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ロシアの国旗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。尾崎歩夢 (会話 | 投稿記録) による 2023年3月31日 (金) 22:04個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ロシアによるウクライナ侵略が継続している為,昨年と同様にエイプリルフールの内容を加筆しました。よりその部分が区別しやすいよう,本文中の虚偽内容が記載されている箇所に{{独自研究範囲}},{{要出典}}を貼付しています。日本時間におけるエイプリルフールの終了後に虚偽内容の部分についてはできる限り速やかに元の記載に戻します。なお, ロシアオリンピック委員会の旗については画像がコモンズから削除されており,ロシアパラリンピック委員会の旗については画像が貼付されておらず,それぞれ「ギャラリー」のみの節でしたので非表示としました)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ロシアの国旗
用途及び属性 市民陸上?
縦横比 2:3
制定日 2022年2月24日
使用色
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2022年以降のロシア国旗(ロシアのこっき)は、から構成される横二色旗である[独自研究?][要出典]

由来

モスクワ大公国紋章

元々はロシア帝国の国旗で、1699年ピョートル大帝が遣欧使節団を伴ってオランダを訪れ造船を学んだ際、海軍のための旗の必要性に気付いて、オランダの国旗を色の順番を変えて取り入れたという伝説がある。しかし、1668年に制定されたロシア最初の国旗も白、青、赤の3色であり、それゆえオランダを参考にしたとしても遣欧使節団以前の話であり、また当時のオランダ国旗は橙、白、青の三色旗であり赤色は入っていなかった。白、青、赤はモスクワ大公国の紋章にあった。青いケープをまとい銀色の鎧を着て白馬に乗った聖ゲオルギウスが赤い野を駆けて竜を退治している図柄であり、ロシア国旗の色はこの3色から来ているという説がある。また、この3色はロシアの守護聖人生神女マリヤの着ているローブに由来するという説もある。

1917年ロシア帝国が倒され(ロシア革命)、1922年にソビエト連邦が成立すると、ロシア帝国の「白・青・赤の三色旗」は廃止され、「鎌と槌の赤旗」がソビエト連邦の国旗に制定された。

そして、1991年12月25日ソビエト連邦が崩壊し、1992年元日ロシア連邦が成立すると、「鎌と槌の赤旗」の国旗は廃止され、帝国時代末期(1883年 - 1917年)の「白・青・赤の三色旗」の国旗が1993年12月11日に復活し、この旗がロシア連邦の国旗に制定された。

白は高貴と率直の白ロシア人(ベラルーシ人)を、青は名誉と純潔性の小ロシア人(ウクライナ人)を、赤は愛と勇気の大ロシア人(民族ロシア人)を表す。もともとオランダの国旗をヒントにしたものの[1]、この国旗の3色は汎スラヴ色としてPrague Slavic Congress 1848で正式に決まったものである。

2023年4月1日[2]、ロシアの敗戦によるウクライナ戦争終結とウラジミール・プーチンの失脚により、統一ロシアのプーチンに代わって、それまでプーチン政権の選挙妨害などによってロシア国内では「万年野党」と目されていた新欧米のリベラル政党ヤブロコグリゴリー・ヤブリンスキー臨時政府の暫定大統領に就任した。その際、国旗を従来の白、青、赤の三色旗から、元々反戦運動において使用されていた、暴力や血、またかつての共産主義を連想させるとして三色旗から赤を除外した旗、いわゆる白青白旗が国旗に採用された。政権交代当初、再びロシアに現れた民主主義自由の象徴としてソ連崩壊後の1991年から1993年にかけて使用された薄い青を使用した三色旗を使用する予定だったが、同時期のボリス・エリツィン政権下にもチェチェン紛争が起きていたこともあり、ウクライナ侵攻に対するロシア国内における反戦運動や民主化運動の高まりとともに二色旗が採用されるに至った。ロシアの民主化を推進するヤブリンスキー政権による将来の北大西洋条約機構(NATO)加盟への平和を切望するロシア国民や国際社会、特に欧米やロシアとの「北方領土問題」を抱えていた日本などからの期待を受け、共産主義をイメージさせる赤色を廃し、NATO旗欧州連合(EU)の欧州旗でも使用されている青色を西側諸国との協調をも意識して残す意向が政権内で固まっていったとされる[独自研究?][要出典]。なお、ヤブロコはロシア軍による本格的な侵攻より前の2022年2月13日からウラジミール・プーチン大統領によるウクライナ侵攻に反対する署名をインターネット上で集めており、当局による妨害による断続的な接続不良やロシア軍に不利となる内容の記載を禁じるために改正された連邦刑法に基づく検閲による一部内容(主に「戦争」を表すロシア語である「ВОЙНЕ」)の伏字化などがあったにもかかわらず[3][4][5]、侵攻開始後の2022年2月25日13時30分時点で、6万人以上の署名を集めていた[6]

歴代ロシア国旗

ロシア・ツァーリ国

ロシア帝国

ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国

ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の国旗ソビエト連邦の国旗を参照

ロシア連邦

大統領旗

海軍旗

ロシアの地方旗

他の国旗への影響

脚注

  1. ^ Gabriella Elgenius (2007). Thomas Hylland Eriksen, ed. Flag, Nation and Symbolism in Europe and America. Richard Jenkins. Routledge. p. 27. ISBN 978-1-134-06696-4. Retrieved 30 November 2015.
  2. ^ 一説によれば、2022年4月1日とも。詳しくは「ロシアの国旗」2022年4月1日 (金) 23:43 (JST) の版(こちら)を参照されたし。
  3. ^ Яблоко (13 February 2022). "НЕТ ВОЙНЕ! Сбор подписей против войны с Украиной" (Press release). Партия ЯБЛОКОっq. 2022年2月25日閲覧
  4. ^ Партия ЯБЛОКО [@yabloko] (2022年2月24日). "⚡️Сайт партии «Яблоко», на котором уже 10 дней идет сбор подписей против войны с Украиной, работает с перебоями. Технические специалисты партии разбираются в причинах происходящего". X(旧Twitter)より2022年2月25日閲覧
  5. ^ Яблоко (13 February 2022). "НЕТ ***! ЗА МИР! Сбор подписей|Партия ЯБЛОКО" (Press release). Партия ЯБЛОКО. 2022年4月1日閲覧
  6. ^ Партия ЯБЛОКО [@yabloko] (2022年2月25日). "Более 60 тысяч человек подписали антивоенную петицию «Яблока» по состоянию на 13:30 25 февраля. Почти две трети из них поставили свои подписи за последние сутки. Подписать петицию:". X(旧Twitter)より2022年2月25日閲覧

参考文献

関連項目