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大町文夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おおまち ふみお
大町 文夫
本名 瀬戸口 文夫
生年月日 (1908-02-25) 1908年2月25日
没年月日 (1982-04-14) 1982年4月14日(74歳没)
出生地 日本の旗 日本熊本県熊本市
職業 俳優
ジャンル 舞台映画テレビドラマ
活動期間 1934年 - 1966年
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大町 文夫(おおまち ふみお、1908年2月25日[1] - 1982年4月14日)は日本の俳優。本名は瀬戸口文夫[1]

1908年(明治41年)2月25日熊本県熊本市に生まれる[1]長崎高等商業学校卒業後、雑誌・新聞記者、専売局勤務を経て、1934年(昭和9年)に村山知義らの新協劇団の結成に参加し、新劇俳優となる[2]。戦後の1947年(昭和22年)、民衆芸術劇場(後の劇団民藝)に入る。戦中から映画にも出演し、独立プロ作品や日活作品に多く出演した。1957年(昭和32年)頃からはテレビドラマにも出演した。

出演作品

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映画

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  • 空想部落(1939年、南旺映画) - 舟田博士
  • 多甚古村(1940年、東宝映画) - 古賀刑事
  • 愛の一家(1941年、日活) - 警部補
  • 英国崩るるの日(1942年、大映) - 大隊長
  • 風雪の春(1943年、大映) - 原工場長
  • 煉瓦女工(1946年、南旺映画) - 張さん
  • 女優(1947年、東宝
  • 銀嶺の果て(1947年、東宝) - 刑事
  • 戦争と平和(1947年、東宝)
  • 女の一生(1949年、東宝)
  • 続青い山脈(1949年、東宝) - 国民服の男
  • 斬られの仙太(1949年、東宝) - 国分三十郎
  • また逢う日まで(1950年、東宝)
  • 機関車小僧(1950年、東宝) - 明のおじ
  • 殺人者の顔(1950年、東宝) - 田辺の叔父
  • 軍艦すでに煙なし(1950年、新映画社) - 伊東主任
  • 暴力の街(1950年) - 小村
  • 曠野の誓い(1952年、第一映画プロ) - 機関士
  • 真空地帯(1952年、新星映画社)
  • 縮図(1953年、近代映画協会
  • 夜明け前(1953年、新東宝)
  • 泥だらけの青春(1954年、日活) - 三平
  • 石合戦(1955年、劇団民藝) - 片岡文左衛門
  • 流離の岸(1956年、日活) - 鍛冶屋
  • 火の鳥(1956年、日活) - 猿丸克之
  • 倖せは俺等の願い(1957年、日活) - 支那そば屋
  • 」より無法一代(1957年、日活) - 金田警部補
  • 夜は俺のものだ(1958年、日活) - 庄司刑事部長
  • 危険な女(1959年、日活) - 新聞売り場の親父
  • 人間の壁(1959年、山本プロ) - 竹越先生
  • 荷車の歌(1959年、全国農村映画協会) - セキの父
  • 地獄の曲り角(1959年、日活) - 武内
  • 俺は欺されない(1960年、日活) - 産業省係長山下
  • 闇に光る眼(1960年、日活) - 中村部長刑事
  • 武器なき斗い(1960年、大東映画) - 岡本
  • 警察日記 ブタ箱は満員(1961年、日活) - 神成次長
  • 何もかも狂ってやがる(1962年、日活) - 宿泊所のおやじ
  • 川っ風野郎(1963年、日活) - 主事
  • 波浮の港(1963年、日活) - 宇平
  • 煙の王様(1963年、日活) - 河田清作
  • 姿なき拳銃魔(1964年、日活) - 横田捜査課長
  • 男の紋章シリーズ(日活)
    • 男の紋章 花と長脇差(1964年) - 川辺村の源三
    • 男の紋章 流転の掟(1965年) - 老代貸
    • 男の紋章 俺は斬る(1965年) - 高根藤太
  • 霧の旗(1965年、松竹
  • 証人の椅子(1965年、大映) - 板根の父

