name="レスポンス2001-04-06g">{{Cite web |url=http://www3.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8255_1.html |title=【WiLL第2弾デビュー】過激な外観を見るとちょっと心配なインテリア |date=2001-04-06 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030723141316/http://www3.autoascii.jp/issue/2001/0406/article8255_1.html |archivedate=2003-07-23 }}</ref>。カラーは複数のブラックを有機的に組み合わせ、メーターパネル内は艶消しカラーの紫、シフトレバーにはアルミ材が用いられた<ref name="レスポンス2001-04-06g" />。メーターは自発光式のオプティトロンメーターで、文字は赤色に光り、シフトレバーをL字型デザインとしたのは、航空機のスロットルレバーをモチーフにしたといわれた<ref name="レスポンス2001-04-06g" />。
-== 初代 E120型(2001年ｰ2004年) ==
-*[[2001年]]1月 - [[ロサンゼルスオートショー]]にてプロトタイプを公開し<ref group="注釈">ホイール以外は生産型とほぼ同一だった。また、トヨタにとって[[国内専用車|日本国内専用車]]を海外のショーに出展すること自体、異例であった。</ref>、2001年4月に発売を開始。目標販売台数は月間1500台と発表された。
-*[[2002年]]1月 - ボディカラー変更、1500cc車追加、6MT車追加といった一部改良を実施。限定車「レッドスペシャル」<ref group="注釈">この限定車には2ZZ-GEが搭載されていた。</ref>発売。[[インターネット]]限定で100台のみの限定販売となった。
-**4月 - 限定車「ホワイトスペシャル」発売。前作の「レッドスペシャル」と同じく、インターネット限定で100台のみの限定販売となった。
-**7月 - ボディカラー変更を実施。限定車「ホワイトパールリミテッド」発売。今作も期間限定で発売されたが、インターネット限定や台数限定ではなかった。
-**12月 - 1,500cc車を[[国土交通省]]の平成12年度[[排出ガス規制|排出ガス基準]]75%低減レベル（超低排出ガス(U-LEV)・☆☆☆）に適合させる一部改良を実施。
-*[[2004年]]4月、[[トヨタビスタ店]]と[[ネッツ店]]の統合に伴い、販売終了。
-*同年にテレビ朝日系列で放送された『[[スーパー戦隊シリーズ]]』第28作目の『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』では、主にデカグリーンとデカピンクが搭乗するスーパーパトカー「マシンブル」のベース車両として、この車が使われた。
+室内空間は大人4人が余裕を持って座れる実用的な広さを持ち、リアシートは6対4の分割可倒式で、長いものも収納でき、リアシートを倒すとフラットになるよう設計され、これにより、2人乗りワゴンのような使い方も可能だという<ref name="レスポンス2001-04-06g" />。
-== 取扱い販売店 ==
-*[[トヨタビスタ店]]（現・[[ネッツ店]]。[[沖縄県]]のみ[[トヨタカローラ店]]での販売）
-== 脚注 ==
+== 販売 ==
+年1月5日から開催の[[ロサンゼルスオートショー|ロサンジェルス・オート・ショー]]に参考出品車WiLL Concept Carとして展示した<ref>{{Cite web |url=http://www.autoascii.jp/issue/2001/0105/article6360_1.html |title=【ロサンゼルス・ショー2001速報】WiLL第2弾現る!! |date=2001-01-05 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030517013143/http://www.autoascii.jp/issue/2001/0105/article6360_1.html |archivedate=2003-05-17 }}</ref>。発売は2001年4月6日からで、日本全国の[[トヨタビスタ店]]{{Efn2|沖縄県ではトヨタカローラ沖縄株式会社が販売した<ref name="プレス・リリース2001-04-06" />。}}にて販売したほか、WiLL V's SQUARE AOYAMA、[[MEGAWEB|メガ ウェブ]]、[[アムラックス|トヨタ オートサロン アムラックス]]の東京ならびに大阪{{Efn2|2003年に閉館した<ref>{{Cite web |url=https://www.tcmit.org/information/message/2021/12/42049 |title=2021年12月の館長コラム |author=大洞和彦 |date=2021-12-01 |work=トヨタ産業技術記念館 |publisher=トヨタ産業技術記念館運営組合 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。}}で展示した<ref name="プレス・リリース2001-04-06" />。2004年5月の、[[ネッツトヨタ店]]とトヨタビスタ店の統合を機に、販売を終了した<ref>{{Cite web |url=http://response.jp/issue/2004/0329/article58977_1.html |title=新ネッツ発進…スタートは取扱い21車種 |date=2004-03-29 |work=レスポンス |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20040427070115/http://response.jp/issue/2004/0329/article58977_1.html |archivedate=2004-04-27 }}</ref>。
-{{脚注ヘルプ}}
+;2001年4月発売モデル
-=== 注釈 ===
+グレード展開はなく、原動機と駆動方式で3種を設定した<ref name="プレス・リリース2001-04-06" />。メーカー希望小売価格は消費税込みで1ZZ-FE 1.8VVT-i 2WDが1,837,500JPY、2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WDが2,152,500JPY、1ZZ-FE 1.8VVT-i 4WDが1,995,000JPYだった{{Efn2|メーカー希望小売価格は日本全国{{Efn2|name="沖縄県"|沖縄県は含まれない}}で同一としたが、北海道のみ寒冷地仕様化を施し消費税込みで1ZZ-FE 1.8VVT-i 2WDが1,846,950JPY、2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WDが2,161,950JPY、1ZZ-FE 1.8VVT-i 4WDが2,004,450JPYとした<ref name="カタログ2001-04" />。}}<ref name="カタログ2001-04" />。外板色はダークパープルマイカ、ブラック、シルバーメタリック、ダークレッドマイカ及びグレイッシュブルーメタリックの5色<ref name="カタログ2001-04" />。
