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片山利弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

片山利弘(かたやま としひろ、1928年(昭和3年)7月17日 - 2013年(平成25年)1月9日)は、グラフィックデザイナー、サイト・アーティスト。画家片山弘峰の次男として大阪府に生まれる。50年代初頭、永井一正木村恒久田中一光とデザインの研究会『Aクラブ』を作る。50年代後半、亀倉雄策ら主催の『21の会』にも参加。日本を代表する亀倉雄策河野鷹思早川良雄杉浦康平福田繁雄丹下健三など、多くのデザイナー建築家らと交流を深める。 スイス時代以降、デザインのみならずアート、建築など幅広い分野で活躍している。 また、長年のハーバード時代の教え子の多くがアートディレクター、デザイナー、建築家として活躍している。 2013年(平成25年)1月9日に食道がんのため死去[1]。84歳没。

略歴

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主な仕事

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日本盛
ターナー色彩(株) CI
ニコン パッケージ及びポスター
ガイギー社 (1963年〜1965年)
ハーバード大学・展覧会ポスター、本等多数
イイダ靴下 カレンダー
西武美術館 カレンダー
ボストン地下鉄 ステート・ストリート駅 (State Street Station) 壁画制作(1975年)
新宿NSビル フロアーデザイン(1983年)
赤坂プリンスホテル 宴会場壁画彫刻(1983年)
ボストン地下鉄 アレワイフ駅Alewife Station) 彫刻(1985年)
大宮ソニックシティ 大劇場の緞帳デザイン(1987年)
東宝日比谷シャンテ広場デザイン(1987年)
大原美術館新館ホール石壁とレリーフ彫刻(1991年)
パナソニック・マルチメディアセンター ロビーの総合デザインとスチール彫刻(1992年)
千葉・三井海上ビル 2つの壁デザインと石の彫刻(1994年)
JT本社ビル 劇場ロビーと通路の壁に銅板によるレリーフ壁画(1995年)
港北ニュータウン・公共広場のデザイン(1995年)
WHO・日本本社入口広場に神戸地震復興記念 チタニウムの彫刻(フェニックス)(1998年)
安田生命大坂本社花崗岩大理石によるレリーフ壁画(2000年)
沖縄・インターネットデータ+コール・センター衝立彫刻と壁画(2002年)
ケンブリッジポータースクエアー(Porter Square) 公共広場デザイン(2005年)

著書

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  • 『片山利弘作品集』鹿島出版会、1981年 ISBN 4306041190
  • 『ハーバード大学・視覚芸術センター 片山利弘教室 4-8ヵ月間のグラフィックデザイン演習』武蔵野美術大学 1993年 ISBN 9784771301313
  • 『ハーバード大学・視覚芸術センター 片山利弘教授 グラフィック・デザイン教室』京都造形芸術大学 2009年

脚注

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  1. ^ グラフィックデザイナーの片山利弘さんが死去 有名人の葬儀 2013年1月11日閲覧

関連人物

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順不同

外部リンク

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参考文献

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  • 『片山利弘作品集』鹿島出版会、1981年 ISBN 4-306-04119-0
  • 『ハーバード大学・視覚芸術センター 片山利弘教授 グラフィック・デザイン教室』京都造形芸術大学 2009年