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群馬銀行

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社群馬銀行
The Gunma Bank, Ltd.
群馬銀行本店
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 8334
1969年4月1日上場
略称 群銀、ぐんぎん、GB、群馬銀
本社所在地 日本の旗 日本
371-8611
群馬県前橋市元総社町194番地
設立 1932年(昭和7年)9月14日
業種 銀行業
法人番号 3070001003513 ウィキデータを編集
金融機関コード 0128
SWIFTコード GUMAJPJT
事業内容 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など
代表者 代表取締役会長 堀江信之
代表取締役頭取 深井彰彦
資本金 486億52百万円
(2015年3月31日時点)
発行済株式総数 4億7088万8千株
(2015年3月31日時点) 
売上高 連結:1,765億8,900万円
単独:1,432億4,300万円
(2023年3月期)
経常利益 連結:383億1,600万円
単独:335億6,700万円(2023年3月期)
純利益 連結:279億3,300万円
単独:246億2,200万円
(2023年3月期)
純資産 連結:5235億35百万円
単独:5060億74百万円
(2015年3月31日時点)
総資産 連結:7兆5509億49百万円
単独:7兆5211億35百万円
(2015年3月31日時点)
従業員数 連結:3,061人
単独:2,860人
(2023年3月31日時点)
決算期 3月31日
主要株主 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 14.10%
株式会社カストディ銀行(信託口) 4.93%
群馬銀行従業員持株会 3.20%
住友生命保険 2.62%
明治安田生命保険 2.58%
東洋製罐グループホールディングス株式会社 1.80%
日本生命保険 1.59%
(2023年3月31日時点)
主要子会社 #関係会社参照
外部リンク https://www.gunmabank.co.jp/
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群馬銀行のデータ
法人番号 3070001003513 ウィキデータを編集
店舗数 151店舗
(本支店・出張所)
貸出金残高 4兆8,388億47百万円
預金残高 6兆1,187億2百万円
特記事項:
(2015年3月31日時点)
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株式会社群馬銀行(ぐんまぎんこう、: The Gunma Bank, Ltd.)は、群馬県前橋市に本店を置く地方銀行。略称は群銀(ぐんぎん)、GB[2]

概要

群馬県前橋市に本店を置く。県外支店は、埼玉県栃木県東京都長野県大阪府に加え、明治期の生糸貿易の名残で、神奈川県横浜市にも開設されている。群馬県および前橋市高崎市をはじめとする県内の市町村の多くから指定金融機関として指定されている。

9人制バレーボール女子部(群馬銀行グリーンウイングス)は、全国タイトル計44回(歴代最多、全日本実業団11回・国体13回・全日本総合11回・桜田記念9回)を誇る強豪と知られる。

TSUBASAアライアンス参加行のひとつである。

営業政策

群馬県内ではメインバンクシェア率46.28%と、2位のしののめ信用金庫の8.36%と比べて圧倒的な差をつけている[3]ことから、経営資源を県内だけでなく県外に投入して積極的な営業攻勢を行っている。重点的に営業力を強化している南関東地区には年に1店のペースで店舗を開設し、千葉県松戸市や神奈川県相模原市にも新規店舗を開設している[4][5]。また、群馬県の西隣に位置する長野県には店舗が県内に1店舗と少ないものの[6]、中小企業には「金利を安くできる」という資料を配布、住宅ローンやアパートローンでも長野県内の金融機関と競争を繰り広げるなど、県内シェアの獲得に動いている[7]

2019年に打ち出した今後の店舗戦略では、インターネットバンキングの広がりなどに対応して、支店・出張所を、地域の中核となる「フラッグシップ店」と「サテライト店」、個人取引向けのスマート出張所や移動店舗車に分けていくほか、ブランチインブランチによる店舗統廃合、インストアブランチを含む土日祝日営業の個人向け窓口拡充に取り組むことを表明した[8]

沿革

情報処理システム

次期勘定系システム富士通が構築にあたる[50]。また情報系システムは日立製作所日本オラクルが開発にあたった[51][52]。さらに顧客分析システムは、横浜銀行など地銀6行が共同で導入しているシステムに参加している[53]

クレジットカード

群馬銀行は自行でジェーシービーフランチャイジーになり、VJAに加入している。

  • GBドリームプラスカード VISA JCB:ICキャッシュカード一体型クレジットカード。
  • 群馬銀行iD:NTTドコモのポストペイドおサイフケータイiDでも利用できるクレジットカード。