-<references group="注釈" />
+;2002年1月発売モデル
-=== 出典 ===
+新たに原動機が1.5Lの1NZ-FE 1.5VVT-i 2WD 4ATと、インターネット限定販売で手動変速機搭載の2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTと、その2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTの数量限定車「Red Special」を発売した<ref name="レスポンス2002-01-09">{{Cite web |url=http://www.autoascii.jp/issue/2002/0109/article14175_1.html |title=要望の多かったアレを設定---トヨタ『WiLL VS』にインターネット限定車 |date=2002-01-09 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030628230606/http://www.autoascii.jp/issue/2002/0109/article14175_1.html |archivedate=2003-06-28 }}</ref><ref name="プレス・リリース2002-01-09">{{Cite press release |title=ＷｉＬＬ ＶＳに１.５リットル車を新設定 |publisher=トヨタ自動車株式会社 |date=2002-01-09 |url=https://global.toyota/jp/detail/1728315 |language=ja |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。メーカー希望小売価格は消費税込みで1NZ-FE 1.5VVT-i 2WD 4ATが1,572,900JPY、2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTが2,085,300JPY、「Red Special」が2,098,950JPYで、既販車は据え置かれた<ref name="レスポンス2002-01-09" /><ref name="プレス・リリース2002-01-09" />。外板色はダークパープルマイカ、ブラック及びシルバーメタリックの3色に、新色のスーパーホワイトII、イエローマイカメタリック及びブルーマイカメタリックの3色を加えた6色{{Efn2|手動変速機搭載の2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTは、ダークパープルマイカ、ブラック、シルバーメタリック及びスーパーホワイトIIの4色に、数量限定車「Red Special」のスーパーレッドVを加えた5色となる<ref>{{Cite web |url=https://toyota.jp/ucar/catalog/brand-TOYOTA/car-WILL_VS/200201/1010745/ |title=ＷｉＬＬ ＶＳ(2002年1月～2002年7月) ２ＺＺ－ＧＥ １．８ＶＶＴＬ－ｉ ２ＷＤ |work=トヨタ認定中古車 |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref><ref>{{Cite web |url=https://toyota.jp/ucar/catalog/brand-TOYOTA/car-WILL_VS/200201/1010774/ |title=ＷｉＬＬ ＶＳ(2002年1月～2002年7月) レッドスペシャル |work=トヨタ認定中古車 |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。}}<ref name="プレス・リリース2002-01-09" />。
-<references />
+;2002年5月発売モデル
+インターネット限定販売で手動変速機搭載の2ZZ-GE 1.8VVTL-i 2WD 6MTの数量限定車「ホワイト スペシャル」を発売した<ref name="レスポンス2002-05-09">{{Cite web |url=http://www.autoascii.jp/issue/2002/0509/article16761_1.html |title=好評だったから第2弾を……トヨタ『WiLL VS』に6MT搭載のネット限定車 |date=2002-05-09 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030628210526/http://www.autoascii.jp/issue/2002/0509/article16761_1.html |archivedate=2003-06-28 }}</ref>。メーカー希望小売価格は「Red Special」と同額だった<ref name="レスポンス2002-05-09" />。
+;2002年7月発売モデル
+外板色に新色のスーパーレッドII及びベージュメタリック2色を加え、既色のダークパープルマイカ、ブラック、シルバーメタリック及びスーパーホワイトIIの4色と合わせ6色の儘とした<ref name="レスポンス2002-07-30">{{Cite web |url=http://www.autoascii.jp/issue/2002/0730/article18652_1.html |title=トヨタWiLL『VS』に特別仕様車---夏にまぶしいホワイト |date=2002-07-30 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030626135544/http://www.autoascii.jp/issue/2002/0730/article18652_1.html |archivedate=2003-06-26 }}</ref>。また、1NZ-FE 1.5VVT-i 2WD 4ATの特別仕様車「ホワイトパールリミテッド」を期間限定で発売した。メーカー希望小売価格は1,572,900JPYだった<ref name="レスポンス2002-07-30" />。
+;2002年12月発売モデル
+NZ-FE 1.5VVT-i 2WD 4ATを一部改良し、環境性能を高めたことでグリーン税制の自動車税50％軽減対象車とした<ref name="レスポンス2002-12-04">{{Cite web |url=http://www.autoascii.jp/issue/2002/1204/article21258_1.html |title=弟分の『サイファ』には負けない。トヨタ/WiLL『VS』も超-低排出ガス車に |date=2002-12-04 |work=auto-ASCII |publisher=株式会社アイ･アール･アイコマースアンドテクノロジー |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20030623185134/http://www.autoascii.jp/issue/2002/1204/article21258_1.html |archivedate=2003-06-23 }}</ref>。メーカー希望小売価格は据え置かれた<ref name="レスポンス2002-12-04" />。
+==リコール等==
