河野正美
河野 正美 かわの まさみ | |
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生年月日 | 1961年6月30日(63歳) |
出生地 | 日本 東京都世田谷区 |
出身校 |
愛知医科大学医学部医学科卒業 九州大学大学院単位取得退学 |
前職 | 医療法人理事長 |
現職 | 医療法人理事長 |
所属政党 |
(たちあがれ日本→) (太陽の党→) (日本維新の会→) (維新の党→) (おおさか維新の会→) (日本維新の会→) 自由民主党 |
称号 | 医師(医学博士) |
親族 | 父・河野正(元衆議院議員) |
公式サイト | 河野正美公式ウェブサイト |
選挙区 | 比例九州ブロック(福岡県第4区) |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2012年12月16日 - 2017年9月28日 |
河野 正美(かわの まさみ、男性、1961年(昭和36年)6月30日 - )は、日本の政治家、精神科医。医療法人済世会理事長。元衆議院議員(2期)。
経歴
[編集]東京都世田谷区に生まれ、成城学園初等学校に通った[1]。福岡県糟屋郡篠栗町に移り住み、西南学院中学校卒業[2]。1980年、西南学院高等学校卒業。1990年、愛知医科大学医学部医学科卒業。1994年に九州大学大学院医学研究科内科系専攻に入学し、1998年に単位取得退学。2001年医学博士号授与(九州大学)[3]。1998年4月医療法人済世会河野病院院長に就任し、2005年に医療法人済世会理事長に就任した。医療制度の改善を求め、政治活動にも従事。2012年6月、たちあがれ日本福岡県第四選挙区支部長に任命される。
- 福岡県病院協会 理事(2007年-)
- 粕屋医師会 理事(2010年-)
- 福岡県精神科病院協会 理事(2000年-2010年)
- 福岡県精神科病院協会 福岡地区協議会代表(2006年-2010年)
- 福岡県精神科病院協会 副会長(2007年-2008年)
- 日本精神科病院協会 代議員(2006年-2010年)
2012年、11月に太陽の党を経て[4]日本維新の会への合流とともに同衆議院福岡県第四支部長となり、12月の第46回衆議院議員総選挙に出馬。福岡4区では、宮内秀樹(自由民主党)に敗れたが、重複立候補していた比例九州ブロックで復活当選。
2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では福岡4区から維新の党公認で出馬、再び宮内に敗れたが、比例で復活当選[5]。
2017年10月の第48回衆議院議員総選挙では福岡4区から日本維新の会公認に加え希望の党の推薦で出馬したが、再び宮内に敗れ、比例復活も適わず落選した。この選挙で河野の選挙区での得票率は27.28%に留まった[6][7]。同年11月15日に県庁で記者会見を行い、政界引退を表明した[8]。
2021年10月15日、自民党は同月31日投開票予定の第49回衆議院議員総選挙にて河野を比例九州ブロックから擁立すると発表した[9]。単独28位で出馬したが投開票の結果、落選[10]。
2024年10月27日投開票予定の第50回衆議院議員総選挙にて自民党から比例九州ブロック単独29位で出馬したが投開票の結果、落選[11][12]。
政策
[編集]- 憲法9条の改正と集団的自衛権の行使に賛成[13]。
- アベノミクスを評価しない[13]。
- 原発は日本に必要だ[13]。
- 村山談話・河野談話を見直すべきでない[13]。
- ヘイトスピーチの法規制に賛成[13]。
- 選択的夫婦別姓制度導入について、2016年の西日本新聞によるアンケートによると、「国民的な議論が必要。憲法裁判所の必要性を感じている」としている[14]。なお、2014年のmネットの調査では、賛成[15]、としていた一方、同年の朝日新聞の調査では、「どちらとも言えない」としていた[16]。
- 女性宮家に反対[17]。
所属議員連盟
[編集]著書
[編集]- 『これだけは知っておきたいこころの医療』(みずほ出版新社、2010年、ISBN 978-4-88877-903-6)
- 『これだけは知っておきたいこころのケア』(みずほ出版新社、2015年、ISBN 978-4-88877-921-0)
親族
[編集]選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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比当 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 51 | 福岡県第4区 | 日本維新の会 | 4万2319票 | 21.98% | 1 | 2/6 | 2/4 |
比当 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 53 | 福岡県第4区 | 維新の党 | 5万4663票 | 32.31% | 1 | 2/3 | 2/3 |
落 | 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年10月22日 | 56 | 福岡県第4区 | 日本維新の会 | 5万1426票 | 27.28% | 1 | 2/3 | 2/1 |
落 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 60 | 比例九州ブロック | 自由民主党 | ーー票 | ーー | 20 | / | 11/8 |
落 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 63 | 比例九州ブロック | 自由民主党 | ーー票 | ーー | 20 | / | 15/7 |
脚注
[編集]- ^ “河野 正美 会いに行ける国会議員 みわちゃんねる 突撃永田町!!” (2015年8月5日). 2017年11月17日閲覧。
- ^ “プロフィール | 河野正美公式ウェブサイト”. www.kawano-masami.com. 2024年12月11日閲覧。
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『Relationship between Both IQ and Mini-Mental State Examination and the Regional Cerebral Glucose Metabolism in Clinically Diagnosed Alzheimer's Disease : A PET Study』”. 2024年1月31日閲覧。
- ^ “日本維新の会:2次公認9人を発表”. 毎日新聞. (2012年11月19日). オリジナルの2012年11月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ Company, The Asahi Shimbun. “福岡 - 開票速報 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年12月11日閲覧。
- ^ “福岡-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年12月11日閲覧。
- ^ 「【衆院選(衆議院選挙)】:衆議院選挙2017:開票結果・速報(小選挙区・福岡県):選挙:読売新聞」『読売新聞オンライン』。2024年12月11日閲覧。
- ^ “維新・河野前衆院議員:政界引退を表明 地域医療に専念 /福岡”. 毎日新聞 (2017年11月16日). 2018年2月19日閲覧。
- ^ “群馬1区中曽根氏、福岡5区原田氏 競合区調整終える―自民2次公認【21衆院選】”. 時事ドットコム. (2021年10月15日) 2021年10月15日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “自由民主党 九州ブロック 比例代表候補者 -衆院選- NHK”. www.nhk.or.jp. 2024年12月11日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “自由民主党 九州ブロック 比例代表候補者 衆議院選挙2024 -衆院選- NHK”. www.nhk.or.jp. 2024年12月11日閲覧。
- ^ “河野正美 衆議院選挙(自民 比例代表)衆院選2024”. 読売新聞オンライン (2024年10月15日). 2024年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e “2014衆院選 九州ブロック 河野 正美 - 毎日新聞” (日本語). senkyo.stg.mainichi.jp 2024年12月11日閲覧。
- ^ “<憲法特集>九州・沖縄の国会議員アンケート(3)主なテーマ” (日本語). 西日本新聞Web 2024年12月11日閲覧。
- ^ 選択夫婦別姓アンケート、mネット、2014年
- ^ Company, The Asahi Shimbun. “朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年12月11日閲覧。
- ^ 毎日新聞 2012年衆院選アンケート
- ^ 「子どもの貧困対策推進議員連盟」から要望書を頂きました 厚生労働省
- ^ a b 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 河野正美公式ウェブサイト
- Template:Amebla ブログ
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- 医療法人済世会