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湯ノ湖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湯の湖から転送)
湯ノ湖

湖畔展望テラスより見た湯ノ湖と男体山(奥)
地図
湯ノ湖の南東に男体山(三角印)がある。下の湖は中禅寺湖
所在地 栃木県日光市
位置 北緯36度48分00秒 東経139度25分25秒 / 北緯36.80000度 東経139.42361度 / 36.80000; 139.42361座標: 北緯36度48分00秒 東経139度25分25秒 / 北緯36.80000度 東経139.42361度 / 36.80000; 139.42361
面積 0.32 km2
周囲長 2.8 km
最大水深 12 m
水面の標高 1,478[1] m
成因 堰止湖
淡水・汽水 淡水
プロジェクト 地形
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湯ノ湖(ゆのこ)は、栃木県日光市の西部にある。北東にある三岳火山の噴火によってつくられた堰止湖である[1]。標高1,478m[1]

概要

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日光白根山からの水に加え、湖畔にある日光湯元温泉からの湯が流れ込んでいる。温泉成分や山からの砂などで水深が浅くなり、湿地化する危機にあったが、1992年から浚渫工事が行われ[2]、危機を乗り越えた。温泉の湯が流れ込んでいるものの、水深が浅いため冬季には全面結氷することもある。

2005年戦場ヶ原小田代ヶ原などと共にラムサール条約湿地に登録された[3]

地理

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周囲は約3kmで、ハイキングコースも整備されており約1時間で一周できる[1]

兎島(うさぎじま)は湯ノ湖の唯一の半島で、ウサギの耳に似ていることから名付けられたと言われている。その付け根には兎島湿原がある[1]

湖の南端の湯滝上(ゆたきうえ)には湯滝があり、戦場ヶ原方面へのハイキングコースの起点となっている[1]

利用

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毎年2月頃に海上保安庁特殊救難隊が、氷結した海面での海難事故を想定した訓練を実施している[4]

ギャラリー

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金精道路より男体山と湯ノ湖
湖畔に広がる日光湯元温泉街
冬季、結氷した湯ノ湖
正面に兎島、赤い湖底

交通アクセス

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出典

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  1. ^ a b c d e f 奥日光ハイキングガイドマップ 日光観光協会、2020年12月13日閲覧。
  2. ^ 自然「湖沼」湯ノ湖”. 栃木県. 2022年7月13日閲覧。
  3. ^ Oku-Nikko-shitsugen | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2005年11月8日). 2023年4月10日閲覧。
  4. ^ 栃木)海猿、氷結の湯ノ湖で過酷な潜水訓練”. 朝日新聞デジタル (2019年2月20日). 2022年7月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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