+*前照灯スイッチ内部の接点の形状が不適切なため、接点の摩耗が早くなり、摩耗粉を伝って摺動グリースが当該接点に付着し絶縁物が生成されることがあり、そのため、前照灯が時々点灯しなくなり、そのまま使用を続けると、当該接点の電気抵抗が増加して過熱し、樹脂部が溶損して消灯するおそれがある車両が12,440台あるため、2005年10月19日にリコールを届出、当該車の前照灯スイッチを対策品に交換することとした<ref>{{Cite web |url=https://toyota.jp/recall/2005/1018.html |title=カローラ、ヴィッツなど 17車種のリコール |date=2005 |work=アフターサービス |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。
+*かじ取装置において、ハンドルとギヤボックスを連結している継手部品（インタミエクステンションシャフト）のギヤボックス側強度が不足しているものがあるため、低速時にハンドルを強く一杯に切る操作を繰り返すと、継手部品の連結部にガタが発生することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、連結部が摩滅し、かじ取り操作ができなくなるおそれがある車両が3,193台あるため、2012年11月14日にリコールを届出、当該車の継手部品を対策品と交換することとした<ref>{{Cite web |url=https://toyota.jp/recall/2012/1114.html |title=プリウス、ウィッシュなど 13車種のリコール |date=2012 |work=アフターサービス |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。
+*助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがあり、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火するおそれがある車両が4,403台あるため、2013年4月11日にリコールを届出、当該車のインフレータを良品に交換することとした<ref>{{Cite web |url=https://toyota.jp/recall/2013/0411_2.html |title=カローラなど 21車種のリコール |date=2013 |work=アフターサービス |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。
+*助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがあり、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が死傷するおそれがある車両が3,429台あるため、2014年6月11日にリコールを届出、当該車のインフレータを良品に交換することとした<ref>{{Cite web |url=https://toyota.jp/recall/2014/0611_1.html |title=カローラなど 19車種のリコール |date=2014 |work=アフターサービス |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。
+*助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、車両解体作業時にインフレータ容器の破損が発生したため、同年式で同タイプのインフレータはエアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が死傷するおそれが車両が943台あるため、2014年12月4日にリコールを届出、当該車の助手席用エアバッグインフレータを良品と交換することとした<ref>{{Cite web |url=https://toyota.jp/recall/2014/1204.html |title=カローラなどのリコール |date=2014 |work=アフターサービス |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。
+*助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、インフレータ容器に気密不良のものがあるため、長期間使用する過程で大気中の水分がインフレータ内部に浸入し、ガス発生剤が吸湿してエアバッグ作動時に正常に展開しないおそれがある車両が177台あるため、2015年5月13日にリコールを届出、当該車のインフレータ容器の気密点検を行い、気密不良のものは、インフレータを新品と交換することとした<ref>{{Cite web |url=https://toyota.jp/recall/2015/0513_1.html |title=カローラなど 22車種のリコール |date=2015 |work=アフターサービス |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。
+*助手席用一段展開制御式エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が死傷するおそれがある車両が177台あるため、2015年11月25日にリコールを届出、当該車のインフレータを新品と交換することとした<ref>{{Cite web |url= https://toyota.jp/recall/2015/1125.html |title=ヴィッツなど ２２車種のリコール |date=2015 |work=アフターサービス |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。
+*助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化し、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある車両が2,712台あるため、2018年11月1日にリコールを届出、エアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを代替品と交換することとした<ref>{{Cite web |url=https://toyota.jp/recall/2018/1101_3.html |title=カローラなどのリコール |date=2018 |work=アフターサービス |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。
+*助手席用エアバッグのインフレータ（膨張装置）において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがあり、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある車両が309台あるため、2019年8月28日にリコールを届出、当該車のエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを代替品と交換します<ref>{{Cite web |url=https://toyota.jp/recall/2019/0828_3.html |title=カローラなどのリコール |date=2019 |work=アフターサービス |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。