ATM提携

利息付与時期

普通預金は、1,000円以上の残高に対して、1,000円単位で利息を計算し、毎年2月と8月に口座に付与される。

関係会社

連結子会社

  • 群馬中央興業株式会社
  • ぐんぎん証券株式会社
  • ぐんぎんコンサルティング株式会社(2018年10月開業)[54]
  • 群馬財務(香港)有限公司
  • ぐんぎんリース株式会社
  • 群馬信用保証株式会社

持分法適用子会社

  • 株式会社群銀カード
  • ぐんぎんシステムサービス株式会社
  • スカイオーシャン・アセットマネジメント株式会社

ギャラリー

番組提供

脚注

注釈

  1. ^ 第三十九国立銀行は明治16年5月1日の大火で類焼しており、その時点では前橋本町93番地にあったことが判明している。

出典

  1. ^ 組織図 - 株式会社群馬銀行
  2. ^ 複数のグループ企業が社名に「ぐんぎん」を冠している(「関係会社」を参照)。GBは「GBドリームプラスカード」の例がある。
  3. ^ 株式会社 帝国データバンク[TDB | TEIKOKU DATABANK, LTD.]”. www.tdb.co.jp. 2023年7月30日閲覧。
  4. ^ 「群馬銀、南関東に重点 年1店ペースで店舗開設」日本経済新聞電子版(2013年1月16日)
  5. ^ “金融激戦地・越谷で勝つ 地元埼玉 vs 北関東勢の攻防 栃木銀は8支店1出張所を展開”. 『日本経済新聞』. (2015年12月2日). https://www.nikkei.com/article/DGXKZO94642000R01C15A2L72000/ 2016年2月12日閲覧。 
  6. ^ 長野県 店舗・ATM一覧 | 店舗・ATMのご案内 | 群馬銀行”. sasp.mapion.co.jp. 2023年7月30日閲覧。
  7. ^ https://www.facebook.com/ToyokeizaiOnline+(2023年7月23日).+“現場ルポ!神奈川、長野、青森で地銀再編の今”. 東洋経済オンライン. 2023年7月30日閲覧。
  8. ^ 店舗戦略の方向性および移動店舗車の導入について 群馬銀行(2019年2月26日)2020年3月21日閲覧
  9. ^ a b 前橋市史編さん委員会 1978, p. 792.
  10. ^ 前橋市史編さん委員会 1978, pp. 793–794.
  11. ^ 前橋市史編さん委員会 1978, pp. 815–816.
  12. ^ 前橋市史編さん委員会 1978, p. 837.
  13. ^ 前橋市史編さん委員会 1978, p. 839.
  14. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2023年9月22日閲覧。
  15. ^ 前橋市史編さん委員会 1984, p. 1033.
  16. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2023年9月22日閲覧。
  17. ^ a b c d e f g 「沿革」『株式会社 群馬銀行 S10051QQ:有価証券報告書 ‐ 第130期』
  18. ^ 前橋市史編さん委員会 1984, p. 1041.
  19. ^ a b 前橋市史編さん委員会 1984, p. 1044.
  20. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2023年9月22日閲覧。
  21. ^ 前橋市史編さん委員会 1984, p. 1047.
  22. ^ a b 前橋市史編さん委員会 1984, p. 1051.
  23. ^ 前橋市史編さん委員会 1984, p. 1053.
  24. ^ 前橋市史編さん委員会 1984, p. 1054.
  25. ^ 前橋市史編さん委員会 1984, p. 1055.
  26. ^ 千四百万円を強奪 「赤軍」名乗り銀行襲う『朝日新聞』1978年(昭和53年)1月18日朝刊、13版、23面
  27. ^ “群馬銀、富士信組など処分 不祥事の再発防止で金融庁”. 共同通信. (2005年6月17日). https://web.archive.org/web/20141025103118/http://www.47news.jp/CN/200506/CN2005061701003152.html 2013年11月8日閲覧。 
  28. ^ “株式会社群馬銀行に対する行政処分について”. 金融庁. (2005年6月17日). https://www.fsa.go.jp/news/newsj/16/ginkou/f-20050617-2.html 2013年11月8日閲覧。 
  29. ^ “群馬県内ローソンにATM設置”. 株式会社ローソン. (2010年6月24日). http://www.lawson.co.jp/company/news/010893/ 2013年11月8日閲覧。 
  30. ^ “東邦銀行とのATM提携について”. 群馬銀行. (2013年9月6日). http://www.gunmabank.co.jp/info/news/250906.html 2013年11月8日閲覧。 
