源太塚
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源太塚 | |
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近景(2020年12月20日)。 | |
所在地 | |
地図 |
源太塚(げんたづか)は、神奈川県鎌倉市笛田3丁目29の佛行寺(仏行寺)墓地にある古塚である。実際の出来事か定かでないが、鎌倉時代の梶原景季(源太)の片腕が埋まっているという[1]。
伝承
[編集]梶原景季、通称・源太は、梶原景時の嫡男である。正治元年(1199年)10月25日の梶原景時の変で景時が失脚して鎌倉を追放されたとき、正治2年(1200年)1月20日に道中の東海道駿河国清見関(静岡市清水区)で現地の武士団に襲われ討たれた。その証として鎌倉に送られた片腕が埋められていると伝えられる。塚は佛行寺の山のもっとも高い場所にある。
また妻の信夫(しのぶ)も自害したと伝えられ、同市鎌倉山1丁目11-5に「しのぶ塚」の碑が建てられた[2][3]。
脚注
[編集]- ^ 『仏行寺 源太塚としのぶ塚』鎌倉手帳(寺社散策)
- ^ 『源太塚(げんたづか)としのぶ塚』湘南モノレール(ソラdeブラーン 2017年11月2日)
- ^ 『鎌倉:仏行寺の源太塚』鎌倉手帳(寺社散策)
座標: 北緯35度19分32.0秒 東経139度31分12.7秒 / 北緯35.325556度 東経139.520194度