潜水艦1号
表示
潜水艦1号 | |
---|---|
監督 | 伊賀山正徳 |
脚本 | 永見隆二 |
製作 | 日活多摩川 |
出演者 |
中田弘二 井染四郎 伊沢一郎 |
配給 | 日活 |
公開 | 1941年5月23日 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『潜水艦1号』(せんすいかんいちごう)は、1941年5月23日に公開された日本の映画作品(タイトルロゴは『号1艦水潜』)。
概要
[編集]日本初の潜水艦映画として海軍省の全面協力を受け、撮影には実際の潜水艦や訓練風景が使用されている。
あらすじ
[編集]かつて「海軍第六潜水艇艇長」として活躍した佐久間の故郷・福井県三方。ここで生まれ育った少年・片桐と日高は学校で潜水艦の歴史について学ぶ。海難事故で殉職した佐久間の墓前で、片桐は「将来、絶対に潜水艦艦長になってやる」、また日高は「なら俺は潜水艦の設計士になる」と誓いを立て、二人はそれぞれの夢に向かって邁進する。月日は経ち、潜水艦の設計士となった日高は最新鋭の「潜水艦1号」を設計する。奇しくもその艦の艤装委員長(進水後は艦長となる)は潜水艦乗りとなった片桐であった。そして完成・進水した「潜水艦1号」に出撃命令が下る。
スタッフ
[編集]- 後援 : 海軍省
- 指導 : 海軍省当局、吴海軍人事部、海軍潜水学校
- 原作・脚色 : 永見隆二
- 監督 : 伊賀山正徳
- 應援監督 : 山本弘之
- 撮影 : 渡辺五郎
- 應援撮影 : 糸田頼一、内納許、近藤憲昭
- 特殊撮影 : 横田達之
- 録音 : 米津次男、平林龍雄
- 美術 : 進藤誠吾、仲美喜雄
- 照明 : 中川末次郎、城戸博司、柴田恒吉
- 助監督 : 西村元男、蕪木淳、小松原力
- 助撮影 : 村井博、石川信司、中尾利太郎
- 助録音 : 岩間久政、渡辺利一
- 装置 : 小山照吉
- 小道具 : 永川勇吉
- 背景 : 吉岡憲
- 園芸 : 坂根音次郎
- 工作 : 島田二郎
- 衣裳 : 高坂元治
- 床山 : 牧野正雄
- 美髪 : 寒川ヤスエ
- 擬音 : 小泉進
- 普通写真 : 松島進
- 音楽 : 大久保徳二郎
- 編集 : 福田理三郎
出演
[編集]- 佐久間艦長、片桐毅 : 中田弘二
- 日高慎作 : 井染四郎
- 飯塚徹 : 伊沢一郎
- 青池先生 : 見明凡太朗
- 速見潜水隊司令 : 斎藤柴香
- 慎作の叔父 : 吉川英蘭
- 岩渕潜水隊司令 : 大町文夫
- 造船所長 : 吉井莞象
- 機関設計課長 : 北竜二
- 造兵課長 : 押本映治
- 設計課長 : 上代勇吉
- 吉村船長 : 菊地良一
- 造船技師 : 山口健
- 郵便屋 : 佐々木正時
- 毅の友人 : 鳴海淨、米倉勇、村田昌彦、長尾敏之助
- 潜水船乗組員 : 笠井三岐雄、高野二郎、松原輝夫、荒木重夫、若山純、谷川圭二、泉静治、加藤章、土田義雄、朝日昇、池上義夫、山口春夫、杉田博、白川博
- 漁師 : 大虎福太郎
- 毅の少年時代 : 片山明彦
- 慎作の少年時代 : 伊藤哲夫
- 毅の母 : 小峰千代子
- 慎作の叔母 : 紅沢葉子
- 速見司令長女伸子 : 町田博子
- 長男修一 : 三島鉄男
- 次男英二 : 高橋四郎
- 次女和子 : 井上恵美子
- 文惠の少女時代 : 井上久子
- 速見潜水隊司令夫人 : 滝花久子
- 飯塚芳枝 : 風見章子
- 日高文惠 : 山田耕子