  31. ^ 群馬銀行| 選べるデザイン 群馬銀行の通帳とキャッシュカード
  32. ^ 群馬銀行| ATMご利用手数料等の改定について
  33. ^ 群馬銀行|5信用金庫とのATM提携について
  34. ^ 角田直哉(2014年9月23日). “ATM:足利銀、栃木銀、群馬銀が提携 手数料無料”『毎日新聞 』(毎日新聞社)
  35. ^ 地域活性化ファンドによる出資 群馬銀行(2019年11月13日閲覧)
  36. ^ 「荻窪支店」の開設について』(プレスリリース)群馬銀行、2014年7月29日http://www.gunmabank.co.jp/info/news/260729a.html2016年2月12日閲覧 
  37. ^ 3信用組合とのATM提携について|2014年度|ニュースリリース|群馬銀行
  38. ^ 常陽銀行・横浜銀行とのATM提携について|2014年度|ニュースリリース|群馬銀行
  39. ^ 「川崎支店」および「川崎ローンステーション」の開設について』(プレスリリース)群馬銀行、2015年5月29日http://www.gunmabank.co.jp/info/news/270529a.html2016年2月12日閲覧 
  40. ^ “群馬銀、証券子会社を16年10月に開業”. 『日本経済新聞』. (2015年11月6日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS06H56_W5A101C1EE8000/ 2016年2月12日閲覧。 
  41. ^ 証券子会社設立に関するお知らせ』(プレスリリース)群馬銀行、2016年2月12日http://www.gunmabank.co.jp/ir/notice/pdf/280212.pdf2016年2月12日閲覧 
  42. ^ 「葛西支店」および「葛西ローンステーション」の開設について』(プレスリリース)群馬銀行、2015年11月6日http://www.gunmabank.co.jp/info/news/271106a.html2016年2月12日閲覧 
  43. ^ “群馬銀が一般職廃止 全行員を総合職に”. 『上毛新聞』. (2016年4月29日). http://www.jomo-news.co.jp/ns/2714618580026726/news.html 2016年5月28日閲覧。 
  44. ^ “群馬銀、一般職を廃止 女性活躍へ総合職1000人増”. 『日本経済新聞』. (2016年4月28日). https://www.nikkei.com/article/DGXLZO00167720X20C16A4L60000/ 2016年5月28日閲覧。 
  45. ^ ほけんの窓口グループ株式会社との業務提携について 群馬銀行ニュースリリース(2016年11月30日)2019年11月26日閲覧
  46. ^ 株式会社群馬スポーツマネジメント・株式会社草津温泉フットボールクラブとの業務提携について 群馬銀行(2019年7月30日)2019年11月16日閲覧。
  47. ^ 県内3信用金庫との「M&Aに係る業務提携契約」締結について 群馬銀行(2020年3月31日)2020年7月22日閲覧。
  48. ^ 群馬銀行と第四北越銀行が連携協定 地域活性化へ協力”. 日本経済新聞 (2021年12月2日). 2021年12月2日閲覧。
  49. ^ 株式会社第四北越銀行との連携協定「群馬・第四北越アライアンス」の締結について|2021年度|ニュースリリース|群馬銀行”. www.gunmabank.co.jp. 2021年12月2日閲覧。
  50. ^ “群馬銀行様の次期勘定系システム構築を受注”. 富士通株式会社. (2013年5月27日). http://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/05/27.html 2013年11月8日閲覧。 
  51. ^ “群馬銀行が情報系システムを刷新、統合データベースを構築”. 日経情報ストラテジー. (2012年12月20日). https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20121220/445746/ 2014年10月25日閲覧。 
  52. ^ “資金フローなど分析しやすく情報系システム刷新”. 日経情報ストラテジー. (2013年4月4日). https://xtech.nikkei.com/it/article/JIREI/20130329/467262/ 2014年10月25日閲覧。 
  53. ^ “群馬銀、6地銀の顧客分析システムに参加”. 『日本経済新聞』. (2013年7月11日). https://www.nikkei.com/article/DGXNZO57205010Q3A710C1L60000/ 2014年10月25日閲覧。 
  54. ^ ぐんぎんコンサルティング株式会社の取組みについて”. 群馬銀行. 2020年3月18日閲覧。

参考文献

  • 前橋市史編さん委員会 編『前橋市史 第四巻』前橋市、1978年。 
  • 前橋市史編さん委員会 編『前橋市史 第五巻』前橋市、1984年。 

関連項目

外部リンク