+== 余聞 ==
+*名称については、VSの「V」は「Vehicle」の「V」で、ブランドWiLLと繋げてWiLL Vehicleとし、ブランド商品群での位置を示しでいる<ref name="よくあるご質問">{{Cite web |url=https://toyota.jp/faq/show/2070.html |title=WiLL VSの車名の由来は何ですか？ |work=お問い合わせ・よくあるご質問 |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。VSの「S」は、「Smart」「Sporty」といった主たるターゲット層としている「30歳代の独身男性」の嗜好にちなんだ<ref name="レスポンス2001-04-06b" /><ref name="よくあるご質問" />。
+*2001年に公開された香港映画『2002』で、劇用車として使われている。
+*2004年に放送された特撮番組『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』で、劇用車として使われている。
+*ビデオ・ゲーム『[[グランツーリスモシリーズ|グランツーリスモ]]』シリーズで「収録車種」の一つとなっている<ref>{{Cite web |url=https://www.gran-turismo.com/local/jp/data1/products/gtpsp/carlist_jp.html |title=『グランツーリスモ』PSP®版 - 収録車種一覧 |work=グランツーリスモ |publisher=株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント |accessdate=2024-05-29 }}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.gran-turismo.com/local/jp/data1/products/gt5/carlist_jp.html |title=『グランツーリスモ５』 - 収録車種一覧 |work=グランツーリスモ |publisher=株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント |accessdate=2024-05-29 }}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.gran-turismo.com/local/jp/data1/products/gt6/carlist_jp.html |title=『グランツーリスモ６』 - 収録車種一覧 |work=グランツーリスモ |publisher=株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント |accessdate=2024-05-29 }}</ref>。
 == 関連項目 ==
-*[[トヨタ自動車]]
 *[[WiLL (異業種合同プロジェクト)|WiLL]]
-*[[トヨタ・カローラ]]
-*[[トヨタ・カローラフィールダー]]
 *[[トヨタ・WiLL Vi]]
 *[[トヨタ・WiLL サイファ]]
-*[[トヨタ・オーリス]]
-*[[トヨタ・Opa]]
-*[[特捜戦隊デカレンジャー]] - 劇中での登場車両「マシンブル」のベースとなった。製造を担当した[[セントラル自動車]]（現・[[トヨタ自動車東日本]]）の夏祭りで、デカレンジャーショーが行われたことがある。
 == 外部リンク ==
 {{commonscat-inline}}
+*{{Cite web |url=http://www.will-vs.com/ |title=WiLL VS |work=バーチャル・ベンチャー・カンパニー |publisher= |accessdate=2024-05-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20010720071152/http://www.will-vs.com/ |archivedate=2001-07-20 }}
+*{{Cite web |url=https://toyota.jp/ucar/catalog/brand-TOYOTA/car-WILL_VS/ |title=WILL_VS（TOYOTA）の車両情報 |work=トヨタ認定中古車 |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}
+*{{Cite web |url=https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/vehicle_lineage/car/id60000312/index.html |title=WiLL VS |date=2012 |work=トヨタ自動車75年史 |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}
+*{{Cite web |url=http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/willvs-s/willvs-s_200104.pdf |title=WiLL VS：カタログ |date=2001-04 |work=旧車カタログダウンロード |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}
+*{{Cite web |url=http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/willvs-s/willvs-s_200201.pdf |title=WiLL VS：カタログ |date=2002-04 |work=旧車カタログダウンロード |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}
+*{{Cite web |url=http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/willvs-s/willvs-s_200207.pdf |title=WiLL VS：カタログ |date=2002-07 |work=旧車カタログダウンロード |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}
+*{{Cite web |url=http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/willvs-s/willvs-s_200212.pdf |title=WiLL VS：カタログ |date=2003-11 |work=旧車カタログダウンロード |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}
+*{{Cite web |url=https://gazoo.com/ilovecars/lifestyle/im22niigata/22/07/11/ |title=WiLL VSをキッカケに出会い、20年大事に乗り続ける仲良しご夫婦。改めて知るその魅力とは? |author=西本尚恵 |date=2022-07-11 |work=クルマ情報サイトｰGAZOO.com |publisher=トヨタ自動車株式会社 |accessdate=2024-05-29 }}
