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上滝郵便局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上滝郵便局
基本情報
正式名称 上滝郵便局
局番号 32017
設置者 日本郵便株式会社
所在地 930-1399
富山県富山市中滝228
貯金
店名 ゆうちょ銀行 代理店
保険
店名 かんぽ生命保険 代理店
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上滝郵便局(かみだきゆうびんきょく)は、富山県富山市(旧上新川郡大山町)にある郵便局である。局番号は32017。

概要

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住所:〒930-1399 富山県富山市中滝228

沿革

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  • 1879年明治12年)9月12日 - 上新川郡上滝402番地に五等郵便局として開局(石川県[注 1]のうち旧越中国内36番目)[1][2]
  • 1883年(明治16年)2月 - 上滝町大庄村全域と大山村立山村の一部、太田村西番地区、月岡村上布目地区が集配対象地域となった[1]
  • 1885年(明治18年)6月16日 - 貯金の取扱を開始する[3]
  • 1886年(明治19年)4月26日 - 三等郵便局となる[2]
  • 1890年(明治23年)8月16日 - 内国為替事務を開始[4][5]。ただし小為替振出事務を取扱わない[5]
  • 1892年(明治25年)6月1日 - 小為替振出事務の取扱を開始する[6]
  • 1894年(明治27年)1月13日 - 外国為替事務を開始[4]
  • 1899年(明治32年)7月1日 - 小包郵便の取扱を開始[4]
  • 1910年(明治43年)1月30日 - 火災により局舎が焼失する[7]
  • 1911年(明治44年)12月16日 - 電信事務の取扱を開始する[8]
  • 1912年(明治45年・大正元年)
    • 11月 - 上滝郵便局の局舎移転問題が紛糾(中滝派と上滝派の対立による。後に上滝に落ち着いた)[4]
    • この年、木造2階建ての局舎が竣工する[9]
  • 1916年(大正5年)10月1日 - 簡易保険の取扱を開始[4][10]
  • 1922年(大正11年)
    • 7月11日 - 特設電話加入申請の受理を開始する[11]
    • 12月21日 - 電話通話事務を開始する[12]
  • 1923年(大正12年)1月1日 - 電話交換業務及び電話加入者の託送電報の取扱を開始する[13]
  • 1954年(昭和29年)7月22日 - 旧計量法(昭和26年法律第207号)により当郵便局を計量器使用事業場に指定する[14]
  • 1958年(昭和33年)6月1日 - 岩峅寺簡易郵便局において簡易生命保険及び郵便年金の取扱を廃止し、同局よりその業務を承継する[15]
  • 1962年(昭和37年)
    • 6月1日 - 国際電報受付配達事務を富山電報電話局に移管する[16]
    • 8月1日 - 国内欧文電報受付配達事務を富山電報電話局に移管する[17]
  • 1963年昭和38年) - 新局舎完成[4]
  • 1965年(昭和40年)11月28日 - 電話の加入及び料金に関する簡易な事務を除く電話交換業務を富山電報電話局に移管する[18]。また、福沢郵便局においても電話交換業務を廃止し、同局より電話の加入及び料金に関する簡易な事務を承継する[18]
  • 1994年平成6年)11月5日 - 現在の局舎(鉄筋コンクリート造2階建て)が完成。11月14日より業務開始[19]

取扱内容

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周辺

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脚注

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注釈

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  1. ^ 当時の富山県は石川県の管轄下であった。

出典

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  1. ^ a b 『大山の歴史』(1990年3月31日、大山町発行)595頁。
  2. ^ a b 山口修監修、『全国郵便局沿革録 明治篇』(171頁)、1980年(昭和55年)12月、日本郵趣出版
  3. ^ 駅逓局広告(『官報』第583号(16頁)、1885年(明治18年)6月12日)
  4. ^ a b c d e f 『大山の歴史』(1990年3月31日、大山町発行)596頁。
  5. ^ a b 明治23年逓信省告示第152号(『官報』、1890年(明治23年)7月30日)
  6. ^ 明治25年逓信省告示第111号(『官報』、1892年(明治25年)5月13日)
  7. ^ 逓信省広告(『官報』第7982号(57頁)、1910年(明治43年)2月3日)
  8. ^ 明治44年逓信省告示第1487号(『官報』、1911年(明治44年)12月15日)
  9. ^ 郵政省編、『郵政百年史資料 第27巻』(101頁)、1971年(昭和46年)3月、吉川弘文館
  10. ^ 簡易生命保険取扱開始時期については、1923年(大正12年)4月10日とする文献もある(大山町史編纂委員会編、『大山町史』(1368頁)、1964年(昭和39年)11月、大山町役場)
  11. ^ 大正11年逓信省告示第1274号(『官報』、1922年(大正11年)7月7日)
  12. ^ 大正11年逓信省告示第2365号(『官報』、1922年(大正11年)12月19日)
  13. ^ 大正11年逓信省告示第2421号(『官報』、1922年(大正11年)12月25日)
  14. ^ 昭和29年通商産業省告示第201号(『官報』、1954年(昭和29年)7月22日)
  15. ^ 昭和33年郵政省告示第487号(『官報』、1958年(昭和33年)5月30日)
  16. ^ 昭和37年郵政省告示第511号(『官報』、1962年(昭和37年)8月6日)
  17. ^ 昭和37年郵政省告示第556号(『官報』、1962年(昭和37年)8月23日)
  18. ^ a b 昭和40年郵政省告示第872号(『官報』、1965年(昭和40年)11月30日)
  19. ^ 『北日本新聞』1994年11月7日付朝刊18面『上滝郵便局の新局舎が完成』より。

外部リンク

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