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海老澤為次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
海老澤為次郎

海老澤 爲次郎[1][2][3]海老沢 為次郎[4]、えびさわ ためじろう[2]1865年10月1日(慶応元年8月12日[5]) - 1944年昭和19年)2月13日[6])は、日本の商人呉服商[3][7][8]、会社重役[9][10]政治家衆議院議員(当選2回)[2][9]茨城県会議員・同副議長・同議長[9][11]。族籍は茨城県平民[11]

経歴

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茨城県猿島郡境町船戸出身[10]。海老澤七三郎の二男[3][7][8]1888年家督を相続する[3][8][10]。呉服商を営む[3][7][8]

境商業銀行頭取[1][3][11]、境町会議員、同学務委員、境町外十七箇村組合会議員、同町農会長、猿島郡農会議員、茨城県会議員・同副議長・同議長等に挙げられた[3][9]

1917年4月の衆議院議員選挙に立候補したが、落選した[4]1928年2月の衆議院議員選挙に立候補し、当選した。立憲民政党に所属[9]。また大日本証券信託取締役[9]上毛モスリン監査役をつとめた[3][7][8]

人物

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趣味は談論[3]、読書、政治研究[8]。宗教は真言宗[3][7][8]。住所は茨城県猿島郡境町で、東京宅は東京市下谷区上野桜木[3][7][8]

家族・親族

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海老澤家 

脚注

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  1. ^ a b 『茨城県案内』440 - 441頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月19日閲覧。
  2. ^ a b c 『議会制度七十年史 第11』えの部81頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年2月18日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 『人事興信録 第13版 上』エ18頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年9月28日閲覧。
  4. ^ a b c 『古河市史 通史編』760頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年2月28日閲覧。
  5. ^ 衆議院『第五十五回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1928年、13頁。
  6. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』103頁。
  7. ^ a b c d e f g h i 『人事興信録 第12版 上』エ23頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年9月30日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『人事興信録 第14版 上』エ18頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年9月29日閲覧。
  9. ^ a b c d e f 『衆議院議員略歴 第1回乃至第19回』331頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年9月28日閲覧。
  10. ^ a b c 『茨城県紳士録 昭和10年』174頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年11月24日閲覧。
  11. ^ a b c d e 『人事興信録 第6版』え11 - 12頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年2月29日閲覧。

参考文献

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  • 河原井七之助『茨城県案内』河原井七之助、1901年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
  • 有備会出版部編『茨城県紳士録 昭和10年』有備会出版部、1935年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員略歴 第1回乃至第19回』衆議院事務局、1936年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第12版 上』人事興信所、1940年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
  • 衆議院、参議院編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。
  • 古河市史編さん委員会編『古河市史 通史編』古河市、1988年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。