+==脚註==
+{{脚注ヘルプ}}
+===註釈===
+{{Notelist2|30em}}
+===出典===
+{{Reflist|30em}}
 {{自動車}}
@@ 76行目: / 111行目: @@
 {{デフォルトソート:とよたWILLVS}}
 [[Category:トヨタの車種|WILLVS]]
+[[Category:ステーションワゴン]]
 [[Category:ハッチバック]]

表話編歴（← 1980年代以前）トヨタ/レクサス/サイオン車種年表 1990年以降
※赤背景は日本国外専売車
種類	1990年代										2000年代										2010年代										2020年代
種類	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4
超小型モビリティ																																C+pod
軽自動車																							ピクシスエポック					ピクシスエポック
																						ピクシススペース						ピクシスジョイ
																											ピクシスメガ
ハッチバック																				iQ
																									Agya/Wigo('14- )									Agya/ Wigo
																Aygo									Aygo									Vitz
										デュエット					パッソ						パッソ						パッソ
																						Etios/Etios Liva( -'20)/Etios Valco('13-'18)
										ヴィッツ/Yaris/Echo						ヴィッツ/Yaris						ヴィッツ/Yaris									ヤリス
																									Yaris/Yaris L/Vios FS
	スターレット						スターレット																							Glanza/ Starlet('20- )
														WiLL サイファ																Yaris/Yaris R
	ターセル/コルサ/ カローラII					ターセル/コルサ/ カローラII																	アクア/Prius C										アクア
	カローラFX/ Conquest →Tazz( -'06)		カローラFX/ Corolla Seca/ Corolla Sprinter					Corolla				カローラランクス/ アレックス						オーリス/ブレイド/ Corolla Hatchback						オーリス/ Corolla Hatchback/ Scion iM→Corolla iM					カローラスポーツ/ Auris( -'20)
	スプリンターシエロ/ Corolla/ Corolla Seca		Corolla Liftback					Corolla Liftback					Matrix						Matrix
															プリウス												プリウス							プリウス
																				プリウス							プリウス							プリウス
												WiLL VS										CT
											Opa
	コロナSF		コロナSF/Carina E Liftback						Avensis Liftback					Avensis Liftback
セダン											WiLL Vi											Etios
	ターセル/コルサ					ターセル/コルサ/ Soluna('96-'02)								Vios/ Soluna Vios			ベルタ/Vios/Yaris Sedan							Vios/Yaris sedan/Yaris L sedan/ Yaris ATIV/Limo										Vios/ Yaris ATIV
	ターセル/コルサ					ターセル/コルサ/ Soluna('96-'02)					プラッツ/Yaris/Echo						ベルタ/Vios/Yaris Sedan										Yaris/Yaris R/ Scion iA→Yaris iA→Yaris						Belta
		カローラ/ スプリンター				カローラ/スプリンター						カローラ/ Corolla Altis/ Corolla EX('07-'16)/ Limo						カローラアクシオ					カローラアクシオ/Corolla/トヨタ教習車('18- )
			カローラセレス/ スプリンターマリノ															Corolla/ Corolla Altis/Corolla Quest/Limo						Corolla/ Corolla Altis/Levin						カローラ/ Corolla Saloon/ Corolla Limousine/ Corolla Altis/Allion/ Levin/Levin GT
									プリウス																									bZ3
	コロナ/ カリーナ/ Carina II		コロナ/カリーナ/ トヨタ教習車/ Carina E				コロナプレミオ/カリーナ						プレミオ/アリオン					プレミオ/アリオン
	コロナEXiV/ カリーナED				コロナEXiV/ カリーナED
									Avensis/Corona/ Corona Avensis					アベンシス						Avensis
							キャバリエ
		カムリ/ビスタ				カムリ/ビスタ				ビスタ
		カムリプロミネント/ビスタハードトップ				ビスタハードトップ															HS/SAI
				セプター/Camry Sedan/Vienta				カムリグラシア( -'99) →カムリ('99- )					カムリ				カムリ/Aurion						カムリ/Aurion						カムリ						Camry
									プログレ/ブレビス('01-'07)
										アルテッツァ/IS							IS							IS
							クラシック					オリジン
	マークII/ チェイサー/ クレスタ/Cressida			マークII/ チェイサー/ クレスタ				マークII/ チェイサー/ クレスタ				マークII/ ヴェロッサ				マークX					マークX
	ES		ウィンダム/ES					ウィンダム/ES					ウィンダム/ES				ES						ES						ES
			アリスト/GS('93- )						アリスト/GS							GS							GS
	クラウン		クラウン				クラウン				クラウン				クラウン				クラウン					クラウン					クラウン						クラウン
			クラウンマジェスタ				クラウンマジェスタ				クラウンマジェスタ					クラウンマジェスタ				クラウンマジェスタ					クラウンマジェスタ
																										MIRAI						MIRAI