テレビドラマ

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  • ここに人あり(NHK
    • 第31回「その夜の歌」(1957年)
    • 第35・36回「師の影」(1958年)
    • 第38回「マコの青春」(1958年)
    • 第46回「涙かれず」(1958年)
    • 第48回「友の手」(1958年)
    • 第90回「村のお荷物」(1959年)
    • 第110回「若い果実」(1959年)
    • 第127回「ひかり暖かく」(1960年)
    • 第140回「黒い山の泉」(1960年)
    • 第173回「ある町の春」(1961年)
  • プラネタリウム劇場 / 誰も知らない星の話(1958年、NTV
  • 民芸アワー / 旗岡巡査(1958年、NTV)
  • シオノギ劇場 / 春の孤独(1958年、NTV)
  • 夫婦百景(NTV)
    • 第24回「小言女房」(1958年)
    • 第43回「夢を護る夫婦」(1959年)
    • 第88回「純情夫婦」(1960年)
    • 第134回「女権拡張夫婦」(1960年)
    • 第141回「関白夫婦」(1961年)
    • 第173回「一茶と新妻」(1961年)
    • 第197回「結婚試験」(1962年)
    • 第200-203回「聖女房 愛と死のかたみ」(1962年)
  • お好み日曜座(NHK)
    • 父(1958年)
    • 鯨にのってきた男(1959年)
  • 雑草の歌 第35話「ゴルフ球にご用心」(1958年、NTV)
  • 私だけが知っている / 遺産(1958年、NHK)
  • この空の下に(NTV)
    • 第4回「いちばん小さいプレゼント」(1959年)
    • 第6回「愛の像」(1960年)
    • 第10回「尾燈」(1960年)
  • テレビ劇場(NHK)
    • 冬の海辺(1960年)
    • ワシントンの日本人(1960年) - 村垣淡路守
  • 慎太郎ミステリー・暗闇の声 第23話回「蜜のあわれ」(1960、KR
  • 灰色のシリーズ(NHK)
    • 第3・4回「投影」(1960年)
    • 第9・10回「紙の牙」(1960年) - 厚生部長
  • 西鶴物語 第7・8回「八百屋お七」(1961年、NET
  • テレビ指定席(NHK)
    • 北斗の子(1961年)
    • 道(1961年)
    • はたちの春で(1962年)
    • 六人のおくりもの(1963年)
    • 被害者(1964年)
  • 決定的瞬間 第22回「天使昇天」(1961年、NTV)
  • 東芝日曜劇場 第260話「囮」(1961年、TBS)
  • シャープ火曜劇場CX
  • 松本清張シリーズ・黒の組曲 第1回「駅路」(1962年、NHK)
  • 文芸劇場(NHK)
    • 第47回「閣下」(1962年)
    • 第50回「雁」(1962年)
    • 第57回「東京の女性」(1963年)
    • 第91回「まぼろしの記」(1963年)
    • 第101回「正直者」(1964年)
  • 近鉄金曜劇場 / 夜の谷間で(1962年、TBS)
  • 名作推理劇場 / 晩餐後の筋書(1962年、MBS)
  • 判決(NET)
    • 第17話「許せない私」(1963年)
    • 第94話「ダムサイト」(1964年)
    • 第140話「不思議な老人」(1965年)
  • 事件記者 第149話「ぬけあな」(1963年、NHK)
  • 七人の刑事 第100話「乾いた土地」(1963年、TBS) - 藤川
  • 大河ドラマ(NHK)

舞台

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  • 五稜郭血書(1952年、劇団民藝) - 町人、大島圭介
  • 民衆の敵(1953年、劇団民藝) - ホフスタット
  • 日本の気象(1953年、劇団民藝) - 宅間の兄
  • セールスマンの死(1954年・1957年・1966年、劇団民藝) - 伯父ベン
  • 煉瓦女工(1954年、劇団民藝) - 早野義二
  • 常盤炭田(1954年、劇団民藝) - 遠藤
  • 闇の力(1954年、劇団民藝) - アキーム
  • 大和の村(1955年、劇団民藝) - 甚平
  • ヴィヘルム・ヘル(1955年、劇団民藝) - レーディング
  • 愛は死をこえて(1955年、劇団民藝) - シェップス
  • 帰らぬ人(1956年、劇団民藝) - 寺尾敏
  • 遠い凱歌(1956年、劇団民藝) - 東京駅の見送り群衆、争議団代表
  • 楡の樹蔭の欲望(1957年、劇団民藝) - 警官
  • 法隆寺(1958年、劇団民藝) - 熊岡伯鋒
  • ポーギィとベース(1958年、劇団民藝) - 巡査
  • 檻(1960年、劇団民藝) - へべれけ
  • さじきっぱら(1961年、劇団民藝) - 教師
  • 火山灰地(1961年、劇団民藝) - 船津秀松
  • オットーと呼ばれる日本人(1962年、劇団民藝) - 検事
  • るつぼ(1962年、劇団民藝) - トーマス・パトナム
  • 泰山木の木の下で(1964年、劇団民藝) - 小使
  • 女の勤行(1964年、劇団民藝) - つねの父
  • 開かれた処女地(1965年、劇団民藝) - ポリカルプ・ボイコ・グルホフ
  • 夜明け前 第二部(1965年、劇団民藝) - 清助

ラジオドラマ

[編集]
  • スリラー劇場 恐山(1960年、ラジオ東京)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 大町文夫 - KINENOTE
  2. ^ 『日本映画俳優全集・男優編』、キネマ旬報社、1979年、p.110

外部リンク

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