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女中ッ子 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
女中ッ子
撮影現場。田坂具隆監督と北林谷榮
監督 田坂具隆
脚本 田坂具隆
須崎勝彌
原作 由起しげ子 小説「女中ッ子」
製作 芦田正蔵
出演者 左幸子
音楽 伊福部昭
撮影 伊佐山三郎
編集 辻井正則
製作会社 日活[1]
配給 日活[1]
公開 日本の旗1955年6月26日[1]
上映時間 142分[1][2]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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女中ッ子』(じょちゅうっこ)は、1955年に公開された田坂具隆監督の日本映画[1]

由起しげ子の同名小説が原作[3]。1954年12月号『小説新潮』に発表、翌1955年6月26日日活映画として封切り。白黒。単行本は『女中ッ子・この道の果に』(新潮社、1955年5月)

あらすじ

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山形から出てきた織本初は、加治木という会社を経営する家に女中として住み込む。加治木家には雪夫、勝見という兄弟とあきらという妹がいたが、雪夫は十四歳の優等生で、勝見は九歳で劣等生で、母の梅子からも差別待遇を受けている。初は特にこの勝見をかわいがり、初が正月に実家へ帰った時は、一人で上野駅から山形まで迎えに行った。だが、級友から「女中ッ子」とからかわれた勝見は、初に「そばによるなよ」と冷たい言葉をかけるのであった。

スタッフ

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以下のスタッフ名は特に記載がない限りKINENOTEに従った[1]

キャスト

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以下の出演者名と役名は特に記載がない限りKINENOTEに従った[1]

受賞歴

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リメイク

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映画

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テレビドラマ

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以下の放送日時、テレビ局名、番組名、出演者名は、テレビドラマデータベースに従った[7]

脚本・高橋玄洋
演出・花房実
音楽・真鍋理一郎
  • 主な出演
四方正美,高千穂ひずる(高千穂ひづる),簾内滋之(すのうち滋之)、後藤ルミ(後藤ルミ子),橋爪功

刊本

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  • 『女中ッ子・この道の果に』 (小説文庫) 新潮社, 1955
  • 『女中っ子』(ジュニア版日本文学名作選)松井行正絵. 偕成社, 1966
  • 『現代文学大系 第65 (現代名作集 3)』筑摩書房, 1968
  • 『日本の文学 第80 (名作集 4)』中央公論社, 1971
  • 『森茉莉・由起しげ子・萩原葉子』 (女性作家シリーズ)角川書店, 1998.6

脚注

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  1. ^ a b c d e f g kinenote.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 女中ッ子 - 日活、2022年8月19日閲覧
  3. ^ a b allcinema.
  4. ^ a b 国立映画アーカイブ.
  5. ^ "キネマ旬報ベスト・テン1955年・第29回". キネマ旬報社. 1955年. 2021年12月14日閲覧
  6. ^ どんぐりッ子”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2021年12月14日閲覧。
  7. ^ 女中っ子 - テレビドラマデータベース、2021年12月14日閲覧

参考文献

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外部リンク

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