						アバロン					プロナード/Avalon					Avalon								Avalon					Avalon
	Lexcen
	セルシオ/LS					セルシオ/LS						セルシオ/LS						LS											LS
	センチュリー							センチュリー																						センチュリーセダン
トールワゴン											bB/Scion xB						bB											ルーミー/タンク( -'20)
											ファンカーゴ/ Yaris Verso/Echo Verso						ラクティス					ラクティス/ Verso-S/Space Verso						ルーミー/タンク( -'20)
																ポルテ								ポルテ/スペイド
								ラウム						ラウム										ポルテ/スペイド
									カローラスパシオ									カローラルミオン/ Scion xB/Rukus('10- )
										ナディア
ステーションワゴン														プロボックスワゴン/サクシードワゴン
	カローラワゴン		カローラワゴン									カローラフィールダー/ Corolla Wagon/ Corolla Combi						カローラフィールダー					カローラフィールダー/Corolla Wagon
																								Auris Touring Sports						カローラツーリング/ Corolla Touring Sports
																						プリウスα/Prius V/Prius ＋/ Grand Prius+/Prius Wagon/Prius+ Seven
	カリーナサーフ			カルディナ					カルディナ/ Avensis Wagon					カルディナ
	カリーナサーフ			カルディナ					カルディナ/ Avensis Wagon					アベンシスワゴン						アベンシス
										ビスタアルデオ
													アルテッツァジータ/ IS sport cross
	Camry Wagon			セプターワゴン/ Camry Wagon/ Vienta Wagon				カムリグラシアワゴン/ マークIIクオリス					マークIIブリット						マークXジオ
	マークIIワゴン							カムリグラシアワゴン/ マークIIクオリス					マークIIブリット						マークXジオ
	クラウンステーションワゴン										クラウンエステート
	Lexcen station wagon
ミニバン																												Calya
															Avanza								Avanza										Avanza/ Veloz
												スパーキー			シエンタ												シエンタ							シエンタ
								カローラスパシオ				カローラスパシオ/ Corolla Verso('01-'04)								パッソセッテ													Rumion
															Corolla Verso					Verso/E'Z											Proace City Verso
														ウィッシュ						ウィッシュ
									ガイア							アイシス
							イプサム/Picnic					イプサム/Avensis Verso/Picnic
	Kijang/Tamaraw FX/Qualis/ Zace/Venture/Stallion							Kijang/Unser/ Tamaraw FX Revo/Zace/ Zace Surf/Condor/Stallion								Innova/Kjiang Innova											Innova/Kjiang Innova/ Innova Crysta							Innova
	ライトエースワゴン							タウンエースノア/ ライトエースノア/ Spacia('98-'02)					ノア/ヴォクシー					ノア/ヴォクシー							ノア/ヴォクシー/エスクァイア								ノア/ヴォクシー
	タウンエースワゴン/ マスターエースサーフ( -'92)/ ライトエースワゴン('92- )/ Model F/Space Cruiser/ Spacia('93- )/Tarago/Van							タウンエースノア/ ライトエースノア/ Spacia('98-'02)					ノア/ヴォクシー					ノア/ヴォクシー							ノア/ヴォクシー/エスクァイア								ノア/ヴォクシー
			エスティマエミーナ/ エスティマルシーダ								エスティマ/Previa/Tarago						エスティマ/Previa/Tarago
	エスティマ/Previa/Tarago										エスティマ/Previa/Tarago						エスティマ/Previa/Tarago
																											Proace Verso
								ハイエースレジアス→ レジアス/ ツーリングハイエース('99- )					アルファード						アルファード/ ヴェルファイア							アルファード/ヴェルファイア/ LM('20- )								アルファード/ ヴェルファイア/ LM
							グランビア/グランドハイエース('99- )/Hiace Solemio						アルファード						アルファード/ ヴェルファイア							アルファード/ヴェルファイア/ LM('20- )								アルファード/ ヴェルファイア/ LM
	ハイエースワゴン/Commuter															ハイエースワゴン/Ventury/Commuter/Quantum
																														グランエース/Hiace/ Hiace Premio/Granvia/ Majesty/Commuter/ Quantum
									Sienna					Sienna							Sienna											Sienna
クーペオープン（軽自動車を含む）																															コペン GR SPORT
	セラ
		サイノス/Paseo					サイノス/Paseo				Echo Coupe
		カローラレビン/ スプリンタートレノ				カローラレビン/ スプリンタートレノ
																																GRヤリス
	MR2/MR										MR-S/MR/MR2 Spyder
	セリカ				セリカ/カレン('94- )						セリカ
							キャバリエクーペ									Scion tC						Scion tC( -'16)/Zelas
																							86/GT 86/Scion FR-S→86										GR86
				セプタークーペ/Camry Coupe					Camry Solara						Camry Solara
	スープラ			スープラ																										GRスープラ
																				IS C						RC
