中央高地
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中央高地(ちゅうおうこうち)は、中部地方の山岳地帯または地方である。
範囲「中央高地の範囲」
[編集]中央高地には、行政的には明確な区分がない[1]。
以下のように出典によって、対象となる地理的範囲や地形が異なるが、おおよそ、山梨県・長野県・岐阜県に当たる。ほぼ同じ地域を、歴史や方言学では東山地方とも呼ぶ。
- 本州中央部の山岳地方[2]
- 山梨県・長野県・岐阜県の高原地域[3]
- 山梨県・長野県・岐阜県の山岳地帯[4][5][2]。
- 山梨県・長野県・岐阜県飛騨地方・群馬県北西部[6]
- 山梨県・長野県・岐阜県飛騨地方[7][8]
- 山梨県・長野県・岐阜県東濃地方[9]
- 山梨県・長野県・岐阜県
地形
[編集]松本盆地や諏訪盆地などの多くの盆地があり、扇状地が発達している[9]。
気候
[編集]中央高地式気候が見られる。また、山梨県・長野県・岐阜県の三県は、いずれも内陸県で、内陸性気候も見られる。
天気予報の予報区の場合は、岐阜県は東海地方、山梨県と長野県は甲信地方(NHKの場合のみ関東と併称)として区分されている。
名物
[編集]山梨県や長野県では、扇状地があり、そこではモモやブドウが栽培されている。
- モモ
- ブドウ
- イチゴ
関連項目
[編集]脚注・出典
[編集]- ^ 小林寛義「中央高地」『日本地名大辞典 4 中部』(朝倉書店、1968年)
- ^ a b 有井琢磨, “中央高地”, 日本大百科全書, コトバンク
- ^ “中央高地”, コンサイス日本地名事典, 第4版, 三省堂, (1998)
- ^ 小学館 編「中央高地」『日本大百科全書 第15巻』より(小学館、1985年)ISBN 4-095-26014-9
- ^ 梅棹忠夫 他「中央高地」『日本語大辞典 第二版』より(講談社、1995年)ISBN 4-061-25002-7
- ^ 小林寛義 (1974), “中央高地”, 万有百科大事典 8 日本地理 た–わ, 小学館
- ^ 猪口邦子 他 監修「中央高地」『大事典NAVIX』より(講談社、1997年)ISBN 4-061-23288-6
- ^ 信濃毎日新聞社 長野県百科事典
- ^ a b 金田一春彦 他 監修「中央高地」『新世紀ビジュアル大辞典』より(学研、1988年)ISBN 4-05-500115-0