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熊野町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
くまのちょう ウィキデータを編集
熊野町
熊野町旗 熊野町章
熊野町旗 熊野町章
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
安芸郡
市町村コード 34307-2
法人番号 9000020343072 ウィキデータを編集
面積 33.76km2
総人口 22,548[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 668人/km2
隣接自治体 広島市東広島市呉市安芸郡海田町
町の木
町の花
他のシンボル うぐいす
熊野町役場
町長 三村裕史
所在地 731-4292
広島県安芸郡熊野町中溝一丁目1番1号
北緯34度20分09秒 東経132度35分05秒 / 北緯34.33581度 東経132.58467度 / 34.33581; 132.58467座標: 北緯34度20分09秒 東経132度35分05秒 / 北緯34.33581度 東経132.58467度 / 34.33581; 132.58467
地図
役場庁舎位置

熊野町役場
熊野町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

熊野町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

特記事項 なし
ウィキプロジェクト
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筆の里工房

熊野町(くまのちょう)は、広島県安芸郡に属する人口2万2000人の町である。

概要

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1889年明治22年)の町村制の施行で熊野村として発足し、1918年大正7年)に町制を施行した[1]

広島県では竹原市江田島市と同規模の人口を擁しており、町では府中町海田町に次いで3番目に人口が多い。

また広島県のみならず、中国地方で鉄道駅が無い市町村では最も人口が多い[注釈 1]

人口は戦前は7,000人台、戦後しばらくは9,000人台で推移していたが昭和40年代に熊野団地が建設されたことで人口が急増し、1975年に20,000人、1983年には25,000人を突破した[2]。その後は25,000人前後で推移してきたが、現在は減少傾向である。

筆の全国一シェアを誇る熊野筆の産地で製造が盛んであるとともに、広島市安芸区呉市に隣接することから近年は両市のベッドタウンとして開発が進んでいる。

地理

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広島市の東南約12km、呉市の北方約10kmに位置する[1]。四方を山々に囲まれた熊野盆地を中心に広がり、熊野川が流れる。

歴史

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行政

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  • 町長:三村裕史(2008年11月30日就任、4期目)[3] 2024年11月17日、5回目の当選[4]
  • 副町長:岩田秀次(2020年4月1日 - 2024年3月31日任期満了 / 令和6年4月1日再任 - 令和10年3月31日、任期4年)元・熊野町総務部長[5]
  • 教育長:平岡弘資(2021年4月1日 - 2024年3月31日任期満了 / 令和6年4月1日再任 - 令和9年3月31日、任期3年)[6]

議会

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熊野町議会

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広島県議会

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  • 選挙区:安芸郡選挙区
  • 定数:3人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:95,879人
  • 投票率:32.96%
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数 備考
伊藤真由美 55 自由民主党 11,901票
高田稔 57 無所属 10,371票
平本徹 53 自由民主党 7,264票 2022年3月15日に辞職[10]
樽谷昌年 67 無所属 1,525票

衆議院

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当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
新谷正義 46 自由民主党 78,253票
上野寛治 39 立憲民主党 33,681票
比当 空本誠喜 57 日本維新の会 28,966票
中川俊直 51 無所属 21,112票

産業

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特産品

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熊野町の企業

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  • 株式会社白鳳堂(熊野筆製造業)
  • 竹宝堂(熊野筆製造業)
  • 有限会社瑞穂(熊野筆製造業)
  • 広島筆産業株式会社(熊野筆製造業)
  • 有限会社竹田ブラシ製作所(化粧筆製造業)
  • 株式会社一休園(熊野筆製造卸業)
  • 株式会社仿古堂(文房四宝の卸業)
  • 株式会社文宏堂(熊野筆製造業)
  • 株式会社熊野技建(建設業)
  • 伊藤司法書士事務所
  • 育峰堂(毛筆製造卸)
  • 株式会社晃祐堂(熊野筆製造業)

地域

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人口

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熊野町と全国の年齢別人口分布(2005年) 熊野町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 熊野町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
熊野町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 14,884人
1975年(昭和50年) 20,604人
1980年(昭和55年) 24,252人
1985年(昭和60年) 25,346人
1990年(平成2年) 25,263人
1995年(平成7年) 24,953人
2000年(平成12年) 25,392人
2005年(平成17年) 25,103人
2010年(平成22年) 24,533人
2015年(平成27年) 23,755人
2020年(令和2年) 22,834人
総務省統計局 国勢調査より

教育

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高等学校

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中学校

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  • 熊野町立熊野中学校
  • 熊野町立熊野東中学校

小学校

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  • 熊野町立熊野第一小学校
  • 熊野町立熊野第二小学校
  • 熊野町立熊野第三小学校
  • 熊野町立熊野第四小学校

隣接している自治体・行政区

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交通

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鉄道

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町内を通る鉄道路線は山陽新幹線安芸トンネル)のみで、駅は設置されていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR西日本呉線矢野駅

バス

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道路

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有料道路

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なし

一般国道

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なし

その他道路

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通信

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郵便番号

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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名所

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  • 榊山神社・熊野本宮社
    榊山神社は、宇佐八幡宮から勧請したとされ、祭神は帯中津日子神品陀和気神息長帯比売神である。熊野本宮社は、熊野本宮大社より勧請したとされ、祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊である。
    榊山神社・熊野本宮社の他、境内に諏訪神社(熊野中学校拡張工事に伴い現在の場所に移動)、榊谷神社、荒神社、台場稲荷大明神がある。また、熊野本宮神社側参道の途中には、筆供養が行われる筆塚がある。

観光スポット

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催事

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  • 筆まつり(9月23日)

出身有名人

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友好都市

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友好都市

脚注

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注釈

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  1. ^ 2017年8月以降は、同じ広島県の江田島市を抜いて第1位となっている。なお、鉄道が走っていない市町村であれば、江田島市が現在も第1位である[2]

出典

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  1. ^ a b 熊野町 町勢要覧 統計資料編”. 熊野町. 2024年11月9日閲覧。
  2. ^ a b 「広島県人口移動統計調査」 市区町別推計人口の推移
  3. ^ 『全国市町村要覧 令和01年版』(第一法規) p.338
  4. ^ 熊野町長選 現職の三村裕史氏 5回目の当選│広島 NEWS WEB”. NHK (2024年11月17日). 2024年11月17日閲覧。
  5. ^ 熊野町広報誌「くまの」No.550 令和2年(2020年)4月号 p18. 熊野町. 2024年3月22日閲覧。
  6. ^ 教育長 - 熊野町”. 熊野町. 2024年3月22日閲覧。
  7. ^ 市町長・議員の任期満了日 - 選挙管理委員会 - 広島県”. 広島県 (2023年12月19日). 2024年2月10日閲覧。
  8. ^ 議長室から - 熊野町”. 熊野町議会事務局. 2024年2月8日閲覧。
  9. ^ a b 議長に時光良造氏、副議長に尺田耕平氏選ぶ 熊野町議会”. 中国新聞デジタル (2023年5月10日). 2024年2月8日閲覧。
  10. ^ “【速報】「被買収」4県議の辞職許可 河井夫妻事件で広島県議会”. 中国新聞. (2022年3月15日). https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=841216&comment_sub_id=0&category_id=1258 2022年3月15日閲覧。 
  11. ^ バス情報 路線バス 広島電鉄
  12. ^ 阿戸熊野線(阿戸線) 朝日交通株式会社
  13. ^ 路線のご案内 芸陽バス株式会社

関連項目

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外部リンク

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