	ソアラ	ソアラ/SC										ソアラ( -'05)/SC																LC
																						LFA
クロスオーバーSUV																																	Aygo X
																															ライズ
													ist/Scion xA						ist/Urban Cruiser/Scion xD													Urban Cruiser		Urban Cruiser
																																ヤリスクロス
																																		Yaris Cross (AC200)
																																			LBX
																												C-HR/IZOA('18- )							C-HR
	スプリンターカリブ						スプリンターカリブ							ヴォルツ																		カローラクロス
																														UX
					RAV4						RAV4						RAV4/ヴァンガード('07-'13)													RAV4/ Wildlander('20- )
					RAV4						RAV4													RAV4						RAV4/ Wildlander('20- )
																										NX							NX
																																	bZ4X
																																		RZ
																				Venza											ハリアー/Venza
									ハリアー/RX					ハリアー/RX( -'09)											ハリアー						ハリアー/Venza
									ハリアー/RX											RX							RX							RX
												クルーガー/Highlander							Highlander/Kluger						Highlander/Kluger						Highlander/ Kluger
																																		Grand Highlander/TX
																																			クラウンスポーツ
																																		クラウンクロスオーバー
																																			センチュリー
SUV										キャミ							ラッシュ												Rush
									Hilux Sport Rider							Fortuner/Hilux SW4/SW4											Fortuner/SW4
	ハイラックスサーフ/ 4Runner/Hilux SW4						ハイラックスサーフ/ 4Runner/Hilux SW4							ハイラックスサーフ/ 4Runner/SW4							4Runner
																	FJクルーザー
	ランドクルーザープラド/ Land Cruiser/Land Cruiser II						ランドクルーザープラド/ Land Cruiser/Meru							ランドクルーザープラド/GX							ランドクルーザープラド/GX														ランドクルーザー250/GX
	ランドクルーザー70系
	ランドクルーザー80系/LX('96- )								ランドクルーザー100系/ ランドクルーザーシグナス/LX										ランドクルーザー200系/LX														ランドクルーザー300系/ LX
												Sequoia							Sequoia															Sequoia
							メガクルーザー
ピックアップトラック												bBオープンデッキ
	Kijang/Tamaraw FX/ Zace/Stallion pickup							Kijang/Zace pickup																											Hilux Champ
	ランドクルーザー70系ピックアップ
	ハイラックス/Hilux Mighty-X/Pickup								ハイラックス							Hilux/Hilux Vigo										ハイラックス/Hilux Revo
						Tacoma										Tacoma											Tacoma
				T100						Tundra								Tundra															Tundra
商用車（軽商用車を含む）	コロナタクシー仕様車
	マークIIセダン						コンフォート/クラウンコンフォート/クラウンセダン('01- )																						ジャパンタクシー/Comfort
	クラウンセダン						クラウンセダン																						ジャパンタクシー/Comfort
																							ピクシスバン										ピクシスバン
	ライトエースバン							タウンエースバン/ライトエースバン											タウンエースバン/ライトエースバン( -'20)
	タウンエースバン/ ライトエースバン('92- )							タウンエースバン/ライトエースバン											タウンエースバン/ライトエースバン( -'20)
	カローラバン/ スプリンターバン/ Carri		カローラバン/スプリンターバン											プロボックスバン/サクシードバン( -'20)
	カリーナバン/ コロナバン			カルディナバン
	マークIIバン
	クラウンバン
																															Proace City
						Hiace/Hiace SBV																			Proace		Proace
	ハイエースバン/レジアスエース/HiClass															ハイエースバン/レジアスエース( -'20)/Quantum
																														Hiace/Quantum
												ダイナルートバン/トヨエースルートバン( -'20)
	ダイナルートバン					ダイナルートバン				ダイナルートバン/トヨエースルートバン													ダイナルートバン/トヨエースルートバン( -'20)
																							ピクシストラック			ピクシストラック
	タウンエーストラック/ライトエーストラック									タウンエーストラック/ライトエーストラック									タウンエーストラック/ライトエーストラック( -'20)
	ダイナ(100/150)/ トヨエースG15/ ハイエーストラック					ダイナ(100/150)/ トヨエースG15/ ハイエーストラック						ダイナ/トヨエース( -'20)																					ダイナ
	ダイナ(200/300/350)/ トヨエース(G25/G35)					ダイナ(200/300/350)/ トヨエース(G25/G35)				ダイナ/トヨエース												ダイナ/トヨエース( -'20)
	デリボーイ
	ハイエースクイックデリバリー →クイックデリバリー100												ダイナアーバンサポーター/ トヨエースアーバンサポーター
	ダイナクイックデリバリー/ トヨエースクイックデリバリー →クイックデリバリー200										クイックデリバリー200
	コースター			コースター																								コースター
					コースターR																							FCバス	SORA
			ハイメディック					ハイメディック									ハイメディック
	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4

表話編歴トヨタオート店・トヨタビスタ店→ネッツ店ロードカータイムライン（1990年以降）
青色 : 旧オート店・旧ネッツ店（1998年-2004年）取り扱い車種黄色 : 旧ビスタ店取り扱い車種
種類	1990年代										2000年代										2010年代										2020年代
種類	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2
セダン	ターセル					ターセル					プラッツ																				カローラアクシオEX
	スプリンター		スプリンター			スプリンター																									カローラ
																															アリオン/ プレミオ
			スプリンターマリノ																	プリウス							プリウス
	ビスタ					ビスタ				ビスタ					アベンシス						SAI								カムリ
										アルテッツァ
	チェイサー			チェイサー				チェイサー					ヴェロッサ
	クレスタ			クレスタ				クレスタ					ヴェロッサ
			アリスト						アリスト																						クラウン
				セプター							プロナード
																															センチュリー
クーペ	セラ
					サイノス		サイノス
	MR2										MR-S
	スプリンタートレノ		スプリンタートレノ			スプリンタートレノ																									GRヤリス
					カレン																		86									GR86
				セプタークーペ																										スープラ
コンパクト										ヴィッツ										iQ											パッソ
	スターレット						スターレット									ヴィッツ						ヴィッツ									ヤリス
	ターセル					ターセル					WiLL Vi			WiLLサイファ									アクア									アクア
											bB						bB											タンク(-'20)/ルーミー('20-)
											ファンカーゴ						bB											タンク(-'20)/ルーミー('20-)
								ラウム						ラウム									スペイド/ポルテ('20)
												アレックス					オーリス							オーリス							カローラスポーツ
												WiLL VS
SUV													ist					ist
																														ライズ
																															ヤリスクロス
	スプリンターカリブ						スプリンターカリブ						ヴォルツ															C-HR
					RAV4 J						RAV4 J						RAV4													RAV4
									ハリアー			クルーガーV																			ハリアー
	ランドクルーザープラド						ランドクルーザープラド							ランドクルーザープラド																	ランドクルーザープラド
																															ランドクルーザー	ランドクルーザー
ワゴン			スプリンタービジネスワゴン										プロボックスワゴン																		カローラフィールダーEX
													アルテッツァジータ
				セプターワゴン						ビスタアルデオ					アベンシスワゴン								アベンシス								カローラツーリング
ミニバン												スパーキー			シエンタ											シエンタ
							イプサム							ウィッシュ						ウィッシュ
												イプサム										プリウスα
	ライトエース							ライトエースノア				ヴォクシー					ヴォクシー							ヴォクシー/ノア('20-)/エスクァイア('20-)									ヴォクシー/ノア
								レジアス					アルファードV						ヴェルファイア							ヴェルファイア/アルファード('20-)
							グランビア						アルファードV						ヴェルファイア							ヴェルファイア/アルファード('20-)
																															ハイエースワゴン
																														グランエース
バントラック	スプリンターバン		スプリンターバン										プロボックスバン																		プロボックス
	デリボーイ
	ライトエース							ライトエース											ライトエース('08-'20)→タウンエース('20-)
	ハイエース									レジアスエース						レジアスエース('04-'20)→ハイエースバン('20-)
																															ハイラックス
																															ダイナ
マイクロバス																															ハイエースコミューター
マイクロバス																															コースター
教習車	チェイサー			マークII			コンフォート
教習車	クレスタ			マークII			コンフォート
軽自動車																							ピクシスエポック					ピクシスエポック
																							ピクシススペース					ピクシスジョイ
																										ピクシスメガ
																														コペン GR SPORT
																							ピクシストラック			ピクシストラック
																							ピクシスバン										ピクシスバン
	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2